JP4094147B2 - 建築用の笠木と水切 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築物の外装材(サイディング)の上端部を嵌合して、軒桁、胴縁、間柱等壁下地の所要箇所に、外装材を取り付けることができるようにした建築用の笠木と、建築物の上方の外装材と下方の外装材との連結部に設ける水切の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の建築用の笠木としては、図4乃至図6に示すようなものがあった。図4はその縦断面図で、図5は一部切欠いた分解斜視図で、図6は使用状態の一例を示す断面図であり、1は建築用の笠木を構成する取付部材であって、合成樹脂や金属(アルミニウム)の引き抜き形成手段等で形成され、その表面上端部に所要間隔をあけて所要突出長さの一対の突出部2、2を長手方向に形成し、この突出部2、2の各内壁面に歯状係止部3、3が形成されている。2aは前記突出部2、2のうち下側の突出部2の先端部に垂直に形成した外装材の背面受部であって、所要幅の板状に形成されている。
【0003】
4は建築用の笠木を構成する外装材の表面押え部材であって、合成樹脂や金属(アルミニウム)の引き抜き形成手段等で形成され、前記取付部材1との対向面側の上端部には、前記取付部材1の突出部2、2内に嵌入可能な所要突出長さからなる一対の鉤状係止部5、5付の突出部6、6と、前記取付部材1の突出部2、2に外装材の表面押え部材の突出部6、6を嵌合した際に前記突出部2、2の上面を覆う雨水浸入防止用庇部7が形成されている。
なお、前記外装材の表面押え部材4の下端部8は、前記取付部材1側に向かって少し折り曲げられ、外装材9の前面を弾力性をもって押圧するようにしてもよく、また、前記外装材の表面押え部材4の突出部6、6の先端側をやや拡開して弾性を付与し、この突出部6、6の係合を緊密にすることも可能である。
【0004】
前記のようにした建築用の笠木を構成する取付部材1を、図6に示すように、軒桁11の前面に釘等で取り付け、外装材9の上端部10を外装材の背面受部2aの前面に当接して外装材9を取り付け、この外装材9の上端部10の前面側から建築用の笠木を構成する外装材の表面押え部材4の突出部6、6を、前記取付部材1の突出部2、2内に嵌入して、この表面押え部材4によって外装材9の上端部10を押え付ける。なお、12は垂木である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の建築用の笠木は、軒桁11等に取り付ける取付部材1の表面上端部に、所要間隔をあけて所要突出長さの一対の突出部2、2を合成樹脂や金属(アルミニウム)の引き抜き形成手段等で形成し、また、外装材の表面押え部材4の前記取付部材1との対向面側の上端部に、突出部2、2内に嵌入可能な所要突出長さからなる一対の鉤状係止部5、5付の突出部6、6を合成樹脂や金属(アルミニウム)の引き抜き形成手段等で形成しているので、製造コストが高くなり、また、前記建築用の笠木を構成する取付部材1と外装材の表面押え部材4との係合部が厚くなるので、建築用の笠木全体の高さ方向に寸法が大きくなり、この建築用の笠木を取り付ける軒桁11等の取り付け部の寸法が大きくしなければならなかった。
この発明は、前記従来のような課題を解決した、金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部に凹状嵌合部を折曲形成した固定部材と、前記凹状嵌合部に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材とにより構成した建築用の笠木を提供することを目的としたものである。
また、金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部に凹状嵌合部を折曲形成した外装材の下端当接部材と、前記凹状嵌合部に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材とより構成した建築用の水切を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部15に凹状嵌合部16を折曲形成した固定部材Aと、前記凹状嵌合部16に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部17を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材Bとよりなり、前記固定部材Aの水平部15に折曲形成した凹状嵌合部16は、帯状の金属板または合成樹脂板18の上端部を内方に所要長さ折曲して係止段部19を形成し、この係止段部19より所要長幅方向に延びた第1の基端部20から水平部15の先端部15a方向へ折曲し、さらに、この先端部15aから水平部15の第2の基端部20a方向へ折曲し、この第2の基端部20aから垂直下方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部16に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材Bの水平部17は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部16に形成した係止段部19に係合する引っ掛部21が折曲形成されたことを特徴とする建築用の笠木としたものである。
【0007】
この建築用の笠木は、以上のように構成されているので、この建築用の笠木を構成する固定部材Aを軒桁等に釘等で固定し、この固定部材Aの横断面略逆L状の水平部15の凹状嵌合部16の下面に外装材の上端部を当接して取り付けた後に、建築用の笠木を構成する外装材の上端部の表面押え部材Bの水平部17を、前記固定部材Aの水平部15の凹状嵌合部16に差し込むと、前記外装材の上端部の表面押え部材Bの水平部17の先端部の引っ掛部21が、前記固定部材Aの水平部15の凹状嵌合部16に形成した係止段部19に係合して抜け取れないように嵌合して、外装材の上端部を押さえ付けることができる。
【0008】
また、金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部15’に凹状嵌合部16’を折曲形成した外装材の下端当接部材A’と、前記凹状嵌合部16’に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部17’を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材Bとよりなり、前記外装材の下端当接部材A’の水平部15’に折曲形成した凹状嵌合部16’は、帯状の金属板または合成樹脂板18’の下端部を内方に所要長さ折曲して係止段部19’を形成し、この係止段部19’より所要長幅方向に延びた第1の基端部20’から水平部15’の先端部15a’方向へ折曲し、さらに、この先端部15a’から水平部15’の第2の基端部20b方向へ折曲し、この第2の基端部20bから垂直方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部16’に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材B’の水平部17’は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部16’に形成した係止段部19’に係合する引っ掛部21’が折曲形成されたことを特徴とする建築用の水切としたものである。
【0009】
また、この建築用の笠木は、以上のように構成されているので、この建築用の水切を構成する外装材の下端当接部材A’を外壁等に釘等で固定し、この外装材の下端当接部材A’の横断面略L状の水平部15’の上に外装材の下端を当接し、前記横断面略L状の水平部15’の下に外装材の上端を当接した後に、建築用の水切を構成する外装材の上端部の表面押え部材Bの水平部17’を、前記外装材の下端当接部材A’の水平部15’の凹状嵌合部16’に差し込むと、前記外装材の上端部の表面押え部材B’の水平部17’の先端部の引っ掛部21’が、前記外装材の下端当接部材A’の水平部15’の凹状嵌合部16’の係止段部19’に係合して抜け取れないように嵌合して、外装材の上端部を押さえ付けることができる。
【0010】
【実施の形態】
以下、この発明の建築用の笠木の実施の形態について詳細に説明する。
図1はこの発明の建築用の笠木の一部を示す斜視図であり、Aはこの建築用の笠木を構成する軒桁等に釘等で固定する固定部材で、金属板製(防錆処理を施した鉄板)または塩化ビニール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部15に形成した凹状嵌合部16は、帯状の金属板または合成樹脂板18の上端部を内方に所要長さ折曲して係止段部19を形成し、この係止段部19より所要長幅方向に延びた第1の基端部20から、水平部15の先端部15a方向へ折曲し、さらに、この先端部15aから水平部15の第2の基端部20’方向へ折曲し、この第2の基端部20’から垂直方向に折曲形成されている。
【0011】
符号Bはこの建築用の笠木を構成する前記固定部材Aと嵌合する外装材の表面押え部材であり、金属板製(防錆処理を施した鉄板)または塩化ビニール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部17は、その先端部を外方に所要長さ折曲して前記固定部材Aの凹状嵌合部16に形成した係止段部19に係合する引っ掛部21が形成されている。
なお、前記外装材の表面押え部材Bの下端部22は、前記建築用の笠木を構成する固定部材A側に向かって少し折り曲げられ、外装材の前面を弾力性をもって押圧するようにしてある。
【0012】
前記のように構成した建築用の笠木の使用例を説明すると、先ず、この建築用の笠木を構成する固定部材Aを軒桁や外壁の上方部等に釘等で固定し、この固定部材Aの横断面略逆L状の水平部15の凹状嵌合部16の下面に外装材の上端部を当接して取り付ける。
【0013】
次に、この建築用の笠木を構成する外装材の表面押え部材Bの水平部17を、前記固定部材Aの水平部15の凹状嵌合部16に差し込むと、前記外装材の表面押え部材Bの水平部17の先端部の引っ掛部21が、前記固定部材Aの水平部15の凹状嵌合部16の係止段部19に係合して抜け取れないように嵌合し、外装材の上端部を押さえ付けることができる。
【0014】
次に、この発明の建築用の水切の実施の形態について詳細に説明する。
図2はこの発明の建築用の水切の一部を示す斜視図で、図3はこの発明の建築用の水切の使用例を示す図であり、A’はこの建築用の水切を構成する外装材の下端当接部材で、金属板製(防錆処理を施した鉄板)または塩化ビニール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂板製で横断面略L状の水平部15’に形成した凹状嵌合部16’は、帯状の金属板または合成樹脂板18’の下端部を内方に所要長さ折曲して係止段部19’を形成し、この係止段部19’より所要長幅方向に延びた第1の基端部20’から水平部15’の先端部15a’方向へ折曲し、さらに、この先端部15a’から水平部15’の第2の基端部20b方向へ折曲し、この第2の基端部20bから垂直上方向に折曲形成されている。
【0015】
符号B’はこの建築用の水切を構成する前記外装材の下端当接部材A’と嵌合する外装材の上端部の表面押え部材であり、金属板製(防錆処理を施した鉄板)または塩化ビニール樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂板製で、横断面略逆L状の水平部17’は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部16’に形成した係止段部19’に係合する引っ掛部21’が折曲形成されている。
なお、前記外装材の上端部の表面押え部材B’の下端部22’は、外装材の上端部の表面側に向かって少し折り曲げられ、外装材の表面を弾力性をもって押圧するようにしてある。
【0016】
前記のように構成したこの発明の建築用の水切の使用例を説明すると、先ず、この建築用の水切を構成する外装材の下端当接部材A’を、図3に示すように、外壁23に釘24等で固定し、この外装材の下端当接部材A’の横断面略L状の水平部15’の上に外装材25の下端25aを当接し、前記横断面略L状の水平部15’の下に他の外装材26の上端26aを当接した後に、建築用の水切を構成する外装材の上端部の表面押え部材B’の水平部17’を、前記外装材の下端当接部材A’の水平部15’の凹状嵌合部16’に差し込むと、前記外装材の上端部の表面押え部材B’の水平部17’の先端部の引っ掛部21’が、前記外装材の下端当接部材A’の水平部15’の凹状嵌合部16’の係止段部19’に係合して抜け取れないように嵌合して、外装材26の上端部を押さえ付けて保持され、上方の外装材25と下方の外装材26との連結部の水切が行われる。
【0017】
なお、前記建築用の、水切を構成する外装材の下端当接部材A’と笠木を構成する固定部材A、および水切を構成する外装材の上端部の表面押え部材B’と笠木を構成する外装材の上端部の表面押え部材Bはロール成型、押出成型その他如何なる成型手段にするものでもよく、また前記各部材は同一形状をしているので、これらの部材は、組合わせを変えることによって、笠木としても、また、水切としても使用することができる。
また、この発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載したこの発明の要旨を逸脱しない範囲においてその実施の形態を変形するように設計変更することは可能である。
【0018】
【発明の効果】
この発明の笠木は、以上説明したように、金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部に凹状嵌合を折曲形成した固定部材と、前記凹状嵌合部に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部を折曲形成した外装材の表面押え部材とよりなり、前記固定部材の水平部に折曲形成した凹状嵌合部は、帯状の金属板 または合成樹脂板の上端部を内方に所要長さ折曲して係止段部を形成し、この係止段部より所要長幅方向に延びた第1の基端部から水平部の先端部方向へ折曲し、さらに、この先端部から水平部の第2の基端部方向へ折曲し、この第2の基端部から垂直下方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部に嵌合する外装材の表面押え部材の水平部は、その先端部を外方に所要長さ折曲して前記凹状嵌合部に形成した係止段部に係合する引っ掛部が折曲形成されたことを特徴とする建築用の笠木としたので、製造コストが安くなり、また、前記建築用の笠木を構成する、固定部材の水平部に形成した凹状嵌合部と、外装材の表面押え部材の水平部の引っ掛部との係合部が薄く形成できるので、建築用の笠木全体の高さ方向の寸法が小さくなり、この建築用の笠木を取り付ける軒桁等の取り付け部の寸法が小さくてもよく、また、前記建築用の笠木を構成する固定部材と外装材の表面押え部材との係合部が薄くても、強度も十分強くすることができる等の利点がある。
【0019】
また、この発明の水切は、以上説明したように、金属板製または合成樹脂板製で横断面略L状の水平部に凹状嵌合部を折曲した外装材の下端当接部材と、前記凹状嵌合部に嵌合する金属板製または合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材とよりなり、前記外装材の下端当接部材の水平部に折曲形成した凹状嵌合部は、帯状の金属板 または合成樹脂板の下端部を内方に所要長さ折曲して係止段部を形成し、この係止段部より所要長幅方向に延びた第1の基端部から水平部の先端部方向へ折曲し、さらに、この先端部から水平部の第2の基端部方向へ折曲し、この第2の基端部から垂直上方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材の水平部は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部に形成した係止段部に係合する引っ掛部が折曲形成されたことを特徴とする建築用の水切としたので、この水切を構成する各部材は、前記笠木を構成する各部材と同一形状をしているので、各部材の組み合わせ方によって、笠木としても、また、水切としても使用することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の建築用の笠木の一部を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の建築用の水切の一部を示す分解斜視図である。
【図3】この発明の建築用の水切の使用例を示す図である。
【図4】従来の建築用の笠木の縦断面図である。
【図5】従来の建築用の笠木の一部切欠いた分解斜視図である。
【図6】従来の建築用の笠木の使用状態の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 取付部材
2 突出部
2a 外装材の背面受部
3 歯状係止部
4 外装材の表面押え部材
5 一対の鉤状係止部
6 突出部
7 雨水浸入防止用庇部
8 外装材の表面押え部材の下端部
9 外装材
10 外装材の上端部
11 軒桁
12 垂木
15 横断面略逆L状の水平部
15’ 横断面略L状の水平部
15a 先端部
15a’ 先端部
16 凹状嵌合部
16’ 凹状嵌合部
17 横断面略逆L状の水平部
17’ 横断面略逆L状の水平部
18 帯状の金属板または合成樹脂板
18’ 帯状の金属板または合成樹脂板
19 係止部
19’ 係止部
20 第1の基端部
20’ 第1の基端部
20a 第2の基端部
20b 第2の基端部
21 引っ掛部
21’ 引っ掛部
22 下端部
22’ 下端部
A 固定部材
A’ 外装材の下端当接部材
B 外装材の上端部の表面押え部材
B’ 外装材の上端部の表面押え部材

Claims (4)

  1. 金属板製で横断面略逆L状の水平部(15)に凹状嵌合部(16)を折曲形成した固定部材(A)と、前記凹状嵌合部(16)に嵌合する金属板製で横断面略逆L状の水平部(17)を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材(B)とよりなり、
    前記固定部材(A)の水平部(15)に折曲形成した凹状嵌合部(16)は、帯状の金属板(18)の上端部を内方に所要長さ折曲して係止段部(19)を形成し、この係止段部(19)より所要長幅方向に延びた第1の基端部(20)から水平部(15)の先端部(15a)方向へ折曲し、さらに、この先端部(15a)から水平部(15)の第2の基端部(20a)方向へ折曲し、この第2の基端部(20a)から垂直下方向に折曲形成され、
    前記凹状嵌合部(16)に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材(B)の水平部(17)は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部(16)に形成した係止段部(19)に係合する引っ掛部(21)が折曲形成されたことを特徴とする建築用の笠木。
  2. 金属板製で横断面略L状の水平部(15’)に凹状嵌合部(16’)を折曲形成した外装材の下端当接部材A’と、前記凹状嵌合部(16’)に嵌合する金属板製で横断面略逆L状の水平部(17’)を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材B’とよりなり、
    前記外装材の下端当接部材A’の水平部(15’)に折曲形成した凹状嵌合部(16’)は、帯状の金属板(18’)の下端部を内方に所要長さ折曲して係止段部(19’)を形成し、この係止段部(19’)より所要長幅方向に延びた第1の基端部(20’)から水平部(15’)の先端部(15a’)方向へ折曲し、この先端部(15a’)から水平部(15’)の第2の基端部(20b)方向へ折曲し、この第2の基端部(20b)から垂直上方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部(16’)に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材(B’)の水平部(17’)は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部(16’)に形成した係止段部(19’)に係合する引っ掛部(21’)が折曲形成されたことを特徴とする建築用の水切。
  3. 合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部(15)に凹状嵌合部(16)を折曲形成した固定部材(A)と、前記凹状嵌合部(16)に嵌合する合成樹脂板製で横断面略逆L状の水平部(17)を折曲形成した外装材上端部の表面押え部材(B)とよりなり、
    前記固定部材(A)の水平部(15)に折曲形成した凹状嵌合部(16)は、帯状の合成樹脂板(18)の上端部を内方に所要長さ折曲して係止段部(19)を形成し、この係止段部(19)より所要長幅方向に延びた第1の基端部(20)から水平部(15)の先端部(15a)方向へ折曲し、さらに、この先端部(15a)から水平部(15)の第2の基端部(20a)方向へ折曲し、この第2の基端部(20a)から垂直下方向に折曲形成され、
    前記凹状嵌合部(16)に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材(B)の水平部(17)は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部(16)に形成した係止段部(19)に係合する引っ掛部(21)が折曲形成されたことを特徴とする建築用の笠木。
  4. 合成樹脂板製で横断面略L状の水平部(15’)に凹状嵌合部(16’)を折曲形成した外装材の下端当接部材A’と、前記凹状嵌合部(16’)に嵌合する合成樹脂板製で横断面略逆L状水平部(17’)を折曲形成した外装材の上端部の表面押え部材B’とよりなり、
    前記外装材の下端当接部材A’の水平部(15’)に折曲形成した凹状嵌合部(16’)は、帯状の合成樹脂板(18’)の下端部を内方に所要長さ折曲して係止段部(19’)を形成し、この係止段部(19’)より所要長幅方向に延びた第1の基端部(20’)から水平部(15’)の先端部(15a’)方向へ折曲し、この先端部(15a’)から水平部(15’)の第2の基端部(20b)方向へ折曲し、この第2の基端部(20b)から垂直上方向に折曲形成され、前記凹状嵌合部(16’)に嵌合する外装材の上端部の表面押え部材(B’)の水平部(17’)は、その先端部を所要長さ折曲して前記凹状嵌合部(16’)に形成した係止段部(19’)に係合する引っ掛部(21’)が折曲形成されたことを特徴とする建築用の水切。
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