JP4639316B2 - 建築物の水切り材 - Google Patents

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本発明は、雨水等に起因する外壁の汚れ、とくに窓や換気フードのまわり、屋根と壁の接続部等における外壁の汚れを防止する水切り材に関する。
建築物の外壁には、窓を配するための開口や、換気フードを配するための開口が設けられ、当該部位に窓サッシや換気フードが装着される。これらの部位では、とくに開口の上縁や下縁に長期間にわたる雨雪水の作用によってシミが発生することが多い。また、屋根と外壁が接する部分(取りあい部分)においても、屋根の線に沿って外壁が汚損されるケースが少なくない。
このような箇所では、汚れが目立つようになり、雨雪水によって外壁に徐々にダメージが蓄積すると、最終的には外壁にひび割れが生ずることがある。とくに樹脂系または窯業系のサイディングボードを用いる外壁である。遅い早いの違いはあるが他の外壁材でも、汚れと破損(経時劣化)が確実に進む点ではほぼ同じである。
このような問題に対しては、従来から各種の提案がなされている。例えば、外壁の汚れを目立たなくするために、外壁の開口の下方にシリコーン系の無機塗装膜を施す技術がある(特開2003−138661号)。これは、窓サッシから下に落下する雨雪水をシリコーン系樹脂材によって拡散するものである。汚れが目立ちやすい窓サッシの左右両下端部に水を集中させずに拡散させ、外壁全体の見栄えを長期にわたって保証する点で優れる。
水切り材の技術としては、例えば、特開平11−280232号がある。これは、図6に示すように、断面略L字状のホルダ部材1と、このホルダ部材1に係着する水切り材6を備えるものである。図7に示すように、ホルダ部材1は、外装材2の裏面に配する支持部3と、支持部3の下端部から外方に突出させた係合部4を備え、この係合部4に、水切り材6の端縁7を係着させるようになっている。端縁7は、折り返し部Rを備えており、この折り返し部8が係合部4の奥部に設けてある折り返し部5と係合して、差し込み後の脱落を防止するようになっている。
水切り材6は、水平部7−1、垂直部8、および内側に折曲した水切り部9を備え、水切り部9の先端は外装材2の表面を押圧して抑えるようになっている。この技術を用いると、シール材(コーキング処理)をしなくても、雨雪水が外装材2の内側に浸入しなくなるという利点がある。
特開2003−138661号 特開平11−280232号
ところで、特許文献1の発明は、外壁の汚れを目立たなくする点では優れているが、外壁の劣化を根本的に防止できる技術ではない。一方、特許文献2の発明は、水切り部(7)の先端が外壁(外装材)に接する構造である。このため、水切り材(6)を伝って落下させた水は、最終的には外装材(2)を経由して下方に落ちるしかなく、外壁(2)の汚損を防止するという根本的な問題を解決することが出来ない。
そこで、本発明の目的は、最小限のコーキング処理によっても、雨雪水による外壁の汚損および劣化を長期にわたって防止可能とする点にある。
前記目的を達成するため、請求項1に係る建築物の水切り材は、外装材の裏面に配する支持材と、該支持材の下端から外方に向かって突出させた挟持部とを備える断面略L字状のホルダ部材を備えるとともに、該ホルダ部材の挟持部に、板材の端縁を差し込む水切り手段を備え、この水切り手段を、先端が外装材に接して雨滴の内部浸入を防止する防水カバー部と、外壁材から離れた位置で雨滴を下方落下させる水切り本体部とによって構成する。
請求項1記載の発明は、支持部材(垂直板)を外装材の裏面に隠し、この支持部材の下端部から外方に突出させた挟持部に、水切り手段の端縁を装着させるものである。水切り手段の端縁の装着は、挟持部による上下方向からの押圧支持が望ましい。折り返し部を設けた係合による装着は、メンテナンス時の取り外しが難しくなるため好ましくはないが、このような装着構造も取りうる。
水切り手段は、防水カバー部と水切り本体部とを備えるよう構成してある。防水カバー部が外装材を外側から抑える働きにより、当該部分には、たとえまったくコーキング処理を施さなくても雨雪水の内部浸入を防止できる。このため、窓等の開口まわりや、屋根と外壁の接続部まわりの外装材に対する汚損や発錆を効率よく防止できる。ただし、寸法精度の狂いの可能性は完全には払拭できないため、最小限のコーキング処理は施すことが望ましい。
水切り本体部は、防水カバー部への水の伝達を阻止すると同時に、雨雪水を外壁から離れた位置で下方落下させる。これにより、外装材への水の伝わりは殆どなくなり、前記防水カバー部と外装材との接触箇所の汚損や劣化はほぼ完全に解消できる。水切り本体部は、外装材から離れた位置で水を下方落下させるので、水切り本体部から外装材に水が伝わることはあり得ない。このように、異なる作用を営む防水カバー部と水切り本体部とを設けることにより、外装材の汚損と劣化の問題を効率よく解消する。
請求項2の発明は、防水カバー部と水切り本体部とを別個に成形するものであり、請求項3の発明は、防水カバー部と水切り本体部とを一体的に成形するものである。
防水カバー部と水切り本体部は、どのように成形しても良い。金属板をプレス加工して成形することも出来るし、樹脂材を用いて適宜の方法により成形することもできる。大切なことは、ホルダ部材の挟持部に挟み込む板材(板状部材)の端縁の数である。請求項2の発明は、ひとつの端縁をもつ部材として防水カバー部と水切り本体部とを構成できるものであり、請求項3の発明は、異なる端縁をもつ部材として防水カバー部と水切り本体部とを構成する、請求項2記載の発明の場合は、ホルダ部材の挟持部に挟み込む板材の端縁の数は最低ひとつである。一方、請求項3記載の発明の場合は、ホルダ部材の挟持部に挟み込む板材の端縁の数は最低でふたつである。挟み込む端縁の枚数は、自由に設定できる。必ずしも絶対に一枚板であるとか、絶対に二枚を重ねる、ということではないが、例えば一枚の金属板を折曲形成する場合には、無意味な端縁形成はしないから、請求項2の発明の場合は、端縁は一枚の板状部材となり、請求項3の発明の場合は、端縁は二枚の板状部材を重ねて装着することになる。
本発明に係る建築物の水切り材は、水切り手段として防水カバー部と水切り本体部とを備えるため、コーキング処理を施さない場合でも、雨雪水による外壁の汚損および劣化を防止できる。
図1、図2は、本発明に係る水切り材の実施形態を例示するものである。この水切り材は、ホルダ部10と、このホルダ部10に板材の端縁を装着する水切り部材20とによって構成する。そして、この実施形態では、水切り部材20を、別個の板材で成形した防水カバー部21と、水切り本体部31とによって構成する。各部材(10、20)は樹脂成形もできるが、製造の容易とコストの低減を図るため金属板を用いて折曲形成することが望ましい。以下、金属板を用いて折曲形成する場合を例にとって各部の構造を説明する。
ホルダ部10は、外装材71の裏面に配する支持材(垂直板)11と、該支持材11の下端から外方に向かって突出させた挟持部(水平板)14とからなる。図2において、72は窓のサッシ本体、73は木下地(材質は木に限定されない)、74は壁下地、75は通気空間、76は防水フィルム、77は防水テープである。躯体開口まわりの汚損と劣化を防止するため、この実施形態では挟持部14のまわりに簡単なコーキング処理を施す。78は、コーキング材である。このコーキング材78は、窓のサッシ本体72と挟持部14および水切り本体部31との間に設けておく。
支持材(垂直板)11は、外装材71の裏面に配するもので、例えば外装材71と木下地73との間に挟み込んで装着する。支持材11は、ある程度上下寸法の余裕を見込んでおくことが望ましい。本実施形態で示すような窓の開口部分に限らず他の部位にも適用可能であるため、製品としては寸法余裕を設けておく方が汎用性を得るからである。
挟持部(水平板)14は、例えば板金を折り返し、板バネ類似の上下方向の押圧挟持の性質を持たせて、差し込んだ防水カバー部21および水切り本体部31の端縁を安定保持できるようにしておく。折曲成形に限らず、例えば溶接や、樹脂の場合は射出成型等により板バネ類似の性質(挟持する性質)を当該部分に与えることも可能である。
水切り部材20を構成する防水カバー部21と水切り本体部31は、端縁を挟持部14に挟み込んで固定する。防水カバー部21は、先端部が外装材71の表面に接するものであり、水切り本体部31は、外装材71から離れた位置で雨雪水を下方落下させるものである。従って、必然的に、防水カバー部21は、水切り本体部31の内側に位置し、かつ水切り本体部31に外方を覆われる状態となる。外観上は、水切り本体部31だけが露呈しており、防水カバー部21は外部からは見えない。
防水カバー部21は、少なくとも、挟持部14に差し込むための水平板22と、この水平板22を折曲させた垂下板24とを備える。断面形状は、最も簡単に成形した場合は例えば略L字状となる。外装材71の肉厚は規格統一されているので、通常の場合は、水平板22の奥行き寸法を外装材71の肉厚寸法に合致させておけば、垂下板24の裏面が外装材71の表面に適当な押圧力をもって当接し、垂下板24が外装材71を押圧支持することになる。
防水カバー部21は、外装材71と当接して雨雪水の内部浸入を防止できればよい。従って、断面形状は略L字状に限らない。少なくとも先端部が外装材71に当接(密着)して雨雪水の浸入を抑えることができれば良いからである。また、この防水カバー部21には別段の事情がない限り、特別のコーキング処理を要しない。外側に水切り本体部31が存在して、嵐のような特別の場合を除いて、雨雪水の付着から防水カバー部21を保護するからである。
水切り本体部31は、少なくとも、挟持部14に差し込むための水平板32と、この水平板32を緩やかに折曲させた傾斜部33と、垂下部34とを備える。
水平板32は、窓のサッシ本体72と外装材71との間に介在する部位で、その端末はホルダ部10の挟持部14に差し込んで固定する。固定のさせ方は、単に差し込んで挟持による押圧支持だけでよい。この場合は、強く引っ張れば水切り本体部31を引き抜くことが出来るので、メンテナンス時の交換作業を考慮するとこの方法(挟持/挟着)による押圧固定が最も好ましい。防水カバー部21も同じである。なお、板金成形の場合は水平板22の端末に折り返しを設けることがあるが、端末の折り返しがあっても挟持部14の押圧力と窓のサッシ本体72の分散荷重によって、水平部22の端末は十分な力で押圧支持される。ビス固定や折り返し部の係合による固定をとっても良いが、あえて構造を複雑にする理由は少ない。
傾斜部33は、雨雪水を外壁から遠ざけるよう案内し、外壁から離れた位置で水を垂下部34に伝達させる機能を営む。この部位(33)は略水平にしても良いが、排水性を考慮すると若干の下降傾斜を設けた方が好ましい。平滑でなくても排水性を改善できる形状、例えば、波板状(断面で凹凸のある形状)としても良い。
垂下部34は、端末(最下端縁)から雨雪水を下方落下させる。垂下部34は、例えば、外装材71と略平行となる角度、つまり傾斜のない地面に対して略垂直の角度としておくことが望ましい。しかし水道水や河川水のような流動する水と異なり、雨雪水の滴の速度は横方向へのベクトル量が小さいため、垂下部34が若干内側や外側に傾斜していても、端末から素直に重力落下する。垂下部34に傾斜を設けても雨雪水が外壁を汚損する可能性は殆どない。雨滴が外壁(外装材71)を汚すかどうかは、専ら垂下部34の最下端部と外装材表面との距離の問題である。
従って、かかる水切り材の構造によれば、防水カバー部21によって外装材71の隙間から内部に浸入する雨雪水を防止し、防水カバー部21の外側を覆うかたちで配設する水切り本体部31によって雨雪水を外壁から遠ざけた位置で下方落下させるので、水切り材の内側にはコーキング処理を施さなくても、外壁の汚損や劣化を確実に防止することが出来る。また水切り材の外側(上面)にコーキング材78を配すれば、躯体の開口まわりの防水性は確保できる。また、防水カバー部21と水切り本体部31は、挟持部14に差し込むだけで装着できるので作業性もよく、メンテナンス時の交換性も良い。
防水カバー部21によって外装材71を表面側から抑え、水切り本体部31によって雨雪水を下方落下させる構造は、窓の開口まわりだけでなく、他の箇所、例えば図3に示すように屋根60と外壁70との接合部にも適用できる。屋根60と外壁70との接合部に適用する場合は、外装材71の下端部と屋根60との間に若干の隙間を設け、この隙間を覆うように水切り本体部31を配する一方、防水カバー部21の端部を上向きに配設する。
前記実施形態と同様に、ホルダ部10の支持材(垂直板)11を外装材71の裏面に配し、支持材11の下端から外方に向かう挟持部(水平板)14を設けて、この挟持部14に防水カバー部21と水切り本体部31を差し込んで装着する点は同じである。かかる構造は、窓の開口の上端にも適用できる。なお、図2と同じ部材は同一符号を附して重複する説明を省略する。
この場合の水切り本体部31は、挟持部14に差し込むための水平板32、水平板2を緩やかに折曲させた傾斜部33、傾斜部33に連設させた垂下部34を備える点は前記実施形態のものと同じである。異なる点は、垂下部34に連設させて水平部35を設け、水平部35に連設させて垂直遮蔽板36を設けたことである。79は胴縁である。
雨雪水の滴を下方落下させるのは、概ね垂下部34の下端縁であり、この点も前記実施形態のものと同じである。しかし、屋根60と外壁70との接合部には外装材71に隙間を設けて、水切り本体部31を配設するスペース(上下寸法)を確保する必要がある。このため、前記実施形態と同様に水平板32、傾斜部33、垂下部34だけの構造とすると、垂下部34の下端縁部と屋根60の表面との間に隙間が生じたとき、当該隙間から雨雪水が内部に浸入する可能性がある。垂下部34に連設させて水平部35を設け、この水平部35に連設させて垂直遮蔽板36を設けておくと、寸法誤差等により垂直遮蔽板36の下端部が屋根60の表面と正確に一致せず隙間を遮断できない場合であっても、上下方向に若干の余裕寸法を見込んでおけば、水平板35が適当な弾力性をもって撓むため、垂直遮蔽板36の下端部は常に屋根60の表面に密着した状態を保つことが出来る。
降雪を考慮しなければ、水平板32、傾斜部33、垂下部34だけの構造でも、傾斜部33が撓むので垂下部34は常に屋根60に密着させることが出来る。しかし降雪地では、屋根60に積もった雪が垂下部34を外方から内側に向かって耐えず押圧するため、垂下部34が内側に自然と曲がって隙間を発錆させる可能性を否定できない。このため、本実施形態では、垂下部34に連設させて水平部35を設け、この水平部35に連設させて垂直遮蔽板36を設けることにより、積雪の影響による板材の変形を考慮してもなお板材端部の密着性を確保できるようにした。
図4は、ホルダ部10に装着する別種の水切り部材50を例示するものである。この水切り部材50は、一枚板を折曲して成形するものである。前記実施形態で示した水切り部材(20)は、二枚の板材を用いて防水カバー部(21)と水切り本体部(31)とを別個に成形したが、窓の開口の下端に適用するときには、防水カバー部(21)の外方端部も水切り本体部(31)の外方端部もともに同じ向き(下向き)になる(図2参照)。このため、両部材(21、31)を一体成形しても同程度の作用効果を得る。
この場合の水切り部材50は、挟持部14に差し込むための水平板52、水平板52を緩やかに折曲させた傾斜部53、および垂下部54とを備えるとともに、垂下部54を折り返して成形した立上部55と、立上部55に連設する第二の水平部56と、第二の水平部56の端部を垂直下方に折曲させたに防水カバー部57とを備える。
防水カバー部57が、外装材71の表面に当接して水滴の内部浸入を防止する。また立上部55および第二の水平部56の存在により、若干の寸法誤差があっても防水カバー部57を外装材71に密着させることが出来る。立上部55および第二の水平部56は、撓みによって寸法誤差を吸収する機能があるからである。
かかる構造によれば、一枚の金属板によって防水カバー部57の機能と水切り本体部(54)の機能を同時に実現できるため、製造コスト、保管コスト、輸送コストを抑え、取り付け時の作業性を向上させることが出来る。樹脂を用いた成形も容易であり、その場合も経済性や作業性は高く保証できる。樹脂成形の場合には折り返し部(立上部55)が不要となることは当然である。
なお、図4を用いて第二の水平部56と説明した部分は、例えば図5に示すように下降または上昇傾斜させてもよい。その場合は、図4において防水カバー部57として説明した垂直部分の板材成形が不要となる利点がある。傾斜させた板材の先端部を外装材71に押圧密着させることが出来るからである。(図5には、防水カバー部57を示してある)。
本発明に係る建築物の水切り材を例示する斜視図である。 図1に示す水切り材の適用例を示す断面略図である。 屋根と外壁の接合部における本発明に係る水切り材の適用例を示す図である。 本発明に係る水切り手段を一体構成する場合を例示するものである。 本発明に係る一体構成した水切り手段の他の形状を例示するものである。 従来の水切り材を例示する斜視図である。 従来の水切り材を例示する断面図である。
符号の説明
10 ホルダ部
11 支持材(垂直板)
14 挟持部(水平板)
20、50 水切り部材
21、57 防水カバー部
22、32、52 水平板
31 水切り本体部
35 水平部
33、53 傾斜部
34、54 垂下部
36 垂直遮蔽板
55 立上部
56 第二の水平部
60 屋根
70 外壁
71 外装材
72 窓のサッシ本体
73 木下地
74 壁下地
75 通気空間
76 防水フィルム
77 防水テープ
78 コーキング材

Claims (1)

  1. 外装材の裏面に配する支持材と、
    該支持材の下端から外方に向かって突出させた挟持部とを備える断面略L字状のホルダ部材を備えるとともに、
    該ホルダ部材の挟持部に、板材の端縁を差し込む水切り手段を備え、
    この水切り手段を、
    先端が外装材に接して雨滴の内部浸入を防止する防水カバー部と、
    外壁材から離れた位置で雨滴を下方落下させる水切り本体部とによって構成する一方、
    支持体と挟持部とを備える前記ホルダ部材は、金属板を折曲して成形したものであり、
    水切り手段を構成する前記防水カバー部と前記水切り本体部とを、金属板を折曲してそれぞれ別個に成形したものであって、
    当該防水カバー部と水切り本体部の板状の端縁を、それぞれ前記ホルダ部材の挟持部に差し込むものであり、
    外装材を表面側から抑える前記防水カバー部は、その端部を上向きに配設し、
    前記水切り本体部は、挟持部に差し込むための水平板と、この水平板を緩やかに折曲させた傾斜部と、この傾斜部に連設させた垂下部と、この垂下部に連設させた水平部と、この水平部に連設させた垂直遮蔽板とを設けてなることを特徴とする建築物の水切り材。
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