JP2514354Y2 - 集水器への竪樋の接続構造 - Google Patents
集水器への竪樋の接続構造Info
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- JP2514354Y2 JP2514354Y2 JP6380290U JP6380290U JP2514354Y2 JP 2514354 Y2 JP2514354 Y2 JP 2514354Y2 JP 6380290 U JP6380290 U JP 6380290U JP 6380290 U JP6380290 U JP 6380290U JP 2514354 Y2 JP2514354 Y2 JP 2514354Y2
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- JP
- Japan
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- vertical gutter
- water collector
- engaging
- gutter
- bent
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- Sewage (AREA)
Description
本考案は、竪樋控え具に係合させる係合用屈曲部を両
側に設けた竪樋を集水器に接続するための接続構造に関
するものである。
側に設けた竪樋を集水器に接続するための接続構造に関
するものである。
断面略正方形に形成される角形の竪樋6として、対向
する一対の辺にその幅方向中央部において内方へ屈曲す
る係合用屈曲部7,7を設けたものが本出願人によって提
供されている。この係合用屈曲部7,7は第6図に示すよ
うに竪樋控え具11の係合突片12,12を係合させるための
ものであり、竪樋6の両側で係合用屈曲部7,7と係合突
片12,12とを係合させることによって竪樋控え具11に竪
樋6を結合させることができるようにしてある。従って
このものでは竪樋6の前面側に竪樋控え具11が露出しな
いようにすることができるために、施工仕上がりにおい
て竪樋6の外観がスッキリとしたものになるものであ
る。 そして屋根に降る雨水が軒樋等を介して集水される集
水器にこの竪樋6を接続することによって、竪樋6から
雨水を排出することができる。このように集水器に竪樋
6を接続するにあたっては、集水器の下端部の接続筒部
に竪樋6の上端部を差し込むことによっておこなわれる
が、集水器の接続筒部には竪樋6に設けた係合用屈曲部
7に対応して屈曲部が設けてあり、この屈曲部に竪樋6
の係合屈曲部7が収められるようにして、係合用屈曲部
7が邪魔になることなく竪樋6を差し込むことができる
ようにしてある。
する一対の辺にその幅方向中央部において内方へ屈曲す
る係合用屈曲部7,7を設けたものが本出願人によって提
供されている。この係合用屈曲部7,7は第6図に示すよ
うに竪樋控え具11の係合突片12,12を係合させるための
ものであり、竪樋6の両側で係合用屈曲部7,7と係合突
片12,12とを係合させることによって竪樋控え具11に竪
樋6を結合させることができるようにしてある。従って
このものでは竪樋6の前面側に竪樋控え具11が露出しな
いようにすることができるために、施工仕上がりにおい
て竪樋6の外観がスッキリとしたものになるものであ
る。 そして屋根に降る雨水が軒樋等を介して集水される集
水器にこの竪樋6を接続することによって、竪樋6から
雨水を排出することができる。このように集水器に竪樋
6を接続するにあたっては、集水器の下端部の接続筒部
に竪樋6の上端部を差し込むことによっておこなわれる
が、集水器の接続筒部には竪樋6に設けた係合用屈曲部
7に対応して屈曲部が設けてあり、この屈曲部に竪樋6
の係合屈曲部7が収められるようにして、係合用屈曲部
7が邪魔になることなく竪樋6を差し込むことができる
ようにしてある。
しかし、竪樋6は第6図(a)に示す向きで壁13に取
り付ける場合の他に、第6図(b)に示す向きで壁13に
取り付ける場合があり、竪樋6の取り付けの向きに応じ
て係合屈曲部7の向きも異なってくる。従って竪樋6を
接続する集水器としては、第6図(a)のような係合屈
曲部7の向きに合わせて屈曲部を設けたものと、第6図
(b)のような係合屈曲部7の向きに合わせて屈曲部を
設けたものとの、二種類のものを用いる必要があり、部
品の種類が増加するという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、竪樋
の向きが異なっても一種類の集水器で竪樋の接続をおこ
なうことができる集水器への竪樋の接続構造を提供する
ことを目的とするものである。
り付ける場合の他に、第6図(b)に示す向きで壁13に
取り付ける場合があり、竪樋6の取り付けの向きに応じ
て係合屈曲部7の向きも異なってくる。従って竪樋6を
接続する集水器としては、第6図(a)のような係合屈
曲部7の向きに合わせて屈曲部を設けたものと、第6図
(b)のような係合屈曲部7の向きに合わせて屈曲部を
設けたものとの、二種類のものを用いる必要があり、部
品の種類が増加するという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、竪樋
の向きが異なっても一種類の集水器で竪樋の接続をおこ
なうことができる集水器への竪樋の接続構造を提供する
ことを目的とするものである。
本考案に係る集水器への竪樋の接続構造は、集水器1
の下端部の接続筒部2を断面略正方形の外筒部3と内筒
部4の二重筒に形成すると共に、内筒部4の四つの各辺
にそれぞれその幅方向中央部において内方へ屈曲する屈
曲部5を設け、断面略正方形に形成される竪樋6の対向
する一対の辺にその幅方向中央部において内方へ屈曲す
る係合用屈曲部7を設け、竪樋6の上端部を外筒部3と
内筒部4との間に差し込んで集水器1の接続筒部2に挿
入すると共に内筒部4の屈曲部5の内側に竪樋6の係合
用屈曲部7をはめ込んで成ることを特徴とするものであ
る。
の下端部の接続筒部2を断面略正方形の外筒部3と内筒
部4の二重筒に形成すると共に、内筒部4の四つの各辺
にそれぞれその幅方向中央部において内方へ屈曲する屈
曲部5を設け、断面略正方形に形成される竪樋6の対向
する一対の辺にその幅方向中央部において内方へ屈曲す
る係合用屈曲部7を設け、竪樋6の上端部を外筒部3と
内筒部4との間に差し込んで集水器1の接続筒部2に挿
入すると共に内筒部4の屈曲部5の内側に竪樋6の係合
用屈曲部7をはめ込んで成ることを特徴とするものであ
る。
本考案にあっては、屈曲部5を内筒部4の四つの各辺
にそれぞれその幅方向中央部において設けるようにして
いるために、竪樋6の取り付けの向きに応じて係合屈曲
部7の向きが異なっても、係合屈曲部7は四つの係合部
5のいずれかにはめ込まれることになり、一種類の集水
器1で支障なく竪樋6の接続をおこなうことができる。
にそれぞれその幅方向中央部において設けるようにして
いるために、竪樋6の取り付けの向きに応じて係合屈曲
部7の向きが異なっても、係合屈曲部7は四つの係合部
5のいずれかにはめ込まれることになり、一種類の集水
器1で支障なく竪樋6の接続をおこなうことができる。
以下本考案を実施例によって詳述する。 第2図は集水器1として受け桝と通称されるものを用
いるようにした実施例を示すものであり、集水器1は雨
水が流入される集水器本体14の下端部に接続筒部2を設
けて樹脂の射出成形品等で形成してある。接続筒部2は
第1図や第5図に示すように外筒部3と内筒部4との二
重筒に形成してあり、外筒部3と内筒部4はともに断面
略正方形に形成してある。外筒部3は集水器1の外殻の
一部をなすものであり、内筒部4は外筒部3の基部から
外筒部3よりも短い寸法で突出するように設けてある。
この内筒部4には四つの各辺にそれぞれその幅方向中央
部において、内方へ断面半円形に屈曲する屈曲部5が設
けてある。 一方、竪樋6は樹脂の押出し成形品等で角筒状に形成
してあり、その断面形状は略正方形に形成してある。そ
して竪樋6の対向する両側の一対の辺にはその幅方向中
央部において内方へ断面半円形に屈曲する係合用屈曲部
7が設けてある。 この竪樋6を集水器1の下端部の接続筒部2に挿入し
て接続するにあたっては、竪樋6の上端部を外筒部3の
内側に下端から差し入れ、内筒部4の屈曲部5の内周に
係合用屈曲部7をはめ込むと共に竪樋6の上端を外筒部
3と内筒部4との間に差し込むことによって、おこなう
ことができる。ここで、内筒部4には四つの各辺にそれ
ぞれ屈曲部5が設けてあるために、集水器1の接続筒部
2に接続する竪樋6が第1図に図示する左側のものの向
きであっても右側のものの向きであっても、竪樋6の係
合用屈曲部7はいずれかの屈曲部5にはめ込まれること
になり、一種類の集水器1で接続筒部2への竪樋6の接
続を支障なくおこなうことができることになる。 第3図は集水器1としてP型集水器と通称されるもの
を用いるようにした実施例を示すものであり、このもの
にあっても第4図に示すように、竪樋6の向きが異なっ
ても一種類の集水器1で接続筒部2への竪樋6の接続を
支障なくおこなうことができる。
いるようにした実施例を示すものであり、集水器1は雨
水が流入される集水器本体14の下端部に接続筒部2を設
けて樹脂の射出成形品等で形成してある。接続筒部2は
第1図や第5図に示すように外筒部3と内筒部4との二
重筒に形成してあり、外筒部3と内筒部4はともに断面
略正方形に形成してある。外筒部3は集水器1の外殻の
一部をなすものであり、内筒部4は外筒部3の基部から
外筒部3よりも短い寸法で突出するように設けてある。
この内筒部4には四つの各辺にそれぞれその幅方向中央
部において、内方へ断面半円形に屈曲する屈曲部5が設
けてある。 一方、竪樋6は樹脂の押出し成形品等で角筒状に形成
してあり、その断面形状は略正方形に形成してある。そ
して竪樋6の対向する両側の一対の辺にはその幅方向中
央部において内方へ断面半円形に屈曲する係合用屈曲部
7が設けてある。 この竪樋6を集水器1の下端部の接続筒部2に挿入し
て接続するにあたっては、竪樋6の上端部を外筒部3の
内側に下端から差し入れ、内筒部4の屈曲部5の内周に
係合用屈曲部7をはめ込むと共に竪樋6の上端を外筒部
3と内筒部4との間に差し込むことによって、おこなう
ことができる。ここで、内筒部4には四つの各辺にそれ
ぞれ屈曲部5が設けてあるために、集水器1の接続筒部
2に接続する竪樋6が第1図に図示する左側のものの向
きであっても右側のものの向きであっても、竪樋6の係
合用屈曲部7はいずれかの屈曲部5にはめ込まれること
になり、一種類の集水器1で接続筒部2への竪樋6の接
続を支障なくおこなうことができることになる。 第3図は集水器1としてP型集水器と通称されるもの
を用いるようにした実施例を示すものであり、このもの
にあっても第4図に示すように、竪樋6の向きが異なっ
ても一種類の集水器1で接続筒部2への竪樋6の接続を
支障なくおこなうことができる。
上述のように本考案にあっては、内筒部の四つの各辺
にそれぞれの幅方向中央部において内方へ屈曲する屈曲
部を設けるようにたので、竪樋の取り付けの向きに応じ
て係合屈曲部の向きが異なっても、係合屈曲部は四つの
係合部のいずれかにはめ込まれることになり、竪樋の向
きが異なっても一種類の集水器で支障なく竪樋の接続を
おこなうことができるものである。
にそれぞれの幅方向中央部において内方へ屈曲する屈曲
部を設けるようにたので、竪樋の取り付けの向きに応じ
て係合屈曲部の向きが異なっても、係合屈曲部は四つの
係合部のいずれかにはめ込まれることになり、竪樋の向
きが異なっても一種類の集水器で支障なく竪樋の接続を
おこなうことができるものである。
第1図は本考案の一実施例の集水器の接続筒部の部分と
竪樋の一部切欠した分解斜視図、第2図は同上に用いる
集水器の斜視図、第3図は本考案の他の実施例の集水器
の斜視図、第4図は同上の集水器の接続筒部の部分と竪
樋の一部切欠した分解斜視図、第5図は第1図及び第4
図のA−A線断面図、第6図(a)(b)は竪樋を取付
施工した状態を示す水平断面図である。 1は集水器、2は接続筒部、3は外筒部、4は内筒部、
5は屈曲部、6は竪樋、7は係合用屈曲部である。
竪樋の一部切欠した分解斜視図、第2図は同上に用いる
集水器の斜視図、第3図は本考案の他の実施例の集水器
の斜視図、第4図は同上の集水器の接続筒部の部分と竪
樋の一部切欠した分解斜視図、第5図は第1図及び第4
図のA−A線断面図、第6図(a)(b)は竪樋を取付
施工した状態を示す水平断面図である。 1は集水器、2は接続筒部、3は外筒部、4は内筒部、
5は屈曲部、6は竪樋、7は係合用屈曲部である。
Claims (1)
- 【請求項1】集水器の下端部の接続筒部を断面略正方形
の外筒部と内筒部の二重筒に形成すると共に、内筒部の
四つの各辺にそれぞれその幅方向中央部において内方へ
屈曲する屈曲部を設け、断面略正方形に形成される竪樋
の対向する一対の辺にその幅方向中央部において内方へ
屈曲する係合用屈曲部を設け、竪樋の上端部を外筒部と
内筒部との間に差し込んで集水器の接続筒部に挿入する
と共に内筒部の屈曲部の内側に竪樋の係合用屈曲部をは
め込んで成る集水器への竪樋の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6380290U JP2514354Y2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 集水器への竪樋の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6380290U JP2514354Y2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 集水器への竪樋の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0421630U JPH0421630U (ja) | 1992-02-24 |
JP2514354Y2 true JP2514354Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31594174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6380290U Expired - Fee Related JP2514354Y2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 集水器への竪樋の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514354Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP6380290U patent/JP2514354Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421630U (ja) | 1992-02-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |