JPH0714042Y2 - ガラスラン - Google Patents

ガラスラン

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JPH0714042Y2
JPH0714042Y2 JP1989115636U JP11563689U JPH0714042Y2 JP H0714042 Y2 JPH0714042 Y2 JP H0714042Y2 JP 1989115636 U JP1989115636 U JP 1989115636U JP 11563689 U JP11563689 U JP 11563689U JP H0714042 Y2 JPH0714042 Y2 JP H0714042Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lip
glass run
holding
lips
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989115636U
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English (en)
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JPH0353313U (ja
Inventor
邦雄 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ドアサツシユ用ガラスランに関する。
〈従来の技術〉 従来のガラスラン1の構成を第6図に示した(第10図に
おけるA−A線断面図である。実開昭62−156522号公報
参照)。
このガラスラン1は取付け部3、シール部11及びベンド
リツプ部23から構成される。
取付け部3は断面がU字形であり、内面にドアサツシユ
のフランジ5を挟持する挟持リツプ7が形成されてい
る。図中の符号9は板金インサートである。
シール部11は取付け部3の車外側自由端部へ首部13を介
して連結されている。このシール部11は、首部13へ連結
しかつドアサツシユのレール部15へ当接する天板部17
と、該天板部17の下面から垂直に立設された一対のリツ
プ(車外側リツプ18,車内側リツプ19)と、各リツプ18
・19の自由端部分へ架設されたシール壁21とからなり、
全体の外周断面が略逆さ台形に形成されている。
ベンドリツプ部23は取付け部3の車外側肩部から斜め上
方に向けて形成されている。このベンドリツプ部23と取
付け部3とで形成される溝が、雨水等の排水溝となる。
かかる構成のガラスラン1では、ドアガラス25を閉め切
つたとき、第7図の如く、ドアガラス25の周面がシール
壁21へ当接するとともに、車外側リツプ18と車内側リツ
プ19とがドアガラス25の内外面を挟持して、ドアガラス
25とドアサツシユ間のシールをする。
なお、本考案に関連する技術として、特開昭63−43823
号、実公昭62−42572号、実開昭63−196716,5451号公報
等を参照されたい。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、組付けばらつき等に起因して、ドアガラス25
が車内側へ偏移すると、第8図のごとく、ドアガラス25
がシール壁21へ突き当たつたときに、車外側リツプ18が
充分内側へ倒れ込まずに、ドアガラス25と車外側リツプ
18との間に隙間のあくことがある。これは、ドアガラス
25が車内側へ偏移したとき、車外側へ多少傾斜している
車内側リツプ19がドアガラス25に巻き込まれるようにし
て車外側へ優先的に倒れ、車外側リツプ18の倒れ込みを
阻害するからである。この状態になると、シール部11自
体のシール性能が低下するので好ましくない。
かかる事態を回避し、如何なる場合にも車外側リツプ18
を充分内側へ倒れ込ませるためには、例えば、実開昭64
−42919号公報に示されたガラスランのように、車内側
リツプを省略してシール壁を直接取付け部へ連結する構
成が考えられる。このようにすれば、ドアガラスの周壁
がシール壁へ突き当たつたとき、ドアガラス側へ倒れ込
めるのは車外側リツプだけとなるからである。従つて、
該車外側リツプの倒れ込み量が確保され、車外側リツプ
−ドアガラス外面間に隙間は殆ど出来なくなる。
しかし、シール壁を取付け部へ連結した場合には、取付
け部とシール部とが略直交状態となり、押出成形には不
適となる。通常ガラスラン1は、第9図の状態で押し出
すことが好ましい。そして、取付け部3を断面U字形に
折り曲げ、更にガラスラン1をドアサツシユに取り付け
るとき、首部13からシール部11を折り曲げて、第6図の
状態にする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は上記課題にかんがみてなされたガラスランで
あり、その構成は、断面形状が略U字形であり、ドアサ
ツシユのフランジへ取り付けられる取付け部と、取付け
時に折り曲げられる首部を介して、取付け部の車外側自
由端へ連結されるシール部とを有し、シール部は、首部
に連結しドアサツシユのレール部へ当接する天板部から
一対のリツプを立設し、各リツプの自由端側をシール壁
で連結した構成であるガラスランであつて、リツプのう
ち車内側のものに先端が突出されて被保持部が設けら
れ、取付け部において車外側側面に被保持部を、その車
外側から係合して保持する保持手段が形成され、車内側
のリツプが無負荷状態にあるときの被保持部の位置が所
持手段により維持される構成を特徴とする。
〈実施例〉 以下、一実施例に基づいてこの考案を更に詳細に説明す
る。
第1〜3図に示す実施例のガラスラン31は、取付け部3
3、シール部41、ベンドリツプ部53及び保持突起71から
構成される。
取付け部33は断面がU字形であり、内面にドアサツシユ
のフランジ35を挟持する挟持リツプ37が形成されてい
る。図中の符号39は板金インサートである。
シール部41は取付け部33の車外側自由端部へ首部43を介
して連結されている。このシール部41は、首部43へ連結
しかつドアサツシユのレール部45へ当接する天板部47
と、該天板部47の下面から垂直に立設された一対のリツ
プ(車外側リツプ48,車内側リツプ49)と、各リツプ48
・49の自由端部分へ架設されたシール壁51とから構成さ
れる。
車内側リツプ49の先端には突起(被保持部)61が設けら
れている。
一方、取付け部33を車外側側面には、保持突起71が斜め
上方を向いて形成されている。そして、この保持突起
(保持段)71は、ガラスラン31をドアサツシユへ組み付
けた状態で、既述の突起61の車外側に位置し、かつ両者
は接触している。勿論、このガラスランの押出状態は第
9図の如く平板状であつて、これをドアサツシユへ組み
付けるとき、首部43を中心にしてシール部41を折り曲げ
て、突起61と保持突起71とを第1図の状態にラツプさせ
る。
かかる構成のガラスラン31では、ドアガラス55を閉めた
とき第2図のように、突起61が保持突起71に、突起61の
車外側から係合されて保持されるので、車内側リツプ49
はその無負荷状態であつた位置を維持して殆ど車外側に
倒れない。従つて、シール壁51に引つ張られて車外側リ
ツプ48が優先的に倒れることとなり、これがドアガラス
へ確実に当接する。
なお、第3図のように、車内側リツプ49に形成される突
起63と保持突起73との対向面をそれぞれかぎ形とすれ
ば、両者の係合が確実に維持される。これにより、突起
63が保持突起73を乗り越えることを防止でき、もつて、
車内側リツプ49の倒れ込みを確実に防止し、車外側リツ
プ48を優先的に倒すことができる。
更には、第4・5図のごとく、車内側のリツプの突起65
を長くすることにより、ベンドリツプ部53を保持手段と
して利用することもできる。
実施例のガラスラン31では、車内側リツプ49と天板部47
との車外側挟角αが鈍角にされている。この挟角αは、
95〜120度とすることが好ましい。これにより、車内側
リツプ49は外側即ちドアガラス55側へ更に倒れ難くな
る。
特に、ドアガラス55が車内側に偏移したときには、上記
作用に加えて、第5図に示すように、車内側リツプ49と
ドアガラス55との間にシール壁51の肉が挟まれた状態と
なる。この状態になると、車内側リツプ49はそれ以上外
側へ倒れることが出来なくなり、より優先的に車外側リ
ツプ48が倒れ込んで、これがドアガラス55へ確実に当接
する。
尚、車内側リツプ49の傾動をより効果的に防止するに
は、車内側リツプ49の成形材料を車外側リツプ48のそれ
より剛性の高いものにしたり、車内側リツプ49を車外側
リツプ48よりも厚肉にする等の方法を取ることができ
る。
〈考案の作用・効果〉 以上説明したように、この考案のガラスランは、車内側
リツプの被保持部を取付け部の車外側側面に形成された
保持手段で、被保持部の車外側から係合して保持する構
成に特徴がある。
これにより、ドアガラスにより天板部側へ押し込められ
たシール壁に引つ張られても、車内側リツプはその無負
荷状態であつた位置から殆ど倒れない。
従つて、この考案のガラスランでは、シール壁に引つ張
られて車外側リツプが優先的に倒れ込むこととなり、こ
の車外側リツプとドアガラスとの接触が確保される。
つまり、この考案のガラスランはドアガラスに対するシ
ール部のシール性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例のガラスラン31の断面図、 第2図は同ガラスラン31の作用の説明をする断面図、 第3図は変形態様の突起63及び保持突起73を示す断面
図、 第4図はベンドリツプ部53を保持手段として利用するガ
ラスランの断面図、 第5図は同作用を説明する断面図、 第6図は従来例のガラスラン1の断面図(第10図におけ
るA−A線断面図)、 第7図は同ガラスラン1の作用の説明をする断面図、 第8図は同ドアガラス25が車内側へ偏移した場合のガラ
スラン1の作用を説明する断面図、 第9図は押出成形時のガラスラン1の断面図、 第10図はドアの斜視図。 1,31…ガラスラン、3,31…取付け部、5,35…フランジ、
11,41…シール部、15,45…レール部、17,47…天板部、1
8,48…車外側リツプ(リツプ)、19,49…車内側リツプ
(リツプ)、21,51…シール壁、25,55…ドアガラス、6
1,63,65…突起(被保持部)、71,73…保持突起(保持手
段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面形状が略U字形であり、ドアサツシユ
    のフランジへ取りつけられる取付け部と、 取付け時に折り曲げられる首部を介して、前記取付け部
    の車外側自由端へ連結されるシール部とを有し、 前記シール部は、前記首部に連結し前記ドアサツシユの
    レール部へ当接する天板部から一対のリツプを立設し、
    前記各リツプの自由端側をシール壁で連結した構成であ
    るガラスランであって、 前記リツプのうち車内側のものに先端が突出されて被保
    持部が設けられ、 前記取付け部において車外側側面に前記被保持部を、そ
    の車外側から係合して保持する保持手段が形成され、 前記車内側のリツプが無負荷状態にあるときの前記被保
    持部の位置が前記保持手段により維持される 構成を特徴とするガラスラン。
JP1989115636U 1989-09-30 1989-09-30 ガラスラン Expired - Lifetime JPH0714042Y2 (ja)

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