JPH081948Y2 - ガラスランのコーナ部シール構造 - Google Patents

ガラスランのコーナ部シール構造

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Publication number
JPH081948Y2
JPH081948Y2 JP1990071184U JP7118490U JPH081948Y2 JP H081948 Y2 JPH081948 Y2 JP H081948Y2 JP 1990071184 U JP1990071184 U JP 1990071184U JP 7118490 U JP7118490 U JP 7118490U JP H081948 Y2 JPH081948 Y2 JP H081948Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
glass run
corner
sponge sheet
door sash
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990071184U
Other languages
English (en)
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JPH0429420U (ja
Inventor
政博 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のドアサッシに沿って取付けられるガ
ラスラン、特にそのコーナ部のドアサッシとの間のシー
ル構造に関するものである。
[従来技術] 第1図に示すように、自動車のドア1では、ミラーブ
ラケット用垂直アーム20を含むドアサッシ2に沿って、
ドアガラス3まわりをシールするガラスラン4が取付け
られる。
ガラスラン4としては、押出成形材が用いられるが、
押出成形材のみではドアサッシ2のコーナ部において、
これに沿って屈曲させることが困難であることから、ガ
ラスラン4のコーナ部は型成形される。
ドアサッシ2と上記垂直フレーム20とが接続するコー
ナ部(第1図のA部)を例にとると、第5図に示すよう
に押出成形のガラスラン4A、4Bの端末間を型成形で接続
してコーナ部4Cを形成している。
ガラスラン4は断面ほぼコ字形で、開口側の両端には
それぞれ、ドアガラス3の外周部両面を挟むシールリッ
プ41を備え、また底面側の両側面にはそれぞれ、ガラス
ラン4をチャンネル状のドアサッシ2に嵌込んだとき
に、ドアサッシ3との間をシールするシールリップ42を
備えている。
そして型成形コーナ部4Cにも上記シールリップ42の延
長部43が形成されるが、延長部43は型成形上、リップ状
とすることは困難で、一般に単なる突起状としている。
従ってドアサッシ2との間のシール性が必ずしも充分で
ない。
そこで、シール性を補充するための簡便な手段とし
て、型成形コーナ部4Cのドアサッシ2との合せ面にスポ
ンジシート材5を貼着している。
しかしながら、スポンジシート材5が必ずしもドアサ
ッシ2と完全にラップせず、特にドアサッシ2とミラー
ブラケット用垂直フレーム20とでなすコーナ部のよう
に、コーナ形状が鈍角状の場合には、ドアサッシ側のコ
ーナ中心とガラスラン側のコーナ中心との間にズレが生
じやすく、両者間に隙間が生じやすかった。
この隙間の発生を防ぐため、スポンジシート材5の厚
さを厚くすることも考えられるが、厚くするとガラスラ
ンのコーナ部4Cをドアサッシ2へ組付けるときに反力が
大きくなり、また組付け後に抜け出すおそれがあり、か
つスポンジシート材5の両端でガラスラン4とドアサッ
シ2との間に大きな隙間が生じるので好ましくない。
[本考案が解決しようとする課題] そこで本考案は、スポンジシート材を貼着したがガラ
スランのコーナ部において、ドアサッシとの間のシール
性を向上せしめることを課題としてなされたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、ガラスランのコーナ部のドアサッシとの合
せ面に、コーナのほぼ全長にわたる第1のスポンジシー
ト材を貼着し、更に第1のスポンジシート材の上にはそ
の長手方向の中央部、即ちコーナ中心部に第1のスポン
ジシート材よりも短い第2のスポンジシート材を貼着し
たことを特徴とする。
[作用、効果] スポンジシート材はコーナ中心部のみを厚くしたか
ら、ドアサッシのコーナ中心と、ガラスランのコーナ中
心との位置合わせが正確になされ、従ってシール性が向
上する。また、スポンジシート材全体を厚くしたものよ
りもガラスラン組付けの反力も小さくなり、また両端で
のドアサッシとガラスラン間の隙間も小さくなる。
[実施例] 第1図に示すように自動車ドア1にはそのドアサッシ
2からミラーブラケットの垂直フレーム20にかけて一連
にガラスラン4が組付けられている。
第2図はドアサッシ2と垂直フレーム20の接続部(第
1図のA部)を示すもので、ドアフレーム2は断面ほぼ
U字形のチャンネル状をなしておおり、ドアサッシ2の
雨部に同じく断面U字形のチャンネル状をなす上記垂直
フレーム20が接続し、鈍角のコーナ部を形成している。
垂直フレーム20にはその上端に底壁の延長部21を形成
して先端をドアサッシ2の底面に沿うように折曲げ、こ
の折曲げ部が上記底面に溶接してある。
第3図は、ガラスラン4のうち、ドアサッシ2の上記
コーナ部に取付けられる部分を示すものである。ガラス
ラン4のコーナ部4Cは押出成形のガラスラン4A、4Bの端
末間を型成形で接続して成形してある。
ガラスラン4A、4Bおよび型成形コーナ部4Cは実質的に
共通のほぼU字形断面形状をなしており、両開口端には
それぞれシールリップ41が、また底面側の両側面にはそ
れぞれシールリップ42が突出している。なお、コーナ部
4Cには上記シールリップ42の延長線状に突起状の延長部
43が形成されている。
上記コーナ部4Cにはその外面、即ちドアサッシとの合
せ面にコーナ部4Cのほぼ全長にわたる第1のスポンジシ
ート材5aが貼着してある。そしてこの第1のスポンジシ
ート材5aの上面には中央部、即ちコーナ中心部に第1の
スポンジシート材5aよりも短い第2のスポンジシート材
5bが貼着してある。
第4図はドアサッシ2と垂直フレーム20とのなすコー
ナ部と、ガラスランのコーナ部4cとの第3図IV-IV線に
沿う位置での合せ状態を示すもので、コーナ部4Cは第1
および第2のスポンジシート材5a、5b(破線図示)が圧
縮された状態で組付けられる。
しかして本考案のシール構造では、スポンジシート材
はコーナ中心部を二重として厚くしてあるから、ドアサ
ッシ2側のコーナ部に生じる三角形の隙間がシート材で
埋められ、良好なシール性が得られる。
しかも本考案のシール構造では第2のスポンジシート
材5bとドアサッシ2側のコーナ部中心とを位置合せする
ことで、ガラスラン4をドアサッシ2に対して位置ずれ
なく組付けることができる。このことは、組付けに位置
ずれが生じやすい鈍角状コーナ部において特に有効であ
り、従って本考案のコーナ部シール構造は、ドアサッシ
の鈍角状コーナ部に組付けるガラスランのコーナ部に適
用して特に大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシール構造が適用される自動車ドアの
正面図、第2図はドアサッシのコーナ部(第1図のA
部)の斜視図、第3図は本考案のガラスランのコーナ部
の斜視図、第4図は第3図のIV-IV線に沿う位置でのド
アサッシとガラスランの合せ状態を示す図、第5図は従
来のガラスランのコーナ部を示す斜視図である。 1……ドア 2……ドアサッシ 20……垂直フレーム 3……ドアガラス 4……ガラスラン 4C……コーナ部 5a……第1のスポンジシート材 5b……第2のスポンジシート材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ドアのドアサッシの内周に沿って取
    付けられるガラスランであって、ドアサッシのコーナ部
    に対応するガラスランのコーナ部のドアサッシとの合せ
    面にシール用のスポンジシート材を貼着したガラスラン
    において、上記合せ面にコーナのほぼ全長にわたる第1
    のスポンジシート材を貼着するとともに、第1のスポン
    ジシート材の長手方向の中央部に第1のスポンジシート
    材よりも短い第2のスポンジシート材を貼着し、コーナ
    中心部でスポンジシート材を二層としたことを特徴とす
    るガラスランのコーナ部シール構造。
JP1990071184U 1990-07-04 1990-07-04 ガラスランのコーナ部シール構造 Expired - Lifetime JPH081948Y2 (ja)

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JP1990071184U JPH081948Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 ガラスランのコーナ部シール構造

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Publication Number Publication Date
JPH0429420U JPH0429420U (ja) 1992-03-10
JPH081948Y2 true JPH081948Y2 (ja) 1996-01-24

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ID=31607988

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JP1990071184U Expired - Lifetime JPH081948Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 ガラスランのコーナ部シール構造

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JP (1) JPH081948Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004155365A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用グラスラン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004155365A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用グラスラン

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JPH0429420U (ja) 1992-03-10

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