JPS609300Y2 - 組立式縦樋 - Google Patents

組立式縦樋

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Publication number
JPS609300Y2
JPS609300Y2 JP561680U JP561680U JPS609300Y2 JP S609300 Y2 JPS609300 Y2 JP S609300Y2 JP 561680 U JP561680 U JP 561680U JP 561680 U JP561680 U JP 561680U JP S609300 Y2 JPS609300 Y2 JP S609300Y2
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JP
Japan
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cylindrical member
rod
leaf springs
shaped member
fixed
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Expired
Application number
JP561680U
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English (en)
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JPS56107024U (ja
Inventor
文彦 安田
Original Assignee
三和金属株式会社
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Publication date
Application filed by 三和金属株式会社 filed Critical 三和金属株式会社
Priority to JP561680U priority Critical patent/JPS609300Y2/ja
Publication of JPS56107024U publication Critical patent/JPS56107024U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軒樋適所に介在の集水器とそれの直下相当地
面箇所とに亘って上下方向姿勢に固定又は半固定状態に
垂設可能な棒状部材に、無底筒状部材を着脱ならびに上
下に位置変更固定可能な状態に取付けて、家屋に外観装
飾効果をもたせるべく複数個の無底筒状部材を上下方向
に連ねて構成する組立式の縦樋に関する。
従来のこの種の組立式縦樋としては、実開昭53−14
7427号公報で知られるように、鎖、数珠状及び線状
体で形成された連続条体の少くとも外表面側に弾性材層
を形成し、この連続条体の外表面を変形させて筒状部材
の係止部を嵌係止させる、もしくは筒状部材の係止部に
連続条体を弾性挟持する弾性材層を設けることが考えら
れていた。
しかし、この手段では、筒状部材が連続条体よりはすれ
にくいけれども連続条体が風などによって横方向にふら
つきやすく、しかも、連続条体に取付ける筒状部材の周
方向の位置が定まらないために、筒状部材に角筒形状の
ものを使用したとしたら、複数の筒状部材の角及び上下
辺は、上下方向に揃いにくく、装飾効果が低下するもの
であった。
本考案はかかる点に鑑みたものであって、先ずその実施
例を図面に基づいて説明する。
第1図のように軒樋6の適所に介在された集水器7とそ
れの直下相当の地面箇所とに亘って上下方向姿勢に垂設
させた棒状部材1に対し、無底筒状部材2を着脱ならび
に上下に位置変更可能な状態で取付けであることを特徴
とするものであって、この実施例の場合、より詳しくは
前記棒状部材1として上下方向に適当間隔をおいた多数
の孔1aを形威しである扁平帯板材を用いるとともに、
第2図、第3図のように前記無底筒状部材2の上下両端
箇所において直径方向の対向箇所から中心側に向けて板
バネ3,3を水平又はほぼ水平で互いに突き合わせ状態
に突設し、これら板バネ3.3の先端に前記の孔1aに
突入して筒状部材2の棒状部材1に対する上下位置と左
右位置とを規制するための突片3aと、突片3aの被係
止部としての孔1aに対する突入量を一定に規制する規
制片3bとを一体に形威してあり、前記被係止部に対す
る係止部を構威しである。
そして、これによって各筒状部材2は夫々、その中心が
棒状部材1に一致又はほぼ一致する状態で棒状部材1に
安定良く保持されるとともに、上下に強制移動すること
により前記板バネ3,3を筒状部材2の軸芯方向に沿っ
て上下に弾性変形させて、前記突片3aを孔1aから離
脱し、再び別の孔1aに突入させることで、上下に容易
にかつ迅速に位置変更および固定することが可能となっ
ている。
そして、棒状部材1は、上端を、フックを利用するなど
して集水器7に固定されかつ下端に重錘4を付設して上
下方向姿勢を確定化されていて、各筒状部材2はこの棒
状部材1に対し位置規制されているから風などによるふ
らつきはなく、棒状部材1の複数の筒状部材2とで雨水
を良好に流下案内することができる。
尚、棒状部材1は仮想線のようにそれの上下方向適宜位
置で着脱自在な取付は具5を介して建物に固定しても良
く、この場合、重錘4を省略するも、又、集水器7との
固定を省略するも良い。
但し、集水器7に対しては雨水を良好に受けとることが
できるように前後左右方向で所定の位置関係に設置する
必要はある。
第4図は棒状部材1に対する筒状部材2の位置規制手段
の変形を示し、棒状部材1として上下方向に適当間隔を
おいて横方向の突起1b(被係止部)を一体に形成する
とともに上下方向全長に亘って突条1cを一体形成しで
ある帯板材を用いる一方、筒状部材2の直径方向対向箇
所から、帯板材を弾性挟持すると同時に前記横方向突起
1bの上縁に接当可能で、かつ突条1cに摺動係合して
左右位置規制される凹部3cを形成した板バネ3を延設
したものである。
尚、突起1b突条ICは、扁平な帯板材に適宜手段で取
付けても良い。
突条1cは2つ以上でも良い。
第5図は棒状部材1の応用例を示し、板巾の中央を通る
仮想上下軸芯周りに捻回しである帯板材を用いることで
装飾効果の向上を図ったもので、この図面では帯板材に
孔1aを形威しであるが第4図のような突起1bと突条
1cを有するものでも良い。
第6図は棒状部材1のもう一つの応用例を示し、直径方
向対向箇所において上下方向全長に亘る凹条1dを有し
、かつ凹条1dの底部において上下に適当間隔をおいて
孔1e(被係止部)を形成しである管を用いたもので、
この場合筒状部材2としては第1図のものと同様に突片
3aと規制片3bを有する板バネ3を延設したものを用
いる。
この実施例の応用として凹条1dを3つ以上形威した管
を用い、これに合わせて板バネ3を凹条1dと同数延設
することや、丸管に代えて角管(四角形、三角形、五角
形その他)を用いるも良い 尚、何れの実施例にあっても、板バネ3を筒状部材2の
上端のみから延設するだけでも良い。
又、板バネ3として巾広のものを用いる場合、或いは周
方向で三つ以上用いる場合は左右方向での位置規制手段
としての規制片3bや突条1c、凹部3cなどを省略す
るも良い。
その他、棒状部材1に対する筒状部材2の上下位置変更
固定手段は、所要の作用を発揮するものであれば、どの
ように変更しても良く、又、棒状部材1および筒状部材
2は意匠感向上のためにどのような形態、装飾のものを
用いても良い。
以上要するに本考案による組立式縦樋は、打樋適所に介
在の集水器とそれの直下相当地面箇所とに亘って上下方
向姿勢に固定又は半固定状態に垂設可能な棒状部材1に
、無底筒状部材2を着脱ならびに上下に位置変更固定可
能な状態に取付けである組立式縦樋において、前記筒状
部材2の内壁部の周方向複数箇所から前記筒状部材2の
中心側に向けて、複数の板バネ3・・を水平又はほぼ水
平で互いに突き合せ状態に突設させると共に、その板バ
ネ3・・は前記筒状部材2の軸芯方向に沿って上下に弾
性変形可能に構成して、前記板バネ3・・の遊端部に係
止部3a= 3b、3cを形威し、上下方向姿勢の前
記棒状部材には、その周方向複数箇所で、且つ、上下方
向に適当間隔をおいて、前記係止部3at 3bt 3
cが係合する被係止部lay lb、leを形威しで
あることを特徴とする。
従って次の作用効果が得られる。
■ 筒状部材2を棒状部材1に対して位置保持させであ
るから、風などによって横方向にふらつくおそれがない
@ 筒状部材2の係止部3a、3b、3cと棒状部材1
の周方向複数箇所で、且つ、上下方向に適当間隔をおい
て形成しである被係止部1a。
1b、1eとの係止によって、筒状部材2の周方向に対
する回り止めが確実に可能となり、そのために、筒状部
材2に角筒形状のものを使用したとしても、上下に取付
けられた複数の角筒の上下方向辺及び角の位置が上下方
向に直線状又は螺旋状に揃った状態に固定され、美感を
損ねず装飾効果を向上させることができると共に、前記
複数の係止部3a、3b、3c・・と被係止部1 a、
1 by 1 e・・との相互の係合状態で、筒状部
材2に横方向の外力が加わっても、係止部3a、3b、
3c・・が筒状部材2の周方向複数箇所から突設された
板バネ3・・の遊端部に形成しであるので、前記係合状
態が外れることなく安定して固定維持できる。
の 遊端部に係止部3a、3b、3cを形成した複数の
板バネ3・・が、筒状部材2の内壁部の周方向複数箇所
から筒状部材2の中心側に向けて水平又はほぼ水平で互
いに突き合せ状態に突設され、筒状部材2の軸芯方向に
沿って上下に弾性変形可能に構成しであるために、上下
隣接筒状部材2,2の間隔を調整するに棒状部材1に沿
って筒状部材2を上下動操作するだけで、筒状部材2は
棒状部材1に対して周方向及び横方向に対する定位置を
維持したまま板バネ3・・の弾性変形によって簡単に被
係止部1a、lb、leに対する係止部3at 3b、
3C・・が離脱し、上下にスライド移動及び固定を迅
速に行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る組立式縦樋の実施例を示し、第1図
は概略的な全体側面図、第2図は拡大横断平面図、第3
図は拡大縦断正面図、第4図は位置規制手段の変形を示
す一部切欠斜視図、第5図は棒状部材の応用例を示す斜
視図、第6図はもう一つの応用例を示す横断平面図であ
る。 1・・・・・・棒状部材、2・・・・・・無底筒状部材
、4・・・・・・重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒樋適所に介在の集水器とそれの直下相当地面箇所とに
    亘って上下方向姿勢に固定又は半固定状態に垂設可能な
    棒状部材1に、無底筒状部材2を着脱ならびに上下に位
    置変更固定可能な状態に取付けである組立式縦樋におい
    て、前記筒状部材2の内壁部の周方向複数箇所から前記
    筒状部材2の中心側に向けて、複数の板バネ3・・を水
    平又はほぼ水平で互いに突き合わせ状態に突設させると
    共に、その板バネ3・・は前記筒状部材2の軸芯方向に
    沿って上下に弾性変形可能に構成して、前記板バネ3・
    ・の遊端部に係止部3a、 3b、 3Cを形成腰
    上下方向姿勢の前記棒状部材には、その周方向複数箇所
    で、且つ、上下方向に適当間隔をおいて、前記係止部3
    af 3b、3cが係止する被係止部1a、lb、l
    cを形威しである組立式縦樋。
JP561680U 1980-01-21 1980-01-21 組立式縦樋 Expired JPS609300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP561680U JPS609300Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 組立式縦樋

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JP561680U JPS609300Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21 組立式縦樋

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Publication Number Publication Date
JPS56107024U JPS56107024U (ja) 1981-08-20
JPS609300Y2 true JPS609300Y2 (ja) 1985-04-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5232630B2 (ja) * 2008-12-25 2013-07-10 株式会社オーティス くさり竪樋

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JPS56107024U (ja) 1981-08-20

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