JPS597987Y2 - 建具の幅調整框 - Google Patents
建具の幅調整框Info
- Publication number
- JPS597987Y2 JPS597987Y2 JP11333879U JP11333879U JPS597987Y2 JP S597987 Y2 JPS597987 Y2 JP S597987Y2 JP 11333879 U JP11333879 U JP 11333879U JP 11333879 U JP11333879 U JP 11333879U JP S597987 Y2 JPS597987 Y2 JP S597987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- leg
- width
- top plate
- shaped opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建具上桟の上端部を内幅に異にする如何なる
鴨居溝にも適合しうるようにした建具の幅調整框に関す
る。
鴨居溝にも適合しうるようにした建具の幅調整框に関す
る。
各家屋における鴨居の溝幅は、使用する地域によって種
々異なっており、そのため一般には、建具上桟の上端部
横幅を、最も狭幅の鴨居溝幅に合わせて、如何なる地域
においても使用できるようにしている。
々異なっており、そのため一般には、建具上桟の上端部
横幅を、最も狭幅の鴨居溝幅に合わせて、如何なる地域
においても使用できるようにしている。
しかしながら、幅狭の建具上桟を幅広の鴨居溝に差し込
んで使用すると、建具の摺動時にガタツキを生し円滑な
摺動がなされないという欠点を生じる。
んで使用すると、建具の摺動時にガタツキを生し円滑な
摺動がなされないという欠点を生じる。
そこで、内幅を異にする鴨居溝のそれぞれに適合する建
具上桟を多種揃えれば、当然に上記欠点は解消するもの
であるが、製造コストが大幅に向上して望ましい対策と
は云えず、同一機種であらゆる溝幅に適合し得る建具の
上框の開発が待たれている所である。
具上桟を多種揃えれば、当然に上記欠点は解消するもの
であるが、製造コストが大幅に向上して望ましい対策と
は云えず、同一機種であらゆる溝幅に適合し得る建具の
上框の開発が待たれている所である。
上記問題を解決するものとして、実開昭54−5774
0号に示される考案が存在するが、この例によれば幅調
整をするブロックを取付ける取付部の加工を別途必要と
し、またブロックを取付ける位置が制約され、更には、
ブロックを同一形状の取付部に嵌入するため、その取付
けが困難であると共に、嵌入取付けを容易にすると、相
対形状がルーズになって取付け後の安定性に欠けるとい
う新たな問題を有していた。
0号に示される考案が存在するが、この例によれば幅調
整をするブロックを取付ける取付部の加工を別途必要と
し、またブロックを取付ける位置が制約され、更には、
ブロックを同一形状の取付部に嵌入するため、その取付
けが困難であると共に、嵌入取付けを容易にすると、相
対形状がルーズになって取付け後の安定性に欠けるとい
う新たな問題を有していた。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたもので、建具上桟の
上面部に特殊なブロックを位置変更自在に装着せしめて
、内幅を異にするあらゆる鴨居溝に適合するようにして
建具の円滑な摺動をなさしめるようにすると共に、調整
ブロックを取付けるのに特別な取付部を必要とすること
もなく、また取付け位置も特定個所である制約を受ける
ことなく、更に取付けの容易性と安定性を図ることがで
きるようにした建具の幅調整框を提案するものである。
上面部に特殊なブロックを位置変更自在に装着せしめて
、内幅を異にするあらゆる鴨居溝に適合するようにして
建具の円滑な摺動をなさしめるようにすると共に、調整
ブロックを取付けるのに特別な取付部を必要とすること
もなく、また取付け位置も特定個所である制約を受ける
ことなく、更に取付けの容易性と安定性を図ることがで
きるようにした建具の幅調整框を提案するものである。
以下図面に示す実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案上框を用いた建具の一部分解斜視図、第
2図は第1図の組立状態縦断面図、第3図は組立状態の
要部横断面図である。
2図は第1図の組立状態縦断面図、第3図は組立状態の
要部横断面図である。
上記各国において本考案の幅調整框は、上桟10の上面
部に上方長手方向に開口した溝状の開口部11を設け、
この開口部11に天板2と脚部3とからなる差込ブロッ
ク1を着脱自在に装着して構威される。
部に上方長手方向に開口した溝状の開口部11を設け、
この開口部11に天板2と脚部3とからなる差込ブロッ
ク1を着脱自在に装着して構威される。
上記上桟10は、実施例においては上側部10 aと下
側部10 bの分割方式にて構威され、これを調整ブロ
ック20にて縦框30に連結することにより、高さ調整
自在としてある。
側部10 bの分割方式にて構威され、これを調整ブロ
ック20にて縦框30に連結することにより、高さ調整
自在としてある。
もつとも上桟10は、分割方式に限らず一体的な構或と
して、縦框30に固定的に連結するようにしてもよい。
して、縦框30に固定的に連結するようにしてもよい。
上記した差込ブロック1は、方形状の天板2とこの下面
に4つの脚片からなる脚部3を設けて構或される。
に4つの脚片からなる脚部3を設けて構或される。
各脚片は、上桟10の開口部11の深さよりやや長目に
した弾性片よりなると共に、この弾性片の基部近傍に突
起状の係止部4を設けて構威される。
した弾性片よりなると共に、この弾性片の基部近傍に突
起状の係止部4を設けて構威される。
また開口部11への装着は、弾性片たる脚片を開口部1
1内に差し込んで押圧することにより、係止部4が開口
部11の突片12,12に係止することによってなされ
る。
1内に差し込んで押圧することにより、係止部4が開口
部11の突片12,12に係止することによってなされ
る。
上記突片12,12は、第4図に示すように開口部11
の上端縁をそれぞれ内側に折曲し対向させて構威される
。
の上端縁をそれぞれ内側に折曲し対向させて構威される
。
上記天板2は二つの異なる横幅A及びBを有しており、
第6図に示すように、長目の横幅Aを横方向に、もしく
は短目の横幅Bを横方向に用いるべくブロック1を上桟
開口部11に装着することができる。
第6図に示すように、長目の横幅Aを横方向に、もしく
は短目の横幅Bを横方向に用いるべくブロック1を上桟
開口部11に装着することができる。
そのため各脚部3,3は、それぞれの横幅A及びBを横
方向に設置すべく該横幅A,Bと対応する位置に取付け
られている。
方向に設置すべく該横幅A,Bと対応する位置に取付け
られている。
更に上記差込ブロック1は、必要により横幅A,B内に
おいて脚部3,3を横方向に微少偏心させて取付けてあ
る。
おいて脚部3,3を横方向に微少偏心させて取付けてあ
る。
その結果天板2は第6図に示すように、一つの横幅Aも
しくはBであっても、それぞれ180゜回転させて取付
けることにより、天板2の上桟10に対する側方への突
出長さを左右勝手違いに選定し得るようにして、鴨居溝
40への差し込みをより適合させてなし得るようにして
ある。
しくはBであっても、それぞれ180゜回転させて取付
けることにより、天板2の上桟10に対する側方への突
出長さを左右勝手違いに選定し得るようにして、鴨居溝
40への差し込みをより適合させてなし得るようにして
ある。
すなわち上記第6図に示すように、天板2の各片a,b
,C,dをそれぞれ四通りに位置を替えてブロック1を
溝状の開口部11に装着することを可能にしている。
,C,dをそれぞれ四通りに位置を替えてブロック1を
溝状の開口部11に装着することを可能にしている。
本考案は以上のように、上桟に設けた開口部に差込ブロ
ックを着脱自在に装着し、このブロックが横幅を異にす
る天板を有していることから、それぞれ位置を替えて上
桟に装着することにより、溝幅を異にする種々の鴨居に
対し適合し得て、建具の円滑な摺動をなし得ると共に、
一機種で広範囲の鴨居に使用できて製造コストの低下を
もたらすことができる。
ックを着脱自在に装着し、このブロックが横幅を異にす
る天板を有していることから、それぞれ位置を替えて上
桟に装着することにより、溝幅を異にする種々の鴨居に
対し適合し得て、建具の円滑な摺動をなし得ると共に、
一機種で広範囲の鴨居に使用できて製造コストの低下を
もたらすことができる。
しかも本考案の差込ブロックは、建具上桟の溝状開口部
に装着するものであるから、取付部を別途に形或する必
要がなく、また溝状開口部のいずれの箇所においても取
付けられるため、取付け位置の制約を全く受けることが
なく、更には脚片を弾性を利用して上方から押込むだけ
で溝状開口部に差込むものであるから、その装着が極め
て容易であると共に、装着後は脚片の係止部が溝状開口
部の上端に係着することから、安定した装着が得られる
等種々の効果を奏するものである。
に装着するものであるから、取付部を別途に形或する必
要がなく、また溝状開口部のいずれの箇所においても取
付けられるため、取付け位置の制約を全く受けることが
なく、更には脚片を弾性を利用して上方から押込むだけ
で溝状開口部に差込むものであるから、その装着が極め
て容易であると共に、装着後は脚片の係止部が溝状開口
部の上端に係着することから、安定した装着が得られる
等種々の効果を奏するものである。
第1図は本考案上框を用いた建具の一部分解斜視図、第
2図は第1図の組立状態縦断面図、第3図は組立状態の
要部横断面図、第4図は第3図の分解図、第5図は第3
図のA−A断面図、第6図はブロック取付状態を示す変
形パターン平面図である。 1・・・・・・差込ブロック、2・・・・・・天板、3
・・・・・・脚部、4・・・・・・係止部、10・・・
・・・上桟、11・・・・・・開口部、12・・・・・
・突片、20・・・・・・調整ブロック、30・・・・
・・縦框、40・・・・・・鴨居溝。
2図は第1図の組立状態縦断面図、第3図は組立状態の
要部横断面図、第4図は第3図の分解図、第5図は第3
図のA−A断面図、第6図はブロック取付状態を示す変
形パターン平面図である。 1・・・・・・差込ブロック、2・・・・・・天板、3
・・・・・・脚部、4・・・・・・係止部、10・・・
・・・上桟、11・・・・・・開口部、12・・・・・
・突片、20・・・・・・調整ブロック、30・・・・
・・縦框、40・・・・・・鴨居溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えてなることを特徴とする建具の幅調整框
。 (イ)建具上桟の上面部に上方長手方向に開口した溝状
の開口部を設け、該溝状開口部に天板と脚部とからなる
差込ブロックを着脱自在に装着する。 (ロ)差込ブロックの天板は二つの異なる横幅A及びB
を有して方形状に形戊されると共に、脚部は天板の下面
においてその横幅AとBとにそれぞれ対応する位置に複
数の脚片を設けてなる。 (ハ)上記脚部は、各脚片間の幅を溝状開口部の幅に相
当させて形或し、且つ各脚片の基部に弾性によって溝状
開口部の上端に係着する係止部を設けてなる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11333879U JPS597987Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 建具の幅調整框 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11333879U JPS597987Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 建具の幅調整框 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5631185U JPS5631185U (ja) | 1981-03-26 |
JPS597987Y2 true JPS597987Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29345631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11333879U Expired JPS597987Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 建具の幅調整框 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597987Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-17 JP JP11333879U patent/JPS597987Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5631185U (ja) | 1981-03-26 |
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