JPH0354261Y2 - - Google Patents

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JPH0354261Y2
JPH0354261Y2 JP261786U JP261786U JPH0354261Y2 JP H0354261 Y2 JPH0354261 Y2 JP H0354261Y2 JP 261786 U JP261786 U JP 261786U JP 261786 U JP261786 U JP 261786U JP H0354261 Y2 JPH0354261 Y2 JP H0354261Y2
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resin
handrail
coated
handrail body
bracket
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JP261786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外表面に樹脂被覆を施して形成され
る樹脂被覆手摺体の連結構造に関するもので、特
にシール性能の優れた樹脂被覆手摺体の連結構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、水を多用する浴室等に設置される手摺と
しては、その手触りの良さに加え、耐食性の向上
を目的として、その外表面に樹脂被覆を施した、
いわゆる樹脂被覆手摺体を用いたものが多用され
ており、この樹脂被覆手摺体を壁面等の設置基部
に固定したり、あるいは複数の手摺体を連結した
りする際には、ブラケツト等の被連結部材と連結
する必要がある。
そして、主として意匠上の要請から、上記手摺
体と被連結部材とを、手摺体の端縁を被連結部材
に衝接させた状態で連結することが必要な場合が
あり、従来このような場合の手摺体の連結構造と
しては、第4図に示すように、ブラケツト1等の
被連結部材2の受け部3の中央部から嵌合突部4
を突出させ、この嵌合突部4を手摺体5の芯管5
a内に嵌合させて両者を連結するものが使用され
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来のものは、手摺体の端
縁に嵌入される嵌合突部4によつて水の浸入経路
を長くして、通常、鋼管等からなる手摺体5の芯
管5aの腐食を防止しているが、芯管5aの端
縁、すなわち被連結部材2の受け部3との当接部
位においては、芯管5aが樹脂被覆5bに覆われ
ることなく露出されているので、とりわけ腐食の
進行が早い上に、この部位が腐食すると美観を著
しく損ねるという欠点を有していた。
本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたも
のであつて、特に樹脂被覆と押圧突部との押圧接
触により、連結部位の外表面側をシールして手摺
体5の芯管5aの端縁の腐食を防止して、長期に
わたつて美観を保つことのできる樹脂被覆手摺体
の連結構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図において、本考案の実施例に対応する樹
脂被覆手摺体の連結構造が示されている。
この第1図において、5は芯管5aの外表面に
樹脂被覆5bを施して形成される樹脂被覆手摺体
を示すもので、2はこの樹脂被覆手摺体5の端部
に連結される被連結部材を示すものである。
また、3は被連結部材2に形成される受け部で
あり、樹脂被覆手摺体5は、この受け部3に樹脂
被覆手摺5の端縁を衝接させた状態で連結されて
おり、この状態で上記受け部3に突設された押圧
突部6は樹脂被覆手摺体5の端縁の樹脂被覆5b
部分を全周にわたつて押圧するようにされてい
る。
〔作用〕
本考案における押圧突部6は、被連結部材2の
受け部3に樹脂被覆手摺体5の端縁を衝接した状
態で連結した際に、該樹脂被覆手摺体5の樹脂被
覆5b部分を押圧し、当該押圧部位においてシー
ル効果を発揮する結果、水が芯管5aの端縁に付
着することを防止して、該芯管5aの端縁が腐食
することを防止するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
第2図において、本考案による樹脂被覆手摺体
の連結構造が適用された手摺を浴室に設置した状
態が示されている。
この実施例における手摺Aは、二本の樹脂被覆
手摺体5,5を屈曲状の連結部材7により連結す
るとともに、上記手摺体5の端部をブラケツト1
に連結して設置基部である壁面8に固定され、そ
の中間部を補助ブラケツト9により支持して構成
されている。
ブラケツト1は、第1図に示すように、壁面8
への固定部1aから側面視略L字状に屈曲した支
持脚部1bを突設してなり、該支持脚部1bの先
端部には受け部3が形成され、この受け部3の中
央部に突設される嵌合突部4を手摺体5の芯管5
a内に嵌合することにより、両者を連結すること
ができるようにされている。
上記ブラケツト1の受け部3に形成される押圧
突部6は、該受け部3を、嵌合突部4の基端部か
ら外方に行くに従つて前方に突出させるように傾
斜させることにより形成され、受け部3の外周縁
近傍の全周に突設されている。
したがつて、この実施例によれば、手摺体5を
被連結部材2であるブラケツト1に連結した状態
においては、手摺体5の芯管5aの外周部に該芯
管5a端縁を包囲する状態で押圧突部6が位置
し、かつこの押圧突部6が樹脂被覆5b端縁に押
圧接触するので、この押圧接触によつてシール効
果が発揮され、芯管5aの端縁への水の浸入が防
がれるのである。
なお、第1図において10は手摺体5とブラケ
ツト1とを結合するビス、11は接着剤をそれぞ
れ示すものである。
第3図は、被連結部材2が手摺体5同士を連結
するための連結部材7である場合の連結構造を示
す断面図である。
この実施例における連結部材7は、平面視略L字
状に屈曲された管状体で、その両端に形成された
受け部3の中央部には、上述したブラケツト1と
同様の嵌合突部4が突設され、手摺体5の芯管5
a内に嵌合できるようにされている。
また、この実施例においても、押圧突部6は、
受け部3の外周近傍の全周に形成されるが、その
断面形状は、上述したブラケツト1と異なり、半
円形をなしている。
なお、以上の説明においては、被連結部材2と
してブラケツト1および連結部材7を例に挙げて
あるが、これに限られるものではなく、例えば、
上記第4図に示すように、連結部材7を真直状に
形成したもの、あるいは手摺Aの端部に装着され
るいわゆるエンドキヤツプを被連結部材2とし
て、同様の構成をとることもできることは勿論で
ある。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
樹脂被覆手摺体の連結構造によれば、樹脂被覆手
摺体の端縁が衝接する被連結部材の受け部に該手
摺体の樹脂被覆を押圧接触する押圧突部を突設し
たので、手摺体を配設して形成した状態で該押圧
突部が手摺体の樹脂被覆内に食い込んだ状態とな
つて、この衝接部位から水が浸入することを防止
することができる。
したがつて、手摺体の芯管の端縁が腐食すること
を確実に防止することができ、長期にわたつて美
観を保つことのできる樹脂被覆手摺体の連結構造
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の樹脂被覆手摺体の連結構造を
示す要部断面図、第2図は本考案が適用された手
摺を浴室に設置した状態を示す斜視説明図、第3
図は連結部材を被連結部材とした場合を示す断面
図、第4図は従来例を示す要部断面図である。 1……ブラケツト、2……被連結部材、3……
受け部、5……樹脂被覆手摺体、5a……芯管、
5b……樹脂被覆、6……押圧突部、7……連結
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 芯管の外表面を樹脂被覆してなる樹脂被覆手摺
    体の端部を、壁面等の設置基部に固定されるブラ
    ケツトあるいは複数の樹脂被覆手摺体を連結する
    連結部材等の被連結部材の受け部に衝接させて相
    互に連結する樹脂被覆手摺体の連結構造におい
    て、 上記被連結部材の受け部には、樹脂被覆手摺体
    の樹脂被覆の端縁全周を押圧する押圧突部を突設
    して樹脂被覆と押圧突部とを押圧接触させたこと
    を特徴とする樹脂被覆手摺体の連結構造。
JP261786U 1986-01-14 1986-01-14 Expired JPH0354261Y2 (ja)

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JPS62115444U JPS62115444U (ja) 1987-07-22
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