JPS6216465Y2 - - Google Patents

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JPS6216465Y2
JPS6216465Y2 JP11723483U JP11723483U JPS6216465Y2 JP S6216465 Y2 JPS6216465 Y2 JP S6216465Y2 JP 11723483 U JP11723483 U JP 11723483U JP 11723483 U JP11723483 U JP 11723483U JP S6216465 Y2 JPS6216465 Y2 JP S6216465Y2
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JP
Japan
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speed
relay
automatic
manual
passenger conveyor
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JP11723483U
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JPS6026485U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野の説明〕 本考案は自動運転制御を有する二速度乗客コン
ベアの制御装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
近年、地下鉄等における朝夕のラツシユ時の乗
客輸送力増強を目的として、平常時の運転速度
(30m/分)に対し4/3倍の高速運転速度(40m/
分)にする2速度乗客コンベアが急増している。
また利用客の少ない場合省エネルギーなどの為、
最近は光電管装置や超音波センサー装置などの検
知装置を用いて、乗客コンベアの無駄な運転をや
め、前述の検知装置が乗客コンベア利用客を検出
して後一定時間のみ決められた方向に運転すると
いう自動運転制御を有する乗客コンベアも急増し
ている。乗客コンベアの利用客層が多様化するに
伴なつて高速運転中の2速度乗客コンベアに足腰
の弱い老人、幼児等の不慣れな人達が無意識のう
ちに乗り込むことがある。特に自動運転待機中に
乗客コンベア利用客を検出し起動後高速で運転を
開始すると、乗客コンベア利用客が踏段の移動速
度についていけず転到し思わぬ事故が起こる恐れ
がある。この種の自動運転を実施する乗客コンベ
アの近くに、表示灯または案内板等で「この乗客
コンベアは自動運転待機中」である旨の表示はあ
るがこの乗客コンベアが平常時の速度なのか高速
時の速度かの表示がなされているものはまずな
い。ここで手動運転時のみしか高速運転側にスイ
ツチを投入できないようにしても人間が操作する
上では全てのスイツチの状態を確認してから乗客
コンベアを自動運転スイツチを投入しても速度切
換スイツチが高速運転側にスイツチが切り換わつ
ていることに気づかず、乗客コンベアより係員が
立ち去つた場合、乗客コンベアが休止状態のまま
となり、係員が気づくまで、乗客コンベア利用客
へのサービスがなされないという問題も生じてく
る。
〔考案の目的〕
本考案は自動運転制御を併用する二速度乗客コ
ンベアにおいて、低速または高速に速度切換をす
る速度切換スイツチが高速側に切換つていても自
動運転制御時は自動運転を防止する安全な二速度
乗客コンベアの制御装置を提供する。
〔考案の概要〕 本考案は、手動運転または自動運転を選択する
手動・自動選択スイツチと、低速運転または高速
運転に切換える速度切換スイツチとを備え、これ
等手動・自動選択スイツチを速度切換スイツチと
を組合せ操作して運転制御する二速度乗客コンベ
アの制御装置において、前記手動・自動選択スイ
ツチの自動運転選択時に高速運転を阻止し停止若
しくは低速運転する回路を備えた点にある。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。第1図は本考案にもとづく制御回
路である。速度切換えスイツチ5は乗客コンベア
の上昇運転リレー(コイル図示せず)及び下降運
転リレー(コイル図示せず)の常開接点10a1
び11a1を介して制御電源Pに接続する。
速度切換スイツチ5の低速側接点Lは高速運転
用リレー2の常閉接点2b1及び低速運転用リレー
1を介して制御用電源Nに接続する。速度切換ス
イツチ5の高速側接点Hは自動運転用リレー4の
常閉接点4b1、低速運転用リレー1の常閉接点1
b1及び高速運転用リレー2を介して制御電源Nに
接続する。また、接点L及びHに対して、並列に
自動運転用リレー4の常開接点4a1を接続する。
ここで、乗客コンベアの高速あるいは低速用電動
機をそれぞれ高速あるいは低速で運転させるため
に接触器を投入・開放するリレーとして高速運転
用リレー2あるいは低速運転用リレー1を用い
る。
手動運転選択スイツチ6は周知の安全回路7を
介して制御電源Pに接続する。手動自動選択スイ
ツチ6の手動側接点Mは自動運転用リレー4の常
閉接点4b2及び手動運転用リレー3を介して制御
電源Nに接続する。手動自動選択スイツチ6の自
動側接点Aは手動運転用リレー3の常閉接点3b2
及び自動運転用リレー4を介して制御電源Nに接
続する。
自動運転開始指令リレー9は光電管装置等の利
用客検出回路8及び自動運転リレー4の常開接点
4a2を介して制御電源Pに接続する。また反対側
は、制御電源Nに接続する。
次に動作を説明する。
速度切換スイツチ5を高速側(H側)に投入し
てある状態のとき、手動自動選択スイツチ6を自
動運転側(A側)に投入する場合を考える。この
場合、常閉接点3b2は閉路したままで自動運転用
リレー4が励磁され4a2が閉路し自動運転待機状
態となる。
しかし、速度切換スイツチ5により選択された
高速運転用リレー2を励磁するための回路は自動
運転リレー4の常閉接点4b1が開路して高速運転
用リレー2の励磁を阻止する。また自動運転用リ
レー4の常開接点4a1の閉路により強制的に低速
運転用リレー1を励磁して、乗客コンベアは低速
で運転される回路構成となる。
ここで利用客検出回路8にて利用客を検知し自
動運転開始リレー9が励磁され上昇用運転リレー
(図示せず)の常開接点10a1または下降用運転
リレー(図示せず)の常開接点11a1が閉路して
高速用運転リレー2を励磁し乗客コンベアを高速
で運転しようとしても先に述べたように自動運転
用リレー4の常閉接点4b1および常開接点4a1
て強制的に低速運転用リレー1が励磁される為、
乗客コンベアは低速で運転される。すなわち、速
度切換スイツチ5が高速側に投入されているにも
かかわらず手動自動選択スイツチ6が自動運転側
に投入されたとしても、高速運転用リレー2は励
磁されず、乗客コンベアは低速で運転され、自動
運転時高速で運転される危険が生じない。
一方、手動・自動選択スイツチ6が手動運転側
(M側)に投入された場合は、速度切換スイツチ
5により通常の乗客コンベアの運転が可能とな
る。
第2図に本考案による他の実施例を示す。この
実施例は、第1図に記載の回路の投入条件を逆に
したものである。この実施例では速度切換スイツ
チ5が高速側に投入されていても手動自動選択ス
イツチ6が手動側に投入されれば高速で2速度乗
客コンベアは運転可能であるが自動運転側に投入
されれば高速運転用リレー2の常閉接点2b2が開
路されているので自動運転用リレー4は励磁され
ず、二速度乗客コンベアは自動運転可能とはなら
なず、運転できない。
〔考案の効果〕
速度切換スイツチ5が高速側に投入されていて
も二速度乗客コンベアは手動自動選択スイツチ6
により、手動運転側では高速運転が、自動運転側
では低速運転が行われる。速度切換スイツチ5が
高速側に投入されていて、自動運転側の場合は乗
客コンベアを自動運転で起動させないようにする
こともできる。従つて、今まで人間の誤操作によ
り乗客コンベアを高速で自動運転させるという危
険を排除できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による二速度乗客コンベアの制
御回路の一実施例を示した図、第2図は本考案の
他の実施例を示した制御回路図である。 1……低速運転用リレー、2……高速運転用リ
レー、3……手動運転用リレー、4……自動運転
用リレー、5……速度切換スイツチ、6……手動
自動選択スイツチ、9……自動運転開始リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動運転または自動運転を選択する手動・自動
    選択スイツチと、低速運転または高速運転に切換
    える速度切換スイツチとを備え、これ等手動・自
    動選択スイツチと速度切換スイツチとを組合せ操
    作して運転制御する二速度乗客コンベアの制御装
    置において、前記手動・自動選択スイツチの自動
    運転選択時に高速運転を阻止し停止若しくは低速
    運転する回路を備えたことを特徴とする二速度乗
    客コンベアの制御装置。
JP11723483U 1983-07-29 1983-07-29 二速度乗客コンベアの制御装置 Granted JPS6026485U (ja)

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JP11723483U JPS6026485U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 二速度乗客コンベアの制御装置

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JP11723483U JPS6026485U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 二速度乗客コンベアの制御装置

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JPS6026485U JPS6026485U (ja) 1985-02-22
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JP11723483U Granted JPS6026485U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 二速度乗客コンベアの制御装置

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WO2002040389A1 (fr) * 2000-11-16 2002-05-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande pour transporteur de passagers et procede de commande du fonctionnement

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JP2005145694A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア

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JPS6026485U (ja) 1985-02-22

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