JPS62164494A - 全自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロコンピュータを利用した全自動洗濯
機に関するものである。

従来の技術 従来の全自動洗濯機は、脱水動作開始前に脱水槽内の洗
濯物が槽の一方に片寄ったいわゆるアンバランスの状態
にあると、槽の振れが大きく危険になり脱水運転を継続
できない場合が発生するので槽の振れが正常かどうかを
検知する検知手段を、洗濯機本体に設置していた。もし
検知手段の働きにより槽の異常を検知したときは、異常
を解消するためのアンバランス修正回路を用い、自動的
に布の片寄９をなくして安定した脱水運転ができるよう
にしていたが、洗濯機の進行を表示する表示部はそのま
まであった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の構成では、検知手段が漕の異常を
検知し、脱水槽のアンバランス修正動作に入っても、洗
濯工程を表示する進行表示部は、アンバランス修正に入
る前と変らず、同じ表示を続けていた。

そのため、洗い、すすぎ、脱水の各工程において、すす
ぎと脱水工程中に槽がアンバランス状態になった場合、
特に脱水工程中の進行表示部は脱水工程を表示している
のに、槽の中では脱水動作とは違うアンバランス修正動
作を行なっているので、使用者が洗濯機が誤動作をして
脱水工程中にすすぎをやっているのか、それともアンバ
ランス修正を行なっているのかわからないという問題点
を有していた。

本発明は上記問題点を解決しに鑑み、使用者にアンバラ
ンス修正を行なっていることがわかる全自動洗濯機を提
供するものである。

間頂点を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の全自動洗濯機は、脱
水動作中に檜がアンバランス状態になった時のみ、アン
バランス修正の制御中であることを使用者に知らせるア
ンバランス表示部を洗濯工程を表示する進行表示部とは
別に設けた構成である。

作用 以上の構成によれば、脱水動作中にアンバランス状態に
入りアンバランス修正を行なっても、アンバランス修正
中は、専用のアンバランス表示部がそのことを使用者に
知らせるので、使用者は現在の状況を確実に杷握するこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

本発明の全自動洗濯機の制御部は、たとえばマイクロコ
ンピュータのような計算機、すなわち、計算機能を有し
設定された頭注に従い、各工程を行なわせるものである
。

このようなマイクロコンピュータは、例えば洗濯機の枠
体内に組込まれ、このマイクロコンピュタと相関して、
その洗濯工程を表示するための進行表示も、その枠体表
面に取りつけられる。このマイクロコンピュータは第２
図に示すように算術および論理演算を行なう演算部９、
命令の取り出しと実行を行なう制御部８、これら演算部
９、制御部８からなるＣＰＵ１０を有している。ＣＰＵ
１０はタイマ７と接続されている。プログラムの進行中
に情報を得て、これを記憶しプログラムの設定や判断に
情報を流すランダム・アクセス・メモリー（以下、ＲＡ
Ｍという）１１と、あらかじめ決められているプログラ
ムや設定値を記憶させておくリード・オンリー・メモリ
ー（以下、ＲＯＭという）１２は、ＣＰＵと接続されて
いる。また、制御対象となるＬＥＤ表示部などの出力装
置、スイッチや各種センサなどの入力装置からなる外部
機器１５は、入力ポート１３と出力ボート１４と接続さ
れ、ｃｐｔｙとの間でデータの受は渡しを行う。

上記マイクロコンピュータ４を機能で示すと第１図のよ
うになる。すなわち、槽の振れが正常かどうかを検知す
るアンバランス検知手段１は制御手段３に入力され、こ
の検知手段１からの信号によシ制御手段は槽の振れの異
常を解消するサブルーチン回路であるアンバランス修正
回路２に出力する。また、制御手段３はアンバランス表
示部６にアンバランス修正中であるときに出力し、また
洗濯工程の進行状態を進行表示部５に出力する。

上記構成におけるマイクロコンピュータ４は全自動洗濯
機のプログラム実行中脱水動作に入って、もし槽に異常
な振れが起った場合、アンバランス検知手段１は制御手
段３に信号を出力する。制御手段３は進行表示部５を変
化させずに現工程のままとし、一時的に脱水を中断させ
てアンバランス修正回路２を用いて、布の片寄りを修正
する。同時にアンバランス修正の制御中であることを、
進行表示部５とは別のアンバランス表示部６で表示する
。

本実施例の具体的な進行表示部とアンバランス表示部を
第３図に示す。すなわち、洗濯機のパネル部分にアンバ
ランス修正の制御中に点灯するアンバランス表示部１６
と、洗い、すすぎ、脱水工程中に点灯する進行表示部１
了、１８．１９を設けている。

次に本実施例の動作を説明する。

第４図において、脱水工程に入るとまずステップ４００
で工程表示ランプが点灯し、ステップ４０１で繰り返し
回数Ｗを０に設定し、ステップ４０２で排水、ステップ
４０３で脱水が行なわれる。ここでもし脱水が順調に行
なわれて、アンノ（ランスの状態にならなければ、ステ
ップ４０５に進み所定の時間を分よりも短かければ、ス
テップ４０２に戻り時間を分が経過するまで脱水を続け
る。もし槽内の洗濯物が一方に片寄ったいわゆるアンバ
ランスの状態になると、槽の振れが大きくなるので、こ
れをアンバランス検知手段で検知し、ステップ４０７に
進む。ここではこのアンバランス修正の回数を比較して
お９、−回目の修正であればＷ＝０なのでステップ４０
８に進む。ステップ４０８でアンバランス表示をしてか
ら４０９の給水を行なう。ステップ４１１で圧力スイッ
チがＯＮされ給水が停止される。次にステップ４１２で
撹拌を行ない、ステップ４１４で所定の時間ｔ′分経過
するまで撹拌を続ける。それが終るとアンバランス修正
終了ということで、ステップ４１５でアンバランス修正
回数１をＷにカウントする。

そして再ヒステップ４０２に戻り脱水動作に入る。

この繰り返しを行ない４０７でアンバランス修正回数Ｗ
が３になると、これまでアンバランス修正を３回実行し
たが修正できなかったと判断して、ステップ４１６に進
み運転を停止し、ステップ４１７で異常報知を行ない、
使用者が気づくまでこの状態を保持する。ただし、アン
バランス修正中どの工程でも使用者がアンバランス制御
中だと気づいてステップ４１０，４１３，４１８でリセ
ット動作（実際には洗濯機の蓋を開けることにより、ス
イッチが動作し、リセッＩ・信号が外部機器１５から入
力ボート１３へ入力される。）をして布のアンバランス
を手で修正すれば、手動制御することができる。

発明の効果 以上、実施例から明らかなように、本発明は脱水時に槽
がアンバランス状態になればアンバランス修正の制御中
であることを、アンバランス表示部で表示するものであ
るから、使用者は現在の状況を正確に把握でき、使用者
の誤解を低減させ、サービス性を向上できる。また、ア
ンバラン、Ｘ（１７正中に手で修正すれば、給水と撹拌
の工程を省き、節水と時間短縮をすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部ブロック図、第２図は
マイクロコンピュータのブロック図、第３図は洗イ■機
のパネルに設けた表示部の正面図、第４図は制御手段の
要部フローチャートである。 １・・・・・・アンバランス検知手段、２・・・・・・
アンバランス修正回路、３・・・・・・制御手段、４・
・・・・・マイクロコンピュータ、５・・・・・・進行
表示部、６・・・・・・アンバランス表示部、了・・・
・・・タイマ、８・・・・・・制御部、９・・・・・・
演算部、１０・・・・・・ＣＰＵ、１１・・・・・・Ｒ
ＡＭ。 １２・・・・・・ＲＯＭ、１３・・・・・・入力ボート
、１４・・・・・・出力ポート、１５・・・・・・外部
機器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名列　
１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）設定された順序に従い、洗い、すすぎ、脱水の洗
   濯工程を行なわせる制御手段と、この洗濯工程を表示す
   る進行表示部と、槽のアンバランス状態を表示するアン
   バランス表示部と、槽のアンバランス状態を検出するア
   ンバランス検出手段と、このアンバランス検出手段の信
   号によりアンバランスを解消するアンバランス修正回路
   を備え、前記アンバランス表示部はアンバランス修正の
   制御中であることを表示する全自動洗濯機。
2. （２）アンバランス表示部は脱水工程時でアンバランス
   状態になったときのみアンバランス修正の制御中である
   ことを表示する特許請求の範囲第１項記載の全自動洗濯
   機。