JPS6216268Y2 - - Google Patents

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JPS6216268Y2
JPS6216268Y2 JP12702083U JP12702083U JPS6216268Y2 JP S6216268 Y2 JPS6216268 Y2 JP S6216268Y2 JP 12702083 U JP12702083 U JP 12702083U JP 12702083 U JP12702083 U JP 12702083U JP S6216268 Y2 JPS6216268 Y2 JP S6216268Y2
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JP
Japan
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cam
drive device
cam drive
main shaft
detection switch
Prior art date
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JP12702083U
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JPS6036137U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は各種機械の回転軸を定位置に割り出す
装置に関する。
従来技術 例えば工作機械において主軸を定位置に停止さ
せるには、主軸台に無接点スイツチを設け主軸側
に該スイツチ用のドツグを取付けておき、主軸を
一旦停止させたあと低速回転させ無接点スイツチ
がドツグの位置を検出したときスイツチの信号で
モータを停止させていた。このものは慣性による
停止位置にばらつきが生じ停止精度が劣る欠点が
ある。また主軸部材の外周にノツチ用切欠きを設
け主軸台に進退可能のノツチと無接点スイツチを
設けておきノツをレツチ用切欠の外周に当てて主
軸を低速回転させ無接点スイツチの所定位置の信
号によつてモータを停止させ切欠きにノツチを挿
入して位置決めさせていた。このものはノツチに
よつて急激に主軸を停止させるため回転体の慣性
によつて生じる大きなシヨツクの問題がある。更
に主軸の後端部にスラスト方向のリードをもつた
円筒カムを取付けて主軸台側のローラを主軸停止
後、リードのカム溝に嵌合させて主軸々心方向と
平行に移動させて位置決めするものがある。この
ものはスラスト方向のストロークが必要なためス
ペースの問題と位置決め数の変更による対応の面
で問題がある。更にまた実公昭49−45029号のよ
うに主軸の後端にハートカムを取付けピストンの
前進によつてカムを旋回置決めし、ピストンがカ
ムの死点に位置したときプランジヤで補助的に旋
回させるものがある。
目 的 従つて本考案は上記に鑑みなされたもので、小
スペースにて取付けが可能で滑らかに高精度の位
置決めができる改良された割出し装置を提供しよ
うとするものである。
解決手段 主軸部材の後端に楕円状の短径位置の外周両側
にノツチ用切欠きを設け長径と短径が直角でない
割出しカムと主軸割出し停止位置に無接点スイツ
チ用ドツグとを取付け、主軸台に前記ドツグが所
定停止位置にきたとき検出する無接点スイツチと
同位置で前記ノツチ用切欠きに嵌入する先端を有
する第1カム駆動装置と中心に対してこれと直角
な方向で割出しカムに対向する第2カム駆動装置
とを設け、第1、第2カム駆動装置をともに不作
動とする手段と第1、第2カム駆動装置の作動端
の第1、第2検出スイツチと第1検出スイツチの
作動で第2カム駆動装置を作動、第1カム駆動装
置を不作動にまた第2検出スイツチの作動で第1
カム駆動装置を作動、第2カム駆動装置を不作動
とする手段を設け第1または第2検出スイツチと
無接点スイツチとの作動時に主軸が割出されるよ
うに構成したものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。工作機械等の回転軸、例えば研削盤の主軸台
1に軸受によつて回転可能に軸承された中空の主
軸2は先端部に工作物を把持するチヤツク3を装
着し後端にプーリ4が同心に締着されていて、モ
ータ5のプーリ6とベツト7で連結されている。
プーリ4の後端面には円筒8が同心に締着されて
おり、主軸の位置を決める検出用ドツグ9が取付
けられていて、このドツグ9が所定割出し角度位
置にあるときに検出する無接点スイツチ10が主
軸台1に取付けられている。そして円筒8の後端
面に長径と短径が僅かに直角でなく短径位置の外
周の両側にノツチ用切欠11a,11bがそれぞ
れ削設された楕円状の割出しカム11が締着され
ている。このカム11のカム外周面に対向しドツ
グ9の所定割出し角度位置を無接点スイツチ10
が丁度検出する位置でノツチが入るように第1カ
ム駆動装置12及びこれと直角方向からカム11
面に対向する第2カム駆動装置13が主軸台1に
取付けられている。このカム駆動装置12,13
はそれぞれシリンダ12a,13aにピストン1
2b,13bが嵌装されており、このピストンの
両側にそれぞれピストンロツド12c,12d:
13c,13dが管壁を貫通して突出していてピ
ストンロツド12c,13cの先端はローラ12
e,13e付のノツチを形成して割出しカム11
の切欠11a又は11bに交互に嵌入する。また
ロツド12d,13dの先端はドツグ12f,1
3fを形成していてローラ12e,13eが嵌入
したときそれぞれ前進端リミツトスイツチLS1,
LS3をローラ12e,13eが完全に退避したと
きそれぞれ後退端リミツトスイツチLS2,LS4を
作用する。シリンダ12a,13aにはそれぞれ
ローラ12e,13eのノツチが嵌入しない方向
にピストン12b,13bを付勢するばね14,
15が介装されている。そしてシリンダ12aの
ピストン戻し側の室とシリンダ13aとピストン
前進側の室とが油路16に連結され、またシリン
ダ12aのピストン前進側の室とシリンダ13a
のピストン戻し側の室とが油路17に連結され3
位置切換電磁弁18を介して圧油ポンプ側と排油
タンク側に接続されている。
このように構成された主軸2を割出すには切換
電磁弁18は位置におき、シリンダ12a,1
3aの各室の圧油をぬいてばね14,15の力で
ピストン12b,13bを後退させてローラのノ
ツチが退避位置におかれていて、モータ5の回転
を停止させたあと、切換電磁弁18を位置に切
換える。圧油は油路16より第1カム駆動装置の
ピストン前進側の室と第2カム駆動装置のピスト
ン後退側の室に送られ、ピストン12bが前進す
る。主軸停止状態において楕円状の割出しカム1
1が第3図の状態にあつたとすると、ピストンロ
ツド12cの先端のノツチとなるローラ12eが
カム11面の斜面を押しその旋回方向の分力によ
り割出しカム11及び主軸2が旋回され、切欠き
11aに嵌入すると第4図のように旋回が停止す
る。然しドツグ9は無接点スイツチ10と対峙し
ないため無接点スイツチ10からは信号が出力し
ない。従つてリミツトスイツチLS1の信号によつ
て切換電磁弁18が位置に切換えられ、圧油は
油路17に送られ第1カム駆動装置のピストン後
退側の室と第2カム駆動装置のピストン前進側の
室に送られる。割出しカム11は長径と短径が直
角でないためカム停止時はカム駆動装置のローラ
は頂面でなく必ず斜面で対峙しており、ピストン
ロツド13cが前進して先端のローラ13eが割
出しカム11の斜面を押して旋回分力によりカム
11を旋回させ切欠き11bにピストンロツド1
3cのローラ13eが嵌入すると第5図のように
停止する。この時ドツグ9は無接点スイツチ11
と対峙しないのでリミツトスイツチLS3の信号で
切換電磁弁18が再び位置に切換えられ、圧油
は油路16から第1カム駆動装置12のピストン
前進側の室と第2カム駆動装置13のピストン後
退側の室に送られピストンロツド12bの先端ロ
ーラ12eが割出しカム11の斜面を押し旋回分
力によつてカム11を旋回させ切欠き11bにピ
ストンロツド12bのローラ12eが嵌入し第2
図のように停止する。このときドツグ9は無接点
スイツチ10に対峙し無接点スイツチ10から信
号が出力するとともにリミツトスイツチLS1も信
号を出力し主軸2は定位置に割出し停止させられ
るものである。
効 果 以上詳述したように本考案は主軸後端に長径と
短径が直角でなく短径外周の両側ノツチ用切欠き
を設けた楕円状割出しカムと主軸停止位置を決め
るドツグを設け、主軸台に第1、第2カム駆動装
置を直角にまた無接点スイツチを設けて、交互に
第1、第2カム駆動装置を作動させる手段とその
作動端を検出するそれぞれのスイツチを設けてカ
ム駆動装置がカムの斜面を押すことにより約1/4
づつ旋回させ近接スイツチと検出スイツチの作動
したとき定位置に停止させるので、主軸回転の慣
性に起因した衝撃が極めて少くなり割出し時間が
早く、且高精度の滑らかな位置決めが可能となつ
た。また軸方向の空間が少くてすみコンパクトな
構造となる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の縦断面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図、第4図、第5図は割出
しカムとカム駆動装置及びドツグと無接点スイツ
チの関係を示す図である。 1……主軸台、2……主軸、8……円筒、9…
…ドツグ、10……無接点スイツチ、11……割
出しカム、12……第1カム駆動装置、13……
第2カム駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 割出しすべき主軸の後端部に楕円状の短径部外
    周の両側にそれぞれ位置決め用切欠を有し短径と
    長径とが直角でない割出しカムと主軸を停止させ
    る角度位置に無接点スイツチ用ドツグとを取付
    け、主軸台に該ドツグが所定位置で停止したこと
    を検出する無接点スイツチと前記ドツグが該無接
    点スイツチで検出される位置で前記割出しカムの
    切欠に嵌入する先端部を有する第1カム駆動装置
    と前記割出しカムの切欠に嵌入する先端部を有し
    該第1カム駆動装置に対して直角方向から前記割
    出しカムに対向する第2カム駆動装置を取付け、
    更に前記第1カム駆動装置と前記第2カム駆動装
    置とを同時に不作動状態をする手段と前記第1カ
    ム駆動装置作動端位置を検出する第1検出スイツ
    チと前記第2カム駆動装置の作動端位置を検出す
    る第2検出スイツチと該第1検出スイツチの作動
    で前記第2カム駆動装置を作動させ前記第1カム
    駆動装置を不作動とし該第2検出スイツチの作動
    で前記第1カム駆動装置を作動させ前記第2カム
    駆動装置を不作動とする切換手段を設けてなり、
    前記第1、第2駆動装置を不作動としたあと第
    1、第2駆動装置を交互に作動させ、第1検出ス
    イツチまたは第2検出スイツチと無接点スイツチ
    の両方が作動状態となつたとき主軸が割出される
    ことを特徴とする主軸定位置割出し装置。
JP12702083U 1983-08-17 1983-08-17 主軸定位置割出し装置 Granted JPS6036137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12702083U JPS6036137U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 主軸定位置割出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12702083U JPS6036137U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 主軸定位置割出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6036137U JPS6036137U (ja) 1985-03-12
JPS6216268Y2 true JPS6216268Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=30288629

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12702083U Granted JPS6036137U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 主軸定位置割出し装置

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JPS6036137U (ja) 1985-03-12

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