JPS6327952Y2 - - Google Patents

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JPS6327952Y2
JPS6327952Y2 JP1984082136U JP8213684U JPS6327952Y2 JP S6327952 Y2 JPS6327952 Y2 JP S6327952Y2 JP 1984082136 U JP1984082136 U JP 1984082136U JP 8213684 U JP8213684 U JP 8213684U JP S6327952 Y2 JPS6327952 Y2 JP S6327952Y2
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JP
Japan
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cam
shaft
rotation
swing
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984082136U
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English (en)
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JPS60194453U (ja
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Publication date
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Priority to JP8213684U priority Critical patent/JPS60194453U/ja
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Publication of JPS6327952Y2 publication Critical patent/JPS6327952Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、工作機械におけるワークの自動供給
装置、自動工具交換装置、各種割出装置等に用い
て有用な旋回位置決め装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、回転割出装置はゼネバ機構を利用する
ものが多く、また、小型のものではバレルカムな
どが用いられているが、いずれも高精度ではある
が極めて高価である。このような機構以外にも例
えば、特公昭50−36074号には歯車を利用したも
のもみられるが、これとても、装置が簡略化され
たものではなく、ストロークが小さくて高速旋回
位置決めが困難であり、安価な提供もできない難
点を有している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 したがつて、精度的にある程度ラフであつて
も、割出し位置が少ない、しかも、変更不能な数
個所に限定されても、割出速度が大でかつ安価に
供給できる割出装置を開発し、ワークの自動供
給、ツールの自動交換など広範囲の移送装置用に
利用し易いものにしようとした。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、以上のような従来の位置決め装置の
問題点を解消し、迅速かつ円滑な位置決めが、簡
単な装置で解決するべく検討を加え、完成させた
ものである。
すなわち、その構造上の特徴は、旋回位置決め
の所定角度に分割した位置に軸の往復動のガイド
となる深い溝を有するリングカムと各溝に対応す
る位置に溝幅を直径とするカムローラを外周に軸
方向へ進退可能に配設した旋回軸と、該旋回軸に
軸方向往復動と旋回動とを与える駆動源とからな
る旋回位置決め装置であり、更に、カム溝のコー
ナー部でカムローラをカムに添わせて円滑迅速な
動きをさせるために旋回軸の往復動に空圧シリン
ダを用い、かつ、空圧バルブをカム溝へカムロー
ラが到達する前に早目に操作するようにタイミン
グをコントロールしたことにある。
〈実施例〉 以下、本考案の旋回位置決め装置の実施例を図
面によつて詳細に説明する。
第1図は120゜旋回位置決め装置のリングカム1
とカムローラ2の部分の正面図であつて、第2図
はリングカム1の展開側面図である。リングカム
1は本体ケーシング3側に固定され、カム溝4が
120゜の角度でもつて等間隔に3個所設けられてい
る。そして、その各カム溝4に対応する位置に溝
幅を直径とする3個のカムローラ2を等角度で外
周に配設した旋回軸5がリングカム1内を貫通
し、前後に移動することによつてカムローラ2が
カム溝4に出入りし、旋回によつてカム溝4には
まるカムローラ2を変化させるのである。
リングカム1は、第2図に示すような形状のカ
ム溝4とカム面6の連続体で、カムローラ2の転
動を円滑にするため、カム溝4とカム面6の変化
領域のコーナー部7を曲面とし、かつ、カムロー
ラ2をカム面6からコーナー部7に密着転動させ
て早くカム溝4内へ入れるために、カムローラ2
をカム溝4の底方向へ押圧すべく早目に空圧シリ
ンダ15(第4図参照)の作動をさせるようにし
ている。そして、カムローラ2の直径をカム溝4
の幅に合せて丁度はまり込むようにしてガタを吸
収しているのである。
第3図は、本装置を用いたワーク自動供給装置
の正面図でNC旋盤に設置したものである。
図のハンドアームの位置は待機状態を示し、ハ
ンドアーム10,13共に空である。ここからハ
ンドアームを手前へ引き出して120゜空のまま旋回
して引込み、ハンドアーム10は加工ワーク12
を、もう一方のハンドアーム13は末加工ワーク
9を共に括み、手前へ引き出す。次いで、120゜旋
回して奥へ引込み、ハンドアーム13は末加工ワ
ーク9をワークチヤツク11へ受け渡し、ハンド
アーム10が括んでいた加工ワーク12を搬出シ
ユータ14上に落す。ここで、空になつたハンド
アームは手前へ引出し、120゜旋回して図に示す元
の待機位置へ戻るのである。
このようなワーク自動供給装置の内部構造は第
4図に示すところである。すなわち、上記ハンド
アーム10及び13の旋回軸5は空圧シリンダ1
5によつて軸方向に往復動し、その旋回軸5に第
1図のようにカムローラ2が120゜角で3方に取付
けられている。これらカムローラ2に対応して本
体ケーシング3に固定されたリングカム1があ
る。第4図はカムローラ2がリングカムのカム溝
4にはまり込んだ状態を示している。
旋回軸5の旋回駆動は、図下方のラツク16上
にある旋回シリンダのシリンダロツド17の動き
が、伝動軸18のピニオン19から伝動ギヤ20
を経て旋回軸5の旋回軸ギヤ21へ伝わる。旋回
軸ギヤ21は空圧シリンダ15で押されて図の右
方へ出た状態でのみ伝動ギヤ20と噛み合うよう
になつているから、伝動ギヤ20と旋回ギヤ21
が噛み合つている間のみ旋回軸5へ動力が伝わ
り、カムローラ2が次のカム溝4へはまり込めば
両ギヤは第4図のように離れて旋回軸の旋回が終
わる。この状態でラツク16を元の状態に戻して
次の旋回動作に備えて待機する。したがつて、旋
回角度は正しくカム溝4の配置角度(この場合
120゜)である。
このような装置は180゜旋回形にすると、自動工
具交換装置の工具交換アームに用いることができ
る。すなわち、旋回軸5の先端に工具交換アーム
を取付け、本体ケーシング内に180゜方向2個のカ
ムローラ2とカムローラ2に対してその外周に
180゜方向2個所のリングカム1をケーシングに固
定された状態で設置すればよいのである。
〈考案の効果〉 本考案の旋回位置決め装置は以上の実施例でも
明らかなように、リングカムとカムローラとの組
合せであるから、構造簡単で迅速、正確な位置決
めができるので、位置決めや割出しに対して迅
速、正確さと故障皆無が要求される各種装置に応
用できるものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図はリングカムとカムローラ部分を示す正
面図、第2図はリングカムの展開側面図、第3図
は本装置を用いたワーク自動供給装置の正面図、
第4図は同内部構造を示す部分断面図である。 1……リングカム、2……カムローラ、3……
本体ケーシング、4……カム溝、5……旋回軸、
6……カム面、7……コーナー部、8……搬入シ
ユータ、9……末加工ワーク、10……ハンドア
ーム、11……ワークチヤツク、12……加工済
ワーク、13……ハンドアーム、14……搬出シ
ユータ、15……空圧シリンダ、16……ラツ
ク、17……旋回シリンダロツド、18……伝動
軸、19……ピニオン、20……伝動ギヤ、21
……旋回軸ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋回軸5回りの本体ケーシング3に対して設け
    た旋回位置決めの所定角度に分割した位置に旋回
    軸5の往復動のガイドとなる深いカム溝4を有す
    るリングカム1と各カム溝4に対応する位置に溝
    幅を直径とするカムローラ2を外周に軸方向へ進
    退可能に配設した旋回軸5と、該旋回軸5に軸方
    向往復動と旋回動とを与える駆動源とからなる旋
    回位置決め装置。
JP8213684U 1984-06-02 1984-06-02 旋回位置決め装置 Granted JPS60194453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8213684U JPS60194453U (ja) 1984-06-02 1984-06-02 旋回位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8213684U JPS60194453U (ja) 1984-06-02 1984-06-02 旋回位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60194453U JPS60194453U (ja) 1985-12-25
JPS6327952Y2 true JPS6327952Y2 (ja) 1988-07-28

Family

ID=30629583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8213684U Granted JPS60194453U (ja) 1984-06-02 1984-06-02 旋回位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60194453U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036074A (ja) * 1973-07-20 1975-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036074A (ja) * 1973-07-20 1975-04-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60194453U (ja) 1985-12-25

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