JPH075961Y2 - ワークの保持装置 - Google Patents

ワークの保持装置

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JPH075961Y2
JPH075961Y2 JP10673088U JP10673088U JPH075961Y2 JP H075961 Y2 JPH075961 Y2 JP H075961Y2 JP 10673088 U JP10673088 U JP 10673088U JP 10673088 U JP10673088 U JP 10673088U JP H075961 Y2 JPH075961 Y2 JP H075961Y2
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JP
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abutting
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JP10673088U
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JPH0227847U (ja
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達夫 木山
正 高間
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワークを保持して所定の加工を施す工作機械
等において、ワークに形成された支持部の位置がワーク
の種類によって各々異なっており、上記ワークの支持部
の位置を短時間で検出してワークを保持するワークの保
持装置に関する。
(従来技術) 上記ワークの判別手段として、工作機械において、V字
状のワーク受け部を有するワーク受け装置の両端部にワ
ークの一端に当接する基準パッドと、他端面に当接する
可動パッドとを設け、基準パッドを基準として可動パッ
ドをワークに当接させたときの可動パッドの移動距離を
検出することにより、ワークの種類を判別するものは知
られている(例えば、実開昭63-38955号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の手段の場合、可動パッドの移動速度
がワークの他端面に当接するまで一定であるため、ワー
ク検出に時間がかかるという問題点を有していた。
(問題点の解決手段) 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、所定の
位置に形成された第1支持部と、該第1支持部と異なる
位置に形成された第2支持部とを有し、種類によって上
記第1支持部と上記第2支持部の間の長さが異なるワー
クを保持するワークの保持装置であって、 上記ワークの第1支持部を保持する支持手段と、上記ワ
ークの第2支持部に対して、当接可能な当接部材と、そ
の当接部材を進退動させる移動手段と、上記当接部材が
上記ワークの第2支持部に当接したのを検出する当接検
出手段と、上記移動手段により移動される上記当接部材
の位置を検出する位置検出手段と、異なる種類の上記ワ
ークにおいて各々、上記当接部材と上記第2支持部との
当接位置および上記当接位置の近傍且つ上記当接位置よ
りも上記第2支持部から離れた近傍位置とを記憶する第
2支持部位置記憶手段と、上記ワークを上記支持手段に
て支持後、上記当接部材を上記ワークの第2支持部の方
向に移動させ、上記位置検出手段で検出された上記当接
部材の位置と、上記第2支持部位置記憶手段に記憶され
た上記位置とを比較し、上記近傍位置までは上記当接部
材を早送りし、その後、上記当接位置までは上記当接部
材を遅送りし、上記当接検出手段が上記当接部材の上記
第2支持部への当接を検出時には上記当接部材により上
記ワークを押圧支持し、非検出時には上記当接部材を早
送りさせるよう上記移動手段を制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
(作用) 本構成は上記構成であるから、支持手段でワークの第1
支持部を保持した後、移動手段により当接部材を第2支
持部に早送りで接近させるとともに、位置検出手段で検
出された当接部材の現在位置と第2支持部位置記憶手段
に記憶され第2支持部の近傍位置とが比較される。当接
部材が近傍位置に達っした後、当接位置までは遅送り
し、当接検出手段が当接を検出した時には、当接部材は
ワークの第2支持部に当接しているためワークを支持す
るとともに、当接検出手段が当接を検出しなかった時に
は、ワークの第2支持部は当接部材の現在位置には存在
しないため、当接部材を別の種類のワークの近傍位置、
つまり次の近傍位置まで早送りさせる。以後は当接部材
がワークの第2支持部に当接するまで遅送りと早送りの
同様な動作が繰り返される。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1,2図を参照に説明する。
ワークWとしては、2種類のデフギヤケースがあり、各
々上側当接部41,下側当接部42,左側当接部43、右側当接
部44が形成されている。第1支持部としての上下および
左側の当接部41及至43は、ワークWの中心0から常に一
定の距離を有しており、第1支持部は2種類のワークと
も同じ所定の位置に形成されている。一方、第2支持部
としての右側当接部44は、ワークの種類によって中心0
から軸線上での長さが異なっており、一方の種類のワー
クの第2支持部は実線の当接部44であり、他方の種類の
ワークの第2支持部はそれより長い破線の当接部44′で
ある。上記ワークWは、ワーク仮受台34上に載置され、
支持手段としての上下および左側の支持シリンンダー35
及至37の当接部材38及至40により押圧保持される。さら
に、右側当接部44を当接部材12で押圧保持して所定の加
工が施される。
右側当接部44の位置検出装置を第1図に示す。
基台1上には、スライドベース2が取付けられている。
スライドベース2内にはシリンダ部3が形成され、前部
にシリンダ小径部5,後部にシリンダ大径部4が形成され
ている。シリンダ部3内には、シリンダ小径部5をガイ
ドにして前後動可能にピストン部材6が装置されてい
る。ピストン部材6の外周面には軸方向にガイド溝7が
形成されており、シリンダ小径部5内周面に設けられた
ガイドキー8が係合して回動不能に支持されている。ピ
ストン部材6内には、前端部に第1中空部9、中間部に
第1中空部9、より小径の第2中空部10,後部に第2中
空部10より小径の第3中空部11が形成されている。第1,
2中空部には、当接部材12が前後動可能に挿着されてい
る。当接部材12の前端部には、ワークWの右側当接部44
に当接してワークWを保持する円錐形状の当接面14が形
成されている。当接部材12の後端部には、有底中空部16
を形成した当接部材本体13がピストン部材6の第2中空
部10内に摺動自在に装着されている。当接部材12の略中
央部には、当接部材本体13より大径のドラム部15がピス
トン部材6の第1中空部9内に摺動自在に装着されてお
り、当接部材12の抜け止めを可能にしている。当接部材
12は、有底中空部16とピストン部材6の第2中空部10後
端に嵌合されたストッパー18との間に介設されたスプリ
ング17により、常時前方に付勢支持されている。ピスト
ン部材6の前端面にはブラケット19を介して当接検出手
段としての近接スイッチ20が取付けられている。近接ス
イッチ20に対向する前方には、当接部材12の前端部に取
付けられて、当接部材12のピストン部材6に対する後退
を検出する検出部材21が配置されている。ピストン部材
6の第3中空部の後端部には、スクリューナット22が嵌
合されて閉じ板23により抜け止めされている。
スライドベース2の後方には、移動手段としてのモータ
31,当接部材12の位置検出手段としてのロータリーエン
コーダ25が設置されている。
スライドベース2の後端面にはギヤケース24が後方に延
設されており、ギヤケース24の下端部後方に台30を介し
てモーター31が配設されている。モーター31の軸32はギ
ヤケース24内に延設されて、その先端部に駆動ギヤ33が
嵌合されている。モーター31の上方のギヤケース24には
ロータリエンコーダ25が設けられている。ロータリエン
コーダ25の軸26はギヤケース24内に延設されて、その中
央部に駆動ギヤ33と噛合する従動ギヤ27が嵌合されてい
る。軸26の先端部は、ピストン部材6の後端部に嵌合さ
れたベアリング28を介して回動可能に支持されている。
さらに、軸26の先端部には、ピストン部材6のスクリュ
ーナット22に螺合して、軸26の回動によりピストン部材
6を進退動させるスクリューボルト29が接続されてい
る。
上記の位置検出装置は、第2図のワークWの右側当接部
44,44′より右側に配設されている。
モーター31,ロータリーエンコーダ25および近接スイッ
チ20は、制御手段46に接続されており、制御手段46は、
モーター31の駆動制御と、それによりギヤ33,27を介し
て回転される軸26の回転数に対応したロータリーエンコ
ーダ25のパルスカウントと、当接部材12のワークWの右
側当接部材44,44′への当接検出を行なっている。さら
に、制御手段46には、ワークWの右側当接部44,44′各
々に対して右方向から接近する当接部材12の近傍位置と
当接位置とをロータリーエンコーダ25のパルスと対応し
て記憶している右側当接部位置記憶手段(第2支持部位
置記憶手段)45が接続(または内蔵)されている。これ
により、ロータリーエンコーダ25からのパルスをカウン
トして当接部材12の現在位置を検出するとともに右側当
接部44の近傍位置および当接位置との比較を行なって、
モーター31に近傍位置までなら早送り、それ以後当接位
置までを遅送りとする信号を送って当接部材12の送り速
度を制御する。さらに、制御手段46には、当接部材12が
右側当接部44′の位置12′に達した時、近接スイッチ20
から当接検出信号が入ればそのまま遅送りを継続して当
接部材12を右側当接部44′に押圧してワークWを保持
し、当接検出信号が入らなければ早送り信号を送って次
の、右側当接部44の近傍位置まで当接部材を早送りさせ
る機能を有する。
上記構成によるワークの位置検出装置の作用を説明す
る。第2図の実線形状を有するワークWをワーク仮置台
34に載置した後、上下および左側の支持シリンダ35及至
37を作動して、ワークWを保持する。その後、モーター
31を駆動して、ピストン部材6をワークWの右側当接部
44側に移動させる。その時、制御手段46により、ピスト
ン部材6は、鎖線形状のワークW′の右側当接部44′近
傍位置まで早送りされ、その後遅送りされて当接部44′
に至る。この時、近接スイッチ20からは当接検出信号が
入らないので、当接部材12はワークWの右側当接部44近
傍位置まで再び早送りされ、その後遅送りされて当接部
44に当接する。すると、当接部材12に対してピストン部
材6がスプリング17に抗してさらに左側に移動する。こ
れにより、近接スイッチ20が検出部材21に接近して当接
検出信号を制御手段46に送り、当接部材12を遅送り状態
に維持してワークWの右側当接部44を押圧保持する。こ
うして、ワークWの上下および左右方向を保持した状態
で、所定の加工が施される。
従って、ワークWの右側当接部44,44′の近傍位置まで
は当接部材12が早送りされるので、ワークWが複数種あ
っても、ワークWの位置決めを比較的短時間で行なえ
る。
(考案の効果) 本考案は、ワークの第2支持部に対して、移動手段によ
り進退動する当接部材の現在位置を検出する位置検出手
段と、当接部材がワークの第2支持部に当接したのを検
出する当接検出手段と、異なる種類の上記ワークにおい
て各々、上記当接部材と上記第2支持部との当接位置お
よび上記当接位置の近傍且つ上記当接位置よりも上記第
2支持部から離れた近傍位置とを記憶する第2支持部位
置記憶手段と、ワークを支持手段にて支持後、当接部材
をワークの第2支持部の方向に移動させ、位置検出手段
で検出された当接部材の位置と、第2支持部位置記憶手
段に記憶された上記位置とを比較し、近傍位置までは当
接部材を早送りし、その後、当接位置までは当接部材を
遅送りし、当接検出手段が当接部材の第2支持部への当
接を検出時には当接部材によりワークを押圧支持し、非
検出時には当接部材を早送りさせるよう移動手段を制御
する制御手段とを備える。従って、ワークの第2支持部
が複数種あっても、各々の第2支持部の近傍位置までは
当接部材が早送りされるので、第2支持部の位置決めを
比較的短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るワークの位置検出装置の
正面部分断面図、第2図は同装置のワーク支持手段の正
面図である。 12……当接部材 20……近接スイッチ(当接検出手段) 25……ロータリーエンコーダ(位置検出手段) 31……モーター(移動手段) 35……上側支持シリンダ(支持手段) 36……下側支持シリンダ(同上) 37……左側支持シリンダ(同上) W……ワーク 41……上側当接部(第1支持部) 42……下側当接部(同上) 43……左側当接部(同上) 44……右側当接部(第2支持部) 45……第2支持部位置記憶手段 46……制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の位置に形成された第1支持部と、該
    第1支持部と異なる位置に形成された第2支持部とを有
    し、種類によって上記第1支持部と上記第2支持部の間
    の長さが異なるワークを保持するワークの保持装置であ
    って、 上記ワークの第1支持部を保持する支持手段と、上記ワ
    ークの第2支持部に対して、当接可能な当接部材と、そ
    の当接部材を進退動させる移動手段と、上記当接部材が
    上記ワークの第2支持部に当接したのを検出する当接検
    出手段と、上記移動手段により移動される上記当接部材
    の位置を検出する位置検出手段と、異なる種類の上記ワ
    ークにおいて各々、上記当接部材と上記第2支持部との
    当接位置および上記当接位置の近傍且つ上記当接位置よ
    りも上記第2支持部から離れた近傍位置とを記憶する第
    2支持部位置記憶手段と、上記ワークを上記支持手段に
    て支持後、上記当接部材を上記ワークの第2支持部の方
    向に移動させ、上記位置検出手段で検出された上記当接
    部材の位置と、上記第2支持部位置記憶手段に記憶され
    た上記位置とを比較し、上記近傍位置までは上記当接部
    材を早送りし、その後、上記当接位置までは上記当接部
    材を遅送りし、上記当接検出手段が上記当接部材の上記
    第2支持部への当接を検出時には上記当接部材により上
    記ワークを押圧支持し、非検出時には上記当接部材を早
    送りさせるよう上記移動手段を制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とするワークの保持装置。
JP10673088U 1988-08-12 1988-08-12 ワークの保持装置 Expired - Lifetime JPH075961Y2 (ja)

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JP10673088U JPH075961Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ワークの保持装置

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JPH0227847U JPH0227847U (ja) 1990-02-22
JPH075961Y2 true JPH075961Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31340505

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192960A (ja) * 2004-01-05 2005-07-21 Masahisa Saito ベルト調節具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005192960A (ja) * 2004-01-05 2005-07-21 Masahisa Saito ベルト調節具

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JPH0227847U (ja) 1990-02-22

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