JPH0611748Y2 - タレット盤の工具位置検出装置 - Google Patents

タレット盤の工具位置検出装置

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JPH0611748Y2
JPH0611748Y2 JP4560688U JP4560688U JPH0611748Y2 JP H0611748 Y2 JPH0611748 Y2 JP H0611748Y2 JP 4560688 U JP4560688 U JP 4560688U JP 4560688 U JP4560688 U JP 4560688U JP H0611748 Y2 JPH0611748 Y2 JP H0611748Y2
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turret
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turret head
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、タレット型の加工装置に於て、工具の位置を
検知することにより、加工量の規制と工具の破損の検知
を行なうタレット盤の工具位置検出装置に関する。
[従来技術及びその課題] 従来より、回転可能なタレットに工具を装着した複数の
工具ヘッドを固定し、このタレットを回転させることに
より異る複数種のワーク乃至同一ワークの異なる箇所の
加工や、異なる種類の加工を一台で可能とする所謂タレ
ット盤がある。
このようなタレット盤では、例えばドリルによる穴開け
深さの規制やタップによるネジ切り深さの規制等の加工
量の規制や、加工終了後の工具の破損検知等も自動的に
行なわれるよう構成されているのが一般的である。
加工量の規制は、工具の移動に伴なって移動する移動部
材を工具に対して所定の位置関係として設け、該移動部
材を固定された検知手段で検知することにより行なわれ
る。
工具の破損検知は、例えば穴あけ等の場合では上記加工
量の規制と同様の機構として加工穴の中にプローブを挿
入し、該プローブが所定の深さ迄挿入されたことを検知
することにより工具が破損されていないことを確認して
いる。又、実開昭62−192856号公報開示の如
く、タレットヘッドの移動可能方向の前方にブラケット
を設置してその工具と対応する位置に検知手段を設置
し、該検知手段により工具先端を検知することにより工
具の破損を検出しているものもある。
しかし乍ら、上記従来構成に於て、加工量の規制と工具
破損検知の前者の例では、夫々の工具ヘッドに各々検知
機構を備えなければならず、同様な機構を複数配置しな
ければならない為に不合理且つ複雑化してしまうもので
あった。
又、工具破損検知の後者のものでは、加工の邪魔となら
ない位置に別個にブラケットを立設すると共に検知時に
はこの検知手段を固定したブラケットに向けてタレット
ヘッドを移動させなければならない為、装置が大型化す
ると共に検知に時間を要するという問題を有しているも
のである。
更に、夫々の工具ヘッドに各々検知機構を備えるもので
は、該検知手段と工作機械の制御装置とを接続するケー
ブルがタレットヘッドの回転によってよじれることから
該タレットヘッドの回転角度が規制され、合理的な回転
が不能(所定角度回転した後は逆回転しなければならな
い)となって能率的に作業できないという問題を有して
いるものである。
[考案の目的] 本考案は、上記の如き事情に鑑み、複数の工具ヘッドの
工具による加工量の検知や工具の破損検知を一の検知手
段で検知できる検出装置を簡単な構造で小型に構成でき
ると共に、タレットヘッドの回転を合理的に行なうこと
ができる作業能率の良いタレット盤の工具位置検出装置
の提供、を目的とする。
[考案の構成] このため、本考案に係るタレット盤の工具位置検出装置
は、少なくとも2種類の工具が作動位置に移動可能に取
り付けられたタレットと、一の工具が前記作動位置にも
たらされた状態で、ワークに向かう作動軸線に対して所
定角度を有する回転軸線回りに、前記タレットを回動可
能に支持する固定軸と、前記タレットを前記固定軸回り
に回動させ、一の工具を選択的に前記作動位置にもたら
し、この作動位置にもたらされた工具を、前記作動軸線
に沿って移動させ、前記作動位置にもたらされた工具を
駆動させる為のタレットヘッド本体と、前記タレット及
びタレットヘッド本体を、前記固定軸の延出方向に沿っ
て互いに接離可能に連結し、互いに接合する事により、
前記タレットヘッド本体からの駆動力を前記タレットに
伝達し、互いに離間させる事により前記タレットヘッド
本体からの駆動力伝達を遮断する連結手段と、前記工具
の各々に一対的に取り付けられた被検知部と、前記タレ
ットに対して転接すると共に、前記固定軸の延出方向に
沿って移動可能に、該固定軸に取り付けられ、前記連結
手段による前記タレット及びタレットヘッドの接離動作
に応じて前記固定軸に対して相対移動される支持部材
と、この支持部材に取り付けられ、前記被検知部を検出
する事により、前記工具の位置を検知する単一の検知手
段とを具備する事を特徴とする。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜2図は本考案に係るタレット盤の工具位置検出装
置を備えるタレット盤のタレットヘッドの側面図、第3
図はその拡大縦断面図、第4図は第3図の固定軸方向か
ら見た矢視図である。
図示タレット盤のタレットヘッド100は、大きくはタ
レットヘッド本体10と、該タレットヘッド本体10に
回転可能に装着されたタレット20とにより構成されて
いる。
タレット20には複数の工具ヘッドが固定可能となって
おり、タレット20が回転して所定位置(水平位置)と
なった工具ヘッドと該タレットヘッド本体10に固定さ
れた回転手段である駆動モータ11とで連結され、工具
ヘッドに装着された工具が回転駆動可能となって工具を
回転駆動すると共に該工具を装着したスピンドルを前進
させて前方のテーブル2上に載置固定されたワーク1を
加工するものである。本実施例は、タップ30Aを装着
した加工用工具ヘッド30と、タップ30Aの破損を検
知するタップ破損検知工具ヘッド40との二個の工具ヘ
ッドが装着された所謂二割出しのものである。
尚、タップ破損検知工具ヘッド40によるタップ破損の
検知は、タップ加工終了後のネジ穴にプローブ40Aを
挿入して所定の深さがあるかどうか調べることにより行
なうものである。プローブ40Aの先端は検知するネジ
穴の深さに対応する位置となるよう配置されており、検
知時には加工時とは異なってタレットヘッド100全体
をワーク方向に移動させることにより複数箇所の検知を
同時に行なうよう構成されているものである。
タレットヘッド本体10は、タレット取付部12が水平
方向に対して45°の角度で形成され、該取付部12に
垂直に固定配置された固定軸13にタレット20が回転
可能に嵌合するようになっている。
タレット20には、円盤状のベース部21の上面に、4
5°の角度で形成した工具ヘッド取付座22を等角度で
複数箇所に配置して形成してあり、該タレット20の中
心に形成されている貫通孔に上記タレットヘッド本体1
0の固定軸13を嵌合させることによりタレットヘッド
本体10に設置される。
タレットヘッド本体10の側部には、図示しないがタレ
ット20を回転駆動するモータが設置されており、該モ
ータの回転シャフトに固定された歯車と、タレットにそ
の中心を一致させて固定した歯車とが噛合して該モータ
の回転によりタレットが固定軸13を中心として回転駆
動されるようになっている。
又、タレットヘッド本体10とタレット20の対向する
取付面には、夫々カービックと呼ばれるドーナツ状の円
盤面に断面形状がノコギリ状の歯を放射状に形成した連
結手段としての噛合機構3が設けられており、該噛合機
構3が噛合することによりタレットヘッド本体10に対
してタレット20が所定の位置関係(回転角度)で固定
されるようになっている。
固定軸13とタレット20との嵌合部には、図示しない
シリンダが形成されており、図示しないコンプレッサか
らの圧力油を該シリンダに供給することにより、タレッ
ト20の固定軸13の軸方向でタレットヘッド本体10
から離れる方向に所定量移動駆動(リフト)されるよう
になっている。このタレット20のリフトにより前述の
噛合機構3の噛合が解除され、タレットヘッド本体10
に対してタレット20が回転可能となるものである。
即ち、タレット20の回転は、タレット20をリフトさ
せて噛合機構3を解除させて所定角度回転させた後、タ
レットヘッド本体10側に復帰させて噛合機構3を噛合
させるようにして行なうものである。
タレット20より上側に突出する固定軸13には、該固
定軸13と直角にブラケット14が固定されており、該
ブラケット14にプッシュロッド15が固定軸13と平
行する方向に摺動可能に嵌合している。又、ブラケット
14内のプッシュロッド15との嵌合部分にはコイルス
プリング16が介装されており、該コイルスプリング1
6によりプッシュロッド15はタレット20側に付勢さ
れている。
プッシュロッド15の上端には、アーム17が固定され
ており、該アーム17は下側に延設されてその下端に細
長い板状のセンサホルダ18が固定されている。該セン
サホルダ18は、その長手方向を工具ヘッド30・40
の工具移動方向と一致させて平行(この場合水平)に配
置され、その両端にセンサ51・52が夫々固定されて
いる。該センサ51・52は、ブラケット14・プッシ
ュロッド15・アーム17及びセンサホルダ18を介し
てケーブルによって図示しない装置全体の制御装置と連
結されており、その出力信号は該制御装置に入力される
ようになっているものである。
プッシュロッド15の下端には、ローラ19がその回転
軸方向を固定軸13の中心方向に向う方向として回転自
在に設けられ、該ローラ19はタレット20の上面にス
タッドボルト23を介して固定されたリング状のプレー
ト24の上面に前述のコイルスプリング16の付勢力で
当接押圧されている。このようにローラ19がプレート
24の上面に押圧付勢されることによりプッシュロッド
15が所定の位置に配置(即ちプレート24に支持され
てプッシュロッド15が配置)されているものである。
タップ30Aを装着した加工用工具ヘッド30には、該
加工用工具ヘッド30が作用状態となった際(水平状態
の時)に上面となる側にサポートアーム31が垂直に立
設され、該サポートアーム31の上端部に断面円形で棒
状のカムバー32が摺動部材31Aを介して摺動可能に
嵌合している。
カムバー32は、工具を回転駆動可能に固定するスピン
ドル33に垂直に固定されたブラケット34の上端に、
後方側に向けて水平に固定され、サポートアーム31に
保持される位置より後方側にカムブロック35・36が
二個位置調節可能に嵌合配置されている。
ここで、カムバー32は前述のセンサホルダ18と平行
に対向する位置関係となり、センサホルダ18に固定さ
れたセンサ51・52は、その検知範囲内にカムバー3
2に嵌合したカムブロック35・36があると検知信号
を出力するようになっているものである。尚、センサ5
1・52は所謂磁気センサであって、発生する磁界内に
鉄片等の磁性体が存在すると、それによる磁界の変化に
より対象物の存在を検知するものである(即ち、カムブ
ロック35・36は磁性体により形成されている)。
上記の如く構成された加工用工具ヘッド30では、加工
時に於て下記の如く作用して工具(タップ30A)の位
置を検知するものである。
まず、前方側のカムブロックをカムバー32上で摺動移
動させ、タップ30Aが前進してワーク1に対して所定
の加工を終了する位置となった時(加工深さが所定量と
なった時、即ちタップ30Aの前進端)、前方側のセン
サ51が前方側のカムブロック35を検知する位置にセ
ットすると共に、、後方側のカムブロック36を移動さ
せてタップ30Aが後退してワーク1から十分離れた位
置(タップ30Aの後退端)となった時後方側のセンサ
52が検知する位置にセットする。
そして、タップ30Aを回転駆動させつつスピンドル3
3を前進させてワーク1を加工(タップ立て)すると、
スピンドル33の前進に伴なってカムバー32も前進
し、該カムバー32に固定されたキーブロック35・3
6も前進する。前方側のキーブロック35が前方のセン
サ51の検知範囲に達すると、該センサ51がキーブロ
ック35を検知して検知信号を出力する。該検知信号は
図示しない装置全体の制御装置に入力され、該制御装置
に於て工具(タップ30A)が前進端にあることが検出
されてスピンドル33の前進が停止され、後退に切り替
えられる。
スピンドル33が後退すると、それに伴なってカムバー
32も後退し、後方側のキーブロック36を後方側のセ
ンサ52が検知することによる検知信号が制御装置に入
力されてタップ30Aの後退端が検出されてスピンドル
33の後退が停止されるものである。(第1図及び第2
図はこの後退端検知時を示している) 上記の如く、加工用工具ヘッド30による加工が終了し
た後、タレット20を回転させてタップ破損検知用工具
ヘッド40を所定位置(ワーク1と対向する位置)とし
てタップ破損の検知を行なうが、タレット20とタレッ
トヘッド本体10とが噛合機構3により噛合している
為、前述の如くタレット20を固定軸13方向に所定量
リフトさせて噛合機構3を解除した後、回転させなけれ
ばならない。
センサ51・52は、ブラケット14・プッシュロッド
15・アーム17及びセンサホルダ18を介して固定軸
13に装着されているものである為、タレット20のみ
がリフトすると該タレット20に固定されたカムバー3
2や該カムバー32に装着されたカムブロック35・3
6とセンサ51・52(又はセンサホルダ18)が干渉
してしまう。
この為、本構成では下記の如く作用してこのような状態
を回避する。
即ち、タレット20がリフトすると、その上面にスタッ
ドボルト23を介して固定されているプレート24も一
体となってリフトする。プレート24の上面にローラ1
9を介して当接しているプッシュロッド15は、プレー
ト24の上昇により押圧され、その結果コイルスプリン
グ16を圧縮して摺動上昇する。センサ35・36は、
プッシュロッド15の上端にアーム17及びセンサホル
ダ18を介して固定されている為、このプッシュロッド
15の上昇によりタレット20のリフト量と同じ量同じ
方向に移動し、従ってタレット20に固定されたカムバ
ー32や該カムバー32に装着されたカムブロック35
・36がセンサ51・52に当接することを防止できる
ものである。
この状態で、タップ破損検知用工具ヘッド40がワーク
1と対向する作用位置となるようタレット20を所定量
回転させた後リフト状態から復帰させれば、噛合機構3
が噛合してタップ破損検知用工具ヘッド40が所定位置
に固定されることとなる。尚、このタレット20回転時
には、プッシュロッド15がコイルスプリング16の付
勢力でプレート24上面を押圧しているが、当接部がロ
ーラ19となっている為に回転に係る抵抗は少ないもの
である。
次に、タップ破損検知用工具ヘッド40とそれによるタ
ップ破損検知方法を説明する。
タップ破損検知用工具ヘッド40には、プローブ保持プ
レート41がスプリング42により前方に付勢されて配
置されちる。該プローブ保持プレート41の前面には前
述の加工用工具ヘッド30による加工穴1Aと対応する
位置にその先端を加工穴1Aの深さに応じた位置として
プローブ40Aが配置されており、タレットヘッド10
0全体がワーク方向に移動してプローブ40Aの先端が
障害物(加工穴1Aの底部)に当接すると、スプリング
42の付勢力に抗してプローブ保持プレート41全体が
停止する(タレットヘッド100から見ればプローブ保
持プレート41は後退する)ようになっている。
タップ破損検知用工具ヘッド40には、加工用工具ヘッ
ド20と同様に、サポートアーム31′と該サポートア
ーム31′の上端部にカムバー32′が摺動部材を介し
て摺動可能に嵌合している。
カムバー32′は、プローブ保持プレート41の後面に
後方側に向けて立設されており、サポートアーム31に
保持される位置より後方側にカムブロック35′・3
6′が二個その位置を調節可能に嵌合配置されている。
ここで、カムバー32′はセンサホルダ18と平行に対
向する位置関係となり、センサホルダ18に固定された
センサ51・52は、その検知範囲内にカムバー32に
嵌合したカムブロック35′・36′があると検知信号
を出力するようになっていることは、加工用工具ヘッド
30の場合と全く同様である。
上記の如く構成されたタップ破損検知用工具ヘッド40
では、下記の如く作用してタップ破損の検知を行なう。
まず、前後両方のカムブロック35′・36′をカムバ
ー32上で摺動移動させ、夫々センサ51・52の検知
範囲内にセットする。この時、何れか一方のカムブロッ
ク(35′又は36′)、を、センサ(51又は52)
の検知範囲の後端側の限界位置にセットする。(第2図
では、後方側のセンサ35′を後方側のセンサ52の検
知範囲の後端側に配置してある) そして、タレットヘッド100全体をワーク側に移動さ
せる。
この時、プローブ40A先端が障害物等に当接してタレ
ットヘッド100とプローブ保持プレート41の相対位
置が変化しない限りセンサ51・52はカムブロック3
5′・36′を検知し続け、検知信号を制御装置に出力
する。この状態が正常状態であり、加工穴1Aが開口さ
れている(工具が破損されていない)ことを示すことと
なる。
プローブ40A先端が加工穴1Aの底又は破損して加工
穴1A内に残留する工具に当接すると、タレットヘッド
100とプローブ保持プレート41の相対位置がずれて
カムブロック35′・36′がセンサ561・52の検
知範囲から退出する。その結果、検知信号が途切れる
が、制御装置では、この検知信号が途切れる迄のタレッ
トヘッド100の移動量から加工穴1Aの底の位置が正
しい位置であるかどうか(工具が破損していないかどう
か)判定することができる。又、プローブ40A先端が
加工穴1Aの底の位置となる迄前進させたのち後退する
ようプログラムし、この作動中にセンサ51・52から
の信号が変化する(検知信号が途絶える)ことがない限
り工具の破損はないと判断するよう構成しても良い。
尚、第3図示の如く、タレット20上面より突出する固
定軸13にリング状部材25を摺動回転可能に嵌合する
と共にタレット21上面に固定し、該リング状部材25
内と固定軸13内に両者が所定位置関係となった時連通
する流路を形成して所謂ロータリーバルブを構成すれ
ば、該流路へ切削油等を固定軸13側から供給すること
が可能となり、該切削油等の供給パイプがタレットの回
転の障害となることを防止できるものである。
[考案の効果] 上記の如き、本考案に係るタレット盤の工具位置検出装
置によれば、複数の工具ヘッドの工具を一の検知手段で
検知できることとなり、構造が簡単となると共に小型に
構成できるものである。
又、検知手段がタレットの回転に伴なって回転しない
為、検知手段からのケーブルがよじれることがなく、タ
レットの回転を合理的に行なうことができるものであ
る。
即ち、作業能率の良いタレット盤を、簡単な構造で小型
に且つ低コストで製造可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るタレット盤の工具位置
検出装置を備えるタレット盤のタレットヘッド部分の側
面図、第3図はその拡大縦断面図、第4図は第3図の固
定軸方向から見た矢視図である。 10……タレットヘッド本体 13……固定軸 15……プッシュロッド(支持部材) 20……タレット 30……加工用工具ヘッド(工具ヘッド) 30A……タップ(工具) 35・36・35′・36′……カムブロック(被検知
部) 40……破損検知用工具ヘッド(工具ヘッド) 51・52……センサ(検知手段) 100……タレットヘッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2種類の工具が作動位置に移動
    可能に取り付けられたタレットと、 一の工具が前記作動位置にもたらされた状態で、ワーク
    に向かう作動軸線に対して所定角度を有する回転軸線回
    りに、前記タレットを回動可能に支持する固定軸と、 前記タレットを前記固定軸回りに回動させ、一の工具を
    選択的に前記作動位置にもたらし、この作動位置にもた
    らされた工具を、前記作動軸線に沿って移動させ、前記
    作動位置にもたらされた工具を駆動させる為のタレット
    ヘッド本体と、 前記タレット及びタレットヘッド本体を、前記固定軸の
    延出方向に沿って互いに接離可能に連結し、互いに接合
    する事により、前記タレットヘッド本体からの駆動力を
    前記タレットに伝達し、互いに離間させる事により前記
    タレットヘッド本体からの駆動力伝達を遮断する連結手
    段と、 前記工具の各々に一対的に取り付けられた被検知部と、 前記タレットに対して転接すると共に、前記固定軸の延
    出方向に沿って移動可能に、該固定軸に取り付けられ、
    前記連結手段による前記タレット及びタレットヘッドの
    接離動作に応じて前記固定軸に対して相対移動される支
    持部材と、 この支持部材に取り付けられ、前記被検知部を検出する
    事により、前記工具の位置を検知する単一の検知手段と
    を具備する事を特徴とするタレット盤の工具位置検出装
    置。
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