JPS6137450Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6137450Y2
JPS6137450Y2 JP1980172220U JP17222080U JPS6137450Y2 JP S6137450 Y2 JPS6137450 Y2 JP S6137450Y2 JP 1980172220 U JP1980172220 U JP 1980172220U JP 17222080 U JP17222080 U JP 17222080U JP S6137450 Y2 JPS6137450 Y2 JP S6137450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
saddle
feed
machining
detection bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980172220U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5796719U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980172220U priority Critical patent/JPS6137450Y2/ja
Publication of JPS5796719U publication Critical patent/JPS5796719U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6137450Y2 publication Critical patent/JPS6137450Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はドリルユニツトの加工ストローク制
御装置に関するものであつて、一層詳細には加工
ストロークを設定するリミツトスイツチを付勢す
るドツクのセツト替えを必要とすることなく、各
種の加工ストロークに迅速かつ確実に対応し得る
ドリルユニツトの加工ストローク制御装置に関す
るものである。
加工物に対し多数の孔を連続的に穿設するドリ
ルユニツトでは、ドリルを担持したサドルがベツ
ト上を加工物に向けて早送りされて加工物に最接
近した後、加工開始位置に到来したことを検出
し、また加工物に穿孔した際の前進端及び加工終
了後にサドルが後退した際の後退端の夫々の位置
を検出して、サドルの進退ストロークを制御する
ようにしているのが一般である。従来この種のス
トローク制御装置では、ドツクとリミツトスイツ
チ等との組合せからなる位置検出センサを使用し
て、加工開始位置、前進端及び後退端の各位置を
検出するようにしているが、この加工ストローク
の種類が加工対象物の寸法変動に応じて多数あり
得る場合は、これに伴うストローク変化に応じて
リミツトスイツチ付勢用のドツクをスライドさせ
たり、回転させたりして、その設定位置の調整を
行つていた。しかしながら、このような位置調整
程度では各種のストローク変化には対応し切れな
いという制約があり、また無段階な位置検出を選
定出来ないという不都合がある。
そこで、加工ストロークの変化に無制限に対応
し得るようにするためには、ストローク変化の都
度前記ドツクをセツト替えして位置交換しなけれ
ばならないが、これは極めて繁雑で手間のかかる
作業を要し、加工能率を著しく阻害するものであ
つた。
本考案の目的は、従来技術に係るドリルユニツ
トの加工ストローク制御装置が内在している前記
欠点を解消し、加工対象物の変更等に起因する如
何なる加工ストロークの変動に対しても、前述し
たドツクのセツト替えのような繁雑な手間を要す
ることなく、自動的に加工開始位置、前進端及び
後退端を迅速かつ確実に検出し得る加工ストロー
ク制御装置を提供するにある。
この目的を好適に達成するため本考案は、ベツ
トと、このベツト上に摺動自在に配設したサドル
と、このサドルに固定したドリルヘツドと、前記
サドルを早送りまたは加工送りする送り用モータ
と、ドリルヘツドを駆動する主軸モータとからな
るドリルユニツトにおいて、前記ドリルヘツドに
支持部材を介して軸線方向に摺動自在に検出バー
を設けると共にこの検出バーに固定したドツクと
係合しそのON動作により前記送り用モータを早
送りから加工送りに切換える制御を行うリミツト
スイツチを設け、ドリルが加工物を貫通した際主
軸モータの無負荷電流をメータリレーにより検出
して第1タイマを付勢し送り用モータを逆転させ
るドリルの前進端を検出する電気的検出手段を設
け、さらにサドルの後退途中においてドリルが加
工物から抜ける際前記リミツトスイツチのOFF
動作により第2タイマを付勢し送り用モータを停
止させるドリルの後退端を検出する電気的検出手
段を設けることを特徴とする。
次に、本考案に係るドリルユニツトの加工スト
ローク制御装置につき、好適な実施例を挙げて添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本考案に係る加工ストローク制御装置
を組込んだドリルユニツトの概略構成を示すもの
であつて、参照符号10で指示されるドリルユニ
ツトは、例えばI型鍋のような加工物12に第2
図に示すような多数の通孔を穿設するものとして
考察される。ドリルユニツト10のベツト14に
は、サドル16が摺動自在に載架され、このサド
ル16の軸線方向への送りは、送り用モータ18
により送りねじ20を介して達成される。前記サ
ドル16にはドリルヘツド22が取付けられ、こ
のドリルヘツド22に挿通した主軸24の端部に
ドリル26が着脱自在に装着される。前記主軸2
4の他端部にはプーリ27が固着され、更にベル
ト28を介して主軸駆動モータ30に接続されて
回転力を付与される。
前記ドリルヘツド22には、図示のように中心
通孔を穿設した一対の支持部材32,32が整列
配置され、この支持部材32,32の前記中心通
孔に、丸棒状の検出バー34が軸線方向(すなわ
ちサドル16の摺動方向)に摺動自在に挿通され
ている。この検出バー34はドリルによる穿孔開
始位置を検出するものであつて、一方の自由端部
は加工物12の加工表面に指向すると共に他端部
は支持部材32に取付けた円筒状スプリングケー
ス36内に臨み、スプリングケース36内に収納
した圧縮スプリング38により左方向(第1図に
おいて)への押圧力が付与されている。この場
合、軸方向に位置調節可能なストツパカラー40
を前記2つの支持部材32,32間において検出
バー34に挿通固定して、検出バー34の自由端
とドリル26の先端との間の関係寸法(B+C)
を保持する。なお、ここに寸法Bは、サドル16
の送りが進行した際に検出バー34の自由端が加
工物12の加工面に当接して所定距離後退する場
合の後退距離であり、また寸法Cはサドル16が
前進してドリル26の先端が加工物12の表面に
食い付くまでの移動距離である。
前記検出バー34には、その所定位置において
後述するリミツトスイツチの付勢及び滅勢を行う
ドツク42を固定し、またこのドツク42の走行
軌跡にスイツチレバーが臨むようにリミツトスイ
ツチ44を好ましくはドリルヘツド22上に固定
する。このリミツトスイツチ44は、前記送り用
モータ18の回転を早送りから加工送りに切替え
る信号を発信するものである(後述)。なお、第
1図には図示されないが、更に別のリミツトスイ
ツチ46(第3図参照)が配設され、このリミツ
トスイツチ46により、穿孔作業開始時に予めプ
ログラミングしておいたN回目の穿孔が終了して
サドル16がベツト14の原位置に復帰したこと
を検出し、全ての操作を完了するようになつてい
る。
また、第4図に記号TR1,TR2で夫々示す第1
タイマ48及び第2タイマ50を加工ストローク
制御回路中に介挿し、第3図に示すメータリレー
52が主軸駆動モータ30の無負荷電流を検出し
た場合(後に説明するようにドリルが穿孔を完了
した瞬間である)に前記第1タイマ48を付勢
し、この第1タイマ48の整定時限の経過により
送り用モータ18に逆転指令を発してサドル16
を後退させるよう回路を構成しておく。更に、サ
ドル16が後退して、ドリル26が加工物12の
加工孔から抜けて所定距離Cだけ移動した際に前
記ドツク42がリミツトスイツチ44から離れて
OFF作動させるが、このリミツトスイツチ44
のOFF作動により前記第2タイマ50が付勢さ
れ、この第2タイマ50の整定時限の経過により
送り用モータ18を停止させ、サドル16を所定
位置に停止させるよう制御回路を構成しておく。
次に、このように構成した本考案に係るドリル
ユニツトの加工ストローク制御装置の作用及び効
果につき説明する。いま、ドリルユニツト10に
対して加工指令を出すと、送り用モータ18が高
速回転し、サドル16は送りねじ20により早送
りされて前進を開始する。サドル16に配設した
前記検出バー34が、その自由端と加工物12の
加工表面との間の距離Aだけ前進すると、前記自
由端は加工物12に当接し、この状態でサドル1
6が更に前進すると検出バー34は圧縮スプリン
38の弾力に抗して後退し始める。検出バー34
が第1図において距離Bだけ後退すると(すなわ
ち、サドル16のストロークでは(A+B)の距
離)、検出バー34に固定した前記ドツク42が
リミツトスイツチ44を付勢してON作動させ、
前記送り用モータ18を早送りの高速回転から加
工送りの回転に切換える。これがすなわち、加工
開始信号の検出である。なお、この場合前記Cの
距離寸法はサドル16の送り速度切換時の流れ寸
法を予め見込んでおいて、加工物12にドリル2
6の先端が接触しないようにしておくことは勿論
である。
加工開始信号の検出によりサドル16は加工送
りの速度で前進し、ドリル26が前述した距離寸
法Cだけ進むとドリル先端は加工物12にくい付
いて穿孔を開始し、加工物12の厚み寸法Dだけ
前進すると穿孔は完了してドリル26が加工物1
2を貫通するに到る。このとき、主軸駆動モータ
30には、穿孔作業中には負荷電流が流れている
が、ドリル26が加工物12を貫通した瞬間に前
記モータ30に流れる電流は無負荷電流となる。
この無負荷電流は、第3図に示す前記メータリレ
ー52により検出され、第1タイマ48を付勢す
るので、この第1タイマ48の整定時限が経過す
ることにより前記送り用モータ18に逆転指令を
発する。これがすなわち、前進端の位置検出であ
る。この逆転指令によりサドル16は早送りによ
る後退を開始し、ドリル26は加工物12に穿設
した加工孔から抜出される。
サドル16が更に後退して、ドリル26の先端
が第1図において距離Cだけ後退すると、検出バ
ー34はスプリング38の押圧作用下に同じく距
離Cだけ前進し、ドツク42を前記リミツトスイ
ツチ44から開離させて、このリミツトスイツチ
44をOFF作動させるに到る。これによつて前
記第2タイマ50が付勢され、その整定時限の経
過により送り用モータ18の停止指令を発信し、
サドル16を停止させるに到る。これがすなわ
ち、後退端の位置検出である。なお、この後退端
位置は、検出バー34の自由端が加工物12の表
面から必要最小限に離間した距離となるよう、前
記第2タイマ50の整定時限を予め設定してお
く。
以上で第1回目の穿孔サイクルが終了し、次の
加工指令が出されると第2回目の穿孔サイクルが
開始される。N回目の最終穿孔サイクルが完了す
ると、サドル16は先に設定した後退端の位置を
過ぎて更に後退し、ベツト14上の原位置に復帰
した時点で前述した別のリミツトスイツチ46が
作動して、一群の穿孔作業が全て終了することに
なる。なお、先に述べた一連の穿孔サイクルにお
けるサドルの加工ストロークの位置関係と、各検
出素子の作動タイミングとを概略的に図示すれ
ば、第5図に示す通りである。
このように、本考案によれば加工開始位置、前
進端及び後退端の各位置を夫々検出する手段を専
用的に備えていて、前記各位置が如何に変動して
も確実にこれを検出するようになつているので、
加工物のl寸法及びt寸法の変化に左右されるこ
となく迅速な加工ストロークの制御を達成するこ
とができる。しかも、ドツクのセツト替えのよう
な繁雑な手間も全く必要としないから、穿孔作業
及び機械稼動率の向上に大きく貢献するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る加工ストローク制御装
置を組込んだドリルユニツトの概略構成図、第2
図はドリルユニツトにより穿孔加工される加工物
の平面図、第3図は本発明に係る加工ストローク
制御装置の制御回路図、第4図は第3図に示す制
御回路にインプツトされる操作プログラムの概略
図、第5図は一連の穿孔サイクルにおけるサドル
の加工ストロークの位置関係と各検出素子の作動
タイミングとを概略図示した説明図である。 10……ドリルユニツト、12……加工物、1
4……ベツト、16……サドル、18……送り用
モータ、20……送りねじ、22……ドリルヘツ
ド、24……主軸、26……ドリル、27……プ
ーリ、28……ベルト、30……主軸駆動モー
タ、32……支持部材、34……検出バー、36
……スプリングケース、38……スプリング、4
0……ストツパカラー、42……ドツク、44…
…リミツトスイツチ、46……リミツトスイツ
チ、48……第1タイマ、50……第2タイマ、
52……メータリレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベツトと、このベツト上に摺動自在に配設し
    たサドルと、このサドルに固定したドリルヘツ
    ドと、前記サドルを早送りまたは加工送りする
    送り用モータと、ドリルヘツドを駆動する主軸
    モータとからなるドリルユニツトにおいて、前
    記ドリルヘツドに支持部材を介して軸線方向に
    摺動自在に検出バーを設けると共にこの検出バ
    ーに固定したドツクと係合しそのON動作によ
    り前記送り用モータを早送りから加工送りに切
    換える制御を行うリミツトスイツチを設け、ド
    リルが加工物を貫通した際主軸モータの無負荷
    電流をメータリレーにより検出して第1タイマ
    を付勢し送り用モータを逆転させるドリルの前
    進端を検出する電気的検出手段を設け、さらに
    サドルの後退途中においてドリルが加工物から
    抜ける際前記リミツトスイツチのOFF動作に
    より第2タイマを付勢し送り用モータを停止さ
    せるドリルの後退端を検出する電気的検出手段
    を設けることを特徴とするドリルユニツトの加
    工ストローク制御装置。 (2) 検出バーの一端部は加工物に指向し、他端部
    は支持部材に取付けたスプリングケース内に臨
    み、前記スプリングケースに収納した圧縮スプ
    リングにより検出バーを軸方向に押圧するよう
    構成してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の加工ストローク制御装置。 (3) 検出バーには支持部材からの延出距離を規制
    するストツパカラーが位置調節自在に固定され
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の加工ス
    トローク制御装置。
JP1980172220U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6137450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980172220U JPS6137450Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980172220U JPS6137450Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5796719U JPS5796719U (ja) 1982-06-14
JPS6137450Y2 true JPS6137450Y2 (ja) 1986-10-30

Family

ID=29530541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980172220U Expired JPS6137450Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6137450Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232706A (ja) * 1983-06-11 1984-12-27 Fanuc Ltd 孔あけ制御装置
JPS6011715U (ja) * 1983-06-30 1985-01-26 株式会社島津製作所 ボ−ル盤のドリル送り切換装置
JP2012051088A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Sugino Machine Ltd タッピングユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51154482U (ja) * 1975-06-03 1976-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5796719U (ja) 1982-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3978745A (en) Numerically controlled automatic lathe
JPS6137450Y2 (ja)
US4324162A (en) Machine tool having hollow main spindle and bar stock feeding mechanism
US2578454A (en) Drilling and swarf clearing device for machine tools
US3286555A (en) Step by step feed means with a dashpot
US3160033A (en) Drill head
US3528327A (en) Machine tool with rotary cutter head and feeding mechanism therefor
US3481231A (en) Machine tool control system
GB1072130A (en) Improvements in machine tools
JP2721720B2 (ja) エアフィードペックドリル装置
US5283981A (en) Cam feed unit for a machine tool
US3723016A (en) Spindle depth control
US1309926A (en) Control mechanism
JPH0335971A (ja) 円筒研削盤における工作物の長手位置決め装置
JPS59169736A (ja) 自動ねじ締め機の締付高さ調整装置
JP3748508B2 (ja) 自動旋盤
SU1077716A1 (ru) Шпиндельный узел
US3669556A (en) Automatic machining center
JP3860904B2 (ja) 転造盤用センタ台装置
SE463447B (sv) Saett vid datorstyrd omstaellning av slipmaskin samt datorstyrd slipmaskin, skaerskilt rundslipmaskin
KR0185161B1 (ko) 절삭기의 소재이송방법
JP4439063B2 (ja) 旋盤へのバー材の供給方法
JPS6331875Y2 (ja)
JP2934027B2 (ja) 研削盤における自動研削制御方法およびその装置
JP2512403B2 (ja) 歯車角面取盤