JPS62162359A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS62162359A
JPS62162359A JP30841386A JP30841386A JPS62162359A JP S62162359 A JPS62162359 A JP S62162359A JP 30841386 A JP30841386 A JP 30841386A JP 30841386 A JP30841386 A JP 30841386A JP S62162359 A JPS62162359 A JP S62162359A
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徹 中村
Takao Miyazaki
隆雄 宮崎
Susumu Takahashi
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今泉 市郎
Takahiro Okabe
岡部 隆博
Minoru Nagata
永田 穰
Masao Kawamura
川村 雅雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 より微細となり、また高速動作を行なうのによす適した
ものである。
〔従来の技術〕
第1図に断面構造を示した半導体装置は、半導体集積回
路(IC,LSI)に用いられている従来のバイポーラ
・トランジスタである。
従来のトランジスタの構造は、npnトランジスタを例
にとれば、p型Si基板11上に設けられたn型Siエ
ピタキシャル存13内にp型ベース領域14を形成し、
さらにベース領域14内にn型エミッタ領域15を形成
することによって得られる。なお、図中で、I2および
12′はn+型埋込み層およびコレクタ電極取り出しn
+型拡散領域であり、16は隣接素子との分離用p型領
域である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様に従来の素子構造では、トランジスタの活性領域
、非活性領域を全てpn接合によって分laされている
ため、主に次の様な欠点がある。
■ ベース領域中の非活性領域とコレクタ領域との容量
が大きいため、消費電力が大きく、高速動作に不向きで
ある。
■ ベース領域14.エミッタ領域15.n生型拡散領
域12′9分離領域16が、独立した光学的エツチング
工程によって形成されるため、互のホトマスクの合わせ
精度による余裕を考えて設計しなければならない。その
ため、素子面積が大きくなる。
上記■、■において、特に■の容量の問題は重要である
すなわち、集積回路デバイスの性能を表わす際の基本的
な目安である速度と消費電力とは、使用するトランジス
タの電流値と、この電流で充放電する必要がある寄生素
子をも含めた素子の静電容量とにより決定される。所定
の電流値に対して、トランジスタを動作させるのに必要
な電力の値は、この容量値に比例するので、容量値が小
さければ小さいほどよい。また所定の内部抵抗に対して
、トランジスタのRC時定数はこの容量に比例するので
、トランジスタの動作速度を高めるには、容量値の低減
を図らねぼらない。
本発明は、従来の半導体装置の上述の欠点を改善し、消
費電力が小さく、高速で、素子面積の小さなバイポーラ
トランジスタ等の半導体装置の製造方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段と作用〕上記目的を達成
するため、本発明は、エツチングによって半導体基板に
凸部を形成し、この凸部内に形成された第1導電形の表
面と低抵抗の多結晶シリコン層を電気的に接続するもの
である。
[実施例〕 以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
実施例1゜ 第2図に1本発明によって形成された半導体装置の一例
の断面構造を示す。
本実施例で示されるバイポーラ型トランジスタは、多結
晶シリコンN28を用いることにより、非活性ベース領
域を絶縁膜27上に形成し、上記■の従来装置の欠点を
無くシ、またベース・エミッタ領域を自己整合法により
形成し、上記■の従来装置の欠点を無くしている。本発
明による素子は、トランジスタの活性領域を凸型にする
ことによって高速化、微細化を可能にしている。なお、
図の構造をnPnトランジスタとすれば、21゜22.
22’ 、23’ 、26はそれぞれp型Si基板、n
小型埋込層、n+型濃度領域、n型エピタキシャル層(
以上22.22’ 、23でコレクタ領域)、p型分離
領域であり、24,25゜27.28,29.20は、
それぞれp型ベース領域、n型エミッタ領域、酸化膜(
SiO2膜等)、多結晶Siによるp型外部ベース領域
、層間絶縁膜(Si02膜等)、電極である。
第3図は、本実施例に示した半導体装置の製造工程を示
したもので、第2図の断面構造になる以前を示しである
。以下製造過程を図番に従がって説明する。第3図(a
):p型St基板31上にn十型埋込層拡散32を行い
n型Siエピタキシャル層33を成長し、p型分離領域
36を形成し、全面にシリコン酸化膜以外の絶縁膜、た
とえばシリコンちっ化膜(Si2N4)を堆積し、エツ
チングしてトランジスタの活性部分のみシリコンちっ化
膜301を残す。さらに301をマスクとしてシリコン
エピタキシャル層をエツチングして、活性部分が凸型と
なる様にする。このとき、エツチングにより、マスク3
01の端部より内側にシリコン層が入り込む様にする。
その後、熱酸化により、酸小膜37を形成し、さらに金
属等302を蒸着する。このとき、マ入り301の下部
1こ形成されていた酸化膜には金属302に覆われない
様にする。
第3図(b):エッチングによりマスク301の下部で
302に覆われていない部分の酸化膜を除去し、さらに
マスク301を除去し全面に多結晶シリコン層を形成し
、p型不純物を拡散し、パターンニングして外部ベース
領域38をさぐる。
この時点で、エピタキシャル層の凸部の側面のみが多結
晶シリコン層と接している。なお、全面に多結晶層を堆
積するかわりに、選択エピタキシャル法によりシリコン
層38を形成することも可能であり、この場合にはシリ
コン層のパターンニングが不必要となる。次に層間絶縁
膜としてSi○2膜39を堆積する。
第3図(C):活性領域上のちっ化膜301゜多結晶シ
リコン38.酸化膜39をリフトオフ法により除去し、
p型不純物を拡散して内部ベース領域34を形成する。
次に熱酸化を行い、外部ベース領域34′を酸化する。
第3図(d):n型エミッタ領域35を形成する。その
後コレクタ領域、ベース領域のコンタク1−穴を開け、
電極を蒸着することにより、第2図に示した素子が形成
できる。
実施例2゜ 第4図は、本発明による装置構造を、集積注入論理回路
(IIL回路)に応用した実施例である。
図に示した様にIIL回路は、第2図で、エピタキシャ
ル層23をエミッタ、25をコレクタとすれば容易に構
成できる。
なお1図中で41はp型Si基板、42はn型埋込層、
43はn型エピタキシャル層、44はP要領域、45は
n型領域、47は酸化膜、48は多結晶シリコン層(P
型)、49は層間絶縁膜。
40は電極、■はインジェクタ端子、Bはベース端子、
C,、C2はコレクタ端子である。
実施例3゜ 第5図は、本発明による装置構造を実現するための、他
の製造方法を示したものである。以下製造方法を示す。
第5図(a):p型Si基板51上にn+型埋込層52
を設け、n型SiエピタキシャルWI53を成長し、ま
たp型分離領域56を形成する。エピタキシャル層上に
、シリコン酸化層501.シリコンちっ化膜502.低
抵抗多結晶シリコン層(P型でもn型でも可であるが、
ここでは高濃度のリン素子が含まれているものとする’
)503゜高濃度ガラスに3(ここではリンガラスとす
る)504を堆積し、ホト・エツチングにより図の様に
パターンニングし、さらにこの多層膜をマスクとしてシ
リコンエピタキシャル層を凸型にエツチングする。次に
高温で熱酸化することによって酸化膜506を形成し、
さらに上面より高真空中で金属物質等を蒸着することに
より505を形成する。このとき505は、多層膜のオ
ーバーハング部には蒸着されない。
第5図(b)金属物質505をマスクしてエツチングを
行い、凸型の端部の酸化膜を除去する。
その後505を除去し、全面に、高抵抗の多結晶シリコ
ン507を堆積し、高温で処理すると、多結晶膜507
の中で多層膜中の503,504から拡散された領域5
08(主に凸部の上面と端部のみが低抵抗となる。次に
エツチング液(たとえば、弗酸、硝酸、氷酢酸の混液)
により508のみを除去する。
第5図(C):シリコンちっ化膜502の端部をエツチ
ング(サイド・エッチ)する。次に多結晶シリコン50
7にp型不純物を拡散するとともに、ベース電極引出し
領域509を形成し、その後層間絶縁膜510を形成す
る。
第5図(d):510をマスクとし、高濃度ガラス層5
04.低抵抗多結晶層503を除去し、さらに熱酸化し
て層間!I!!縁膜510を厚く形成する。全面にp型
不純物をイオン打込みし、ベース領域511を形成する
第5図(e):シリコンちっ化膜502を除去し、n型
不純物をイオン打込みして、エミッタ領域512を形成
する。
第5図(f):酸化膜501を除去し、さらに、酸化膜
506,510の一部を除去して、電極513.514
.5s5を形成する。513をエミッタ、514をベー
ス、5I5をコレクタとすれば、本発明による装置構造
が形成できる。
以上に述べた実施例1,2.3の特徴は以下のとおりで
ある。
■ シリコンエピタキシャル層で凸型にエツチングした
個所をつくることにより、外部ベース領域を酸化膜上に
形成し、高速化を計ってい′る。
■ 内部ベースとエミッタを自己製合法により製作する
■ 第3図(c)の34′部の熱酸化膜を厚くすること
により、ベース・エミッタ耐圧を上げる。
なお、本発明の素子で、導電型をPan逆にしても動作
は同じである。また、素子間分離領域(第3図(a)の
36など)を酸化膜で行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体装置の1例としてバイポーラトラ
ンジスタの構造を示す断面図、第2図は本発明の半導体
装置の1実施例であるバイポーラトランジスタの構造を
示す断面図、第3図は第2図のトランジスタの製造工程
を示す断面図、第4図は本発明の半導体装置の1実施例
であるIILの構造を示す断面図、第5図は第2図のト
ランジスタの他の製造工程を示す断面図である。 21・・・p型Si基板、22・・・n型埋込層、23
・・・n型Siエピタキシャル層(コレクタ領域)、2
4・・・p型ベース領域、25・・・n型エミッタ領域
、26・・・p型分離領域、27・・・絶縁膜(Si0
2等)。 28・・・多結晶St(外部ベース領域)、29・・・
絶縁膜(Si02等)。 第7目 第2目 第、3目 )lり 第5目 第5目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基体の所望部分を選択的にエッチングするこ
    とによって、該基体に第2導電形を有する凸部を形成す
    る工程、前記基体表面上に上記凸部を開口部を介して露
    出する絶縁膜を形成する工程、該絶縁膜上に上記凸部の
    単結晶表面と接する多結晶シリコン膜を形成する工程と
    、上記凸部内に、上記多結晶シリコン膜と接し、かつ、
    二つの第2導電形領域と対向する二つの主面によってそ
    れぞれ接する第2導電形とは逆の第1導電形領域を形成
    する工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
JP30841386A 1986-12-26 1986-12-26 半導体装置の製造方法 Granted JPS62162359A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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