JPS6216018Y2 - - Google Patents

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JPS6216018Y2
JPS6216018Y2 JP6240981U JP6240981U JPS6216018Y2 JP S6216018 Y2 JPS6216018 Y2 JP S6216018Y2 JP 6240981 U JP6240981 U JP 6240981U JP 6240981 U JP6240981 U JP 6240981U JP S6216018 Y2 JPS6216018 Y2 JP S6216018Y2
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JP
Japan
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coil
capacitor
filter
terminal
ground
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JP6240981U
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JPS57176723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案に2ツの減衰極を有する抵域通過のLC
フイルタに関するもので、その使用するコンデン
サの数を最少にしてかつその減衰極の周波数を任
意に選定出来るLCフイルタを提供するものであ
る。
従来2ツの減衰極を有する抵域通過のLCフイ
ルタは第1図の回路図に示すように2個のLCフ
イルタブロツクから構成される。図において、1
は入力端子、2は出力端子、3は接地端子であ
る。第1のフイルタブロツクFB1には第1のコイ
ルL1と第1のコンデンサC1が並列接続され第1
の共振回路を構成し、1ツの減衰極をもつ第1の
フイルタを得ている。この減衰極周波数を所望の
周波数に調整するのはコイルL1のインダクタン
スをその可動磁心等の回動によつて行なつてい
る。この回路の一端は入力端子1に接続され、他
の一端は第2のコイルL2から導出されたタツプ
Tに接続される。第2のコイルL2の一端は出力
端子2に接続されまたその両端末と接地間にはそ
れぞれコンデンサC2とC3が接続されている。こ
れらのコイルL2およびコンデンサC2,C3は第2
のフイルタブロツクFB2を構成しており、低域通
過のフイルタでありかつ1ツの減衰極を得ること
はノートン変換されたフイルタとしてよく知られ
ており、この第2のコイルL2のインダクタンス
を可変することによつてこの第2の減衰極を調整
するわけである。しかしながらこの第2のフイル
タブロツクFB2内にコンデンサ2個C2,C3を収容
することはスペース上で困難な点がある。即ちこ
の種のフイルタブロツクには通常の高周波コイル
の端子板を利用するのが普通で底面に端子ピンを
植立し、その余つたスペースにコンデンサ収容室
をもうけ、その上面にコイルを配置しているわけ
であるが、2個のコンデンサを端子板内に収容す
ることは外径寸法を大としないかぎり不可能であ
る。
本考案はこの欠点を改善するためのもので従来
の回路からコンデンサ1個を省略して高周波コイ
ルの端子板を従来のままで利用して同特性を得る
構成を提供するものである。以下本案の実施例に
ついて図面によつて説明する。第2図はその回路
図である。図において1は入力端子、2は出力端
子、3は接地端子である。FB1は第1のフイルタ
ブロツクでL1は第1のコイル、L3は第3のコイ
ルでこの両コイルL1,L3は互に逆結合となるよ
うに接続されている。C1は第1のコンデンサで
コイルL3の1端と接地間に接続され、コイルL3
の他端は出力端子2に接続されている。FB2は第
2のフイルタブロツクでL2はコイルでこれには
タツプTが導出されている。C2は第2のコンデ
ンサで第2のコイルL2の一端末と接地間に接続
され、また端末他方を前記第3のコイルL3の一
端末に接続されたまたコイルL3の他の端末は出
力端子2に接続されていて入力信号の流れからみ
てコイルL1とコイルL3は逆結合となつている。
本考案はこのように従来のような第1のフイルタ
ブロツクFB1の共振回路用のコンデンサが省略さ
れているのが特徴である。これはコイルL1とコ
イルL3が逆結合のため、その両コイル間の相互
インダクタンス−Mが生じこれと第1のコンデン
サC1とが接続点との間に直列共振回路が等価的
に構成されるため第1の減衰極を生じるわけであ
る。この場合、減衰極の周波数によつては設計上
第3のコイルL3のインダクタンスを多く必要と
する場合がある。このときは第3図に示すように
コイルL1と疎結合の補助的なコイルL′3を設けれ
ばよいわけで例えば第1のフイルタブロツクFB1
のボビンを3枚ツバのドラムコア4の上側巻線溝
にコイルL1とコイルL3を巻線し、下側巻線溝に
補助的なコイルL′3を巻線すればよい。またこの
補助的なコイルL′3を第2のフイルタブロツク
FB2のコイルL2の一端に引続いて巻込んでもよ
い。
このように本考案によれば巻線の際に若干のコ
イルL3を設けることによつてコンデンサ1個が
省略出来て従来の高周波コイル用の端子板がその
まま流用可能となり、したがつてフイルタブロツ
クの大きさを変更することもなく新たな端子板や
ケース等を特別に設計する必要もなくなり、かつ
コンデンサ1個の分がコストダウンとなるのでそ
の実用上の効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2つの減衰極をもつ低域通過の
LCフイルタの回路図で第2図は本考案の実施例
の回路図で第3図は同じく他の実施例の回路図で
ある。 1……入力端子、2……出力端子、3……接地
端子、4……3枚ツバドラムコア、L1,L2,L3
……コイル、C1,C2,C3……コンデンサ、L3
…補助コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルとコンデンサからなるLCフイルタにお
    いて、第1のフイルタブロツクFB1には第1のコ
    イルL1とそれと逆結合の第3のコイルL3を巻線
    し、第1のコンデンサC1をコイルL3の1端と接
    地間に、コイルL3の他端は出力端子にそれぞれ
    接続し、第2のフイルタブロツクFB2にはタツプ
    Tをもつた第2のコイルL2を巻線し、コイルL2
    の1端と接地間に第2のコンデンサC2を接続し
    その他端をコイルL3の1端コンデンサC1の接続
    点に接続し、コイルL1の1端は入力端子に、他
    端はコイルL2のタツプTにそれぞれ接続し、総
    合のフイルタ系としての入力側コイルL1と出力
    側コイルL3に負の相互インダクタンスを生じさ
    せるようにしたことを特徴とする2ツの減衰極を
    もつた低域通過のLCフイルタ。
JP6240981U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPS6216018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6240981U JPS6216018Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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JP6240981U JPS6216018Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS57176723U JPS57176723U (ja) 1982-11-09
JPS6216018Y2 true JPS6216018Y2 (ja) 1987-04-23

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ID=29858596

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JP6240981U Expired JPS6216018Y2 (ja) 1981-04-28 1981-04-28

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