JPH0246097Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246097Y2 JPH0246097Y2 JP15806984U JP15806984U JPH0246097Y2 JP H0246097 Y2 JPH0246097 Y2 JP H0246097Y2 JP 15806984 U JP15806984 U JP 15806984U JP 15806984 U JP15806984 U JP 15806984U JP H0246097 Y2 JPH0246097 Y2 JP H0246097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- delay line
- lumped constant
- shaped
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインダクタンスとキヤパシタンスとを
複数個組合わせた集中定数型デイレイラインの構
造に関するものである。
複数個組合わせた集中定数型デイレイラインの構
造に関するものである。
従来から集中定数型デイレイラインの主たる構
造は、フエライトからなるドラム型コアを複数個
軸心を並行に間隔をあけて配置し、それぞれ巻線
をほどこし各素子を直列に接続し、その接続点と
アース間にコンデンサーを接続して並列素子とし
た構造である。しかしながら集中定数型で周波数
特性、位相特性、立上り波形、遅延時間を希望値
にもつてゆくためには各素子の何段かの多段構成
としなければならず、この時の各段のインダクタ
ンス素子間の結合係数KはK=0.12程度が最もよ
い結果が得られる。一般にこの結合係数を0.12近
傍にするためには各インダクタンス素子間の間隔
を適当にとらなければならず従つてその全体の大
きさについて小型化には限度があつた。
造は、フエライトからなるドラム型コアを複数個
軸心を並行に間隔をあけて配置し、それぞれ巻線
をほどこし各素子を直列に接続し、その接続点と
アース間にコンデンサーを接続して並列素子とし
た構造である。しかしながら集中定数型で周波数
特性、位相特性、立上り波形、遅延時間を希望値
にもつてゆくためには各素子の何段かの多段構成
としなければならず、この時の各段のインダクタ
ンス素子間の結合係数KはK=0.12程度が最もよ
い結果が得られる。一般にこの結合係数を0.12近
傍にするためには各インダクタンス素子間の間隔
を適当にとらなければならず従つてその全体の大
きさについて小型化には限度があつた。
本考案はこの欠点を改善する構造を提供するも
のである。これを図面について説明する。
のである。これを図面について説明する。
第1図は本考案の1実施例を示すデイレイライ
ンの斜視図であり、第2図は同じく本考案の他の
実施例を示す斜視図で、第3図はそれらの回路図
を示している。
ンの斜視図であり、第2図は同じく本考案の他の
実施例を示す斜視図で、第3図はそれらの回路図
を示している。
図において1,1′……はフエライトからなる
ドラム型コアでその両側ツバ間に巻線2,2′…
…がほどこされ、3,3′……は非磁性の合成樹
脂からなるドラム型ボビンでやはりそのツバ間に
は巻線4,4′……がほどこされている。5はそ
れら巻線の端末の接続部でこれには1端がアース
に接続されているコンデンサー6,6′……の他
端がそれぞれ接続されている。7は全体の入力
端、出力端の端子ピンで、8は端子板である。本
考案はこのようにフエライトからなる磁性のドラ
ム型コアと合成樹脂からなる非磁性のドラム型ボ
ビンとが交互に配列されているためそれらのツバ
が密接する状態に配置しても従来のものより、隣
同志のコイル間の結合は小さくなり、そのツバの
外径を適切に選べば設計通りの小型デイレイライ
ンが得られるわけである。また第2例のようにそ
の各ドラム型の軸心を同軸上に配置した場合も同
様である。
ドラム型コアでその両側ツバ間に巻線2,2′…
…がほどこされ、3,3′……は非磁性の合成樹
脂からなるドラム型ボビンでやはりそのツバ間に
は巻線4,4′……がほどこされている。5はそ
れら巻線の端末の接続部でこれには1端がアース
に接続されているコンデンサー6,6′……の他
端がそれぞれ接続されている。7は全体の入力
端、出力端の端子ピンで、8は端子板である。本
考案はこのようにフエライトからなる磁性のドラ
ム型コアと合成樹脂からなる非磁性のドラム型ボ
ビンとが交互に配列されているためそれらのツバ
が密接する状態に配置しても従来のものより、隣
同志のコイル間の結合は小さくなり、そのツバの
外径を適切に選べば設計通りの小型デイレイライ
ンが得られるわけである。また第2例のようにそ
の各ドラム型の軸心を同軸上に配置した場合も同
様である。
以上のように本考案によれば各インダクタンス
素子を密接して配置することが出来るので全体の
大きさを極めて小さくすることが可能となるので
その実用上の効果は大なるものがある。
素子を密接して配置することが出来るので全体の
大きさを極めて小さくすることが可能となるので
その実用上の効果は大なるものがある。
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図で第2
図は同じく他の実施例の斜視図で第3図はその回
路図である。 1,1′……磁性ドラム型コア、2,2′……巻
線部、3,3′……非磁性ドラム型ボビン、4,
4′……巻線部、5……接続部、6,6……コン
デンサ、7……入、出力端子ピン、8……端子
板。
図は同じく他の実施例の斜視図で第3図はその回
路図である。 1,1′……磁性ドラム型コア、2,2′……巻
線部、3,3′……非磁性ドラム型ボビン、4,
4′……巻線部、5……接続部、6,6……コン
デンサ、7……入、出力端子ピン、8……端子
板。
Claims (1)
- 直列素子にインダクタンス、並列素子にキヤパ
シタンスをそれぞれ複数個有する集中定数型デイ
レイラインにおいて、フエライトからなる複数の
ドラム型コアと非磁性体の合成樹脂からなる複数
のドラム型ボビンとを交互に、各軸心を並行に又
は同軸上に配列し、それぞれ巻線をほどこして順
次直列に接続し、その各接続点とアース間にコン
デンサーをそれぞれ接続したことを特徴とする集
中定数型のデイレイライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15806984U JPH0246097Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15806984U JPH0246097Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6172921U JPS6172921U (ja) | 1986-05-17 |
JPH0246097Y2 true JPH0246097Y2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=30716053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15806984U Expired JPH0246097Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246097Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP15806984U patent/JPH0246097Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6172921U (ja) | 1986-05-17 |
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