JPS62159122A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用弁！！Ｐ１ 本発明は、液晶表示装置に係るものであり、詳しくは該
液晶表示装置の表示面に駆動電圧の印加の有無に係わら
ずに常に表示が行なわれている常表示の枠形の部分を設
けておき、前記枠形の内部と外部は異なる目的の表示で
あることを観察質に明確に認識させる目的のものを提供
することである。

［従来の技術１ 従来、ネガ表示のＴＮ液晶表示装同転この種の枠形の常
表示部を設けるときには、第８図、第９図で示すように
ＴＮ液晶セル１１の両面に貼付する偏光板１２．１４の
偏向軸は図中に矢印で示すようにお互いに平行のものと
するが、このときに一方の偏光板１２に偏向軸がない枠
形の常表示部分１３の部分を設けることで、その部分は
液晶の駆動電圧による動作とは関係なく常に透明になり
、これにより該液晶表示装置には不透明な表示ｇＡｉ１
１！１５に透明な枠形の常表示部分１６が表示されるこ
とになる。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしｈがら、Ｏ４記した従来の方法では、部分的に偏
向軸に有るところと無いところがある偏光板を必要とす
るものであり、この様な偏光板は貼合わせて形成するか
、或いは切抜いて形成する以外には形成する方法がない
ものであるので、製造の工程においてはその貼合わせ、
または、切抜き作業に非常に高い精度を必要とするなど
の理由で作業能率が低下し工程のネックとなる問題点を
生ずるものであり、さらにはその様にして得られだ液晶
表示装置も貼合わせ部分が目立って、表示の品位をそこ
なう問題点を生じたりするものであるが、木質的な問題
点として、この従来のものでは、通常に最も広く用いら
れているポジ表示の液晶表示装置には実施することがで
きないと言う大きな問題点を生ずるものであった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、前記した従来の問題点を解決するための具体
的手段として表示領域に駆動手段の有無に係わらず表示
が行なわれる枠形の常表示部分を設けた液晶表示装置の
製造方法において、前記液晶表示装置のガラス基板の夫
々にガラス基板の全面に渡る正常の方向の配向処理の後
に、前記常表示部分の前記枠形を二分割した形状の開口
部を夫々に持つ二枚のラビング用のマスクを用いて、前
記夫々のガラス基板を前記二枚のマスクで夫々に覆い前
記した正常の方向と異なる方向の配向処理を行なうこと
で、前記夫々のガラス基板を対重して液晶表示ｖｔ置と
したときに、前記した異なる配向処理をした部分が組合
わされて前記常表示部分となる部分を設けることを特徴
とする液晶表示装置の製造方法を提供することで前記従
来の問題点を解決するものである。

［実施例］ 次に、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図に符号１で示すものは、本発明による液晶表示装
置の一方のガラス基板であり、先ず図中に矢印へで示す
方向に透明な樹脂などで該ガラス基板１に設けられた配
向膜（図示せず）にラビング処理などによって配向処理
が行なわれる。

つぎに第２図に示したように表示面に形成する枠形の常
表示部分を任意に二分割し、その分割したものを一方の
開口部３ａとする第一のラビング用のマスク３を用意し
、ガラス基板１をマスク３で覆い図中に矢印Ｂで示す方
向に配向処理を行なう。

他の一方のガラス基板２は第３図に示すように、先ず矢
印Ｃで示す方向に配向処理が行なわれるが、これは前記
ガラス基板１に行なわれた配向処理と直交するものでＴ
Ｎ液晶セルに行なわれる正常の配向方向である。つぎに
第４図に示したように表示面に形成する枠形の常表示部
分を二分割した他　　　　−の一方を開口部４ａとする
第二のラビング用のマスク４を用意し、ガラス基板２を
マスク４で覆い図中に矢印りで示す方向に配向処理を行
なう、これ等、夫々のガラス基板１．２に行われる二回
目の配向処理は最初に行われた正常の配向処理の方向と
は夫々に直交するものである。　尚、前記常表示部分の
形状を分割して二枚のマスク３．４とする時は、この実
施例で示したちの以外に第５図に（イ）、（ロ）で示し
たようにどのように分割しても良いものである。

このように配向処理された二枚のガラス基板１．２は対
峙され、周辺部をシール剤でシールされ内部に液晶が注
入、封止されて液晶セル５とされる。

以上に説明した液晶セル５には、その外面の両側に偏光
板６．７が貼付けられるが、そのときの偏光板６の偏向
方向は第６図中の矢印Ｅの方向であり、これは前記ガラ
ス基板１の配向処理の方向と同じである、偏光板７はポ
ジ表示を行ないたいときには矢印Ｆの方向、即ち前記ガ
ラス基板２の配向処理の方向と同じに貼付けをおこない
、ネガ表示のとぎには点線の矢印Ｇで示１′方向、即ち
直交するように貼付けをおこなう。　この様に液晶表示
装置を製造することで、得られた液晶表示装置はネガ表
示のとぎには光は駆動電圧の印加の有無に係わらず前記
の枠形の常表示部分を透過するので常に透明になり、表
示領域は光を透過せず不透明となるので目的とする常表
示部分が得られ、ポジ表示のときには前記ネガ表示のと
きの反対の動作となり、透明な表示領域に不透明な常表
示部分が得られることとなる。

［発明の効果］ 以上に詳細に説明したように、本発明により液晶表示装
置の夫々のガラス基板に常表示部分の形状を分割した形
状の開口部を持つ二枚のマスクを夫々に用いて、前記常
表示部分の配向方向を表示領域と異なるものとする製造
方法を行なうことで、従来のらのが行なっていた偏光板
の貼合わせや切扱きなどの精度と手間を要する作業をな
くして生産性の向上が計れる効果を奏するとともに、そ
の′＃造方法により得られる液晶表示装置も、前記偏光
板の接合部が目立ち表示の品位を１０なうものでなく、
しかもネガ表示もポジ表示も可能なものとして、液晶表
示装置の実用性の向上に大ぎな効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の液晶表示装置の一方のガラス
基板に行なう配向処理を工程の順に示す説明図、第３図
、第４図は他の一方のガラス基板に行なう配向処理を工
程の順に示す説明図、第５図（イ）（ロ）は常表示部分
を分割するときの分割の方法の別の実施例を示す説明図
、第６図は本発明の液晶レルに偏光板を貼イ４ける工程
を示す説明図、第７図、第８図は従来例を示す説明図で
ある。 １．２・・・ガラス基板 ３・・・・・・マスク　　　　　３ａ・・・開口部４・
・・・・・マスク　　　　　４ａ・・・開口部５・・・
・・・液晶セル　　　　６．７・・・偏光板Ａ−Ｄ・・
・配向処理の方向 Ｅ−Ｇ・・・偏光板の偏向方向 特許出願人　　スタンレー電気株式会社ハ 代　　理　　人　　　　　秋　　元　　　輝　　Ｈ【１
：二ｔ １：二づ；１ 第１ｔ！Ｉ　　　　第２図 ａ 第３！！Ｉ　　　第４ｍ ａ 第５図 （イ）　　　　　　　　　　　　　　（Ｏ）ｒｔ　　＝
十日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示領域に駆動手段の有無に係わらず表示が行な
   われる枠形の常表示部分を設けた液晶表示装置の製造方
   法において、前記液晶表示装置のガラス基板の夫々にガ
   ラス基板の全面に渡る正常の方向の配向処理の後に、前
   記常表示部分の前記枠形を二分割した形状の開口部を夫
   々に持つ二枚のラビング用のマスクを用いて、前記夫々
   のガラス基板を前記二枚のマスクで夫々に覆い前記した
   正常の方向と異なる方向の配向処理を行なうことで、前
   記夫々のガラス基板を対峙して液晶表示装置としたとき
   に、前記した異なる配向処理をした部分が組合わされて
   前記常表示部分となる部分を設けることを特徴とする液
   晶表示装置の製造方法。
2. （２）液晶セルの夫々の外面側には偏光板の偏向軸が夫
   々に直交するように貼付けて表示領域はポジ表示、常表
   示部分は不透明としたことを特徴とする特許請求の範囲
   （１）項記載の液晶表示装置の製造方法。
3. （３）液晶セルの夫々の外面側には偏光板の偏向軸が夫
   々に平行するように貼付けて表示領域はネガ表示、常表
   示部分は透明としたことを特徴とする特許請求の範囲（
   １）項記載の液晶表示装置の製造方法。