JPS6215896A - 車載無線機の取付マウント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無線根本と操作部からなる車載無線機を車室
内に取付ける際に用いる車載無線機の取付マウントに関
する。

従来の技術 従来、この種の無線機本体の取付は機器に応じたマウン
トにより、例えば車室内ダツシュボードやコンソール部
に設けられたＤＩＮ（ドイツ工業規格）サイズのスペー
ス部やアンダーダッシュへの吊り下げ、及びトランク内
への取付が主であった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来のＤＩＮサイズ・スペース部への
取付は、カーステレオ・コンポの普及に伴い無線機取付
への余地がなくなりつつあり、且つＤＩＮへの取付は、
人目をひく故、無線機本体部外装仕上げの過剰等コスト
アップにつながる等の欠点があシ、アンダーダラシ−へ
吊シ下げ方式も、異質感のものが吊り下がっている感覚
上スペース上の圧迫感を与えてし才つという問題があっ
た。

一方上記問題を解決する方式としては、無線機本体をト
ランク内へ取付け、車室内の操作部迄ケーブル接続を行
う方法もあるが、電源ケーブルの布線（通常の車両はバ
ッテリが前部にあり、ケーブル長を必要とする。）及び
トランク無線機体から　　′車室−内操作部への多芯ケ
ーブル布線工事によるケーブルコスト代、工事費等の増
大という問題があった。又どの方式も、マウント取付の
際車両への加工（穴あけ、タッピング加工、ネジ止メ）
を伴う為、更に取付工事を複雑化してしまっていた。

本発明は、この様な従来の問題を解決するものであり、
低コスト化、及び工事に関する費用（布線ケーブル、工
賃等）・時間の簡便化を目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、車室内・座席下部
に無線機本体を取付るべく、取付用マウントを設け、複
数の引張りコイルバネにより座席下部等に取付るように
したものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば車載取付上のスペース、取
付やすさ、ケーブル配線の作業性・最適長さによるコス
トダウン等の効果を有する。

実施例 第１図及び第２図は、本発明の一実施例の構成を示すも
のである。第１図において、１はマウントケースであり
、無線機本体１０を収納する。マウントケース１は、放
熱対策の為、対向する側面１ａ、１ｂに切欠きを設けた
シ又隣接する側面１ｃ　、　ｌｄの曲げ高さを低くし、
且つＩＣはケーブルの出口にも利用している。又底面に
は複数の空気穴１ｅが設けられている。２は取付金具を
示し、無線機本体１０の上下方向の保持（左右・前後は
、マウントケース１の１ａ〜１ｄによる側面で保持）を
Ｌ字状に形成された一方の面をネジ１００により、マウ
ントケース１に設けられた複数の取付部１ｆに固定され
る事により、一層強固にすると共に、他方の面に設けら
れた複数のバネ引掛穴２ａを有するも−のである。なお
、マウントケース１と取付金具２等により取付マウント
部を構成する。第２図は、第１図の取付マウント部にお
ける両端部にフック（鉤形）を設けた引張りコイルバネ
（以下コイルバネ）３を示す。一方のフック３ａは取付
金具２側であり、フックの終端は若干のすきまｌｌを有
し、取付金具２のバネ引掛穴２ａ側の間隔１２と、Ａ’
＋〉１２の関係を持つ。他方側３ｂは座席側であり、第
３図に示した座席２０のクッション保持金具２１に設け
られである複数の空気抜き穴２１ａに引掛けや。

すい様、フックの終端は、ややオープン的（約２７０°
）になされている。

上記構成で、マウントケース１に無線機本体１０を収納
し、取付金具２をネジ１００により取付、あらかじめ調
査しておいた穴部としての座席２０の空気抜き穴２１ａ
に適合する様に、取付金具２のバネ引掛穴２ａを４ケ所
を決定し、各コイルバネ３のフック３ａを引掛けておく
。上記にてセツティングされたマウントを、座席下部に
持って行き、選定した空気抜き穴２１ａにコイルバネ３
のフック３ｂを各々引掛けるだけで４本のコイルバネ３
の張力によシ吊り下げ固定が出き、取付作業が可能とな
る。

第４図、第６図（５）、（Ｂ）に取付だ状態を、第５図
に、コイルバネフック取付部分の詳細を示す。

なお、本例はＬ字形状の取付金具２を２本使用したが、
コ字形状の金具３０を使用する事により、マウントケー
ス３１と１本でも組合せ可能である（第７図）。

更に、マウントケース３２は、側面を折り曲げ、ケース
自身にバネ引掛は穴２０を設け、無線機本体にネジ穴を
設け、ケースに直接固定しても良い（第８図）。

また、コイルバネ３は４本としたが、ある程度の車種を
選定する事により、マウントの１辺を金具に引掛ける事
によりコイルバネの本数を減少可能となる。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、座席下部に無
線機本体を取付る事により、（１）車種を問わない取付
場所の明確化、（２）及びコイルバネ張力と複数のバネ
引掛穴による吊シ下げ位置選定によるマウントの標準化
、（３）マウント構成簡略によるコストダウン。（４）
、車室内に無線機本体を取付る事による操作部間とのケ
ーブル長短縮化によるケーブルコスト代の低減、（５）
、取付時、穴あけ・タッピング加工等の車両への加工省
略による工事の簡便化による工事代の低減が図れる。

無線機の取付マウントの構成を説明するだめの図で、第
１図は分解斜視図、第２図は引張りコイルバネの側面図
、第３図は座席の底面の様子を示す図、第４図は取付状
態の様子を示す正面図、第５８図はそれぞれ第２．第３
の実施例での要部斜視図である。

１・・・マウントケース、２・・・取付金具、２ａ・・
・バネ引掛穴、３・・・引張シコイルバネ、１０・・・
無線機本体、２０・・・座席、２１・・・クッション保
持金具、２１ａ・・・空気抜き穴。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 １−てラント状−ス ２・取付金＾ 第　　６　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　車載無線機を無線機本体及び前記筺体本体にケーブル
   等で接続した操作部で構成し、前記操作部を車室内に置
   くと共に、前記無線機本体を複数の引掛け穴を有する取
   付マウント部に収納し、前記複数の引掛け穴に引張りコ
   イルバネのフック一端を引掛け、フックの他端を車室内
   の座席の穴部に引掛け保持するようにした車載無線機の
   取付マウント。