JPS62158497A - 物質の定量法 - Google Patents

物質の定量法

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JPS62158497A
JPS62158497A JP29555086A JP29555086A JPS62158497A JP S62158497 A JPS62158497 A JP S62158497A JP 29555086 A JP29555086 A JP 29555086A JP 29555086 A JP29555086 A JP 29555086A JP S62158497 A JPS62158497 A JP S62158497A
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彰 三池
Yoshiaki Shimizu
清水 嘉昭
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Toshio Tadano
俊雄 多々納
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は試料中に存在する又は反応に生成する過酸化水
素を消去する方法に関する。さらに詳しくは該過酸化水
素と一般式(1) 〔但し式中、ZはOH又はNR,R,(R,、R3は同
−又は異なってよく水素、アルキル、置換アルキル、ア
シルを示す)を示し、R1、R2、R3は同−又は異な
ってよく水素、ハロゲン、アルキル、アルコキン、アミ
ノ、ニトロ、カルボキシル、スルホを示す〕で表される
フェノール又はアニリン又はそれらの誘導体(以下化合
物(1)という少とをパーオキシダーゼの存在下に反応
せしめて過酸化水素を別の化合物に変換する方法に関す
る。
過酸化水素は食品その他の漂白、殺菌等に用いられてい
るが残存する過酸化水素を除くため一般にカタラーゼ(
EC1,11,1゜6)用いて過酸化水素を分解する方
法が知られている。しかしこの方法では微量の過酸化水
素が残り且つ分解速度も遅く、さらに優れた方法の開発
が望まれている。
過酸化水素の反応性について検討の結果、化合物(1)
がパーオキシダーゼの存在下に過酸化水。
素と掻めて迅速に反応し過酸化水素が極めて短時間に分
解されることがわかった。
さらに検討の結果、上記の原理を酵素を用いて試料中の
特定の物質を定量する方法に適用することによって該物
質が極めて簡単に定量できることがわかった。
即ち試料中に存在するある物質を定量する方法としてそ
の物質を基質とするオキシダーゼの作用によってその物
質を酸化し、化学量論的に生成する過酸化水素を定量す
ることによって該物質を定量する方法が知られている。
定量されるべき物質に作用して直接過酸化水素を生成し
ない場合でもその物質に適当な酵素等を作用させてオキ
シダーゼによって直接酸化されうる物質に変換せしめれ
ば、この物質は上記方法によって定量されることができ
る。
しかしながら、試料中に定量されるべき物質の正確な定
量を阻害する物質が含まれている場合には阻害物質をあ
らかじめ直接除去するか分解しておく必要がある。
例えば物質のt1離形とエステル形の両物質を含有する
試料中のエステル形のみを定量す場合、一般にまず該物
質に作用するエステラーゼの作用によってエステル形を
Jjlli形とし、次いでオキシダーゼによって遊離形
を酸化して生成する過酸化水素の量からエステル形に由
来する遊離形と試料中の遊離形の合計量を定量する。次
いで元の試料にエステーゼを加えないでオキシダーゼの
みを用いて試料中の遊離形のみを定量し、合計量から遊
離形を差引くことによってエステル形の定量が行われて
いる。
この場合試料にまずオキシダーゼ、パーオキシダーゼ及
び化合物(1)を加えて反応させると遊離形の化合物は
酸化され、生成する過酸化水素は色素に導かれることな
く分解される。
この反応物に該化合物のエステラーゼ及び発色剤を加え
て反応させ生成する色素によって着色した反応液の吸収
を測ることによってエステル形化合物の定量が簡単にで
きる。
本発明方法の原理は遊離形とエステル形の化合物を含有
する試料中のエステル形の定量のみならず、試料中の特
定の物質の定量において該物質に由来しない過酸化水素
の消去に適用できる。かかる適用によって定量分析が正
確に、速く、簡単にできる。
一般式(I)においてR1−R5におけるアルキルは炭
素数1〜5のアルキル例えばメチノペエチノペプロピノ
ペn−ブチル、1−ブチル等を含む。R1及びR5にお
ける首換アルキルの置換基はヒドロキシノペアミノ、ア
シルアミノを示し、アシルアミノにおけるアシルはR1
におけるアシルと同一の意義を有する。
R4・R5におけるアンルは炭素数2〜5のア/ル例え
ばアセチル、プロピオニル、ブチリル等を含む。
R3−R3においてハロゲンはクロル、ブロム、ヨード
を示し、アルコキンは炭素数1〜5のアルコキン例えば
メトキン、エトキシ、プロポキン、ブトキシ等を含む。
本発明で用いられる化合物(1)の具体例が次に示され
る。
フェノール、2.4−ジクロルフェノール、p−クロル
フェノール、2.4−ジブロムフェノール、P−ブロム
フエノーノペ2.3− シクロルフエノーノペ 2−ニ
トロフェノーノペ3−二)ロフェノール、2−アミノフ
ェノール、3−アミノフェノール、アニリン、2−ブロ
ムアニリン、3−ブロムアニリン、2−クロルアニリン
、3−クロルアニリン、オルトトルイジン、メクトルイ
ジン、ジメチルアニリン、ジエチルアニリン、0−フェ
ニレンジアミン、N、N−p−フェニレンジアミン、0
−アニシジン、メタアニンジン、○−クレゾール、m−
クレゾール、2−メチル−2,6−シニトロフエノール
、2−メトキン−5′−ニトロアニリン、2−メチル−
5−ニトロアニリン、3.5−ジヒドロキントルエン、
3−メトキシフェノール、2−アミノ−5−メチルフェ
ノーノペ2−ヒドロキシ−3−メチルベンゾイックアシ
ッド、芝−ヒドロキンフェニル酢酸、2.3−ジメチル
フェノール、2.5−ジメチルフェノール、2−エチル
フェノール、3−エチルフェノール、2−メトキシメチ
ルフェノール、2.3−ジメチルアニリン、2.5−ジ
メチルアニリン、3.5−ジエチルアニリン、3−(ジ
メチルアミノ)フェノール、3−メトキシ−N、N−ジ
エチルアニリン、N、N−ジエチル−1,3−フェニレ
ンジアミン、3.5−ジメチル−1,2−フェニレンジ
アミン。
本発明方法によって過酸化水素を消去するに際しては少
なくとも消去されるべき過酸化水素と当量、通常10〜
100倍当量の化合物CI)を加え、適当量、通常1〜
30U/mlのパーオキシダーゼを含むように調整すれ
ば極めて短時間に過酸化水素は消去される。
本発明で用いられる化合物(1)と過酸化水素との反応
によって過酸化水素が分解される時間を次の方法によっ
て測定した。
各種のpHのグツドバッファ3mlに30mgのトリト
ンX100、パーオキンダーセ(POD>40Uを加え
、この液に4−アミノアンチピリン(4−AΔ) 0.
3 mg、又はは第1表に示す化合物(I)0.9mg
を加え、過酸化水素0.06μcを加えて攪拌し、加え
た過酸化水素の消長をJXlglJするために化合物(
Hには4−ΔA  0.3mg、 4−ΔAには化合物
(1)0.9mgを加えて径時的に呈色を追跡した。
4− A Aは化合物(■)、過酸化水素及びPODの
存在下で反応して色素を生成するので過酸化水素が化合
物(1)によって分解されていれば着色がみられないこ
とを利用している。
比色は化合物(1)がアニリン系の場合550nmでフ
ェノール系の場合500nmで測定した。
吸光度の増加がなくなる最少時間が第1表に示される。
又第1及び2図に化合物1.12又は14及び4− A
 Aを用いたときの過酸化水素の消去速度を示す。
試料中の特定の物質(物質Δという)又は試料中の定量
されるべき物質(物質Bという)から特定の物質Δを生
成する反応系における該物質へをオキシダーゼを用いて
分解し、生成する過酸化水素の量から定量する方法にお
いて、該物質A以外の物質(物質Eという)の分解に由
来する過酸化水素を消去するために、試料中もしくは反
応系の物質Eに由来する過酸化水素と化合物(1)とを
パーオキシダーゼの存在下に反応させて該過酸化水素を
分解し、次いで物質Δ又は物質Bから定量的に過酸化水
素を生成せしめうる酵素を上記反応物に加えて生成する
過酸化水素を定量することによって物質へ又は物質Bが
簡単に定量できる。
物質への例としてコレステロールエステルあるいはグリ
セロールエステルが含まれる。一般にこれらの物質を含
有する試料特に血清中にはこれらの遊離形の物質を含有
し、それ故前述の如くエステル形の定量は複雑となる。
そこでこの場合試料にオキシダーゼ、化合物(1)及び
パーオキシダーゼを加えて遊離形を分解し生成する過酸
化水素も分解し、次いでエステル形を分解して遊離形と
する酵素及び発色剤を加えて生成する過酸化水素を色素
に導びき発色した反応液の吸収を測ることによってエス
テル形が定量できる。
又、遊離コリンとコリン含有リン脂質を含有する試料か
らコリン含有リン脂質を求めるときにはコリン・オキシ
ダーゼ、パーオキシダーゼ及び化合物(I)を試料に加
えてiLL’Iコリン分解し、生成する過酸化水素も分
解し、次いでホスホリパーセD及び発色剤を加えてコリ
ン含有リン脂質を分解してコリンを生成させ、このコリ
ンが分解されて生成する過酸化すいそ定量すればコリン
含有リン脂質が簡単に定量できる。
その他血清中のクレアチニン、シアル酸等の定量にも本
発明方法の適用によって容易に定量できる。
本発明方法を適用して試料中の特定の物質を定量するに
際しては該物質を過酸化水素に導く工程上で該物質以外
の物質から過酸化水素を生成するような物質分解する酵
素、化合物(I)及びパーオキシダーゼを試料に加え、
必要に応じてバッファーを加えて酵素反応させる。試料
と酵素との親和性をよくするために必要に応じてトリト
ンx100等の界面活性剤を加える。これらの試薬等は
前述の過酸化水素消去における量が用いられる。
次いで該本漬されるべき物質の分解酵素及び発色剤を通
常この種の定量で用いられる量加えた後発色した反応液
の可視部通常400〜700nmの発色化合物の特徴的
吸収波長における吸収が測定される。
用いられる発色剤としては4−AAとフェノール等過酸
化水素の量に比例して化合物(I)と共同で発色する全
ての化合物を用いることができる。
化合物(1)は発色化合物の1部として働き、化合物(
1)がアニリン系化合物の場合はフェノールを、フェノ
ール系化合物の場合は4−AAのみを加えることによっ
て目的は達せられる。
バッファーとしてはリン酸バッファー等、用いられる酵
素の至適pHに応じて適宜選択して用いられる。
以下に本発明の態様を示す実施例を説明する。
実施例1 試験管3本(A、B、C)にフェノール30μmol 
、)リド7X100 30mg、バーオキシダーゼ(E
C1,11,1,7) 10 U、コレステロール・オ
キシダーゼ(EC1,1,3,6> 6Uを含む0.1
Mリン酸緩衝液(pH7,3)2.Qmlを入れる。
次いて試験管Aのみに血清20μg添加し、これらを3
7℃、10分加温する。次いで4−アミノアンチピリン
1μm01、コレステロール・エステラーセ(EC3,
1,1,13) 3Uを含む0.1 Mリン酸緩衝液1
.Qml (pH7,3)を試験管A、B、、Cに加え
る。しかるのち、Bにコレステロール標準液(コレステ
ロール200mg/c+j!水溶液)20μlllを添
加、Cには精製水20dを添加し、A、B、Cを31”
Cで10分間インキベートする。反応後ダブルビーム分
光光度計にて試験管C液を対照にΔ。
B、Cの500nmにおける吸光度を測定した結果0.
168.0.215を得た。これよりA、Bの血清コレ
ステロールエステル値ハ156.28mg/Jと計算さ
れた。
尚コレステロール・エステル値を求める従来法は総コレ
ステロール値から遊離コレステロール値を差し引く方法
であった。次に従来法で前記血清を測定した。
遊離コレステロール値・試験管3本(A、B、C)にフ
ェノ−/l/30 p mol、トリドアX10030
mg、パーオキシダーゼIOU、コレステロールオキン
ダーセ6U、4−アミノアンチピリン1μmolを含む
0.1Mリン酸緩衝液(p H7,3)3、Qmlを加
え、試験管Δに血清20μρ、Bにコレステロール標準
液(コレステロー200mg/a>20μQ、Cに精製
水20μQを添加し、37℃10分間インキベートする
。しかるのちダブルビーム分光光度計にてC液を対照に
、Δ、Bの500nmの吸光度を測定した結果0.04
7.0.213を得た。これより血清中の遊離型コレス
テロール値は44.13mg/Jと算出された。
総コレステロール値:試験管3本(Δ、B、C)ニフェ
ノー/I730 p mol、トリトンXLOO30m
g。
パーオキシダーゼ10U1コレステロールオキシダーゼ
6いいコレステロールエステラーゼ3U14−アミノア
ンチピリン1μmolを含む0.1Mリン酸緩衝液(p
H7,3)3.0mlを加え、Aに血清20μ&、Bに
コレステロールaha <コレステロール200mg/
J水溶液)20塵、Cは精製水20μgを添加し37℃
、10分間反応を行う。しかるのちダブルビーム分光光
度計にてC液を対照にA、Bの5001mの吸光度を求
めた結果、0.219.0.218を得これより総コレ
ステロール値200.92mg/dllを算出した。
以上の結果から(エステル型コレステロール値)=(総
コレステロール(a)−(遊離型コレステロール値) 
=200.92−44.13 =156.79mg/J
となり、前述の本発明で得られた値に一致することを確
認した。
実施例2 試験管3本(A、B、C)にN−エチル−N−(3−メ
チルフェニル)−N’−アセチルエチレンジアミン2μ
mol、)リドンX100 60mg。
パーオキシダーゼ10U1コレステロールオキシダーゼ
IOUを含む0.1Mリン酸緩衝液(pH6、0) 2
. O1l!lを加え、試験管Δに血清20頭添加し、
37℃5分間インキベートする。加温後4−アミノアン
チピリン1μmol、コレステロールエステラーゼ5U
を含む0.1 M リン酸緩衝液(pH6、0)1.0
mlを試験管A、B、(j、:加える。しかるのち、已
にコレステロール標準液(コレステロール100mg/
a水溶液)20屑、Cに精製水20屑を添加後37℃5
分反応し、しかるのちダブルビーム分光光度計にてCを
対照A、Bの550nmの吸光度値を測定し0.372
.0.235を得、コレステロールエステル値158.
30mg/aを算出した。
実施例3 試DtB本(A、B、C)にp−クロルフェノ−/L、
l  Q  μ mol、  ト リ ト 7X  1
 0 0   3 0mg、ノ’−キシダーゼ20U1
コリン・オキシダーゼ5Uを含むpH7,50,1M)
リス・塩酸緩衝液2.0mlを加え、試験管Δに血清2
0dを加えて、A。
B、Cを37℃5分間インキベートする。
その後、4−アミノアンチピリン1μmol、ホスフォ
リパーゼD (EC3,1,4,4)0.6Uを含有す
るpH7,50,1M)リス−塩酸緩衝液1.Qn+1
を加え、Bに標準液(コリン水溶液300mg/al’
レシチン換算)20A12、Cに精製水20wIを加え
て、37℃5分間インキベートし、しかるのちダブルビ
ーム分光光度計にてCを対照にA、Bの505nmの吸
光度値0.323.0.563を得、コリン含有リン脂
質値172. L 1mg/aを算出した。
尚従来は遊離コリンと総コリン(遊離コリン+コリン含
有リン脂質)を各々求め、その差よりコリン含有リン脂
質を求めていた。次に従来法で測定した結果を述べる。
遊離コリン値:試験管3本(A、B、C)にp−クロル
フェノールlOμmo+、トリトンX10030mg、
パーオキソダーゼ20U1コリンオキシダーゼ5U14
−アミノアンチピリン1μmolを含む0.1 M )
リス塩酸緩衝液(1)87.5 ) 3.0+nlを加
え、Aに血清20ρ、Bに標準液(コリン水溶液300
mg/Jレンチン換算> 20jdlXCに精製水20
μQを添加し、37℃5分間インキベート後、ダブルビ
ーム分光光度計にてCを対照にΔ。
Bの505nmの吸光度を測定した。その結果0、02
6.0.559を得、遊離コリン(レシチン換算)13
.59 mg/ deを算出した。
総コリン値:試験管3本(A、 B、 C)にp−クロ
ルフェノ−/l/10 μmol、  )リド7X10
0 .30mg。
パーオキシダーゼ20U1コリンオキシダーゼ5U1ホ
スフオリパーゼD0.6U、4−アミノアンチピリン1
μmolを含む0.1 M ) !jス・塩酸緩衝液(
p H7,5) 3.0mlを分注し、八に血清20m
、Bに標準液(コリン水溶液300mg/dルシチン換
算) 20ati、 cに精製水20mを添加し、37
℃5分間インキベート後ダブルビーム分光光度計にてC
を対照にA、Bの505nm吸光度を測定し0.351
.0.560を得た。総コリン含有リン脂質(レシチン
換算) 188.04mg/ tillを算出した。
以上より、188.04−13.19=174.45 
mg / dRとなり、従来法と前述の本発明法とが一
致した値が得られることを確S忍した。
実施例4 試験管3年(A、B、C)にジメチルアニリン5μmo
+、)リド7X100 30mg、パーオキシダーゼ4
0U1グリセロールオキンダーゼ50Uを含む5 Q 
m’Mリン酸緩衝液(pH7,0) 2.0miを分注
し、八に血清20薦添加、37℃10分間インキベート
後、4−アミノアンチピリン1μmol、リポプロティ
ンリパーゼ(EC3,1,1,3) 0.5 Uを含む
5QmMリン酸緩衝液(pH7,0) LOmlを加え
、Bにグリセロール標ζ液(200mgz#j!トリオ
レイン相当)20頭、Cに精製水20mを添加して37
℃10分間インキベート後ダブルビーム分光光度計にて
Cを対照にA、Bの550nmにおける吸光度0. l
 63.0.223を得、中性脂肪値146.19mg
/aを算出した。
従来は血中の遊離グリセロールと総グリセロール(遊離
グリセロール+中性脂肪)を別々に求め、その差から真
の中性脂肪値を求めていた。
そこで従来法と本発明法の測定値を比較した。
遊離グリセロール値:試験管3本(A、B、C)にジメ
チルアニリン5μm01、トリトンX10030mg、
パーオキシダーゼ40U1グリセロールオキシダーゼ5
0U、4−アミノアンチピリン1p molを含む50
mMリン酸緩衝液(p H7,0)、3、Qmlを分注
し、Aに血a204、已に標準液(グリセロール水溶液
200mg/J)リオレイン相当)20d、Cは精製水
20IdIを添加し、10分間インキベートし、ダブル
ビーム分光光度計にて、Cを対照にA、Bの550nm
の吸光度を測定し、0.010.0.225を得、遊離
グリセロール8.89mg/d1.を算出した。
総グリセロール:試験管3本(A、B、C)にジメチル
アニリン5μmol、)!JトンX10030mg、パ
ーオキシダーゼ40U1グリセロールオキシダーゼ50
U、IJボブロチインリパーゼ0.5U、4−アミノア
ンチピリン1μmolを含むpH7,050mMリン酸
緩衝液3.Qmlを分注し、Aに血i’i? 2.0 
、ill、已に標準液(グリセロール水溶液200mg
/J)リオンイン相当)20g、Cに精製水20塵を加
え、37℃10分間加温後ダブルビーム分光光度計にて
Cを対照にA、Bの550nmにおける吸光度を求めた
結果0.173.0.224を辱、総グリセロール値1
54.46mg/ di<  )リオレイン換算)を算
出した。以上の結果から154.46−8、89=14
5.57 mg / diが中性脂肪として算出され、
従来法と法発明法がよく一致した。
実施例5 3%過酸化水素を含む食塩水中で5℃3日間漂白したカ
ズノコ100gを20 U / mgカタラーゼ含有食
塩水11に5℃3日間漬は過酸化水素を除去した。この
ときのカズノコの中の残存過酸化水素は2.5 ppm
であり、以後4日日2.5.5日日2.4.2.4.6
日目2.4 ppmで分解は進まなかった。一方、3日
間カタラーゼ処理し過酸化水素残存2.5ppmになっ
たカズノコ100gをメタメトキシジメチルアニリン3
μmol、パーオキシダーゼ10U /mlを含む溶液
11に30分浸漬したところ過酸化水素は0.5 pp
m以下となった。
【図面の簡単な説明】
第1及び2図は、次の化合物を用いて過酸化水素を消去
したときの過酸化水素濃度(縦軸:μmol /ml 
)と反応時間(横軸:秒)との関係を示す。 第1図 ■:化合物Nα1.   pH6〃  ■: 
 〃No、 l 4 、  pH6,75〃  ■: 
 〃 No、12.  pH5第2図 4AA、  p
H6 特許出願人 (102)協和醗酵工業株式会社第1図 便100300 抄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料中に存在する過酸化水素もしくはオキシダー
    ゼによって酸化されて過酸化水素を生成する物質を含有
    する試料に該オキシダーゼを作用させて生成する過酸化
    水素と一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、ZはOH又はNR_4R_5(R_4、R_5
    は同一又は異なってよく水素、アルキル、置換アルキル
    、アシルを示す)を示し、R_1、R_2、R_3は同
    一又は異なってよく、水素、ハロゲン、アルキル、アル
    コキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシル、スルホを示す
    〕で表される化合物とをパーオキシダーゼの存在下に反
    応させて過酸化水素を分解した後試料中の該オキシダー
    ゼによって酸化されない定量すべき物質を該オキシダー
    ゼによつて酸化されうる物質に酵素反応によって変換し
    、生成した物質を該オキシダーゼの存在下に酸化して過
    酸化水素を生成させ、生成した過酸化水素を定量するこ
    とを特徴とする該定量すべき物質の定量法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190198A (ja) * 1988-11-17 1990-07-26 Becton Dickinson & Co ペルオキシダーゼ活性の高感度検出
WO2021054432A1 (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 積水メディカル株式会社 酵素を用いる目的成分の測定方法及び測定試薬

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