JPS62158290A - 新規セフアロスポリン誘導体 - Google Patents

新規セフアロスポリン誘導体

Info

Publication number
JPS62158290A
JPS62158290A JP60293467A JP29346785A JPS62158290A JP S62158290 A JPS62158290 A JP S62158290A JP 60293467 A JP60293467 A JP 60293467A JP 29346785 A JP29346785 A JP 29346785A JP S62158290 A JPS62158290 A JP S62158290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pyridinio
hydrogen atom
compound
brs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60293467A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nakagawa
晋 中川
Koji Yamada
耕司 山田
Ryosuke Ushijima
牛嶋 良輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MSD KK
Original Assignee
Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Banyu Phamaceutical Co Ltd filed Critical Banyu Phamaceutical Co Ltd
Priority to JP60293467A priority Critical patent/JPS62158290A/ja
Publication of JPS62158290A publication Critical patent/JPS62158290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
L1L立旦ユ分1 本発明は新規なセファ0スポリン誘導体、その製法及び
それを有効成分として含有する抗菌剤に関するものであ
る。 従来技術 従来、セフ10スポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−置換オキシイミノアセ
トアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持つ化
合物は極めて多く合成され、それらの記載された公開技
術としては、例えば特開昭54− 154786号、同
55−59196号、同57−192394号、同58
−174387号、同58− 198490号、同59
− 219292号及び同60− 97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(Pseudomonas aerugino
sa)を含むセフ10スポリン耐性のダラム陰性菌に対
しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌スペクト
ルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択毒性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌ツノの増強が望まれてい
る。 問題を解決するための手段 本発明は浸れた抗菌力を右ヅ゛る新規なセファロスポリ
ン誘導体を提供することを目的とし、3位に置換基を有
してもよいピリジニオ基を、7位に(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−(3.4−ジヒドロキシベンジ
ルオキシイミノ)アセドアミド基もしくは2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3、4−ジアセト
キシベンジルAキシイミノ)アセ1ヘアミド基を有する
新規なセファロスポリン誘導体について鋭意研究した結
果、グラム陽性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌力
とを有することを見出し本発明を完成した。 作   用 本発明は、一般式(1) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性エ
ステル、その製法及びそれを有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細占に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、二1−ロ基、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基、カルバモイル ル基、低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、
アミノ低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、ス
ルホ低級アルキル基、シクロペンテノ基等を挙げること
ができる。特に、水酸基、アミノ基、カルボキシル チル基、メトキシ基、アロチルアミノ基、スルホメチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は限定されないが、置換基の特に好ましい例どしては
、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ基
、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボキ
シ−1−ピリジニオ基、4−力ルボキシ−1−ピリジニ
オ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−スル
ホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチル
−1−ピリジニオ基、又は、2,3−シクロペンテノ 
−1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における置換はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含づる。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有効する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示す化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ ー1−ピリジニA)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシル−1− 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチル=3
ーセフェムー4ーカルボキシレーh 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルホキシレー(・7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ、1〜アミ
ド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ〕メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−(2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジ
ヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3
−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルホキシレー1〜7−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロ
キシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−[4
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ】メチル−3
−セフェム−4−カルボキシル基I〜7−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート一般式CI)の化
合物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解
可能なその無毒性エステルとすることができる。 一般式(1)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばす1ヘリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有はアミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有感酸塩、メタンスルボン酸、イセチオン酸、p−
トルエンスルボン酸等のスルホン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、そのカル
ボキシル基にお番ノる医薬上許容される慣用的なものを
意味し、例えばアセトキシメチル基、ピバロイルオキシ
メチル基等のアルカノイルオキシメチル基、1−(エト
キシカルボニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボ
ニルオキシアルキル基、フタリジル基、5−メチル−2
−オ+ソー1.3−ジオキソールー4−イルメチル基等
の5−置換−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ルー4−
イルメチル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示す製造法A、Bいず
れの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、「く4は水素原子又は
アミノ保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応さけて
、 一般式(II) (式中、R2、R3,1又1及びYは前記の意味を有し
、Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基
、XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要
ずれば還元及び/又は保護基を除去ザることにより、本
発明化合物(1)を製造り゛ることかできる。 一般式(Ill)のXはJa素、臭素、ヨウ素等のハロ
ゲン原子、又はアセトキシ基、′トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、1)
−1へルエンスルホニルオキシ基等の脱f!11基を表
し、特に臭素、ヨウ素等のハロゲン原子が好適である。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、とリジン、3−アミノ −ピリジン、3−アセ1−ア
ミドピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキ
シピリジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチ
ルビリジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2,
3−シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これ
らのアミノ基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護さ
れていてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSO、Q′は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオンを示す)で表される化合物
又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原子
又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保[を
示す)で表されるカルボン酸又はその反応性Li39体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y,Q′及びXeは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要゛すれば還
元及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合
物(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミン基及び
水1基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、し−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アはトキシメチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルAキシメヂル基
、1−アレ1−キシエチル基、1−プロピオニルオキシ
エチル阜、1−(工1−キシカルボニルオキシ)エチル
基、フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシベンジル
基、3.4−ジメトキシベンジル基、4−二トロベンジ
ル基、ベンズヒドリル塩、ビス(4−メ1へキシフェニ
ル)メチル基、5−メチル−2−オキソ−1.3−ジオ
キソ−ルー4−イル−メチル基、1〜リメヂルシリル基
【−ブチルジメチルシリル基等が挙げられ、特にベン
ズヒドリル基、1−ブチル基、シリル基等が好適である
。 アミノ基の保護基としては、トリデル基、ホルミル基、
クロロアヒチル暴、トリフルオロアUチル基、t−ブl
〜キシカルボニル基、トリメチルシリル基、【−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保v1基としては、2−メトキシエ1〜キシメ
チル基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テト
ラヒドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、ベンジル基、4−二I・ロベンジル基、
アセデル基、2,2.2−1−リクロロ工トキシ力ルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アレトナイド、
トリメデルシリル基、L−ブチルジメチルシリル基等が
挙げられる。 次に本発明化合物(I)の製造法Δ及び製造法Bを詳説
する。 製造法A 一般式(nl)のXがハロゲン原子である化合物とピリ
ジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム、
エーテル、fitllltエヂル、酢酸ブヂル、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、N1トジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用
いるピリジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩
、硝酸塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有1a酸塩を用いて
もよい。 この場合、反応は中用量のi〜リエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N
−メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本
反応に用いるピリジン誘導体はN、0−ビストリメチル
シリルアセトアミド等のシリル化剤でシリル化して使用
することもできる。 反応は一般式(III)の化合物1モルに対して、ピリ
ジン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間
は0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(III)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間であるd又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、ヂオシアン酸カリウム等のチオシアン1ナン塩
の存在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
 オブ オーガニック ケミストリー(Journal
 of Organic C1+emistry) 3
5巻、2430頁(1’174年)等に記載の方法によ
り、スルホキサイド基を還元することができる。即ら基
Y b(S Oであるアンモニオ化合物(1[)はアセ
1〜ン溶媒中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの
存在下、−40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し
、1〜2時間反応させることにより還元することがその
一例として示すことができる。反応は基YがSOである
化合物(■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モ
ル及びアセチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保護基を除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクテイブ グルーブス イン オーガニックス シン
セシス(Protective GrOUpS inO
rganic 5ynthesrs) 1981年など
に記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。 例えば、1−リチル基、ホルミル基、t−ブトキシカル
ボニル基、ベンズヒドリル基、t−ブチル基、2−メト
キシエトキシメチル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、
トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸等の無Fj1酸又は有償酸等で出来、特にト
リフルオロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 、 尚、製造法Aの原料化合物(Ill)は以下のよう
にして製造することができる。 基YがSである一般式(III)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 7−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート、7−アミツセフアロスボラ
ン酸、又はそのエステルに一般式(V)のカルボン酸又
はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混合酸
無水物、活性エステル等)を反応させて製造することが
できる。ベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレートは、例えば
特開昭50−76089号、同56−86187号公報
記載の方法により製造することができる。 基Y lfi S Oである一般式(III)の化合物
は、基Y lfi Sである一般式(III)の化合物
を塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム等の反応
に関与しない溶媒中、氷冷下に等モルのm−クロロ過安
息香酸で酸化して製造することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(II[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化す1−リウム等のヨウ化物と反応させて製造
することができ、単離もしくは、単離せずにそのまま次
の反応に用いてもよい。 製造法B 一般式(n)の化合物と一般式(IV)の化合物を水、
アセトン、ジオキリ“ン、アセトニトリル、テトラヒド
ロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン
、ベンゼン、酢酸エチル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキサイド等の反応に悪影響を与えな
い溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(V)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製
造することができる。 反応は一般式(IV)の化合物1モルに対し、一般式(
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃でである。 一般式(V)の反応性LL>72体として、酸ハロゲン
化物を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱
酸剤が必要である。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(v)1モルに
対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩化
リン、オキシ塩化リン、Aキザリルクロライド、ホスゲ
ン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1.
5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好ましく
は一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結り−る。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、N
−ジメチルアニリン、ピリジン等のD+2酸剤1〜1.
2モルの存在下、メチルクロロホルメート、エチルクロ
ロホルメ−1−、イソブチルクロロホルメート等のクロ
ル炭酸エステ・ル1〜1.2モル使用し、反応温度は一
40〜20℃、好ましくは一20〜5℃で、反応時間は
10〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシコ
ハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)
又はフェノール化合物(例えば、4−ニトロフェノール
、2,4−ジニトロフェノール、トリクロロフェノール
等)1〜1.2モル及びN、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミドを1〜1,4モル使用し、反応温度は一1
0〜50℃で、反応時間は30〜120分間である。 又、アシル化反応においては、一般式(V)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(I)の化合
物を製造することができる。一般式(I)から本発明化
合物°(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(IV)は、フラン(Fly
nn)著のセファロスポリン アンド ペニシリン、ア
カデミツク プレス(Ccpl+alosporins
 and Pen1cillins、Academic
 PRESS) 151〜171頁、1972年等に記
載の方法により製造することができる。例えば、1−ア
シルアミノ −3−ハロメチル−3−セフェム−4−カ
ルホキシート誘導体(特開昭58−72590号、同5
8−154588号公報等)又は7−アジルアミノロフ
70スボラン1N導体に、ぐリジン誘導体を反応させて
、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q′は保護された′Pi換基を有してもよ
いピリジニオ基、XOは陰イオン、acyl−はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法等がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミューラー ヒントン ブロス(Hueller ll
ilトン アガー(Hueller l1inton 
agar )に接種した。この培地には抗菌剤が各濃度
で含まれており、37℃で16時間培養した後、最小発
育阻止濃度(HIC:縛#りを測定した。比較化合物と
してセファタキシム(Cerataxime)を用いた
。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無毒性塩及び生理
的に加水分解可能なその無毒性エステルは、抗菌剤とす
ることが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の斌形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用することができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面活性剤等
の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カカオ脂、エチレ
ングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン酸
マグネシウム、タルク等が挙げられる。 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することができる。投与量は患者の年
齢、性別等の状態によって異なるが、通常、成人1日当
り2〜250m1/Kgの範囲で使用され、1回当り1
〜somy / Ic!Jで2〜5回に分けて投与する
のが好ましい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(八)
 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチ
アゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)1.OCJ 
(1,4ミリモル)及びベンズヒドリル 1−アミノ−
3−クロロメチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト0.569 (1,4ミリモル)を塩化メチレン20
mに溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
 d (6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン0,1
2 d (1,7ミリモル)を滴下後、30分撹拌する
。 反応溶液は水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄する。水層を更に酢酸エチルで抽出し、有機
層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に溶媒を
留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート(シン異性体)を得、M製することなく
次の反応に用いる。 (B)上記(A)で1qだ化合物をアセトン20mに溶
かし、0℃でヨウ化ナトリウム0.49 (2,8ミリ
モル)を加え、室温で30分撹拌する。□反応液を10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2
回抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマ1−グラフィーに付し、酢酸エチル:ヘキ
サン(1:1)溶出画分を濃縮し、ベンズヒドリル 3
−ヨードメチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキ
シエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(
2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミ
ド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)  1.09 g(収率65%)を得る。 In(にBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6 )δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
 3.45(611,m)、 3.75(411,m)
、 4.35(211,brs)、 5.05(211
,brs)、 5.24(411,S)、 5.24(
IH,d、 J=511z)、 5.78(IH,ml
。 6、75(111,s)、 6.96(III、 s)
、 7.0〜7.8(28+1゜m)、8.80(il
l、brs、丁rNIl−)、9、(33(ill、b
rd、J=811Z) (’C)上記(B)で得た化合物500mg(0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド5dに溶か
し、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を加
え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチレン)を1
!縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(
2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ
]−2−(2−トリデルアミノチアゾール−4−イル)
アセトアミド)−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性
体)  430mg (収率80%)を泡状物として得
る。 NHIt  (0830−d6)δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
 3.50(611,m)、 3.75(211,m)
、 5.03(211,brs)、 5.22(411
,S)、 5.22(1’ll、 d、 J=511z
)、 5.59(211,brs)、 5.90(il
l、 m)。 6.72(111,s)、6.92(111,s)、7
.0〜1゜7(28+1゜m)、 8.18(211,
t、 J=611z)、 a、 62(11I、 m)
、 8.96(211,d、 J=611z)、 8.
83(III、 brs)、 9.68(IIL br
d、J=8117) (D)上記(C)で1qた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を塩化メチレン2,0蔵に溶かし、アニソ
ール0.8rd、次いで0℃でトリフルオロ酢酸2.0
−を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留
去し、冷却下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社
)に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、
凍結乾燥上で標記化合物41/ig(収率21%)を得
る。 MP 140℃(分解) IR(にBr  ) ciA : 3400. 177
5. 162ON141t  (0830−d5  )
  δ:3、45 (211,m)、 4.93(21
1,brs)、 5.20(ill、 d、 J=51
1z)、5.56(211,brs)、6.64(11
1,s)、6.72(111゜s)、 6.73(21
1,m)、 8.20(211,brt、 J=611
z)、 8.66(III、 m)、 9.04(21
1,1ard、 J=611z)、 7.29(211
,brs)、9.58(III、m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−Il?
lエフー4−カルホキシレー1−(シン異性体)の製造
(A) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイ
ミノ)−2−(2−トリアチルアミノチアゾール−4−
イル)酢酸(シン異性体)  1.2g(1,87ミリ
モル)及びベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロ
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77
 g(1,81ミリモル)を塩化メチレン24dに溶か
し、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1m (8
,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21 Id(
2,2ミリモル)を滴下し30分撹拌する。反応溶液は
水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水で順次洗
浄し、水層は更に各々酢酸エチルで抽出する。有B1層
を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ=
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)で精製
し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−(2−(
3,4−シアu1−キシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−1〜リチルアミノチアゾール−4−イル)アレド
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)  0.24 g及びその脱アセチル体を1!
7る。脱アセチル体をピリジン2d及び無水酢酸2dで
処理後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ベンズヒドリル 3−/)、ロロメチル−7−[2−(
3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−(
2−トリデルアミノデアゾール′−4−イル)アセトア
ミド]−3−t7フエムー4−カルボキシレート(シン
異性体)  0.64 gを得る(甜0.88g:収率
45%)。 NOR(DH3O−d6)δ: 2.24(3H,s)、2.26(311,s)、3.
60(2N、m)、4.41(211,brs)、 5
.10(211,brs)、 5.20(Ill、 d
、 J=511z)、 5.82(ill、 m)、 
6.71(IH,s)、 6.93(III、S)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(111,
brs、TrNII−)。 9、72(IH,brd、 J=811z)(B)上記
(八)で得た化合物を0.889 (0,85ミリモル
)をアセトン18成に溶かし、0℃でヨウ化ナトリウム
0.259 (1,7ミリモル)を加え、室温にて30
分撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有taSを飽和食
塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒドリル 3−ヨー
ドメチル−7−[3,4−ジアセトキシベンジルオキシ
イミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−
イル)アセトアミド]−3−セフェム−4−カルボキシ
レート(シン異性体)  0.88 g(収率92%)
を泡状物として得る。 N)IR(DH3O−66)  δ :2、28(61
1,s)、 3.7(211,m)、 4.33(21
1,m)、 5.13(211,brs)、5.25(
III、d、J=511z)、5.76(111,m)
。 6、76(III、 s)、 6.96(III、 s
)、 7.0〜7.9(2811゜m)、 8.83(
III、 tars、 Trill−)、 9.7(I
II、 brd、 J=8(C)上記(B)テ得た化合
物0.88 g(0,78ミリモル)をN、N−ジメチ
ルホルムアミド9戒に溶かし、ピリジン0.2d (2
,5ミリモル)を加え、至濡にて4時間放置する。減圧
下に溶媒を留去し、1qられる残渣をシリカゲルカラム
クロマ1〜グラフイーで精製し、溶出画分(5%メタノ
ール・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル ?
−[2−(3,4−ジアセトキシペンシルオキシイミノ
)−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イル
)アセトアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異
性体)500IItg(収率49%)の泡状物を得る。 NHR(DH3O−d6)δ: 2、26(3N、 87.2.30(311,S)、 
3.52(211,m)、 5゜22(211,brs
)、 5.29(111,d、 J=5tlz)、 5
.58(211,brs)、5.92(IH,m)、6
.76(111,s)、6.93(III、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6112)。 8、68(Ill、 m) 、 8.96(211,b
rd、 J=611z) 、 8.90(111゜br
s、Trill−)、  9.74(111,brd、
J=811z、−CONII−)(D)上記(C)で得
た化合物0.5g(0,41ミリモル)を塩化メチレン
2.5mQに溶かし、アニソール0.5mを加え、0℃
に冷却し、1−リフルオロ酢酸2,5dを加える。室温
にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られる残
渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱を濾
取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別復、ODSカラムク
ロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社)に付
し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍結乾
燥して標記化合物107mg(収率39%)を1りる。 )IP 160℃(分解) IR(にBr ) ctH: 3420.1765.1
665.162ON1イR(1)lイ5O−d6 ) 
 δ :2、26(6tl、 s)、 3.42(21
1,brs)、 5.10(211,brs)。 5、20(III、 d、 J=511z)、 5.3
5 (IH,m)、 5.65 (III、 m)、 
5.70(ill、 s)、 6.69(111,s)
、 7.20(311,m)。 8゜13(211,brd、 J=611z)、 a、
 58(ill、 m)、 9.48(211゜brd
、 J=6112) 実施例3 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)70ド
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチルづ−(2−[
3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
オキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)アセトアミド)−3−L=フェムー4−ノ
コルポキシレート1.0g(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲル力ラムクロマトグラフイーで精
製し、溶出画分く2%メタノール・塩化メチレン)を濃
縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2
−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]
−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド)−3−(3−hリチルアミノ −1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨ
ード塩(シン異性体)1.35g(収率100%)の泡
状物として得る。 NNR(0830−66)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.80(411,m)、 5
.20(211,m)、 5.36(411,brs)
、 5.40(211,m)、5.95(III、m)
、6.78(111,s)、6.88(III。 s)、7.0〜7.7(2811,m)、8.4G(1
11,brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(ill、
 brd、 J=811z)(B)上記(A)で得た化
合物を1.35 g(0,87ミリモル)を塩化メチレ
ン5.0In1に溶かし、アニソール1.O蔵を加え、
0℃に冷却し]ヘリフルオロ酢R5,Ordを加える。 室温にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られ
る残渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱
を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後ODSカラムクロ
マ1−グラフィー(LC−3orb :ケムコ社)にイ
;Jし、溶出画分(20%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥し、標記化合物を含む△ ・Δ (3:2>の混
合物45rngを得る。 HP 170℃(分解) IR(KBr ) ciA : 3340.3200.
1760.162ONIIR(DH3O−d6)  δ
 :3.50(211,m)、4.96(211,br
s)、5.06(111,d、J=511z)、5.2
〜5.4(211’、m)、5.68(ill、m)、
0.71(111,s)、 6.75(311,m)、
 7.21(211,brs、−旧(2)。 7゜64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(III、 m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−(2(2−アミノチアゾール−4−イル)τ2−(3
,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−セフェム−4−カルホキシレー+−<シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]アレドアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.0g(3,3ミリモル)を塩化”
メチレン80tdに溶かし、0℃に冷却する。次にm−
クロロ過安患香酸(80%含有)  0.70 g(3
,3ミリモル)を加え、15分撹拌する。反応溶液に1
0%ヂオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次
に10%重曹水で洗浄する。水層を塩化エチレンで抽出
し、先の有償層と合せ、無水ia酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去し、残漬をジイソプロピルエーテ
ルで洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド1−3−セフェム−4
−カルボキシレート 1−オキサイド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性体
)  3.95 g(収率97%)を得る。 In (KBr ) cid : 3370.1798
.1722.1682NHR(DH3O−d6  ) 
 δ :3.20(311,s)、 3.22(311
,s)、 3.46(611,m)、 3.76(41
1,m)、4.42(211,m)、5.05(311
,m)、5.23(411゜brs)、 5.87(1
11,dd、 J=5.811z)、 6.80(11
1,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.73(III、
brs)、8.98(III。 brd、 J=811z) (B)上記(A)で得た化合物1.0g(0,81ミリ
モル)をN、N−ジメチルホルムアミド10−に溶かし
、3−トリチルアミノピリジン0.5g(1,5ミリモ
ル)を加え、室温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を
留去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチ
レン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−(3,
4−ジ(2−メ1−キシエ1−キシメI−キシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−(3−トリチルア
ミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−
カルボキシレート ード塩(シン異性体)  1.17 !? (収率93
%)の泡状物として得る。 NOR(0830−de )δ: 3、19(311,s)、 3.21(3N、 s)、
 3.40(211,brs)。 3、44(411,m)、 3.72(411,m)、
 5.08(211,brs)。 5.08(111,d、J=511z)、5.20(4
11,s)、5.23(211゜m)、6.00(Il
l、 m)、 6.81 (11i、 s)、 6.8
8(III、 s)。 7.0〜7.8(3211,m)、8.40(111,
brs、TrHll−)。 8、73(ill、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −−CONII−) (C)上記(B)で得た化合物1.27 g(0,81
ミリモル)をアセトン25mに溶かし、ヨウ化カリウム
0.549 (3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 m <  1.6ミリモ
ル)を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メオ
重亜流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。 有g1層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を再び同様の操
作を繰り返し、ベンズヒドリル7−(2−[3,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イ
ル)アセトアミド)−3−[3−(N−1−リチル)ア
セトアミド−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート・ヨードJM (シン異性体) 
 1.569を泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (15)上記(C)で得た化合物1.29 (0,75
ミリモル)を塩化メチレン5.0mQに溶かし、アニソ
ール1.0−を加え、0℃に冷U】下し1−リフルオロ
酢酸5. Ord、を加える。室温にて1時間撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残漬に0℃にてジエチ
ルエーテルを加え生成する沈澱を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後、008カラムク
ロマ1へグラフィー< LC−3Orb :ケムコ礼)
に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥して標記化合物55my<収率12%)を得る。 UP 155℃(分解) III(にBr ) citI : 3330.176
8.1662.1608NOR(DH5O−de )δ
: 2.09(3)1. s)、 3.60(21m)、 
4.90(211,brs)。 5、08(Ill、 d、 J=511z)、’ 5.
40(111,m)、 5.60(111,m)、 5
.72(Ill、 m)、 6.60(ltl、 s)
、 6.62(11I、 S)。 6.89(211,m)、8.02(111,m)、8
.55(111,m)、8.92(111,m)、 9
.48(111,brs)、 7.10(211,br
s、 −Nl2)、 9.50(111,m、 −CO
NII−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−(カルボキシレート−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナ1ヘリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−L−フエムー4
−カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と
3−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.25
 g(0,8γミリモル)から、実施例3(八)と同様
の方法によりベンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル) )
−2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ】アセトアミド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体)0.
18g(収率63%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−de)δ: 3.22(611,s)、3.40<611.m)、3
.72(411,m)、5.02(311,m)、5.
22(411,、brs)、5.74(211,m)、
5.90(IH,m)、6.73(111,s)、7.
00(111,s)、 7.0〜7.8(2811,m
)、8.30(11I、m)、8.80(111,m)
、9.18(1++、m)、9.62(111,brs
)(B)上記(八)で得た化合物0.787(0,52
ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記化
合物10101l (収率32%)を(qる。 MP 160℃ (分解) In (にBr)cM: 3400.1768.164
0.1610旧41  (DH3O−66)δ; 3.4G(211,brs)、4.88(211,br
s)、5.03(1N、d。 J=411z)、 5.20(Ill、 m)、 5.
62(111,dd、 J=4及び811Z)、 5.
70(ill、 m)、 6.58(ill、 S)、
 6.66(Ill、 S)。 6、72(III、 m)、 7.12(211,br
s)、 8.04(III、 dd、 J=6及び61
1z)、8.72(111,brd、J=611z)、
9.28(III。 brd、 J=611z)、 9.60(111,m)
実施例6 7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ1−
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4−ベ
ンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.23 (J
(O,aOミリモル)から実施例3(^)と同様の方法
によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオキ
シカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−[3,4
−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシ
イミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−
イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・ヨード塩(シン異性体)695mg(収率56
%)を泡状物として得る。 NNR(DHSO−cl 6 ン δ :3、22(3
11,S)、 3.24(311,S)、 3.45(
611,m)、 3.72(411,m)、5.03(
211,brsl、5.20(411,brs)、5.
20(ill、 d 、 J=511z)、 s、 6
9(211,brs) 、 5.88(111’、 m
)。 6.73(111,s)、6.91(ill、s)、7
.0〜7.8(2811,m)、 a、 70(211
,brd、 J=611z)、 9.18(211,b
rd、 J=611z)、 8.80(ill、 br
s、 Trill−)、 9.64(ill、 brd
、 J=611z、 −CONII−) (B)上記(A)で1すた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記
化合物4iiy(収率22%)を1qる。 MP 165℃ (分解) [R(KBr)cM:  3400. 1γ70. 1
62ONHR(叶5O−d6)δ: 3.88(211,m)、4.90(211,brs)
、5.04(ltl、d、J=611z)、 5.22
(111,m)、 5.60(III、 m)、 5.
75(Ill、 m)。 6、60(ill、 s)、 6.68(III、 s
)、 6.73(211,m)、 8.20(211,
d 、 J=611z)、 9.28 (211,d、
 J=611z)、 7.18(211゜brs、−N
112)、9.54(111,brd、J=811z、
−CONII−)実施例7 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレド
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−1−リヂルアミノチアゾ
ールー4−イル)アセトアミド)−3−t7フエムー4
−カルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4
−カルバモイルピリジン0.10 g(0,82ミリモ
ル)がら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒド
リル 3−(4−カルバモイル− −7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2− トリデル
アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体
)0、70 (j (収率64%)を泡状物として得る
。 NMR  (DHSO−d$ )δ: 3、20(311, s)、 3. 22(311, 
s)、 3. 38(211, s)、 3.48(4
11, fil)、 3. 76(411, m)、 
5. 03(211, brs)、 s. 22(41
1, brs)、 5.30(ill, brd, J
=611z)、 5.68(211, m)、5.90
(III,dd,J=6及び811z)、 6. 74
(III, s)。 6、92(111, s)、7.0 〜7.7(281
1,m)、7.80(111。 brd,J=611z)、8.45(Hl,brd,J
=611z)、8.68(III。 brs, TrNH−)、 8. 78(ill, b
rd,−CONII−)、 9、12(111, br
d, J=611z)、 9. 68(111, br
d, −Cull−)(B)上記(A)で得た化合物0
.70 g( 0.52ミリモル)を実施例3(B)と
同様の方法により標記化合物84mg(収率26%)を
得る。 MP 160℃ (分解) Ill  (にBr)cffl :  3390. 1
779. 168ONHR−(OH3O−16)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=611z)、5
.20(III、m)、5.65(ill、m)、5.
75(111,m)。 6.66(111,s)、6.68(III、s)、G
、70(211,m)、 8.45(211,brd、
 J=611z)、 9.58(211,1ard、 
J=(311z)。 7.13(211,brs、−N112)、9.49(
III、m、−CONII−)実施例8 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシ上1〜キシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−tフ↓ムー4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 Lj
(1,64ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
(シン異性体)71h+g(収率68%)を泡状物とし
て1qる。 NHR(OH8O−d6)δ: 3.20(31Ls)、3.22(311,s)、3.
52(611,m)、3.76(411,m)、 4.
12(211,brs)、 5.03(311,m)、
 5.22(411,brs)、5.3〜5.6(21
1,m)、5.92(ill、m)。 6.72(IH,s)、6.93(111,s)、7.
0〜7.7(28tl、m)、 7.98(III、 
brd、 J=611z)、 8.06(111,br
d、 J=611Z) 、 8.78(211,brd
、 J=611z) 、 8.85(111,LtrS
。 TrNIl−)、 9.70(ill、 brd、 J
=811Z、 −CONfl−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 ’;J (0,5(3ミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△
 ・Δ (3:2)の混合物215rrtg(収率58
%)を得る。 )IP 180℃ (分解) (R(KBr)cffl: 3400.1763.16
38.161ON)IR(OH5O−d6 )δ: 3、60(211,m)、 4.12(211,brs
)、 4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.2〜5.
7(211,m)。 5.69(lit、m)、6.66(111,s)、6
.72(311,m)、7.16(211,brs、−
NI12 )、8.00(211,brd、J=611
Z)。 8.92(211,brd、J=611z)、9.22
(ill、brd、J=611Z)。 9、50(III、 brd、 J=611z、 −C
ONII−)実施例9 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4=ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネー1−エチルー1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(八)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキ
シレート1.0g(0,82ミリモル)とテトラブチル
アンモニウム 2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸
塩0.359 (0,82ミリモル)から実施例3(A
)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スルホネ
ートエチル−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート(シン異性体)  293.71
g(収率28%)を泡状物として得る。 Null  (OH3O−d6)δ: 2、86(211,m)、 3.20(3H,s)、 
3.20(211,ml、 3.23(311,s)、
3.56(611,m)、3.乃(411,m)、5.
05(211゜brs)、 5.26(III、 d、
 J=511z)、 5.26(411,3)、 5.
55(211,brs)、 5.88(11I、 m、
−CONII−)、 6.78(111,s)。 6.83(111,s)、7.0〜7.8(2811,
m)、7.95(211゜brd、 J=611z)、
 8.70(III、 brs、 TrNIl−)、 
8.78(111゜brd、 J=611z)、 9.
65(11,brd、 J=6Hz)(B)上記(八)
rt9た化合物0.29 g(0,23ミリモル)を実
施例3(6)と同様の方法により標配化合物を含む△ 
・△ (1:1)の混合物72mg(収率46%)を得
る。 ト(P170℃ (分解) IR(KBr)Cii: 3410.1760.163
5.162088+1  (DH3O−d6)δ: 3、00(211,m) 、 3.20(211,m)
、 3.6<28. m)、 4.98[2H,brs
)、5.02(ill、d、J=511z)、5.2〜
5.5(211,m)、5.80(ill、m)、6.
61(111,S)、 6.75(311゜m)、7i
7(211,、brs、−Nll  )、8.06(2
11,brd、J=611z)、 8.88(Ill、
 brd、 J=(311z)、 9.20(III、
 brd。 J=611z)、 9.78(ill、 brd、 J
=611z、 C0NII−)実施例10 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(A)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−γ−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド1)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート 1−オキサイド1.2g(0,91ミリモ
ル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリウム
0.42 g(18,7ミリモル)から実施例4(8)
と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3゜
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリデルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−[4−[2−スルボネー
lへエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体)110#I!iF(収率56%)を泡状物として得
る。 NHrt  (0830−16)δ: 2、90(211,m)、 3.20(211,m)、
 3.20(31,s)、 3.22(311,s)、
3.35(211,m)、3.50(411,1Tl)
、3.75(211゜m)、 5.06(21(、、b
rs)、 5. to(ill、 d、 J−511z
)。 5、20(411,s)、 5.48(211,brs
)、 6.00(211,dd、 J=5.611z)
、6.80(ill、s)、6.95(111,s)、
7.0 〜γ、7(2811,m)、 8.06(21
1,brd、 J=611z)、 8.72(211b
rd、 J=611z) 、 8.73(111,br
s、 Trill−)、 9.20(Illbrd、 
J−6Hz、 −CONi−)(B)上記(八)で得た
化合物0.71 g(0,55ミリモル)をヨウ化カリ
ウム0.369 (2,2ミリモル)及びアセチルクロ
ライド0.078m (1,1ミリモル)を用い、実施
例4(C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(
2−(3,4−ジ(2−メトキシエi・キシメ1−キシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミン
チアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(
2−スルホネートエチル)−1−ピリジニ第1メヂルー
3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体) 
 800m!?を泡状物として(’J、Yn製すること
なく次の反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.80 g(0,55
ミリモル)を実施例4(D)と同様の方法により標記化
合物187++!F(収率50%)を得る。 MP 150℃ (分解) 、   In (KBr)cjI: 3400. 17
75. 1620、NHR(叶5O−d6 )δ: 2.96(2N、l1l)、3.18(2N、 m)、
 3.38(2N、 brs)。 4.90(211,brs)、5.02(111,br
d、J=611z)、5.10(IH,m)、5.60
(ill、brs)、5.70(ill、m)、、6.
69(18,s)、 6.75(311,m)、8.0
2(211,brd、 J=611z) 。 9.00(111,brd、 J=611z)、 9.
18(111,brd、 J=611z)7、18(2
11,brs−Ml−12)、 9.52(IH,br
′d、 J=611Z。 −CONII−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシル〜1
〜(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.11n1(0,85ミ
リモル)から実施例3(A)と同様、の方法によりベン
ズヒドリル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピ
リジニオ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メト
キシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−
(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ1〜
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨー
ド塩(シン異性体)  0.90 mFI (収率82
%)を泡状物として得る。 N)唱R(DtlSO−d6)δ: 2、20(211,m)、 3.20(411,m)、
 3.20(311,s)、 3.22(311,s)
、 3.50(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.78(411゜m)、5.04(211,b
rs)、5.20(211,brs)、5.28(II
I。 brd、 J=5tlz)、 5.50(211,br
s)、 5.92(III、 dd、 J=5及び61
1z)、 6.75(Ill、 s)、 7.00(i
ll、 s)、 7゜0〜7.8(2811,m)、7
.88(111,brt、J=611z)、8.40(
ill。 brd、J=6i1z)、8.62(111,brd、
J=611z)、8.80(ill。 brs、 TrNIl−)、 9.68(111,br
d、 J=611z、 −CONII−)(B)上記(
八)で得た化合物0.90 g(0,ロアミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標記化合物102m
g(収率25%)を1qる。 MP 165℃ (分解) IR(KBr)cjf: 3400.1770.161
8NMR(0830−d5 )δ: 2、20(211,m)、 3.16(411,m)、
 3.50(211,m)、 4.90(211,br
s)、 5.00(ill、 d、 J=511z)、
 5.38(211,m)。 5.60(111,m)、6.60(ill、s)、6
.64(111,s)、6.72(2H,m)、7.2
0(211,brs、 −NI+2 )、7.82(1
tl。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(ill。 brti、 J=e)lz)、 9.50(III、 
brd、 J=6H7,−CONII−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d1.:溶解し、ジイ
ソプロピルエチルアミン26.1m (150ミリモル
)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルクロライ
ド17rrdl (150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水50mf!、0.5
N水酸化す1〜リウム水溶液50d及び飽和食塩水で順
次洗浄する。有Ij1層を無水硫酸ナトリウムで脱水し
た後、減圧下に溶媒を留去し標記化合物15.7g(収
率100%)を1りる。 NOR(CDCIa )δ:  3.40(611,s
)、3.60(411,m)、3.89(411,m)
、 5.39(211,S)、 5.42(211゜S
)、 7.30(Ill、 d、 J=711z)、 
7.55(ill。 dd、J=1及び7+12)、7.70(Ill、d、
J=I11z)、 9.86(III、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシエI・キシメトキシ)ベン
ズアルデヒド15.7g(50ミリモル)をメタノール
300dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1
.899 (50ミリモル)を数回に分けて加えた復、
30分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86蔵を加え1
0分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残渣を酢酸エチル300dに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸す1〜リウムで脱水し、溶媒を留去
して標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDCIa )  δ:  3.5(11
1,S)、3.35(6+1.S)。 3.55(411,m)、 3.85(411,m)、
 4.55(211,s)、 5.26(411,s)
、6.9(ill、dd、J=1及び7+12)、 7
.13(III、d、J=711z)、 7.6(II
I、d、J=111z)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシベンジルク
ロライドの製造 3、4−ジ(2−メ1へキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルアルコール12.9g(40.8ミリモル)及びピリ
ジン16.1g( 203.7ミリモル)に塩化メチレ
ン230mlを加え、水冷下に塩化チオニル5.8d(
81.6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80mを滴
下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重曹水、及
び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで
脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に
付し、標記化合物11.5g(収率83.4%)を得る
。 N M R(DH8O−dr、 )  δ :   3
.3(611,s)、3.5(411,m)。 3、8(411,m)、 4.73(211,S)、 
5.3(411,s)、 7.1〜y、2(311,m
) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ]  −2−(2−トリチ
ルアミンチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異
性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)を11.N−ジメチルホ
ルムアミド520dに溶かし、50%油性水素化ナトリ
ウム5.4g(0,11モル)を0℃で加える。15分
撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0,12モル)
を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルクロライド4?F (0,12モル)を
N、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶液
を加える。10℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に溶
媒を留去し、得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。この
溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさらに
酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘ
キサン=3+1)で精製して標記化合物58g(収率6
9%)を油状物として得る。 IR:(にBr ) cM : 2930.1740.
15158811  (DH8O−d6)δ:  1.
1(311,t、J=711z)、3.223.46(
411,m)、3.72(4H,m)4、0(211,
Q、 J=711z) 、 5.0(211゜11rs
)、5.21(411,brs)、6.9(ill、S
)、 7.0〜7.5(1811゜m)、 8.75(
ill、 brs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ]  −2−(2−1−リチルアミ
ノチアゾールー4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(
シン異性体)の製造 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエ]・キシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ]  −2−(2−トリ
チルアミノデアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
0g(47,3ミリモル)をエタノール120成に懸濁
し、2N水酸化ナトリウム水溶液28.4d(56,8
ミリモル)を加え、1時間加熱、還流、撹拌する。反応
液を放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−へキ
リ゛ンで洗浄し、乾燥して標記化合物のす1〜リウム塩
29.6g(収率85%)を得る。 IR:  (KBr  )  cM  :  3420
. 1610. 1540. 141ONull   
(DH3O−d6 )  δ :   3.22(31
1,s)、3.24(311,s)。 3、45(411,m)、 3.74(411,ml。 4.9(21Lbrs)、5.20(411゜brs)
、6.56.、(ill、s)、 6.9〜7.6(1
811,m)、8.62(Ill、brs)上記母液を
減圧下に濃縮し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標
記化合物の遊離酸5,3q(収率15..6%)を得る
。 参考例6 3.4−ジアセI−キシベンジルアルコールの製造3.
4−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミ
リモル)をテトラヒドロフラン40Irdlと水4dの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。50%油性水素化
ホウ素ナトリウム0.34 g(9,0ミリモル)を加
え、10分間撹拌俊、酢酸0.6d (10ミリモル)
を滴下し反応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢
酸エチルで3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合
物2.0g(収率99%)の油状物を得、精製すること
なく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ:  2.27(611,
s)、4.53(211,s)。 7.2(311,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40フ溶かし0℃に冷却する
。三臭化リン0.28 d (0,3ミリモル)を加え
15分撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチレンで
3回抽出し、有IN層を合せ10%重曽水で洗浄する。 この水層を酢酸エチル3回抽出し有機層を合せて無水硫
酸す1−リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、粗標
記化合物1.37 g(収率53%)を油状物として得
る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(DH5O−d6)δ:  2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5(311,m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 g
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.78 g(4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ボルムアミド13dに溶かし、室温にてトリエチルアミ
ン0.66蛇(4,77ミリモル)を加え、30分撹拌
する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで3回抽
出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下に溶媒を留去する。残漬をピリジン2厩に溶かし
、無水酢酸2dを加え、室温にて1時間放置づる。減圧
下に溶媒を留去し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)にて精
製し、標記化合物0.ea g(収率42%)を油状物
として得る。 NHR(DH3O−di) )δ:  2.3((31
1,s)、5.2(211,s)。 1.3〜7.6(311,m)、7.8(411,S) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)酢酸
(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4d溶かし、0℃で80%泡水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)を含むメタノール溶液3dを加え、3
0分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液を
澹縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで洗
浄する。濾液は無水fa酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rnIlに溶かし、次の反
応に用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)−2−オキソ酢酸0.659 (1,57ミリ
モル)をメタノール6IrtIlに溶かし、先に調製し
たヒドロキシルアミン溶液に加え、30分間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去して粗標記化合物1.2g(収率94%)を泡状物と
して得る。 NIIR(ロH3O−d6 )  δ :   2.3
(ell、s)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(311,m)、 7.85(411,
S) 発明の効果 本発明化合物は文獣未記載の新規化合物であり、特に感
受性耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して強く
抗菌力を有するため、抗菌剤どして期待されるものであ
る。 特許出願人  萬有製薬株式会社 手続補正書(自発) 1.事件の表示  昭和60年特許願第293467号
2、発明の名称 3、補正をする者 S、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、及
び「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容   別紙訂正明細書のとおり訂正明細
轡 1、発明の名称 新規セファロスポリン誘導体 2、特許請求の範囲 (1)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル。 (2)一般式(II[) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又゛はカルボキシル保護基、R4は水素原子又は
アミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて
、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することを特徴とする (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (3)一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保¥!1基、
YはS又は5O1Q′は保護された置換基を有してもよ
いピリジニオ基、Xθは陰イオンを示す)で表される化
合物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素
原子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミン保
護基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導
体によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q′及びxOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することを特徴とする 一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (4)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルを有効成分として含有する抗菌剤。 (5)QのM換基として、アミン基、アセトアミド基、
カルボキシル基、カルバモイル基、スルホメチル基、ス
ルホエチル基およびシクロペンテノ基の群より選ばれる
置換基を少なくとち1f[!it有する特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 (G) R’は水素原子、Qは1−ピリジニオ基である
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (7) R+は水素原子、Qは3−アミノ−1−ピリジ
ニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (8) R1は水素原子、Qは3−アセトアミド−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (9) R’は水素原子、Qは3−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (10)R1は水素原子、Qは4−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (11)R’は水素原子、Qは4−カルバモイル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (12)R’は水素原子、Qは4−スルホメチル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (13)R’は水素原子、Qは4−(2−スルホエチル
)−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 (1・4)R1は水素原子、Qは2,3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 (15)I’(1はアセデル基、Qは1−ピリジニオ基
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、発明の詳細な説明 Ll直立皿旦史1 本発明は新規なセファ0スポリン誘導体、その製法及び
該化合物を有効成分として含有する抗菌剤に関するもの
である。 従来技術 従来、セファロスポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)  −2−@換オキシイミノ
アセトアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持
つ化合物は極めで多く合成され、それらの記載された公
開技術としては、例えば特開昭54−154786号、
同55− 59196号、同57.−192394号、
同58−174387号、同58−198490号、同
59−219292号及び同60−97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(I’seudomonas aerlJ(J
inO3a)を含むセファ0スポリン耐性のダラム陰性
菌に対しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌ス
ペクトルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択m性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵ダラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌力の増強が望まれている
。 肌逆J」口紅り杢J」し欠玉退 本発明は優れた抗菌力を有する新規なセファロスポリン
誘導体を提供することを目的とし、3位に@換基を有し
てもよいピリジニオ基を、7位に2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロキシベン
ジルオキシイミノ)アセ1〜アミド基もしくは2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジア
セトキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド基を有す
る新規なセファ0スポリン誘導体について鋭意研究した
結果、ダラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌
力を右することを見出し本発明を完成した。 作   用 本発明は、一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)0表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル、その製法及び該化合物を有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細角に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、水酸基、アミン基、カルボキシ
ル基、カルバモイル基、アセチル基、低級アルコキシ基
、ヒドロキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、
カルボキシ低級アルキル基、スルホ低級アルキル基、シ
クロペンテノ基等を挙げることができる。特に、水酸基
、アミノ基、カルボキシル デル基、メ1ヘキシ基、アセトアミド基、スルホエチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は特に限定されないが、基Qの特に好ましい例として
は、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ
基、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボ
キシ−1−ピリジニオ基、4−カルボキシ−1−ピリジ
ニオ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−ス
ルホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチ
ル)−1−ピリジニオ基、又は、2.3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における配置はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含する。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示ず化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドJ−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフ1ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
 (3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)ア
セ1−アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド]−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドl−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−344
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ]メチルー3
ーセフェム−4−カルホキシレー1−7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2.3−シクロペンテノ−1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレーh一般式(I)の化合
物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解可
能な無毒性エステルとすることができる。 一般式(I)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばナトリウム、カリ、
ラム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有機アミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有瀘酸塩、メタンスルホン酸、イセチオン酸、ロー
トルエンスルホン酸等のスルボン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、セフェム
核3位のカルボキシル基における医薬上許容される慣用
的なものを意味し、例えばアセ1へキシメチル基、ピバ
ロイルオキシメチル基等のアルカノイルオキシメチル ニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボニルオキシ
アルキル基、フタリジル基、5−メチル−2−オキソ−
1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチル基等の5−@換
−2−オキソ ー1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチ
ル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示り゛製造法A.Bい
ずれの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、R4は水素原子又はア
ミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱難基、YはS又は
S○を示す)で表される化合物又はその塩に、保護され
た置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q−は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
xOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することにより、本発
明化合物(I)を製造することができる。 一般式(I[I)のXは塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン原子、又はアセトキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、p−トル
エンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、特に臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子及びアセトキシ基が好適である
。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、ピリジン、3−アミノ−ピリジン、3−アセトアミド
ピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキシピ
リジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチルピ
リジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2.3−
シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これらの
アミン基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護されて
いてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニア1基、XOは陰イオンを示す)で表される化合
物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原
子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保護
基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q−及びXOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合物
(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミノ基及び
水酸基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、[−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アセトキシエチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基
、1−アセトキシエチル基、1−プロピオニルオキシエ
チル基、1−<エトキシカルボニルオキシ)エチル基、
フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシメチル基、3
,4−ジメトキシベンジル基、4−ニトロベンジル基、
ベンズヒドリル基、ビス(4−メトキシフェニル)メチ
ル基、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ル
ー4−イル−メチル基、トリメチルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基等が挙げられ、特にベンズヒドリル
基、ドブチル基、シリル基等が好適である。 アミン基の保護基としては、トリチル基、ホルミル基、
クロロアセチル基、1−リフルオロアセデル基、t−ブ
トキシカルボニル基、トリメチルシリル基、(−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保護基としては、2−メトキシエトキシメチル
基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テトラヒ
ドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、t−
ブチル基、ベンジル基、4−二1へロベンジル基、アセ
チル基、2,2.2−1〜リクロロエトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、アセトナイド、トリ
メチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等が挙げ
られる。 次に本発明化合物<I)の!!!j造法A及び製造法B
を詳説する。 製造法A 一般式(III)のXがハロゲン原子である化合物とピ
リジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム
、エーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、テトラヒドロフ
ラン、アセトニトリル、N、N−ジメチルボルムアミド
、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用いるピ
リジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸
塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩を用いてもよい。 この場合、反応は中和量のトリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−
メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本反
応に用いるピリジン誘導体はN、O−ビス(トリメチル
シリル)アセ[〜アミド等のシリル化剤でシリル化して
使用することもできる。 反応は一般式([[)の化合物1モルに対して、ピリジ
ン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間は
0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(I[[)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルボキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間である。又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、チオシアン酸カリウム等のチオシアン酸塩の存
在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
 オブ オーガニック ケミス1〜り一(Journa
l of 0raanic Chemistry) 3
5巻、2430頁(1974年)等に記載の方法により
、スルホキサイド基を還元することができる。即ち基Y
がSOであるアンモニオ化合物(I[)はアセトン溶媒
中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの存在下、−
40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し、1〜2時
間反応させることにより還元されることがその一例とし
て示すことができる。反応は基YがSOである化合物(
■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モル及びア
セチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保ilを除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクティブ グループス イン オーガニック シンセ
シス(Protective Groups inOr
ganic 5ynthesis) 1981年などに
記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。例
えば、トリチル基、ホルミル基、t−ブトキシカルボニ
ル基、ベンズヒドリル基、(−ブチル基、2−メ1〜キ
シ工トキシメヂル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、ト
リフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸等の無機酸又は有機酸等で出来、特にトリフル
オロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロボルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 尚、製造法Aの原料化合物(1)は以下のようにして製
造することができる。 基YがSである一般式(I[[)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 1−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−ノJルポキシレート、7−アミツセフアロスボ
ラン酸、又はそのエステルに一般式 (V)のカルボン
酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混
合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製造するこ
とができる。ベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロ
ロメチル−3−t?フエムー4−カルボキシレートは、
例えば特開昭50−76089号、同56−86187
号公報記載の方法により製造することができる。 NYがSOである一般式(I[)の化合物は、基YがS
である一般式(III)の化合物を塩化メチレン、塩化
エチレン、クロロホルム等の反応に関与しない溶媒中、
氷冷下に等モルのm−クロロ過安息香酸で酸化して製造
することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(I[[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化ナトリウム等のヨウ化物と反応さけて製造す
ることができ、Mi 阿[もしくは、単N1せずにその
まま次の反応に用いでもよい。 製造法B 一般式(II)の化合物は一般式(V)の化合物を水、
アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、テトラヒドロ
フラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン、
ベンゼン、酢酸[チル、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメヂルスル小キケイド等の反応に悪影響を与えない
溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(IV)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)と反応させて製
造することができる。 反応は一般式(V)の化合物1モルに対し、一般式(I
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃である。 一般式<IV)の反応性誘導体として、酸ハロゲン化物
を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモルホ
リン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤
の存在下に行うのが好ましい。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(IV)1モル
に対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩
化リン、オキシ塩化リン、オキザリルクロライド、ホス
ゲン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1
.5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好まし
くは一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結する。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(IV)1モルに
対し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、
N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤1〜1.2
モルの存在下、メチルクロロポルメート、エチルクロロ
ポルメート、イソブチルクE1ロホルメート等のクロル
炭酸エステル1〜1.2モル使用し、反応温度は一40
〜20℃、好ましくは一20〜5°Cで、反応時間は1
0〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸([V)1モルに
対し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等
)又はフ丁ノール化合物(例えば、4−ニトロフェノー
ル、2.4−ジニトロフェノール、2.4.5−トリク
ロロフェノール等)1〜1.2モル及びN、N−ジシク
ロヘキシルカルボジイミドを1〜1.4モル使用し、反
応温度は一10〜50℃で、反応時間は30〜120分
間である。 又、アシル化反応において、一般式(IL)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(II)の化
合物を製造することができる。一般式(II)から本発
明化合物(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(V)は、フラン(F l 
ynn )著のセファロスポリン アンド ペニシリン
、アカデミツク プレス(Cephalosporin
s and Pen1cillins、Academi
c PRESS) 151〜171頁、1972年等に
記載の方法により製造づることがぐきる。例えば、1−
アシルアミノ −3−へロメチルー3−セフェムー4−
カルボキシート誘導体(特開昭58−72590号、同
58−154588号公報等)又は7−アシルアミノセ
ファロスポランl Li導体に、ピリジン誘導体を反応
させて、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオン、acy l −はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法笠がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基笠が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミコーラー ピン1〜ン ブロス(Muellcr H
inton broth)中で一夜培養した各試験菌株
の一白金耳(接種菌量: 106CFU/戒)をミュー
ラー ヒントン アガー()Iueller 1lin
ton aoar )に接種した。この培地には抗菌剤
が各濃度で含まれており、37℃で16時間培養した後
、最小光育阻止濃度([C:埒/Inl>を測定した。 比較化合物としてセフtタキシム(Cefotaxim
e)を用いた。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無m性塩及び生理
的に加水分解可能な無毒性エステルは、抗菌剤とするこ
とが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の賦形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用づることができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面′活性剤
等の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カッJオ脂、エチ
レングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン
酸マグネシウム、タルク等が挙げられる。  □ 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することがCきる。、投与量は患者の
年齢、性別等の状態によって異なるが、通常、1日当り
1〜100m’j/に9の範囲で使用され、1回当り5
〜30mg/Kgで2〜4回に分けて投与するのが好ま
しい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−f2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレ1
ヘアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(^
) 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)10g(1
,4ミリモル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3
−クロロメチル−3−セフェム−4−カルホキシレー1
〜0.56 g(1,4ミリモル)を塩化メチレン20
−に溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
 rd、(6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン01
2d(1,7ミリモル)を滴下後、30分間撹拌する。 反応溶液を水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩
水で順次洗浄する。水層を更に酢酸二「チルで抽出し、
右1M層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に
溶媒を留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−
(2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ1へキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−ジチルアミ
ノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)を得、精製す
ることなく次の反応に用いる。 (B)上記(A)で得た化合物をアセトン20dに溶か
し、0℃でヨウ化ナトリウムo、49 (2,8ミリモ
ル)を加え、室温で30分間撹拌する。反応液を10%
チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回
抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水6M酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラ11りロマトグラフィーに付し、目的物を含
む溶出画分(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)を濃縮し
、ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシン1−キシ)ベンジル
オキシイミノl−2−(2−1−ジチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート(シン異性体)1.09g(収率65
%)を得る。 IR(KBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6)δ: 3.20(3H,S)、3.22(3+1.S)、3.
45(6H,m)、 3.75(411,m)、4゜3
5(211,brs)、5.05(211,brs)、
5.24(411,S)、 5.24(111,d、 
J=511z)、 5.78(111,m)。 6、75(111,S)、 6.96(111,S)、
 7.0〜7.8(2811゜m)、 8.80(11
1,brs、 TrNH−)、 9.63(111,b
rd、 J=811z) (C)上記(B)で得た化合物50h+y (0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド57!に溶
かし、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を
加え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
1qられる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しで、ベンズヒドリル 7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシニ「トキシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリデルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−(1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート〜
・ヨウ化物(シン異性体)  430m’j (収率8
0%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6  ’)  δ :3.20(
311,s)、3.22(311,s)、3.50(6
11,m)、3.75(211,ml、5.03(21
1,brs)、5.22(/IH,S)、5.22(1
1I、d、J=511z)、5.59(211,brs
)、5.90(11I、m)。 6、72(111,s)、 6.92(ill、 s)
、 7.0〜7.7(2811゜m)、8.18(21
1,t、J=611Z)、8.62(111,m)、8
.96(211,d、 J=611z)、 8.83(
IH,brs)、 9.68(III、 brd、J=
811z) (0)上記(C)で得た化合物0.439 (0,33
ミリモル)を塩化メチレン2.0蔵に溶かし、アニソー
ル0.8d、次いで0℃で1−リフルオロ酢酸2.0−
を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留去
し、冷NJ下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロア1〜グラフィー(LC−3orb :ケムコ
社)に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物41mg(収率
21%)を得る。 HP 140℃(分解) IR(にBr ) cM : 3400.1775.1
62ONMR(D)IsO−ds  )  δ:3.4
5(211,m)、4.93(2H,brs)、5.2
0(lit、d、J=511z)、 5.56(2tl
、 brs)、 6.64(111,s)、 6.72
(111゜s)、6.73(211,m)、8.20(
211,brt、J=611z)、8.66(1N、 
m)、 9.04(211,brd、 J=611z)
、 7.29(211,brs)、9.58(ill、
m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルポキシレー1−(シン異性体)の製造(A
) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ
)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)
酢酸(シン異性体)  1.2!7 (1,87ミリモ
ル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77 
ff (1,87ミリモル)を塩化メチレン2htf2
に溶hXシ、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1
d (8,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21
 d (2,2ミリモル)を滴下し30分間撹拌する。 反応溶液を水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄し、水層を更に各々酢酸エチルで抽出する。 有機層を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)
で精製し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−1
’2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)
−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)ア
セトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(
シン異性体)  0.24 g及びその脱アセチル体を
得る。脱アセデル体をピリジン2ml及び無水酢酸2厩
で処理後、前記同様にシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、ベンズヒドリル3−クロロメチル−7−[
2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ
トアミド]−3−t?フエムー4−カルボキシレート(
シン異性体)  0.649を得る(計0.88 ci
 :収率45%)。 NMIt  (D)130−ds  )  δ :2.
24(311,s)、2.26(311,s)、3.f
30(2ft、m)、4.41(211,brs>、 
5.10(211,brs)、 5.20(7H,d、
 J=511z)、5.82(111,m)、−6,7
1(111,s)、6.93(Ill、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(Itl、
brs、TrNII−)。 9、72(111,brd、 J=8tlz)(8)上
記(八)で17だ化合物0.88 g(0,85ミリモ
ル)をアセi〜ン18成に溶かし、O′Cでヨウ化ナト
リウム0.25 ’;J (1,7ミリモル)を加え、
V温にて30分間撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄する。有1M層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒド
リル 3−ヨードメチル−7−r2−(3,4−ジアセ
トキシベンジルオキシイミノ)−2−(2−ドリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−t?
フコムー4−カルボキシル−1へ(シン異性体)  0
.88 g(収率92%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−66)  δ : 2、28(611,s)、 3.7(211,m)、 
4.33(211,ml、 5.13(211,brs
)、 5.25(111,d、 J=511Z)、 5
.76(111,ml。 6、76(III、 s)、6.96(11I、 s)
、 7.0〜7.9(2811゜m)、8.83(II
I、brs、丁rNH−)、9.7(01,brd、J
=8(C)上記(B)で得た化合物0.88 !J(0
,78ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド9d
に溶かし、ピリジン0.2m (2,5ミリモル)を加
え、室温にて4時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ1−グラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しC、ベンズヒドリル 7−[2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体) 50h+y (収率49%)の泡状物を得る。 N旧 (D)IsO−d6  )  δ :2.26(
311,s)、2.30(31!、s)、3.52(2
11,m)、5.22(211,brs)、 5.29
(ill、 d、 、I’511Z)、 5.58(2
t(、brs)、5.92(111,m)、6.76(
ill、s)、6.93(111,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6H2)。 8.68(111,m)、8.96(211,brd、
J=Gtlz)、8.90(ill。 brs、TrNII−)、  9.74(111,br
d、J=811z、−CONII−)(DJ上記(C)
で19だ化合物0.547 (0,41ミリモル)をj
n化メチレン2.5dに溶かし、アニソール0.5tt
dlを加え、0℃に冷却し、1−リフルオIコ酢酸2.
5mlを加える。室温にて1時間攬拝し、溶媒を減圧下
に留去して得られる残渣にO′Gにでジエチルエーテル
を加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、005カラム
クロマトグラフイー(LC−3orb :ケム=1社)
に(=Jし、目的物を含む溶出画分く30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物107mg(収
率39%)を得る。 )IP 160℃(分解) IR(KBr  ) cri : 3420. 176
5. 1665. 162ONHR(D)130−d6
 )δ: 2.26(611,S)、 3.42(2H,brs)
、 5.10(211,brs)。 5.20(111,d、J=511z)、5.35(1
1,m)、5.65(111,m)、 5.70(IH
,S)、 6.69(ltl、 s)、 7.20(3
H,m)。 8、13(211,brcj、 J=611z)、 8
.58(111,m)、 9.48(211゜brd、
 J=6Hz) 実施例3 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ −1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0z (0,82ミリモル)をN、
N−ジメチルホルムアミド10dに溶かし、3−トリチ
ルアミノピリジンo、ig(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、目的物を含む溶出画分(2%メタノール・塩化メ
チレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ2−(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−(3−トリチル
アミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4
−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体)  1.
359 (収率100%)を泡状物としで得る。 NMR(DMSO−d6 )δ: 3.20(311,s)、3.22(3N、s)、3.
52(6fl、m)、3.80(411,m)、5.2
0(211,m)、5.36(411,brs)、5.
40(2tl、m)、5.95(111,m)、6.7
8(ill、s)、6.88(1tl。 s)、7.0〜7.7(281,m)、8.46(1t
(、brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(III、
 brd、 J=8Hz)(B)上記(^)で得た化合
物1.35 y (0,87ミリモル)を塩化メチレン
5.0dに溶かし、アニソール1.0dを加え、0℃に
冷却しトリフルオロ酢酸5. (7を加える。室温にて
1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去しC得られる残渣に
0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱物を辺数
する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィ=(LC−3Orb :ケムコ礼)に
付し、目的物を含む溶出画分(20%メタノール・水)
を濃縮、凍結乾燥し、標記化合物を含む△2 ・△” 
 (3:2)の混合物45m9Iを得る。 HI’ 170℃(分解) In (KBr ) cM : 3340.3200.
1760.162ON)IR(D)430−d6 )δ
: 3.50(211,m)、4.96(211,brs)
、5.06(ill、d、J=5Hz)、5.2〜5.
4(211,m)、5.68(IN、m)、6.71(
III、 s)、 6.75(311,ml、 7.2
1(211,brs、−Nl12)。 7.64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(111,m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド1−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1アセトアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.09 (3,3ミリモル)を塩化
メチレン80−に溶かし、0℃に冷却する。次にm−ク
ロロ過安@香酸(80%含有)  0.709(3,3
ミリモル)を加え、15分間撹拌する。反応溶液に10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次に
10%重曹水で洗浄する。水層を塩化メチレンで抽出し
、先の有感層と合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下に溶媒を留去し、残渣をジイソプロピルエーテルで
洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(27
[3,4−ジ(2−メ1〜キシ二r1〜キシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−リチルアミノ
チアゾールー4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフ1
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体)  3.95 g(収率97%)を得る。 IR(にBr ) cM : 3370.1798.1
722.1682NHR(DMSO−d6)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.46(611,m)、3.76(4H,m)、4.4
2(2H,m)、5.05(3H,m)、5.23(4
N。 brs)、5.87(ill、dd、J=5及び811
z)、 6.80(III、s)、 7.0〜7.8(
2811,m)、8.′73(111Jrs)。 8、98(ill、 brd、 J=811z)(8)
上記(^)で得た化合物1.Oび(0,81ミリモル)
をN、N−ジメチルホルムアミド10rd!に溶かし、
3−トリチルアミノピリジンo、5g(1,5ミリモル
)を加え、空温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を留
去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール
・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ1−2=(2−1〜リチルアミノチ
アゾール−4−イル)アセ1〜アミド]−3−(3−ト
リチルアミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド・ヨウ化物
(シン異性体)1.1747(収率93%)を泡状物と
しで得る。 t4HR(DH3O−d6)δ: 3、19(311,s)、 3.2−1 (311,s
)、 3.40(211,brs)。 3.44(411,m)、3.72(411,m)、5
.08(211,brs)。 5、08(III、 d、 J−sllz)、 5.2
0(411,S)、 5.23(2tl。 m)、 6.00(III、 m)、 6.81 (1
11,s)、 6.88(ill、 s)。 7.0〜7.8(32H,m)、8.40(IH,br
s、丁rNH−)。 8、73(III、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −CONi−) (C)上記(B)で得た化合物1.21グ(0,81ミ
リモル)をアセトン25dに溶かし、ヨウ化カリウlx
 O,549(3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 d (1,6ミリモル)
を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メタ重亜
流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸す]・リウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去する。残渣を再び同様の反応及
び操作を繰り返し、ベンズヒドリル 7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノデアゾール−4
−イル)アセ1−アミド)−3−[3−(N−1−リチ
ル)アセトアミド−1−ピリジニオ]メチルー3−セフ
ェム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体>
  1.56 gを泡状物として1!?、精製すること
なく次の反応に用いる。 (D)上記(C)で得た化合物1.2g(0,75ミリ
モル)を塩化メチレン5.0In11.:溶かし、アニ
ソール1.Odを加え、0℃に冷却下しトリフルオロ酢
酸5.OIdを加える。゛室温にて1時1!!撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残渣に0℃にてジエヂ
ルエーテルを加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィー(LC−3Orb 、:ケムコ社)
に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール・水
)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物55mg(収率12
%)を得る。HP 155℃(分解)rR(にar  
)ciA : 3330..1768.1662.16
08N)Iff  (DH3O−d6  )  δ :
2、09(311,s)、 3.60(2H,m)、 
4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.40(1
11,m)、5.60(1N、m)、5.72(ltl
、m)、6.60(IH,s)、6.62(111,s
)。 6.69(211,m)、7.16(211,brs、
−Nf12)。 8.02(ill、m)、8.55(III、m)、8
.92(Iff、m)。 9、48(111,brs)、 9.50(111,m
、 −CONtl−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,It−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ
トアミド]−3−(3−ノノルポキシレート−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
ナトリ1クムJp (シン異性体)の製造(A)ベンズ
ヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−13,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル
)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト 1.0g(0,82ミリモル)と3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニルピリジン0.25 q< 0.87
ミリモル)から、実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリルオキシカルボ
ニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)−2−[3,4−ジ
(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ1アセトアミド)−3−セフェ・ムー4−カルボキシ
レート・ヨウ化物(シン異性体)  0.78g(収率
63%)を泡状物として得る。 Nt(It  (D)130−d6)δ:3.22(6
11,s)、3.40(f311.m)、3.72(4
H,m)、5.02(311,m)、5.22 (41
1,brs)、5.74(211,m)、54)0(I
ll、m)、6.73(IN、s)、7.00(111
,s)、  7.0〜7.8(2811,m)、8.3
0(111,m)、 8.80(ill、 m)、 9
.18(III、Ill、9.(32(ill、brs
)(B)上記(八)でキ程だ化合物0.78 q (0
,52ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により
標記化合物104my(収率32%)を得る。 MP 160℃ (分解) rR(KBr)cIll:  3400. 1788.
 1640. 161ON14ft  (叶5o−d5
 )δ:3、40(211,brs)、 4.88(2
tl、 brs)、 5.03(1H,d。 J=411z)、 5.20(IH,m)、 5.62
(IH,dd、 J=4及び8tlz)、 5.70(
ill、 m)、 6.58(IH,s)、 6.66
(18,s)。 θ、72(1)f、m)、 7.18(211,brs
)、8.04(111,dd、J=6及び引1z)、 
8.72(IH,brd、 J=611z)、 9.2
8(ill。 brd、J=611z)、9.60(111,m)実施
例6 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7、−(2
−[3,4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレー1〜1.0s (0,82ミリモル)と
4−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン ( 0.80ミリモル)から実施例3(A)と同様の方
法によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオ
キシカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−(3.
 4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート・ヨウ化物(シン異性体)  695R+g
(収率56%)を泡状物として得る。 NHR  (OH30−66 )δ: 3、22(3tl,s)、3、24(3日,s)、3.
45(611,m)、3.72(411,m)、5.0
3(211, brs)、5.20(411,brs)
、5.2()(IH,d,J−5Hz)、5.69(2
H,brs)、5.88(1tl,m)。 6、73(111,s)、6.91(1tl,s)、7
.0 〜7.8(2811,m)、 a. 70(2H
, brd, J=6Hz)、 9. 18(211,
 brd, J=611z)、8.80(111,br
s,TrNll−)、9.64(111,brd,J=
6Hz, −CONt(−) (B)上記(A)で得た化合物0.43 y ( 0.
33ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標
記化合物41my(収率22%)を得る。 HP 165℃ (分解) In (KBr)CIIt: 3400, 1770.
 162ON)In  (D)130−66 )δ:3
、 68(2H, m)、 4. 90(211, b
rs)、 5. 04(IH, d, J=611z)
、5.22(ill, m)、 5.60(111, 
m)、 5. 75(111, m)。 6、 60(IH, s)、 6. 68(111, 
s)、 6. 73(211, m)。 7、18(211,brs,−Nl12)、 8。20
(211, d, J=6tlz)。 9、28(2+1,d,J=6112)。 9、 54 (111 、 brd 、 J=811z
, −CONII− )実施例7 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフTムー4ーカルボキシレー]・(シン
異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1−2−(2− トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレーt− 1.0g( 0.82ミリモル)
と4−カルバモイルピリジン0.10 9 ( 0.8
2ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(4−カルバモイル−1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエ
トキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−
 トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4−カルボキシレート・ヨウ化物(
シン異性体)0、70 g(収率64%)を泡状物とし
て得る。 NHR  (DHSO−66)δ: 3、20(311,s)、3.22(3N,s)、3.
38(2N, s)、3. 48(411, m)、 
3. 76(411, m)、 5. 03(211,
 brs)、 5. 22(411, brs)、 5
. 30(III, brd, J=6Hz)、 5.
 08(2H, m)、5.90(111,dd,J=
6及び811z)、6.74(1tl,s)。 6、92(III,s)、7.0 〜7.7(28tl
,m)、7.80(111。 brd, J=611z)、 8. 45(ill, 
brd, J=6Hz)、 8. 68(III。 brs, TrNfl−)、 8. 78(IH, b
rd, J=611Z,−CONH−)。 9、12(111,brd,J=611z)、9.68
(1tl,brd,−CONII−)(B)上記(A)
で得た化合物0.70 g( 0.52ミリモル)を実
施例3(B)と同様の方法により標記化合物84■(収
率26%)を得る。 MP 160℃ (分解) In (KBr)Cffl: 3390.1779.1
680HHR(D)130−d6)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=6Hz)、 5
.20(III、 m)、 5.65(IH,m)、 
5.75(IH,m)。 6、66(111,s)、 6.68(III、 s)
、 6.70(211,m)。 7.13(211,brs、−N112)、8.45(
211,brd、J=611z)。 9、58(211,brd、 J=6Hz)、 9.4
9(111,m、 −CONII−)実施例8 7−r2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−+4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニA)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレーI−
・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 q 
(1,04ミリモル)から実施例3(A)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
異性体)710mg(収率68%)を泡状物として1り
る。 NHR  (叶So−d6)δ: 3、20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.76(411, m)、 
4. 12 (211, brs)、 s. 03(3
H, m)、 5. 22(411,brs)、5.3
 〜5.6(211,m)、5.92(111,m)。 6、72(111,s)、6.93(ill,s)、7
.0 〜7.7(28tl,m)、 7. 98(11
1, brd, J=611z)、 8. 06(il
l, brd, J=6tlz)、 8. 78(2H
, brd, J=6Hz) 、 8.85(III,
 brs。 TrNH−)、 9. 70(III, brd, J
=8tlz, −CONII−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 g( 0.56ミリモル)を実施例
3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△ ・△
 (3:2)の混合物215mg(収率58%)を得る
。 +(P 180℃ (分解) III (KBr)cffl: 3400, 1763
. 1838. 161ONOR  ( 0830−d
6)δ: 3、f30(211,m)、4.12(211,brs
)、4.90(211,brs)。 5、08(III,d,J=5tlz)、5.2 〜5
.7(2tlm)。 5、 69(11I, m)、 6. 66(IH, 
s)、 6. 72(311, m)、 7. 16(
211,brs,−N112)、8.00(211,b
rd,J=611Z)。 8、92(211,brd,J=G11z)、9.22
(111,brd,J=611z)。 9、 50(III, brd, J=611Z, −
CONH−)実施例9 7−12−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
 (3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)7
0ドアミド]−3−[4−+2−スルホネートコニチル
)−1−ピリジニ第1メチルー3ーセフェム−4−カル
ボキシレート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造
(A.)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2
−〔3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2− トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4
−カルボキシレート1.0g( 0.82ミリモル)と
テトラブチルアンモニウム 2−(4−ピリジル)エタ
ンスルホン酸塩0、35 g( 0.82ミリモル)か
ら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒドリル 
7−(2−(3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキ
シ)ベンジルオキシイミノ1−2−(2− トリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4
−(2−スルホネートエチル)−1−ビリジニ第1メチ
ルー3ーセフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)293my(収率28%)を泡状物として得る。 NHR  ( DHSO−d6)δ: 2、86(211, m)、 3.20(311, s
)、 3.20(2H,m)、 3.23(311,s
)、3.56(611,m)、3.75(411,m)
、5.05(211。 brs)、 5.26(11, d,J=511z)、
 5.26(411, s)、 5.55(2tl, 
brs)、 5. 88(111, m,−CONH−
)、 6. 78(111, s)。 6、83(IH,S)、7.Q〜7.8(281(、m
)、 7.95(2+1。 brd,J=611z)、8.70(llt,brs,
TrNI!−)、8.78(111。 brd、J=611z)、9.65(IH,brd、J
=6Hz)(B)上記(A)で得た化合物0.29 q
 (0,23ミリモル)を実施例3(8)と同様の方法
により標記化合物を含むΔ2・△3 (1:1)の混合
物72my (収X?46%)を得る。 )IP 170℃ (分解) 11((にBr)cffl :  3410. 176
0. 1635. 162ONMR(DH3O−66)
  δ : 3.00(211,m)、 3.20(211,m)、
3.6(21,m)、 4.96(211,brs)、
5.02(111,d、J=511z)、5.2〜s、
5(211,m)、5.80(111,m)、6.67
(111,s)、6.75(311゜m)、7.17(
211,、brs、−NII2  )、8.06(21
1,brd、J−611z)、 8.88(111,b
rd、 J=611z)、 9.20(III、 br
d。 J=6H2)、 9.78(ill、 brd、 J=
6Hz、 −coN++−)実施例10 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(^)
ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−<2− トリチルアミンチアゾール−
4−イル)アセ]・アミド)−3−セフ1ムー4−力ル
ポキシレート 1−オキサイド1.2U (0,97ミ
リモル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリ
ウム0.42 g (1,87ミリモル)から実施例4
CB)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−
13゜4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スル
ホネートエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セ
フェム−4−力ルポキシレート 1−オキサイド(シン
異性体〉 710■(収率56%)を泡状物として得る
。 NMR(OH30−d6)δ: 2、90(211,m)、 3.20(2t(、m)、
 3.20(311,s)、 3.22(311,S)
、 3.35(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.75 (211゜m)、 5.06 (2N
、 brs)、 5.10(ift、 d、 J=5H
z)。 5.20(411,s)、5.48(2tl、brs)
、6.00(211,dd、J=5及び61(z)、 
6.80(II(、s)、 6.95 (tl(、s)
。 7.0〜7.7(2811,m)、8.06(211,
brd、、I=611z)。 8、72(211,brd、 J=6Hz)、 8.7
3(111,brs、 TrNH−)。 9、20(111,brd、 J=611z、 −CO
Nll−)(8)上記(AJで得た化合物0.71 ’
;i (0,55ミリモル)、ヨウ化カリ1クム0.3
6 !7 (2,2ミリモル)及びアセチルクロライド
0.078d (1,1ミリモル)を用い、実施例4(
C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−(
3,4−ジ(2−メ1〜キシTI・キシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセ1−アミド)−3−[4−(2
−スルホネートよチル)−1−ピリジニ第1メチルー3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)  
8()Omyを泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.809 < 0.5
5ミリモル)を実施例4(O)と同様の方法により標記
化合物187# (収率50%)を得る。 MP 750℃ (分解) In (KBr)cffl:  3400. 1775
. 162ONHR(0830−d6  )  δ:2
、96(211,m)、 3.18(211,m)、 
3.38(211,brs)。 4.90(211,brs)、5.02(1ft、br
d、J=6Hz)、5.10(?fl、 m)、 5.
60(11I、 brs)、 5.70(III、 m
)、 6.69(1)l、 s)、 6.75(3H,
m)、 7.18(2t(、brs、 −N)−12)
。 8.02(211,brd、 J=611z)、 9.
00(III、 brd、J=611z)。 9、18(IH,brd、J=611z)、 9.52
(111,brd、 J=GHz。 −CONll−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニア11メチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)の製造 (^)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ルー4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.1d (0,85ミリ
モル)から実施例3(^)と同様の方法によりベンズヒ
ト 。 リル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキシ」
ニドキシメトキシ)ベンジルオキシイミノJ−2−(2
−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4− jyルポキシレー1−・ヨウ
化物(シン異性体)0.905F(収率82%)を泡状
物として得る。 N)(R(DH3O−d(、)δ: 2.20(211,m)、3.20(41,m)、3.
20(3N、s)、3.22(3ft、 s)、 3.
50(211,m)、 3.50(4N、 m)、 3
.78(4tlm)、5.04(211,brs)、5
.20(211,brs)、5.28(ltl。 brd、J=511z)、5.50(2tl、brs)
、5.92(IH,dd、J=5及び811z)、6.
75(111,s)、7.00(III、s)、7.0
〜7.8(2811,m)、7.88(IH,brt、
J=6Hz)、8.40(111゜brd、J=6tl
z)、8.62(111,brd、J=6flz)、8
.80(111゜brs、 TrNt(−)、 9.6
8(IH,brd、 J=611z、 −CONtl−
)(B)上記(八)で得た化合物0.909 (0,ロ
アミリモル)を用い、実施例3(B)と同様の方法によ
り標記化合物102mg(収率25%)を得る。 )IP 165℃ (分解) IR(KBr)ciii: 3400.1770.16
18NHR(DH3O−66)δ: 2、20(2+1. m)、 3.16(411,m)
、 3.50(21i、 m)、、 4.90(211
,brs)、 5.00(ill、 d、 J=511
z)、 5.38(2H,ml。 5、60(ill、 m)、 6.60(111,s)
、 6.64(111,s)、 6.72(20,m)
、、 7.20(2H,brs、 −N112 )、7
.82(IH。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(iff。 brd、 J=6tlz) 、 9.50(II、 b
rd、 J=611z、 −CONH−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d l、:溶解し、ジ
イソプロピルエチルアミン26.11nf!(150ミ
リモル)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルク
ロライド17Id(150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水507.0.5N水
酸化ナトリウム水溶液50d及び飽和食塩水で順次洗浄
する。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後、減圧
下に溶媒を留去し標記化合物15.7!?(収率100
%)を得る。 t4HIl (CDCl2 )δ:  3.40(6+
1.S)、3.60(411,m)、3.89、(4H
,m)、5.39(2H,s)、5.42(211゜s
)、 7.30(Ill、 d、J=711z)、 7
゜55(ill。 dd、J=1及び7Hz)、 7.70(1N、 d、
 J=111z)、 9.86(ill、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒド15.79 (50ミリモル)をメタノール3
00dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1.
89 g(50ミリモル)を数回に分けて加えた後、3
0分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86dを加え10
分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残漬を酢酸エチル300mに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を留去し
て標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDC1a )  δ:  3.35(6
11,s)、3.50(ill、s)。 3.55(411,m)、3.85(4H,m)、4.
55(211,s)、5.26(411,s)、6.9
(III、dd、J=1及び711z)、 7.13(
IH,d、J=7tlz)、 7.6(IH,d、J=
1tlz)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシ11〜キシメ1〜キシ)ベン
ジルクロライドの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシコニトキシメ1−キシ)ベ
ンジルアルコール12.9y (40,8ミリモル)及
びピリジン16.1S? (203,7ミリモル)に塩
化メチレン23(7を加え、水冷下に塩化チオニル5.
8戒(81,6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80
m1を滴下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重
曹水、及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサジ=1
:1)に付し、標記化合物11.57(収率84.3%
)を得る。 N M R(DH3O−d6)δ:  3.3(ell
、s)、3.5(411,m)。 3.8(411,m)、4.73(2N、S)、5.3
(411,S)、7.1〜7.2(311,m) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシニ[トキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ]  −2−(2−トリ
デルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン
異性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)をN、N−ジメチルホル
ムアミド520dに溶かし、50%油性水素化すトリウ
ム5.4!? (0,11モル)を0℃で加える。15
分間撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0゜12モ
ル)を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシ
メトキシ)ベンジルクロライド42g(0,12モル)
をN、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶
液を加える。70℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に
溶媒を留去し、′得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。 どの溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさ
らに酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル二〇
−ヘキサン=3:1)で精製して標記化合物58g(収
率69%)を油状物として得る。 IR: (KBr ) ciA : 2930.174
0.1515NHR(DH3O−d6)δ:  11(
38,t、J=7)fz)、3.22(611,s) 
、 3.46(4H,m)、 3.72(4N、 n+
)4.0(2H,q、J−711z)、5.0(2H,
brs)。 5.21(4N、brs)、6.9(IH,s)。 7.0〜7.5(1811,m)、8.75(IH,b
rs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ]  −2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(シ
ン異性体)の製造 コニチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ]  −2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
09(47,3ミリモル)をエタノール720mに懸濁
し、2N水酸化すI・リウム水溶液28.4d (56
,8ミリモル)を加え、1時間煮沸還流する。反応液を
放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−ヘキナン
で洗浄し、乾燥して標記化合物のす1−リウム塩29.
6 q(収率85%)を得る。 11t(にBr ) cM : 3420.1610.
1540.141ON)IR(DH3O−d6)δ: 
 3.22(311,s)、3.24(3tl、s)。 3.45(4tl、m)、3.74(411,m)。 4.9(211,brs)、5.20(411゜brs
)、6.56.(ltl、s)、 6.9〜7.6(1
8H,m)、8.62(1H,brs)上記母液を減圧
下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標記化
合物の遊離i15.3g(収率15.6%)を得る。 参考例6 3.4−ジアセトキシベンジルアルコールの製造3.4
−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミリ
モル)をテトラヒドロワラ1ン40dと水4InIlの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。水素化ホウ素ナト
リウム0.349 (9,0ミリモル)を加え、10分
間撹拌後、酢酸0.6m (10ミリモル)を滴下し反
応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合物2.09
 (収率99%)の油状物を骨、精製することなく次の
反応に用いる。 NHR(0f(So −d6)δ:  2.27(6f
(、s)、4.53(2N、s)。 7.2(3H,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40rd、溶かし0℃に冷却
する。三臭化リン0.28 m (0,3ミリモル)を
加え15分間撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチ
レンで3回抽出し、有IIを合!10%重費水で洗浄す
る。この水層を酢酸エチルで3回抽出し有機層を合仕て
無水fit![1ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を
留去し、租標記化合物1.37 g(収率53%)を油
状物として得る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ:  2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5 (3+1. m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 q
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.789 (4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ホルムアミド13rdに溶かし、室温にてトリエチルア
ミン0.667 (4,77ミリモル)を加え、30分
間撹拌する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリCクムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をとリジン2d
に溶かし、無水酢酸2蔵を加え、空温にて1時間放置す
る。減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル二〇−ヘキサン=1:3
)にて精製し、標記化合物0.68 g(収率42%)
を油状物として得る。 NHR(0830−d6)δ:  2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3N、 m)、 7.85(4H,S
) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)酢−
酸(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4m溶かし、0℃で80%抱水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)、を含むメタノール溶液3−を加え、
30分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液
を濃縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで
洗浄する。濾液は無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rdに溶かし、次の反応に
用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イ
ル)−2−オキソ酢酸0.65 g (1,57ミリモ
ル)をメタノール16dに溶かし、先に調製した0−(
3,4−ジアセトキシベンジル)ヒドロキシルアミンの
メタノール溶液に加え、30分間撹拌する。減圧下に溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、1N塩酸及び
飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去して粗標記化合物1,2g
(収率94%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6)δ:  2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3H,m)、7.85(411,s) 1匪立鬼】 本発明化合物は文献未記載の新規化合物であり、特に感
受性及び耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して
強く抗菌力を有するため、抗菌剤として期待されるもの
である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
    を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
    、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
    エステル。
  2. (2)一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2は水素原子又は水酸基の保護基、R^3
    は水素原子又はカルボキシル保護基、R^4は水素原子
    又はアミノ保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、Yは
    S又はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保
    護された置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応さ
    せて、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3、R^4及びYは前記の意味を
    有し、Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニ
    オ基、X^■は陰イオンを示す)で表される化合物とな
    し、要すれば還元及び/又は保護基を除去すること特徴
    とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
    を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
    、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
    エステルの製法。
  3. (3)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^3は水素原子又はカルボキシル保護基、Y
    はS又はSO、Q′は保護された置換基を有してもよい
    ピリジニオ基、X^■は陰イオンを示す)で表される化
    合物又はその塩を、一般式(IV)▲数式、化学式、表等
    があります▼(IV) (式中、R^2は水素原子又は水酸基の保護基、R^4
    は水素原子又はアミノ保護基を示す)で表されるカルボ
    ン酸又はその反応性誘導体によりアシル化して、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3、R^4、Y、Q′及びX^■
    は前記の意味を有する)で表される化合物となし、要す
    れば還元及び/又は保護基を除去すること特徴とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
    を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
    、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
    エステルの製法。
  4. (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
    を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
    、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
    エステルを有効成分として含有する抗菌剤。
  5. (5)Qの置換基として、アミノ基、アセチルアミノ基
    、カルボキシル基、カルバモイル基、スルホメチル基、
    スルホエチル基およびシクロペンテノ基の群より選ばれ
    る置換基を少なくとも1個有する特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
  6. (6)R^1は水素原子、Qは1−ピリジニオ基である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  7. (7)R^1は水素原子、Qは3−アミノ−1−ピリジ
    ニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  8. (8)R^1は水素原子、Qは3−アセトアミド−1−
    ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
  9. (9)R^1は水素原子、Qは3−カルボキシ−1−ピ
    リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  10. (10)R^1は水素原子、Qは3−カルボキシド−1
    −ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  11. (11)R^1は水素原子、Qは4−カルバモイル−1
    −ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  12. (12)R^1は水素原子、Qは4−スルホメチル−1
    −ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  13. (13)R^1は水素原子、Qは4−(2−スルホメチ
    ル)−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  14. (14)R^1は水素原子、Qは2,3−シクロペンテ
    ノ−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。
  15. (15)R^1はアセチル基、Qは1−ピリジニオ基で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP60293467A 1985-12-28 1985-12-28 新規セフアロスポリン誘導体 Pending JPS62158290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60293467A JPS62158290A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 新規セフアロスポリン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60293467A JPS62158290A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 新規セフアロスポリン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62158290A true JPS62158290A (ja) 1987-07-14

Family

ID=17795122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60293467A Pending JPS62158290A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 新規セフアロスポリン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62158290A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5438052A (en) * 1991-11-26 1995-08-01 Hoffmann-La Roche Inc. Cephalosporin derivatives
JP2000198772A (ja) * 1998-05-11 2000-07-18 Takeda Chem Ind Ltd オキシイミノアルカン酸誘導体
US6214818B1 (en) * 1996-04-04 2001-04-10 Shionogi & Co., Ltd. Cephem compounds and pharmaceutical compositions containing the same
US8906898B1 (en) 2013-09-27 2014-12-09 Calixa Therapeutics, Inc. Solid forms of ceftolozane
US8968753B2 (en) 2013-03-15 2015-03-03 Calixa Therapeutics, Inc. Ceftolozane-tazobactam pharmaceutical compositions
US9044485B2 (en) 2013-03-15 2015-06-02 Calixa Therapeutics, Inc. Ceftolozane antibiotic compositions
US9724353B2 (en) 2011-09-09 2017-08-08 Merck Sharp & Dohme Corp. Methods for treating intrapulmonary infections
US9872906B2 (en) 2013-03-15 2018-01-23 Merck Sharp & Dohme Corp. Ceftolozane antibiotic compositions
US10376496B2 (en) 2013-09-09 2019-08-13 Merck, Sharp & Dohme Corp. Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5438052A (en) * 1991-11-26 1995-08-01 Hoffmann-La Roche Inc. Cephalosporin derivatives
US6214818B1 (en) * 1996-04-04 2001-04-10 Shionogi & Co., Ltd. Cephem compounds and pharmaceutical compositions containing the same
JP2000198772A (ja) * 1998-05-11 2000-07-18 Takeda Chem Ind Ltd オキシイミノアルカン酸誘導体
US10028963B2 (en) 2011-09-09 2018-07-24 Merck Sharp & Dohme Corp. Methods for treating intrapulmonary infections
US9724353B2 (en) 2011-09-09 2017-08-08 Merck Sharp & Dohme Corp. Methods for treating intrapulmonary infections
US9320740B2 (en) 2013-03-15 2016-04-26 Merck Sharp & Dohme Corp. Ceftolozane-tazobactam pharmaceutical compositions
US9044485B2 (en) 2013-03-15 2015-06-02 Calixa Therapeutics, Inc. Ceftolozane antibiotic compositions
US8968753B2 (en) 2013-03-15 2015-03-03 Calixa Therapeutics, Inc. Ceftolozane-tazobactam pharmaceutical compositions
US9872906B2 (en) 2013-03-15 2018-01-23 Merck Sharp & Dohme Corp. Ceftolozane antibiotic compositions
US10420841B2 (en) 2013-03-15 2019-09-24 Merck, Sharp & Dohme Corp. Ceftolozane antibiotic compositions
US11278622B2 (en) 2013-03-15 2022-03-22 Merck Sharp & Dohme Corp. Ceftolozane antibiotic compositions
US10376496B2 (en) 2013-09-09 2019-08-13 Merck, Sharp & Dohme Corp. Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function
US10933053B2 (en) 2013-09-09 2021-03-02 Merck Sharp & Dohme Corp. Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function
US8906898B1 (en) 2013-09-27 2014-12-09 Calixa Therapeutics, Inc. Solid forms of ceftolozane

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4677100A (en) Cephalosporin derivatives
JPS63152370A (ja) 新規カルボン酸
JPH09110877A (ja) セフェム化合物、その製造法及びそれを含有する抗菌剤
JPH0327552B2 (ja)
US5017569A (en) Cephalosporin derivatives
JPS62158290A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPH064646B2 (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPH0185A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
US4988687A (en) Cephalosporin derivatives, and antibacterial agents
JPS6133836B2 (ja)
US4814328A (en) Cephalosporin derivatives, and antibacterial agents
CA2190245A1 (en) Cephalosporin compounds and processes for the preparation thereof
US4065619A (en) 7-(α-Sulfoacylamido)cephalosporins
JPS62270589A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPS61267587A (ja) 新規セファロスポリン誘導体
JPS6322570A (ja) 1−メタンスルホニルオキシ−6−トリフルオロメチル−1h−ベンゾトリアゾ−ル及びセファロスポリン誘導体の製造方法
JPS62158289A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPS6129957B2 (ja)
JP3005251B2 (ja) チアゾリルアセトアミド―3―セフェム誘導体
JPS59184186A (ja) 新規セフエム化合物
JPS62226986A (ja) 新規セフアロスポリン誘導体
JPS58135894A (ja) 7―置換ブチルアミド―3―ビニルセファロスポラン酸誘導体
JPS6277392A (ja) セフアロスポリン誘導体、その製法およびそれらを有効成分とする抗菌剤
JP3041309B2 (ja) 3―置換ビニルセファロスポリン誘導体
JPH0242086A (ja) (3‐ヒドロキシ‐4‐ピリドン‐1‐イル)メチル基を有する新規セファロスポリン誘導体