JPS62158290A - 新規セフアロスポリン誘導体 - Google Patents
新規セフアロスポリン誘導体Info
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- JPS62158290A JPS62158290A JP60293467A JP29346785A JPS62158290A JP S62158290 A JPS62158290 A JP S62158290A JP 60293467 A JP60293467 A JP 60293467A JP 29346785 A JP29346785 A JP 29346785A JP S62158290 A JPS62158290 A JP S62158290A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Cephalosporin Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
L1L立旦ユ分1
本発明は新規なセファ0スポリン誘導体、その製法及び
それを有効成分として含有する抗菌剤に関するものであ
る。 従来技術 従来、セフ10スポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−置換オキシイミノアセ
トアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持つ化
合物は極めて多く合成され、それらの記載された公開技
術としては、例えば特開昭54− 154786号、同
55−59196号、同57−192394号、同58
−174387号、同58− 198490号、同59
− 219292号及び同60− 97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(Pseudomonas aerugino
sa)を含むセフ10スポリン耐性のダラム陰性菌に対
しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌スペクト
ルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択毒性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌ツノの増強が望まれてい
る。 問題を解決するための手段 本発明は浸れた抗菌力を右ヅ゛る新規なセファロスポリ
ン誘導体を提供することを目的とし、3位に置換基を有
してもよいピリジニオ基を、7位に(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−(3.4−ジヒドロキシベンジ
ルオキシイミノ)アセドアミド基もしくは2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3、4−ジアセト
キシベンジルAキシイミノ)アセ1ヘアミド基を有する
新規なセファロスポリン誘導体について鋭意研究した結
果、グラム陽性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌力
とを有することを見出し本発明を完成した。 作 用 本発明は、一般式(1) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性エ
ステル、その製法及びそれを有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細占に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、二1−ロ基、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基、カルバモイル ル基、低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、
アミノ低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、ス
ルホ低級アルキル基、シクロペンテノ基等を挙げること
ができる。特に、水酸基、アミノ基、カルボキシル チル基、メトキシ基、アロチルアミノ基、スルホメチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は限定されないが、置換基の特に好ましい例どしては
、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ基
、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボキ
シ−1−ピリジニオ基、4−力ルボキシ−1−ピリジニ
オ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−スル
ホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチル
−1−ピリジニオ基、又は、2,3−シクロペンテノ
−1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における置換はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含づる。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有効する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示す化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ ー1−ピリジニA)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシル−1− 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチル=3
ーセフェムー4ーカルボキシレーh 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルホキシレー(・7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ、1〜アミ
ド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ〕メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−(2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジ
ヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3
−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルホキシレー1〜7−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロ
キシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−[4
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ】メチル−3
−セフェム−4−カルボキシル基I〜7−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート一般式CI)の化
合物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解
可能なその無毒性エステルとすることができる。 一般式(1)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばす1ヘリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有はアミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有感酸塩、メタンスルボン酸、イセチオン酸、p−
トルエンスルボン酸等のスルホン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、そのカル
ボキシル基にお番ノる医薬上許容される慣用的なものを
意味し、例えばアセトキシメチル基、ピバロイルオキシ
メチル基等のアルカノイルオキシメチル基、1−(エト
キシカルボニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボ
ニルオキシアルキル基、フタリジル基、5−メチル−2
−オ+ソー1.3−ジオキソールー4−イルメチル基等
の5−置換−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ルー4−
イルメチル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示す製造法A、Bいず
れの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、「く4は水素原子又は
アミノ保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応さけて
、 一般式(II) (式中、R2、R3,1又1及びYは前記の意味を有し
、Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基
、XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要
ずれば還元及び/又は保護基を除去ザることにより、本
発明化合物(1)を製造り゛ることかできる。 一般式(Ill)のXはJa素、臭素、ヨウ素等のハロ
ゲン原子、又はアセトキシ基、′トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、1)
−1へルエンスルホニルオキシ基等の脱f!11基を表
し、特に臭素、ヨウ素等のハロゲン原子が好適である。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、とリジン、3−アミノ −ピリジン、3−アセ1−ア
ミドピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキ
シピリジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチ
ルビリジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2,
3−シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これ
らのアミノ基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護さ
れていてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSO、Q′は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオンを示す)で表される化合物
又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原子
又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保[を
示す)で表されるカルボン酸又はその反応性Li39体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y,Q′及びXeは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要゛すれば還
元及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合
物(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミン基及び
水1基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、し−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アはトキシメチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルAキシメヂル基
、1−アレ1−キシエチル基、1−プロピオニルオキシ
エチル阜、1−(工1−キシカルボニルオキシ)エチル
基、フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシベンジル
基、3.4−ジメトキシベンジル基、4−二トロベンジ
ル基、ベンズヒドリル塩、ビス(4−メ1へキシフェニ
ル)メチル基、5−メチル−2−オキソ−1.3−ジオ
キソ−ルー4−イル−メチル基、1〜リメヂルシリル基
、
それを有効成分として含有する抗菌剤に関するものであ
る。 従来技術 従来、セフ10スポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−置換オキシイミノアセ
トアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持つ化
合物は極めて多く合成され、それらの記載された公開技
術としては、例えば特開昭54− 154786号、同
55−59196号、同57−192394号、同58
−174387号、同58− 198490号、同59
− 219292号及び同60− 97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(Pseudomonas aerugino
sa)を含むセフ10スポリン耐性のダラム陰性菌に対
しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌スペクト
ルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択毒性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌ツノの増強が望まれてい
る。 問題を解決するための手段 本発明は浸れた抗菌力を右ヅ゛る新規なセファロスポリ
ン誘導体を提供することを目的とし、3位に置換基を有
してもよいピリジニオ基を、7位に(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−(3.4−ジヒドロキシベンジ
ルオキシイミノ)アセドアミド基もしくは2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3、4−ジアセト
キシベンジルAキシイミノ)アセ1ヘアミド基を有する
新規なセファロスポリン誘導体について鋭意研究した結
果、グラム陽性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌力
とを有することを見出し本発明を完成した。 作 用 本発明は、一般式(1) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性エ
ステル、その製法及びそれを有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細占に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、二1−ロ基、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基、カルバモイル ル基、低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、
アミノ低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基、ス
ルホ低級アルキル基、シクロペンテノ基等を挙げること
ができる。特に、水酸基、アミノ基、カルボキシル チル基、メトキシ基、アロチルアミノ基、スルホメチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は限定されないが、置換基の特に好ましい例どしては
、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ基
、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボキ
シ−1−ピリジニオ基、4−力ルボキシ−1−ピリジニ
オ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−スル
ホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチル
−1−ピリジニオ基、又は、2,3−シクロペンテノ
−1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における置換はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含づる。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有効する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示す化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ ー1−ピリジニA)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシル−1− 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチル=3
ーセフェムー4ーカルボキシレーh 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルホキシレー(・7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ、1〜アミ
ド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ〕メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−(2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジ
ヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3
−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルホキシレー1〜7−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロ
キシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−[4
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ】メチル−3
−セフェム−4−カルボキシル基I〜7−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート一般式CI)の化
合物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解
可能なその無毒性エステルとすることができる。 一般式(1)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばす1ヘリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有はアミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有感酸塩、メタンスルボン酸、イセチオン酸、p−
トルエンスルボン酸等のスルホン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、そのカル
ボキシル基にお番ノる医薬上許容される慣用的なものを
意味し、例えばアセトキシメチル基、ピバロイルオキシ
メチル基等のアルカノイルオキシメチル基、1−(エト
キシカルボニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボ
ニルオキシアルキル基、フタリジル基、5−メチル−2
−オ+ソー1.3−ジオキソールー4−イルメチル基等
の5−置換−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ルー4−
イルメチル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示す製造法A、Bいず
れの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、「く4は水素原子又は
アミノ保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応さけて
、 一般式(II) (式中、R2、R3,1又1及びYは前記の意味を有し
、Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基
、XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要
ずれば還元及び/又は保護基を除去ザることにより、本
発明化合物(1)を製造り゛ることかできる。 一般式(Ill)のXはJa素、臭素、ヨウ素等のハロ
ゲン原子、又はアセトキシ基、′トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、1)
−1へルエンスルホニルオキシ基等の脱f!11基を表
し、特に臭素、ヨウ素等のハロゲン原子が好適である。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、とリジン、3−アミノ −ピリジン、3−アセ1−ア
ミドピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキ
シピリジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチ
ルビリジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2,
3−シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これ
らのアミノ基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護さ
れていてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSO、Q′は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオンを示す)で表される化合物
又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原子
又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保[を
示す)で表されるカルボン酸又はその反応性Li39体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y,Q′及びXeは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要゛すれば還
元及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合
物(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミン基及び
水1基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、し−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アはトキシメチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルAキシメヂル基
、1−アレ1−キシエチル基、1−プロピオニルオキシ
エチル阜、1−(工1−キシカルボニルオキシ)エチル
基、フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシベンジル
基、3.4−ジメトキシベンジル基、4−二トロベンジ
ル基、ベンズヒドリル塩、ビス(4−メ1へキシフェニ
ル)メチル基、5−メチル−2−オキソ−1.3−ジオ
キソ−ルー4−イル−メチル基、1〜リメヂルシリル基
、
【−ブチルジメチルシリル基等が挙げられ、特にベン
ズヒドリル基、1−ブチル基、シリル基等が好適である
。 アミノ基の保護基としては、トリデル基、ホルミル基、
クロロアヒチル暴、トリフルオロアUチル基、t−ブl
〜キシカルボニル基、トリメチルシリル基、【−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保v1基としては、2−メトキシエ1〜キシメ
チル基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テト
ラヒドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、ベンジル基、4−二I・ロベンジル基、
アセデル基、2,2.2−1−リクロロ工トキシ力ルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アレトナイド、
トリメデルシリル基、L−ブチルジメチルシリル基等が
挙げられる。 次に本発明化合物(I)の製造法Δ及び製造法Bを詳説
する。 製造法A 一般式(nl)のXがハロゲン原子である化合物とピリ
ジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム、
エーテル、fitllltエヂル、酢酸ブヂル、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、N1トジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用
いるピリジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩
、硝酸塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有1a酸塩を用いて
もよい。 この場合、反応は中用量のi〜リエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N
−メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本
反応に用いるピリジン誘導体はN、0−ビストリメチル
シリルアセトアミド等のシリル化剤でシリル化して使用
することもできる。 反応は一般式(III)の化合物1モルに対して、ピリ
ジン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間
は0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(III)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間であるd又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、ヂオシアン酸カリウム等のチオシアン1ナン塩
の存在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
オブ オーガニック ケミストリー(Journal
of Organic C1+emistry) 3
5巻、2430頁(1’174年)等に記載の方法によ
り、スルホキサイド基を還元することができる。即ら基
Y b(S Oであるアンモニオ化合物(1[)はアセ
1〜ン溶媒中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの
存在下、−40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し
、1〜2時間反応させることにより還元することがその
一例として示すことができる。反応は基YがSOである
化合物(■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モ
ル及びアセチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保護基を除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクテイブ グルーブス イン オーガニックス シン
セシス(Protective GrOUpS inO
rganic 5ynthesrs) 1981年など
に記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。 例えば、1−リチル基、ホルミル基、t−ブトキシカル
ボニル基、ベンズヒドリル基、t−ブチル基、2−メト
キシエトキシメチル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、
トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸等の無Fj1酸又は有償酸等で出来、特にト
リフルオロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 、 尚、製造法Aの原料化合物(Ill)は以下のよう
にして製造することができる。 基YがSである一般式(III)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 7−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート、7−アミツセフアロスボラ
ン酸、又はそのエステルに一般式(V)のカルボン酸又
はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混合酸
無水物、活性エステル等)を反応させて製造することが
できる。ベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレートは、例えば
特開昭50−76089号、同56−86187号公報
記載の方法により製造することができる。 基Y lfi S Oである一般式(III)の化合物
は、基Y lfi Sである一般式(III)の化合物
を塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム等の反応
に関与しない溶媒中、氷冷下に等モルのm−クロロ過安
息香酸で酸化して製造することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(II[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化す1−リウム等のヨウ化物と反応させて製造
することができ、単離もしくは、単離せずにそのまま次
の反応に用いてもよい。 製造法B 一般式(n)の化合物と一般式(IV)の化合物を水、
アセトン、ジオキリ“ン、アセトニトリル、テトラヒド
ロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン
、ベンゼン、酢酸エチル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキサイド等の反応に悪影響を与えな
い溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(V)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製
造することができる。 反応は一般式(IV)の化合物1モルに対し、一般式(
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃でである。 一般式(V)の反応性LL>72体として、酸ハロゲン
化物を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱
酸剤が必要である。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(v)1モルに
対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩化
リン、オキシ塩化リン、Aキザリルクロライド、ホスゲ
ン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1.
5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好ましく
は一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結り−る。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、N
−ジメチルアニリン、ピリジン等のD+2酸剤1〜1.
2モルの存在下、メチルクロロホルメート、エチルクロ
ロホルメ−1−、イソブチルクロロホルメート等のクロ
ル炭酸エステ・ル1〜1.2モル使用し、反応温度は一
40〜20℃、好ましくは一20〜5℃で、反応時間は
10〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシコ
ハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)
又はフェノール化合物(例えば、4−ニトロフェノール
、2,4−ジニトロフェノール、トリクロロフェノール
等)1〜1.2モル及びN、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミドを1〜1,4モル使用し、反応温度は一1
0〜50℃で、反応時間は30〜120分間である。 又、アシル化反応においては、一般式(V)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(I)の化合
物を製造することができる。一般式(I)から本発明化
合物°(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(IV)は、フラン(Fly
nn)著のセファロスポリン アンド ペニシリン、ア
カデミツク プレス(Ccpl+alosporins
and Pen1cillins、Academic
PRESS) 151〜171頁、1972年等に記
載の方法により製造することができる。例えば、1−ア
シルアミノ −3−ハロメチル−3−セフェム−4−カ
ルホキシート誘導体(特開昭58−72590号、同5
8−154588号公報等)又は7−アジルアミノロフ
70スボラン1N導体に、ぐリジン誘導体を反応させて
、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q′は保護された′Pi換基を有してもよ
いピリジニオ基、XOは陰イオン、acyl−はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法等がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミューラー ヒントン ブロス(Hueller ll
ilトン アガー(Hueller l1inton
agar )に接種した。この培地には抗菌剤が各濃度
で含まれており、37℃で16時間培養した後、最小発
育阻止濃度(HIC:縛#りを測定した。比較化合物と
してセファタキシム(Cerataxime)を用いた
。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無毒性塩及び生理
的に加水分解可能なその無毒性エステルは、抗菌剤とす
ることが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の斌形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用することができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面活性剤等
の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カカオ脂、エチレ
ングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン酸
マグネシウム、タルク等が挙げられる。 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することができる。投与量は患者の年
齢、性別等の状態によって異なるが、通常、成人1日当
り2〜250m1/Kgの範囲で使用され、1回当り1
〜somy / Ic!Jで2〜5回に分けて投与する
のが好ましい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(八)
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチ
アゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)1.OCJ
(1,4ミリモル)及びベンズヒドリル 1−アミノ−
3−クロロメチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト0.569 (1,4ミリモル)を塩化メチレン20
mに溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
d (6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン0,1
2 d (1,7ミリモル)を滴下後、30分撹拌する
。 反応溶液は水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄する。水層を更に酢酸エチルで抽出し、有機
層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に溶媒を
留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート(シン異性体)を得、M製することなく
次の反応に用いる。 (B)上記(A)で1qだ化合物をアセトン20mに溶
かし、0℃でヨウ化ナトリウム0.49 (2,8ミリ
モル)を加え、室温で30分撹拌する。□反応液を10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2
回抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマ1−グラフィーに付し、酢酸エチル:ヘキ
サン(1:1)溶出画分を濃縮し、ベンズヒドリル 3
−ヨードメチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキ
シエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(
2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミ
ド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体) 1.09 g(収率65%)を得る。 In(にBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6 )δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
3.45(611,m)、 3.75(411,m)
、 4.35(211,brs)、 5.05(211
,brs)、 5.24(411,S)、 5.24(
IH,d、 J=511z)、 5.78(IH,ml
。 6、75(111,s)、 6.96(III、 s)
、 7.0〜7.8(28+1゜m)、8.80(il
l、brs、丁rNIl−)、9、(33(ill、b
rd、J=811Z) (’C)上記(B)で得た化合物500mg(0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド5dに溶か
し、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を加
え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチレン)を1
!縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(
2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ
]−2−(2−トリデルアミノチアゾール−4−イル)
アセトアミド)−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性
体) 430mg (収率80%)を泡状物として得
る。 NHIt (0830−d6)δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
3.50(611,m)、 3.75(211,m)
、 5.03(211,brs)、 5.22(411
,S)、 5.22(1’ll、 d、 J=511z
)、 5.59(211,brs)、 5.90(il
l、 m)。 6.72(111,s)、6.92(111,s)、7
.0〜1゜7(28+1゜m)、 8.18(211,
t、 J=611z)、 a、 62(11I、 m)
、 8.96(211,d、 J=611z)、 8.
83(III、 brs)、 9.68(IIL br
d、J=8117) (D)上記(C)で1qた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を塩化メチレン2,0蔵に溶かし、アニソ
ール0.8rd、次いで0℃でトリフルオロ酢酸2.0
−を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留
去し、冷却下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社
)に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、
凍結乾燥上で標記化合物41/ig(収率21%)を得
る。 MP 140℃(分解) IR(にBr ) ciA : 3400. 177
5. 162ON141t (0830−d5 )
δ:3、45 (211,m)、 4.93(21
1,brs)、 5.20(ill、 d、 J=51
1z)、5.56(211,brs)、6.64(11
1,s)、6.72(111゜s)、 6.73(21
1,m)、 8.20(211,brt、 J=611
z)、 8.66(III、 m)、 9.04(21
1,1ard、 J=611z)、 7.29(211
,brs)、9.58(III、m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−Il?
lエフー4−カルホキシレー1−(シン異性体)の製造
(A) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイ
ミノ)−2−(2−トリアチルアミノチアゾール−4−
イル)酢酸(シン異性体) 1.2g(1,87ミリ
モル)及びベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロ
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77
g(1,81ミリモル)を塩化メチレン24dに溶か
し、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1m (8
,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21 Id(
2,2ミリモル)を滴下し30分撹拌する。反応溶液は
水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水で順次洗
浄し、水層は更に各々酢酸エチルで抽出する。有B1層
を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ=
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)で精製
し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−(2−(
3,4−シアu1−キシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−1〜リチルアミノチアゾール−4−イル)アレド
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体) 0.24 g及びその脱アセチル体を1!
7る。脱アセチル体をピリジン2d及び無水酢酸2dで
処理後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ベンズヒドリル 3−/)、ロロメチル−7−[2−(
3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−(
2−トリデルアミノデアゾール′−4−イル)アセトア
ミド]−3−t7フエムー4−カルボキシレート(シン
異性体) 0.64 gを得る(甜0.88g:収率
45%)。 NOR(DH3O−d6)δ: 2.24(3H,s)、2.26(311,s)、3.
60(2N、m)、4.41(211,brs)、 5
.10(211,brs)、 5.20(Ill、 d
、 J=511z)、 5.82(ill、 m)、
6.71(IH,s)、 6.93(III、S)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(111,
brs、TrNII−)。 9、72(IH,brd、 J=811z)(B)上記
(八)で得た化合物を0.889 (0,85ミリモル
)をアセトン18成に溶かし、0℃でヨウ化ナトリウム
0.259 (1,7ミリモル)を加え、室温にて30
分撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有taSを飽和食
塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒドリル 3−ヨー
ドメチル−7−[3,4−ジアセトキシベンジルオキシ
イミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−
イル)アセトアミド]−3−セフェム−4−カルボキシ
レート(シン異性体) 0.88 g(収率92%)
を泡状物として得る。 N)IR(DH3O−66) δ :2、28(61
1,s)、 3.7(211,m)、 4.33(21
1,m)、 5.13(211,brs)、5.25(
III、d、J=511z)、5.76(111,m)
。 6、76(III、 s)、 6.96(III、 s
)、 7.0〜7.9(2811゜m)、 8.83(
III、 tars、 Trill−)、 9.7(I
II、 brd、 J=8(C)上記(B)テ得た化合
物0.88 g(0,78ミリモル)をN、N−ジメチ
ルホルムアミド9戒に溶かし、ピリジン0.2d (2
,5ミリモル)を加え、至濡にて4時間放置する。減圧
下に溶媒を留去し、1qられる残渣をシリカゲルカラム
クロマ1〜グラフイーで精製し、溶出画分(5%メタノ
ール・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル ?
−[2−(3,4−ジアセトキシペンシルオキシイミノ
)−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イル
)アセトアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異
性体)500IItg(収率49%)の泡状物を得る。 NHR(DH3O−d6)δ: 2、26(3N、 87.2.30(311,S)、
3.52(211,m)、 5゜22(211,brs
)、 5.29(111,d、 J=5tlz)、 5
.58(211,brs)、5.92(IH,m)、6
.76(111,s)、6.93(III、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6112)。 8、68(Ill、 m) 、 8.96(211,b
rd、 J=611z) 、 8.90(111゜br
s、Trill−)、 9.74(111,brd、
J=811z、−CONII−)(D)上記(C)で得
た化合物0.5g(0,41ミリモル)を塩化メチレン
2.5mQに溶かし、アニソール0.5mを加え、0℃
に冷却し、1−リフルオロ酢酸2,5dを加える。室温
にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られる残
渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱を濾
取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別復、ODSカラムク
ロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社)に付
し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍結乾
燥して標記化合物107mg(収率39%)を1りる。 )IP 160℃(分解) IR(にBr ) ctH: 3420.1765.1
665.162ON1イR(1)lイ5O−d6 )
δ :2、26(6tl、 s)、 3.42(21
1,brs)、 5.10(211,brs)。 5、20(III、 d、 J=511z)、 5.3
5 (IH,m)、 5.65 (III、 m)、
5.70(ill、 s)、 6.69(111,s)
、 7.20(311,m)。 8゜13(211,brd、 J=611z)、 a、
58(ill、 m)、 9.48(211゜brd
、 J=6112) 実施例3 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)70ド
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチルづ−(2−[
3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
オキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)アセトアミド)−3−L=フェムー4−ノ
コルポキシレート1.0g(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲル力ラムクロマトグラフイーで精
製し、溶出画分く2%メタノール・塩化メチレン)を濃
縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2
−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]
−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド)−3−(3−hリチルアミノ −1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨ
ード塩(シン異性体)1.35g(収率100%)の泡
状物として得る。 NNR(0830−66)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.80(411,m)、 5
.20(211,m)、 5.36(411,brs)
、 5.40(211,m)、5.95(III、m)
、6.78(111,s)、6.88(III。 s)、7.0〜7.7(2811,m)、8.4G(1
11,brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(ill、
brd、 J=811z)(B)上記(A)で得た化
合物を1.35 g(0,87ミリモル)を塩化メチレ
ン5.0In1に溶かし、アニソール1.O蔵を加え、
0℃に冷却し]ヘリフルオロ酢R5,Ordを加える。 室温にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られ
る残渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱
を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後ODSカラムクロ
マ1−グラフィー(LC−3orb :ケムコ社)にイ
;Jし、溶出画分(20%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥し、標記化合物を含む△ ・Δ (3:2>の混
合物45rngを得る。 HP 170℃(分解) IR(KBr ) ciA : 3340.3200.
1760.162ONIIR(DH3O−d6) δ
:3.50(211,m)、4.96(211,br
s)、5.06(111,d、J=511z)、5.2
〜5.4(211’、m)、5.68(ill、m)、
0.71(111,s)、 6.75(311,m)、
7.21(211,brs、−旧(2)。 7゜64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(III、 m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−(2(2−アミノチアゾール−4−イル)τ2−(3
,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−セフェム−4−カルホキシレー+−<シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]アレドアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.0g(3,3ミリモル)を塩化”
メチレン80tdに溶かし、0℃に冷却する。次にm−
クロロ過安患香酸(80%含有) 0.70 g(3
,3ミリモル)を加え、15分撹拌する。反応溶液に1
0%ヂオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次
に10%重曹水で洗浄する。水層を塩化エチレンで抽出
し、先の有償層と合せ、無水ia酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去し、残漬をジイソプロピルエーテ
ルで洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド1−3−セフェム−4
−カルボキシレート 1−オキサイド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性体
) 3.95 g(収率97%)を得る。 In (KBr ) cid : 3370.1798
.1722.1682NHR(DH3O−d6 )
δ :3.20(311,s)、 3.22(311
,s)、 3.46(611,m)、 3.76(41
1,m)、4.42(211,m)、5.05(311
,m)、5.23(411゜brs)、 5.87(1
11,dd、 J=5.811z)、 6.80(11
1,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.73(III、
brs)、8.98(III。 brd、 J=811z) (B)上記(A)で得た化合物1.0g(0,81ミリ
モル)をN、N−ジメチルホルムアミド10−に溶かし
、3−トリチルアミノピリジン0.5g(1,5ミリモ
ル)を加え、室温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を
留去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチ
レン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−(3,
4−ジ(2−メ1−キシエ1−キシメI−キシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−(3−トリチルア
ミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−
カルボキシレート ード塩(シン異性体) 1.17 !? (収率93
%)の泡状物として得る。 NOR(0830−de )δ: 3、19(311,s)、 3.21(3N、 s)、
3.40(211,brs)。 3、44(411,m)、 3.72(411,m)、
5.08(211,brs)。 5.08(111,d、J=511z)、5.20(4
11,s)、5.23(211゜m)、6.00(Il
l、 m)、 6.81 (11i、 s)、 6.8
8(III、 s)。 7.0〜7.8(3211,m)、8.40(111,
brs、TrHll−)。 8、73(ill、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −−CONII−) (C)上記(B)で得た化合物1.27 g(0,81
ミリモル)をアセトン25mに溶かし、ヨウ化カリウム
0.549 (3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 m < 1.6ミリモ
ル)を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メオ
重亜流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。 有g1層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を再び同様の操
作を繰り返し、ベンズヒドリル7−(2−[3,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イ
ル)アセトアミド)−3−[3−(N−1−リチル)ア
セトアミド−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート・ヨードJM (シン異性体)
1.569を泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (15)上記(C)で得た化合物1.29 (0,75
ミリモル)を塩化メチレン5.0mQに溶かし、アニソ
ール1.0−を加え、0℃に冷U】下し1−リフルオロ
酢酸5. Ord、を加える。室温にて1時間撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残漬に0℃にてジエチ
ルエーテルを加え生成する沈澱を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後、008カラムク
ロマ1へグラフィー< LC−3Orb :ケムコ礼)
に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥して標記化合物55my<収率12%)を得る。 UP 155℃(分解) III(にBr ) citI : 3330.176
8.1662.1608NOR(DH5O−de )δ
: 2.09(3)1. s)、 3.60(21m)、
4.90(211,brs)。 5、08(Ill、 d、 J=511z)、’ 5.
40(111,m)、 5.60(111,m)、 5
.72(Ill、 m)、 6.60(ltl、 s)
、 6.62(11I、 S)。 6.89(211,m)、8.02(111,m)、8
.55(111,m)、8.92(111,m)、 9
.48(111,brs)、 7.10(211,br
s、 −Nl2)、 9.50(111,m、 −CO
NII−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−(カルボキシレート−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナ1ヘリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−L−フエムー4
−カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と
3−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.25
g(0,8γミリモル)から、実施例3(八)と同様
の方法によりベンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル) )
−2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ】アセトアミド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体)0.
18g(収率63%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−de)δ: 3.22(611,s)、3.40<611.m)、3
.72(411,m)、5.02(311,m)、5.
22(411,、brs)、5.74(211,m)、
5.90(IH,m)、6.73(111,s)、7.
00(111,s)、 7.0〜7.8(2811,m
)、8.30(11I、m)、8.80(111,m)
、9.18(1++、m)、9.62(111,brs
)(B)上記(八)で得た化合物0.787(0,52
ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記化
合物10101l (収率32%)を(qる。 MP 160℃ (分解) In (にBr)cM: 3400.1768.164
0.1610旧41 (DH3O−66)δ; 3.4G(211,brs)、4.88(211,br
s)、5.03(1N、d。 J=411z)、 5.20(Ill、 m)、 5.
62(111,dd、 J=4及び811Z)、 5.
70(ill、 m)、 6.58(ill、 S)、
6.66(Ill、 S)。 6、72(III、 m)、 7.12(211,br
s)、 8.04(III、 dd、 J=6及び61
1z)、8.72(111,brd、J=611z)、
9.28(III。 brd、 J=611z)、 9.60(111,m)
実施例6 7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ1−
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4−ベ
ンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.23 (J
(O,aOミリモル)から実施例3(^)と同様の方法
によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオキ
シカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−[3,4
−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシ
イミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−
イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・ヨード塩(シン異性体)695mg(収率56
%)を泡状物として得る。 NNR(DHSO−cl 6 ン δ :3、22(3
11,S)、 3.24(311,S)、 3.45(
611,m)、 3.72(411,m)、5.03(
211,brsl、5.20(411,brs)、5.
20(ill、 d 、 J=511z)、 s、 6
9(211,brs) 、 5.88(111’、 m
)。 6.73(111,s)、6.91(ill、s)、7
.0〜7.8(2811,m)、 a、 70(211
,brd、 J=611z)、 9.18(211,b
rd、 J=611z)、 8.80(ill、 br
s、 Trill−)、 9.64(ill、 brd
、 J=611z、 −CONII−) (B)上記(A)で1すた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記
化合物4iiy(収率22%)を1qる。 MP 165℃ (分解) [R(KBr)cM: 3400. 1γ70. 1
62ONHR(叶5O−d6)δ: 3.88(211,m)、4.90(211,brs)
、5.04(ltl、d、J=611z)、 5.22
(111,m)、 5.60(III、 m)、 5.
75(Ill、 m)。 6、60(ill、 s)、 6.68(III、 s
)、 6.73(211,m)、 8.20(211,
d 、 J=611z)、 9.28 (211,d、
J=611z)、 7.18(211゜brs、−N
112)、9.54(111,brd、J=811z、
−CONII−)実施例7 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレド
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−1−リヂルアミノチアゾ
ールー4−イル)アセトアミド)−3−t7フエムー4
−カルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4
−カルバモイルピリジン0.10 g(0,82ミリモ
ル)がら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒド
リル 3−(4−カルバモイル− −7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2− トリデル
アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体
)0、70 (j (収率64%)を泡状物として得る
。 NMR (DHSO−d$ )δ: 3、20(311, s)、 3. 22(311,
s)、 3. 38(211, s)、 3.48(4
11, fil)、 3. 76(411, m)、
5. 03(211, brs)、 s. 22(41
1, brs)、 5.30(ill, brd, J
=611z)、 5.68(211, m)、5.90
(III,dd,J=6及び811z)、 6. 74
(III, s)。 6、92(111, s)、7.0 〜7.7(281
1,m)、7.80(111。 brd,J=611z)、8.45(Hl,brd,J
=611z)、8.68(III。 brs, TrNH−)、 8. 78(ill, b
rd,−CONII−)、 9、12(111, br
d, J=611z)、 9. 68(111, br
d, −Cull−)(B)上記(A)で得た化合物0
.70 g( 0.52ミリモル)を実施例3(B)と
同様の方法により標記化合物84mg(収率26%)を
得る。 MP 160℃ (分解) Ill (にBr)cffl : 3390. 1
779. 168ONHR−(OH3O−16)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=611z)、5
.20(III、m)、5.65(ill、m)、5.
75(111,m)。 6.66(111,s)、6.68(III、s)、G
、70(211,m)、 8.45(211,brd、
J=611z)、 9.58(211,1ard、
J=(311z)。 7.13(211,brs、−N112)、9.49(
III、m、−CONII−)実施例8 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシ上1〜キシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−tフ↓ムー4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 Lj
(1,64ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
(シン異性体)71h+g(収率68%)を泡状物とし
て1qる。 NHR(OH8O−d6)δ: 3.20(31Ls)、3.22(311,s)、3.
52(611,m)、3.76(411,m)、 4.
12(211,brs)、 5.03(311,m)、
5.22(411,brs)、5.3〜5.6(21
1,m)、5.92(ill、m)。 6.72(IH,s)、6.93(111,s)、7.
0〜7.7(28tl、m)、 7.98(III、
brd、 J=611z)、 8.06(111,br
d、 J=611Z) 、 8.78(211,brd
、 J=611z) 、 8.85(111,LtrS
。 TrNIl−)、 9.70(ill、 brd、 J
=811Z、 −CONfl−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 ’;J (0,5(3ミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△
・Δ (3:2)の混合物215rrtg(収率58
%)を得る。 )IP 180℃ (分解) (R(KBr)cffl: 3400.1763.16
38.161ON)IR(OH5O−d6 )δ: 3、60(211,m)、 4.12(211,brs
)、 4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.2〜5.
7(211,m)。 5.69(lit、m)、6.66(111,s)、6
.72(311,m)、7.16(211,brs、−
NI12 )、8.00(211,brd、J=611
Z)。 8.92(211,brd、J=611z)、9.22
(ill、brd、J=611Z)。 9、50(III、 brd、 J=611z、 −C
ONII−)実施例9 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4=ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネー1−エチルー1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(八)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキ
シレート1.0g(0,82ミリモル)とテトラブチル
アンモニウム 2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸
塩0.359 (0,82ミリモル)から実施例3(A
)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スルホネ
ートエチル−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート(シン異性体) 293.71
g(収率28%)を泡状物として得る。 Null (OH3O−d6)δ: 2、86(211,m)、 3.20(3H,s)、
3.20(211,ml、 3.23(311,s)、
3.56(611,m)、3.乃(411,m)、5.
05(211゜brs)、 5.26(III、 d、
J=511z)、 5.26(411,3)、 5.
55(211,brs)、 5.88(11I、 m、
−CONII−)、 6.78(111,s)。 6.83(111,s)、7.0〜7.8(2811,
m)、7.95(211゜brd、 J=611z)、
8.70(III、 brs、 TrNIl−)、
8.78(111゜brd、 J=611z)、 9.
65(11,brd、 J=6Hz)(B)上記(八)
rt9た化合物0.29 g(0,23ミリモル)を実
施例3(6)と同様の方法により標配化合物を含む△
・△ (1:1)の混合物72mg(収率46%)を得
る。 ト(P170℃ (分解) IR(KBr)Cii: 3410.1760.163
5.162088+1 (DH3O−d6)δ: 3、00(211,m) 、 3.20(211,m)
、 3.6<28. m)、 4.98[2H,brs
)、5.02(ill、d、J=511z)、5.2〜
5.5(211,m)、5.80(ill、m)、6.
61(111,S)、 6.75(311゜m)、7i
7(211,、brs、−Nll )、8.06(2
11,brd、J=611z)、 8.88(Ill、
brd、 J=(311z)、 9.20(III、
brd。 J=611z)、 9.78(ill、 brd、 J
=611z、 C0NII−)実施例10 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(A)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−γ−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド1)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート 1−オキサイド1.2g(0,91ミリモ
ル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリウム
0.42 g(18,7ミリモル)から実施例4(8)
と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3゜
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリデルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−[4−[2−スルボネー
lへエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体)110#I!iF(収率56%)を泡状物として得
る。 NHrt (0830−16)δ: 2、90(211,m)、 3.20(211,m)、
3.20(31,s)、 3.22(311,s)、
3.35(211,m)、3.50(411,1Tl)
、3.75(211゜m)、 5.06(21(、、b
rs)、 5. to(ill、 d、 J−511z
)。 5、20(411,s)、 5.48(211,brs
)、 6.00(211,dd、 J=5.611z)
、6.80(ill、s)、6.95(111,s)、
7.0 〜γ、7(2811,m)、 8.06(21
1,brd、 J=611z)、 8.72(211b
rd、 J=611z) 、 8.73(111,br
s、 Trill−)、 9.20(Illbrd、
J−6Hz、 −CONi−)(B)上記(八)で得た
化合物0.71 g(0,55ミリモル)をヨウ化カリ
ウム0.369 (2,2ミリモル)及びアセチルクロ
ライド0.078m (1,1ミリモル)を用い、実施
例4(C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(
2−(3,4−ジ(2−メトキシエi・キシメ1−キシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミン
チアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(
2−スルホネートエチル)−1−ピリジニ第1メヂルー
3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
800m!?を泡状物として(’J、Yn製すること
なく次の反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.80 g(0,55
ミリモル)を実施例4(D)と同様の方法により標記化
合物187++!F(収率50%)を得る。 MP 150℃ (分解) 、 In (KBr)cjI: 3400. 17
75. 1620、NHR(叶5O−d6 )δ: 2.96(2N、l1l)、3.18(2N、 m)、
3.38(2N、 brs)。 4.90(211,brs)、5.02(111,br
d、J=611z)、5.10(IH,m)、5.60
(ill、brs)、5.70(ill、m)、、6.
69(18,s)、 6.75(311,m)、8.0
2(211,brd、 J=611z) 。 9.00(111,brd、 J=611z)、 9.
18(111,brd、 J=611z)7、18(2
11,brs−Ml−12)、 9.52(IH,br
′d、 J=611Z。 −CONII−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシル〜1
〜(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.11n1(0,85ミ
リモル)から実施例3(A)と同様、の方法によりベン
ズヒドリル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピ
リジニオ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メト
キシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−
(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ1〜
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨー
ド塩(シン異性体) 0.90 mFI (収率82
%)を泡状物として得る。 N)唱R(DtlSO−d6)δ: 2、20(211,m)、 3.20(411,m)、
3.20(311,s)、 3.22(311,s)
、 3.50(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.78(411゜m)、5.04(211,b
rs)、5.20(211,brs)、5.28(II
I。 brd、 J=5tlz)、 5.50(211,br
s)、 5.92(III、 dd、 J=5及び61
1z)、 6.75(Ill、 s)、 7.00(i
ll、 s)、 7゜0〜7.8(2811,m)、7
.88(111,brt、J=611z)、8.40(
ill。 brd、J=6i1z)、8.62(111,brd、
J=611z)、8.80(ill。 brs、 TrNIl−)、 9.68(111,br
d、 J=611z、 −CONII−)(B)上記(
八)で得た化合物0.90 g(0,ロアミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標記化合物102m
g(収率25%)を1qる。 MP 165℃ (分解) IR(KBr)cjf: 3400.1770.161
8NMR(0830−d5 )δ: 2、20(211,m)、 3.16(411,m)、
3.50(211,m)、 4.90(211,br
s)、 5.00(ill、 d、 J=511z)、
5.38(211,m)。 5.60(111,m)、6.60(ill、s)、6
.64(111,s)、6.72(2H,m)、7.2
0(211,brs、 −NI+2 )、7.82(1
tl。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(ill。 brti、 J=e)lz)、 9.50(III、
brd、 J=6H7,−CONII−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d1.:溶解し、ジイ
ソプロピルエチルアミン26.1m (150ミリモル
)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルクロライ
ド17rrdl (150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水50mf!、0.5
N水酸化す1〜リウム水溶液50d及び飽和食塩水で順
次洗浄する。有Ij1層を無水硫酸ナトリウムで脱水し
た後、減圧下に溶媒を留去し標記化合物15.7g(収
率100%)を1りる。 NOR(CDCIa )δ: 3.40(611,s
)、3.60(411,m)、3.89(411,m)
、 5.39(211,S)、 5.42(211゜S
)、 7.30(Ill、 d、 J=711z)、
7.55(ill。 dd、J=1及び7+12)、7.70(Ill、d、
J=I11z)、 9.86(III、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシエI・キシメトキシ)ベン
ズアルデヒド15.7g(50ミリモル)をメタノール
300dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1
.899 (50ミリモル)を数回に分けて加えた復、
30分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86蔵を加え1
0分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残渣を酢酸エチル300dに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸す1〜リウムで脱水し、溶媒を留去
して標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDCIa ) δ: 3.5(11
1,S)、3.35(6+1.S)。 3.55(411,m)、 3.85(411,m)、
4.55(211,s)、 5.26(411,s)
、6.9(ill、dd、J=1及び7+12)、 7
.13(III、d、J=711z)、 7.6(II
I、d、J=111z)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシベンジルク
ロライドの製造 3、4−ジ(2−メ1へキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルアルコール12.9g(40.8ミリモル)及びピリ
ジン16.1g( 203.7ミリモル)に塩化メチレ
ン230mlを加え、水冷下に塩化チオニル5.8d(
81.6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80mを滴
下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重曹水、及
び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで
脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に
付し、標記化合物11.5g(収率83.4%)を得る
。 N M R(DH8O−dr、 ) δ : 3
.3(611,s)、3.5(411,m)。 3、8(411,m)、 4.73(211,S)、
5.3(411,s)、 7.1〜y、2(311,m
) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリチ
ルアミンチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異
性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)を11.N−ジメチルホ
ルムアミド520dに溶かし、50%油性水素化ナトリ
ウム5.4g(0,11モル)を0℃で加える。15分
撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0,12モル)
を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルクロライド4?F (0,12モル)を
N、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶液
を加える。10℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に溶
媒を留去し、得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。この
溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさらに
酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘ
キサン=3+1)で精製して標記化合物58g(収率6
9%)を油状物として得る。 IR:(にBr ) cM : 2930.1740.
15158811 (DH8O−d6)δ: 1.
1(311,t、J=711z)、3.223.46(
411,m)、3.72(4H,m)4、0(211,
Q、 J=711z) 、 5.0(211゜11rs
)、5.21(411,brs)、6.9(ill、S
)、 7.0〜7.5(1811゜m)、 8.75(
ill、 brs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ] −2−(2−1−リチルアミ
ノチアゾールー4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(
シン異性体)の製造 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエ]・キシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
チルアミノデアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
0g(47,3ミリモル)をエタノール120成に懸濁
し、2N水酸化ナトリウム水溶液28.4d(56,8
ミリモル)を加え、1時間加熱、還流、撹拌する。反応
液を放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−へキ
リ゛ンで洗浄し、乾燥して標記化合物のす1〜リウム塩
29.6g(収率85%)を得る。 IR: (KBr ) cM : 3420
. 1610. 1540. 141ONull
(DH3O−d6 ) δ : 3.22(31
1,s)、3.24(311,s)。 3、45(411,m)、 3.74(411,ml。 4.9(21Lbrs)、5.20(411゜brs)
、6.56.、(ill、s)、 6.9〜7.6(1
811,m)、8.62(Ill、brs)上記母液を
減圧下に濃縮し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標
記化合物の遊離酸5,3q(収率15..6%)を得る
。 参考例6 3.4−ジアセI−キシベンジルアルコールの製造3.
4−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミ
リモル)をテトラヒドロフラン40Irdlと水4dの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。50%油性水素化
ホウ素ナトリウム0.34 g(9,0ミリモル)を加
え、10分間撹拌俊、酢酸0.6d (10ミリモル)
を滴下し反応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢
酸エチルで3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合
物2.0g(収率99%)の油状物を得、精製すること
なく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ: 2.27(611,
s)、4.53(211,s)。 7.2(311,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40フ溶かし0℃に冷却する
。三臭化リン0.28 d (0,3ミリモル)を加え
15分撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチレンで
3回抽出し、有IN層を合せ10%重曽水で洗浄する。 この水層を酢酸エチル3回抽出し有機層を合せて無水硫
酸す1−リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、粗標
記化合物1.37 g(収率53%)を油状物として得
る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(DH5O−d6)δ: 2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5(311,m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 g
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.78 g(4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ボルムアミド13dに溶かし、室温にてトリエチルアミ
ン0.66蛇(4,77ミリモル)を加え、30分撹拌
する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで3回抽
出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下に溶媒を留去する。残漬をピリジン2厩に溶かし
、無水酢酸2dを加え、室温にて1時間放置づる。減圧
下に溶媒を留去し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)にて精
製し、標記化合物0.ea g(収率42%)を油状物
として得る。 NHR(DH3O−di) )δ: 2.3((31
1,s)、5.2(211,s)。 1.3〜7.6(311,m)、7.8(411,S) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)酢酸
(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4d溶かし、0℃で80%泡水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)を含むメタノール溶液3dを加え、3
0分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液を
澹縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで洗
浄する。濾液は無水fa酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rnIlに溶かし、次の反
応に用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)−2−オキソ酢酸0.659 (1,57ミリ
モル)をメタノール6IrtIlに溶かし、先に調製し
たヒドロキシルアミン溶液に加え、30分間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去して粗標記化合物1.2g(収率94%)を泡状物と
して得る。 NIIR(ロH3O−d6 ) δ : 2.3
(ell、s)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(311,m)、 7.85(411,
S) 発明の効果 本発明化合物は文獣未記載の新規化合物であり、特に感
受性耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して強く
抗菌力を有するため、抗菌剤どして期待されるものであ
る。 特許出願人 萬有製薬株式会社 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和60年特許願第293467号
2、発明の名称 3、補正をする者 S、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、及
び「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 別紙訂正明細書のとおり訂正明細
轡 1、発明の名称 新規セファロスポリン誘導体 2、特許請求の範囲 (1)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル。 (2)一般式(II[) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又゛はカルボキシル保護基、R4は水素原子又は
アミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて
、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することを特徴とする (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (3)一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保¥!1基、
YはS又は5O1Q′は保護された置換基を有してもよ
いピリジニオ基、Xθは陰イオンを示す)で表される化
合物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素
原子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミン保
護基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導
体によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q′及びxOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することを特徴とする 一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (4)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルを有効成分として含有する抗菌剤。 (5)QのM換基として、アミン基、アセトアミド基、
カルボキシル基、カルバモイル基、スルホメチル基、ス
ルホエチル基およびシクロペンテノ基の群より選ばれる
置換基を少なくとち1f[!it有する特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 (G) R’は水素原子、Qは1−ピリジニオ基である
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (7) R+は水素原子、Qは3−アミノ−1−ピリジ
ニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (8) R1は水素原子、Qは3−アセトアミド−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (9) R’は水素原子、Qは3−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (10)R1は水素原子、Qは4−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (11)R’は水素原子、Qは4−カルバモイル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (12)R’は水素原子、Qは4−スルホメチル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (13)R’は水素原子、Qは4−(2−スルホエチル
)−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 (1・4)R1は水素原子、Qは2,3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 (15)I’(1はアセデル基、Qは1−ピリジニオ基
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、発明の詳細な説明 Ll直立皿旦史1 本発明は新規なセファ0スポリン誘導体、その製法及び
該化合物を有効成分として含有する抗菌剤に関するもの
である。 従来技術 従来、セファロスポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル) −2−@換オキシイミノ
アセトアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持
つ化合物は極めで多く合成され、それらの記載された公
開技術としては、例えば特開昭54−154786号、
同55− 59196号、同57.−192394号、
同58−174387号、同58−198490号、同
59−219292号及び同60−97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(I’seudomonas aerlJ(J
inO3a)を含むセファ0スポリン耐性のダラム陰性
菌に対しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌ス
ペクトルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択m性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵ダラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌力の増強が望まれている
。 肌逆J」口紅り杢J」し欠玉退 本発明は優れた抗菌力を有する新規なセファロスポリン
誘導体を提供することを目的とし、3位に@換基を有し
てもよいピリジニオ基を、7位に2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロキシベン
ジルオキシイミノ)アセ1〜アミド基もしくは2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジア
セトキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド基を有す
る新規なセファ0スポリン誘導体について鋭意研究した
結果、ダラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌
力を右することを見出し本発明を完成した。 作 用 本発明は、一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)0表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル、その製法及び該化合物を有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細角に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、水酸基、アミン基、カルボキシ
ル基、カルバモイル基、アセチル基、低級アルコキシ基
、ヒドロキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、
カルボキシ低級アルキル基、スルホ低級アルキル基、シ
クロペンテノ基等を挙げることができる。特に、水酸基
、アミノ基、カルボキシル デル基、メ1ヘキシ基、アセトアミド基、スルホエチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は特に限定されないが、基Qの特に好ましい例として
は、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ
基、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボ
キシ−1−ピリジニオ基、4−カルボキシ−1−ピリジ
ニオ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−ス
ルホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチ
ル)−1−ピリジニオ基、又は、2.3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における配置はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含する。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示ず化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドJ−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフ1ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)ア
セ1−アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド]−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドl−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−344
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ]メチルー3
ーセフェム−4−カルホキシレー1−7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2.3−シクロペンテノ−1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレーh一般式(I)の化合
物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解可
能な無毒性エステルとすることができる。 一般式(I)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばナトリウム、カリ、
ラム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有機アミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有瀘酸塩、メタンスルホン酸、イセチオン酸、ロー
トルエンスルホン酸等のスルボン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、セフェム
核3位のカルボキシル基における医薬上許容される慣用
的なものを意味し、例えばアセ1へキシメチル基、ピバ
ロイルオキシメチル基等のアルカノイルオキシメチル ニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボニルオキシ
アルキル基、フタリジル基、5−メチル−2−オキソ−
1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチル基等の5−@換
−2−オキソ ー1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチ
ル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示り゛製造法A.Bい
ずれの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、R4は水素原子又はア
ミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱難基、YはS又は
S○を示す)で表される化合物又はその塩に、保護され
た置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q−は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
xOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することにより、本発
明化合物(I)を製造することができる。 一般式(I[I)のXは塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン原子、又はアセトキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、p−トル
エンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、特に臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子及びアセトキシ基が好適である
。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、ピリジン、3−アミノ−ピリジン、3−アセトアミド
ピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキシピ
リジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチルピ
リジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2.3−
シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これらの
アミン基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護されて
いてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニア1基、XOは陰イオンを示す)で表される化合
物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原
子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保護
基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q−及びXOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合物
(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミノ基及び
水酸基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、[−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アセトキシエチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基
、1−アセトキシエチル基、1−プロピオニルオキシエ
チル基、1−<エトキシカルボニルオキシ)エチル基、
フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシメチル基、3
,4−ジメトキシベンジル基、4−ニトロベンジル基、
ベンズヒドリル基、ビス(4−メトキシフェニル)メチ
ル基、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ル
ー4−イル−メチル基、トリメチルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基等が挙げられ、特にベンズヒドリル
基、ドブチル基、シリル基等が好適である。 アミン基の保護基としては、トリチル基、ホルミル基、
クロロアセチル基、1−リフルオロアセデル基、t−ブ
トキシカルボニル基、トリメチルシリル基、(−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保護基としては、2−メトキシエトキシメチル
基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テトラヒ
ドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、t−
ブチル基、ベンジル基、4−二1へロベンジル基、アセ
チル基、2,2.2−1〜リクロロエトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、アセトナイド、トリ
メチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等が挙げ
られる。 次に本発明化合物<I)の!!!j造法A及び製造法B
を詳説する。 製造法A 一般式(III)のXがハロゲン原子である化合物とピ
リジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム
、エーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、テトラヒドロフ
ラン、アセトニトリル、N、N−ジメチルボルムアミド
、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用いるピ
リジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸
塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩を用いてもよい。 この場合、反応は中和量のトリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−
メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本反
応に用いるピリジン誘導体はN、O−ビス(トリメチル
シリル)アセ[〜アミド等のシリル化剤でシリル化して
使用することもできる。 反応は一般式([[)の化合物1モルに対して、ピリジ
ン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間は
0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(I[[)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルボキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間である。又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、チオシアン酸カリウム等のチオシアン酸塩の存
在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
オブ オーガニック ケミス1〜り一(Journa
l of 0raanic Chemistry) 3
5巻、2430頁(1974年)等に記載の方法により
、スルホキサイド基を還元することができる。即ち基Y
がSOであるアンモニオ化合物(I[)はアセトン溶媒
中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの存在下、−
40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し、1〜2時
間反応させることにより還元されることがその一例とし
て示すことができる。反応は基YがSOである化合物(
■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モル及びア
セチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保ilを除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクティブ グループス イン オーガニック シンセ
シス(Protective Groups inOr
ganic 5ynthesis) 1981年などに
記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。例
えば、トリチル基、ホルミル基、t−ブトキシカルボニ
ル基、ベンズヒドリル基、(−ブチル基、2−メ1〜キ
シ工トキシメヂル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、ト
リフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸等の無機酸又は有機酸等で出来、特にトリフル
オロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロボルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 尚、製造法Aの原料化合物(1)は以下のようにして製
造することができる。 基YがSである一般式(I[[)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 1−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−ノJルポキシレート、7−アミツセフアロスボ
ラン酸、又はそのエステルに一般式 (V)のカルボン
酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混
合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製造するこ
とができる。ベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロ
ロメチル−3−t?フエムー4−カルボキシレートは、
例えば特開昭50−76089号、同56−86187
号公報記載の方法により製造することができる。 NYがSOである一般式(I[)の化合物は、基YがS
である一般式(III)の化合物を塩化メチレン、塩化
エチレン、クロロホルム等の反応に関与しない溶媒中、
氷冷下に等モルのm−クロロ過安息香酸で酸化して製造
することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(I[[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化ナトリウム等のヨウ化物と反応さけて製造す
ることができ、Mi 阿[もしくは、単N1せずにその
まま次の反応に用いでもよい。 製造法B 一般式(II)の化合物は一般式(V)の化合物を水、
アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、テトラヒドロ
フラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン、
ベンゼン、酢酸[チル、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメヂルスル小キケイド等の反応に悪影響を与えない
溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(IV)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)と反応させて製
造することができる。 反応は一般式(V)の化合物1モルに対し、一般式(I
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃である。 一般式<IV)の反応性誘導体として、酸ハロゲン化物
を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモルホ
リン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤
の存在下に行うのが好ましい。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(IV)1モル
に対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩
化リン、オキシ塩化リン、オキザリルクロライド、ホス
ゲン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1
.5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好まし
くは一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結する。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(IV)1モルに
対し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、
N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤1〜1.2
モルの存在下、メチルクロロポルメート、エチルクロロ
ポルメート、イソブチルクE1ロホルメート等のクロル
炭酸エステル1〜1.2モル使用し、反応温度は一40
〜20℃、好ましくは一20〜5°Cで、反応時間は1
0〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸([V)1モルに
対し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等
)又はフ丁ノール化合物(例えば、4−ニトロフェノー
ル、2.4−ジニトロフェノール、2.4.5−トリク
ロロフェノール等)1〜1.2モル及びN、N−ジシク
ロヘキシルカルボジイミドを1〜1.4モル使用し、反
応温度は一10〜50℃で、反応時間は30〜120分
間である。 又、アシル化反応において、一般式(IL)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(II)の化
合物を製造することができる。一般式(II)から本発
明化合物(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(V)は、フラン(F l
ynn )著のセファロスポリン アンド ペニシリン
、アカデミツク プレス(Cephalosporin
s and Pen1cillins、Academi
c PRESS) 151〜171頁、1972年等に
記載の方法により製造づることがぐきる。例えば、1−
アシルアミノ −3−へロメチルー3−セフェムー4−
カルボキシート誘導体(特開昭58−72590号、同
58−154588号公報等)又は7−アシルアミノセ
ファロスポランl Li導体に、ピリジン誘導体を反応
させて、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオン、acy l −はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法笠がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基笠が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミコーラー ピン1〜ン ブロス(Muellcr H
inton broth)中で一夜培養した各試験菌株
の一白金耳(接種菌量: 106CFU/戒)をミュー
ラー ヒントン アガー()Iueller 1lin
ton aoar )に接種した。この培地には抗菌剤
が各濃度で含まれており、37℃で16時間培養した後
、最小光育阻止濃度([C:埒/Inl>を測定した。 比較化合物としてセフtタキシム(Cefotaxim
e)を用いた。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無m性塩及び生理
的に加水分解可能な無毒性エステルは、抗菌剤とするこ
とが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の賦形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用づることができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面′活性剤
等の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カッJオ脂、エチ
レングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン
酸マグネシウム、タルク等が挙げられる。 □ 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することがCきる。、投与量は患者の
年齢、性別等の状態によって異なるが、通常、1日当り
1〜100m’j/に9の範囲で使用され、1回当り5
〜30mg/Kgで2〜4回に分けて投与するのが好ま
しい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−f2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレ1
ヘアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(^
) 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)10g(1
,4ミリモル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3
−クロロメチル−3−セフェム−4−カルホキシレー1
〜0.56 g(1,4ミリモル)を塩化メチレン20
−に溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
rd、(6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン01
2d(1,7ミリモル)を滴下後、30分間撹拌する。 反応溶液を水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩
水で順次洗浄する。水層を更に酢酸二「チルで抽出し、
右1M層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に
溶媒を留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−
(2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ1へキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−ジチルアミ
ノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)を得、精製す
ることなく次の反応に用いる。 (B)上記(A)で得た化合物をアセトン20dに溶か
し、0℃でヨウ化ナトリウムo、49 (2,8ミリモ
ル)を加え、室温で30分間撹拌する。反応液を10%
チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回
抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水6M酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラ11りロマトグラフィーに付し、目的物を含
む溶出画分(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)を濃縮し
、ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシン1−キシ)ベンジル
オキシイミノl−2−(2−1−ジチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート(シン異性体)1.09g(収率65
%)を得る。 IR(KBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6)δ: 3.20(3H,S)、3.22(3+1.S)、3.
45(6H,m)、 3.75(411,m)、4゜3
5(211,brs)、5.05(211,brs)、
5.24(411,S)、 5.24(111,d、
J=511z)、 5.78(111,m)。 6、75(111,S)、 6.96(111,S)、
7.0〜7.8(2811゜m)、 8.80(11
1,brs、 TrNH−)、 9.63(111,b
rd、 J=811z) (C)上記(B)で得た化合物50h+y (0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド57!に溶
かし、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を
加え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
1qられる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しで、ベンズヒドリル 7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシニ「トキシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリデルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−(1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート〜
・ヨウ化物(シン異性体) 430m’j (収率8
0%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6 ’) δ :3.20(
311,s)、3.22(311,s)、3.50(6
11,m)、3.75(211,ml、5.03(21
1,brs)、5.22(/IH,S)、5.22(1
1I、d、J=511z)、5.59(211,brs
)、5.90(11I、m)。 6、72(111,s)、 6.92(ill、 s)
、 7.0〜7.7(2811゜m)、8.18(21
1,t、J=611Z)、8.62(111,m)、8
.96(211,d、 J=611z)、 8.83(
IH,brs)、 9.68(III、 brd、J=
811z) (0)上記(C)で得た化合物0.439 (0,33
ミリモル)を塩化メチレン2.0蔵に溶かし、アニソー
ル0.8d、次いで0℃で1−リフルオロ酢酸2.0−
を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留去
し、冷NJ下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロア1〜グラフィー(LC−3orb :ケムコ
社)に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物41mg(収率
21%)を得る。 HP 140℃(分解) IR(にBr ) cM : 3400.1775.1
62ONMR(D)IsO−ds ) δ:3.4
5(211,m)、4.93(2H,brs)、5.2
0(lit、d、J=511z)、 5.56(2tl
、 brs)、 6.64(111,s)、 6.72
(111゜s)、6.73(211,m)、8.20(
211,brt、J=611z)、8.66(1N、
m)、 9.04(211,brd、 J=611z)
、 7.29(211,brs)、9.58(ill、
m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルポキシレー1−(シン異性体)の製造(A
) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ
)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)
酢酸(シン異性体) 1.2!7 (1,87ミリモ
ル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77
ff (1,87ミリモル)を塩化メチレン2htf2
に溶hXシ、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1
d (8,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21
d (2,2ミリモル)を滴下し30分間撹拌する。 反応溶液を水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄し、水層を更に各々酢酸エチルで抽出する。 有機層を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)
で精製し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−1
’2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)
−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)ア
セトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(
シン異性体) 0.24 g及びその脱アセチル体を
得る。脱アセデル体をピリジン2ml及び無水酢酸2厩
で処理後、前記同様にシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、ベンズヒドリル3−クロロメチル−7−[
2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ
トアミド]−3−t?フエムー4−カルボキシレート(
シン異性体) 0.649を得る(計0.88 ci
:収率45%)。 NMIt (D)130−ds ) δ :2.
24(311,s)、2.26(311,s)、3.f
30(2ft、m)、4.41(211,brs>、
5.10(211,brs)、 5.20(7H,d、
J=511z)、5.82(111,m)、−6,7
1(111,s)、6.93(Ill、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(Itl、
brs、TrNII−)。 9、72(111,brd、 J=8tlz)(8)上
記(八)で17だ化合物0.88 g(0,85ミリモ
ル)をアセi〜ン18成に溶かし、O′Cでヨウ化ナト
リウム0.25 ’;J (1,7ミリモル)を加え、
V温にて30分間撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄する。有1M層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒド
リル 3−ヨードメチル−7−r2−(3,4−ジアセ
トキシベンジルオキシイミノ)−2−(2−ドリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−t?
フコムー4−カルボキシル−1へ(シン異性体) 0
.88 g(収率92%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−66) δ : 2、28(611,s)、 3.7(211,m)、
4.33(211,ml、 5.13(211,brs
)、 5.25(111,d、 J=511Z)、 5
.76(111,ml。 6、76(III、 s)、6.96(11I、 s)
、 7.0〜7.9(2811゜m)、8.83(II
I、brs、丁rNH−)、9.7(01,brd、J
=8(C)上記(B)で得た化合物0.88 !J(0
,78ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド9d
に溶かし、ピリジン0.2m (2,5ミリモル)を加
え、室温にて4時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ1−グラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しC、ベンズヒドリル 7−[2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体) 50h+y (収率49%)の泡状物を得る。 N旧 (D)IsO−d6 ) δ :2.26(
311,s)、2.30(31!、s)、3.52(2
11,m)、5.22(211,brs)、 5.29
(ill、 d、 、I’511Z)、 5.58(2
t(、brs)、5.92(111,m)、6.76(
ill、s)、6.93(111,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6H2)。 8.68(111,m)、8.96(211,brd、
J=Gtlz)、8.90(ill。 brs、TrNII−)、 9.74(111,br
d、J=811z、−CONII−)(DJ上記(C)
で19だ化合物0.547 (0,41ミリモル)をj
n化メチレン2.5dに溶かし、アニソール0.5tt
dlを加え、0℃に冷却し、1−リフルオIコ酢酸2.
5mlを加える。室温にて1時間攬拝し、溶媒を減圧下
に留去して得られる残渣にO′Gにでジエチルエーテル
を加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、005カラム
クロマトグラフイー(LC−3orb :ケム=1社)
に(=Jし、目的物を含む溶出画分く30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物107mg(収
率39%)を得る。 )IP 160℃(分解) IR(KBr ) cri : 3420. 176
5. 1665. 162ONHR(D)130−d6
)δ: 2.26(611,S)、 3.42(2H,brs)
、 5.10(211,brs)。 5.20(111,d、J=511z)、5.35(1
1,m)、5.65(111,m)、 5.70(IH
,S)、 6.69(ltl、 s)、 7.20(3
H,m)。 8、13(211,brcj、 J=611z)、 8
.58(111,m)、 9.48(211゜brd、
J=6Hz) 実施例3 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ −1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0z (0,82ミリモル)をN、
N−ジメチルホルムアミド10dに溶かし、3−トリチ
ルアミノピリジンo、ig(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、目的物を含む溶出画分(2%メタノール・塩化メ
チレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ2−(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−(3−トリチル
アミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4
−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体) 1.
359 (収率100%)を泡状物としで得る。 NMR(DMSO−d6 )δ: 3.20(311,s)、3.22(3N、s)、3.
52(6fl、m)、3.80(411,m)、5.2
0(211,m)、5.36(411,brs)、5.
40(2tl、m)、5.95(111,m)、6.7
8(ill、s)、6.88(1tl。 s)、7.0〜7.7(281,m)、8.46(1t
(、brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(III、
brd、 J=8Hz)(B)上記(^)で得た化合
物1.35 y (0,87ミリモル)を塩化メチレン
5.0dに溶かし、アニソール1.0dを加え、0℃に
冷却しトリフルオロ酢酸5. (7を加える。室温にて
1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去しC得られる残渣に
0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱物を辺数
する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィ=(LC−3Orb :ケムコ礼)に
付し、目的物を含む溶出画分(20%メタノール・水)
を濃縮、凍結乾燥し、標記化合物を含む△2 ・△”
(3:2)の混合物45m9Iを得る。 HI’ 170℃(分解) In (KBr ) cM : 3340.3200.
1760.162ON)IR(D)430−d6 )δ
: 3.50(211,m)、4.96(211,brs)
、5.06(ill、d、J=5Hz)、5.2〜5.
4(211,m)、5.68(IN、m)、6.71(
III、 s)、 6.75(311,ml、 7.2
1(211,brs、−Nl12)。 7.64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(111,m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド1−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1アセトアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.09 (3,3ミリモル)を塩化
メチレン80−に溶かし、0℃に冷却する。次にm−ク
ロロ過安@香酸(80%含有) 0.709(3,3
ミリモル)を加え、15分間撹拌する。反応溶液に10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次に
10%重曹水で洗浄する。水層を塩化メチレンで抽出し
、先の有感層と合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下に溶媒を留去し、残渣をジイソプロピルエーテルで
洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(27
[3,4−ジ(2−メ1〜キシ二r1〜キシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−リチルアミノ
チアゾールー4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフ1
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体) 3.95 g(収率97%)を得る。 IR(にBr ) cM : 3370.1798.1
722.1682NHR(DMSO−d6)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.46(611,m)、3.76(4H,m)、4.4
2(2H,m)、5.05(3H,m)、5.23(4
N。 brs)、5.87(ill、dd、J=5及び811
z)、 6.80(III、s)、 7.0〜7.8(
2811,m)、8.′73(111Jrs)。 8、98(ill、 brd、 J=811z)(8)
上記(^)で得た化合物1.Oび(0,81ミリモル)
をN、N−ジメチルホルムアミド10rd!に溶かし、
3−トリチルアミノピリジンo、5g(1,5ミリモル
)を加え、空温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を留
去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール
・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ1−2=(2−1〜リチルアミノチ
アゾール−4−イル)アセ1〜アミド]−3−(3−ト
リチルアミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド・ヨウ化物
(シン異性体)1.1747(収率93%)を泡状物と
しで得る。 t4HR(DH3O−d6)δ: 3、19(311,s)、 3.2−1 (311,s
)、 3.40(211,brs)。 3.44(411,m)、3.72(411,m)、5
.08(211,brs)。 5、08(III、 d、 J−sllz)、 5.2
0(411,S)、 5.23(2tl。 m)、 6.00(III、 m)、 6.81 (1
11,s)、 6.88(ill、 s)。 7.0〜7.8(32H,m)、8.40(IH,br
s、丁rNH−)。 8、73(III、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −CONi−) (C)上記(B)で得た化合物1.21グ(0,81ミ
リモル)をアセトン25dに溶かし、ヨウ化カリウlx
O,549(3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 d (1,6ミリモル)
を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メタ重亜
流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸す]・リウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去する。残渣を再び同様の反応及
び操作を繰り返し、ベンズヒドリル 7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノデアゾール−4
−イル)アセ1−アミド)−3−[3−(N−1−リチ
ル)アセトアミド−1−ピリジニオ]メチルー3−セフ
ェム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体>
1.56 gを泡状物として1!?、精製すること
なく次の反応に用いる。 (D)上記(C)で得た化合物1.2g(0,75ミリ
モル)を塩化メチレン5.0In11.:溶かし、アニ
ソール1.Odを加え、0℃に冷却下しトリフルオロ酢
酸5.OIdを加える。゛室温にて1時1!!撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残渣に0℃にてジエヂ
ルエーテルを加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィー(LC−3Orb 、:ケムコ社)
に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール・水
)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物55mg(収率12
%)を得る。HP 155℃(分解)rR(にar
)ciA : 3330..1768.1662.16
08N)Iff (DH3O−d6 ) δ :
2、09(311,s)、 3.60(2H,m)、
4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.40(1
11,m)、5.60(1N、m)、5.72(ltl
、m)、6.60(IH,s)、6.62(111,s
)。 6.69(211,m)、7.16(211,brs、
−Nf12)。 8.02(ill、m)、8.55(III、m)、8
.92(Iff、m)。 9、48(111,brs)、 9.50(111,m
、 −CONtl−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,It−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ
トアミド]−3−(3−ノノルポキシレート−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
ナトリ1クムJp (シン異性体)の製造(A)ベンズ
ヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−13,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル
)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト 1.0g(0,82ミリモル)と3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニルピリジン0.25 q< 0.87
ミリモル)から、実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリルオキシカルボ
ニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)−2−[3,4−ジ
(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ1アセトアミド)−3−セフェ・ムー4−カルボキシ
レート・ヨウ化物(シン異性体) 0.78g(収率
63%)を泡状物として得る。 Nt(It (D)130−d6)δ:3.22(6
11,s)、3.40(f311.m)、3.72(4
H,m)、5.02(311,m)、5.22 (41
1,brs)、5.74(211,m)、54)0(I
ll、m)、6.73(IN、s)、7.00(111
,s)、 7.0〜7.8(2811,m)、8.3
0(111,m)、 8.80(ill、 m)、 9
.18(III、Ill、9.(32(ill、brs
)(B)上記(八)でキ程だ化合物0.78 q (0
,52ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により
標記化合物104my(収率32%)を得る。 MP 160℃ (分解) rR(KBr)cIll: 3400. 1788.
1640. 161ON14ft (叶5o−d5
)δ:3、40(211,brs)、 4.88(2
tl、 brs)、 5.03(1H,d。 J=411z)、 5.20(IH,m)、 5.62
(IH,dd、 J=4及び8tlz)、 5.70(
ill、 m)、 6.58(IH,s)、 6.66
(18,s)。 θ、72(1)f、m)、 7.18(211,brs
)、8.04(111,dd、J=6及び引1z)、
8.72(IH,brd、 J=611z)、 9.2
8(ill。 brd、J=611z)、9.60(111,m)実施
例6 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7、−(2
−[3,4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレー1〜1.0s (0,82ミリモル)と
4−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン ( 0.80ミリモル)から実施例3(A)と同様の方
法によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオ
キシカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−(3.
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート・ヨウ化物(シン異性体) 695R+g
(収率56%)を泡状物として得る。 NHR (OH30−66 )δ: 3、22(3tl,s)、3、24(3日,s)、3.
45(611,m)、3.72(411,m)、5.0
3(211, brs)、5.20(411,brs)
、5.2()(IH,d,J−5Hz)、5.69(2
H,brs)、5.88(1tl,m)。 6、73(111,s)、6.91(1tl,s)、7
.0 〜7.8(2811,m)、 a. 70(2H
, brd, J=6Hz)、 9. 18(211,
brd, J=611z)、8.80(111,br
s,TrNll−)、9.64(111,brd,J=
6Hz, −CONt(−) (B)上記(A)で得た化合物0.43 y ( 0.
33ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標
記化合物41my(収率22%)を得る。 HP 165℃ (分解) In (KBr)CIIt: 3400, 1770.
162ON)In (D)130−66 )δ:3
、 68(2H, m)、 4. 90(211, b
rs)、 5. 04(IH, d, J=611z)
、5.22(ill, m)、 5.60(111,
m)、 5. 75(111, m)。 6、 60(IH, s)、 6. 68(111,
s)、 6. 73(211, m)。 7、18(211,brs,−Nl12)、 8。20
(211, d, J=6tlz)。 9、28(2+1,d,J=6112)。 9、 54 (111 、 brd 、 J=811z
, −CONII− )実施例7 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフTムー4ーカルボキシレー]・(シン
異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1−2−(2− トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレーt− 1.0g( 0.82ミリモル)
と4−カルバモイルピリジン0.10 9 ( 0.8
2ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(4−カルバモイル−1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエ
トキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−
トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4−カルボキシレート・ヨウ化物(
シン異性体)0、70 g(収率64%)を泡状物とし
て得る。 NHR (DHSO−66)δ: 3、20(311,s)、3.22(3N,s)、3.
38(2N, s)、3. 48(411, m)、
3. 76(411, m)、 5. 03(211,
brs)、 5. 22(411, brs)、 5
. 30(III, brd, J=6Hz)、 5.
08(2H, m)、5.90(111,dd,J=
6及び811z)、6.74(1tl,s)。 6、92(III,s)、7.0 〜7.7(28tl
,m)、7.80(111。 brd, J=611z)、 8. 45(ill,
brd, J=6Hz)、 8. 68(III。 brs, TrNfl−)、 8. 78(IH, b
rd, J=611Z,−CONH−)。 9、12(111,brd,J=611z)、9.68
(1tl,brd,−CONII−)(B)上記(A)
で得た化合物0.70 g( 0.52ミリモル)を実
施例3(B)と同様の方法により標記化合物84■(収
率26%)を得る。 MP 160℃ (分解) In (KBr)Cffl: 3390.1779.1
680HHR(D)130−d6)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=6Hz)、 5
.20(III、 m)、 5.65(IH,m)、
5.75(IH,m)。 6、66(111,s)、 6.68(III、 s)
、 6.70(211,m)。 7.13(211,brs、−N112)、8.45(
211,brd、J=611z)。 9、58(211,brd、 J=6Hz)、 9.4
9(111,m、 −CONII−)実施例8 7−r2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−+4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニA)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレーI−
・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 q
(1,04ミリモル)から実施例3(A)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
異性体)710mg(収率68%)を泡状物として1り
る。 NHR (叶So−d6)δ: 3、20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.76(411, m)、
4. 12 (211, brs)、 s. 03(3
H, m)、 5. 22(411,brs)、5.3
〜5.6(211,m)、5.92(111,m)。 6、72(111,s)、6.93(ill,s)、7
.0 〜7.7(28tl,m)、 7. 98(11
1, brd, J=611z)、 8. 06(il
l, brd, J=6tlz)、 8. 78(2H
, brd, J=6Hz) 、 8.85(III,
brs。 TrNH−)、 9. 70(III, brd, J
=8tlz, −CONII−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 g( 0.56ミリモル)を実施例
3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△ ・△
(3:2)の混合物215mg(収率58%)を得る
。 +(P 180℃ (分解) III (KBr)cffl: 3400, 1763
. 1838. 161ONOR ( 0830−d
6)δ: 3、f30(211,m)、4.12(211,brs
)、4.90(211,brs)。 5、08(III,d,J=5tlz)、5.2 〜5
.7(2tlm)。 5、 69(11I, m)、 6. 66(IH,
s)、 6. 72(311, m)、 7. 16(
211,brs,−N112)、8.00(211,b
rd,J=611Z)。 8、92(211,brd,J=G11z)、9.22
(111,brd,J=611z)。 9、 50(III, brd, J=611Z, −
CONH−)実施例9 7−12−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)7
0ドアミド]−3−[4−+2−スルホネートコニチル
)−1−ピリジニ第1メチルー3ーセフェム−4−カル
ボキシレート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造
(A.)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2
−〔3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2− トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4
−カルボキシレート1.0g( 0.82ミリモル)と
テトラブチルアンモニウム 2−(4−ピリジル)エタ
ンスルホン酸塩0、35 g( 0.82ミリモル)か
ら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒドリル
7−(2−(3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキ
シ)ベンジルオキシイミノ1−2−(2− トリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4
−(2−スルホネートエチル)−1−ビリジニ第1メチ
ルー3ーセフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)293my(収率28%)を泡状物として得る。 NHR ( DHSO−d6)δ: 2、86(211, m)、 3.20(311, s
)、 3.20(2H,m)、 3.23(311,s
)、3.56(611,m)、3.75(411,m)
、5.05(211。 brs)、 5.26(11, d,J=511z)、
5.26(411, s)、 5.55(2tl,
brs)、 5. 88(111, m,−CONH−
)、 6. 78(111, s)。 6、83(IH,S)、7.Q〜7.8(281(、m
)、 7.95(2+1。 brd,J=611z)、8.70(llt,brs,
TrNI!−)、8.78(111。 brd、J=611z)、9.65(IH,brd、J
=6Hz)(B)上記(A)で得た化合物0.29 q
(0,23ミリモル)を実施例3(8)と同様の方法
により標記化合物を含むΔ2・△3 (1:1)の混合
物72my (収X?46%)を得る。 )IP 170℃ (分解) 11((にBr)cffl : 3410. 176
0. 1635. 162ONMR(DH3O−66)
δ : 3.00(211,m)、 3.20(211,m)、
3.6(21,m)、 4.96(211,brs)、
5.02(111,d、J=511z)、5.2〜s、
5(211,m)、5.80(111,m)、6.67
(111,s)、6.75(311゜m)、7.17(
211,、brs、−NII2 )、8.06(21
1,brd、J−611z)、 8.88(111,b
rd、 J=611z)、 9.20(III、 br
d。 J=6H2)、 9.78(ill、 brd、 J=
6Hz、 −coN++−)実施例10 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(^)
ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−<2− トリチルアミンチアゾール−
4−イル)アセ]・アミド)−3−セフ1ムー4−力ル
ポキシレート 1−オキサイド1.2U (0,97ミ
リモル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリ
ウム0.42 g (1,87ミリモル)から実施例4
CB)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−
13゜4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スル
ホネートエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セ
フェム−4−力ルポキシレート 1−オキサイド(シン
異性体〉 710■(収率56%)を泡状物として得る
。 NMR(OH30−d6)δ: 2、90(211,m)、 3.20(2t(、m)、
3.20(311,s)、 3.22(311,S)
、 3.35(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.75 (211゜m)、 5.06 (2N
、 brs)、 5.10(ift、 d、 J=5H
z)。 5.20(411,s)、5.48(2tl、brs)
、6.00(211,dd、J=5及び61(z)、
6.80(II(、s)、 6.95 (tl(、s)
。 7.0〜7.7(2811,m)、8.06(211,
brd、、I=611z)。 8、72(211,brd、 J=6Hz)、 8.7
3(111,brs、 TrNH−)。 9、20(111,brd、 J=611z、 −CO
Nll−)(8)上記(AJで得た化合物0.71 ’
;i (0,55ミリモル)、ヨウ化カリ1クム0.3
6 !7 (2,2ミリモル)及びアセチルクロライド
0.078d (1,1ミリモル)を用い、実施例4(
C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−(
3,4−ジ(2−メ1〜キシTI・キシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセ1−アミド)−3−[4−(2
−スルホネートよチル)−1−ピリジニ第1メチルー3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
8()Omyを泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.809 < 0.5
5ミリモル)を実施例4(O)と同様の方法により標記
化合物187# (収率50%)を得る。 MP 750℃ (分解) In (KBr)cffl: 3400. 1775
. 162ONHR(0830−d6 ) δ:2
、96(211,m)、 3.18(211,m)、
3.38(211,brs)。 4.90(211,brs)、5.02(1ft、br
d、J=6Hz)、5.10(?fl、 m)、 5.
60(11I、 brs)、 5.70(III、 m
)、 6.69(1)l、 s)、 6.75(3H,
m)、 7.18(2t(、brs、 −N)−12)
。 8.02(211,brd、 J=611z)、 9.
00(III、 brd、J=611z)。 9、18(IH,brd、J=611z)、 9.52
(111,brd、 J=GHz。 −CONll−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニア11メチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)の製造 (^)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ルー4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.1d (0,85ミリ
モル)から実施例3(^)と同様の方法によりベンズヒ
ト 。 リル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキシ」
ニドキシメトキシ)ベンジルオキシイミノJ−2−(2
−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4− jyルポキシレー1−・ヨウ
化物(シン異性体)0.905F(収率82%)を泡状
物として得る。 N)(R(DH3O−d(、)δ: 2.20(211,m)、3.20(41,m)、3.
20(3N、s)、3.22(3ft、 s)、 3.
50(211,m)、 3.50(4N、 m)、 3
.78(4tlm)、5.04(211,brs)、5
.20(211,brs)、5.28(ltl。 brd、J=511z)、5.50(2tl、brs)
、5.92(IH,dd、J=5及び811z)、6.
75(111,s)、7.00(III、s)、7.0
〜7.8(2811,m)、7.88(IH,brt、
J=6Hz)、8.40(111゜brd、J=6tl
z)、8.62(111,brd、J=6flz)、8
.80(111゜brs、 TrNt(−)、 9.6
8(IH,brd、 J=611z、 −CONtl−
)(B)上記(八)で得た化合物0.909 (0,ロ
アミリモル)を用い、実施例3(B)と同様の方法によ
り標記化合物102mg(収率25%)を得る。 )IP 165℃ (分解) IR(KBr)ciii: 3400.1770.16
18NHR(DH3O−66)δ: 2、20(2+1. m)、 3.16(411,m)
、 3.50(21i、 m)、、 4.90(211
,brs)、 5.00(ill、 d、 J=511
z)、 5.38(2H,ml。 5、60(ill、 m)、 6.60(111,s)
、 6.64(111,s)、 6.72(20,m)
、、 7.20(2H,brs、 −N112 )、7
.82(IH。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(iff。 brd、 J=6tlz) 、 9.50(II、 b
rd、 J=611z、 −CONH−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d l、:溶解し、ジ
イソプロピルエチルアミン26.11nf!(150ミ
リモル)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルク
ロライド17Id(150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水507.0.5N水
酸化ナトリウム水溶液50d及び飽和食塩水で順次洗浄
する。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後、減圧
下に溶媒を留去し標記化合物15.7!?(収率100
%)を得る。 t4HIl (CDCl2 )δ: 3.40(6+
1.S)、3.60(411,m)、3.89、(4H
,m)、5.39(2H,s)、5.42(211゜s
)、 7.30(Ill、 d、J=711z)、 7
゜55(ill。 dd、J=1及び7Hz)、 7.70(1N、 d、
J=111z)、 9.86(ill、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒド15.79 (50ミリモル)をメタノール3
00dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1.
89 g(50ミリモル)を数回に分けて加えた後、3
0分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86dを加え10
分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残漬を酢酸エチル300mに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を留去し
て標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDC1a ) δ: 3.35(6
11,s)、3.50(ill、s)。 3.55(411,m)、3.85(4H,m)、4.
55(211,s)、5.26(411,s)、6.9
(III、dd、J=1及び711z)、 7.13(
IH,d、J=7tlz)、 7.6(IH,d、J=
1tlz)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシ11〜キシメ1〜キシ)ベン
ジルクロライドの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシコニトキシメ1−キシ)ベ
ンジルアルコール12.9y (40,8ミリモル)及
びピリジン16.1S? (203,7ミリモル)に塩
化メチレン23(7を加え、水冷下に塩化チオニル5.
8戒(81,6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80
m1を滴下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重
曹水、及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサジ=1
:1)に付し、標記化合物11.57(収率84.3%
)を得る。 N M R(DH3O−d6)δ: 3.3(ell
、s)、3.5(411,m)。 3.8(411,m)、4.73(2N、S)、5.3
(411,S)、7.1〜7.2(311,m) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシニ[トキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
デルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン
異性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)をN、N−ジメチルホル
ムアミド520dに溶かし、50%油性水素化すトリウ
ム5.4!? (0,11モル)を0℃で加える。15
分間撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0゜12モ
ル)を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシ
メトキシ)ベンジルクロライド42g(0,12モル)
をN、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶
液を加える。70℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に
溶媒を留去し、′得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。 どの溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさ
らに酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル二〇
−ヘキサン=3:1)で精製して標記化合物58g(収
率69%)を油状物として得る。 IR: (KBr ) ciA : 2930.174
0.1515NHR(DH3O−d6)δ: 11(
38,t、J=7)fz)、3.22(611,s)
、 3.46(4H,m)、 3.72(4N、 n+
)4.0(2H,q、J−711z)、5.0(2H,
brs)。 5.21(4N、brs)、6.9(IH,s)。 7.0〜7.5(1811,m)、8.75(IH,b
rs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ] −2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(シ
ン異性体)の製造 コニチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
09(47,3ミリモル)をエタノール720mに懸濁
し、2N水酸化すI・リウム水溶液28.4d (56
,8ミリモル)を加え、1時間煮沸還流する。反応液を
放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−ヘキナン
で洗浄し、乾燥して標記化合物のす1−リウム塩29.
6 q(収率85%)を得る。 11t(にBr ) cM : 3420.1610.
1540.141ON)IR(DH3O−d6)δ:
3.22(311,s)、3.24(3tl、s)。 3.45(4tl、m)、3.74(411,m)。 4.9(211,brs)、5.20(411゜brs
)、6.56.(ltl、s)、 6.9〜7.6(1
8H,m)、8.62(1H,brs)上記母液を減圧
下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標記化
合物の遊離i15.3g(収率15.6%)を得る。 参考例6 3.4−ジアセトキシベンジルアルコールの製造3.4
−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミリ
モル)をテトラヒドロワラ1ン40dと水4InIlの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。水素化ホウ素ナト
リウム0.349 (9,0ミリモル)を加え、10分
間撹拌後、酢酸0.6m (10ミリモル)を滴下し反
応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合物2.09
(収率99%)の油状物を骨、精製することなく次の
反応に用いる。 NHR(0f(So −d6)δ: 2.27(6f
(、s)、4.53(2N、s)。 7.2(3H,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40rd、溶かし0℃に冷却
する。三臭化リン0.28 m (0,3ミリモル)を
加え15分間撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチ
レンで3回抽出し、有IIを合!10%重費水で洗浄す
る。この水層を酢酸エチルで3回抽出し有機層を合仕て
無水fit![1ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を
留去し、租標記化合物1.37 g(収率53%)を油
状物として得る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ: 2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5 (3+1. m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 q
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.789 (4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ホルムアミド13rdに溶かし、室温にてトリエチルア
ミン0.667 (4,77ミリモル)を加え、30分
間撹拌する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリCクムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をとリジン2d
に溶かし、無水酢酸2蔵を加え、空温にて1時間放置す
る。減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル二〇−ヘキサン=1:3
)にて精製し、標記化合物0.68 g(収率42%)
を油状物として得る。 NHR(0830−d6)δ: 2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3N、 m)、 7.85(4H,S
) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)酢−
酸(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4m溶かし、0℃で80%抱水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)、を含むメタノール溶液3−を加え、
30分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液
を濃縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで
洗浄する。濾液は無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rdに溶かし、次の反応に
用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イ
ル)−2−オキソ酢酸0.65 g (1,57ミリモ
ル)をメタノール16dに溶かし、先に調製した0−(
3,4−ジアセトキシベンジル)ヒドロキシルアミンの
メタノール溶液に加え、30分間撹拌する。減圧下に溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、1N塩酸及び
飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去して粗標記化合物1,2g
(収率94%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6)δ: 2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3H,m)、7.85(411,s) 1匪立鬼】 本発明化合物は文献未記載の新規化合物であり、特に感
受性及び耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して
強く抗菌力を有するため、抗菌剤として期待されるもの
である。
ズヒドリル基、1−ブチル基、シリル基等が好適である
。 アミノ基の保護基としては、トリデル基、ホルミル基、
クロロアヒチル暴、トリフルオロアUチル基、t−ブl
〜キシカルボニル基、トリメチルシリル基、【−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保v1基としては、2−メトキシエ1〜キシメ
チル基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テト
ラヒドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、ベンジル基、4−二I・ロベンジル基、
アセデル基、2,2.2−1−リクロロ工トキシ力ルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アレトナイド、
トリメデルシリル基、L−ブチルジメチルシリル基等が
挙げられる。 次に本発明化合物(I)の製造法Δ及び製造法Bを詳説
する。 製造法A 一般式(nl)のXがハロゲン原子である化合物とピリ
ジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム、
エーテル、fitllltエヂル、酢酸ブヂル、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリル、N1トジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用
いるピリジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩
、硝酸塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有1a酸塩を用いて
もよい。 この場合、反応は中用量のi〜リエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N
−メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本
反応に用いるピリジン誘導体はN、0−ビストリメチル
シリルアセトアミド等のシリル化剤でシリル化して使用
することもできる。 反応は一般式(III)の化合物1モルに対して、ピリ
ジン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間
は0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(III)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間であるd又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、ヂオシアン酸カリウム等のチオシアン1ナン塩
の存在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
オブ オーガニック ケミストリー(Journal
of Organic C1+emistry) 3
5巻、2430頁(1’174年)等に記載の方法によ
り、スルホキサイド基を還元することができる。即ら基
Y b(S Oであるアンモニオ化合物(1[)はアセ
1〜ン溶媒中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの
存在下、−40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し
、1〜2時間反応させることにより還元することがその
一例として示すことができる。反応は基YがSOである
化合物(■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モ
ル及びアセチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保護基を除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクテイブ グルーブス イン オーガニックス シン
セシス(Protective GrOUpS inO
rganic 5ynthesrs) 1981年など
に記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。 例えば、1−リチル基、ホルミル基、t−ブトキシカル
ボニル基、ベンズヒドリル基、t−ブチル基、2−メト
キシエトキシメチル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、
トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸等の無Fj1酸又は有償酸等で出来、特にト
リフルオロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 、 尚、製造法Aの原料化合物(Ill)は以下のよう
にして製造することができる。 基YがSである一般式(III)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 7−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート、7−アミツセフアロスボラ
ン酸、又はそのエステルに一般式(V)のカルボン酸又
はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混合酸
無水物、活性エステル等)を反応させて製造することが
できる。ベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレートは、例えば
特開昭50−76089号、同56−86187号公報
記載の方法により製造することができる。 基Y lfi S Oである一般式(III)の化合物
は、基Y lfi Sである一般式(III)の化合物
を塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム等の反応
に関与しない溶媒中、氷冷下に等モルのm−クロロ過安
息香酸で酸化して製造することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(II[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化す1−リウム等のヨウ化物と反応させて製造
することができ、単離もしくは、単離せずにそのまま次
の反応に用いてもよい。 製造法B 一般式(n)の化合物と一般式(IV)の化合物を水、
アセトン、ジオキリ“ン、アセトニトリル、テトラヒド
ロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン
、ベンゼン、酢酸エチル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキサイド等の反応に悪影響を与えな
い溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(V)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製
造することができる。 反応は一般式(IV)の化合物1モルに対し、一般式(
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃でである。 一般式(V)の反応性LL>72体として、酸ハロゲン
化物を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱
酸剤が必要である。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(v)1モルに
対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩化
リン、オキシ塩化リン、Aキザリルクロライド、ホスゲ
ン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1.
5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好ましく
は一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結り−る。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、N
−ジメチルアニリン、ピリジン等のD+2酸剤1〜1.
2モルの存在下、メチルクロロホルメート、エチルクロ
ロホルメ−1−、イソブチルクロロホルメート等のクロ
ル炭酸エステ・ル1〜1.2モル使用し、反応温度は一
40〜20℃、好ましくは一20〜5℃で、反応時間は
10〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸(V)1モルに対
し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシコ
ハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)
又はフェノール化合物(例えば、4−ニトロフェノール
、2,4−ジニトロフェノール、トリクロロフェノール
等)1〜1.2モル及びN、N’−ジシクロへキシルカ
ルボジイミドを1〜1,4モル使用し、反応温度は一1
0〜50℃で、反応時間は30〜120分間である。 又、アシル化反応においては、一般式(V)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(I)の化合
物を製造することができる。一般式(I)から本発明化
合物°(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(IV)は、フラン(Fly
nn)著のセファロスポリン アンド ペニシリン、ア
カデミツク プレス(Ccpl+alosporins
and Pen1cillins、Academic
PRESS) 151〜171頁、1972年等に記
載の方法により製造することができる。例えば、1−ア
シルアミノ −3−ハロメチル−3−セフェム−4−カ
ルホキシート誘導体(特開昭58−72590号、同5
8−154588号公報等)又は7−アジルアミノロフ
70スボラン1N導体に、ぐリジン誘導体を反応させて
、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q′は保護された′Pi換基を有してもよ
いピリジニオ基、XOは陰イオン、acyl−はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法等がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミューラー ヒントン ブロス(Hueller ll
ilトン アガー(Hueller l1inton
agar )に接種した。この培地には抗菌剤が各濃度
で含まれており、37℃で16時間培養した後、最小発
育阻止濃度(HIC:縛#りを測定した。比較化合物と
してセファタキシム(Cerataxime)を用いた
。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無毒性塩及び生理
的に加水分解可能なその無毒性エステルは、抗菌剤とす
ることが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の斌形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用することができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面活性剤等
の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カカオ脂、エチレ
ングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン酸
マグネシウム、タルク等が挙げられる。 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することができる。投与量は患者の年
齢、性別等の状態によって異なるが、通常、成人1日当
り2〜250m1/Kgの範囲で使用され、1回当り1
〜somy / Ic!Jで2〜5回に分けて投与する
のが好ましい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(八)
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチ
アゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)1.OCJ
(1,4ミリモル)及びベンズヒドリル 1−アミノ−
3−クロロメチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト0.569 (1,4ミリモル)を塩化メチレン20
mに溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
d (6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン0,1
2 d (1,7ミリモル)を滴下後、30分撹拌する
。 反応溶液は水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄する。水層を更に酢酸エチルで抽出し、有機
層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に溶媒を
留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート(シン異性体)を得、M製することなく
次の反応に用いる。 (B)上記(A)で1qだ化合物をアセトン20mに溶
かし、0℃でヨウ化ナトリウム0.49 (2,8ミリ
モル)を加え、室温で30分撹拌する。□反応液を10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2
回抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマ1−グラフィーに付し、酢酸エチル:ヘキ
サン(1:1)溶出画分を濃縮し、ベンズヒドリル 3
−ヨードメチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキ
シエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(
2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミ
ド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体) 1.09 g(収率65%)を得る。 In(にBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6 )δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
3.45(611,m)、 3.75(411,m)
、 4.35(211,brs)、 5.05(211
,brs)、 5.24(411,S)、 5.24(
IH,d、 J=511z)、 5.78(IH,ml
。 6、75(111,s)、 6.96(III、 s)
、 7.0〜7.8(28+1゜m)、8.80(il
l、brs、丁rNIl−)、9、(33(ill、b
rd、J=811Z) (’C)上記(B)で得た化合物500mg(0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド5dに溶か
し、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を加
え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチレン)を1
!縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(
2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ
]−2−(2−トリデルアミノチアゾール−4−イル)
アセトアミド)−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性
体) 430mg (収率80%)を泡状物として得
る。 NHIt (0830−d6)δ: 3.20(311,s)、 3.22(311,s)、
3.50(611,m)、 3.75(211,m)
、 5.03(211,brs)、 5.22(411
,S)、 5.22(1’ll、 d、 J=511z
)、 5.59(211,brs)、 5.90(il
l、 m)。 6.72(111,s)、6.92(111,s)、7
.0〜1゜7(28+1゜m)、 8.18(211,
t、 J=611z)、 a、 62(11I、 m)
、 8.96(211,d、 J=611z)、 8.
83(III、 brs)、 9.68(IIL br
d、J=8117) (D)上記(C)で1qた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を塩化メチレン2,0蔵に溶かし、アニソ
ール0.8rd、次いで0℃でトリフルオロ酢酸2.0
−を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留
去し、冷却下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社
)に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、
凍結乾燥上で標記化合物41/ig(収率21%)を得
る。 MP 140℃(分解) IR(にBr ) ciA : 3400. 177
5. 162ON141t (0830−d5 )
δ:3、45 (211,m)、 4.93(21
1,brs)、 5.20(ill、 d、 J=51
1z)、5.56(211,brs)、6.64(11
1,s)、6.72(111゜s)、 6.73(21
1,m)、 8.20(211,brt、 J=611
z)、 8.66(III、 m)、 9.04(21
1,1ard、 J=611z)、 7.29(211
,brs)、9.58(III、m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−Il?
lエフー4−カルホキシレー1−(シン異性体)の製造
(A) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイ
ミノ)−2−(2−トリアチルアミノチアゾール−4−
イル)酢酸(シン異性体) 1.2g(1,87ミリ
モル)及びベンズヒドリル 1−アミノ −3−クロロ
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77
g(1,81ミリモル)を塩化メチレン24dに溶か
し、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1m (8
,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21 Id(
2,2ミリモル)を滴下し30分撹拌する。反応溶液は
水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水で順次洗
浄し、水層は更に各々酢酸エチルで抽出する。有B1層
を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ=
(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)で精製
し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−(2−(
3,4−シアu1−キシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−1〜リチルアミノチアゾール−4−イル)アレド
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体) 0.24 g及びその脱アセチル体を1!
7る。脱アセチル体をピリジン2d及び無水酢酸2dで
処理後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
ベンズヒドリル 3−/)、ロロメチル−7−[2−(
3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−(
2−トリデルアミノデアゾール′−4−イル)アセトア
ミド]−3−t7フエムー4−カルボキシレート(シン
異性体) 0.64 gを得る(甜0.88g:収率
45%)。 NOR(DH3O−d6)δ: 2.24(3H,s)、2.26(311,s)、3.
60(2N、m)、4.41(211,brs)、 5
.10(211,brs)、 5.20(Ill、 d
、 J=511z)、 5.82(ill、 m)、
6.71(IH,s)、 6.93(III、S)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(111,
brs、TrNII−)。 9、72(IH,brd、 J=811z)(B)上記
(八)で得た化合物を0.889 (0,85ミリモル
)をアセトン18成に溶かし、0℃でヨウ化ナトリウム
0.259 (1,7ミリモル)を加え、室温にて30
分撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液
中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有taSを飽和食
塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒドリル 3−ヨー
ドメチル−7−[3,4−ジアセトキシベンジルオキシ
イミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−
イル)アセトアミド]−3−セフェム−4−カルボキシ
レート(シン異性体) 0.88 g(収率92%)
を泡状物として得る。 N)IR(DH3O−66) δ :2、28(61
1,s)、 3.7(211,m)、 4.33(21
1,m)、 5.13(211,brs)、5.25(
III、d、J=511z)、5.76(111,m)
。 6、76(III、 s)、 6.96(III、 s
)、 7.0〜7.9(2811゜m)、 8.83(
III、 tars、 Trill−)、 9.7(I
II、 brd、 J=8(C)上記(B)テ得た化合
物0.88 g(0,78ミリモル)をN、N−ジメチ
ルホルムアミド9戒に溶かし、ピリジン0.2d (2
,5ミリモル)を加え、至濡にて4時間放置する。減圧
下に溶媒を留去し、1qられる残渣をシリカゲルカラム
クロマ1〜グラフイーで精製し、溶出画分(5%メタノ
ール・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル ?
−[2−(3,4−ジアセトキシペンシルオキシイミノ
)−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イル
)アセトアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異
性体)500IItg(収率49%)の泡状物を得る。 NHR(DH3O−d6)δ: 2、26(3N、 87.2.30(311,S)、
3.52(211,m)、 5゜22(211,brs
)、 5.29(111,d、 J=5tlz)、 5
.58(211,brs)、5.92(IH,m)、6
.76(111,s)、6.93(III、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6112)。 8、68(Ill、 m) 、 8.96(211,b
rd、 J=611z) 、 8.90(111゜br
s、Trill−)、 9.74(111,brd、
J=811z、−CONII−)(D)上記(C)で得
た化合物0.5g(0,41ミリモル)を塩化メチレン
2.5mQに溶かし、アニソール0.5mを加え、0℃
に冷却し、1−リフルオロ酢酸2,5dを加える。室温
にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られる残
渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱を濾
取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別復、ODSカラムク
ロマトグラフィー(LC−3orb :ケムコ社)に付
し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍結乾
燥して標記化合物107mg(収率39%)を1りる。 )IP 160℃(分解) IR(にBr ) ctH: 3420.1765.1
665.162ON1イR(1)lイ5O−d6 )
δ :2、26(6tl、 s)、 3.42(21
1,brs)、 5.10(211,brs)。 5、20(III、 d、 J=511z)、 5.3
5 (IH,m)、 5.65 (III、 m)、
5.70(ill、 s)、 6.69(111,s)
、 7.20(311,m)。 8゜13(211,brd、 J=611z)、 a、
58(ill、 m)、 9.48(211゜brd
、 J=6112) 実施例3 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)70ド
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチルづ−(2−[
3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
オキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)アセトアミド)−3−L=フェムー4−ノ
コルポキシレート1.0g(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲル力ラムクロマトグラフイーで精
製し、溶出画分く2%メタノール・塩化メチレン)を濃
縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2
−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]
−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド)−3−(3−hリチルアミノ −1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨ
ード塩(シン異性体)1.35g(収率100%)の泡
状物として得る。 NNR(0830−66)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.80(411,m)、 5
.20(211,m)、 5.36(411,brs)
、 5.40(211,m)、5.95(III、m)
、6.78(111,s)、6.88(III。 s)、7.0〜7.7(2811,m)、8.4G(1
11,brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(ill、
brd、 J=811z)(B)上記(A)で得た化
合物を1.35 g(0,87ミリモル)を塩化メチレ
ン5.0In1に溶かし、アニソール1.O蔵を加え、
0℃に冷却し]ヘリフルオロ酢R5,Ordを加える。 室温にて1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去して得られ
る残渣に0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱
を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後ODSカラムクロ
マ1−グラフィー(LC−3orb :ケムコ社)にイ
;Jし、溶出画分(20%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥し、標記化合物を含む△ ・Δ (3:2>の混
合物45rngを得る。 HP 170℃(分解) IR(KBr ) ciA : 3340.3200.
1760.162ONIIR(DH3O−d6) δ
:3.50(211,m)、4.96(211,br
s)、5.06(111,d、J=511z)、5.2
〜5.4(211’、m)、5.68(ill、m)、
0.71(111,s)、 6.75(311,m)、
7.21(211,brs、−旧(2)。 7゜64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(III、 m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−(2(2−アミノチアゾール−4−イル)τ2−(3
,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−セフェム−4−カルホキシレー+−<シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]アレドアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.0g(3,3ミリモル)を塩化”
メチレン80tdに溶かし、0℃に冷却する。次にm−
クロロ過安患香酸(80%含有) 0.70 g(3
,3ミリモル)を加え、15分撹拌する。反応溶液に1
0%ヂオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次
に10%重曹水で洗浄する。水層を塩化エチレンで抽出
し、先の有償層と合せ、無水ia酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下に溶媒を留去し、残漬をジイソプロピルエーテ
ルで洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド1−3−セフェム−4
−カルボキシレート 1−オキサイド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性体
) 3.95 g(収率97%)を得る。 In (KBr ) cid : 3370.1798
.1722.1682NHR(DH3O−d6 )
δ :3.20(311,s)、 3.22(311
,s)、 3.46(611,m)、 3.76(41
1,m)、4.42(211,m)、5.05(311
,m)、5.23(411゜brs)、 5.87(1
11,dd、 J=5.811z)、 6.80(11
1,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.73(III、
brs)、8.98(III。 brd、 J=811z) (B)上記(A)で得た化合物1.0g(0,81ミリ
モル)をN、N−ジメチルホルムアミド10−に溶かし
、3−トリチルアミノピリジン0.5g(1,5ミリモ
ル)を加え、室温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を
留去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、溶出画分く5%メタノール・塩化メチ
レン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−(3,
4−ジ(2−メ1−キシエ1−キシメI−キシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−(3−トリチルア
ミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−
カルボキシレート ード塩(シン異性体) 1.17 !? (収率93
%)の泡状物として得る。 NOR(0830−de )δ: 3、19(311,s)、 3.21(3N、 s)、
3.40(211,brs)。 3、44(411,m)、 3.72(411,m)、
5.08(211,brs)。 5.08(111,d、J=511z)、5.20(4
11,s)、5.23(211゜m)、6.00(Il
l、 m)、 6.81 (11i、 s)、 6.8
8(III、 s)。 7.0〜7.8(3211,m)、8.40(111,
brs、TrHll−)。 8、73(ill、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −−CONII−) (C)上記(B)で得た化合物1.27 g(0,81
ミリモル)をアセトン25mに溶かし、ヨウ化カリウム
0.549 (3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 m < 1.6ミリモ
ル)を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メオ
重亜流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。 有g1層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を再び同様の操
作を繰り返し、ベンズヒドリル7−(2−[3,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−一トリチルアミノチアゾールー4−イ
ル)アセトアミド)−3−[3−(N−1−リチル)ア
セトアミド−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート・ヨードJM (シン異性体)
1.569を泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (15)上記(C)で得た化合物1.29 (0,75
ミリモル)を塩化メチレン5.0mQに溶かし、アニソ
ール1.0−を加え、0℃に冷U】下し1−リフルオロ
酢酸5. Ord、を加える。室温にて1時間撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残漬に0℃にてジエチ
ルエーテルを加え生成する沈澱を濾取する。 この沈澱を水に溶かし不溶物を濾別後、008カラムク
ロマ1へグラフィー< LC−3Orb :ケムコ礼)
に付し、溶出画分(30%メタノール・水)を濃縮、凍
結乾燥して標記化合物55my<収率12%)を得る。 UP 155℃(分解) III(にBr ) citI : 3330.176
8.1662.1608NOR(DH5O−de )δ
: 2.09(3)1. s)、 3.60(21m)、
4.90(211,brs)。 5、08(Ill、 d、 J=511z)、’ 5.
40(111,m)、 5.60(111,m)、 5
.72(Ill、 m)、 6.60(ltl、 s)
、 6.62(11I、 S)。 6.89(211,m)、8.02(111,m)、8
.55(111,m)、8.92(111,m)、 9
.48(111,brs)、 7.10(211,br
s、 −Nl2)、 9.50(111,m、 −CO
NII−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−(カルボキシレート−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナ1ヘリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−L−フエムー4
−カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と
3−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.25
g(0,8γミリモル)から、実施例3(八)と同様
の方法によりベンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル) )
−2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ】アセトアミド)−3−セフェム
−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体)0.
18g(収率63%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−de)δ: 3.22(611,s)、3.40<611.m)、3
.72(411,m)、5.02(311,m)、5.
22(411,、brs)、5.74(211,m)、
5.90(IH,m)、6.73(111,s)、7.
00(111,s)、 7.0〜7.8(2811,m
)、8.30(11I、m)、8.80(111,m)
、9.18(1++、m)、9.62(111,brs
)(B)上記(八)で得た化合物0.787(0,52
ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記化
合物10101l (収率32%)を(qる。 MP 160℃ (分解) In (にBr)cM: 3400.1768.164
0.1610旧41 (DH3O−66)δ; 3.4G(211,brs)、4.88(211,br
s)、5.03(1N、d。 J=411z)、 5.20(Ill、 m)、 5.
62(111,dd、 J=4及び811Z)、 5.
70(ill、 m)、 6.58(ill、 S)、
6.66(Ill、 S)。 6、72(III、 m)、 7.12(211,br
s)、 8.04(III、 dd、 J=6及び61
1z)、8.72(111,brd、J=611z)、
9.28(III。 brd、 J=611z)、 9.60(111,m)
実施例6 7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ1−
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4−ベ
ンズヒドリルオキシカルボニルピリジン0.23 (J
(O,aOミリモル)から実施例3(^)と同様の方法
によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオキ
シカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−[3,4
−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシ
イミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−
イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・ヨード塩(シン異性体)695mg(収率56
%)を泡状物として得る。 NNR(DHSO−cl 6 ン δ :3、22(3
11,S)、 3.24(311,S)、 3.45(
611,m)、 3.72(411,m)、5.03(
211,brsl、5.20(411,brs)、5.
20(ill、 d 、 J=511z)、 s、 6
9(211,brs) 、 5.88(111’、 m
)。 6.73(111,s)、6.91(ill、s)、7
.0〜7.8(2811,m)、 a、 70(211
,brd、 J=611z)、 9.18(211,b
rd、 J=611z)、 8.80(ill、 br
s、 Trill−)、 9.64(ill、 brd
、 J=611z、 −CONII−) (B)上記(A)で1すた化合物0.43 g(0,3
3ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標記
化合物4iiy(収率22%)を1qる。 MP 165℃ (分解) [R(KBr)cM: 3400. 1γ70. 1
62ONHR(叶5O−d6)δ: 3.88(211,m)、4.90(211,brs)
、5.04(ltl、d、J=611z)、 5.22
(111,m)、 5.60(III、 m)、 5.
75(Ill、 m)。 6、60(ill、 s)、 6.68(III、 s
)、 6.73(211,m)、 8.20(211,
d 、 J=611z)、 9.28 (211,d、
J=611z)、 7.18(211゜brs、−N
112)、9.54(111,brd、J=811z、
−CONII−)実施例7 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレド
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−1−リヂルアミノチアゾ
ールー4−イル)アセトアミド)−3−t7フエムー4
−カルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)と4
−カルバモイルピリジン0.10 g(0,82ミリモ
ル)がら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒド
リル 3−(4−カルバモイル− −7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2− トリデル
アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート・ヨード塩(シン異性体
)0、70 (j (収率64%)を泡状物として得る
。 NMR (DHSO−d$ )δ: 3、20(311, s)、 3. 22(311,
s)、 3. 38(211, s)、 3.48(4
11, fil)、 3. 76(411, m)、
5. 03(211, brs)、 s. 22(41
1, brs)、 5.30(ill, brd, J
=611z)、 5.68(211, m)、5.90
(III,dd,J=6及び811z)、 6. 74
(III, s)。 6、92(111, s)、7.0 〜7.7(281
1,m)、7.80(111。 brd,J=611z)、8.45(Hl,brd,J
=611z)、8.68(III。 brs, TrNH−)、 8. 78(ill, b
rd,−CONII−)、 9、12(111, br
d, J=611z)、 9. 68(111, br
d, −Cull−)(B)上記(A)で得た化合物0
.70 g( 0.52ミリモル)を実施例3(B)と
同様の方法により標記化合物84mg(収率26%)を
得る。 MP 160℃ (分解) Ill (にBr)cffl : 3390. 1
779. 168ONHR−(OH3O−16)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=611z)、5
.20(III、m)、5.65(ill、m)、5.
75(111,m)。 6.66(111,s)、6.68(III、s)、G
、70(211,m)、 8.45(211,brd、
J=611z)、 9.58(211,1ard、
J=(311z)。 7.13(211,brs、−N112)、9.49(
III、m、−CONII−)実施例8 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・
モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシ上1〜キシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−tフ↓ムー4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 Lj
(1,64ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
(シン異性体)71h+g(収率68%)を泡状物とし
て1qる。 NHR(OH8O−d6)δ: 3.20(31Ls)、3.22(311,s)、3.
52(611,m)、3.76(411,m)、 4.
12(211,brs)、 5.03(311,m)、
5.22(411,brs)、5.3〜5.6(21
1,m)、5.92(ill、m)。 6.72(IH,s)、6.93(111,s)、7.
0〜7.7(28tl、m)、 7.98(III、
brd、 J=611z)、 8.06(111,br
d、 J=611Z) 、 8.78(211,brd
、 J=611z) 、 8.85(111,LtrS
。 TrNIl−)、 9.70(ill、 brd、 J
=811Z、 −CONfl−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 ’;J (0,5(3ミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△
・Δ (3:2)の混合物215rrtg(収率58
%)を得る。 )IP 180℃ (分解) (R(KBr)cffl: 3400.1763.16
38.161ON)IR(OH5O−d6 )δ: 3、60(211,m)、 4.12(211,brs
)、 4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.2〜5.
7(211,m)。 5.69(lit、m)、6.66(111,s)、6
.72(311,m)、7.16(211,brs、−
NI12 )、8.00(211,brd、J=611
Z)。 8.92(211,brd、J=611z)、9.22
(ill、brd、J=611Z)。 9、50(III、 brd、 J=611z、 −C
ONII−)実施例9 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4=ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネー1−エチルー1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(八)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキ
シレート1.0g(0,82ミリモル)とテトラブチル
アンモニウム 2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸
塩0.359 (0,82ミリモル)から実施例3(A
)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スルホネ
ートエチル−1−ピリジニ第1メチルー3−セフェム−
4−カルボキシレート(シン異性体) 293.71
g(収率28%)を泡状物として得る。 Null (OH3O−d6)δ: 2、86(211,m)、 3.20(3H,s)、
3.20(211,ml、 3.23(311,s)、
3.56(611,m)、3.乃(411,m)、5.
05(211゜brs)、 5.26(III、 d、
J=511z)、 5.26(411,3)、 5.
55(211,brs)、 5.88(11I、 m、
−CONII−)、 6.78(111,s)。 6.83(111,s)、7.0〜7.8(2811,
m)、7.95(211゜brd、 J=611z)、
8.70(III、 brs、 TrNIl−)、
8.78(111゜brd、 J=611z)、 9.
65(11,brd、 J=6Hz)(B)上記(八)
rt9た化合物0.29 g(0,23ミリモル)を実
施例3(6)と同様の方法により標配化合物を含む△
・△ (1:1)の混合物72mg(収率46%)を得
る。 ト(P170℃ (分解) IR(KBr)Cii: 3410.1760.163
5.162088+1 (DH3O−d6)δ: 3、00(211,m) 、 3.20(211,m)
、 3.6<28. m)、 4.98[2H,brs
)、5.02(ill、d、J=511z)、5.2〜
5.5(211,m)、5.80(ill、m)、6.
61(111,S)、 6.75(311゜m)、7i
7(211,、brs、−Nll )、8.06(2
11,brd、J=611z)、 8.88(Ill、
brd、 J=(311z)、 9.20(III、
brd。 J=611z)、 9.78(ill、 brd、 J
=611z、 C0NII−)実施例10 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(A)
ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−γ−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド1)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート 1−オキサイド1.2g(0,91ミリモ
ル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリウム
0.42 g(18,7ミリモル)から実施例4(8)
と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−[3゜
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリデルアミンチアゾール−4
−イル)アセトアミド)−3−[4−[2−スルボネー
lへエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体)110#I!iF(収率56%)を泡状物として得
る。 NHrt (0830−16)δ: 2、90(211,m)、 3.20(211,m)、
3.20(31,s)、 3.22(311,s)、
3.35(211,m)、3.50(411,1Tl)
、3.75(211゜m)、 5.06(21(、、b
rs)、 5. to(ill、 d、 J−511z
)。 5、20(411,s)、 5.48(211,brs
)、 6.00(211,dd、 J=5.611z)
、6.80(ill、s)、6.95(111,s)、
7.0 〜γ、7(2811,m)、 8.06(21
1,brd、 J=611z)、 8.72(211b
rd、 J=611z) 、 8.73(111,br
s、 Trill−)、 9.20(Illbrd、
J−6Hz、 −CONi−)(B)上記(八)で得た
化合物0.71 g(0,55ミリモル)をヨウ化カリ
ウム0.369 (2,2ミリモル)及びアセチルクロ
ライド0.078m (1,1ミリモル)を用い、実施
例4(C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(
2−(3,4−ジ(2−メトキシエi・キシメ1−キシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミン
チアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(
2−スルホネートエチル)−1−ピリジニ第1メヂルー
3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
800m!?を泡状物として(’J、Yn製すること
なく次の反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.80 g(0,55
ミリモル)を実施例4(D)と同様の方法により標記化
合物187++!F(収率50%)を得る。 MP 150℃ (分解) 、 In (KBr)cjI: 3400. 17
75. 1620、NHR(叶5O−d6 )δ: 2.96(2N、l1l)、3.18(2N、 m)、
3.38(2N、 brs)。 4.90(211,brs)、5.02(111,br
d、J=611z)、5.10(IH,m)、5.60
(ill、brs)、5.70(ill、m)、、6.
69(18,s)、 6.75(311,m)、8.0
2(211,brd、 J=611z) 。 9.00(111,brd、 J=611z)、 9.
18(111,brd、 J=611z)7、18(2
11,brs−Ml−12)、 9.52(IH,br
′d、 J=611Z。 −CONII−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシル〜1
〜(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.11n1(0,85ミ
リモル)から実施例3(A)と同様、の方法によりベン
ズヒドリル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピ
リジニオ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メト
キシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−
(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ1〜
アミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート・ヨー
ド塩(シン異性体) 0.90 mFI (収率82
%)を泡状物として得る。 N)唱R(DtlSO−d6)δ: 2、20(211,m)、 3.20(411,m)、
3.20(311,s)、 3.22(311,s)
、 3.50(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.78(411゜m)、5.04(211,b
rs)、5.20(211,brs)、5.28(II
I。 brd、 J=5tlz)、 5.50(211,br
s)、 5.92(III、 dd、 J=5及び61
1z)、 6.75(Ill、 s)、 7.00(i
ll、 s)、 7゜0〜7.8(2811,m)、7
.88(111,brt、J=611z)、8.40(
ill。 brd、J=6i1z)、8.62(111,brd、
J=611z)、8.80(ill。 brs、 TrNIl−)、 9.68(111,br
d、 J=611z、 −CONII−)(B)上記(
八)で得た化合物0.90 g(0,ロアミリモル)を
実施例3(B)と同様の方法により標記化合物102m
g(収率25%)を1qる。 MP 165℃ (分解) IR(KBr)cjf: 3400.1770.161
8NMR(0830−d5 )δ: 2、20(211,m)、 3.16(411,m)、
3.50(211,m)、 4.90(211,br
s)、 5.00(ill、 d、 J=511z)、
5.38(211,m)。 5.60(111,m)、6.60(ill、s)、6
.64(111,s)、6.72(2H,m)、7.2
0(211,brs、 −NI+2 )、7.82(1
tl。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(ill。 brti、 J=e)lz)、 9.50(III、
brd、 J=6H7,−CONII−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d1.:溶解し、ジイ
ソプロピルエチルアミン26.1m (150ミリモル
)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルクロライ
ド17rrdl (150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水50mf!、0.5
N水酸化す1〜リウム水溶液50d及び飽和食塩水で順
次洗浄する。有Ij1層を無水硫酸ナトリウムで脱水し
た後、減圧下に溶媒を留去し標記化合物15.7g(収
率100%)を1りる。 NOR(CDCIa )δ: 3.40(611,s
)、3.60(411,m)、3.89(411,m)
、 5.39(211,S)、 5.42(211゜S
)、 7.30(Ill、 d、 J=711z)、
7.55(ill。 dd、J=1及び7+12)、7.70(Ill、d、
J=I11z)、 9.86(III、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシエI・キシメトキシ)ベン
ズアルデヒド15.7g(50ミリモル)をメタノール
300dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1
.899 (50ミリモル)を数回に分けて加えた復、
30分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86蔵を加え1
0分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残渣を酢酸エチル300dに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸す1〜リウムで脱水し、溶媒を留去
して標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDCIa ) δ: 3.5(11
1,S)、3.35(6+1.S)。 3.55(411,m)、 3.85(411,m)、
4.55(211,s)、 5.26(411,s)
、6.9(ill、dd、J=1及び7+12)、 7
.13(III、d、J=711z)、 7.6(II
I、d、J=111z)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシベンジルク
ロライドの製造 3、4−ジ(2−メ1へキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルアルコール12.9g(40.8ミリモル)及びピリ
ジン16.1g( 203.7ミリモル)に塩化メチレ
ン230mlを加え、水冷下に塩化チオニル5.8d(
81.6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80mを滴
下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重曹水、及
び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで
脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に
付し、標記化合物11.5g(収率83.4%)を得る
。 N M R(DH8O−dr、 ) δ : 3
.3(611,s)、3.5(411,m)。 3、8(411,m)、 4.73(211,S)、
5.3(411,s)、 7.1〜y、2(311,m
) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリチ
ルアミンチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異
性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)を11.N−ジメチルホ
ルムアミド520dに溶かし、50%油性水素化ナトリ
ウム5.4g(0,11モル)を0℃で加える。15分
撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0,12モル)
を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシメト
キシ)ベンジルクロライド4?F (0,12モル)を
N、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶液
を加える。10℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に溶
媒を留去し、得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。この
溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさらに
酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘ
キサン=3+1)で精製して標記化合物58g(収率6
9%)を油状物として得る。 IR:(にBr ) cM : 2930.1740.
15158811 (DH8O−d6)δ: 1.
1(311,t、J=711z)、3.223.46(
411,m)、3.72(4H,m)4、0(211,
Q、 J=711z) 、 5.0(211゜11rs
)、5.21(411,brs)、6.9(ill、S
)、 7.0〜7.5(1811゜m)、 8.75(
ill、 brs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ] −2−(2−1−リチルアミ
ノチアゾールー4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(
シン異性体)の製造 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエ]・キシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
チルアミノデアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
0g(47,3ミリモル)をエタノール120成に懸濁
し、2N水酸化ナトリウム水溶液28.4d(56,8
ミリモル)を加え、1時間加熱、還流、撹拌する。反応
液を放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−へキ
リ゛ンで洗浄し、乾燥して標記化合物のす1〜リウム塩
29.6g(収率85%)を得る。 IR: (KBr ) cM : 3420
. 1610. 1540. 141ONull
(DH3O−d6 ) δ : 3.22(31
1,s)、3.24(311,s)。 3、45(411,m)、 3.74(411,ml。 4.9(21Lbrs)、5.20(411゜brs)
、6.56.、(ill、s)、 6.9〜7.6(1
811,m)、8.62(Ill、brs)上記母液を
減圧下に濃縮し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標
記化合物の遊離酸5,3q(収率15..6%)を得る
。 参考例6 3.4−ジアセI−キシベンジルアルコールの製造3.
4−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミ
リモル)をテトラヒドロフラン40Irdlと水4dの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。50%油性水素化
ホウ素ナトリウム0.34 g(9,0ミリモル)を加
え、10分間撹拌俊、酢酸0.6d (10ミリモル)
を滴下し反応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢
酸エチルで3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合
物2.0g(収率99%)の油状物を得、精製すること
なく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ: 2.27(611,
s)、4.53(211,s)。 7.2(311,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40フ溶かし0℃に冷却する
。三臭化リン0.28 d (0,3ミリモル)を加え
15分撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチレンで
3回抽出し、有IN層を合せ10%重曽水で洗浄する。 この水層を酢酸エチル3回抽出し有機層を合せて無水硫
酸す1−リウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、粗標
記化合物1.37 g(収率53%)を油状物として得
る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(DH5O−d6)δ: 2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5(311,m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 g
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.78 g(4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ボルムアミド13dに溶かし、室温にてトリエチルアミ
ン0.66蛇(4,77ミリモル)を加え、30分撹拌
する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで3回抽
出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下に溶媒を留去する。残漬をピリジン2厩に溶かし
、無水酢酸2dを加え、室温にて1時間放置づる。減圧
下に溶媒を留去し、残漬をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3)にて精
製し、標記化合物0.ea g(収率42%)を油状物
として得る。 NHR(DH3O−di) )δ: 2.3((31
1,s)、5.2(211,s)。 1.3〜7.6(311,m)、7.8(411,S) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)酢酸
(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4d溶かし、0℃で80%泡水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)を含むメタノール溶液3dを加え、3
0分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液を
澹縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで洗
浄する。濾液は無水fa酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rnIlに溶かし、次の反
応に用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4
−イル)−2−オキソ酢酸0.659 (1,57ミリ
モル)をメタノール6IrtIlに溶かし、先に調製し
たヒドロキシルアミン溶液に加え、30分間撹拌する。 減圧下に溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去して粗標記化合物1.2g(収率94%)を泡状物と
して得る。 NIIR(ロH3O−d6 ) δ : 2.3
(ell、s)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(311,m)、 7.85(411,
S) 発明の効果 本発明化合物は文獣未記載の新規化合物であり、特に感
受性耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して強く
抗菌力を有するため、抗菌剤どして期待されるものであ
る。 特許出願人 萬有製薬株式会社 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和60年特許願第293467号
2、発明の名称 3、補正をする者 S、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、及
び「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 別紙訂正明細書のとおり訂正明細
轡 1、発明の名称 新規セファロスポリン誘導体 2、特許請求の範囲 (1)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル。 (2)一般式(II[) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又゛はカルボキシル保護基、R4は水素原子又は
アミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、YはS又
はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保護さ
れた置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて
、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
XOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することを特徴とする (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (3)一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保¥!1基、
YはS又は5O1Q′は保護された置換基を有してもよ
いピリジニオ基、Xθは陰イオンを示す)で表される化
合物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素
原子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミン保
護基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導
体によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q′及びxOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することを特徴とする 一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルの製法。 (4)一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ルを有効成分として含有する抗菌剤。 (5)QのM換基として、アミン基、アセトアミド基、
カルボキシル基、カルバモイル基、スルホメチル基、ス
ルホエチル基およびシクロペンテノ基の群より選ばれる
置換基を少なくとち1f[!it有する特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 (G) R’は水素原子、Qは1−ピリジニオ基である
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (7) R+は水素原子、Qは3−アミノ−1−ピリジ
ニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (8) R1は水素原子、Qは3−アセトアミド−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (9) R’は水素原子、Qは3−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (10)R1は水素原子、Qは4−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 (11)R’は水素原子、Qは4−カルバモイル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (12)R’は水素原子、Qは4−スルホメチル−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 (13)R’は水素原子、Qは4−(2−スルホエチル
)−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 (1・4)R1は水素原子、Qは2,3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 (15)I’(1はアセデル基、Qは1−ピリジニオ基
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、発明の詳細な説明 Ll直立皿旦史1 本発明は新規なセファ0スポリン誘導体、その製法及び
該化合物を有効成分として含有する抗菌剤に関するもの
である。 従来技術 従来、セファロスポリン核の7位側鎖に2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル) −2−@換オキシイミノ
アセトアミド基を、3位にアンモニオメチル基を合せ持
つ化合物は極めで多く合成され、それらの記載された公
開技術としては、例えば特開昭54−154786号、
同55− 59196号、同57.−192394号、
同58−174387号、同58−198490号、同
59−219292号及び同60−97983号公報な
どが挙げられ、ダラム陽性菌及びシュードモナス エル
ギノーザ(I’seudomonas aerlJ(J
inO3a)を含むセファ0スポリン耐性のダラム陰性
菌に対しても活性を示し、優れた抗菌力と幅広い抗菌ス
ペクトルを有することが示唆されている。 発明が解決しようとする問題点 β−ラクタム抗生物質は、細菌のみに選択m性を示し、
動物細胞に対しては影響を与えないことから、副作用の
少ない抗生物質として細菌による感染症の治療に広く使
用され有用性の高い薬剤である。 しかしながら、近年、耐性のダラム陽性菌及び耐性のブ
ドウ糖非醗酵ダラム陰性桿菌の分離頻度が増加の傾向に
あり、これらの菌に対する抗菌力の増強が望まれている
。 肌逆J」口紅り杢J」し欠玉退 本発明は優れた抗菌力を有する新規なセファロスポリン
誘導体を提供することを目的とし、3位に@換基を有し
てもよいピリジニオ基を、7位に2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−(3,4−ジヒドロキシベン
ジルオキシイミノ)アセ1〜アミド基もしくは2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3,4−ジア
セトキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド基を有す
る新規なセファ0スポリン誘導体について鋭意研究した
結果、ダラム陰性菌及びグラム陽性菌に対して強い抗菌
力を右することを見出し本発明を完成した。 作 用 本発明は、一般式(I) (式中、R1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基を
有してもよいピリジニオ基を示す)0表される化合物、
その無毒性塩又は生理的に加水分解可能な無毒性エステ
ル、その製法及び該化合物を有効成分として含有する抗
菌剤に関する。 次に本明細角に記載された各種記号、用語について説明
する。 一般式(I)の化合物の置換基Qの置換基としては、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、水酸基、アミン基、カルボキシ
ル基、カルバモイル基、アセチル基、低級アルコキシ基
、ヒドロキシ低級アルキル基、アミノ低級アルキル基、
カルボキシ低級アルキル基、スルホ低級アルキル基、シ
クロペンテノ基等を挙げることができる。特に、水酸基
、アミノ基、カルボキシル デル基、メ1ヘキシ基、アセトアミド基、スルホエチル
基、スルホエチル基、シクロペンテノ基等が好ましい。 ここで、ハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子が挙げられる。又、低級アルキル基とは、炭
素数1〜5個の直鎖又は分岐した炭素鎖を示す。置換位
置は特に限定されないが、基Qの特に好ましい例として
は、1−ピリジニオ基、3−アミノ ー1−ピリジニオ
基、3−アセトアミド−1−ピリジニオ基、3−カルボ
キシ−1−ピリジニオ基、4−カルボキシ−1−ピリジ
ニオ基、4−カルバモイル−1−ピリジニオ基、4−ス
ルホメチル−1−ピリジニオ基、4−(2−スルホエチ
ル)−1−ピリジニオ基、又は、2.3−シクロペンテ
ノ −1−ピリジニオ基等が挙げられる。 又、一般にオキシイミノ基における配置はシン異性体及
びアンチ異性体が存在するが、本発明は、シン異性体及
びアンチ異性体の何れをも包含する。特にシン異性体が
優れた抗菌活性を有する。 本発明の化合物としては、例えば以下に示ず化合物が挙
げられる。 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドJ−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ−1−ピリジニオ)メチル
−3−セフ1ム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)ア
セ1−アミド]−3−(3−アセトアミド−1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド]−3−(3−カルボキシ−1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミドl−3−(4−カルボキシ−1−ピリジニオ)メ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(3.4
−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]
−3−(4−スルホメチル−1−ピリジニオ)メチル−
3−セフェム−4−カルボキシレート7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−344
−(2−スルホエチル)−1−ピリジニオ]メチルー3
ーセフェム−4−カルホキシレー1−7−[2−(2−
アミノデアゾール−4−イル)−2−(3.4−ジヒド
ロキシベンジルオキシイミノ)アセトアミド]−3−(
2.3−シクロペンテノ−1−ピリジニオ)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレーh一般式(I)の化合
物は常法により、その無毒性塩又は生理的に加水分解可
能な無毒性エステルとすることができる。 一般式(I)の化合物の無毒性塩としては医薬上許容さ
れる慣用的なものを意味し、例えばナトリウム、カリ、
ラム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等の金
属塩、N、N’−ジベンジルエチレンジアミン、プロ力
イン等の有機アミン塩、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸
、過塩素酸等の無機酸塩、酢酸、乳酸、プロピオン酸、
マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
等の有瀘酸塩、メタンスルホン酸、イセチオン酸、ロー
トルエンスルホン酸等のスルボン酸塩、グルタミン酸、
アスパラギン酸、リジン、アルギニン等のアミノ酸塩等
が挙げられる。 又、一般式(I)の無毒性エステルとしては、セフェム
核3位のカルボキシル基における医薬上許容される慣用
的なものを意味し、例えばアセ1へキシメチル基、ピバ
ロイルオキシメチル基等のアルカノイルオキシメチル ニルオキシ)エチル基等のアルコキシカルボニルオキシ
アルキル基、フタリジル基、5−メチル−2−オキソ−
1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチル基等の5−@換
−2−オキソ ー1.3−ジオキソ−ルー4−イルメチ
ル基等が挙げられる。 次に本発明化合物の製造方法について説明する。 一般式(I)の化合物は、以下に示り゛製造法A.Bい
ずれの方法でも製造することができる。 製造法A 一般式(III) (式中、R2は水素原子又は水酸基の保護基、R3は水
素原子又はカルボキシル保護基、R4は水素原子又はア
ミン保護基、Xはハロゲン原子又は脱難基、YはS又は
S○を示す)で表される化合物又はその塩に、保護され
た置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応させて、 一般式(IF) (式中、R2、R3、R4及びYは前記の意味を有し、
Q−は保護された置換基を有してもよいピリジニオ基、
xOは陰イオンを示す)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去することにより、本発
明化合物(I)を製造することができる。 一般式(I[I)のXは塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン原子、又はアセトキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基、フェニルスルホニルオキシ基、p−トル
エンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、特に臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子及びアセトキシ基が好適である
。 本反応の3位置換反応に用いるピリジン誘導体としては
、ピリジン、3−アミノ−ピリジン、3−アセトアミド
ピリジン、3−カルボキシピリジン、4−カルボキシピ
リジン、4−カルバモイルピリジン4−スルホメチルピ
リジン、4−(2−スルホエチル)ピリジン、2.3−
シクロペンテノピリジン等が挙げられる。尚、これらの
アミン基、カルボキシル基、及びスルホ基は保護されて
いてもよい。 製造法B 一般式(V) (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニア1基、XOは陰イオンを示す)で表される化合
物又はその塩を、一般式(IV)(式中、R2は水素原
子又は水酸基の保護基、R4は水素原子又はアミノ保護
基を示す)で表されるカルボン酸又はその反応性誘導体
によりアシル化して、 (式中、R2、R3、R4、Y、Q−及びXOは前記の
意味を有する)で表される化合物となし、要すれば還元
及び/又は保護基を除去することにより、本発明化合物
(I)を製造することができる。 尚、前記一般式におけるカルボキシル基、アミノ基及び
水酸基の保護基としては、β−ラクタム合成の分野で通
常使用されている保護基を適宜選択して使用することが
できる。 カルボキシル基の保護基としては、[−ブチル基、2,
2.2−トリクロロエチル基、アセトキシエチル基、プ
ロピオニルオキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基
、1−アセトキシエチル基、1−プロピオニルオキシエ
チル基、1−<エトキシカルボニルオキシ)エチル基、
フタリジル基、ベンジル基、4−メトキシメチル基、3
,4−ジメトキシベンジル基、4−ニトロベンジル基、
ベンズヒドリル基、ビス(4−メトキシフェニル)メチ
ル基、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ル
ー4−イル−メチル基、トリメチルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基等が挙げられ、特にベンズヒドリル
基、ドブチル基、シリル基等が好適である。 アミン基の保護基としては、トリチル基、ホルミル基、
クロロアセチル基、1−リフルオロアセデル基、t−ブ
トキシカルボニル基、トリメチルシリル基、(−ブチル
ジメチルシリル基等が挙げられる。 水酸基の保護基としては、2−メトキシエトキシメチル
基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、テトラヒ
ドロピラニル基、フェナシル基、イソプロピル基、t−
ブチル基、ベンジル基、4−二1へロベンジル基、アセ
チル基、2,2.2−1〜リクロロエトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、アセトナイド、トリ
メチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等が挙げ
られる。 次に本発明化合物<I)の!!!j造法A及び製造法B
を詳説する。 製造法A 一般式(III)のXがハロゲン原子である化合物とピ
リジン誘導体との反応は、塩化メチレン、クロロホルム
、エーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、テトラヒドロフ
ラン、アセトニトリル、N、N−ジメチルボルムアミド
、ジメチルスルホキサイド等の有機溶媒中又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。又、本反応に用いるピ
リジン誘導体は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸
塩、酢酸塩等の無機酸塩又は有機酸塩を用いてもよい。 この場合、反応は中和量のトリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N、N−ジメチルアニリン、N−
メチルモルホリン等の脱酸剤の存在下に行う。又、本反
応に用いるピリジン誘導体はN、O−ビス(トリメチル
シリル)アセ[〜アミド等のシリル化剤でシリル化して
使用することもできる。 反応は一般式([[)の化合物1モルに対して、ピリジ
ン誘導体を1〜2モル使用し、反応温度及び反応時間は
0〜40℃、0.5〜5時間である。 又、一般式(I[[)のXがアセトキシ基である化合物
とピリジン誘導体との反応は、水、リン酸緩衝液、アセ
トン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルボキサイド等の溶媒又はこれらの
混合溶媒中で行うことができる。反応は中性付近で行う
ことが好ましく、反応温度は室温から90℃で、反応時
間は1〜10時間である。又、本反応は、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム等のヨウ化物、チオシアン酸ナト
リウム、チオシアン酸カリウム等のチオシアン酸塩の存
在下で行うことにより促進される。 基YがSOであるアンモニオ化合物(n)はジャーナル
オブ オーガニック ケミス1〜り一(Journa
l of 0raanic Chemistry) 3
5巻、2430頁(1974年)等に記載の方法により
、スルホキサイド基を還元することができる。即ち基Y
がSOであるアンモニオ化合物(I[)はアセトン溶媒
中、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムの存在下、−
40〜0℃で、アセチルクロライドを滴下し、1〜2時
間反応させることにより還元されることがその一例とし
て示すことができる。反応は基YがSOである化合物(
■)1モルに対して、ヨウ化物3.5〜10モル及びア
セチルクロライド1.5〜5モル使用する。 更に、本発明化合物(I)は、要すれば基YがSである
一般式(II)の化合物から保ilを除去することによ
り製造することができる。 保護基の除去方法は、その保護基の種類に応じて、プロ
テクティブ グループス イン オーガニック シンセ
シス(Protective Groups inOr
ganic 5ynthesis) 1981年などに
記載の常用の方法を適宜選択して行うことができる。例
えば、トリチル基、ホルミル基、t−ブトキシカルボニ
ル基、ベンズヒドリル基、(−ブチル基、2−メ1〜キ
シ工トキシメヂル基等の保護基の除去は塩酸、ギ酸、ト
リフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸等の無機酸又は有機酸等で出来、特にトリフル
オロ酢酸が好適である。 尚、酸としてトリフルオロ酢酸を使用する場合には、ア
ニソールを添加することにより反応は促進される。 又、反応は水、塩化メチレン、クロロボルム、塩化エチ
レン、ベンゼン等の反応に関与しない溶媒中、或いはこ
れらの混合溶媒中で行うことができる。 反応温度及び反応時間は化合物(n)及び本発明化合物
(I)の化学的性質、保護基の種類に応じて適宜選択し
、特に氷冷乃至は加温程度の緩和な条件で行うのが好ま
しい。 尚、製造法Aの原料化合物(1)は以下のようにして製
造することができる。 基YがSである一般式(I[[)の化合物は、ベンズヒ
ドリル 1−アミノ −3−クロロメチル−3−セフェ
ム−4−ノJルポキシレート、7−アミツセフアロスボ
ラン酸、又はそのエステルに一般式 (V)のカルボン
酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン化物、混
合酸無水物、活性エステル等)を反応させて製造するこ
とができる。ベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロ
ロメチル−3−t?フエムー4−カルボキシレートは、
例えば特開昭50−76089号、同56−86187
号公報記載の方法により製造することができる。 NYがSOである一般式(I[)の化合物は、基YがS
である一般式(III)の化合物を塩化メチレン、塩化
エチレン、クロロホルム等の反応に関与しない溶媒中、
氷冷下に等モルのm−クロロ過安息香酸で酸化して製造
することができる。 基Xがヨウ素原子である(III)の化合物は、基Xが
塩素原子である一般式(I[[)の化合物をアセトン、
N、N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、水冷又は室
温でヨウ化ナトリウム等のヨウ化物と反応さけて製造す
ることができ、Mi 阿[もしくは、単N1せずにその
まま次の反応に用いでもよい。 製造法B 一般式(II)の化合物は一般式(V)の化合物を水、
アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、テトラヒドロ
フラン、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン、
ベンゼン、酢酸[チル、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメヂルスル小キケイド等の反応に悪影響を与えない
溶媒中、又はこれらの混合溶媒中で、一般式(IV)の
カルボン酸又はその反応性誘導体(例えば、酸ハロゲン
化物、混合酸無水物、活性エステル等)と反応させて製
造することができる。 反応は一般式(V)の化合物1モルに対し、一般式(I
V)の反応性誘導体1〜1.5モルを使用し、反応温度
は一40〜40℃である。 一般式<IV)の反応性誘導体として、酸ハロゲン化物
を使用する場合、トリエチルアミン、N−メチルモルホ
リン、N、N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤
の存在下に行うのが好ましい。 酸ハロゲン化物形成反応は、カルボン酸(IV)1モル
に対し、塩化チオニル、三塩化リン、三臭化リン、五塩
化リン、オキシ塩化リン、オキザリルクロライド、ホス
ゲン等のハロゲン化剤を1〜10モル好ましくは1〜1
.5モル使用し、反応温度は一40〜100℃、好まし
くは一20〜20℃で、反応時間は数時間で完結する。 混合酸無水物形成反応は、カルボン酸(IV)1モルに
対し、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、N、
N−ジメチルアニリン、ピリジン等の脱酸剤1〜1.2
モルの存在下、メチルクロロポルメート、エチルクロロ
ポルメート、イソブチルクE1ロホルメート等のクロル
炭酸エステル1〜1.2モル使用し、反応温度は一40
〜20℃、好ましくは一20〜5°Cで、反応時間は1
0〜60分間である。 活性エステル形成反応は、カルボン酸([V)1モルに
対し、N−ヒドロキシ化合物(例えば、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等
)又はフ丁ノール化合物(例えば、4−ニトロフェノー
ル、2.4−ジニトロフェノール、2.4.5−トリク
ロロフェノール等)1〜1.2モル及びN、N−ジシク
ロヘキシルカルボジイミドを1〜1.4モル使用し、反
応温度は一10〜50℃で、反応時間は30〜120分
間である。 又、アシル化反応において、一般式(IL)のカルボン
酸を遊離酸の形で使用する場合、N、N’−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド等のカルボジイミド類、オキシ塩
化リン、N、N−ジメチルホルムアミド・オキシ塩化リ
ン付加物等の縮合剤の存在下でも、一般式(II)の化
合物を製造することができる。一般式(II)から本発
明化合物(I)の製造は前記製造法Aに同じである。 尚、製造法Bの原料化合物(V)は、フラン(F l
ynn )著のセファロスポリン アンド ペニシリン
、アカデミツク プレス(Cephalosporin
s and Pen1cillins、Academi
c PRESS) 151〜171頁、1972年等に
記載の方法により製造づることがぐきる。例えば、1−
アシルアミノ −3−へロメチルー3−セフェムー4−
カルボキシート誘導体(特開昭58−72590号、同
58−154588号公報等)又は7−アシルアミノセ
ファロスポランl Li導体に、ピリジン誘導体を反応
させて、 一般式 (式中、R3は水素原子又はカルボキシル保護基、Yは
S又はSo、Q−は保護された置換基を有してもよいピ
リジニオ基、XOは陰イオン、acy l −はアシル
基を示す)で表される化合物とし、次いで脱アシル化す
ることにより製造することができる。 脱アシル化反応は既に当分野では公知であり、例えば、
五塩化リン等によるイミノクロル化、次いでメタノール
等によるイミノエーテル化及び加水分解からなる方法又
はアシラーゼによる方法笠がある。 アシル基としては、例えばフェニルアセチル基、フェノ
キシアセチル基、アミノアジピル基笠が挙げられる。 次に本発明化合物の種々の細菌に対する試験管内抗菌活
性を下記の寒天平板希釈法により測定した。 ミコーラー ピン1〜ン ブロス(Muellcr H
inton broth)中で一夜培養した各試験菌株
の一白金耳(接種菌量: 106CFU/戒)をミュー
ラー ヒントン アガー()Iueller 1lin
ton aoar )に接種した。この培地には抗菌剤
が各濃度で含まれており、37℃で16時間培養した後
、最小光育阻止濃度([C:埒/Inl>を測定した。 比較化合物としてセフtタキシム(Cefotaxim
e)を用いた。その結果を次表に示す。 本発明化合物は、感受性・耐性のグラム陰性菌及びグラ
ム陰性菌に対して強い抗菌力を示した。 従って、一般式(I)の化合物、その無m性塩及び生理
的に加水分解可能な無毒性エステルは、抗菌剤とするこ
とが可能である。 本発明化合物は当分野で公知の固体又は液体の賦形剤の
担体と混合し、非経口投与、経口投与又は外部投与に適
した医薬製剤の形で使用づることができる。医薬製剤と
しては、注射剤、シロップ剤、乳剤等の液剤、錠剤、カ
プセル剤、粒剤等の固形剤及び軟膏、半開等の外用剤等
が挙げられる。又、これらの製剤には必要に応じて助剤
、安定剤、湿潤剤、乳化剤、吸収促進剤、界面′活性剤
等の通常使用される添加剤が含まれていてもよい。 添加剤としては注射用蒸溜水、リンゲル液、グルコース
、蔗糖シロップ、ゼラチン、食用油、カッJオ脂、エチ
レングリコール、蔗糖、とうもろこし澱粉、ステアリン
酸マグネシウム、タルク等が挙げられる。 □ 更には、本発明の化合物は抗菌剤として、ヒトの細菌感
染症の治療に使用することがCきる。、投与量は患者の
年齢、性別等の状態によって異なるが、通常、1日当り
1〜100m’j/に9の範囲で使用され、1回当り5
〜30mg/Kgで2〜4回に分けて投与するのが好ま
しい。 次に実施例及び参考例を挙げて、本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 7−f2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アレ1
ヘアミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(シン異性体)の製造(^
) 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸(シン異性体)10g(1
,4ミリモル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3
−クロロメチル−3−セフェム−4−カルホキシレー1
〜0.56 g(1,4ミリモル)を塩化メチレン20
−に溶解し、0℃でN、N−ジメチルアニリン0.77
rd、(6,3ミリモル)、次にオキシ塩化リン01
2d(1,7ミリモル)を滴下後、30分間撹拌する。 反応溶液を水、1N−塩酸、10%重曹水及び飽和食塩
水で順次洗浄する。水層を更に酢酸二「チルで抽出し、
右1M層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧下に
溶媒を留去し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル7−
(2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ1へキシ
)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−ジチルアミ
ノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート(シン異性体)を得、精製す
ることなく次の反応に用いる。 (B)上記(A)で得た化合物をアセトン20dに溶か
し、0℃でヨウ化ナトリウムo、49 (2,8ミリモ
ル)を加え、室温で30分間撹拌する。反応液を10%
チオ硫酸ナトリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで2回
抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水6M酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラ11りロマトグラフィーに付し、目的物を含
む溶出画分(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)を濃縮し
、ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−[3
,4−ジ(2−メトキシエトキシン1−キシ)ベンジル
オキシイミノl−2−(2−1−ジチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート(シン異性体)1.09g(収率65
%)を得る。 IR(KBr ) cM : 3390.1785.1
722.1682NHR(DH3O−d6)δ: 3.20(3H,S)、3.22(3+1.S)、3.
45(6H,m)、 3.75(411,m)、4゜3
5(211,brs)、5.05(211,brs)、
5.24(411,S)、 5.24(111,d、
J=511z)、 5.78(111,m)。 6、75(111,S)、 6.96(111,S)、
7.0〜7.8(2811゜m)、 8.80(11
1,brs、 TrNH−)、 9.63(111,b
rd、 J=811z) (C)上記(B)で得た化合物50h+y (0,41
ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド57!に溶
かし、ピリジン0.06 d (0,フロミリモル)を
加え、室温で1時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
1qられる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しで、ベンズヒドリル 7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシニ「トキシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノ]−2−(2−トリデルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−(1−ピリジ
ニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート〜
・ヨウ化物(シン異性体) 430m’j (収率8
0%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6 ’) δ :3.20(
311,s)、3.22(311,s)、3.50(6
11,m)、3.75(211,ml、5.03(21
1,brs)、5.22(/IH,S)、5.22(1
1I、d、J=511z)、5.59(211,brs
)、5.90(11I、m)。 6、72(111,s)、 6.92(ill、 s)
、 7.0〜7.7(2811゜m)、8.18(21
1,t、J=611Z)、8.62(111,m)、8
.96(211,d、 J=611z)、 8.83(
IH,brs)、 9.68(III、 brd、J=
811z) (0)上記(C)で得た化合物0.439 (0,33
ミリモル)を塩化メチレン2.0蔵に溶かし、アニソー
ル0.8d、次いで0℃で1−リフルオロ酢酸2.0−
を加え、室温にて1時間撹拌する。溶媒を減圧下に留去
し、冷NJ下にジエチルエーテルを加え沈澱物を濾取す
る。この沈澱物に水を加え、不溶物を濾別後、ODSカ
ラムクロア1〜グラフィー(LC−3orb :ケムコ
社)に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物41mg(収率
21%)を得る。 HP 140℃(分解) IR(にBr ) cM : 3400.1775.1
62ONMR(D)IsO−ds ) δ:3.4
5(211,m)、4.93(2H,brs)、5.2
0(lit、d、J=511z)、 5.56(2tl
、 brs)、 6.64(111,s)、 6.72
(111゜s)、6.73(211,m)、8.20(
211,brt、J=611z)、8.66(1N、
m)、 9.04(211,brd、 J=611z)
、 7.29(211,brs)、9.58(ill、
m) 実施例2 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルポキシレー1−(シン異性体)の製造(A
) 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ
)−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)
酢酸(シン異性体) 1.2!7 (1,87ミリモ
ル)及びベンズヒドリル 7−アミノ −3−クロロメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.77
ff (1,87ミリモル)を塩化メチレン2htf2
に溶hXシ、室温にてN、N−ジメチルアニリン1.1
d (8,4ミリモル)、次にオキシ塩化リン0.21
d (2,2ミリモル)を滴下し30分間撹拌する。 反応溶液を水、1ト塩酸、10%重曹水及び飽和食塩水
で順次洗浄し、水層を更に各々酢酸エチルで抽出する。 有機層を合せて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:3〜1:1)
で精製し、ベンズヒドリル 3−クロロメチル−7−1
’2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)
−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)ア
セトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレート(
シン異性体) 0.24 g及びその脱アセチル体を
得る。脱アセデル体をピリジン2ml及び無水酢酸2厩
で処理後、前記同様にシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、ベンズヒドリル3−クロロメチル−7−[
2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセ
トアミド]−3−t?フエムー4−カルボキシレート(
シン異性体) 0.649を得る(計0.88 ci
:収率45%)。 NMIt (D)130−ds ) δ :2.
24(311,s)、2.26(311,s)、3.f
30(2ft、m)、4.41(211,brs>、
5.10(211,brs)、 5.20(7H,d、
J=511z)、5.82(111,m)、−6,7
1(111,s)、6.93(Ill、s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.82(Itl、
brs、TrNII−)。 9、72(111,brd、 J=8tlz)(8)上
記(八)で17だ化合物0.88 g(0,85ミリモ
ル)をアセi〜ン18成に溶かし、O′Cでヨウ化ナト
リウム0.25 ’;J (1,7ミリモル)を加え、
V温にて30分間撹拌する。反応液を10%チオ硫酸ナ
トリウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄する。有1M層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去して、ベンズヒド
リル 3−ヨードメチル−7−r2−(3,4−ジアセ
トキシベンジルオキシイミノ)−2−(2−ドリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−t?
フコムー4−カルボキシル−1へ(シン異性体) 0
.88 g(収率92%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−66) δ : 2、28(611,s)、 3.7(211,m)、
4.33(211,ml、 5.13(211,brs
)、 5.25(111,d、 J=511Z)、 5
.76(111,ml。 6、76(III、 s)、6.96(11I、 s)
、 7.0〜7.9(2811゜m)、8.83(II
I、brs、丁rNH−)、9.7(01,brd、J
=8(C)上記(B)で得た化合物0.88 !J(0
,78ミリモル)をN、N−ジメチルホルムアミド9d
に溶かし、ピリジン0.2m (2,5ミリモル)を加
え、室温にて4時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、
得られる残渣をシリカゲルカラムクロマ1−グラフィー
で精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール・塩
化メチレン)を濃縮しC、ベンズヒドリル 7−[2−
(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−2−
(2−−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド]−3−(1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体) 50h+y (収率49%)の泡状物を得る。 N旧 (D)IsO−d6 ) δ :2.26(
311,s)、2.30(31!、s)、3.52(2
11,m)、5.22(211,brs)、 5.29
(ill、 d、 、I’511Z)、 5.58(2
t(、brs)、5.92(111,m)、6.76(
ill、s)、6.93(111,s)。 7.0〜7.8(2811,m)、8.20(211,
brd、J=6H2)。 8.68(111,m)、8.96(211,brd、
J=Gtlz)、8.90(ill。 brs、TrNII−)、 9.74(111,br
d、J=811z、−CONII−)(DJ上記(C)
で19だ化合物0.547 (0,41ミリモル)をj
n化メチレン2.5dに溶かし、アニソール0.5tt
dlを加え、0℃に冷却し、1−リフルオIコ酢酸2.
5mlを加える。室温にて1時間攬拝し、溶媒を減圧下
に留去して得られる残渣にO′Gにでジエチルエーテル
を加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、005カラム
クロマトグラフイー(LC−3orb :ケム=1社)
に(=Jし、目的物を含む溶出画分く30%メタノール
・水)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物107mg(収
率39%)を得る。 )IP 160℃(分解) IR(KBr ) cri : 3420. 176
5. 1665. 162ONHR(D)130−d6
)δ: 2.26(611,S)、 3.42(2H,brs)
、 5.10(211,brs)。 5.20(111,d、J=511z)、5.35(1
1,m)、5.65(111,m)、 5.70(IH
,S)、 6.69(ltl、 s)、 7.20(3
H,m)。 8、13(211,brcj、 J=611z)、 8
.58(111,m)、 9.48(211゜brd、
J=6Hz) 実施例3 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−アミノ −1−ピリジニオ)メチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0z (0,82ミリモル)をN、
N−ジメチルホルムアミド10dに溶かし、3−トリチ
ルアミノピリジンo、ig(0,82ミリモル)を加え
、室温にて2時間放置する。減圧下に溶媒を留去し、得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、目的物を含む溶出画分(2%メタノール・塩化メ
チレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(2−[3
,4−ジ2−(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミンデアゾー
ル−4−イル)アセ1〜アミド)−3−(3−トリチル
アミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェム−4
−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体) 1.
359 (収率100%)を泡状物としで得る。 NMR(DMSO−d6 )δ: 3.20(311,s)、3.22(3N、s)、3.
52(6fl、m)、3.80(411,m)、5.2
0(211,m)、5.36(411,brs)、5.
40(2tl、m)、5.95(111,m)、6.7
8(ill、s)、6.88(1tl。 s)、7.0〜7.7(281,m)、8.46(1t
(、brs)。 8、82(ill、 brs)、 9.62(III、
brd、 J=8Hz)(B)上記(^)で得た化合
物1.35 y (0,87ミリモル)を塩化メチレン
5.0dに溶かし、アニソール1.0dを加え、0℃に
冷却しトリフルオロ酢酸5. (7を加える。室温にて
1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去しC得られる残渣に
0℃にてジエチルエーテルを加え生成する沈澱物を辺数
する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィ=(LC−3Orb :ケムコ礼)に
付し、目的物を含む溶出画分(20%メタノール・水)
を濃縮、凍結乾燥し、標記化合物を含む△2 ・△”
(3:2)の混合物45m9Iを得る。 HI’ 170℃(分解) In (KBr ) cM : 3340.3200.
1760.162ON)IR(D)430−d6 )δ
: 3.50(211,m)、4.96(211,brs)
、5.06(ill、d、J=5Hz)、5.2〜5.
4(211,m)、5.68(IN、m)、6.71(
III、 s)、 6.75(311,ml、 7.2
1(211,brs、−Nl12)。 7.64(311,m)、 8.22(111,brs
)、 9.50(111,m、 −CONll−) 実施例4 3−(3−アセトアミド−1−ピリジニオ)メチル−7
−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−(
3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセトア
ミド1−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1アセトアミド]−3−セフェム−4−
カルボキシレート4.09 (3,3ミリモル)を塩化
メチレン80−に溶かし、0℃に冷却する。次にm−ク
ロロ過安@香酸(80%含有) 0.709(3,3
ミリモル)を加え、15分間撹拌する。反応溶液に10
%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えて反応を止め、次に
10%重曹水で洗浄する。水層を塩化メチレンで抽出し
、先の有感層と合せ、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下に溶媒を留去し、残渣をジイソプロピルエーテルで
洗浄してベンズヒドリル3−ヨードメチル−7−(27
[3,4−ジ(2−メ1〜キシ二r1〜キシメトキシ)
ベンジルオキシイミノ]−2−(2−1−リチルアミノ
チアゾールー4−イル)アセ1〜アミド)−3−セフ1
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド(シン異性
体) 3.95 g(収率97%)を得る。 IR(にBr ) cM : 3370.1798.1
722.1682NHR(DMSO−d6)δ: 3.20(311,s)、3.22(311,s)、3
.46(611,m)、3.76(4H,m)、4.4
2(2H,m)、5.05(3H,m)、5.23(4
N。 brs)、5.87(ill、dd、J=5及び811
z)、 6.80(III、s)、 7.0〜7.8(
2811,m)、8.′73(111Jrs)。 8、98(ill、 brd、 J=811z)(8)
上記(^)で得た化合物1.Oび(0,81ミリモル)
をN、N−ジメチルホルムアミド10rd!に溶かし、
3−トリチルアミノピリジンo、5g(1,5ミリモル
)を加え、空温にて1時間放置する。減圧下に溶媒を留
去し、得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を含む溶出画分(5%メタノール
・塩化メチレン)を濃縮して、ベンズヒドリル 7−(
2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ1−2=(2−1〜リチルアミノチ
アゾール−4−イル)アセ1〜アミド]−3−(3−ト
リチルアミノ −1−ピリジニオ)メチル−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート 1−オキサイド・ヨウ化物
(シン異性体)1.1747(収率93%)を泡状物と
しで得る。 t4HR(DH3O−d6)δ: 3、19(311,s)、 3.2−1 (311,s
)、 3.40(211,brs)。 3.44(411,m)、3.72(411,m)、5
.08(211,brs)。 5、08(III、 d、 J−sllz)、 5.2
0(411,S)、 5.23(2tl。 m)、 6.00(III、 m)、 6.81 (1
11,s)、 6.88(ill、 s)。 7.0〜7.8(32H,m)、8.40(IH,br
s、丁rNH−)。 8、73(III、 brs、 TrNII−)、 9
.16(III、 brd、 J=811z。 −CONi−) (C)上記(B)で得た化合物1.21グ(0,81ミ
リモル)をアセトン25dに溶かし、ヨウ化カリウlx
O,549(3,2ミリモル)を加え、次いで0℃で
アセチルクロライド0.12 d (1,6ミリモル)
を滴下後、1時間撹拌する。反応溶液を10%メタ重亜
流酸ソーダ水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出する。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸す]・リウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去する。残渣を再び同様の反応及
び操作を繰り返し、ベンズヒドリル 7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−(2−トリチルアミノデアゾール−4
−イル)アセ1−アミド)−3−[3−(N−1−リチ
ル)アセトアミド−1−ピリジニオ]メチルー3−セフ
ェム−4−カルボキシレート・ヨウ化物(シン異性体>
1.56 gを泡状物として1!?、精製すること
なく次の反応に用いる。 (D)上記(C)で得た化合物1.2g(0,75ミリ
モル)を塩化メチレン5.0In11.:溶かし、アニ
ソール1.Odを加え、0℃に冷却下しトリフルオロ酢
酸5.OIdを加える。゛室温にて1時1!!撹拌し、
溶媒を減圧下に留去して得られる残渣に0℃にてジエヂ
ルエーテルを加え生成する沈澱物を濾取する。 この沈澱物を水に溶かし不溶物を濾別後、ODSカラム
クロマトグラフィー(LC−3Orb 、:ケムコ社)
に付し、目的物を含む溶出画分(30%メタノール・水
)を濃縮、凍結乾燥して標記化合物55mg(収率12
%)を得る。HP 155℃(分解)rR(にar
)ciA : 3330..1768.1662.16
08N)Iff (DH3O−d6 ) δ :
2、09(311,s)、 3.60(2H,m)、
4.90(211,brs)。 5.08(III、d、J=511z)、5.40(1
11,m)、5.60(1N、m)、5.72(ltl
、m)、6.60(IH,s)、6.62(111,s
)。 6.69(211,m)、7.16(211,brs、
−Nf12)。 8.02(ill、m)、8.55(III、m)、8
.92(Iff、m)。 9、48(111,brs)、 9.50(111,m
、 −CONtl−)実施例5 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,It−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセ
トアミド]−3−(3−ノノルポキシレート−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
ナトリ1クムJp (シン異性体)の製造(A)ベンズ
ヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−13,4−ジ
(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル
)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト 1.0g(0,82ミリモル)と3−ベンズヒドリ
ルオキシカルボニルピリジン0.25 q< 0.87
ミリモル)から、実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(3−ベンズヒドリルオキシカルボ
ニル−1−ピリジニオ)メチル−7−(2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)−2−[3,4−ジ
(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベンジルオキシイミ
ノ1アセトアミド)−3−セフェ・ムー4−カルボキシ
レート・ヨウ化物(シン異性体) 0.78g(収率
63%)を泡状物として得る。 Nt(It (D)130−d6)δ:3.22(6
11,s)、3.40(f311.m)、3.72(4
H,m)、5.02(311,m)、5.22 (41
1,brs)、5.74(211,m)、54)0(I
ll、m)、6.73(IN、s)、7.00(111
,s)、 7.0〜7.8(2811,m)、8.3
0(111,m)、 8.80(ill、 m)、 9
.18(III、Ill、9.(32(ill、brs
)(B)上記(八)でキ程だ化合物0.78 q (0
,52ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により
標記化合物104my(収率32%)を得る。 MP 160℃ (分解) rR(KBr)cIll: 3400. 1788.
1640. 161ON14ft (叶5o−d5
)δ:3、40(211,brs)、 4.88(2
tl、 brs)、 5.03(1H,d。 J=411z)、 5.20(IH,m)、 5.62
(IH,dd、 J=4及び8tlz)、 5.70(
ill、 m)、 6.58(IH,s)、 6.66
(18,s)。 θ、72(1)f、m)、 7.18(211,brs
)、8.04(111,dd、J=6及び引1z)、
8.72(IH,brd、 J=611z)、 9.2
8(ill。 brd、J=611z)、9.60(111,m)実施
例6 7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルボキシレート−1−ピリジニ
オ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート・モ
ノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7、−(2
−[3,4−ジ(2−メトキシ1トキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレー1〜1.0s (0,82ミリモル)と
4−ベンズヒドリルオキシカルボニルピリジン ( 0.80ミリモル)から実施例3(A)と同様の方
法によりベンズヒドリル 3−(4−ベンズヒドリルオ
キシカルボニル−1−ピリジニオ)−7−(2−(3.
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオ
キシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾール−
4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート・ヨウ化物(シン異性体) 695R+g
(収率56%)を泡状物として得る。 NHR (OH30−66 )δ: 3、22(3tl,s)、3、24(3日,s)、3.
45(611,m)、3.72(411,m)、5.0
3(211, brs)、5.20(411,brs)
、5.2()(IH,d,J−5Hz)、5.69(2
H,brs)、5.88(1tl,m)。 6、73(111,s)、6.91(1tl,s)、7
.0 〜7.8(2811,m)、 a. 70(2H
, brd, J=6Hz)、 9. 18(211,
brd, J=611z)、8.80(111,br
s,TrNll−)、9.64(111,brd,J=
6Hz, −CONt(−) (B)上記(A)で得た化合物0.43 y ( 0.
33ミリモル)を実施例3(B)と同様の方法により標
記化合物41my(収率22%)を得る。 HP 165℃ (分解) In (KBr)CIIt: 3400, 1770.
162ON)In (D)130−66 )δ:3
、 68(2H, m)、 4. 90(211, b
rs)、 5. 04(IH, d, J=611z)
、5.22(ill, m)、 5.60(111,
m)、 5. 75(111, m)。 6、 60(IH, s)、 6. 68(111,
s)、 6. 73(211, m)。 7、18(211,brs,−Nl12)、 8。20
(211, d, J=6tlz)。 9、28(2+1,d,J=6112)。 9、 54 (111 、 brd 、 J=811z
, −CONII− )実施例7 7−r2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3.4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(4−カルバモイル−1−ピリジニオ)
メチル−3−セフTムー4ーカルボキシレー]・(シン
異性体)の製造 (八)ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ1−2−(2− トリチルアミノチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−
カルホキシレーt− 1.0g( 0.82ミリモル)
と4−カルバモイルピリジン0.10 9 ( 0.8
2ミリモル)から実施例3(八)と同様の方法によりベ
ンズヒドリル 3−(4−カルバモイル−1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3.4−ジ(2−メトキシエ
トキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−2−(2−
トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4−カルボキシレート・ヨウ化物(
シン異性体)0、70 g(収率64%)を泡状物とし
て得る。 NHR (DHSO−66)δ: 3、20(311,s)、3.22(3N,s)、3.
38(2N, s)、3. 48(411, m)、
3. 76(411, m)、 5. 03(211,
brs)、 5. 22(411, brs)、 5
. 30(III, brd, J=6Hz)、 5.
08(2H, m)、5.90(111,dd,J=
6及び811z)、6.74(1tl,s)。 6、92(III,s)、7.0 〜7.7(28tl
,m)、7.80(111。 brd, J=611z)、 8. 45(ill,
brd, J=6Hz)、 8. 68(III。 brs, TrNfl−)、 8. 78(IH, b
rd, J=611Z,−CONH−)。 9、12(111,brd,J=611z)、9.68
(1tl,brd,−CONII−)(B)上記(A)
で得た化合物0.70 g( 0.52ミリモル)を実
施例3(B)と同様の方法により標記化合物84■(収
率26%)を得る。 MP 160℃ (分解) In (KBr)Cffl: 3390.1779.1
680HHR(D)130−d6)δ: 3、50(211,m)、 4.90(211,brs
)、 5.04(III、 d、 J=6Hz)、 5
.20(III、 m)、 5.65(IH,m)、
5.75(IH,m)。 6、66(111,s)、 6.68(III、 s)
、 6.70(211,m)。 7.13(211,brs、−N112)、8.45(
211,brd、J=611z)。 9、58(211,brd、 J=6Hz)、 9.4
9(111,m、 −CONII−)実施例8 7−r2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−+4−スルホネートメチル−1−ピリジ
ニA)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレーI−
・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造 (A)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセ1−アミド)−3−セフェム−4−
カルボキシレート 1.0g(0,82ミリモル)と4
−ピリジルメタンスルホン酸ナトリウム0.31 q
(1,04ミリモル)から実施例3(A)と同様の方法
によりベンズヒドリル 7−(2−[3,4−ジ(2−
メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキシイミノ]−
2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イル)アセ
トアミド)−3−(4−スルホネートメチル−1−ピリ
ジニオ)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート
異性体)710mg(収率68%)を泡状物として1り
る。 NHR (叶So−d6)δ: 3、20(311,s)、3.22(311,s)、3
.52(611,m)、3.76(411, m)、
4. 12 (211, brs)、 s. 03(3
H, m)、 5. 22(411,brs)、5.3
〜5.6(211,m)、5.92(111,m)。 6、72(111,s)、6.93(ill,s)、7
.0 〜7.7(28tl,m)、 7. 98(11
1, brd, J=611z)、 8. 06(il
l, brd, J=6tlz)、 8. 78(2H
, brd, J=6Hz) 、 8.85(III,
brs。 TrNH−)、 9. 70(III, brd, J
=8tlz, −CONII−)(B)上記(八)で得
た化合物0.71 g( 0.56ミリモル)を実施例
3(B)と同様の方法により標配化合物を含む△ ・△
(3:2)の混合物215mg(収率58%)を得る
。 +(P 180℃ (分解) III (KBr)cffl: 3400, 1763
. 1838. 161ONOR ( 0830−d
6)δ: 3、f30(211,m)、4.12(211,brs
)、4.90(211,brs)。 5、08(III,d,J=5tlz)、5.2 〜5
.7(2tlm)。 5、 69(11I, m)、 6. 66(IH,
s)、 6. 72(311, m)、 7. 16(
211,brs,−N112)、8.00(211,b
rd,J=611Z)。 8、92(211,brd,J=G11z)、9.22
(111,brd,J=611z)。 9、 50(III, brd, J=611Z, −
CONH−)実施例9 7−12−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3. 4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)7
0ドアミド]−3−[4−+2−スルホネートコニチル
)−1−ピリジニ第1メチルー3ーセフェム−4−カル
ボキシレート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造
(A.)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2
−〔3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベン
ジルオキシイミノ]−2−(2− トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4
−カルボキシレート1.0g( 0.82ミリモル)と
テトラブチルアンモニウム 2−(4−ピリジル)エタ
ンスルホン酸塩0、35 g( 0.82ミリモル)か
ら実施例3(八)と同様の方法によりベンズヒドリル
7−(2−(3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキ
シ)ベンジルオキシイミノ1−2−(2− トリチルア
ミノチアゾール−4−イル)アセトアミド)−3−[4
−(2−スルホネートエチル)−1−ビリジニ第1メチ
ルー3ーセフェム−4−カルボキシレート(シン異性体
)293my(収率28%)を泡状物として得る。 NHR ( DHSO−d6)δ: 2、86(211, m)、 3.20(311, s
)、 3.20(2H,m)、 3.23(311,s
)、3.56(611,m)、3.75(411,m)
、5.05(211。 brs)、 5.26(11, d,J=511z)、
5.26(411, s)、 5.55(2tl,
brs)、 5. 88(111, m,−CONH−
)、 6. 78(111, s)。 6、83(IH,S)、7.Q〜7.8(281(、m
)、 7.95(2+1。 brd,J=611z)、8.70(llt,brs,
TrNI!−)、8.78(111。 brd、J=611z)、9.65(IH,brd、J
=6Hz)(B)上記(A)で得た化合物0.29 q
(0,23ミリモル)を実施例3(8)と同様の方法
により標記化合物を含むΔ2・△3 (1:1)の混合
物72my (収X?46%)を得る。 )IP 170℃ (分解) 11((にBr)cffl : 3410. 176
0. 1635. 162ONMR(DH3O−66)
δ : 3.00(211,m)、 3.20(211,m)、
3.6(21,m)、 4.96(211,brs)、
5.02(111,d、J=511z)、5.2〜s、
5(211,m)、5.80(111,m)、6.67
(111,s)、6.75(311゜m)、7.17(
211,、brs、−NII2 )、8.06(21
1,brd、J−611z)、 8.88(111,b
rd、 J=611z)、 9.20(III、 br
d。 J=6H2)、 9.78(ill、 brd、 J=
6Hz、 −coN++−)実施例10 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−[4−(2−スルホネートエチル)−1
−ピリジニ第1メチル−3−セフェム−4−カルボキシ
レート・モノナトリウム塩(シン異性体)の製造(^)
ベンズヒドリル 3−ヨートメデル−7−(2−[3,
4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジルオキ
シイミノ]−2−<2− トリチルアミンチアゾール−
4−イル)アセ]・アミド)−3−セフ1ムー4−力ル
ポキシレート 1−オキサイド1.2U (0,97ミ
リモル)と2−(4−ピリジル)エタンスルホン酸カリ
ウム0.42 g (1,87ミリモル)から実施例4
CB)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−
13゜4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド)−3−[4−(2−スル
ホネートエチル)−1−ピリジニオ]−メチル−3−セ
フェム−4−力ルポキシレート 1−オキサイド(シン
異性体〉 710■(収率56%)を泡状物として得る
。 NMR(OH30−d6)δ: 2、90(211,m)、 3.20(2t(、m)、
3.20(311,s)、 3.22(311,S)
、 3.35(211,m)、 3.50(411,m
)、 3.75 (211゜m)、 5.06 (2N
、 brs)、 5.10(ift、 d、 J=5H
z)。 5.20(411,s)、5.48(2tl、brs)
、6.00(211,dd、J=5及び61(z)、
6.80(II(、s)、 6.95 (tl(、s)
。 7.0〜7.7(2811,m)、8.06(211,
brd、、I=611z)。 8、72(211,brd、 J=6Hz)、 8.7
3(111,brs、 TrNH−)。 9、20(111,brd、 J=611z、 −CO
Nll−)(8)上記(AJで得た化合物0.71 ’
;i (0,55ミリモル)、ヨウ化カリ1クム0.3
6 !7 (2,2ミリモル)及びアセチルクロライド
0.078d (1,1ミリモル)を用い、実施例4(
C)と同様の方法によりベンズヒドリル 7−(2−(
3,4−ジ(2−メ1〜キシTI・キシン1〜キシ)ベ
ンジルオキシイミノl−2−(2−トリチルアミノチア
ゾール−4−イル)アセ1−アミド)−3−[4−(2
−スルホネートよチル)−1−ピリジニ第1メチルー3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)
8()Omyを泡状物として得、精製することなく次の
反応に用いる。 (C)上記(B)で得た化合物0.809 < 0.5
5ミリモル)を実施例4(O)と同様の方法により標記
化合物187# (収率50%)を得る。 MP 750℃ (分解) In (KBr)cffl: 3400. 1775
. 162ONHR(0830−d6 ) δ:2
、96(211,m)、 3.18(211,m)、
3.38(211,brs)。 4.90(211,brs)、5.02(1ft、br
d、J=6Hz)、5.10(?fl、 m)、 5.
60(11I、 brs)、 5.70(III、 m
)、 6.69(1)l、 s)、 6.75(3H,
m)、 7.18(2t(、brs、 −N)−12)
。 8.02(211,brd、 J=611z)、 9.
00(III、 brd、J=611z)。 9、18(IH,brd、J=611z)、 9.52
(111,brd、 J=GHz。 −CONll−) 実施例11 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
(3,4−ジヒドロキシベンジルオキシイミノ)アセト
アミド]−3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリ
ジニア11メチル−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)の製造 (^)ベンズヒドリル 3−ヨードメチル−7−(2−
[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジ
ルオキシイミノ]−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ルー4−イル)アセトアミド)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート1.0g(0,82ミリモル)及び2,
3−シクロペンテノピリジン0.1d (0,85ミリ
モル)から実施例3(^)と同様の方法によりベンズヒ
ト 。 リル 3−(2,3−シクロペンテノ −1−ピリジニ
オ)メチル−7−(2−[3,4−ジ(2−メトキシ」
ニドキシメトキシ)ベンジルオキシイミノJ−2−(2
−トリチルアミンチアゾール−4−イル)アセトアミド
)−3−tフエムー4− jyルポキシレー1−・ヨウ
化物(シン異性体)0.905F(収率82%)を泡状
物として得る。 N)(R(DH3O−d(、)δ: 2.20(211,m)、3.20(41,m)、3.
20(3N、s)、3.22(3ft、 s)、 3.
50(211,m)、 3.50(4N、 m)、 3
.78(4tlm)、5.04(211,brs)、5
.20(211,brs)、5.28(ltl。 brd、J=511z)、5.50(2tl、brs)
、5.92(IH,dd、J=5及び811z)、6.
75(111,s)、7.00(III、s)、7.0
〜7.8(2811,m)、7.88(IH,brt、
J=6Hz)、8.40(111゜brd、J=6tl
z)、8.62(111,brd、J=6flz)、8
.80(111゜brs、 TrNt(−)、 9.6
8(IH,brd、 J=611z、 −CONtl−
)(B)上記(八)で得た化合物0.909 (0,ロ
アミリモル)を用い、実施例3(B)と同様の方法によ
り標記化合物102mg(収率25%)を得る。 )IP 165℃ (分解) IR(KBr)ciii: 3400.1770.16
18NHR(DH3O−66)δ: 2、20(2+1. m)、 3.16(411,m)
、 3.50(21i、 m)、、 4.90(211
,brs)、 5.00(ill、 d、 J=511
z)、 5.38(2H,ml。 5、60(ill、 m)、 6.60(111,s)
、 6.64(111,s)、 6.72(20,m)
、、 7.20(2H,brs、 −N112 )、7
.82(IH。 brt、 J=611z)、 8.28(111,br
d、 J=611z)、 9.10(iff。 brd、 J=6tlz) 、 9.50(II、 b
rd、 J=611z、 −CONH−)参考例1 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒドの製造 3.4−ジヒドロキシベンズアルデヒド6.9g(50
ミリモル)を塩化メチレン140d l、:溶解し、ジ
イソプロピルエチルアミン26.11nf!(150ミ
リモル)を加え、0℃で2−メトキシエトキシメチルク
ロライド17Id(150ミリモル)を滴下する。反応
溶液を0℃で1時間撹拌した後、水507.0.5N水
酸化ナトリウム水溶液50d及び飽和食塩水で順次洗浄
する。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後、減圧
下に溶媒を留去し標記化合物15.7!?(収率100
%)を得る。 t4HIl (CDCl2 )δ: 3.40(6+
1.S)、3.60(411,m)、3.89、(4H
,m)、5.39(2H,s)、5.42(211゜s
)、 7.30(Ill、 d、J=711z)、 7
゜55(ill。 dd、J=1及び7Hz)、 7.70(1N、 d、
J=111z)、 9.86(ill、s)参考例2 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンジル
アルコールの製造 3.4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベンズア
ルデヒド15.79 (50ミリモル)をメタノール3
00dに溶解し、冷却下に水素化ホウ素ナトリウム1.
89 g(50ミリモル)を数回に分けて加えた後、3
0分間撹拌する。反応溶液に酢酸2.86dを加え10
分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。 残漬を酢酸エチル300mに溶解し抽出液を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を留去し
て標記化合物15.0g(収率94.8%)を得る。 N M R(CDC1a ) δ: 3.35(6
11,s)、3.50(ill、s)。 3.55(411,m)、3.85(4H,m)、4.
55(211,s)、5.26(411,s)、6.9
(III、dd、J=1及び711z)、 7.13(
IH,d、J=7tlz)、 7.6(IH,d、J=
1tlz)参考例3 3.4−ジ(2−メトキシ11〜キシメ1〜キシ)ベン
ジルクロライドの製造 3.4−ジ(2−メ1〜キシコニトキシメ1−キシ)ベ
ンジルアルコール12.9y (40,8ミリモル)及
びピリジン16.1S? (203,7ミリモル)に塩
化メチレン23(7を加え、水冷下に塩化チオニル5.
8戒(81,6ミリモル)を含む塩化メチレン溶液80
m1を滴下し、2時間撹拌する。反応溶液を水、飽和重
曹水、及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムで脱水する。減圧下に溶媒を留去し、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサジ=1
:1)に付し、標記化合物11.57(収率84.3%
)を得る。 N M R(DH3O−d6)δ: 3.3(ell
、s)、3.5(411,m)。 3.8(411,m)、4.73(2N、S)、5.3
(411,S)、7.1〜7.2(311,m) 参考例4 エチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシニ[トキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
デルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン
異性体)の製造 エチル 2−ヒドロキシイミノ −2−(2−トリチル
アミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル(シン異性
体) 52g(0,11モル)をN、N−ジメチルホル
ムアミド520dに溶かし、50%油性水素化すトリウ
ム5.4!? (0,11モル)を0℃で加える。15
分間撹拌後、ヨウ化ナトリウム18.8g(0゜12モ
ル)を加え、次いで3.4−ジ(2−メトキシエトキシ
メトキシ)ベンジルクロライド42g(0,12モル)
をN、N−ジメチルホルムアミド300dに溶かした溶
液を加える。70℃に昇温し、1時間撹拌後、減圧下に
溶媒を留去し、′得られる残渣を酢酸エチルに溶かす。 どの溶液を水、及び飽和食塩水で順次洗浄し、水層をさ
らに酢酸エチルで抽出する。有機層を合わせて無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残漬を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル二〇
−ヘキサン=3:1)で精製して標記化合物58g(収
率69%)を油状物として得る。 IR: (KBr ) ciA : 2930.174
0.1515NHR(DH3O−d6)δ: 11(
38,t、J=7)fz)、3.22(611,s)
、 3.46(4H,m)、 3.72(4N、 n+
)4.0(2H,q、J−711z)、5.0(2H,
brs)。 5.21(4N、brs)、6.9(IH,s)。 7.0〜7.5(1811,m)、8.75(IH,b
rs)参考例5 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンジルオキシイミノ] −2−(2−トリチルアミノ
チアゾール−4−イル)酢酸及びそのナトリウム塩(シ
ン異性体)の製造 コニチル 2−[3,4−ジ(2−メトキシエトキシメ
トキシ)ベンジルオキシイミノ] −2−(2−トリ
チルアミノチアゾール−4−イル)酢酸エステル36.
09(47,3ミリモル)をエタノール720mに懸濁
し、2N水酸化すI・リウム水溶液28.4d (56
,8ミリモル)を加え、1時間煮沸還流する。反応液を
放冷し減圧下に溶媒を留去する。沈澱物をn−ヘキナン
で洗浄し、乾燥して標記化合物のす1−リウム塩29.
6 q(収率85%)を得る。 11t(にBr ) cM : 3420.1610.
1540.141ON)IR(DH3O−d6)δ:
3.22(311,s)、3.24(3tl、s)。 3.45(4tl、m)、3.74(411,m)。 4.9(211,brs)、5.20(411゜brs
)、6.56.(ltl、s)、 6.9〜7.6(1
8H,m)、8.62(1H,brs)上記母液を減圧
下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(10%メタノール・塩化メチレン)に付し、標記化
合物の遊離i15.3g(収率15.6%)を得る。 参考例6 3.4−ジアセトキシベンジルアルコールの製造3.4
−ジアセトキシベンズアルデヒド2.0g(9,0ミリ
モル)をテトラヒドロワラ1ン40dと水4InIlの
混合溶液に溶かし、0℃に冷却する。水素化ホウ素ナト
リウム0.349 (9,0ミリモル)を加え、10分
間撹拌後、酢酸0.6m (10ミリモル)を滴下し反
応を止める。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、減圧下に溶媒を留去して、粗標記化合物2.09
(収率99%)の油状物を骨、精製することなく次の
反応に用いる。 NHR(0f(So −d6)δ: 2.27(6f
(、s)、4.53(2N、s)。 7.2(3H,m) 参考例7 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイドの製造3.4
−ジアセトキシベンジルアルコール2.0g(0,89
ミリモル)を塩化メチレン40rd、溶かし0℃に冷却
する。三臭化リン0.28 m (0,3ミリモル)を
加え15分間撹拌する。反応液を水中に注ぎ、塩化メチ
レンで3回抽出し、有IIを合!10%重費水で洗浄す
る。この水層を酢酸エチルで3回抽出し有機層を合仕て
無水fit![1ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を
留去し、租標記化合物1.37 g(収率53%)を油
状物として得る。精製することなく次の反応に用いる。 NHR(0830−d6)δ: 2.3(611,s
)、4.72(211,s)。 7.2〜7.5 (3+1. m) 参考例8 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミドの製造 3.4−ジアセトキシベンジルブロマイド1.37 q
(4,77ミリモル)及びN−ヒドロキシフタルイミド
0.789 (4,78ミリモル)をN、N−ジメチル
ホルムアミド13rdに溶かし、室温にてトリエチルア
ミン0.667 (4,77ミリモル)を加え、30分
間撹拌する。反応液を10%重曹水に注ぎ酢酸エチルで
3回抽出する。有機層を合せ、無水硫酸ナトリCクムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をとリジン2d
に溶かし、無水酢酸2蔵を加え、空温にて1時間放置す
る。減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル二〇−ヘキサン=1:3
)にて精製し、標記化合物0.68 g(収率42%)
を油状物として得る。 NHR(0830−d6)δ: 2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3N、 m)、 7.85(4H,S
) 参考例9 2−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシイミノ)−
2−(2−トリチルアミンチアゾール−4−イル)酢−
酸(シン異性体)の製造 N−(3,4−ジアセトキシベンジルオキシ)フタルイ
ミド0.68 g(2,0ミリモル)を塩化メチレン1
4m溶かし、0℃で80%抱水ヒドラジン0.14d(
2,4ミリモル)、を含むメタノール溶液3−を加え、
30分間撹拌する。沈澱物を濾別した後、減圧下に濾液
を濃縮し、再び沈澱物を濾別し沈澱物を、酢酸エチルで
洗浄する。濾液は無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮し、残渣をメタノール6rdに溶かし、次の反応に
用いる。2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−イ
ル)−2−オキソ酢酸0.65 g (1,57ミリモ
ル)をメタノール16dに溶かし、先に調製した0−(
3,4−ジアセトキシベンジル)ヒドロキシルアミンの
メタノール溶液に加え、30分間撹拌する。減圧下に溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチルに溶かし、1N塩酸及び
飽和食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去して粗標記化合物1,2g
(収率94%)を泡状物として得る。 NHR(DH3O−d6)δ: 2.3(611,s
)、5.2(211,s)。 7.3〜7.6(3H,m)、7.85(411,s) 1匪立鬼】 本発明化合物は文献未記載の新規化合物であり、特に感
受性及び耐性のグラム陰性菌及びグラム陰性菌に対して
強く抗菌力を有するため、抗菌剤として期待されるもの
である。
Claims (15)
- (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
エステル。 - (2)一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2は水素原子又は水酸基の保護基、R^3
は水素原子又はカルボキシル保護基、R^4は水素原子
又はアミノ保護基、Xはハロゲン原子又は脱離基、Yは
S又はSOを示す)で表される化合物又はその塩に、保
護された置換基を有してもよいピリジン誘導体を反応さ
せて、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3、R^4及びYは前記の意味を
有し、Q′は保護された置換基を有してもよいピリジニ
オ基、X^■は陰イオンを示す)で表される化合物とな
し、要すれば還元及び/又は保護基を除去すること特徴
とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
エステルの製法。 - (3)一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^3は水素原子又はカルボキシル保護基、Y
はS又はSO、Q′は保護された置換基を有してもよい
ピリジニオ基、X^■は陰イオンを示す)で表される化
合物又はその塩を、一般式(IV)▲数式、化学式、表等
があります▼(IV) (式中、R^2は水素原子又は水酸基の保護基、R^4
は水素原子又はアミノ保護基を示す)で表されるカルボ
ン酸又はその反応性誘導体によりアシル化して、 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2、R^3、R^4、Y、Q′及びX^■
は前記の意味を有する)で表される化合物となし、要す
れば還元及び/又は保護基を除去すること特徴とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
エステルの製法。 - (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子又はアセチル基、Qは置換基
を有してもよいピリジニオ基を示す)で表される化合物
、その無毒性塩又は生理的に加水分解可能なその無毒性
エステルを有効成分として含有する抗菌剤。 - (5)Qの置換基として、アミノ基、アセチルアミノ基
、カルボキシル基、カルバモイル基、スルホメチル基、
スルホエチル基およびシクロペンテノ基の群より選ばれ
る置換基を少なくとも1個有する特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 - (6)R^1は水素原子、Qは1−ピリジニオ基である
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (7)R^1は水素原子、Qは3−アミノ−1−ピリジ
ニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (8)R^1は水素原子、Qは3−アセトアミド−1−
ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 - (9)R^1は水素原子、Qは3−カルボキシ−1−ピ
リジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (10)R^1は水素原子、Qは3−カルボキシド−1
−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 - (11)R^1は水素原子、Qは4−カルバモイル−1
−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 - (12)R^1は水素原子、Qは4−スルホメチル−1
−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 - (13)R^1は水素原子、Qは4−(2−スルホメチ
ル)−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記
載の化合物。 - (14)R^1は水素原子、Qは2,3−シクロペンテ
ノ−1−ピリジニオ基である特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 - (15)R^1はアセチル基、Qは1−ピリジニオ基で
ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293467A JPS62158290A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 新規セフアロスポリン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293467A JPS62158290A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 新規セフアロスポリン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158290A true JPS62158290A (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=17795122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60293467A Pending JPS62158290A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 新規セフアロスポリン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62158290A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5438052A (en) * | 1991-11-26 | 1995-08-01 | Hoffmann-La Roche Inc. | Cephalosporin derivatives |
JP2000198772A (ja) * | 1998-05-11 | 2000-07-18 | Takeda Chem Ind Ltd | オキシイミノアルカン酸誘導体 |
US6214818B1 (en) * | 1996-04-04 | 2001-04-10 | Shionogi & Co., Ltd. | Cephem compounds and pharmaceutical compositions containing the same |
US8906898B1 (en) | 2013-09-27 | 2014-12-09 | Calixa Therapeutics, Inc. | Solid forms of ceftolozane |
US8968753B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-03-03 | Calixa Therapeutics, Inc. | Ceftolozane-tazobactam pharmaceutical compositions |
US9044485B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-06-02 | Calixa Therapeutics, Inc. | Ceftolozane antibiotic compositions |
US9724353B2 (en) | 2011-09-09 | 2017-08-08 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Methods for treating intrapulmonary infections |
US9872906B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-23 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Ceftolozane antibiotic compositions |
US10376496B2 (en) | 2013-09-09 | 2019-08-13 | Merck, Sharp & Dohme Corp. | Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60293467A patent/JPS62158290A/ja active Pending
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US9320740B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-04-26 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Ceftolozane-tazobactam pharmaceutical compositions |
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US9872906B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-01-23 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Ceftolozane antibiotic compositions |
US10420841B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-09-24 | Merck, Sharp & Dohme Corp. | Ceftolozane antibiotic compositions |
US11278622B2 (en) | 2013-03-15 | 2022-03-22 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Ceftolozane antibiotic compositions |
US10376496B2 (en) | 2013-09-09 | 2019-08-13 | Merck, Sharp & Dohme Corp. | Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function |
US10933053B2 (en) | 2013-09-09 | 2021-03-02 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Treating infections with ceftolozane/tazobactam in subjects having impaired renal function |
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