JP3041309B2 - 3―置換ビニルセファロスポリン誘導体 - Google Patents

3―置換ビニルセファロスポリン誘導体

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JP3041309B2
JP3041309B2 JP2024413A JP2441390A JP3041309B2 JP 3041309 B2 JP3041309 B2 JP 3041309B2 JP 2024413 A JP2024413 A JP 2024413A JP 2441390 A JP2441390 A JP 2441390A JP 3041309 B2 JP3041309 B2 JP 3041309B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬として優れた作用を有する新規な3−
置換ビニルセファロスポリン誘導体に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
ヨーロッパ特許出願第30630号明細書には、式 〔ここで、Rは低級アルキル基、低級アルケニル基、低
級アルキニル基又はカルボキシ低級アルキル基であ
る。〕で表わされる化合物を含む7−アシルアミノ−3
−ビニルセファロスポラン酸誘導体が開示されている。
また、特開昭59−89089号公報には7−置換−3−ビ
ニル−3−セフェム化合物として、一般式 〔式中、R1はアミノ基又は保護基で保護されたアミノ
基、R2はカルボキシル基又は保護基では保護されたカル
ボキシル基をそれぞれ意味する。〕で表わされる化合物
が開示されている。
一方、特開昭62−491号公報には下記一般式で示され
る化合物が開示されている。
〔式中、R3は水素原子又は通常のアミノ保護基であり、
R4は水素原子、1〜4個の炭素原子を有する直鎖又は枝
分かれ鎖のアルキル基、2〜4個の炭素原子を有するア
ルケニル又はアルキニル基、3〜6個の炭素原子を有す
るシクロアルキル基、3〜6員環及び4〜10個の炭素原
子を有するシクロアルキルアルキル基、あるいは2〜4
個の炭素原子を有するアルカノイル基であり、R5は水素
原子、1〜3個の炭素原子を有する低級アルキル基、1
〜3個の炭素原子を有する低級アルコキシ基、2〜3個
の炭素原子を有する低級アルカノイルオキシ基であり、
R6は水素原子又は生理的に加水分解可能なエステル基、
例えばアセトキシメチル、1−アセトキシエチル、ピバ
ロイルオキシメチル、5−メチル−2−オキソ−1,3−
ジオキソレン−4−イルメチル、1−(エトキシカルボ
ニルオキシ)エチル4又は4−グリシルオキシベンゾイ
ルオキシメチル基である〕。
しかし、これらはいずれも十分な抗菌力が得られてい
ない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、3位にシクロプロピルビニル基を有す
る新規なチアゾリルアセトアミドセフェム誘導体が優れ
た抗菌力を有することを見い出し、既に特許出願した。
(特願平1−13905、特願平1−128989、特願平1−183
689、特願平1−244928、特願平1−265153) 更に、検討の結果、このチアゾリルアセトアミドセフ
ェム誘導体の3位に上記と異なる特定の置換基を有する
ビニル基を導入することにより、優れた抗菌力を有する
化合物が得られることを見い出し、この新規3−置換ビ
ニルセファロスポリン誘導体が種々の病原菌に対して高
い活性を有する抗菌剤、特に経口投与用の抗菌剤として
有用であることを見い出し本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は下記一般式(I)で表わされる3−置
換ビニルセファロスポリン誘導体及びその医薬として許
容される塩、及びその製造法並びにそれからなる抗菌剤
を提供するものである。
〔式中、R1は水酸基又は低級アルコキシ基を示す。R2
カルボキシル基又は保護基で保護されたカルボキシル基
を示す。R3はオキソ基又は水素原子を示す。Xは窒素原
子又は−CH=基を示す。〕。上記式中、R1で示される低
級アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、n−プ
ロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブト
キシ、t−ブトキシなどの炭素数1〜4のアルコキシ基
が挙げられる。以下、本明細書中で低級アルキル基とい
うときには、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチルなどの炭
素数1〜4のアルキル基を意味するものとする。R2のカ
ルボキシル基の保護基としては、メチル、エチル、t−
ブチルなどの低級アルキル基:p−メトキシベンジル、p
−ニトロベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、ジフェ
ニルメチル、トリチル、フェネチルなどの置換基を有し
ていてもよいフェニル基で置換された低級アルキル基:
2,2,2−トリクロロエチル、2−ヨードエチルなどのハ
ロゲン化低級アルキル基;ピバロイルオキシメチル、ア
セトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブチリル
オキシメチル、バレリルオキシメチル、1−アセトキシ
エチル、2−アセトキシエチル、1−ピバロイルオキシ
エチル、2−ピバロイルオキシエチルなどの低級アルカ
ノイルオキシ低級アルキル基:パルミトイルオキシエチ
ル、ヘプタペカノイルオキシメチル、1−パルミトイル
オキシエチルなどの高級アルカノイルオキシ低級アルキ
ル基:メトキシカルボニルオキシメチル、1−ブトキシ
カルボニルオキシエチル、1−t−ブトキシカルボニル
オキシエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチル、
1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチルなどの
低級アルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基:カル
ボキシメチル、2−カルボキシエチルなどのカルボキシ
低級アルキル基:3−フタリジルなどの複素環基:4−グリ
シルオキシベンゾイルオキシメチル、4−〔N−(t−
ブトキシカルボニル)グリシルオキシ〕ベンゾイルオキ
シメチルなどの置換基を有していてもよいベンゾイルオ
キシ低級アルキル基:(5−メチル−2−オキソ−1,3
−ジオキソレン−4−イル)メチルなどの(置換ジオキ
ソレン)低級アルキル基:1−シクロヘキシルアセチルオ
キシエチルなどのシクロアルキル置換低級アルカノイル
オキシ低級アルキル基、1−シクロヘキシルオキシカル
ボニルオキシエチルなどのシクロアルキルオキシカルボ
ニルオキシ低級アルキル基等が挙げられる。
また、医薬として許容される塩としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩;アンモニ
ウム塩;テトラエチルアンモニウム塩、ベタイン塩など
の4級アンモニウム塩;カルシウム塩、マグネシウム塩
などのアルカリ土類金属塩;塩酸塩、臭化水素酸塩、沃
化水素酸塩、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩などの無機酸
塩;酢酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩などの有
機カルボン酸塩;メタンスルホン酸塩、ヒドロキシメタ
ンスルホン酸塩、ヒドロキシエタンスルホン酸塩、タウ
リン塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩
などの有機スルホン酸塩;アルギニン塩、リジン塩、セ
リン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩、グリシン
塩などのアミノ酸塩;トリメチルアミン塩、トリエチル
アミン塩、ピリジン塩、プロカイン塩、ピコリン塩、ジ
シクロヘキシルアミン塩、N,N′−ジベンジルエチレン
ジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、ジエタノールア
ミン塩、トリエタノールアミン塩、トリス(ヒドロキシ
メチルアミノ)メタン塩、フェネチルベンジルアミン塩
などのアミン塩などが挙げられる。
本発明化合物は次に示す方法により製造することがで
きる。
製法 一般式(II) 〔式中、R1′は水酸基又は保護基で保護された水酸基又
は低級アルコキシ基を示す。R2はカルボキシル基又は保
護基で保護されたカルボキシル基を示す。R4はアミノ基
又は保護基で保護されたアミノ基を示す。Xは窒素原子
又は−CH=基を示す。Phはフェニル基を示す。〕で表わ
される化合物あるいはそれらの塩と、式 〔ここでR3はオキソ基又は水素原子を示す。〕で表わさ
れる化合物とを反応させ、必要によりアミノ基、水酸基
又はカルボキシル基の保護基を脱離するにより一般式
(I) 〔式中、R1、R2、R3は前記と同様の意味を有する。〕で
表わされる化合物及びその医薬として許容される塩を得
ることができる。
上記反応は、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラ
ヒドロフラン、アセトン、酢酸エチル、メタノール、エ
タノール、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエ
ン、ヘキサン等の不活性溶媒中、反応温度−10℃〜50℃
で行なうことができる。保護基の脱離は、用いた保護基
の種類に応じて、常法により行うことができる。
R4のアミノ基の保護基としては、例えばホルミル基、
アセチル基、クロルアセチル基、ジクロルアセチル基、
フェニルアセチル基、チエニルアセチル基、t−ブトキ
シカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、トリチ
ル基、p−メトキシベンジル基、ジフェニルメチル基、
ベンジリデン基、p−ニトロベンジリデン基、m−ニト
ロベンジリデン基、3,4−メチレンジオキシベンジリデ
ン基、m−クロルベンジリデン基などが挙げられる。
R1′の水酸基の保護基としてはトリチル基、テトラハ
イドロピラニル基などが挙げられる。
上記の如き方法により得られた本発明の化合物は優れ
た抗菌活性を有し、特に経口用抗菌剤として有用であ
る。
本発明化合物の急性毒性値〔LD50(マウス、経口)〕
はいずれも2g/Kg以上であった。
本発明化合物を抗菌剤として使用する際には、通常1
日100mg〜5gを1〜4回にわけて経口あるいは非経口的
に投与することができる。なお、その投与量は年齢、症
状により増減される。
製剤としては、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、シ
ロップ剤、液剤などが挙げられる。これらは、公知の製
剤担体を加え、常法により製造することができる。
尚、本発明の化合物の原料となる化合物の合成例を製
造例として示す。式中、Trはトリチル基を意味する。
製造例1 7β−〔(Z)−2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3
−〔(Z)−2−(テトラハイドロフラン−2−イル)
ビニル〕−3−セフェム−4−カルボン酸 4−メトキ
シフェニルメチル 7β−〔(Z)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−
3−(トリフェニルホスホラニリデン)−メチル−3−
セフェム−4−カルボン酸 4−メトキシフェニルメチ
ル、34.4gおよびテトラハイドロフラン−2−アルデヒ
ド6.0gをジクロロメタン400mlに溶解し室温で29時間撹
拌した。溶媒を減圧濃縮後、残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)にて精製
し、目的化合物10.5gを得た。
NMR(CDCl3:δ) 1.5〜2.1(4H、m) 3.7〜3.9(2H、m)、3.80(3H、s)、4.07(3H、
s)、4.30(1H、m)、5.06(1H、d、J=4.8Hz、6
位)、5.17(2H、s)、5.55(0.5H、dd、J=11.4Hz
8.4Hz)、5.60(0.5H、dd、J=11.4Hz 8.4Hz)、5.90
(1H、dd、J=4.8Hz、8Hz、7位)、6.21(0.5H、d、
J=11.5Hz)、6.27(0.5H、d、J=11.5Hz)、6.87
(2H、d、J=7.8Hz)、7.01(0.5H、s)、7.07(0.5
H、s)、7.1〜7.4(17H)、 製造例2 7β−〔(Z)−2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3
−〔(Z)−2−(5−オキソテトラハイドロフラン−
2−イル)ビニル〕−3−セフェム−4−カルボン酸
4−メトキシフェニルメチル 7β−〔(Z)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−
3−(トリフェニルホスホラニリデン)−メチル−3−
セフェム−4−カルボン酸 4−メトキシフェニルメチ
ル、13.4gおよび5−オキソテトラハイドロフラン−2
−アルデヒド1.6gをジクロロメタン150mlに溶解し室温
で10時間撹拌した。溶媒を減圧濃縮後、残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)
にて精製し、2種類の目的化合物(A)(Rf値大):3.0
6g(B)(Rf値小)2.46gを得た。
NMR(CDCl3;δ) (A)(Rf値=大) 1.90〜2.05(1H、m)、2.30〜2.60(3H、m)3.27、
3.55(2H、ABq、J=18.5Hz)、3.80(3H、s)、4.07
(3H、S)、4.80〜4.85(1H、m)、5.07(1H、d、J
=4.8Hz)、5.10〜5.20(2H、m)、5.55(1H、dd、J
=11.4Hz、8.4Hz)、5.90(1H、dd、J=4.8Hz、8H
z)、6.35(1H、d、J=11.4Hz)、7.07(1H、s) (B)(Rf値=小) 1.85〜1.95(1H、m)、2.30〜2.60(3H、m)3.35、
3.55(2H、ABq、J=18.5Hz)、3.80(3H、s)、4.07
(3H、s)、4.85〜4.93(1H、m)、5.05(1H、d、J
=4.8Hz)、5.10〜5.20(2H、m)、5.60(1H、dd、J
=11.2Hz、8.4Hz)5.90(1H、dd、J=4.8Hz、8Hz)、
6.36(1H、d、J=11.2Hz)、7.05(1H、s) 製造例3 7β−〔2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)−(Z)−2−メトキシイミノアセ
トアミド〕−3−〔(Z)−2−(テトラハイドロフラ
ン−2−イル)ビニル〕−3−セフェム−4−カルボン
酸 4−メトキシフェニルメチル 7β−〔2−(5−トリチルアミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)−(Z)−2−メトキシイミノア
セトアミド〕−3−(トリフェニルホスホラニリヂン)
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸 4−メトキシ
フェニルメチル10gおよびテトラハイドロフラン−2−
アルデヒド1gをジクロロメタン100ml中に溶解し、室温
で16時間撹拌した。
溶媒を減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)で精製して
目的化合物1.8gを得た。
NMR(CDCl3;δ) 1.5〜2.1(4H、m)、3.45、3.57(2H、ABq J=18.5H
z)、3.7〜3.9(2H、m)、3.79(3H、s)、4.10(3
H、s)、4.25〜4.35(1H、m)、5.04(1H、d、J=
4.7Hz)、5.1〜5.2(3H、m)、5.59(1H、m)、5.92
(1H、dd、J=4.7Hz、8.0Hz)、6.25(1H、d、J=1
1.2Hz)、6.85(2H、d、J=8Hz)、6.86(1H、s)、
7.1〜7.4(17Hz、m)、7.77(1H、s) 次に実施例を示し、本発明の更に詳しく説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 7β−〔(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−メトキシイミノアセトアミド〕−3−〔(E)−2−
(テトラハイドロフラン−2−イル)ビニル〕−3−セ
フェム−4−カルボン酸ナトリウム塩 製造例1で得られた化合物4.6gをアニソール28ml、ト
リフルオロ酢酸32.2mlに加え氷冷で2時間撹拌した。イ
ソプロピルエーテル350mlを加え析出する結晶を別し
て集めた。乾燥後、5%重ソウ水に加え、不溶物を別
して逆相シリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:H
2O=15:85)にて精製し、目的化合物の光学異性体
(A)(Rf値大)290mg、(B)(Rf値小)273mgを得
た。
NMR(DMSOd6;δ) (A)1.5〜2.0(4H、m)、3.41、3.48(2H、ABq、J
=16.9Hz、2位)、3.62(1H、m)、3.76(1H、m)、
3.84(3H、s)、4.20(1H、m)、5.02(1H、d、J=
5.1Hz、6位)、5.54〜5.60(2H、m)、6.74(1H、
s)、6.92(1H、d)、7.21(2H、s)、9.53(1H、
d、J=8Hz) (B)1.5〜2.0(4H、m)、3.40、3.46(2H、ABq、J
=16.9Hz、2位)、3.63(1H、m)、3.77(1H、m)、
3.84(3H、s)、4.20(1H、m)、4.99(1H、d、J=
4.8Hz、6位)、5.53〜5.59、(2H、m、7位)、6.73
(1H、s)、6.91(1H、d)、7.20(2H、s)、9.53
(1H、d、J=8Hz、) 実施例2 7β−[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−〔(Z)
−2−(テトラハイドロフラン−2−イル)ビニル]−
3−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム塩 製造例1で得られた化合物3.25gをアニソール19.5m
l、トリフルオロ酢酸39mlに加え氷冷で35分間撹拌し
た。イソプロピルエーテル400mlを加え析出する結晶を
別して集めた。乾燥後メチルアルコール300mlに溶解
し、酢酸ナトリウム1.8gを加え5分間撹拌した。メチル
アルコールを留去し残渣にイソプロピルアルコールを加
え、不溶物を取し、イソプロピルエーテルで洗浄し
た。乾燥後、水に溶解し、不溶物を別して逆相シリカ
ゲルクロマトグラフィー(メタノール:H2O=15:85)に
て精製し、目的化合物を98mg得た。
NMR(D2O;δ) 1.4〜2.05(4H、m)、3.27、3.57(2H、ABq、J=19
Hz、2位)、3.62(1H、m)、3.72(1H、m)、4.40
(1H、m)、5.11(1H、d、J=4.8Hz、6位)、5.46
(1H、m)、5.66(1H、d、J=4.8Hz、7位)、6.07
(1H、d、J=11.5Hz)、6.90(1H、s) 実施例3 7β〔(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2−
ハイドロキイミノアセトアミド〕−3−〔(E)−2−
(テトラハイドロフラン−2−イル)ビニル〕−3−セ
フェム−4−カルボン酸ナトリウム塩 7β−〔(Z)−2−(2−トリチルアミノチアゾー
ル−4−イル)−2−トリチルオキシイミノアセトアミ
ド〕−3−(トリフェニルホスホラニリデン)−メチル
−3−セフェム−4−カルボン酸 4−メトキシフェニ
ルメチル16.3gおよびテトラハイドロフラン−2−アル
デヒド2.9gをジクロロメタン200mlに溶解し室温で20時
間撹拌した。溶媒を減圧濃縮後、残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=9:1)にて精
製し、化合物5.4gを得た。
これにアニソール16.8ml、トリフルオロ酢酸19.6mlを
加え氷冷で2時間撹拌した。イソプロピルエーテル200m
lを加え析出する結晶を取した。乾燥後90%ギ酸水溶
液22.5mlを加え、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧留
去後、残渣に飽和酢酸ナトリウム水溶液を加え、不溶物
を別して逆相シリカゲルクロマトグラフィー(メタノ
ール:H2O=15:85)にて精製し、目的化合物の光学異性
体(A)(Rf値大)25mg、(B)(Rf値小)25mgを得
た。
NMR(D2O;δ) (A)1.48〜2.03(4H、m)、 3.40(2H、m、2位)3.62(1H、m)、3.75(1H、
m)、4.19(1H、m)、4.99(1H、d、J=5.1Hz、6
位)、5.51〜5.57(2H、m、7位)、6.67(1H、s)、
6.87(1H、d、J=16.1Hz)、7.08(2H、br、H2N)、1
1.25(1H、br) (B)1.48〜1.99(4H、m)、 3.40(2H、m、2位)、3.63(1H、m)、3.77(1H、
m)、4.19(1H、m)、4.98(1H、d、J=5.1Hz、6
位)、5.50〜5.58(2H、m、7位)6.66(1H、s)6.89
(1H、d、J=15.8Hz)、7.09(2H、s)、9.40(1H、
br)、11.26(1H、br) 実施例4 7β−[(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(E)−2−
(テトラハイドロフラン−2−イル)ビニル]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ピバロイルオキシメチル 実施例1で得られた化合物(A)100mgのN,N−ジメチ
ルアセトアミド5ml溶液に氷冷下ヨードメチルピバレー
ト55mgのN,N−ジメチルアセトアミド1ml溶液を滴下し30
分間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加え、水、飽和食
塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下溶媒を濃縮し、残渣に酢酸エチル2mlとイソプ
ロピルエーテル50mlを加え、析出した結晶を過後乾燥
し、目的化合物98mgを得た。
NMR(CDCl3:δ) 1.23(9H、s)、1.6〜2.2(4H、m)、3.57、3.73
(2H、ABq、2位)、3.83(1H、m)、3.92(1H、
m)、4.22(3H、s)、4.43(1H、m)、5.13(1H、
d、J=4Hz)、5.85〜6.1(4H、m)、6.98(1H、
s)、7.04(1H、d、J=15.8Hz)、7.25(2H、s)、
7.50(1H、d、J=8Hz) 同様に(B)50mgに対し、ヨードメチルピバレート2
7.5mgを反応させ表題化合物(B)[(A)の光学異性
体]51mgを得た。
NMR(CDCl3;δ) 1.23(9H、s)、1.55〜2.15(4H、m)、3.56、3.71
(2H、ABq、J=18Hz、2位)、3.82(1H、m)、3.94
(1H、m)、4.10(3H、s)、4.45(1H、m)、5.09
(1H、d、J=4.7Hz、6位)、5.86〜5.93(3H、
m)、6.04(1H、dd、J=15.6Hz、5.7Hz)、7.00(1
H、s)、7.04(1H、d、J=15.6Hz)、7.55(1H、b
r) 実施例5 7β−〔(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−メトキシイミノアセトアミド〕−3−〔(E)−2−
(5−オキソテトラハイドロフラン−2−イル)ビニ
ル〕−3−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム塩 製造例2で得た2種類の化合物6.9gをアニソール34ml
トリフルオロ酢酸51mlに加え、氷冷で2時間撹拌した。
イソプロピルエーテル200mlを加え、析出する結晶を
取して集めた。
乾燥後、90%ギ酸水溶液90mlを加え、室温で3時間撹
拌した。溶媒を減圧留去後、残渣に飽和酢酸ナトリウム
水溶液を加え、不溶物を別して逆相シリカゲルクロマ
トグラフィー(ベンゼン:酢酸メチル=9:1)にて精製
し、目的化合物のジアステレオマーとして、371mgを得
た。
NMR(D2O;δ) 1.9〜2.0(1H、m)、2.27〜2.40(1H、m)、2.45〜
2.60(2H、m)、3.45〜3.60(2H、m)、3.89(3H、
s)、5.05〜5.15(2H、m)、5.65〜5.70(1H、m)、
5.81(1H、dd、J=7.3Hz、15.9Hz)、6.65(1H、d、
J=15.9Hz)、6.86(1H、s) 実施例6 7β−[(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(E)−2−
(5−オキソテトラハイドロフラン−2−イル)ビニ
ル]−3−セフェム−4−カルボン酸ピバロイルオキシ
メチル塩酸塩 実施例5で得られた化合物150mgのN、N−ジメチル
ホルムアミド3.8ml溶液に氷冷下ヨードメチルピバレー
ト70mgのN、N−ジメチルホルムアミド0.1ml溶液を滴
下し、30分間撹拌した。反応液に酢酸エチルを加え、
水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下溶媒を濃縮し、残渣に酢酸エチル2ml、10%(W
/W)塩酸・酢酸エチル0.2ml及びイソプロピルエーテル5
0mlを加え、析出した結晶を過後乾燥し、目的化合物1
57mgを得た。
NMR(DMSOd6;δ) 1.15(3H、s) 1.85〜1.98(1H、m)、2.30〜2.60(1H、m)、3.90
(3H、s)、5.05(1H、d、J=4.9Hz)、5.20〜5.25
(1H、m)、5.80〜5.90(3H、m)、6.27(1H、dd、J
=4.9Hz、8Hz)、6.77(1H、d、J=15Hz)、6.88(1
H、s)、9.80(1H、d、J=8Hz) 実施例7 7β−[(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(E)−2−
(5−オキソテトラハイドロフラン−2−イル)ビニ
ル]−3−セフェム−4−カルボン酸2−エチルブタノ
イルオキシメチル 実施例5で得られた化合物90mgのN、N−ジメチルホ
ルムアミド2ml溶液に氷冷下ヨードメチル−2−エチル
ブチレート45mgの乾燥N、N−ジメチルホルムアミド0.
1ml溶液を滴下し、30分間撹拌した。反応液に酢酸エチ
ルを加え、水、飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥した。
減圧下溶媒を濃縮し、残渣に酢酸エチル2mlとイソプ
ロピルエーテル50mlを加え、析出した結晶を過後乾燥
し、目的化合物89mgを得た。
NMR(DMSOd6;δ) 0.75〜0.85(6H、m)、1.40〜1.60(4H、m)、1.93
〜2.00(1H、m)、2.20〜2.65(m)、3.83(3H、
s)、5.05(1H、d、J=4.9Hz)、5.20〜5.23(1H、
m)、5.80〜5.90(3H、m)、6.24(1H、dd、J=4.9H
z、8Hz)、6.74(1H、s)、6.78(1H、d、J=15H
z)、7.10(2H、s)、9.65(1H、d、J=8Hz) 実施例8 7β−〔(Z)−2−アミノチアゾール−4−イル−2
−ハイドロキシイミノアセトアミド〕−3−〔(E)−
2−(5−オキソテトラハイドロフラン−2−イル)ビ
ニル〕−3−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム塩 実施例3と同様に7β−〔(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノチアゾール−4−イル−2−トリチルオキシイ
ミノアセトアミド〕−3−(トリフェニルホスホラニリ
デン)−メチル−3−セフェム−4−カルボン酸 4−
メトキシフェニルメチル16.3g及び5−オキソテトラハ
イドロフラン−2−アルデヒド1.6gをジクロロメタン20
0mlに溶解し、室温で10時間撹拌した。溶媒を減圧濃縮
後、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ベンゼン:
酢酸エチル=9:1)にて精製し、化合物5.4gを得た。
これにアニソール27ml、トリフルオロ酢酸41mlを加
え、氷冷で2時間撹拌した。イソプロピルエーテル200m
lを加え、析出する結晶を取した。乾燥後、90%ギ酸
水溶液100mlを加え、室温で1.5時間撹拌した。溶媒を減
圧留去後、残渣に飽和酢酸ナトリウム水溶液を加え、不
溶物を別して逆相シリカゲルクロマトグラフィー(メ
タノール:H2O=15:85)にて精製し、目的化合物2.35mg
を得た。
NMR(D2O;δ) 1.90〜2.03(1H、m)、2.30〜2.42(1H、m)、2.45
〜2.60(2H、m)、3.45〜3.60(2H、m)、5.05〜5.15
(2H、m)、5.70〜5.75(1H、m)、5.85(1H、dd、J
=7.3Hz、15.9Hz)、6.67(1H、d、J=15.9Hz、15.9H
z)、6.87(0.5H、s)、6.88(0.5H、s)、 実施例9 7β−〔2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−(Z)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド〕−3−〔(E)−2−(テトラハイドロフラン−2
−イル)ビニル〕−3−セフェム−4−カルボン酸ナト
リウム塩 製造例3で得た化合物1.8gをアニソール5ml、トリフ
ルオロ酢酸8ml中に加え室温で2時間撹拌した。減圧濃
縮後、イソプロピルエーテル50mlを加え、析出する結晶
を過して集めた。乾燥後、5%重ソウ水中に加え、不
溶物を別して、逆相シリカゲルクロマトグラフィー
(メタノール:H2O=15:85)にて精製し、目的化合物の
光学異性体(A)(Rf値大)30mg、(B)(Rf値小)33
mgを得た。
NMR(DMSOd6:δ) 異性体(A) 1.5〜2.04(4H、m)、3.65〜3.82(2H、m、2
位)、3.68(3H、s)、4.22(1H、m)、5.04(1H、
d、J=5.4Hz、6位)、5.55〜5.65(2H、m)、6.93
(1H、d、J=15.4Hz)、8.16(2H、s)、9.52(1H、
d、J=10Hz) 異性体(B) 1.5〜2.00(4H、m)、3.2〜3.5(2H、m、2位)、
3.6〜3.8(2H、m)、3.90(3H、s)、4.1〜4.2(1H、
m)、4.96(1H、d、J=5.0Hz、6位)、5.5〜5.6(2
H、m)、6.84(1H、d、J=16Hz)、8.1(2H、s)、
9.50(1H、d、J=10Hz)
フロントページの続き 審査官 内田 淳子 (56)参考文献 特開 昭61−178991(JP,A) 米国特許4255423(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 501/00 - 501/62 A61K 31/00 - 31/80 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: [式中、R1は水酸基又は低級アルコキシ基を示す。R2
    カルボキシル基又は保護基で保護されたカルボキシル基
    を示す。R3はオキソ基又は水素原子を示す。Xは窒素原
    子又は−CH=基を示す。]で表わされる3−置換ビニル
    セファロスポリン誘導体又はその医薬として許容される
    塩。
  2. 【請求項2】式: [式中、R1′は水酸基又は置換基で保護された水酸基又
    は低級アルコキシ基を示す。R2はカルボキシル基又は保
    護基で保護されたカルボキシル基を示す。R4はアミノ基
    又は保護基で保護されたアミノ基を示す。Xは窒素原子
    又は−CH=基を示す。Phはフェニル基を示す。]で表わ
    される化合物あるいはそれらの塩と、式 [ここでR3はオキソ基又は水素原子を示す。]で表わさ
    れる化合物とを反応させ、必要によりアミノ基、水酸基
    又はカルボキシル基の保護基を脱離することを特徴とす
    る式 [式中、R1は水酸基又は低級アルコキシ基を示す。R2
    R3、Xは前記と同様の意味を有する。]で表わされる3
    −置換ビニルセファロスポリン誘導体又はその医薬とし
    て許容される塩の製造法。
  3. 【請求項3】式: [式中、R1は水酸基又は低級アルコキシ基を示す。R2
    カルボキシル基又は保護基で保護されたカルボキシル基
    を示す。R3はオキソ基又は水素原子を示す。Xは窒素原
    子又は−CH=基を示す。]で表わされる3−置換ビニル
    セファロスポリン誘導体又はその医薬として許容される
    塩からなる抗菌剤。
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