JPS62157296A - ポンプ制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陸上環に設置されるポンプの空運転後の自動
再始動方式に関するものである。

〔従来の技術及びその問題点〕

従来、陸上に設置され、池や河川等から水を汲み上げる
ポンプ装置の構成は第４図に示す通りのものであった。

すなわち、吸込口から吸込管１を介しポンプ２によって
水を汲み上げタンク３に貯え必要に応じて配管４を介し
て水を供給し得るように構成されている。吸込口には吸
込管１からの逆流を防ぐようにフートバルブ５が設けら
れており、最初呼び水をいれさえすればフートバルブ５
が漏れない限り常に吸込管１内に水を満たしておくこと
ができる。

今、ポンプ２の運転により水の汲み上げが行われ、水位
が下がってくるとフートバルブ５が空中に出て空気を吸
ってしまう。この結果ポンプ２に空気が入るとポンプ２
を駆動するモーターの回転数があがりこれによりポンプ
２の空転防止ａ能が働いてポンプ２は停止するが、再度
ポンプ２を運転させる際に、ポンプ２内に通気が存在す
るために運転不能となる。このため、吸込管５中の水が
全部落ちてもポンプ２内の水が抜けないようにした自給
水ポンプが用いられる。これは、羽根車のを 作用によ吸込管５内の空気を抜き吸水を始めるものであ
る。

しかしながら、この自給水ポンプの場合、効率が悪く性
能に寿命がある。また空転防止機能によってポンプ２が
停止し、再度運転を始めるためにはスイ・ソチの入力動
作を要する。

本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、空運転後の
ポンプの再始動をスムーズに行うと共に、寿命を向上さ
せた効率的なシステムを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため本発明は呼び水手段を設けた
ポンプと、吸込管を介してポンプに連結されたフートバ
ルブと、前記ポンプから送水管によって貯水されるタン
クとから成り前記ポンプを運転することにより吸込管よ
り汲みあげられた水をタンクに送水するポンプ制御方式
において、前記呼び水手段及びタンクとポンプ間に配管
した給水管に第１及び第２のバルブを設け、ポンプが空
転検知後所定時間経過した後に前記第１のバルブを開い
た後に第２のバルブを開き呼び水手段より給水し、しか
る後に第２のバルブ、第１のバルブを順次閉じてポンプ
の再始動を行うように制御した。

〔作用〕

上記の如く構成することにより本発明は、ポンプが空転
防止機能により停止した後に、所定時間経過後呼び水手
段に設けた第１のバルブが開となり、その後給水管に設
けた第２のバルブが開となりポンプに水を供給し、ポン
プ以下に充分給水しうる時間を経過後第１のバルブ、第
２のバルブを順次閉とした後ポンプの再始動が行われる
。

したがって空転後のポンプの再始動が円滑に行われる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明のポンプ装置の概要を示す説明図である
。図において、ポンプ１１にはポンプ１１を始動する際
にポンプ胴にあらかじめ外部より水を充満するための呼
び水口１２が設けられ、該呼び水口１２に電磁弁からな
る第１のバルブ１３が設けられている。

一方ボンプ１１とタンク１４間には送水管１５によって
汲み上げられた水が送水されタンク１４に送られる。こ
のときタンク１４の下方とポンプ１１間には通常開じて
いる電磁弁からなる第２のバルブ１７を設けた給水管１
８が配管されている。

１９は吸込管１６の先端に設けられたフートパルプであ
る。

第２図は本発明のポンプ制御方式のシステム構成を示す
ブロック図である。同図において、２０は太陽電池等の
直流電源、２１は直流電源２０がらの直流を交流に交換
するインバータ、２２はインバータ２１の交流出力を誘
導電動機２３に供給するためスイッチ、１１は誘導電動
機２３によって駆動されるポンプである。２４は、イン
バータ２１の制御周波数と直流電ｍ２ｏからの直流電流
からポンプ１１の空運転を検出するポンプ空転検出器で
ある。２５は空転検出器２４によりポンプ１１の空転を
検出するとスイッチ２２を開き誘導電動機２３の駆動を
停止させたり、再開させたりする制御回路であり、さら
に第１バルブ１３及び第２バルブ１７の開閉動作も制御
する。

２６は、タイマー回路であり、制御回路２５によるスイ
ッチ２２．２７．２８の開閉動作をコントロールするも
のである。

第３図は本発明の制御方式を説明するためのタイミング
チャートである。

今水位Ａが低下し、Ａｏのポンプ空転状態に至ると、空
転検出器２４によって空転防止のためスイッチ２２を開
く空転防止用パルスが制御回路２５より出力されポンプ
１１の運転は停止される。

（ＰＯ）。

空転防止用パルスが出力された後タイマー回路２６によ
って所定時間（ｔｌ）経過するとバルブ１３を開くため
のスイッチ２７が閉じ、その後パルプ１７を開くための
スイッチ２８が閉じられ給水管１８を介してタンク１４
よりポンプ１１に給水が行われる。

ポンプ１１及び吸込管１６に十分給水が行われる時間（
ｔ２）を経過した後、制御回路２５及びタイマー２６に
よりスイッチ２８が開きバルブ１７が閉じられた後にス
イッチ２７が開いてバルブ１３が閉じられる。

この状態でポンプ１１は運転可能状態となり制御回路２
５によってスイッチ２２が閉じられポンプ１１が再始動
を開始する。

以下、本システムはポンプの空転検出が行われて上述し
た動作をくり返すまで自動的にポンプ１１が運転される
。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く構成することにより、ポンプの空転
検出後にポンプに給水を行い自動的に再始動を可能とし
たので、再始動のためのスイ・７チ操作が不要でかつ呼
び水のための特別な装置も不要となるのでメンテナンス
が不要で実用的なポンプ制御方式を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のポンプ装置の構成を示す説明図であり
、第２図は本発明のポンプ制御方式のブロック部、第３
図はその動作を示すタイミングチャートである。第４図
は従来のポンプ装置を示す説明図である。 １１・・・ポンプ　　　１３．１７・・・バルブ２５・
・・制御回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 呼び水手段を設けたポンプと、吸込管を介してポンプに
   連結されたフートバルブと、前記ポンプから送水管によ
   って貯水されるタンクとから成り前記ポンプを運転する
   ことにより吸込管より汲みあげた水をタンクに送水する
   ポンプ制御方式において、前記呼び水手段及びタンクと
   ポンプ間に配管した給水管に第１及び第２のバルブを設
   け、ポンプが空転検知後所定時間経過した後に前記第１
   のバルブを開きその後に第２のバルブを開いて呼び水手
   段より給水し、しかる後に第２のバルブ、第１のバルブ
   を順次閉じてポンプの再始動を行うように制御したこと
   を特徴とするポンプ制御方式。