JPH09287589A - 立軸ポンプ装置及び運転方法 - Google Patents

立軸ポンプ装置及び運転方法

Info

Publication number
JPH09287589A
JPH09287589A JP12890796A JP12890796A JPH09287589A JP H09287589 A JPH09287589 A JP H09287589A JP 12890796 A JP12890796 A JP 12890796A JP 12890796 A JP12890796 A JP 12890796A JP H09287589 A JPH09287589 A JP H09287589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
water
water level
impeller
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12890796A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Uchida
義一 内田
Hironao Ozawa
弘尚 小澤
Tsunenobu Matsuda
恒信 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIKURA KOGYO KK
Original Assignee
YOSHIKURA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIKURA KOGYO KK filed Critical YOSHIKURA KOGYO KK
Priority to JP12890796A priority Critical patent/JPH09287589A/ja
Publication of JPH09287589A publication Critical patent/JPH09287589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 吸水槽の水位低下時に、ポンプ床下部に特別
の排出装置を設けることなく、さらにポンプに異常振動
や異音等が発生する気水混合運転を経ずに、ポンプ羽根
車上方に滞留した水を除去し、再起動時のラッシュカレ
ントを抑える。 【解決手段】 羽根車1下方の吸込管2に圧縮ガスを供
給する送気管20の一端を接続し、その他端を圧縮ガス
貯蔵タンク19に接続し、その途中に送気弁21を設
け、ポンプ吐出管10に真空破壊装置9を設け、ポンプ
の全速度運転・緩速度運転や真空破壊装置9の開閉、送
気弁21の開閉をさせる制御装置14を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、市街水路、又は河川
などの水流緩和用として設けられた貯留槽、又は側路溝
において、余剰排水、又は洪水時などの緊急排水を行う
ための排水機場に用いられる先行待機立軸ポンプ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】先行待機運転ポンプは、吸水槽に急激な
流入を生ずる前に、気中運転を開始し水位の上昇により
排水を開始する。水位の低下時は羽根車下方のポンプ吸
込管に吸気し、羽根車下部より落水し、羽根車上方に排
水が滞留した状態での気中運転状態となる。この状態で
は排水を行わなくても滞留水により大きな動力を消費し
水温が上昇する問題があった。
【0003】この問題に対し従来の装置は、特開平1−
315691号公報に記載されているように、羽根車上
方のケーシングや揚水管に遮断弁を装着した水抜き管を
設け水位計による水位低下の信号により遮断弁を開き、
羽根車上方の滞留水を排出する方法がある。
【0004】また、他の装置は、特開平4−13649
5号公報に記載されているように、吸水槽の水位の低下
時にある水位以下になると吸気管より空気を吸い、さら
に水位が下がると多量の吸気により羽根車下が落水し無
送水状態となり、ポンプを一旦停止し、羽根車上方の滞
留水落水後、再起動する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−31569
1号公報に記載されている従来技術は、羽根車上方のケ
ーシングや揚水管に設けられた遮断弁や水抜き管が吸水
槽の水中に浸されるため環境が悪く、浸食・閉塞・弁の
開閉の故障の危険がある。
【0006】特開平4−136495号公報に記載され
ている従来技術は、ある水位以下より吸気しながら揚水
運転をするが、吸気のない運転に比べてポンプの振動が
増大する。これは吸気により羽根車付近の流れが非定常
な気液2相流となり羽根車に作用する流体加振力が増大
する。また吸気量が多いほど振動が増大し、激しい振動
や異音等が発生する場合があることは知られている。
【0007】また、特開平4−136495号公報に記
載されている特許請求第1項は、ポンプを一旦停止し、
タイマーを設けて再起動させる方法であり、羽根車上方
の滞留水が落水する途中で、落水により羽根車が逆回転
またはブレーキ等により停止しているので、落水途中で
再起動する場合のラッシュカレントが大きくなり、その
ような運転方法を繰り返すと電動機の焼損につながる欠
点がある。
【0008】 よって本目的はポンプ床下部に特別の排
出装置を設けることなく、さらにポンプに異常振動や異
音等が発生する気水混合運転を経ずに、ポンプ羽根車上
方に滞留した水を除去し、再起動時のラッシュカレント
を抑える。
【0009】
【課題を解決するための手段】「請求項1」における立
軸ポンプの構成に係る発明は、羽根車下方のポンプ吸込
管に圧縮ガスを供給する送気管の一端を接続し、その他
端を圧縮ガスが注入されたタンクに接続し、その管の途
中に送気弁を設け、ポンプ吐出管に真空破壊装置を設置
し、ポンプの緩速度運転水位を検知する水位検出装置
と、ポンプの全速度運転・緩速度運転や真空破壊装置の
開閉、送気弁の開閉させる制御装置を設けた構成とし
た。
【0010】「請求項2」における立軸ポンプの運転に
係る発明は、羽根車下方のポンプ吸込管に送気管の一端
を接続し、その他端をタンクに接続され、ポンプ吐出管
に真空破壊装置を有し、起動時、気中運転を行い水位の
上昇にて排水を開始する立軸ポンプ装置において、吸水
槽の水位が低下し、ポンプ緩速度運転水位に達したと
き、水位検出装置の信号より送気弁を開け、圧縮ガスを
羽根車下方のポンプ吸込管に送り、羽根車下部で落水さ
せ、ポンプが無送水状態となりポンプを一旦緩速度運転
させ、ポンプ吐出管の真空破壊装置を開け、羽根車上方
の滞留水が落水した後に送気弁を間欠的に開閉し、圧縮
ガスを送気し、ポンプを気中にて再び全速度運転させる
ものである。
【0011】また、「請求項3」における立軸ポンプの
運転に係る発明は、上記の立軸ポンプ装置において、吸
水槽の水位が低下し、ポンプ緩速度運転水位に達したと
き、水位検出装置の信号より送気弁を開け、圧縮ガスを
羽根車下方のポンプ吸込管に送り、羽根車下部で落水さ
せ、ポンプが無送水状態となりポンプを一旦緩速度運転
させ、ポンプ吐出管の真空破壊装置を開け、羽根車上方
の滞留水が落水する途中で、吸水位が揚水開始水位にな
ると再び全速度運転させるものである。
【0012】「請求項4」における立軸ポンプの運転に
係る発明は、羽根車下方のポンプ吸込管に連通管の一端
を接続し、その他端を大気開放またはタンクに接続さ
れ、ポンプ吐出管に真空破壊装置を有し、起動時、気中
運転を行い水位の上昇にて排水を開始する立軸ポンプ装
置において、吸水槽の水位が低下し、ポンプ緩速度運転
水位に達したとき、水位検出装置の信号よりポンプを一
旦緩速度運転させ、ポンプ吐出管の真空破壊装置を開
け、羽根車上方の滞留水が落水した後に開放弁を開け、
大気と連通させ、または圧縮ガスを送気し、ポンプを気
中にて再び全速度運転させるものである。
【0013】また、「請求項5」における立軸ポンプの
運転に係る発明は、上記の立軸ポンプ装置において、吸
水槽の水位が低下し、ポンプ緩速度運転水位に達したと
き、水位検出装置の信号よりポンプを一旦緩速度運転さ
せ、ポンプ吐出管の真空破壊装置を開け、羽根車上方の
滞留水が落水する途中で吸水位が揚水開始水位になると
再び全速度運転させるものである。
【0014】「請求項6」における立軸ポンプの構成に
係る発明は、自由表面からの空気吸込による気水混合運
転を防止するために「請求項2」、「請求項3」、「請
求項4」、「請求項5」のポンプに渦防止装置を設け
た。
【0015】
【作用】「請求項1」及び「請求項2」記載の発明は、
タンクの圧縮ガスの所定量を羽根車下方のポンプ吸込管
に強制的に送気することで羽根車下方の被排出水を一挙
に落水させ、排水運転状態から空転待機状態へ気水混合
状態を経ず移行させた後ポンプを一旦緩速度運転し、羽
根車上方の滞留水を落水させた後、気中にてポンプを再
び全速度運転させることができる。
【0016】「請求項3」記載の発明はタンクの圧縮ガ
スの所定量を羽根車下方のポンプ吸込管に強制的に送気
することで羽根車下方の被排出水を一挙に落水させ、排
水運転状態から空転待機状態へ気水混合状態を経ず移行
させた後ポンプを一旦緩速度運転し、羽根車上方の滞留
水が落水する途中でも急激に吸水位が上昇して揚水開始
水位になったとき、再び全速度運転させることができ
る。
【0017】「請求項4」の発明は、水位下降時に吸気
管より吸気しながらの気水混合運転や、停止前に羽根車
下方の被排水を落水させることなく、ポンプ緩速度運転
水位に達したとき、ポンプを一旦緩速度運転し、羽根車
上方の滞留水を落水させた後気中にてポンプを再び全速
度運転させることができる。
【0018】「請求項5」の発明は、水位下降時に吸気
管より吸気しながらの気水混合運転や、停止前に羽根車
下方の被排水を落水させることなく、ポンプ緩速度運転
水位に達したとき、ポンプを一旦緩速度運転し、羽根車
上方の滞留水が落水する途中でも急激に吸水位が上昇し
て揚水開始水位になったとき、再び全速度運転させるこ
とができる。
【0019】「請求項6」の発明は、揚水開始水位WL
1を越えポンプ緩速度運転水位WL2までの全量排水運
転において、渦防止装置を設置する事によりポンプの吸
込ベルマウスからの渦発生を防止し、安定した排水運転
をすることが可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1に示す立軸ポンプは羽根車1下方のポンプ吸込
管2に圧縮ガスを送気する送気管20の一端を接続し、
その他端は圧縮ガス貯蔵タンク19に接続されている。
圧縮ガスは圧縮空気や窒素ガスまたは炭酸ガスなどの経
済的かつ無害でありポンプや揚水に悪影響を与えない物
質を使用する。タンク19は複数のタンク19から構成
され、圧縮ガスが無くなり次第交換する。圧縮空気を使
用する場合は、タンク19に空気圧縮装置を設置し、タ
ンク19に圧縮空気を供給する。送気管20の途中に送
気弁21を設け、ポンプ吐出管10には滞留水を排出す
るため吐出管10内へ空気を吸気する真空破壊装置9が
設置されている。吸水槽18には水位を検出する水位検
出装置17が設けられ、その検出信号は、ポンプの全速
度運転・緩速度運転や真空破壊装置9の開閉、送気弁2
1を開閉させる制御装置14へ電送される。
【0021】水位がポンプ緩速度運転水位WL2を越え
て揚水開始水位WL1に達するまでの間は送気弁21を
間欠的に開閉して気中運転を行う。揚水開始水位WL1
で送気弁21を全閉にし、全量排水運転となる。吸水槽
18の水位が低下し、揚水開始水位WL1を越えポンプ
緩速度運転水位WL2までは全量排水運転を行い、ポン
プ緩速度運転水位WL2に達したとき、水位検出装置1
7の出力信号より制御装置14は、送気弁21を所定時
間だけ開け、タンク19内の圧縮ガスを所定量だけ羽根
車1下方に噴出することにより、羽根車1下部より被排
水が落水し、空転待機状態となる。その直後、電動機の
回転数を下げて、ポンプを緩速度運転させる。そして、
制御装置14はポンプ吐出管10の真空破壊装置9を開
き、ポンプ吐出管10、12及び揚水管6やケーシング
5の滞留水は落水する。電動機の回転数を下げてから滞
留水が落水するまでの所定時間を経過した時点で制御装
置14は送気弁21を間欠的に開閉し、真空破壊装置9
を閉じ、電動機の回転数を上げて、ポンプは気中にて再
び全速度運転する。
【0022】また、上記においてポンプが空転待機運転
状態となり、その直後電動機の回転数を下げて、ポンプ
を緩速度運転させて真空破壊装置9を開き羽根車上方の
滞留水が落水する途中で、吸水槽18の水位が急激に揚
水開始水位WL1に達すると真空破壊装置9を閉じ、再
び全速度運転する。
【0023】これにより羽根車1上方に滞留水のない気
中で全速度運転したときは、消費動力を低減することが
できると共に、水温上昇による悪影響を避けることがで
きる。また、吸水槽18の水位が低下時に、揚水開始水
位WL1を越えポンプ緩速度運転水位WL2の間に空気
を混入させないので異常振動や異音を伴った気水混合運
転を回避することができる。
【0024】また、滞留水が落水する途中で水位が揚水
開始水位WL1達して全速度運転したときは、羽根車1
上方の滞留水の落水によるポンプ逆回転またはブレーキ
等による停止から再起動する場合に比べ、ラッシュカレ
ントが大きくならず、電動機の焼損を回避できる。
【0025】吸水槽18の水位が低下し、揚水開始水位
WL1を越えポンプ緩速度運転水位WL2までの全量排
水運転において、ポンプの吸込べルマウス3より渦を吸
い込み、振動が増大する場合は、渦防止装置22を設置
する事によりポンプ緩速度運転水位WL2まで排水運転
をすることが可能である。
【0026】次に、図2は本発明に係る他の実施例を示
した立軸ポンプの構成図である。羽根車1下方のポンプ
吸込管2に連通管16の一端が接続され、その他端は大
気に開放されている。その管の途中に大気開放弁15を
設け、ポンプ吐出管10には滞留水を排出するため吐出
管10内へ空気を吸気する真空破壊装置9が設置されて
いる。吸水槽18には水位を検出する水位検出装置17
が設けられ、その検出信号は、ポンプの全速度運転・緩
速度運転や真空破壊装置9の開閉、大気開放弁15を開
閉させる制御装置14へ電送される。
【0027】以上の様に構成された先行待機運転ポンプ
にて、本発明の作動を説明する。水位がポンプ緩速度運
転水位WL2を越えて揚水開始水位WL1に達するまで
の間は、大気開放弁15を全開して気中運転を行う。揚
水開始水位WL1で大気開放弁15を全閉にし、全量排
水運転となる。吸水槽18の水位が低下し、揚水開始水
位WL1を越えポンプ緩速度運転水位WL2までは全量
排水運転を行いポンプ緩速度運転水位WL2に達したと
き、水位検出装置17の出力信号より制御装置14は、
電動機の回転数を下げて、ポンプを緩速度運転させる。
そして、制御装置14はポンプ吐出管10の真空破壊装
置9を開くと、ポンプ吐出管10、12及び揚水管6や
ケーシング5や吸込管2の滞留水が落水する。電動機の
回転数を下げてから滞留水が落水するまでの所定時間を
経過した時点で、制御装置14は大気開放弁15を全開
し、真空破壊装置9を閉じ、電動機の回転数を上げて、
ポンプは気中にて再び全速度運転する。
【0028】また、上記において電動機の回転数を下げ
てポンプを緩速度運転させて真空破壊装置9を開き、羽
根車1上方の滞留水が落水する途中で吸水槽18の水位
が急激に揚水開始水位WL1に達すると真空破壊装置9
を閉じ、再び全速度運転する。
【0029】これにより羽根車1上方に滞留水のない気
中で全速度運転をしたときは、消費動力を低減すること
ができると共に、水温上昇による悪影響を避けることが
できる。また、吸水槽18の水位が低下時に、揚水開始
水位WL1を越えポンプ緩速度運転水位WL2の間に吸
込管2へ空気を混入させないので異常振動や異音を伴っ
た気水混合運転を回避することができる。
【0030】また、滞留水が落水する途中で水位が揚水
開始水位WL1達して全速度運転したときは、羽根車1
上方の滞留水の落水によるポンプ逆回転またはブレーキ
等による停止から再起動する場合に比べ、ラッシュカレ
ントが大きくならず、電動機の焼損を回避できる。
【0031】吸水槽18の水位が低下し、揚水開始水位
WL1を越えポンプ緩速度運転水位WL2までの全量排
水運転において、ポンプの吸込べルマウス3より渦を吸
い込み、振動が増大する場合は、渦防止装置22を設置
する事によりポンプ緩速度運転水位WL2まで排水運転
をすることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より本発明は、従来技術のよ
うにポンプ床下部の吸込管や揚水管に排水装置を設置す
ることなく、さらに異常振動や異音を伴う気水混合状態
を経ずにポンプを一旦緩速度運転し、滞留水を落水させ
ることができる。従って、空転待機状態を完全な気中で
の運転が可能となり消費動力を低減することができると
共に、滞留水の水温上昇による悪影響を回避することが
できる。
【0033】また、羽根車上方の滞留水が落水する途中
で、吸水槽水位が急激に揚水開始水位に上昇した場合で
も緩速度運転から全速度運転に移行するので、羽根車上
方の滞留水の落水によるポンプ逆回転またはブレーキ等
による停止から再起動する場合に比べ、ラッシュカレン
トが大きくならず、電動機の焼損を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転方法を実施する立軸ポンプ装置の
一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の変形例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1・・・羽根車 2・・・吸込管 3・・・吸込ベルマウス 4・・・ケーシングライナ 5・・・ケーシング 6・・・揚水管 7・・・吐出エルボ 8・・・カップリング 9・・・真空破壊装置 10・・・吐出管 11・・・吐出弁 12・・・吐出管 13・・・吐出槽 14・・・制御装置 15・・・大気開放弁 16・・・連通管 17・・・水位検出装置 18・・・吸水槽 19・・・圧縮ガス貯蔵タンク 20・・・送気管 21・・・送気弁 22・・・渦防止装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車下方のポンプ吸込管に圧縮ガスを
    供給する送気管(以下、送気管という)の一端を接続
    し、その他端を圧縮ガス貯蔵タンク(以下、タンクとい
    う)に接続し、その管の途中に送気弁を設け、ポンプ吐
    出管に真空破壊装置を有する立軸ポンプ装置において、
    ポンプの緩速度運転水位を検知する水位検出装置と、ポ
    ンプの全速度運転・緩速度運転や真空破壊装置の開閉、
    送気弁の開閉をさせる制御装置を有することを特徴とす
    る立軸ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 羽根車下方のポンプ吸込管に送気管の一
    端を接続し、その他端をタンクに接続し、その管と途中
    に送気弁を設け、ポンプ吐出管に真空破壊装置を有し、
    起動時、気中運転を行い水位の上昇にて排水を開始する
    立軸ポンプ装置において、吸水槽の水位が低下し、ポン
    プ緩速度運転水位に達したとき、水位検出装置の信号よ
    り送気弁を開け、圧縮ガスを羽根車下方のポンプ吸込管
    に送り羽根車下部で落水させ、ポンプが無送水状態にな
    ったときポンプを一旦緩速度運転し、真空破壊装置を開
    き羽根車上方の滞留水が落水した後にポンプを気中で再
    び全速度運転することを特徴とする立軸ポンプの運転方
    法。
  3. 【請求項3】 羽根車下方のポンプ吸込管に送気管の一
    端を接続し、その他端をタンクに接続し、その管と途中
    に送気弁を設け、ポンプ吐出管に真空破壊装置を有し、
    起動時、気中運転を行い水位の上昇にて排水を開始する
    立軸ポンプ装置において、吸水槽の水位が低下し、ポン
    プ緩速度運転水位に達したとき、水位検出装置の信号よ
    り送気弁を開け、圧縮ガスを羽根車下方のポンプ吸込管
    に送り羽根車下部で落水させ、ポンプが無送水状態にな
    ったときポンプを一旦緩速度運転し、真空破壊装置を開
    き、羽根車上方の滞留水が落水する途中でも急激な吸水
    位上昇に対応するために揚水開始水位に達したらポンプ
    を全速度運転することを特徴とする立軸ポンプの運転方
    法。
  4. 【請求項4】 羽根車下方のポンプ吸込管に連通管の一
    端を接続し、その他端を大気開放し、その管の途中に大
    気開放弁を設け、ポンプ吐出管に真空破壊装置を有し、
    起動時、気中運転を行い水位の上昇にて排水を開始する
    立軸ポンプ装置において、吸水槽の水位が低下し、ポン
    プ緩速度運転水位に達したとき、水位検出装置の信号よ
    りポンプを一旦緩速度運転し、真空破壊装置を開き羽根
    車上方の滞留水が落水した後にポンプを気中で再び全速
    度運転することを特徴とする立軸ポンプの運転方法。
  5. 【請求項5】 羽根車下方のポンプ吸込管に連通管の一
    端を接続し、その他端を大気開放し、その管の途中に大
    気開放弁を設け、ポンプ吐出管に真空破壊装置を有し、
    起動時、気中運転を行い水位の上昇にて排水を開始する
    立軸ポンプ装置において、吸水槽の水位が低下し、ポン
    プ緩速度運転水位に達したとき、水位検出装置の信号よ
    りポンプを一旦緩速度運転し、真空破壊装置を開き、羽
    根車上方の滞留水が落水する途中でも急激な吸水位上昇
    に対応するために揚水開始水位に達したらポンプを全速
    度運転することを特徴とする立軸ポンプの運転方法。
  6. 【請求項6】 「請求項2」、「請求項3」、「請求項
    4」、「請求項5」において渦防止装置が設置された立
    軸ポンプ装置。
JP12890796A 1996-04-17 1996-04-17 立軸ポンプ装置及び運転方法 Pending JPH09287589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12890796A JPH09287589A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 立軸ポンプ装置及び運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12890796A JPH09287589A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 立軸ポンプ装置及び運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09287589A true JPH09287589A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14996319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12890796A Pending JPH09287589A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 立軸ポンプ装置及び運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09287589A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121434A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Dmw Corp 立軸ポンプおよびその制御方法
KR102238375B1 (ko) * 2020-09-02 2021-04-12 수자원기술 주식회사 관로 내부 시공 부산물 진공 흡입 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121434A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Dmw Corp 立軸ポンプおよびその制御方法
KR102238375B1 (ko) * 2020-09-02 2021-04-12 수자원기술 주식회사 관로 내부 시공 부산물 진공 흡입 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3394432B2 (ja) 横軸ポンプ
JPH09287589A (ja) 立軸ポンプ装置及び運転方法
JP2006250004A (ja) 集合ポンプ装置
JPH0623756Y2 (ja) 立軸ポンプ
JP5356180B2 (ja) 横軸ポンプ設備、及び運転方法
JPH0385400A (ja) 立軸ポンプ
JP2006266191A (ja) 立軸ポンプの運転方法
JP3122769B2 (ja) 排水ポンプのエアーロック運転時間短縮装置
JPH0622157Y2 (ja) 立軸ポンプ
JPH08338389A (ja) 横軸ポンプ
JPH09256990A (ja) 先行待機運転ポンプ
TW202246619A (zh) 附空氣管的潛水泵及其設備
JPH09112478A (ja) 先行待機運転ポンプ
JP3690539B2 (ja) 低流動性液の輸送設備
JPH01315691A (ja) 立軸形ポンプ
JPH06272689A (ja) 排水ポンプ
JPH09100793A (ja) 排水ポンプのエアーロック運転時間短縮構造
JP2021014815A (ja) 立軸水中ポンプを用いたポンプゲート
JPH08312580A (ja) 先行待機運転ポンプ
JPH08291799A (ja) 横軸ポンプの運転方法
JP2004124763A (ja) 先行待機型立軸ポンプ
JP2003139085A (ja) 待機運転機能を備えた立軸ポンプおよび立軸ポンプの運転方法
JP2010101291A (ja) 深層水取水設備およびその運転方法
JPH08159073A (ja) 排水ポンプのエアーロック運転時間短縮構造
JPH1018989A (ja) 排水ポンプの待機運転制御方法