JPS62156994A - 感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法 - Google Patents
感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法Info
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- JPS62156994A JPS62156994A JP60298831A JP29883185A JPS62156994A JP S62156994 A JPS62156994 A JP S62156994A JP 60298831 A JP60298831 A JP 60298831A JP 29883185 A JP29883185 A JP 29883185A JP S62156994 A JPS62156994 A JP S62156994A
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- ink
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- layer
- thermal transfer
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38228—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被記録体に2色の記録像を転写する感熱転写
2色記録媒体及び感熱転写記録方法に関する。
2色記録媒体及び感熱転写記録方法に関する。
感熱転写記録方法は、使用する装置が軽量かつコンパク
トで騒音がなく、操作性、保守性に優れるという感熱記
録方法の一般的特徴に加えて、発色型の加工紙が不要で
あり、又、記録像の耐久性にも優れると云う特徴を有し
ており、最近、広く使用されはじめている。
トで騒音がなく、操作性、保守性に優れるという感熱記
録方法の一般的特徴に加えて、発色型の加工紙が不要で
あり、又、記録像の耐久性にも優れると云う特徴を有し
ており、最近、広く使用されはじめている。
この感熱転写記録方法は、一般にシート状の支持体上に
熱溶融性バインシダー中に着色剤を分散させてなる熱転
写性インクを塗布してなる感熱転写材を用い、この感熱
転写材をその熱転写性インク層が記録媒体に接する様に
記録媒体に重畳し、感熱転写材の支持体側から熱ヘッド
により熱を供給して溶融したインク層を記録媒体に転写
することにより、記録媒体上に熱供給形状に応じた転写
インク像を形成するものである。
熱溶融性バインシダー中に着色剤を分散させてなる熱転
写性インクを塗布してなる感熱転写材を用い、この感熱
転写材をその熱転写性インク層が記録媒体に接する様に
記録媒体に重畳し、感熱転写材の支持体側から熱ヘッド
により熱を供給して溶融したインク層を記録媒体に転写
することにより、記録媒体上に熱供給形状に応じた転写
インク像を形成するものである。
又、」二記感熱転写記録方法の長所を生かしつつ2色印
字を得たいという市場要求も強く、2色印字を得る為の
技術も種々提案されている。
字を得たいという市場要求も強く、2色印字を得る為の
技術も種々提案されている。
従来、普通紙上に感熱転写記録方法を用いて2色印字す
る方法として、特開昭56−148591号には基材上
にたがいに異なる着色剤が含有されてなる2つの熱溶融
性高融点インク層A及び低融点インク層Bが基材側から
順次積層され、低熱印加エネルギーの場合には低融点イ
ンク層Bのみが普通紙上に転写し、高熱印加エネルギー
の場合には熱溶融性インク層A、Bともに転写し2色記
録を得るという2色型感熱転写記録要素が開示されてい
る。
る方法として、特開昭56−148591号には基材上
にたがいに異なる着色剤が含有されてなる2つの熱溶融
性高融点インク層A及び低融点インク層Bが基材側から
順次積層され、低熱印加エネルギーの場合には低融点イ
ンク層Bのみが普通紙上に転写し、高熱印加エネルギー
の場合には熱溶融性インク層A、Bともに転写し2色記
録を得るという2色型感熱転写記録要素が開示されてい
る。
又、特開昭59−64389号には、基材上に加熱によ
り溶融浸出するインクと、前記溶融浸出する温度より高
い温度で溶融剥離するインクとより成るインク層を設け
た2色感熱転写インクシートが開示されている。
り溶融浸出するインクと、前記溶融浸出する温度より高
い温度で溶融剥離するインクとより成るインク層を設け
た2色感熱転写インクシートが開示されている。
これらの方法においてはサーマルヘッドに印加するエネ
ルギーを2段階に変化させる事により、インク層の温度
を変化させて2色の印字を行う。
ルギーを2段階に変化させる事により、インク層の温度
を変化させて2色の印字を行う。
しかしながら、高いエネルギーをあたえてインク層を高
い温度にした場合、熱の拡散によって高温の部分の周辺
には比較的低温の部分が生じ、そのため高温で印字した
部分の周辺に、低温で印字される色のふちどっか生じて
しまう。さらにサーマルヘッドに高いエネルギーをあた
えると、その温度が低下するのに比較的長い時間を要し
、そのために高温で印字した部分の後方に低温で印字さ
れる色の尾びきを生じ易いという欠点を有する。
い温度にした場合、熱の拡散によって高温の部分の周辺
には比較的低温の部分が生じ、そのため高温で印字した
部分の周辺に、低温で印字される色のふちどっか生じて
しまう。さらにサーマルヘッドに高いエネルギーをあた
えると、その温度が低下するのに比較的長い時間を要し
、そのために高温で印字した部分の後方に低温で印字さ
れる色の尾びきを生じ易いという欠点を有する。
又、いずれの方法においても低温で印字されるインクの
材料として比較的低融点の材料を使用しなければならな
い制約があり、地よごれ、保存性の低下等の問題が生じ
た。
材料として比較的低融点の材料を使用しなければならな
い制約があり、地よごれ、保存性の低下等の問題が生じ
た。
本発明の目的は、従来の2色印字方法の前述のごとき欠
点を解消すべくなされたもので、簡単な方法で普通紙に
色調の異なる美しい印字を得ることができ、さらに感熱
転写記録媒体の保存性等に欠点を生じ易い低融点材料よ
り成るインクを必ず使用しなければならない制約を伴わ
ない感熱転写記録媒体および感熱転写記録方法を提供す
るものである。
点を解消すべくなされたもので、簡単な方法で普通紙に
色調の異なる美しい印字を得ることができ、さらに感熱
転写記録媒体の保存性等に欠点を生じ易い低融点材料よ
り成るインクを必ず使用しなければならない制約を伴わ
ない感熱転写記録媒体および感熱転写記録方法を提供す
るものである。
C問題点を解決するための手段〕
本発明による感熱転写記録媒体は、支持体上に第1イン
ク層と第2インク層との少くとも2つの感熱転写性のイ
ンク層を有し、該両インク層の間または第1インク層と
支持体との間の少くとも一方に接着層を有しており、第
2インク層と第1インク層との接着力と第1インク層の
支持体方向に対する接着力の大小関係が高温時と低温時
で反対になっていることを特徴とするものである。
ク層と第2インク層との少くとも2つの感熱転写性のイ
ンク層を有し、該両インク層の間または第1インク層と
支持体との間の少くとも一方に接着層を有しており、第
2インク層と第1インク層との接着力と第1インク層の
支持体方向に対する接着力の大小関係が高温時と低温時
で反対になっていることを特徴とするものである。
また、本発明による感熱転写記録媒体を用いて多色記録
を行うことができる感熱転写記録方法は、この感熱転写
記録媒体を被記録媒体に当接し、記録情報に従って熱エ
ネルギを感熱転写記録媒体に印加した後、該印加後から
感熱転写記録媒体と被記録媒体とを分離するまでの分離
時間を制御することにより所定のインク層を被記録媒体
に転写することを特徴とするものである。
を行うことができる感熱転写記録方法は、この感熱転写
記録媒体を被記録媒体に当接し、記録情報に従って熱エ
ネルギを感熱転写記録媒体に印加した後、該印加後から
感熱転写記録媒体と被記録媒体とを分離するまでの分離
時間を制御することにより所定のインク層を被記録媒体
に転写することを特徴とするものである。
即ち、本発明の感熱転写記録媒体は、感熱転写記録媒体
に熱エネルギーを印加し、熱エネルギーを印加してから
短時間に感熱転写記録媒体と被記録体を分離する場合と
、熱エネルギーを印加した後感熱転写記録媒体の冷却過
程を設けて感熱転写記録媒体と被記録体とを分離する場
合とを適宜設けることによって2色記録を可能にしたも
のである。
に熱エネルギーを印加し、熱エネルギーを印加してから
短時間に感熱転写記録媒体と被記録体を分離する場合と
、熱エネルギーを印加した後感熱転写記録媒体の冷却過
程を設けて感熱転写記録媒体と被記録体とを分離する場
合とを適宜設けることによって2色記録を可能にしたも
のである。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明を更に詳
細に説明する。以下の記載において、量比を表わす1%
」及び「部」は特に断わらない限り重量基準とする。
細に説明する。以下の記載において、量比を表わす1%
」及び「部」は特に断わらない限り重量基準とする。
第1図は、本発明の感熱転写記録媒体の一例を示す厚さ
方向模式断面図である。即ち、第1図に示す感熱転写材
5は、支持体1上に第1インク層2、接着層3及び第2
インク層4を順次有する。
方向模式断面図である。即ち、第1図に示す感熱転写材
5は、支持体1上に第1インク層2、接着層3及び第2
インク層4を順次有する。
本発明の感熱転写記録媒体は、第1インク層2及び第2
インク層4間の接着力と、第1インク層2と支持体1間
の接着力の大小関係が、高温時と低温度で反対になるこ
とが必要である。例えば、本発明の感熱転写記録媒体に
熱が加えられたときに、加熱直後は第1インク層2と第
2インク層4との分離が第1インク層2と支持体1との
分離よりも良く、又加熱から支持体1を被記録体より引
離すまでの時間が長いとき、つまり感熱転写記録媒体5
と被記録体が対向して密着され、熱印加された後密着さ
れたまま熱ヘッドが走行して感熱転写材が冷却されたと
きに、支持体1から第1インク層2が剥離し易いように
構成する。
インク層4間の接着力と、第1インク層2と支持体1間
の接着力の大小関係が、高温時と低温度で反対になるこ
とが必要である。例えば、本発明の感熱転写記録媒体に
熱が加えられたときに、加熱直後は第1インク層2と第
2インク層4との分離が第1インク層2と支持体1との
分離よりも良く、又加熱から支持体1を被記録体より引
離すまでの時間が長いとき、つまり感熱転写記録媒体5
と被記録体が対向して密着され、熱印加された後密着さ
れたまま熱ヘッドが走行して感熱転写材が冷却されたと
きに、支持体1から第1インク層2が剥離し易いように
構成する。
以上の各層間の特性を第4図(a)を用いて説明する。
尚、本発明において、第2インク層と第1インク層の接
着力および第1インク層の支持体方向との接着力の大小
は、被記録体に転写記録を行ったときに、実質的に第2
インク層が転写された場合には後者の接着力の方が大き
く、実質的に両インク層が転写された場合には前者の接
着力が大きいと規定するものであり、各インク層が感熱
転写記録媒体から剥離して、被記録体に転写する際にお
いて、インク層の剥離の形態(例えば、剥離の位置が第
2インク層と第1インク層の厳密な境界面であるかどう
か、接着層が転写後どの程度感熱転写記録媒体に残留し
ているがどうかなど)は接着力の評価について考慮しな
いものとする。
着力および第1インク層の支持体方向との接着力の大小
は、被記録体に転写記録を行ったときに、実質的に第2
インク層が転写された場合には後者の接着力の方が大き
く、実質的に両インク層が転写された場合には前者の接
着力が大きいと規定するものであり、各インク層が感熱
転写記録媒体から剥離して、被記録体に転写する際にお
いて、インク層の剥離の形態(例えば、剥離の位置が第
2インク層と第1インク層の厳密な境界面であるかどう
か、接着層が転写後どの程度感熱転写記録媒体に残留し
ているがどうかなど)は接着力の評価について考慮しな
いものとする。
第1インク層2及び第2インク層4間の接着力と第1イ
ンク層2及び支持体1間の接着力は、加熱乃至冷却にと
もなって変化する。第1図に示す例では接着層3として
、温度による接着力の変化の大きいものを用いており、
サーマルヘッドにより加熱され温度が上昇するとともに
急激に接着力が低下する。そのため、加熱された直後の
温度が低下する以前の状態では、第1インク層2と第2
インク層4の間の接着力が、第1インク層2と支持体1
の間の接着力よりも弱くなる。そこで、加熱により第2
インク層4が被記録媒体に付着した直後に、つまり第4
図(a)の時間t1において被記録体と感熱転写記録媒
体をひきはなせば第2インク層4のみが転写される。ま
た時間をおいてインク層の温度が低下すると、第1イン
ク層2と第2インク層4の間の接着力が回復し、その接
着力が第1インク層2と支持体1の間の接着力を上まわ
った後に、つまり時間t2においてひきはなせば第2イ
ンク層4とともに第1インク層2も転写される。そこで
、本発明の感熱転写記録媒体で第1インク層2と第2イ
ンク層4の色調を変えておけば、本発明の感熱転写記録
媒体により2色記録が得られる。第1インク層2の色調
と第2インク層4の色調が得たい場合には第1インク層
2に黒色などの暗色を、第2インク層4には赤色等の第
1インク層よりも明色のものを配置するのが良い。
ンク層2及び支持体1間の接着力は、加熱乃至冷却にと
もなって変化する。第1図に示す例では接着層3として
、温度による接着力の変化の大きいものを用いており、
サーマルヘッドにより加熱され温度が上昇するとともに
急激に接着力が低下する。そのため、加熱された直後の
温度が低下する以前の状態では、第1インク層2と第2
インク層4の間の接着力が、第1インク層2と支持体1
の間の接着力よりも弱くなる。そこで、加熱により第2
インク層4が被記録媒体に付着した直後に、つまり第4
図(a)の時間t1において被記録体と感熱転写記録媒
体をひきはなせば第2インク層4のみが転写される。ま
た時間をおいてインク層の温度が低下すると、第1イン
ク層2と第2インク層4の間の接着力が回復し、その接
着力が第1インク層2と支持体1の間の接着力を上まわ
った後に、つまり時間t2においてひきはなせば第2イ
ンク層4とともに第1インク層2も転写される。そこで
、本発明の感熱転写記録媒体で第1インク層2と第2イ
ンク層4の色調を変えておけば、本発明の感熱転写記録
媒体により2色記録が得られる。第1インク層2の色調
と第2インク層4の色調が得たい場合には第1インク層
2に黒色などの暗色を、第2インク層4には赤色等の第
1インク層よりも明色のものを配置するのが良い。
また、第1インク層と第2インク層を同系色の色に設定
しておくことで、濃淡2色の記録を行うことができる。
しておくことで、濃淡2色の記録を行うことができる。
また、第1インク層を隠蔽作用の大きい白色顔料等の含
有層にすることによって第1インク層に修正インク層と
して作用させることもできる。
有層にすることによって第1インク層に修正インク層と
して作用させることもできる。
また、第1図に示す感熱転写記録媒体各層を次のように
構成することも可能である。すなわち、加熱直後は、第
1インク層2と支持体1との分離が、第1インク層2と
第2インク層4との分離よりも良く、また加熱から支持
体1を被記録体より剥離するまでの時間が長いときは、
第1インク層2から第2インク層4が剥離し易いように
構成する。この場合の各層間の特性を第4図(b)で示
すと、感熱転写記録媒体を加熱した直後は、支持体1と
第1インク層2の間の接着力が、第1インク層2と第2
インク層4の間の接着力よりも弱くなる。また、時間を
おいて感熱転写記録媒体の温度が低下すると、支持体1
と第1インク層2の間の接着力が回復し、その接着力が
第1インク層2と第2インク層4の間の接着力を上まわ
る。
構成することも可能である。すなわち、加熱直後は、第
1インク層2と支持体1との分離が、第1インク層2と
第2インク層4との分離よりも良く、また加熱から支持
体1を被記録体より剥離するまでの時間が長いときは、
第1インク層2から第2インク層4が剥離し易いように
構成する。この場合の各層間の特性を第4図(b)で示
すと、感熱転写記録媒体を加熱した直後は、支持体1と
第1インク層2の間の接着力が、第1インク層2と第2
インク層4の間の接着力よりも弱くなる。また、時間を
おいて感熱転写記録媒体の温度が低下すると、支持体1
と第1インク層2の間の接着力が回復し、その接着力が
第1インク層2と第2インク層4の間の接着力を上まわ
る。
第1図に示す例では、第1インク層2として温度による
接着力の変化の大きいものを用い、接着層3として比較
的温度による接着力の変化の小さいものを用いている。
接着力の変化の大きいものを用い、接着層3として比較
的温度による接着力の変化の小さいものを用いている。
従って、感熱転写記録媒体を時間1.において被記録体
から引離せば、第1インク層2及び第2インク層4がと
もに転写され、時間t2において引離せば、第2インク
層4のみが転写される。
から引離せば、第1インク層2及び第2インク層4がと
もに転写され、時間t2において引離せば、第2インク
層4のみが転写される。
尚、第4図(a)及び第4図(b)では層間の接着力は
、加熱後時間がたてば加熱開始以前の状態に回復する場
合について記したが、接着力は必ずしも加熱開始以前の
状態に回復する必要はない。例えば、第4図(C)に示
すように加熱開始以前では接着力が反対となることがな
く、加熱後の冷却期間内に接着力が反対となる場合でも
かまわない。インク層エマルジョンを塗工して形成した
場合等においては、加熱開始以前の状態と加熱した後時
間を経過した状態とが異なる場合がある。また第1イン
ク層2を支持体1から剥離する時には、必ずしも第1イ
ンク層2と支持体1との界面で剥離する必要はなく、第
1インク層2内で分かれるものであっても良い。
、加熱後時間がたてば加熱開始以前の状態に回復する場
合について記したが、接着力は必ずしも加熱開始以前の
状態に回復する必要はない。例えば、第4図(C)に示
すように加熱開始以前では接着力が反対となることがな
く、加熱後の冷却期間内に接着力が反対となる場合でも
かまわない。インク層エマルジョンを塗工して形成した
場合等においては、加熱開始以前の状態と加熱した後時
間を経過した状態とが異なる場合がある。また第1イン
ク層2を支持体1から剥離する時には、必ずしも第1イ
ンク層2と支持体1との界面で剥離する必要はなく、第
1インク層2内で分かれるものであっても良い。
第2図は、本発明の感熱転写記録媒体の他の例を示す厚
さ方向模式断面図である。第2図に示す感熱転写記録媒
体は、支持体1上に第1接着層10、第1インク層2、
第2接着層3及び第2インク層4を順次有する。
さ方向模式断面図である。第2図に示す感熱転写記録媒
体は、支持体1上に第1接着層10、第1インク層2、
第2接着層3及び第2インク層4を順次有する。
第2図に示す感熱転写記録媒体の場合も、支持体1及び
第1インク層2の間の接着力と、第1インク層2及び第
2インク層4の間の接着力の関係は、第1図に示した感
熱転写記録媒体と変わるところはない。即ち、第2接着
層3として温度による接着力変化の大きいものを用いれ
ば、サーマルヘッドの加熱で第2接着層3の温度が上昇
するとともに第2接着層3の強度が急激に低下し、各層
間の接着力は第4図(a)に示すように変化する。
第1インク層2の間の接着力と、第1インク層2及び第
2インク層4の間の接着力の関係は、第1図に示した感
熱転写記録媒体と変わるところはない。即ち、第2接着
層3として温度による接着力変化の大きいものを用いれ
ば、サーマルヘッドの加熱で第2接着層3の温度が上昇
するとともに第2接着層3の強度が急激に低下し、各層
間の接着力は第4図(a)に示すように変化する。
また、第1接着層10として温度による接着力の変化の
大きいものを用い、第2接着層3として温度による接着
力の変化が比較的小さいものを用いれば、各層間の接着
力は第4図(b)のような変化を示す。
大きいものを用い、第2接着層3として温度による接着
力の変化が比較的小さいものを用いれば、各層間の接着
力は第4図(b)のような変化を示す。
第3図は、本発明の感熱転写記録媒体の更に他の例を示
す厚さ方向模式断面図である。即ち、第3図に示す感熱
転写記録媒体は、支持体1上に接着層11、第1インク
層2及び第2インク層4を順次有する。
す厚さ方向模式断面図である。即ち、第3図に示す感熱
転写記録媒体は、支持体1上に接着層11、第1インク
層2及び第2インク層4を順次有する。
第3図に示す感熱転写記録媒体の場合も、支持体1及び
第1インク層2の間の接着力と、第1インク層2及び第
2インク層4の間の接着力の関係は、第1図に示した感
熱転写記録媒体と変わるところはない。即ち、第2イン
ク層4として第1インク層に対する接着力が温度により
大きく変化するものを用いれば、サーマルヘッドの加熱
で第2インク層4の温度が上昇するとともに第2インク
層4の強度が急激に低下し、各層間の接着力は第4図(
a)のような変化を示す。また、接着層11として温度
による接着力の変化の大きいものを用い、第2インク層
4として第1インク層に対する接着力変化が温度により
比較的小さいものを用いれば、各層間の接着力は第4図
(b)のような変化を示す。
第1インク層2の間の接着力と、第1インク層2及び第
2インク層4の間の接着力の関係は、第1図に示した感
熱転写記録媒体と変わるところはない。即ち、第2イン
ク層4として第1インク層に対する接着力が温度により
大きく変化するものを用いれば、サーマルヘッドの加熱
で第2インク層4の温度が上昇するとともに第2インク
層4の強度が急激に低下し、各層間の接着力は第4図(
a)のような変化を示す。また、接着層11として温度
による接着力の変化の大きいものを用い、第2インク層
4として第1インク層に対する接着力変化が温度により
比較的小さいものを用いれば、各層間の接着力は第4図
(b)のような変化を示す。
本発明の感熱転写記録媒体の支持体1としては、厚みが
3μないし12μ程度のポリエステル、アラミド、ナイ
ロン、ポリカーボネイト、コンデンサ紙等のフィルムが
使用しつる。過度に厚いものは熱伝導性が劣るので好ま
しくない。耐熱性及び強度の高いものであれば3μ以下
の薄いフィルムを使用する事も可能である。
3μないし12μ程度のポリエステル、アラミド、ナイ
ロン、ポリカーボネイト、コンデンサ紙等のフィルムが
使用しつる。過度に厚いものは熱伝導性が劣るので好ま
しくない。耐熱性及び強度の高いものであれば3μ以下
の薄いフィルムを使用する事も可能である。
第1図〜第3図に示す感熱転写記録媒体は、着色剤を1
%〜50%含み、軟化温度が60℃〜180℃のものが
好ましい。60℃よりも低い軟化温度を有する第2イン
ク層4は、保存性の点であまり好ましいものではない。
%〜50%含み、軟化温度が60℃〜180℃のものが
好ましい。60℃よりも低い軟化温度を有する第2イン
ク層4は、保存性の点であまり好ましいものではない。
又、 180℃よりも高い軟化温度を有するものは、熱
に対する感度の点であまり好ましいものではない。また
、第1図〜第3図に示す感熱転写記録媒体の第1インク
層2に含有する着色剤は、第1インク層2に対して第4
図(a)の場合には90%含ませることができるが、1
〜80%が好適であり、第4図(b)の場合には1〜5
0%が好ましい。
に対する感度の点であまり好ましいものではない。また
、第1図〜第3図に示す感熱転写記録媒体の第1インク
層2に含有する着色剤は、第1インク層2に対して第4
図(a)の場合には90%含ませることができるが、1
〜80%が好適であり、第4図(b)の場合には1〜5
0%が好ましい。
以下、第1図に示した感熱転写記録媒体について説明す
る。
る。
各層が第4図(a)に示す特性を示す場合、第1インク
層2については、一般には熱溶融性のものか好ましく、
室温で粘着性を有するものでも良く、又、軟化温度のき
わめて高いもの、あるいは溶融しないものでも良い。一
方、接着層3については第4図(a)の場合、軟化温度
が60℃ないし180℃ものが一般に好適である。
層2については、一般には熱溶融性のものか好ましく、
室温で粘着性を有するものでも良く、又、軟化温度のき
わめて高いもの、あるいは溶融しないものでも良い。一
方、接着層3については第4図(a)の場合、軟化温度
が60℃ないし180℃ものが一般に好適である。
なお本発明で言う軟化温度とは、島津フローテスターC
FT500型を用いて荷重10kg昇温速度2で7分の
条件で試料インクの見掛は粘度一温度曲線を求めた時に
、流出開始温度として求められるものである。
FT500型を用いて荷重10kg昇温速度2で7分の
条件で試料インクの見掛は粘度一温度曲線を求めた時に
、流出開始温度として求められるものである。
第4図(a)の場合、接着層3及び第2インク層4とに
ついては、それぞれの溶融温度より30℃高い温度にお
ける、添加剤等を含めた層材料としての溶融粘度(回転
粘度計による)が、 1.000,0OOcps以下]0cps以上になる様
に選ぶのが良く、特に第2インク層4については紙への
接着力を保持するために上記温度における溶融粘度が2
00cps以上に選ぶのが良い。さらに接着層3の溶融
粘度が、第2インク層4の軟化温度より30℃高い温度
において、第2インク層4の溶融粘度より低い事が望ま
しい。これにより、第4図(a)の時間t1において剥
離する時、第2インク層4中で分離する事が少なく、良
好な画像が得られる。
ついては、それぞれの溶融温度より30℃高い温度にお
ける、添加剤等を含めた層材料としての溶融粘度(回転
粘度計による)が、 1.000,0OOcps以下]0cps以上になる様
に選ぶのが良く、特に第2インク層4については紙への
接着力を保持するために上記温度における溶融粘度が2
00cps以上に選ぶのが良い。さらに接着層3の溶融
粘度が、第2インク層4の軟化温度より30℃高い温度
において、第2インク層4の溶融粘度より低い事が望ま
しい。これにより、第4図(a)の時間t1において剥
離する時、第2インク層4中で分離する事が少なく、良
好な画像が得られる。
第4図(a)の時間t1において感熱転写媒体を被記録
媒体から分離する時、第2インク層4のみを被転写体に
転写するものについては、接着層3の軟化温度を第2イ
ンク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選ぶ事が
望ましい。サーマルヘッドで印字する時、その印字部の
サーマルヘッド進行方向終端部では、サーマルヘッドの
温度が印字状態と非印字状態になるが、その時接着層3
の強度が比較的高いまま第2インク層4が被記録体に付
着し、第1インク層2が第2インク層4とともに転写す
る可能性が有るが、上記のように接着層3の軟化温度を
第2インク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選
ぶ事により、かかる現象を防止する事ができる。
媒体から分離する時、第2インク層4のみを被転写体に
転写するものについては、接着層3の軟化温度を第2イ
ンク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選ぶ事が
望ましい。サーマルヘッドで印字する時、その印字部の
サーマルヘッド進行方向終端部では、サーマルヘッドの
温度が印字状態と非印字状態になるが、その時接着層3
の強度が比較的高いまま第2インク層4が被記録体に付
着し、第1インク層2が第2インク層4とともに転写す
る可能性が有るが、上記のように接着層3の軟化温度を
第2インク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選
ぶ事により、かかる現象を防止する事ができる。
第4図(b)の場合は、第1インク層2と接着層3の前
記した特性を逆にしたものを使用すればよい。
記した特性を逆にしたものを使用すればよい。
以下、第2図に示した感熱転写記録媒体について説明す
る。
る。
第1インク層2は、一般には、熱溶融性のものが好まし
く室温で粘着性を有するものでも良く、又軟化温度がき
わめて高いものでもよい。しかし、転写できるものであ
れば無機顔料層のような溶融しないものでも良い。着色
剤は1%ないし90%程度含ませることができる。また
、第1インク層2としては蒸着等により着色剤のみより
成る層で構成しても良い。
く室温で粘着性を有するものでも良く、又軟化温度がき
わめて高いものでもよい。しかし、転写できるものであ
れば無機顔料層のような溶融しないものでも良い。着色
剤は1%ないし90%程度含ませることができる。また
、第1インク層2としては蒸着等により着色剤のみより
成る層で構成しても良い。
また、各層が第4図(a)に示す特性を示す場合、第1
接着層10は第1インク層2の上記特性と同様の特性を
有するものが使用できる。但し、第1接着層10には着
色剤を含有させる必要はない。
接着層10は第1インク層2の上記特性と同様の特性を
有するものが使用できる。但し、第1接着層10には着
色剤を含有させる必要はない。
また、第2接着層3については、軟化温度が60℃ない
し180℃のものが一般に適当である。
し180℃のものが一般に適当である。
第4図(a)の場合、第2接着層3及び第2インク層4
については、それぞれの軟化温度より30℃高い温度に
おける、添加剤等を含めた層材料としての溶融粘度(回
転粘度計による)が 1.000,000cps以下、 10cps以上にな
る様に選ぶのが良く、特に第2インク層4については紙
への接着力を保持するために上記温度における溶融粘度
が200cps以上に選ぶのが良い。さらに第2接着層
3の溶融粘度が、第2インク層4の軟化温度より30℃
高い温度において、第2インク層4の軟化温、 度よ
り低い事が望ましい。これにより、第4図(a)におけ
る時間1.において剥離する時、第2インク層4中で分
離する事が少なく、良好な画像が得られる。
については、それぞれの軟化温度より30℃高い温度に
おける、添加剤等を含めた層材料としての溶融粘度(回
転粘度計による)が 1.000,000cps以下、 10cps以上にな
る様に選ぶのが良く、特に第2インク層4については紙
への接着力を保持するために上記温度における溶融粘度
が200cps以上に選ぶのが良い。さらに第2接着層
3の溶融粘度が、第2インク層4の軟化温度より30℃
高い温度において、第2インク層4の軟化温、 度よ
り低い事が望ましい。これにより、第4図(a)におけ
る時間1.において剥離する時、第2インク層4中で分
離する事が少なく、良好な画像が得られる。
第4図(a)の時間t1において感熱転写記録媒体を被
記録体から剥離する時、第2インク層4のみを被転写体
に転写するものについては、第2接着層3の軟化温度を
第2インク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選
ぶ事が望ましい。サーマルヘッドで印字する時、その印
字部のサーマルヘッド進行方向の終端では、サーマルヘ
ッドの温度が印字状態と非印字状態になるが、その時第
2接着層3の強度が比較的高いまま第2インク層4が被
記録体に付着し、第1インク層2が第2インク層4とと
もに転写する可能性が有るが、上記のように第2接着層
3の軟化温度を第2インク層4の軟化温度と等しいか又
はそれ以下に選ぶ事により、かかる現象を防止する事が
できる。
記録体から剥離する時、第2インク層4のみを被転写体
に転写するものについては、第2接着層3の軟化温度を
第2インク層4の軟化温度と等しいか又はそれ以下に選
ぶ事が望ましい。サーマルヘッドで印字する時、その印
字部のサーマルヘッド進行方向の終端では、サーマルヘ
ッドの温度が印字状態と非印字状態になるが、その時第
2接着層3の強度が比較的高いまま第2インク層4が被
記録体に付着し、第1インク層2が第2インク層4とと
もに転写する可能性が有るが、上記のように第2接着層
3の軟化温度を第2インク層4の軟化温度と等しいか又
はそれ以下に選ぶ事により、かかる現象を防止する事が
できる。
第4図(b)の場合は、第1接着層10と第2接着層3
の前記した特性を逆にしたものを使用すればよい。
の前記した特性を逆にしたものを使用すればよい。
以下、第3図に示した感熱転写記録媒体について説明す
る。
る。
第1インク層2は、一般には、熱溶融性のものが好適で
、室温で粘着性を有するものでも良く、又軟化温度がき
わめて高いものでもよい。しかし、転写できるものであ
れば無機顔料層のような溶融しないものでも良い。着色
剤を1%ないし90%程度含ませることができる。また
、第1インク層2としては蒸着等により着色剤のみより
成る層で構成しても良い。
、室温で粘着性を有するものでも良く、又軟化温度がき
わめて高いものでもよい。しかし、転写できるものであ
れば無機顔料層のような溶融しないものでも良い。着色
剤を1%ないし90%程度含ませることができる。また
、第1インク層2としては蒸着等により着色剤のみより
成る層で構成しても良い。
また、各層が第4図(a)に示す特性を示す場合、接着
層11は第1インク層2の上記特性と同様の特性を有す
るものが使用できる。但し、接着層10には着色剤を含
有させる必要はない。
層11は第1インク層2の上記特性と同様の特性を有す
るものが使用できる。但し、接着層10には着色剤を含
有させる必要はない。
第2インク層4については、それぞれの軟化温度より3
6℃高い温度における、添加剤等を含めた層材料として
の溶融粘度(回転粘度計による)が1 、000 、0
00cps以下、 10cps以上になる様に選ぶのが
良く、特に紙への接着力を考慮すれば溶融粘度が200
cps以上に選ぶのが良い。
6℃高い温度における、添加剤等を含めた層材料として
の溶融粘度(回転粘度計による)が1 、000 、0
00cps以下、 10cps以上になる様に選ぶのが
良く、特に紙への接着力を考慮すれば溶融粘度が200
cps以上に選ぶのが良い。
第4図(b)の場合は、接着層1】を第2インク層2の
上記特性と同様にしたものを使用すればよい。
上記特性と同様にしたものを使用すればよい。
本発明の感熱転写記録媒体においては、支持体1上のイ
ンク層(接着層を含む。即ち支持体1以外の部分)全体
で20μ以下とすることが望ましい。また、第1インク
層、第2インク層、第1接着層、第2接着層の厚みは各
々0.5〜10μの範囲が好ましい。
ンク層(接着層を含む。即ち支持体1以外の部分)全体
で20μ以下とすることが望ましい。また、第1インク
層、第2インク層、第1接着層、第2接着層の厚みは各
々0.5〜10μの範囲が好ましい。
第1インク層2と第2インク層4の材料としては、非相
溶性のものを用いる事が望ましい。第1インク層2と第
2インク層4の間には接着層3が設けられているが、サ
ーマルヘッドにょる押圧により接着層3がつぶされて部
分的に第1インク層2と第2インク層4が接する場合が
有り、前記のように非相溶性の材料を選ぶ事により2色
の色の分離が良好になる。
溶性のものを用いる事が望ましい。第1インク層2と第
2インク層4の間には接着層3が設けられているが、サ
ーマルヘッドにょる押圧により接着層3がつぶされて部
分的に第1インク層2と第2インク層4が接する場合が
有り、前記のように非相溶性の材料を選ぶ事により2色
の色の分離が良好になる。
その他、支持体1の裏面あるいは支持体1と第1インク
層2の間に耐熱性を補うための層を設ける事も有効であ
る。さらに第2インク層4の上に被記録体への接着力を
増すための層を設ける事も有効である。その他、各種の
機能層を各層の間あるいは表面に適宜設けることができ
る。前記機能層に着色剤を含有してもよい。この着色剤
を含有した機能層の有効な態様としては、第1インク層
および第2インク層より高い熱エネルギーを受けたとき
に転写性を示すインク層を機能層とし、第1、第2イン
ク層の転写後、さらにより高い熱エネルギーを印加する
ことによって必要により機能層の色調を被記録媒体に付
与することができる。
層2の間に耐熱性を補うための層を設ける事も有効であ
る。さらに第2インク層4の上に被記録体への接着力を
増すための層を設ける事も有効である。その他、各種の
機能層を各層の間あるいは表面に適宜設けることができ
る。前記機能層に着色剤を含有してもよい。この着色剤
を含有した機能層の有効な態様としては、第1インク層
および第2インク層より高い熱エネルギーを受けたとき
に転写性を示すインク層を機能層とし、第1、第2イン
ク層の転写後、さらにより高い熱エネルギーを印加する
ことによって必要により機能層の色調を被記録媒体に付
与することができる。
また、高い熱エネルギーの代りに、圧力を加えることで
転写性を示すインク層を機能層として同様な効果が期待
できるものである。
転写性を示すインク層を機能層として同様な効果が期待
できるものである。
また、熱転写記録方法を行うに、加熱手段としては、サ
ーマルヘッドの他、赤外線、レーザービームなと一般に
用いられている加熱手段で良く、また通電加熱による場
合には、必要に応じて、第1インク層と支持体の間にア
ルミなどの導電薄層を設けて帰路電極とする。
ーマルヘッドの他、赤外線、レーザービームなと一般に
用いられている加熱手段で良く、また通電加熱による場
合には、必要に応じて、第1インク層と支持体の間にア
ルミなどの導電薄層を設けて帰路電極とする。
第1インク層2、第2インク層4、および着色層3は以
下に述べるバインダーを単独あるいは適宜混合し、さら
に必要に応して着色剤やその他の添加物を添加して用い
る事ができる。バイダーとしては、鯨ロウ、ミツロウ、
ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、
モンタンワックス、セレシンワックス等の天然ワックス
、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス
等の石油ワックス1、エステルワックス、低分子量ポリ
エチレン、フィッシャートロプシュワックス等の合成ワ
ックス、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、シ
ョ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル等
のエステル類、オレイルアミド等のアミド類、ポリスチ
レン、ポリP−クロルスチレン、ポリビニルトルエンな
どのスチレンおよびその置換体の単独重合体:スチレン
−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン
共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレ
ン−ビニルナフタレン共重合体、スチレン−アクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体
、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−ア
クリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メ
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体
、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエー
テル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合
体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン
−ブタジェン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体
、スチレン、スチレン−アクリロニトリル−インデン共
重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マ
レイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体;
あるいはポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン、エチレンと酢酸ビニルの共重合体、エチレン−ア
クリル酸の共重合体、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪
族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリエ
チレンワックス、酸化ポリエチレン、ポリ四弗化エチレ
ン、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
のオレフィンの単独または共重合体あるいはこれらの誘
導体等からなる熱可塑性樹脂、などが用いられる。
下に述べるバインダーを単独あるいは適宜混合し、さら
に必要に応して着色剤やその他の添加物を添加して用い
る事ができる。バイダーとしては、鯨ロウ、ミツロウ、
ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、
モンタンワックス、セレシンワックス等の天然ワックス
、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス
等の石油ワックス1、エステルワックス、低分子量ポリ
エチレン、フィッシャートロプシュワックス等の合成ワ
ックス、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、シ
ョ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステル等
のエステル類、オレイルアミド等のアミド類、ポリスチ
レン、ポリP−クロルスチレン、ポリビニルトルエンな
どのスチレンおよびその置換体の単独重合体:スチレン
−p−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン
共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレ
ン−ビニルナフタレン共重合体、スチレン−アクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体
、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−ア
クリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メ
チル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体
、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエー
テル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合
体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン
−ブタジェン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体
、スチレン、スチレン−アクリロニトリル−インデン共
重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マ
レイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体;
あるいはポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン、エチレンと酢酸ビニルの共重合体、エチレン−ア
クリル酸の共重合体、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニル
ブチラール、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、ロジ
ン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪
族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリエ
チレンワックス、酸化ポリエチレン、ポリ四弗化エチレ
ン、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
のオレフィンの単独または共重合体あるいはこれらの誘
導体等からなる熱可塑性樹脂、などが用いられる。
また着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染
料、ランプ黒、スーダンブラック鍾、アルカリブルー、
ファーストエローG、ベンジジン・エロー、ピグメント
・エロー、インドファースト・オレンジ、イルガジン・
レッド、パラニトロアニリン・レッド、トルイジン・レ
ッド、カーミツFB、パーマネント・ボルドーFRR、
ピグメント・オレンジR1リソール・レッド20、レー
キ・レッドC10−ダミンFB、ローダミンBレーキ、
メチル・バイオレッドBレーキ、フタロシアニンブルー
、ピグメントブルー、プリリャント・グリーンB1フタ
ロシアニングリーン、オイルイエローGG、ザポン・フ
ァーストエローCGG 、カヤセットY963、カヤセ
ットYG、スミブラスト・エローGG、ザポンファース
トオレンジRR、オイル・スカーレット、スミプラスト
オレンジG、オラゾール・ブラウンB、ザボンファース
トスカーレットCG、アイゼンスビロン・レッドBEH
、オイルピンクOP、ビクトリアブルーF4R、ファー
ストゲンブルー5007、スーダンブルー、オイルピー
コックブルーなど、公知の染、顔料を全て使用すること
ができる。更に着色剤として銅粉、アルミニウム粉等の
金属粉、マイカ等の鉱物粉等を使用する事ができる。そ
の地回塑剤、鉱油、植物油等を添加物として適宜添加す
ることもできる。
料、ランプ黒、スーダンブラック鍾、アルカリブルー、
ファーストエローG、ベンジジン・エロー、ピグメント
・エロー、インドファースト・オレンジ、イルガジン・
レッド、パラニトロアニリン・レッド、トルイジン・レ
ッド、カーミツFB、パーマネント・ボルドーFRR、
ピグメント・オレンジR1リソール・レッド20、レー
キ・レッドC10−ダミンFB、ローダミンBレーキ、
メチル・バイオレッドBレーキ、フタロシアニンブルー
、ピグメントブルー、プリリャント・グリーンB1フタ
ロシアニングリーン、オイルイエローGG、ザポン・フ
ァーストエローCGG 、カヤセットY963、カヤセ
ットYG、スミブラスト・エローGG、ザポンファース
トオレンジRR、オイル・スカーレット、スミプラスト
オレンジG、オラゾール・ブラウンB、ザボンファース
トスカーレットCG、アイゼンスビロン・レッドBEH
、オイルピンクOP、ビクトリアブルーF4R、ファー
ストゲンブルー5007、スーダンブルー、オイルピー
コックブルーなど、公知の染、顔料を全て使用すること
ができる。更に着色剤として銅粉、アルミニウム粉等の
金属粉、マイカ等の鉱物粉等を使用する事ができる。そ
の地回塑剤、鉱油、植物油等を添加物として適宜添加す
ることもできる。
上記した材料の分子量、結晶化度等を適宜調節したり、
あるいは複数の上記材料を混合して、第4図(a)ある
いは第4図(b)に示した特性を有するインク層あるい
は接着層を得ることかできる。
あるいは複数の上記材料を混合して、第4図(a)ある
いは第4図(b)に示した特性を有するインク層あるい
は接着層を得ることかできる。
本発明の感熱転写記録媒体を製造するにあたっては前述
の各層を構成する材料と、例えばメチルエチルケトン、
キシレン、テトラヒドロフラン等のバインダーを溶解し
つる有機溶剤を混合して塗工液をつくり、各層を順次塗
工すれば良い。
の各層を構成する材料と、例えばメチルエチルケトン、
キシレン、テトラヒドロフラン等のバインダーを溶解し
つる有機溶剤を混合して塗工液をつくり、各層を順次塗
工すれば良い。
又、各層を構成する材料を混合した後、加熱溶融し溶融
状態で、いわゆるホットメルトコーティングを行なって
も良い。
状態で、いわゆるホットメルトコーティングを行なって
も良い。
さらに、各層を構成する材料を界面活性剤等の分散剤を
加えて水系エマルジョンとして各々混合して塗工しても
良い。又、これらの方法を用いて層ごとに異なる方法で
塗工する事も可能である。
加えて水系エマルジョンとして各々混合して塗工しても
良い。又、これらの方法を用いて層ごとに異なる方法で
塗工する事も可能である。
さて、以下に上記感熱転写記録媒体を用いる本発明の感
熱転写記録方法を説明する。尚、以下では熱源として最
も典型的なサーマルヘッドを用いた場合について説明す
る。また、以下の説明では感熱転写記録媒体の例には第
1図に示す構成の感熱媒体で第4図(a)に示す特性を
有するものを挙げた。
熱転写記録方法を説明する。尚、以下では熱源として最
も典型的なサーマルヘッドを用いた場合について説明す
る。また、以下の説明では感熱転写記録媒体の例には第
1図に示す構成の感熱媒体で第4図(a)に示す特性を
有するものを挙げた。
第5図は第2インク層4を転写させる場合の概要を示す
感熱転写記録媒体の厚さ方向模式断面図である。第5図
において、5は感熱転写記録媒体、6はサーマルヘッド
、6aはサーマルヘッドの発熱部、7は被記録体、8は
プラテンを示す。
感熱転写記録媒体の厚さ方向模式断面図である。第5図
において、5は感熱転写記録媒体、6はサーマルヘッド
、6aはサーマルヘッドの発熱部、7は被記録体、8は
プラテンを示す。
今、第1インク層2が黒、第2インク層4が赤の場合に
ついて説明する。第5図は記録後を表わし、サーマルヘ
ッド6が右方向に移動し感熱転写記録媒体5がリール(
図示せず)に巻き上げられ、感熱転写記録媒体5が被記
録体7からサーマルヘッド6のヒータ一部6aを通過し
た直後に剥離された状態を示す。剥離直後は、第4図(
a)の時間t1に相当する。その結果、被記録体7上に
赤色の記録4aが得られる。
ついて説明する。第5図は記録後を表わし、サーマルヘ
ッド6が右方向に移動し感熱転写記録媒体5がリール(
図示せず)に巻き上げられ、感熱転写記録媒体5が被記
録体7からサーマルヘッド6のヒータ一部6aを通過し
た直後に剥離された状態を示す。剥離直後は、第4図(
a)の時間t1に相当する。その結果、被記録体7上に
赤色の記録4aが得られる。
第6図は、第1インク層2.第2インク層4共に転写す
る場合の概要を示す感熱転写記録媒体の厚さ方向模式断
面図である。第5図に示す例と異なる点は、感熱転写記
録媒体5が加熱された後、被記録体7と感熱転写記録媒
体5とが密着したままある距離をそのままの状態で空走
した後、剥離させるための押圧部材9が設けられた点で
ある。
る場合の概要を示す感熱転写記録媒体の厚さ方向模式断
面図である。第5図に示す例と異なる点は、感熱転写記
録媒体5が加熱された後、被記録体7と感熱転写記録媒
体5とが密着したままある距離をそのままの状態で空走
した後、剥離させるための押圧部材9が設けられた点で
ある。
部材9は例えば、キャリッジ(図示せず)に設ける。部
材9はサーマルヘッド6とある距離を保ったまま連動し
て動き、必要に応じて前後に動くように構成されている
。即ち、部材9が後退した場合は、第6図に示すように
サーマルヘッド6が通過した直後に、感熱転写記録媒体
5は被記録体7から剥離される。一方、部材9が前方に
突出した場合は、第6図に示すように感熱転写記録媒体
5と被記録体7とはサーマルヘッド6の通過後も密着し
た状態となり、感熱転写記録媒体5に熱エネルギーを印
加してから感熱転写記録媒体5を剥離するまでの時間が
長くなる。
材9はサーマルヘッド6とある距離を保ったまま連動し
て動き、必要に応じて前後に動くように構成されている
。即ち、部材9が後退した場合は、第6図に示すように
サーマルヘッド6が通過した直後に、感熱転写記録媒体
5は被記録体7から剥離される。一方、部材9が前方に
突出した場合は、第6図に示すように感熱転写記録媒体
5と被記録体7とはサーマルヘッド6の通過後も密着し
た状態となり、感熱転写記録媒体5に熱エネルギーを印
加してから感熱転写記録媒体5を剥離するまでの時間が
長くなる。
第6図は記録後の状態を表わし、ヘッド6が熱印加され
た後右方向に走行しつつ感熱転写記録媒体5はリール(
図示せず)に巻き上げられた後、部材9の直後で感熱転
写記録媒体5と被記録体7が剥離され、第1インク層2
.第2インク層3ともに転写し、被記録体7上に黒色記
録2aが得られた事を示す。
た後右方向に走行しつつ感熱転写記録媒体5はリール(
図示せず)に巻き上げられた後、部材9の直後で感熱転
写記録媒体5と被記録体7が剥離され、第1インク層2
.第2インク層3ともに転写し、被記録体7上に黒色記
録2aが得られた事を示す。
以上説明した感熱転写記録方法は、感熱転写記録媒体と
して、第4図(b)に示す特性を有するものを用いても
何ら変わるところはない。ただし、この場合サーマルヘ
ッドで加熱直後に感熱転写記録媒体を被記録体から剥離
すれば、第1インク層2及び第2インク層4が共に被記
録体に転写され、加熱後少し時間をおいて剥離すれば第
2インク層4が被転写媒体に転写する。
して、第4図(b)に示す特性を有するものを用いても
何ら変わるところはない。ただし、この場合サーマルヘ
ッドで加熱直後に感熱転写記録媒体を被記録体から剥離
すれば、第1インク層2及び第2インク層4が共に被記
録体に転写され、加熱後少し時間をおいて剥離すれば第
2インク層4が被転写媒体に転写する。
以上説明したように、本発明によれば印字後、感熱転写
記録媒体を剥離するまでの時間を変化させるだけで2色
の印字を選択的に行う事ができ、普通紙等に美しい印字
を行う事ができる。特に第1インク層と第2インク層の
間に接着層を有する本発明の転写媒体は、第1.第2イ
ンク層が支持体より剥離する時、その接着層で剥離させ
ることができるので、インク層を層状のままで転写させ
ることができる。そのため、比較的平滑度の低い紙に対
しても印字のカスレ等の少い美しい印字が得られる。さ
らに第1インク層と支持体の間に接着層を有する本発明
の転写媒体は第1インク層を層状のままで第2インク層
の上に転写させることができるので第1インク層による
隠蔽力が強くその色調に関しても美しいものとなる。
記録媒体を剥離するまでの時間を変化させるだけで2色
の印字を選択的に行う事ができ、普通紙等に美しい印字
を行う事ができる。特に第1インク層と第2インク層の
間に接着層を有する本発明の転写媒体は、第1.第2イ
ンク層が支持体より剥離する時、その接着層で剥離させ
ることができるので、インク層を層状のままで転写させ
ることができる。そのため、比較的平滑度の低い紙に対
しても印字のカスレ等の少い美しい印字が得られる。さ
らに第1インク層と支持体の間に接着層を有する本発明
の転写媒体は第1インク層を層状のままで第2インク層
の上に転写させることができるので第1インク層による
隠蔽力が強くその色調に関しても美しいものとなる。
以下、実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明する。
なお、本発明において酸化ポリエチレンの数平均分子量
は、下記の測定法によって測定した。
は、下記の測定法によって測定した。
VPO(Vapor Pressure Osmome
try Method)法により、例えばベンゼンを溶
媒として酸化ポリエチレンを0.2〜]、Og7100
mlベンゼンに濃度(C)を数点変えて溶解し、各々の
浸透圧(π/C)を測定し、濃度C−浸透圧π/Cをプ
ロットする。無限希釈時の浸透圧(π/c)◇をこのプ
ロットから読み取り、(π/c)。RT/Mnの計算式
より数平均分子量■を求める。
try Method)法により、例えばベンゼンを溶
媒として酸化ポリエチレンを0.2〜]、Og7100
mlベンゼンに濃度(C)を数点変えて溶解し、各々の
浸透圧(π/C)を測定し、濃度C−浸透圧π/Cをプ
ロットする。無限希釈時の浸透圧(π/c)◇をこのプ
ロットから読み取り、(π/c)。RT/Mnの計算式
より数平均分子量■を求める。
実施例1
〈インク1〉
上記処方の各成分を十分混合しインク1を調製した。厚
さ6#LJnのポリエチレンテレフタレートフィルム支
持体(以下PUTという)を用い、70℃で乾燥し厚み
2μmの第1インク層を形成した。
さ6#LJnのポリエチレンテレフタレートフィルム支
持体(以下PUTという)を用い、70℃で乾燥し厚み
2μmの第1インク層を形成した。
〈インク2)
上記インク2を先に設けた第1のインク層上に塗工し、
80℃にて水分を蒸発させ、1ulの厚みのカルナバワ
ックスからなる接着層を設けた。
80℃にて水分を蒸発させ、1ulの厚みのカルナバワ
ックスからなる接着層を設けた。
くインク3〉
上記処方の各成分を十分混合しインク3を調整し、該イ
ンクを先に設けた接着層上に塗工し70℃で乾燥し厚み
2μmの第2インク層を形成し第1図に示した構成の感
熱転写記録媒体(I)を得た。
ンクを先に設けた接着層上に塗工し70℃で乾燥し厚み
2μmの第2インク層を形成し第1図に示した構成の感
熱転写記録媒体(I)を得た。
実施例2
〈インク4〉
実施例1と同様にして第1インク層、接着層を形成した
のち接着層の上にインク4を塗工し80℃で乾燥し厚み
2μmの第2インク層を形成し、第1図に示した構成の
感熱転写記録媒体(II)を得た。
のち接着層の上にインク4を塗工し80℃で乾燥し厚み
2μmの第2インク層を形成し、第1図に示した構成の
感熱転写記録媒体(II)を得た。
実施例3
〈インク5〉
〈インク6〉
酸化ポリエチレン水分散液 100部(数平
均分子量5,000. 軟化温度140℃、粒子径1
騨) 上記処方の各成分を十分混合し、インク5.インク6を
それぞれ調整した。
均分子量5,000. 軟化温度140℃、粒子径1
騨) 上記処方の各成分を十分混合し、インク5.インク6を
それぞれ調整した。
実施例1と同様に、インク5により、厚さ2戸の第1イ
ンク層をインク6により、厚さ2鱗の接着層を形成し、
更にインク3により、厚さ2鱗の第2インク層を形成し
、第1図に示した構成の感・ 熱転写記録媒体(m)
を得た。
ンク層をインク6により、厚さ2鱗の接着層を形成し、
更にインク3により、厚さ2鱗の第2インク層を形成し
、第1図に示した構成の感・ 熱転写記録媒体(m)
を得た。
実施例4
〈インク7〉
(以上比率は固形分比)
上記処方の各成分を十分混合しインク7を調製した。剥
離紙用付加型シリコーン樹脂を0.3g/rn2背面塗
工し、70℃で加熱乾燥し耐熱保護層を形成した3、5
μAのPETフィルム支持体を用い、耐熱保護層と反対
側にインク7を塗工し、70℃で乾燥し厚み1.5μm
の第1接着層を設けた。
離紙用付加型シリコーン樹脂を0.3g/rn2背面塗
工し、70℃で加熱乾燥し耐熱保護層を形成した3、5
μAのPETフィルム支持体を用い、耐熱保護層と反対
側にインク7を塗工し、70℃で乾燥し厚み1.5μm
の第1接着層を設けた。
〈インク8〉
(以上比率は固形分比)
上記処方の各成分を十分混合しインク8を調製した。先
に設けた第1接着層上にインク8を塗工し、80℃にて
水分を蒸発させ2.5u+の厚み第1インク層を形成し
た。
に設けた第1接着層上にインク8を塗工し、80℃にて
水分を蒸発させ2.5u+の厚み第1インク層を形成し
た。
くインク9〉
上記処方の各成分を十分混合しインク9を調製し先に設
けた第1インク層上にインク9を塗工し80℃にて水分
を蒸発させ1,5−の厚みの第2接着層を形成した。
けた第1インク層上にインク9を塗工し80℃にて水分
を蒸発させ1,5−の厚みの第2接着層を形成した。
〈インク10〉
(以上比率は固形分比)
上記処方の各成分を十分混合しインク10を調整し先に
設けた第2接着層上にインク10を塗工し80℃にて水
分を蒸発させ2ulの厚みの第2インク層を形成し、第
2図に示す構成の感熱転写記録媒体(TV)を得た。
設けた第2接着層上にインク10を塗工し80℃にて水
分を蒸発させ2ulの厚みの第2インク層を形成し、第
2図に示す構成の感熱転写記録媒体(TV)を得た。
実施例5
くインク 11〉
(以上比率は固形分比)
〈インク 12 )
(以上比率は固形分比)
上記処方の各成分を十分混合し、インク11及び12を
調整した。
調整した。
6鱗の厚みのPET上にインク7、インク11、インク
9、インク12を実施例4と同様に順次塗工、乾燥し、
第2図に示した構成の感熱転写記録媒体(V)を得た。
9、インク12を実施例4と同様に順次塗工、乾燥し、
第2図に示した構成の感熱転写記録媒体(V)を得た。
実施例6
〈インク 13〉
〈インク 14〉
〈インク 15〉
上記処方の各成分を十分混合しインク13、インク14
、インク15を調製した。実施例4と同様に界面処理を
施した3、5μmのPET上にインク13、インク14
、インク15、インク10を順次塗工、乾燥し感熱転写
記録媒体(Vl)を得た。
、インク15を調製した。実施例4と同様に界面処理を
施した3、5μmのPET上にインク13、インク14
、インク15、インク10を順次塗工、乾燥し感熱転写
記録媒体(Vl)を得た。
実施例7
〈インク 16〉
(以上比率は固形分比)
〈インク 17〉
(以上比率は固形分比)
〈インク 18〉
(以上比率は固形分比)
上記処方の各成分を十分混合しインク1B、 17゜1
8を調製した。剥離紙用付加型シリコーン樹脂を0.3
z / m ’背面塗工し、70℃で加熱乾燥し耐熱
保護層を形成した3、5μイのPUTフィルム支持体を
用い、耐熱保護層と反対側にインク16.インク17、
インク18を順次、塗工乾燥し、厚さ5鱗の第1接着層
2μmの第1インク層、 2u+の第2インク層を形成
し第3図に示した構成の感熱転写記録媒体(■)を得た
。
8を調製した。剥離紙用付加型シリコーン樹脂を0.3
z / m ’背面塗工し、70℃で加熱乾燥し耐熱
保護層を形成した3、5μイのPUTフィルム支持体を
用い、耐熱保護層と反対側にインク16.インク17、
インク18を順次、塗工乾燥し、厚さ5鱗の第1接着層
2μmの第1インク層、 2u+の第2インク層を形成
し第3図に示した構成の感熱転写記録媒体(■)を得た
。
実施例8
〈インク 19 )
〈インク20〉
〈インク21〉
実施例7と同様にインク9、インク20、インク21を
順次、塗工乾燥し、第3図に示した構成の感熱転写記録
媒体(■)を得た。
順次、塗工乾燥し、第3図に示した構成の感熱転写記録
媒体(■)を得た。
以上のようにして作成した感熱転写記録媒体(I)〜(
■)を用い、キャノン(株)製タイプスター6を用いて
印字を行った。サーマルヘッドはローム(株)製ハツト
を用いた。このサーマルヘッドは、発熱部の中の中心か
らサーマルヘッド終端6b(第3図参照)までの距離が
350μであった。サーマルヘッドおよびインタリボン
を搭載したキャリッジの移動速度は、50mm/sec
である。
■)を用い、キャノン(株)製タイプスター6を用いて
印字を行った。サーマルヘッドはローム(株)製ハツト
を用いた。このサーマルヘッドは、発熱部の中の中心か
らサーマルヘッド終端6b(第3図参照)までの距離が
350μであった。サーマルヘッドおよびインタリボン
を搭載したキャリッジの移動速度は、50mm/sec
である。
したがって、急速に剥離する時(第4図における時間し
+ )剥離までの時間は約7m5ecである。また、時
間をおくらせて剥離するための圧接手段9はサーマルヘ
ッドの終端6bから約5mmの位置にとりつけた。した
がって、時間をおくらせて剥離する時(第4図における
時間t2)剥離までの時間は約100m5ecであった
。圧接手段の位置をサーマルヘッドの終端から2mmな
いし20mmまで変化させても印字の結果にはほとんど
変化がなかった。
+ )剥離までの時間は約7m5ecである。また、時
間をおくらせて剥離するための圧接手段9はサーマルヘ
ッドの終端6bから約5mmの位置にとりつけた。した
がって、時間をおくらせて剥離する時(第4図における
時間t2)剥離までの時間は約100m5ecであった
。圧接手段の位置をサーマルヘッドの終端から2mmな
いし20mmまで変化させても印字の結果にはほとんど
変化がなかった。
感熱転写記録媒体(I)及び(IV)を用いて普通紙に
印字したところ、急速に剥離した時青色の印字が、また
、時間をおくらせて剥離した時黒色の印字が得られた。
印字したところ、急速に剥離した時青色の印字が、また
、時間をおくらせて剥離した時黒色の印字が得られた。
感熱転写記録媒体(I)の青色の印字には、ごくわずか
に黒色の班点が見られたが、実用上十分良好なものであ
った。
に黒色の班点が見られたが、実用上十分良好なものであ
った。
感熱転写記録媒体(n)、(V)及び(■)を用いて普
通紙に印字したところ急速に剥離した時青色の印字が、
また、時間をおくらせて剥離した時黒色の印字が得られ
た。青色の印字には黒色の班点等がほとんど見られず美
しいものであった。
通紙に印字したところ急速に剥離した時青色の印字が、
また、時間をおくらせて剥離した時黒色の印字が得られ
た。青色の印字には黒色の班点等がほとんど見られず美
しいものであった。
感熱転写記録媒体(TV)、 (Vl)及び(■)を用
いて普通紙に印字したところ、急速に剥離した時黒色の
印字が、時間をおくらせて剥離した時青色の印字が得ら
れた。青色の印字には、ごくわずかに黒色の斑点が見ら
れたが良好であった。
いて普通紙に印字したところ、急速に剥離した時黒色の
印字が、時間をおくらせて剥離した時青色の印字が得ら
れた。青色の印字には、ごくわずかに黒色の斑点が見ら
れたが良好であった。
第1図、第2図及び第3図は本発明の感熱転写記録媒体
の一例を示す厚さ方向模式断面図、第4図(a)、第4
図(b)及び第4図(C)は時間経過と各層間の接着力
の変化の関係を示すグラフ、第5図は加熱直後に被記録
体から本発明の感熱転写記録媒体を剥離した状態を示す
断面図、第6図は加熱後所定時間経過後に被記録媒体か
ら本発明の感熱転写記録媒体を剥離した状態を示す断面
図である。 1・・・・・・支持体、 2・・・・・・第1インク層、 3・・・・・・接着層、 4・・・・・・第2インク層、 5・・・・・・感熱転写記録媒体、 6・・・・・・サマールヘッド、 7・・・・・・被記録体、 8・・・・・・プラテン。 tip31図 第2図 第3図
の一例を示す厚さ方向模式断面図、第4図(a)、第4
図(b)及び第4図(C)は時間経過と各層間の接着力
の変化の関係を示すグラフ、第5図は加熱直後に被記録
体から本発明の感熱転写記録媒体を剥離した状態を示す
断面図、第6図は加熱後所定時間経過後に被記録媒体か
ら本発明の感熱転写記録媒体を剥離した状態を示す断面
図である。 1・・・・・・支持体、 2・・・・・・第1インク層、 3・・・・・・接着層、 4・・・・・・第2インク層、 5・・・・・・感熱転写記録媒体、 6・・・・・・サマールヘッド、 7・・・・・・被記録体、 8・・・・・・プラテン。 tip31図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、支持体上に第1インク層と第2インク層との少くと
も2つの感熱転写性のインク層を有し、該両インク層の
間または第1インク層と支持体との間の少くとも一方に
接着層を有しており、第2インク層と第1インク層との
接着力と第1インク層の支持体方向に対する接着力の大
小関係が高温時と低温時で反対になっていることを特徴
とする感熱転写記録媒体。 2、高温時において第2インク層と第1インク層との接
着力が第1インク層と支持体との接着力より小さい特許
請求の範囲第1項記載の感熱転写記録媒体。 3、高温時において第2インク層と第1インク層との接
着力が第1インク層と支持体との接着力より大きい特許
請求の範囲第1項記載の感熱転写記録媒体。 4、支持体上に第1インク層と第2インク層との少くと
も2つの感熱転写性のインク層を有し、該両インク層の
間または第1インク層と支持体との間の少くとも一方に
接着層を有している感熱転写記録媒体を被記録媒体に当
接し、記録情報に従って熱エネルギを感熱転写記録媒体
に印加した後、該印加後から感熱転写記録媒体と被記録
媒体とを分離するまでの分離時間を制御することにより
所定のインク層を被記録媒体に転写することを特徴とす
る感熱転写記録方法。 5、短い分離時間で第2インク層一方を被記録媒体に転
写し、長い分離時間で該二つのインク層の両層を被記録
媒体に転写する特許請求の範囲第4項記載の感熱転写記
録方法。 6、短い分離時間で該二つのインク層の両層を被記録媒
体に転写し、長い分離時間で第2インク層を被記録媒体
に転写する特許請求の範囲第4項記載の感熱転写記録方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298831A JPH0665516B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法 |
US07/393,945 US5106676A (en) | 1985-06-24 | 1989-08-15 | Transfer medium for heat-sensitive transfer recording |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60298831A JPH0665516B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156994A true JPS62156994A (ja) | 1987-07-11 |
JPH0665516B2 JPH0665516B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=17864783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60298831A Expired - Fee Related JPH0665516B2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-12-28 | 感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665516B2 (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-12-28 JP JP60298831A patent/JPH0665516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665516B2 (ja) | 1994-08-24 |
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