JPS62156359A - 通気性塩化ビニル系樹脂複合材 - Google Patents
通気性塩化ビニル系樹脂複合材Info
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- JPS62156359A JPS62156359A JP29325585A JP29325585A JPS62156359A JP S62156359 A JPS62156359 A JP S62156359A JP 29325585 A JP29325585 A JP 29325585A JP 29325585 A JP29325585 A JP 29325585A JP S62156359 A JPS62156359 A JP S62156359A
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- JP
- Japan
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- vinyl chloride
- composite material
- chloride resin
- resin
- woven fabric
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(&) 発明の目的
本発明は通気性塩化ビニル系樹脂複合材、特に多層構造
複合体の製造に有利て使用できる織布及び/又は不織布
と塩化ビニル系樹脂とからなる通気性の複合材に関する
。
複合体の製造に有利て使用できる織布及び/又は不織布
と塩化ビニル系樹脂とからなる通気性の複合材に関する
。
(産業上の利用分野〕
本発明の複合材は、特に多層構造の種々の複合体を製造
する基材として有利に使用できるものである。
する基材として有利に使用できるものである。
(従来の技術)
従来、織布又は不織布に塩化ビニル樹脂を含浸又は積層
した塩化ビニル樹脂複合材は、これら複合材を相互に積
層したり、或いは鉄板等の金属板、ポリウレタンやアク
リル樹脂等の合成樹脂材、コンクリート壁、木材壁、モ
ルタル壁、又は鉄柱等と積層したり、貼り合わせたりす
るのに用いられる複合材として知られていた。
した塩化ビニル樹脂複合材は、これら複合材を相互に積
層したり、或いは鉄板等の金属板、ポリウレタンやアク
リル樹脂等の合成樹脂材、コンクリート壁、木材壁、モ
ルタル壁、又は鉄柱等と積層したり、貼り合わせたりす
るのに用いられる複合材として知られていた。
しかし、従来のこの種の塩化ビニル樹脂複合材としては
、たとえば(1)織布又は不織布が塩化ビニル樹脂、層
中に完全に埋没されているもの、(11)織布又は不織
布と塩化ビニル樹脂とが積層され、両者の境界部におい
て織布又は不織布の一部が塩化ビニル樹脂層中に埋没さ
れているもの、(*ii )織布又は不織布の両面若し
くは片面に塩化ビニル樹脂層を貼り合わせたもの等が知
られていたが、いずれも通気性が全くないか、あっても
極めてわずかであった。
、たとえば(1)織布又は不織布が塩化ビニル樹脂、層
中に完全に埋没されているもの、(11)織布又は不織
布と塩化ビニル樹脂とが積層され、両者の境界部におい
て織布又は不織布の一部が塩化ビニル樹脂層中に埋没さ
れているもの、(*ii )織布又は不織布の両面若し
くは片面に塩化ビニル樹脂層を貼り合わせたもの等が知
られていたが、いずれも通気性が全くないか、あっても
極めてわずかであった。
かかる公知の複合材を基材として用いて、その上に塩化
ビニル樹脂プラスチゾルやオルガノゾル、又は池の樹脂
液等を塗布して多層構造の複合体を製造しようとする場
合、或いはかかる複合材に接着剤等を介して、又は介さ
ずに他のフィルムやシート状物等をラミネートして多層
構造の複合体を製造しようとする場合に、下記のような
欠点があった。
ビニル樹脂プラスチゾルやオルガノゾル、又は池の樹脂
液等を塗布して多層構造の複合体を製造しようとする場
合、或いはかかる複合材に接着剤等を介して、又は介さ
ずに他のフィルムやシート状物等をラミネートして多層
構造の複合体を製造しようとする場合に、下記のような
欠点があった。
複合材が通気性を有しないので、その上にプラスチゾル
やオルガノゾルを塗布してから加熱してゾルをrル化及
び溶融する際に、ゾル中に含まれる揮発性成分がゾルと
複合材の界面に集まり、複合材と塩化ビニル樹脂層間の
剥離を生じたり、フクレを発生させる。また、複合材上
に他の樹脂フィルムやシート等をラミネートする場合に
、複合材表面の凹凸や加工条件のバラツキ等によりフク
レやシワを発生しやすく、ラミネート条件を厳密に制御
する必要があり、工程が繁雑となる。
やオルガノゾルを塗布してから加熱してゾルをrル化及
び溶融する際に、ゾル中に含まれる揮発性成分がゾルと
複合材の界面に集まり、複合材と塩化ビニル樹脂層間の
剥離を生じたり、フクレを発生させる。また、複合材上
に他の樹脂フィルムやシート等をラミネートする場合に
、複合材表面の凹凸や加工条件のバラツキ等によりフク
レやシワを発生しやすく、ラミネート条件を厳密に制御
する必要があり、工程が繁雑となる。
また、複合材の両面が多量の塩化ビニル樹脂で被覆され
ている場合には、プラスチゾル等の樹脂液を片面に塗布
して多層構造の複合体を製造しようとする際の塗布層の
加熱によるダル化溶融時に、他方の面に露出している樹
脂も加熱により溶融して加工装置のがイドロール支持体
等の表面に付着して、作業性を悪化させる。
ている場合には、プラスチゾル等の樹脂液を片面に塗布
して多層構造の複合体を製造しようとする際の塗布層の
加熱によるダル化溶融時に、他方の面に露出している樹
脂も加熱により溶融して加工装置のがイドロール支持体
等の表面に付着して、作業性を悪化させる。
なお、複合材が通気性を有するものであっても、孔の開
口率(全孔面積/全表面積)が大きすぎたり、孔の径が
大きすぎるような場合には、プラスチゾル等の塗布液が
基材を貫通して裏抜けし、均一な表面状態を有する複合
体とするのが困唯になる。、その際に、均一な表面状態
を有する複合体を得るために多量の塗布液を塗布すると
、多量の塗布液を必要とする不利が生ずるばかりでなく
、裏抜けした塗布液が加工装置のがイドロール支持体等
に付着し、作業性が悪くなる。また、接着剤等を介して
他のシートやフィルム等を貼り合わせる際に、接着剤が
均一に分布されず、接着性が不均一になる。
口率(全孔面積/全表面積)が大きすぎたり、孔の径が
大きすぎるような場合には、プラスチゾル等の塗布液が
基材を貫通して裏抜けし、均一な表面状態を有する複合
体とするのが困唯になる。、その際に、均一な表面状態
を有する複合体を得るために多量の塗布液を塗布すると
、多量の塗布液を必要とする不利が生ずるばかりでなく
、裏抜けした塗布液が加工装置のがイドロール支持体等
に付着し、作業性が悪くなる。また、接着剤等を介して
他のシートやフィルム等を貼り合わせる際に、接着剤が
均一に分布されず、接着性が不均一になる。
なおまた、多層構造複体製造用の複合材ではないが、運
搬用ベルトとして、7zリエステルやナイロンやガラス
繊維の織布をウレタン系樹脂層を介して多層化したもの
、或いは塩化ビニル系樹脂シートを接着剤を介して、ポ
リエステルやナイロンやガラス繊維の織布と貼り合わせ
たものが既に知られていた。
搬用ベルトとして、7zリエステルやナイロンやガラス
繊維の織布をウレタン系樹脂層を介して多層化したもの
、或いは塩化ビニル系樹脂シートを接着剤を介して、ポ
リエステルやナイロンやガラス繊維の織布と貼り合わせ
たものが既に知られていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、塩化ビニル系プラスチゾルやオルガノゾルを
塗布したシ、或いは接着剤を介して又は介さずに他のプ
ラスチックフィルムやジートド貼シ合わせて多層構造の
複合体を製造するのに有利に使用することのできる塩化
ビニル系樹脂複合体を提供しようとするものである。
塗布したシ、或いは接着剤を介して又は介さずに他のプ
ラスチックフィルムやジートド貼シ合わせて多層構造の
複合体を製造するのに有利に使用することのできる塩化
ビニル系樹脂複合体を提供しようとするものである。
(b) 発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明者は前記の問題点を解決するために種々研究を重
ねた結果、織布及び/又は不織布に塩化ビニル系樹脂を
含浸せしめた複合材であって、該複合材の片側表面の5
0〜99.5%が塩化ビニル系樹脂で被覆され、もう一
方の側の表面の50%以下が塩化ビニル系樹脂で被覆さ
れ、かつガーレー法で測定した複合材の通気量が(10
0秒以下)/100ωであるものが、この目的に適する
ものであることを見出し、本発明に到達したのである。
ねた結果、織布及び/又は不織布に塩化ビニル系樹脂を
含浸せしめた複合材であって、該複合材の片側表面の5
0〜99.5%が塩化ビニル系樹脂で被覆され、もう一
方の側の表面の50%以下が塩化ビニル系樹脂で被覆さ
れ、かつガーレー法で測定した複合材の通気量が(10
0秒以下)/100ωであるものが、この目的に適する
ものであることを見出し、本発明に到達したのである。
すなわち、本発明の通気性塩化ビニル系樹脂複合材は、
通気性の織布及び/又は不織布に塩化ビニル系樹脂を含
浸せしめた複合材であって、該複合材の片側表面の50
係以上が塩化ビニル系樹脂した複合材の通気量が(10
0秒以下)/100頭であることを特徴とするものであ
る。
通気性の織布及び/又は不織布に塩化ビニル系樹脂を含
浸せしめた複合材であって、該複合材の片側表面の50
係以上が塩化ビニル系樹脂した複合材の通気量が(10
0秒以下)/100頭であることを特徴とするものであ
る。
本発明の複合材は種々の方法により製造することができ
るが、その代表的な製造態様例としては下記の二つの例
があげられる。
るが、その代表的な製造態様例としては下記の二つの例
があげられる。
第一の態様例は、ガーレー法で測定した通気量CBWガ
ーレ式デンソメータ−(東洋精器社製)を用いてJIS
P−8117のB法に基づき測定した〕が100秒以下
/100ccの原料織布及び/又は不織布に、塩化ビニ
ル系プラスチゾル、同樹脂オルがノゾル又:は同樹脂水
性エマルジョンに、空気、窒素ガス、炭酸ガス等の常温
で気体の不活性ガスを機械的に混入して泡立てて得られ
た塩化ビニル系樹脂含有液状発泡体を塗布し、次いでそ
の樹脂の塗布された織布及び/又は不織布を熱風循環炉
、誘導加熱炉、バーナー炉、赤外線加熱装置等を用いて
加熱してから冷却し、目的の複合材を得る。
ーレ式デンソメータ−(東洋精器社製)を用いてJIS
P−8117のB法に基づき測定した〕が100秒以下
/100ccの原料織布及び/又は不織布に、塩化ビニ
ル系プラスチゾル、同樹脂オルがノゾル又:は同樹脂水
性エマルジョンに、空気、窒素ガス、炭酸ガス等の常温
で気体の不活性ガスを機械的に混入して泡立てて得られ
た塩化ビニル系樹脂含有液状発泡体を塗布し、次いでそ
の樹脂の塗布された織布及び/又は不織布を熱風循環炉
、誘導加熱炉、バーナー炉、赤外線加熱装置等を用いて
加熱してから冷却し、目的の複合材を得る。
第二の態様例は、第一の態様例と同様な織布及び/又は
不織布に、塩化ビニル系樹脂グラスチゾル、同樹脂オル
ガノゾル、同樹脂水性エマルジョン、又は10μ以下の
微小粒子を含有する塩化ビニル系樹脂粉末コン・やラン
ドを塗布又は延展させたのち、前記第一の態様例と同様
にして加熱し、冷却して目的の複合材を得る。
不織布に、塩化ビニル系樹脂グラスチゾル、同樹脂オル
ガノゾル、同樹脂水性エマルジョン、又は10μ以下の
微小粒子を含有する塩化ビニル系樹脂粉末コン・やラン
ドを塗布又は延展させたのち、前記第一の態様例と同様
にして加熱し、冷却して目的の複合材を得る。
本発明における塩化ビニル系樹脂としては、ポリ塩化ビ
ニルが望ましいが、塩化ビニルを主成分とし、これと共
重合しうる比較的少量の他の単量体との共重合体樹脂も
使用できる。また、これらの塩化ビニル系樹脂には、可
塑剤や溶剤等をはじめとする種々の配合剤が含有されて
いても差支えがない。
ニルが望ましいが、塩化ビニルを主成分とし、これと共
重合しうる比較的少量の他の単量体との共重合体樹脂も
使用できる。また、これらの塩化ビニル系樹脂には、可
塑剤や溶剤等をはじめとする種々の配合剤が含有されて
いても差支えがない。
その塩化ビニルと共重合しうる他の単量体としては、た
とえばビニルエステル類、ビニルエーテル顛、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル類、メタクリル
酸エステル類、マレイン酸、フマール酸、マレイン酸エ
ステル類、フマール酸エステル類1.無水マレイン酸、
芳香族ビニル化合物、ハロダン化ビニリデン化合物類、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エチレン、プ
ロピレンなどがあげられる。これらの単量体として微量
の多官能性単量体を使用し、部分的に架橋させた樹脂と
したものも使用することができる。
とえばビニルエステル類、ビニルエーテル顛、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル類、メタクリル
酸エステル類、マレイン酸、フマール酸、マレイン酸エ
ステル類、フマール酸エステル類1.無水マレイン酸、
芳香族ビニル化合物、ハロダン化ビニリデン化合物類、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エチレン、プ
ロピレンなどがあげられる。これらの単量体として微量
の多官能性単量体を使用し、部分的に架橋させた樹脂と
したものも使用することができる。
また、本発明における塩化ビニル系樹脂は、乳化重合法
、微細懸濁重合法、懸濁重合法、塊状重合法等の種々の
方法により製造することができるが、オルガノゾル、プ
ラスチゾル、又はエマルジョンの形態で使用する樹脂の
場合には、乳化重合法及び微細懸濁重合法によるのが望
ましい。
、微細懸濁重合法、懸濁重合法、塊状重合法等の種々の
方法により製造することができるが、オルガノゾル、プ
ラスチゾル、又はエマルジョンの形態で使用する樹脂の
場合には、乳化重合法及び微細懸濁重合法によるのが望
ましい。
また、その可塑剤としては、たとえばジオクチルフタレ
ー) (DOP ) 、ジベンジルフタレート、プチル
ペンソルフタレー) (BBP ) 、ジイソデシルフ
タレート、ジドデシルフタレート等のフタル1−r−ス
ーy−ル類;アジピン酸ジオクチル、セパシン酸ジブチ
ル等の脂肪族二塩基酸エステル類;ペンタエリスリトー
ルエステル、ジエチレンクリコールジペンゾエート等の
グリコールエステル類;アセチルリシノール酸メチル等
の脂肪酸エステル類;トリクレジルホスフェート、トリ
フェニルホスフェート等のリン酸エステル類;エポキシ
化大豆油、エポキシ化アマニ油等の工Iキシ化油類;ト
リーn−ブチルシトレート等のクエン酸エステル類;ト
リアルキルトリメリテート等のトリメリット酸エステル
類;ポリエステル系可塑剤等があげられる。これらの可
塑剤は1種類を用いてもよいし、2糧以上を併用するこ
ともできる。可塑剤の使用量には特に制限がないが、通
常、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して40〜15
0重量部でちる。
ー) (DOP ) 、ジベンジルフタレート、プチル
ペンソルフタレー) (BBP ) 、ジイソデシルフ
タレート、ジドデシルフタレート等のフタル1−r−ス
ーy−ル類;アジピン酸ジオクチル、セパシン酸ジブチ
ル等の脂肪族二塩基酸エステル類;ペンタエリスリトー
ルエステル、ジエチレンクリコールジペンゾエート等の
グリコールエステル類;アセチルリシノール酸メチル等
の脂肪酸エステル類;トリクレジルホスフェート、トリ
フェニルホスフェート等のリン酸エステル類;エポキシ
化大豆油、エポキシ化アマニ油等の工Iキシ化油類;ト
リーn−ブチルシトレート等のクエン酸エステル類;ト
リアルキルトリメリテート等のトリメリット酸エステル
類;ポリエステル系可塑剤等があげられる。これらの可
塑剤は1種類を用いてもよいし、2糧以上を併用するこ
ともできる。可塑剤の使用量には特に制限がないが、通
常、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して40〜15
0重量部でちる。
また、その他の配合剤としては、アルキルベンゼン、テ
キサノールイソブチレート等の二次可塑剤、ケロシン等
の軽油類、キシレン、トルエン等の溶剤類、顔料、充填
剤、安定剤、整泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等があ
げられる。
キサノールイソブチレート等の二次可塑剤、ケロシン等
の軽油類、キシレン、トルエン等の溶剤類、顔料、充填
剤、安定剤、整泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等があ
げられる。
本発明における塩化ビニル系樹脂には、既に述べたよう
に、塩化ビニル系樹脂のみならず、塩化ビニル系樹脂に
これらの可塑剤や種々の配合剤を配合して得られる樹脂
組成物をも包含されているものである。
に、塩化ビニル系樹脂のみならず、塩化ビニル系樹脂に
これらの可塑剤や種々の配合剤を配合して得られる樹脂
組成物をも包含されているものである。
本発明の複合材の製造時に、織布及び/又は不織布に塩
化ビニル系樹脂組成物を塗布する方法としては、スプレ
ーコート法、ロールコート法、グラビアコート法、リバ
ースロールコート法、ティップコート法、ナイフコート
法、ロータリースクリーン印刷法等の種々の方法を用い
ることができる。塗工の容易さ、織布又は不織布への浸
透性等の点からすると、す・ぐ−スプーコート法、ロー
ルコート法、ナイフコート法及びロータリースクリーン
印刷法が好ましい。
化ビニル系樹脂組成物を塗布する方法としては、スプレ
ーコート法、ロールコート法、グラビアコート法、リバ
ースロールコート法、ティップコート法、ナイフコート
法、ロータリースクリーン印刷法等の種々の方法を用い
ることができる。塗工の容易さ、織布又は不織布への浸
透性等の点からすると、す・ぐ−スプーコート法、ロー
ルコート法、ナイフコート法及びロータリースクリーン
印刷法が好ましい。
また、本発明の複合材の製造に用いられる原料の織布又
は不織布は、1種類を単独使用してもよいし、2種以上
を重ねて併用してもよい。しかし、その使用する織布及
び/又は不織布は、ガーレー法で測定した通気1が10
0秒以下/100ccであるのが好ましい。その通気量
が100秒以1/100ccになると、原料織布の本来
有する通気孔が更に小さくまたは閉塞されてしまい、複
合体の通気量が少なくなり、その複合体を使用した積層
シートに凹凸が生じ易くなる。
は不織布は、1種類を単独使用してもよいし、2種以上
を重ねて併用してもよい。しかし、その使用する織布及
び/又は不織布は、ガーレー法で測定した通気1が10
0秒以下/100ccであるのが好ましい。その通気量
が100秒以1/100ccになると、原料織布の本来
有する通気孔が更に小さくまたは閉塞されてしまい、複
合体の通気量が少なくなり、その複合体を使用した積層
シートに凹凸が生じ易くなる。
また、その織布及び不織布はフェルト状のもの、織った
もの、編んだもの、抄いたもの等のいずれであっても差
支えがない。また、その織り方も平織、あや織、朱子織
、斜文織、紗織、線繊等のいずれであってもよい。編み
方もメリヤス編み、レース編み等のいずれであってもよ
い。
もの、編んだもの、抄いたもの等のいずれであっても差
支えがない。また、その織り方も平織、あや織、朱子織
、斜文織、紗織、線繊等のいずれであってもよい。編み
方もメリヤス編み、レース編み等のいずれであってもよ
い。
また、織布又は不織布の原料繊維としては、植物繊維、
動物繊維、合成繊維、アスベストやガラス繊維やウィス
カーセラミック繊維等の鉱物繊維、銅やステンレススチ
ール等の金@轍維、さらにはこれらの各種繊維の混合繊
維であってもよい。好ましい繊維は、塩化ビニル系樹脂
のデル化溶融温度で溶融したり、変色したり、変形した
りしないものである。
動物繊維、合成繊維、アスベストやガラス繊維やウィス
カーセラミック繊維等の鉱物繊維、銅やステンレススチ
ール等の金@轍維、さらにはこれらの各種繊維の混合繊
維であってもよい。好ましい繊維は、塩化ビニル系樹脂
のデル化溶融温度で溶融したり、変色したり、変形した
りしないものである。
本発明の複合材において特に好ましい、織布又は不織布
は、ポリエステル繊維の織布又は不織布、ナイロン繊維
の織布又は不織布、ガラス繊維の不織布、及びガラス繊
維と・ぐルプと無機充填材を混抄した不織布である。
は、ポリエステル繊維の織布又は不織布、ナイロン繊維
の織布又は不織布、ガラス繊維の不織布、及びガラス繊
維と・ぐルプと無機充填材を混抄した不織布である。
以上のようにして製造される本発明の複合材は、その織
布及び/又は不織布が塩化ビニル系樹脂によって含浸・
溶融されたものであり、その複合材の片側表面の50幅
以上が塩化ビニル系樹脂によって被覆され、もう一方の
側の表面の50係以下が塩化ビニル系樹脂によって被覆
されている。なお、その片側表面が外観上100幅被覆
されているように見える場合でも、プラスチゾルの性能
より隙間ができたり、わん曲した孔ができたりしていて
、通気性の良好なものである場合がある。そして、本発
明の複合材は前記の範囲内の通気性が保たれるように塩
化ビニル系樹脂によって含浸・溶融されているものであ
る。
布及び/又は不織布が塩化ビニル系樹脂によって含浸・
溶融されたものであり、その複合材の片側表面の50幅
以上が塩化ビニル系樹脂によって被覆され、もう一方の
側の表面の50係以下が塩化ビニル系樹脂によって被覆
されている。なお、その片側表面が外観上100幅被覆
されているように見える場合でも、プラスチゾルの性能
より隙間ができたり、わん曲した孔ができたりしていて
、通気性の良好なものである場合がある。そして、本発
明の複合材は前記の範囲内の通気性が保たれるように塩
化ビニル系樹脂によって含浸・溶融されているものであ
る。
本発明の複合材においてその片側表面ももう一方の側め
同様に50憾より少ない割合で被覆されたものにすると
、この上にさらに積層する場合にも二層間の強度が不足
したり、積層体の平滑性が損なわれたりするし、積層さ
れない場合には樹脂で被覆されない露出部が多くなるた
めに、外観が劣るものとなるし、さらに耐汚染性及び感
触が悪くなる。
同様に50憾より少ない割合で被覆されたものにすると
、この上にさらに積層する場合にも二層間の強度が不足
したり、積層体の平滑性が損なわれたりするし、積層さ
れない場合には樹脂で被覆されない露出部が多くなるた
めに、外観が劣るものとなるし、さらに耐汚染性及び感
触が悪くなる。
本発明の複合材はそのもう一方の側の表面の50係以下
が塩化ビニル系樹脂で被覆されているが、その被覆割合
が50俤より高くなると、多層構造の複合体を製造する
場合に、加工装置等のガイドロール支持体々どの表面に
樹脂が付着して作業性が悪くなるので、その被覆割合を
50%以下とするのである。
が塩化ビニル系樹脂で被覆されているが、その被覆割合
が50俤より高くなると、多層構造の複合体を製造する
場合に、加工装置等のガイドロール支持体々どの表面に
樹脂が付着して作業性が悪くなるので、その被覆割合を
50%以下とするのである。
本発明の複合材の表面の塩化ビニル系樹脂の被覆割合を
測定するては、任意の10cyX10z四方のうちの3
か所を、顕微鏡により拡大写真にとり、その1の×1α
四方の被覆面積を調べ、計算により10cM×10cI
n四方の被覆割合を求めて、その被覆割合とする。
測定するては、任意の10cyX10z四方のうちの3
か所を、顕微鏡により拡大写真にとり、その1の×1α
四方の被覆面積を調べ、計算により10cM×10cI
n四方の被覆割合を求めて、その被覆割合とする。
次に、本発明の複合材は、JISP−8117のB法(
が−レ法)に基づき測定した通気量が100秒以下/1
00cc1好ましくは20秒以下/100ccKなるよ
ってしたものである。その通気量が小さすざると、他の
層との積層時に膨れやけがれを起しやすくなり、加工性
が悪くなるからである。
が−レ法)に基づき測定した通気量が100秒以下/1
00cc1好ましくは20秒以下/100ccKなるよ
ってしたものである。その通気量が小さすざると、他の
層との積層時に膨れやけがれを起しやすくなり、加工性
が悪くなるからである。
前記のが−レ法による通気量の測定には、前記したよう
KB製型ガーレデンソメータ−(東洋精器社製)を用い
るのが便利である。
KB製型ガーレデンソメータ−(東洋精器社製)を用い
るのが便利である。
(実施例等)
以下て、実施例及び比較例をあげてさらに詳述する。こ
れらの例に記載の「部」は特に記載しない限り「重1部
」を意味する。
れらの例に記載の「部」は特に記載しない限り「重1部
」を意味する。
実施例1〜9
比較例1〜7
第1表に示すように、種々の織布及び/又は不織布等に
下記の(4)〜(9)の種々の方法で種々の塩化ビニル
系樹脂組成物を塗布して複合材を製造し′た。
下記の(4)〜(9)の種々の方法で種々の塩化ビニル
系樹脂組成物を塗布して複合材を製造し′た。
製造方法囚:
この方法で用いた機械発泡プラスチゾルは下記の組成で
あった。
あった。
塩化ビニルペーストレジ′ン(三菱化成ビニル株式会社
商品名ピニカP −455) 70部塩化ビ
ニルブレンディングレジン(三菱化成ビニル株式会社商
品名ビニカフ5BX) 30部DOP
50部BBP(三菱化成
ビニル株式会社商品名D−160) 10部炭酸カル
シウム(白石工業社商品名ホワイトンH) 30部C
a−Zn系安定剤(アデカ・アーガス社商品名C−32
) 3部シリコン油(東し社名品名5H−1250)
3部上記組成の混合物を451グラネタリ
ーミキサーで30分攪拌混合(三英製作所製ダルトンミ
キサー使用)したのち、MONDO−MIXER−A
−10(MONDOMIX Ho l l and社商
社名品名用いて、空気で機械的に発泡させ、比重が0.
7の機械発泡プラスチゾルを得た。
商品名ピニカP −455) 70部塩化ビ
ニルブレンディングレジン(三菱化成ビニル株式会社商
品名ビニカフ5BX) 30部DOP
50部BBP(三菱化成
ビニル株式会社商品名D−160) 10部炭酸カル
シウム(白石工業社商品名ホワイトンH) 30部C
a−Zn系安定剤(アデカ・アーガス社商品名C−32
) 3部シリコン油(東し社名品名5H−1250)
3部上記組成の混合物を451グラネタリ
ーミキサーで30分攪拌混合(三英製作所製ダルトンミ
キサー使用)したのち、MONDO−MIXER−A
−10(MONDOMIX Ho l l and社商
社名品名用いて、空気で機械的に発泡させ、比重が0.
7の機械発泡プラスチゾルを得た。
次いで、この機械発泡プラスチゾルな、ナイフコーター
のナイフと、各種のガラス不織布(オリペスト社製)の
間隙がゼロになる様にセットしたナイフ・オーバーブラ
ンケット式のナイフコーターを用いてガラス不織布上に
塗布し、続いて150℃に設定された熱風循環式炉内に
導いて、80秒間滞留させプラスチゾルをデル化させた
後、冷却して複合材を得た。
のナイフと、各種のガラス不織布(オリペスト社製)の
間隙がゼロになる様にセットしたナイフ・オーバーブラ
ンケット式のナイフコーターを用いてガラス不織布上に
塗布し、続いて150℃に設定された熱風循環式炉内に
導いて、80秒間滞留させプラスチゾルをデル化させた
後、冷却して複合材を得た。
製造方法(B):
この方法で用いた機械発泡可塑化エマルジョンは下記の
組成であった。
組成であった。
ベーストレジン(三菱化成ビニル株式会社商品名P−4
50)10kgを、水10に9中に分散させ、次KBB
P5kl?を、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
50gとともに水3kg中に入れ、高速回転式ホモジナ
イザーにより乳化させた可塑剤エマルジョンを加えた後
、前述のMONDO−MIXERを用いて空気と混合し
、発泡エマル・ジョンを得た。この機械発泡エマルジョ
ンを、間隙を100μにセットしたフローティングナイ
フコーターに供給し、ガラス不織布上に塗布したのち、
熱風循環炉内で130℃に1分間保持したのち、160
℃でさらに1分間保持し、ゲル化してから冷却して複合
材を得た。
50)10kgを、水10に9中に分散させ、次KBB
P5kl?を、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
50gとともに水3kg中に入れ、高速回転式ホモジナ
イザーにより乳化させた可塑剤エマルジョンを加えた後
、前述のMONDO−MIXERを用いて空気と混合し
、発泡エマル・ジョンを得た。この機械発泡エマルジョ
ンを、間隙を100μにセットしたフローティングナイ
フコーターに供給し、ガラス不織布上に塗布したのち、
熱風循環炉内で130℃に1分間保持したのち、160
℃でさらに1分間保持し、ゲル化してから冷却して複合
材を得た。
製造方法(Q:
この方法で用いた粉末成形用コン・母つンドは下記のよ
うにして調製した。
うにして調製した。
懸濁重合ポリ塩化ビニル 90
部(三菱化成ビニル株式会社商品名ピニカ37L)Iり
塩化ビニルR−ストレジン 10部(
三菱化成ビニル株式会社商品名ピニカP−450)DO
P 60部Ba−Z
n系安定剤 3部(アデカ
・アーガス社商品名 AC−303)前記の懸濁重合ポ
リ塩化ビニルとDOPと安定剤とをヘンシェルミキサー
で110℃で混合・攪拌してドライアップしたのち、冷
却してポリ塩化−二ルペーストレジンを加え、流動性の
ある粉末を得f−0 このコンノクウンドを、間隙が500μのナイフオーバ
ーコール式のナイフコーターに供給し、ポリエステル不
織布(旭化成社商品名 E−5050゜通気量1秒以下
/100Cn)上に塗布したのち、熱風オープン内で1
80℃で5分間保持してから冷却して複合材を得た。
部(三菱化成ビニル株式会社商品名ピニカ37L)Iり
塩化ビニルR−ストレジン 10部(
三菱化成ビニル株式会社商品名ピニカP−450)DO
P 60部Ba−Z
n系安定剤 3部(アデカ
・アーガス社商品名 AC−303)前記の懸濁重合ポ
リ塩化ビニルとDOPと安定剤とをヘンシェルミキサー
で110℃で混合・攪拌してドライアップしたのち、冷
却してポリ塩化−二ルペーストレジンを加え、流動性の
ある粉末を得f−0 このコンノクウンドを、間隙が500μのナイフオーバ
ーコール式のナイフコーターに供給し、ポリエステル不
織布(旭化成社商品名 E−5050゜通気量1秒以下
/100Cn)上に塗布したのち、熱風オープン内で1
80℃で5分間保持してから冷却して複合材を得た。
製造方法CD):
この方法で用いた塩化ビニル樹脂グラスチゾルは下記の
方法により調製した。
方法により調製した。
組成
りI D2 D3
前記ビニ力P−450100部 ioo部 100部D
OP 65部 45部 55部安定剤
FL−213部 3部 3部(アデカ・アーがス社
商品名) 上記の組成の混合物を製造方法(4)と同様にして45
1のプラネタリ−ミキサーで30分間混合したのち、真
空下(700wHJ )で15分間混合攪拌して発泡さ
せ、それぞれのプラスチゾルD1 +D2及びD3を
得た。
OP 65部 45部 55部安定剤
FL−213部 3部 3部(アデカ・アーがス社
商品名) 上記の組成の混合物を製造方法(4)と同様にして45
1のプラネタリ−ミキサーで30分間混合したのち、真
空下(700wHJ )で15分間混合攪拌して発泡さ
せ、それぞれのプラスチゾルD1 +D2及びD3を
得た。
ゾルDI 、Dl及びD3をそれぞれ間隙を60μ。
70μ、及び300μにセットしたナイフオー・々−ロ
ール式のナイフコーターに供給し、前記プラス不織布上
に塗布し、熱風オープン中で180℃で5分間保持した
のち、冷却して複合材を得た。
ール式のナイフコーターに供給し、前記プラス不織布上
に塗布し、熱風オープン中で180℃で5分間保持した
のち、冷却して複合材を得た。
以上のようにして製造された各複合材を使用し、第1表
に示すように下記の種々の多層化方法(イ)〜(ハ)を
用いて、種々の多層化構造の複合体を製造した。
に示すように下記の種々の多層化方法(イ)〜(ハ)を
用いて、種々の多層化構造の複合体を製造した。
多層化方法(イ):
この方法で用いたプラスチゾルは下記のいずれかの組成
のものであった。
のものであった。
プラスチゾル≠1
塩化ビニルベーストレジン(王菱化成
ビニル株式会社商品名ビニカP−450) 1
00部DOP 60
部発泡剤(大塚化学薬品社商品名AZ−8) 4
部安定剤(アデカ・アーがス社商品名 FL−21)
3571025部 プラスチゾルΦ2 塩化ビニル被−ストレジン(三菱化成 ビニル株式会社商品名ビニカP−470)
60部塩化ビニルブレンディングレシン(三菱化成ビニ
ル株式会社商品名ビニカフ5BX) 40部
DOP 50部安定
剤(アデカ・アーガス社商品名AC−118)
3iグラスチゾル−#+3 塩化ヒニルペーストレジン (前記のビニ力 P−450) 10
0部DOP 40部ミ
ネラルスピリット 20部安定剤
(前記のFL−21) 3部マス、複
合材上にナイフオーバーロールコータ−を用いてプラス
チゾル+1又は413を、クリアランス0.35++l
lKで塗布したのち、130℃のオーブンで1分間加熱
してから冷却した。塗布の走行速度は7m1分で行なっ
た。
00部DOP 60
部発泡剤(大塚化学薬品社商品名AZ−8) 4
部安定剤(アデカ・アーがス社商品名 FL−21)
3571025部 プラスチゾルΦ2 塩化ビニル被−ストレジン(三菱化成 ビニル株式会社商品名ビニカP−470)
60部塩化ビニルブレンディングレシン(三菱化成ビニ
ル株式会社商品名ビニカフ5BX) 40部
DOP 50部安定
剤(アデカ・アーガス社商品名AC−118)
3iグラスチゾル−#+3 塩化ヒニルペーストレジン (前記のビニ力 P−450) 10
0部DOP 40部ミ
ネラルスピリット 20部安定剤
(前記のFL−21) 3部マス、複
合材上にナイフオーバーロールコータ−を用いてプラス
チゾル+1又は413を、クリアランス0.35++l
lKで塗布したのち、130℃のオーブンで1分間加熱
してから冷却した。塗布の走行速度は7m1分で行なっ
た。
次に、更知、その塗布されたプラスチゾル=ll−1又
は4P3上に1プラスチゾル+2を、クリアランス0.
2 rmでナイフオーバーロールコーターヲ用いて塗布
し、200℃のオープン中で1分30秒間加熱して、ゾ
ル+−1を発泡させると同時て、ゾル4P2を溶融させ
てから冷却して多層構造複合体を得た。
は4P3上に1プラスチゾル+2を、クリアランス0.
2 rmでナイフオーバーロールコーターヲ用いて塗布
し、200℃のオープン中で1分30秒間加熱して、ゾ
ル+−1を発泡させると同時て、ゾル4P2を溶融させ
てから冷却して多層構造複合体を得た。
多層化方法(ロ):
ポリエステルフィルム(ダイアホイル社製、厚さ30μ
)の上に、下記の組成からなる塩化ビニル樹脂プラスチ
ゾルな50.F/m2の割合で塗布した。
)の上に、下記の組成からなる塩化ビニル樹脂プラスチ
ゾルな50.F/m2の割合で塗布した。
ポリ塩化ビニル 100部DOP
75部パハカデンドVPI
O10部 (ICI社商品名) Sn系安定剤 2部(勝田化
工社商品名T−17MJ) 次いで、その上に複合材を、50係以上被覆されている
面がポリエステルフィルムに接するように積層した。
75部パハカデンドVPI
O10部 (ICI社商品名) Sn系安定剤 2部(勝田化
工社商品名T−17MJ) 次いで、その上に複合材を、50係以上被覆されている
面がポリエステルフィルムに接するように積層した。
多層化方法(ハ):
複合体の50部1以上が被覆されている面を上側にして
、その上にプラスチゾル+3をナイフオーバーロールコ
ータ−で0.2 m厚さに塗布し、130℃のオーブン
中で1分間加熱してダル化したのち、冷却して巻取り、
さらにそのダル化したゾル+3の上に、多層化方法(ロ
)で用いた塩化ビニル樹脂プラスチゾルをグラビアロー
ターで209部m2の割合に塗布したのち、厚さ50μ
のアクリル樹脂フィルムを線圧1kg/Crnでラミネ
ートし、200℃のオープンに1分間通して多層構造複
合体を得た。
、その上にプラスチゾル+3をナイフオーバーロールコ
ータ−で0.2 m厚さに塗布し、130℃のオーブン
中で1分間加熱してダル化したのち、冷却して巻取り、
さらにそのダル化したゾル+3の上に、多層化方法(ロ
)で用いた塩化ビニル樹脂プラスチゾルをグラビアロー
ターで209部m2の割合に塗布したのち、厚さ50μ
のアクリル樹脂フィルムを線圧1kg/Crnでラミネ
ートし、200℃のオープンに1分間通して多層構造複
合体を得た。
以上のようにして得られた各多層構造複合体の表面外観
、多層化時のがイドロール支持体の汚れを調べた結果は
第1表に示すとおりであり九。
、多層化時のがイドロール支持体の汚れを調べた結果は
第1表に示すとおりであり九。
なお、その表面外観及びがイドロール支持体汚れの評価
基準は下記のとおりである。
基準は下記のとおりである。
平滑性:
5・・・150μのカレンダーフィルと同程度4・・・
クッションフロアの表面と同程度3・・・クッションフ
ロアとして用いられない2・・・手で触れて凹凸がはっ
きりわかる1・・・手で触れて凹凸が激しい フクレ: 5・・・全くない 4・・・100画2に1個所 3・・・100α2に3個所以内 2・・・100 crR”に5個所以内1・・・100
口2に6個所以上 ハガレ・シワ: 5・・・全くない 1−100 an”に1個所 がイードロール支持体汚れ: 5・・・汚れなし 4・・・若干くもる 3・・・激しくくもる 2・・・ゾルがわずかに付着している 1・・・ゾルが巻きついている (c) 発明の効果 本発明の複合材は下記のような優れた効果を奏すること
ができる。
クッションフロアの表面と同程度3・・・クッションフ
ロアとして用いられない2・・・手で触れて凹凸がはっ
きりわかる1・・・手で触れて凹凸が激しい フクレ: 5・・・全くない 4・・・100画2に1個所 3・・・100α2に3個所以内 2・・・100 crR”に5個所以内1・・・100
口2に6個所以上 ハガレ・シワ: 5・・・全くない 1−100 an”に1個所 がイードロール支持体汚れ: 5・・・汚れなし 4・・・若干くもる 3・・・激しくくもる 2・・・ゾルがわずかに付着している 1・・・ゾルが巻きついている (c) 発明の効果 本発明の複合材は下記のような優れた効果を奏すること
ができる。
■ 織布及び/又は不織布を含有するためK、これを用
いて多層化した複合体は寸法安定性及び強度に優れてい
る。
いて多層化した複合体は寸法安定性及び強度に優れてい
る。
■ 適度の通気性を有するために、これを用いて多層構
造複合体を製造する際のゾラスチゾル等の樹脂液の塗布
時、或いは他のフィルムやシートのラミネート時にフク
レやシワの発生が少なく、作業性に優れている。
造複合体を製造する際のゾラスチゾル等の樹脂液の塗布
時、或いは他のフィルムやシートのラミネート時にフク
レやシワの発生が少なく、作業性に優れている。
■ 片面が501以上樹脂で被覆されているために平滑
であり、印刷適性に優れている。
であり、印刷適性に優れている。
■ もう一方の面が504以下の割合で樹脂で被覆され
ているから(露出樹脂が少ないか、全くないから)、多
層構造複合体の製造時に、ガイドロール支持体等が樹脂
で汚染されるおそれがない。
ているから(露出樹脂が少ないか、全くないから)、多
層構造複合体の製造時に、ガイドロール支持体等が樹脂
で汚染されるおそれがない。
■ 織布及び/又は不絨布の空隙に塩化ビニル系樹脂が
侵入し、含浸されているから、複合体の界面接着強度が
犬である。
侵入し、含浸されているから、複合体の界面接着強度が
犬である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)通気性の織布及び/又は不織布に塩化ビニル系樹脂
を含浸・溶融せしめた複合材であって、該複合材の片側
表面の50%以上が塩化ビニル系樹脂で被覆され、もう
一方の表面の50%以下が塩化ビニル系樹脂で被覆され
、かつJISP−8117のB法に基づき測定した複合
材の通気量が100秒以下/100ccであることを特
徴とする通気性塩化ビニル系樹脂複合材。 2)原料の通気性織布及び/又は不織布が、ガーレー法
で測定した通気量が100秒以下/100ccである特
許請求の範囲第1項記載の複合材。 3)織布及び/又は不織布の片面を、塩化ビニル系樹脂
プラスチゾル、塩化ビニル系樹脂オルガノゾル、塩化ビ
ニル系樹脂水性エマルジョン、又は塩化ビニル系樹脂粉
末コンパウンドにより被覆し、次いで加熱して樹脂を含
浸溶融せしめた特許請求の範囲第1項、又は第2項記載
の複合材。 4)織布及び/又は不織布の片面を、塩化ビニル系樹脂
プラスチゾル、塩化ビニル系オルガノゾル又は塩化ビニ
ル系樹脂エマルジョンを不活性ガスで機械的に泡立てて
得られた塩化ビニル系樹脂含有液状発泡体により被覆し
、次いで加熱して樹脂を溶融せしめて製造された特許請
求の範囲第1項、又は第2項記載の複合材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29325585A JPS62156359A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 通気性塩化ビニル系樹脂複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29325585A JPS62156359A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 通気性塩化ビニル系樹脂複合材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156359A true JPS62156359A (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=17792455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29325585A Pending JPS62156359A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 通気性塩化ビニル系樹脂複合材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62156359A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179640A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | 平岡織染株式会社 | 通風性シ−ト |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29325585A patent/JPS62156359A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179640A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | 平岡織染株式会社 | 通風性シ−ト |
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