JPH1158659A - ケミカルエンボスシート及びその製造方法 - Google Patents
ケミカルエンボスシート及びその製造方法Info
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- JPH1158659A JPH1158659A JP9221539A JP22153997A JPH1158659A JP H1158659 A JPH1158659 A JP H1158659A JP 9221539 A JP9221539 A JP 9221539A JP 22153997 A JP22153997 A JP 22153997A JP H1158659 A JPH1158659 A JP H1158659A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建築物の内装材等に使用されるケミカルエンボ
スシート及びその製造方法に関し、発泡性樹脂層には、
充填材が添加して使用するのが一般的であるが、表面の
平滑性が悪くなり精細な絵柄を得られないので、充填材
の量が制限される等製品のコスト高になる、あるいは印
刷性を犠牲にするなどの問題点があった。 【解決手段】基材上に発泡用樹脂層を設けた発泡用樹脂
シートを作成し、一方プラスチックフィルムに少なくと
も発泡抑制インキを印刷した化粧フィルムを作成し、該
化粧フィルムの発泡抑制インキ側と前記発泡用樹脂シー
トの発泡用樹脂層側とを接着剤を介してラミネートして
発泡前化粧シートを作成し、次いで発泡処理により該発
泡前化粧シートの発泡用樹脂層を発泡させて発泡樹脂層
とし、前記発泡抑制インキの印刷された部分の下に位置
する発泡樹脂層の部分が発泡を抑制されたものであるこ
とを特徴とするケミカルエンボス化粧シート。
スシート及びその製造方法に関し、発泡性樹脂層には、
充填材が添加して使用するのが一般的であるが、表面の
平滑性が悪くなり精細な絵柄を得られないので、充填材
の量が制限される等製品のコスト高になる、あるいは印
刷性を犠牲にするなどの問題点があった。 【解決手段】基材上に発泡用樹脂層を設けた発泡用樹脂
シートを作成し、一方プラスチックフィルムに少なくと
も発泡抑制インキを印刷した化粧フィルムを作成し、該
化粧フィルムの発泡抑制インキ側と前記発泡用樹脂シー
トの発泡用樹脂層側とを接着剤を介してラミネートして
発泡前化粧シートを作成し、次いで発泡処理により該発
泡前化粧シートの発泡用樹脂層を発泡させて発泡樹脂層
とし、前記発泡抑制インキの印刷された部分の下に位置
する発泡樹脂層の部分が発泡を抑制されたものであるこ
とを特徴とするケミカルエンボス化粧シート。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装材等
に使用されるケミカルエンボスシート及びその製造方法
に関する。
に使用されるケミカルエンボスシート及びその製造方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、建築の内装材として使用され
ているエンボスシート（凹凸状発泡シート）には以下の
ようなものがある。一つには、紙等の基材の上に樹脂ペ
ーストを塗布し、これに種々のパターンを印刷して発泡
を施した後、メカニカルエンボスによって表面に凹凸模
様を付与したものである。もう一つは、発泡抑制インキ
を用いて絵柄を印刷し発泡を施したものである。この発
泡抑制インキを用いた製品はケミカルエンボスシートと
呼ばれ、発泡抑制インキの印刷された部分が発泡が抑制
され、印刷柄と同調できる為、意匠性が高まり、壁装
材、特に床材において幅広く使われている。
ているエンボスシート（凹凸状発泡シート）には以下の
ようなものがある。一つには、紙等の基材の上に樹脂ペ
ーストを塗布し、これに種々のパターンを印刷して発泡
を施した後、メカニカルエンボスによって表面に凹凸模
様を付与したものである。もう一つは、発泡抑制インキ
を用いて絵柄を印刷し発泡を施したものである。この発
泡抑制インキを用いた製品はケミカルエンボスシートと
呼ばれ、発泡抑制インキの印刷された部分が発泡が抑制
され、印刷柄と同調できる為、意匠性が高まり、壁装
材、特に床材において幅広く使われている。
【０００３】しかしながら、用いられる樹脂ペーストは
塩化ビニル樹脂からなるが、大量の可塑剤を含むため、
経時でシート表面への可塑剤のブリードにより、ほこり
や煙草のヤニが付着して汚れやすいという問題があっ
た。また近年、塩化ビニルシートの焼却における大量の
黒煙または塩酸ガスの発生は問題となっている。
塩化ビニル樹脂からなるが、大量の可塑剤を含むため、
経時でシート表面への可塑剤のブリードにより、ほこり
や煙草のヤニが付着して汚れやすいという問題があっ
た。また近年、塩化ビニルシートの焼却における大量の
黒煙または塩酸ガスの発生は問題となっている。
【０００４】これに対して、最近、塩化ビニール樹脂を
用いない非プラスチゾルの発泡シートが開発されつつあ
り、可塑剤等の有機溶媒を使用しないので、ブリードに
よる汚れ、及び塩酸ガスの発生の問題はなくなった。
用いない非プラスチゾルの発泡シートが開発されつつあ
り、可塑剤等の有機溶媒を使用しないので、ブリードに
よる汚れ、及び塩酸ガスの発生の問題はなくなった。
【０００５】しかし、非プラスチゾル発泡シートは水性
エマルジョン等の水系樹脂を主として使用されている
が、塩化ビニル発泡シートのような優れた弾性、強靭性
がないので、擦傷性等の表面強度に劣っている。特に、
ケミカルエンボスシートにおいては、表面強度は更に弱
く、耐汚染性も良くないという欠点があった。
エマルジョン等の水系樹脂を主として使用されている
が、塩化ビニル発泡シートのような優れた弾性、強靭性
がないので、擦傷性等の表面強度に劣っている。特に、
ケミカルエンボスシートにおいては、表面強度は更に弱
く、耐汚染性も良くないという欠点があった。
【０００６】これらの問題点に対して、発泡抑制インキ
が印刷された水性エマルジョン発泡用樹脂層の上に、プ
ラスチックフィルムをラミネートした後、加熱発泡させ
てケミカルエンボスシートの製造方法が提案された。
が印刷された水性エマルジョン発泡用樹脂層の上に、プ
ラスチックフィルムをラミネートした後、加熱発泡させ
てケミカルエンボスシートの製造方法が提案された。
【０００７】しかし、水性エマルジョンからなる発泡性
樹脂層には、コストダウンのため充填材が添加して使用
するのが一般的であるが、表面の平滑性及び精細な絵柄
を得るには、充填材の量が制限される、または充填材の
粒子径も小さくしなければならない、結局、製品のコス
トが高くなってしまう。あるいは印刷性を犠牲にするな
どの問題点があった。
樹脂層には、コストダウンのため充填材が添加して使用
するのが一般的であるが、表面の平滑性及び精細な絵柄
を得るには、充填材の量が制限される、または充填材の
粒子径も小さくしなければならない、結局、製品のコス
トが高くなってしまう。あるいは印刷性を犠牲にするな
どの問題点があった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に着目してなされたもので、その課題とするとこ
ろは、充填材を比較的多く使用しても精細な絵柄を得ら
れるケミカルエンボスシート及びその製造方法を提供す
ることである。
問題点に着目してなされたもので、その課題とするとこ
ろは、充填材を比較的多く使用しても精細な絵柄を得ら
れるケミカルエンボスシート及びその製造方法を提供す
ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、まず請求項１においては、基材上に発泡樹脂層を
有し、該発泡樹脂層上にプラスチックフィルム上に少な
くとも発泡抑制インキで印刷した化粧フィルムの発泡抑
制インキ側を接着剤を介してラミネートされた化粧フィ
ルムを有する構成であって、発泡処理により前記発泡抑
制インキの印刷された部分の下に位置する発泡樹脂層の
部分が発泡を抑制されたものであることを特徴とするケ
ミカルエンボスシートとしたものである。
めに、まず請求項１においては、基材上に発泡樹脂層を
有し、該発泡樹脂層上にプラスチックフィルム上に少な
くとも発泡抑制インキで印刷した化粧フィルムの発泡抑
制インキ側を接着剤を介してラミネートされた化粧フィ
ルムを有する構成であって、発泡処理により前記発泡抑
制インキの印刷された部分の下に位置する発泡樹脂層の
部分が発泡を抑制されたものであることを特徴とするケ
ミカルエンボスシートとしたものである。
【００１０】さらに請求項２においては、請求項１にお
ける発泡樹脂層が水性エマルジョン樹脂を主成分とする
ことを特徴とするケミカルエンボスシートとしたもので
ある。
ける発泡樹脂層が水性エマルジョン樹脂を主成分とする
ことを特徴とするケミカルエンボスシートとしたもので
ある。
【００１１】さらにまた、請求項３においては、基材上
に発泡用樹脂層を設けて発泡用樹脂シートを作成し、一
方プラスチックフィルムに少なくとも発泡抑制インキを
印刷した化粧フィルムを作成し、該化粧フィルムの発泡
抑制インキ側と前記発泡用樹脂シートの発泡用樹脂層側
とを接着剤を介してラミネートして発泡前化粧シートを
作成し、次いで発泡処理により該発泡前化粧シートの発
泡用樹脂層を発泡させて発泡樹脂層とし、前記発泡抑制
インキの印刷された部分の下に位置する発泡樹脂層の部
分が発泡を抑制されたものであることを特徴とするケミ
カルエンボス化粧シートの製造方法としたものである。
に発泡用樹脂層を設けて発泡用樹脂シートを作成し、一
方プラスチックフィルムに少なくとも発泡抑制インキを
印刷した化粧フィルムを作成し、該化粧フィルムの発泡
抑制インキ側と前記発泡用樹脂シートの発泡用樹脂層側
とを接着剤を介してラミネートして発泡前化粧シートを
作成し、次いで発泡処理により該発泡前化粧シートの発
泡用樹脂層を発泡させて発泡樹脂層とし、前記発泡抑制
インキの印刷された部分の下に位置する発泡樹脂層の部
分が発泡を抑制されたものであることを特徴とするケミ
カルエンボス化粧シートの製造方法としたものである。
【００１２】図により発明の詳細な説明をする。図２
は、基材２上に発泡用樹脂層３’を設けた発泡用樹脂シ
ート４とプラスチックフィルム８に一般インキ５と発泡
抑制インキ６とで印刷した化粧フィルム９とを接着剤７
を介してラミネートした発泡前化粧シート１０である。
図１は、図２における発泡前化粧シート１０を発泡させ
たものであり、発泡抑制インキ６の部分が発泡が抑制さ
れた発泡樹脂層を有するケミカルエンボスシート１であ
る。図３は、製造方法の１例を模式的に説明した図であ
る。図の左下に位置する予め作成しておいた基材２上に
発泡用樹脂層３’を設けた発泡用樹脂シート４を巻きだ
し、一方図の上部における多色グラビヤ印刷機を使用し
て、プラスチックフィルム８を巻きだし、多色グラビヤ
印刷機の第１ユニットで一般印刷インキ５を、第２ユニ
ットで発泡抑制インキ６を印刷して化粧フィルム９を作
成し、続いて第３ユニットで接着剤７を印刷（塗布）し
て、前記発泡用樹脂シート４とに重ねるようにして２本
ロール（上のロールが金属熱ロール１２、下のロールが
ゴムロール１１）間を通すことによりラミネートして、
冷却ロール１３を経て発泡炉１４を通す。このことによ
り、発泡抑制インキ６の部分が発泡が抑制されたケミカ
ルエンボスシート１が得られる。図３は化粧フィルムの
作成と接着剤７塗布とを多色グラビヤ印刷機でインライ
ンで作成したものであるが、図を示してないが、多色グ
ラビヤ印刷機にて化粧フィルム９を作成しておいて、こ
の化粧フィルム９を巻きだし、発泡用樹脂シート４の発
泡用樹脂層３’上に接着剤を塗布してラミネートしても
良い。
は、基材２上に発泡用樹脂層３’を設けた発泡用樹脂シ
ート４とプラスチックフィルム８に一般インキ５と発泡
抑制インキ６とで印刷した化粧フィルム９とを接着剤７
を介してラミネートした発泡前化粧シート１０である。
図１は、図２における発泡前化粧シート１０を発泡させ
たものであり、発泡抑制インキ６の部分が発泡が抑制さ
れた発泡樹脂層を有するケミカルエンボスシート１であ
る。図３は、製造方法の１例を模式的に説明した図であ
る。図の左下に位置する予め作成しておいた基材２上に
発泡用樹脂層３’を設けた発泡用樹脂シート４を巻きだ
し、一方図の上部における多色グラビヤ印刷機を使用し
て、プラスチックフィルム８を巻きだし、多色グラビヤ
印刷機の第１ユニットで一般印刷インキ５を、第２ユニ
ットで発泡抑制インキ６を印刷して化粧フィルム９を作
成し、続いて第３ユニットで接着剤７を印刷（塗布）し
て、前記発泡用樹脂シート４とに重ねるようにして２本
ロール（上のロールが金属熱ロール１２、下のロールが
ゴムロール１１）間を通すことによりラミネートして、
冷却ロール１３を経て発泡炉１４を通す。このことによ
り、発泡抑制インキ６の部分が発泡が抑制されたケミカ
ルエンボスシート１が得られる。図３は化粧フィルムの
作成と接着剤７塗布とを多色グラビヤ印刷機でインライ
ンで作成したものであるが、図を示してないが、多色グ
ラビヤ印刷機にて化粧フィルム９を作成しておいて、こ
の化粧フィルム９を巻きだし、発泡用樹脂シート４の発
泡用樹脂層３’上に接着剤を塗布してラミネートしても
良い。
【００１３】本発明の手段を取ることにより、充填材が
添加されている発泡用樹脂層３’に印刷するのでなく、
発泡抑制インキ６必要なら一般インキ５とを、面の平滑
なプラスチックフィルム８に印刷するので、非常に精細
な絵柄が容易に得ることができる。
添加されている発泡用樹脂層３’に印刷するのでなく、
発泡抑制インキ６必要なら一般インキ５とを、面の平滑
なプラスチックフィルム８に印刷するので、非常に精細
な絵柄が容易に得ることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。本発明の基材２としては、例えばスルファニル
酸グアナジン、リン酸グアナジン等の水溶性難燃剤を含
浸させたパルプ紙系難燃紙；炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤を混抄し
た無機質紙；織布及び不織布等の何れも使用できる。基
材２としては特に限定されるものではない。
明する。本発明の基材２としては、例えばスルファニル
酸グアナジン、リン酸グアナジン等の水溶性難燃剤を含
浸させたパルプ紙系難燃紙；炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤を混抄し
た無機質紙；織布及び不織布等の何れも使用できる。基
材２としては特に限定されるものではない。
【００１５】本発明の発泡樹脂層３を構成する材料して
は、樹脂を主として、発泡剤、充填剤、必要により発泡
促進剤、その他添加剤などである。これらの材料を混合
して塗布液として使用に供する。
は、樹脂を主として、発泡剤、充填剤、必要により発泡
促進剤、その他添加剤などである。これらの材料を混合
して塗布液として使用に供する。
【００１６】樹脂としては、アクリル系水性エマルジョ
ン、水性ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ＳＢ
Ｒ系、酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル共重合体、シ
リコン、ポリブテン等の水性エマルジョンが好適であ
り、水性エマルジョンの少なくとも１種または２種以上
の樹脂混合物が使用できる。
ン、水性ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ＳＢ
Ｒ系、酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル共重合体、シ
リコン、ポリブテン等の水性エマルジョンが好適であ
り、水性エマルジョンの少なくとも１種または２種以上
の樹脂混合物が使用できる。
【００１７】発泡剤としては、（１）アゾジカルボンア
ミド（ＡＤＣＡ）、アゾビスホルムアミド（ＡＢＦ
Ａ）、アゾジカルボン酸バリウム等のアゾ系化合物；
（２）Ｎ，Ｎ’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン
（ＤＰＴ）、Ｐ．Ｐ’−オキシビス（ベンゼンスルホニ
ルヒドラジッド） （ＯＢＳＨ）等のニトロソ化合物等
の熱分解型化学発泡剤が使用できる。発泡剤の添加量と
してはエマルジョン固形分１００重量部に対して１〜８
重量部を添加することが好ましく、更に好ましくは２〜
６部である。１部未満の場合は発泡倍率が低く、抑制効
果等発泡シートの意匠性が劣り、また８重量部より多い
場合は発泡したセルが著しく粗野な状態となり、シート
の表面強度は弱くなってしまう。
ミド（ＡＤＣＡ）、アゾビスホルムアミド（ＡＢＦ
Ａ）、アゾジカルボン酸バリウム等のアゾ系化合物；
（２）Ｎ，Ｎ’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン
（ＤＰＴ）、Ｐ．Ｐ’−オキシビス（ベンゼンスルホニ
ルヒドラジッド） （ＯＢＳＨ）等のニトロソ化合物等
の熱分解型化学発泡剤が使用できる。発泡剤の添加量と
してはエマルジョン固形分１００重量部に対して１〜８
重量部を添加することが好ましく、更に好ましくは２〜
６部である。１部未満の場合は発泡倍率が低く、抑制効
果等発泡シートの意匠性が劣り、また８重量部より多い
場合は発泡したセルが著しく粗野な状態となり、シート
の表面強度は弱くなってしまう。
【００１８】必要により、熱分解型化学発泡剤の分解温
度を低下させるため、発泡促進触媒化合物（以下発泡促
進剤）を発泡用樹脂層３’に共存しても良い。発泡促進
剤として、熱分解型有機発泡剤の分解活性化にはZn、P
d、Cdの脂肪酸塩またはこれらの金属酸化物は有効であ
る。例えば、二塩基性亜リン酸鉛、二塩基性ステアリン
酸鉛、二塩基性亜フタル酸鉛などの鉛化合物、酸化亜
鉛、ラウレート亜鉛、ステリン酸亜鉛、炭酸亜鉛、オク
トエート亜鉛等の亜鉛塩、及びオクトエートカドミウム
などが挙げられる。発泡促進剤の添加量は１〜６重量部
が好ましい。
度を低下させるため、発泡促進触媒化合物（以下発泡促
進剤）を発泡用樹脂層３’に共存しても良い。発泡促進
剤として、熱分解型有機発泡剤の分解活性化にはZn、P
d、Cdの脂肪酸塩またはこれらの金属酸化物は有効であ
る。例えば、二塩基性亜リン酸鉛、二塩基性ステアリン
酸鉛、二塩基性亜フタル酸鉛などの鉛化合物、酸化亜
鉛、ラウレート亜鉛、ステリン酸亜鉛、炭酸亜鉛、オク
トエート亜鉛等の亜鉛塩、及びオクトエートカドミウム
などが挙げられる。発泡促進剤の添加量は１〜６重量部
が好ましい。
【００１９】充填材としては、無機質充填材が使用され
るが、一般的に使用される炭酸カルシウム、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤が使用でき
る。中でも自己消火性をもつ水酸化アルミニウムが好ま
しい。用いられる無機質充填材は平均粒径１〜３０μｍ
のものが望ましい。粒径が３０μｍより大きくなると、
発泡シートの表面が荒れてしまい、意匠性が悪くなる。
粒径が１μｍ未満では水性エマルジョン中に凝集が起き
やすく、コスト面でも不利である。また、この無機質充
填材の添加量は、エマルジョン固形分１００重量部に対
して３０〜２５０重量部が望ましく、更に５０〜２００
重量部が好ましい。添加量が２５０重量部より多くなる
とシート強度が悪くなり、３０重量部以下では難燃効果
があまり得られない。
るが、一般的に使用される炭酸カルシウム、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤が使用でき
る。中でも自己消火性をもつ水酸化アルミニウムが好ま
しい。用いられる無機質充填材は平均粒径１〜３０μｍ
のものが望ましい。粒径が３０μｍより大きくなると、
発泡シートの表面が荒れてしまい、意匠性が悪くなる。
粒径が１μｍ未満では水性エマルジョン中に凝集が起き
やすく、コスト面でも不利である。また、この無機質充
填材の添加量は、エマルジョン固形分１００重量部に対
して３０〜２５０重量部が望ましく、更に５０〜２００
重量部が好ましい。添加量が２５０重量部より多くなる
とシート強度が悪くなり、３０重量部以下では難燃効果
があまり得られない。
【００２０】その他の添加剤としては、チタン顔料の
他、分散剤、消泡剤、湿潤剤、ブロッキング防止剤及び
増粘剤などである。
他、分散剤、消泡剤、湿潤剤、ブロッキング防止剤及び
増粘剤などである。
【００２１】発泡用樹脂層３’を構成する材料の混合方
法としてはヘンシェルミキサー、ジゾルバー及びホモミ
キサー等を用いることができる。
法としてはヘンシェルミキサー、ジゾルバー及びホモミ
キサー等を用いることができる。
【００２２】混合された材料の基材２への塗布する方法
としては、ナイフコーター、ノズルコーター、グラビヤ
コータ、ロータリースクリーンコーター、リバースロー
スコーター、コンマーコーター等が使用できる。乾燥方
法としては熱風または赤外線照射での単独またはこれら
の組み合わせを用いることができる。このようにして、
発泡用樹脂シート４が得られる。
としては、ナイフコーター、ノズルコーター、グラビヤ
コータ、ロータリースクリーンコーター、リバースロー
スコーター、コンマーコーター等が使用できる。乾燥方
法としては熱風または赤外線照射での単独またはこれら
の組み合わせを用いることができる。このようにして、
発泡用樹脂シート４が得られる。
【００２３】本発明に用いられる化粧フィルム９のプラ
スチックフィルム８としては特に限定されるものではな
く、通常のラミネート加工用プラスチックフィルムの殆
ど制限なく使用できる。例えば、ポリエチレンフィルム
（ＬＤＰＥ、ＨＤＰＥ、一軸延伸、二軸延伸）、ポリプ
ロピレンフィルム（無延伸、二軸延伸）、ポリスチレン
フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアル
コールフィルム（無延伸、二軸延伸）、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合フィルム（無延伸、二軸延伸）、ポ
リエステルフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィ
ルム、ポリアミドフィルム（無延伸、二軸延伸）、ポリ
アクリルフィルム、ポリメチルメタクリレートフィル
ム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリメチル
ペンテンフィルム、ポリブテンフィルム、エチレン系共
重合フィルム、フッ素樹脂フィルムなど数多くの種類が
使用できる。更に、これらのフィルムを組み合わせるこ
とにより、二層又は多層フィルムを用いることもでき
る。
スチックフィルム８としては特に限定されるものではな
く、通常のラミネート加工用プラスチックフィルムの殆
ど制限なく使用できる。例えば、ポリエチレンフィルム
（ＬＤＰＥ、ＨＤＰＥ、一軸延伸、二軸延伸）、ポリプ
ロピレンフィルム（無延伸、二軸延伸）、ポリスチレン
フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアル
コールフィルム（無延伸、二軸延伸）、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合フィルム（無延伸、二軸延伸）、ポ
リエステルフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィ
ルム、ポリアミドフィルム（無延伸、二軸延伸）、ポリ
アクリルフィルム、ポリメチルメタクリレートフィル
ム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリメチル
ペンテンフィルム、ポリブテンフィルム、エチレン系共
重合フィルム、フッ素樹脂フィルムなど数多くの種類が
使用できる。更に、これらのフィルムを組み合わせるこ
とにより、二層又は多層フィルムを用いることもでき
る。
【００２４】上記のプラスチックフィルム８は透明、又
は半透明の何れもよく、場合によっては、着色剤又は無
機質充填材を添加されてあっても良い。
は半透明の何れもよく、場合によっては、着色剤又は無
機質充填材を添加されてあっても良い。
【００２５】本発明における化粧フィルム９は、通常発
泡抑制インキ６と一般インキ５とを印刷して作成され
る。発泡抑制インキ６は、発泡用樹脂層３’に含まれた
発泡促進剤の分解触媒効果を抑制するためのものであ
り、ポリ塩化ビニル発泡シートのケミカルエンボスに用
いられる発泡抑制インキ６のすべて使用可能である。本
発明では、特に抑制剤としてベンゾトリアゾール、アミ
ノトリアゾール、トリメリット酸が好ましい。必要に応
じて、着色しても良い。抑制剤の抑制効果は印刷インキ
中の抑制剤濃度に比例するため、通常５％〜７５％が好
ましい。
泡抑制インキ６と一般インキ５とを印刷して作成され
る。発泡抑制インキ６は、発泡用樹脂層３’に含まれた
発泡促進剤の分解触媒効果を抑制するためのものであ
り、ポリ塩化ビニル発泡シートのケミカルエンボスに用
いられる発泡抑制インキ６のすべて使用可能である。本
発明では、特に抑制剤としてベンゾトリアゾール、アミ
ノトリアゾール、トリメリット酸が好ましい。必要に応
じて、着色しても良い。抑制剤の抑制効果は印刷インキ
中の抑制剤濃度に比例するため、通常５％〜７５％が好
ましい。
【００２６】発泡抑制インキ６のプラスチックフィルム
８への印刷方法としてはグラビア印刷法、ロータリース
クリーン印刷法等の通常の印刷法を用いることができ
る。
８への印刷方法としてはグラビア印刷法、ロータリース
クリーン印刷法等の通常の印刷法を用いることができ
る。
【００２７】一般インキ５としては通常の油性または水
性インキを使用することができる。
性インキを使用することができる。
【００２８】一般インキ５の印刷方法も発泡抑制インキ
６と同様な印刷方法を用いることができる。
６と同様な印刷方法を用いることができる。
【００２９】プラスチックフィルム８に印刷された化粧
フィルム９の印刷面にラミネート加工用の接着剤７が塗
工される。用いられる接着剤７としては酢酸ビニル系、
ウレタン系、アクリル系、エポキシ系、ゴム系などであ
って、溶剤型、水性（エマルジョン等）型、ハイソリッ
ド型及び無溶剤型等の接着剤の何れも使用できる。
フィルム９の印刷面にラミネート加工用の接着剤７が塗
工される。用いられる接着剤７としては酢酸ビニル系、
ウレタン系、アクリル系、エポキシ系、ゴム系などであ
って、溶剤型、水性（エマルジョン等）型、ハイソリッ
ド型及び無溶剤型等の接着剤の何れも使用できる。
【００３０】接着剤７の塗項された化粧フィルム９と発
泡用樹脂シート４を２本ロールである金属熱ロール１２
とゴムロール１１との間を通すことによりラミネートし
た後、必要なら冷却ロール１３で充分冷却してから、発
泡炉１４にて発泡させ、冷却してから巻き取る。発泡抑
制インキ６を印刷された部分が発泡を抑制され、その他
の部分が発泡して、ケミカルエンボスシート１が得られ
る。
泡用樹脂シート４を２本ロールである金属熱ロール１２
とゴムロール１１との間を通すことによりラミネートし
た後、必要なら冷却ロール１３で充分冷却してから、発
泡炉１４にて発泡させ、冷却してから巻き取る。発泡抑
制インキ６を印刷された部分が発泡を抑制され、その他
の部分が発泡して、ケミカルエンボスシート１が得られ
る。
【００３１】発泡炉１４は熱源としては熱風または赤外
線ヒーターの何れも、またはこれらの組み合わせを使用
できる。
線ヒーターの何れも、またはこれらの組み合わせを使用
できる。
【００３２】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 〈実施例１〉基材２として１００ｇ／ｍ2 の無機質紙を
使用して、表１の配合に示した水性エマルジョンを主と
した塗布液をコンマコーターにて、塗布量約２００ｇ／
ｍ2コーティングして約９０℃で乾燥し、巻き取って、
発泡用樹脂シート４を作成した。
使用して、表１の配合に示した水性エマルジョンを主と
した塗布液をコンマコーターにて、塗布量約２００ｇ／
ｍ2コーティングして約９０℃で乾燥し、巻き取って、
発泡用樹脂シート４を作成した。
【００３３】
【表１】
【００３４】一方、多色グラビヤ印刷機にて、プラスチ
ックフィルム８としてのポリプロピレンフィルム（無延
伸、厚みは２０μｍ）を巻きだし、表２に示した発泡抑
制インキ６と一般インキ５を用いて、１色目で一般イン
キ５を印刷し、２色目で発泡抑制インキ６を印刷して化
粧フィルム９を作成した。この化粧フィルム９は精細な
絵柄を印刷されたものであった。続いて、３色目に１５
０ｌのグラビア版を用いて、接着剤７をコーティングし
てから熱風炉にて乾燥した。接着剤７としては、主剤で
あるポリエステルポリオールとイソシアネート基を持つ
硬化剤とを混合したものである。
ックフィルム８としてのポリプロピレンフィルム（無延
伸、厚みは２０μｍ）を巻きだし、表２に示した発泡抑
制インキ６と一般インキ５を用いて、１色目で一般イン
キ５を印刷し、２色目で発泡抑制インキ６を印刷して化
粧フィルム９を作成した。この化粧フィルム９は精細な
絵柄を印刷されたものであった。続いて、３色目に１５
０ｌのグラビア版を用いて、接着剤７をコーティングし
てから熱風炉にて乾燥した。接着剤７としては、主剤で
あるポリエステルポリオールとイソシアネート基を持つ
硬化剤とを混合したものである。
【００３５】
【表２】
【００３６】この接着剤７の塗布された化粧フィルム９
と、巻き出された前記発泡用樹脂シート４ととを熱ロー
ルにてラミネートし、発泡前化粧シート３’を作成し、
充分に冷却させてから発泡炉１４にて発泡させ、発泡抑
制インキ６の印刷された部分が発泡が抑制された表面に
凹凸を有するケミカルエンボスシート１が得られた。そ
の表面物性は表３に示す如く、優れた物性のものであっ
た。
と、巻き出された前記発泡用樹脂シート４ととを熱ロー
ルにてラミネートし、発泡前化粧シート３’を作成し、
充分に冷却させてから発泡炉１４にて発泡させ、発泡抑
制インキ６の印刷された部分が発泡が抑制された表面に
凹凸を有するケミカルエンボスシート１が得られた。そ
の表面物性は表３に示す如く、優れた物性のものであっ
た。
【００３７】
【表３】
【００３８】〈実施例２〉プラスチックフィルム８にエ
チレン−ビニルアルコール共重合体フィルム（無延伸、
厚みは２０μｍ）を用いた以外は実施例１と同様な製造
方法をとり、発泡抑制インキ６の印刷された部分が発泡
が抑制された表面に凹凸を有するケミカルエンボスシー
ト１が得られた。また、精細な絵柄を印刷されていた。
その表面物性は表３に示す如く、優れた物性のものであ
った。
チレン−ビニルアルコール共重合体フィルム（無延伸、
厚みは２０μｍ）を用いた以外は実施例１と同様な製造
方法をとり、発泡抑制インキ６の印刷された部分が発泡
が抑制された表面に凹凸を有するケミカルエンボスシー
ト１が得られた。また、精細な絵柄を印刷されていた。
その表面物性は表３に示す如く、優れた物性のものであ
った。
【００３９】〈比較例１〉基材２として１００ｇ／ｍ2
の無機質紙を使用して、表１の配合に示した水性エマル
ジョンを主とした塗布液をコンマコーターにて、塗布量
約２００ｇ／ｍ2コーティングして約９０℃で乾燥し、
巻き取って、発泡用樹脂シート４を作成した。続いて得
られた発泡用樹脂シート４に表２に示した発泡抑制イン
キ４を用いて印刷した。印刷された絵柄は、実施例１、
２の絵柄と比べるとところどころ印刷の網点が飛んでい
るものであった。得られたシートを発泡炉１４にて発泡
させ、発泡抑制インキ６の印刷された部分が発泡が抑制
された表面に凹凸を有するケミカルエンボスシートが得
られた。その表面物性は表３に示す如く、物性の劣るも
のであった。
の無機質紙を使用して、表１の配合に示した水性エマル
ジョンを主とした塗布液をコンマコーターにて、塗布量
約２００ｇ／ｍ2コーティングして約９０℃で乾燥し、
巻き取って、発泡用樹脂シート４を作成した。続いて得
られた発泡用樹脂シート４に表２に示した発泡抑制イン
キ４を用いて印刷した。印刷された絵柄は、実施例１、
２の絵柄と比べるとところどころ印刷の網点が飛んでい
るものであった。得られたシートを発泡炉１４にて発泡
させ、発泡抑制インキ６の印刷された部分が発泡が抑制
された表面に凹凸を有するケミカルエンボスシートが得
られた。その表面物性は表３に示す如く、物性の劣るも
のであった。
【００４０】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。面の平滑なプラスチックフィルム
に印刷するので、非常に精細な絵柄が容易に得ることが
できる。発泡樹脂層は充填剤を大量に含有させることが
出来、従ってコストダウンに繋がる。従って本発明は、
建築物の内装材の如き用途において、優れた実用上の効
果を発揮する。
示す如き効果がある。面の平滑なプラスチックフィルム
に印刷するので、非常に精細な絵柄が容易に得ることが
できる。発泡樹脂層は充填剤を大量に含有させることが
出来、従ってコストダウンに繋がる。従って本発明は、
建築物の内装材の如き用途において、優れた実用上の効
果を発揮する。
【図１】本発明の実施例を示す、ケミカルエンボスを断
面で表した説明図である。
面で表した説明図である。
【図２】本発明の実施例を示す、発泡前化粧シートを断
面で表した説明図である。
面で表した説明図である。
【図３】本発明の実施例を示す製造方法を模式的に表し
た説明図である。
た説明図である。
１ ・・・ ケミカルエンボスシート ２ ・・・ 基材 ３ ・・・ 発泡樹脂層 ３’・・・ 発泡用樹脂層 ４ ・・・ 発泡用樹脂シート ５ ・・・ 一般インキ ６ ・・・ 発泡抑制インキ ７ ・・・ 接着剤 ８ ・・・ プラスチックフィルム ９ ・・・ 化粧フィルム １０ ・・・ 発泡前化粧シート １１ ・・・ ゴムロール １２ ・・・ 加熱金属ロール １３ ・・・ 冷却ロール １４ ・・・ 発泡炉
Claims (3)
- 【請求項１】基材上に発泡樹脂層を有し、該発泡樹脂層
上にプラスチックフィルム上に少なくとも発泡抑制イン
キで印刷した化粧フィルムの発泡抑制インキ側を接着剤
を介してラミネートされた化粧フィルムを有する構成で
あって、 発泡処理により前記発泡抑制インキの印刷された部分の
下に位置する発泡樹脂層の部分が発泡を抑制されたもの
であることを特徴とするケミカルエンボスシート。 - 【請求項２】請求項１における発泡樹脂層が水性エマル
ジョン樹脂を主成分とすることを特徴とするケミカルエ
ンボスシート。 - 【請求項３】基材上に発泡用樹脂層を設けて発泡用樹脂
シートを作成し、一方プラスチックフィルムに少なくと
も発泡抑制インキを印刷した化粧フィルムを作成し、該
化粧フィルムの発泡抑制インキ側と前記発泡用樹脂シー
トの発泡用樹脂層側とを接着剤を介してラミネートして
発泡前化粧シートを作成し、次いで発泡処理により該発
泡前化粧シートの発泡用樹脂層を発泡させて発泡樹脂層
とし、前記発泡抑制インキの印刷された部分の下に位置
する発泡樹脂層の部分が発泡を抑制されたものであるこ
とを特徴とするケミカルエンボス化粧シートの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221539A JPH1158659A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | ケミカルエンボスシート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221539A JPH1158659A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | ケミカルエンボスシート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158659A true JPH1158659A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16768312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221539A Pending JPH1158659A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | ケミカルエンボスシート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1158659A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002200717A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
| JP2009154314A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Toppan Cosmo Inc | 転写シート及び化粧材 |
| JP2014074263A (ja) * | 2009-03-30 | 2014-04-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡壁紙の製造方法 |
| US11345116B2 (en) * | 2016-07-18 | 2022-05-31 | Beaulieu International Group Nv | Multi-layered sheet suitable as floor or wall covering exhibiting a three-dimensional relief and a decorative image |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647875A (ja) * | 1992-02-25 | 1994-02-22 | Achilles Corp | 装飾シートおよびその製造方法 |
| JPH09174788A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-08 | Toppan Printing Co Ltd | ケミカルエンボス化粧シート |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP9221539A patent/JPH1158659A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647875A (ja) * | 1992-02-25 | 1994-02-22 | Achilles Corp | 装飾シートおよびその製造方法 |
| JPH09174788A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-08 | Toppan Printing Co Ltd | ケミカルエンボス化粧シート |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002200717A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
| JP2009154314A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Toppan Cosmo Inc | 転写シート及び化粧材 |
| JP2014074263A (ja) * | 2009-03-30 | 2014-04-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 発泡壁紙の製造方法 |
| US11345116B2 (en) * | 2016-07-18 | 2022-05-31 | Beaulieu International Group Nv | Multi-layered sheet suitable as floor or wall covering exhibiting a three-dimensional relief and a decorative image |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060221 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060410 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |