JPS62154143A - マイクロコンピユ−タ - Google Patents
マイクロコンピユ−タInfo
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- JPS62154143A JPS62154143A JP29670885A JP29670885A JPS62154143A JP S62154143 A JPS62154143 A JP S62154143A JP 29670885 A JP29670885 A JP 29670885A JP 29670885 A JP29670885 A JP 29670885A JP S62154143 A JPS62154143 A JP S62154143A
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- subroutine
- contents
- area
- program
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高水準言語で記述されたプログラムを実行する
マイクロコンピュータに関するものである。
マイクロコンピュータに関するものである。
従来の技術
高水準言語で作成されたプログラムは、メインプログラ
ムと多くのサブルーチンによって構成されており、プロ
グラムの実行時にはサブルーチン呼び出しとサブルーチ
ンからの復帰が頻繁に発生する。
ムと多くのサブルーチンによって構成されており、プロ
グラムの実行時にはサブルーチン呼び出しとサブルーチ
ンからの復帰が頻繁に発生する。
従来のマイクロコンピュータは例えば、5eries3
2000 命令’)ファレンス・マニュアル(ナショナ
ル・セミコンダクタ・ジャパン出版)に示されているよ
うに、実行する命令のアドレスを示すプログラムカウン
タ(以下PCと略記する)と、サブルーチンの局所的作
業領域のペースアドレスを示すフレームポインタ(以下
FPと略記する)と、を サブルーチンの局所的作業領域のトップアドレス9示す
スタックポインタ(以下SPと略記する)を持っており
、それらを用いてマイクロコンピュータの外部に設けら
れた主記憶を管理することによってサブルーチン呼び出
しを実現している。
2000 命令’)ファレンス・マニュアル(ナショナ
ル・セミコンダクタ・ジャパン出版)に示されているよ
うに、実行する命令のアドレスを示すプログラムカウン
タ(以下PCと略記する)と、サブルーチンの局所的作
業領域のペースアドレスを示すフレームポインタ(以下
FPと略記する)と、を サブルーチンの局所的作業領域のトップアドレス9示す
スタックポインタ(以下SPと略記する)を持っており
、それらを用いてマイクロコンピュータの外部に設けら
れた主記憶を管理することによってサブルーチン呼び出
しを実現している。
第8図は従来のマイクロコンピュータでサブルーチンを
呼び出す時のPc1とFP2とSF3の動作を示すブロ
ック図でアリ、プログラム領域4はプログラムの命令を
格納する主記憶中の領域であり、スタック領域5はプロ
グラムの実行に必要テアリ、プログラムの実行に伴って
動的に変化する作業領域を確保するための主記憶中の領
域である。尚、スタック領域6のアドレスは図の上部に
なるほど小さくなる。
呼び出す時のPc1とFP2とSF3の動作を示すブロ
ック図でアリ、プログラム領域4はプログラムの命令を
格納する主記憶中の領域であり、スタック領域5はプロ
グラムの実行に必要テアリ、プログラムの実行に伴って
動的に変化する作業領域を確保するための主記憶中の領
域である。尚、スタック領域6のアドレスは図の上部に
なるほど小さくなる。
第8図aはメインプログラムがサブルーチンを呼び出す
直前の状態を示しており、PClはサブルーチン呼び出
し命令の次の命令のアドレスを示しており、FP2はス
タック領域6の中のメインプログラム作業領域61のベ
ースアドレスを示しテオリ、SF3はメインプログラム
作業領域51のトップアドレスを示している。
直前の状態を示しており、PClはサブルーチン呼び出
し命令の次の命令のアドレスを示しており、FP2はス
タック領域6の中のメインプログラム作業領域61のベ
ースアドレスを示しテオリ、SF3はメインプログラム
作業領域51のトップアドレスを示している。
まずサブルーチンを呼出す時には、SF3がPClを格
納するのに必要なだけデクリメンタされた後、スタック
領域5の中のSF3が示す領域52に現在のPClの内
容が退避され、PClには呼び出すサブルーチンの先頭
アドレスが格納され、第8図すに示す状態になる。次に
、SF3がFP2を格納するのに必要なだけデクリメン
トされた後、スタック領域5の中のSF3が示す領域5
3に現在のFP2が退避され、FP2には現在のSF3
の内容がコピーされ、第8図Cの状態になる。この時の
FP2の示すアドレスがサブルーチンの作業領域のベー
スアドレスになる。最後にSF3がサブルーチンで使用
される内部変数領域54に必要なだけデクリメントされ
、第8図dの状態になり、サブルーチンの実行に必要な
環境がすべて整ったことになる。この時サブルーチンで
使用する変数にはFP2の示すベースアドレスにオフセ
ットを加えることによってアクセスすることができ、内
部変数以外に一時的な作業領域を使用したい時はさらに
SF3をデクリメントするととによってその領域をスタ
ック領域5の中に確保することができる。
納するのに必要なだけデクリメンタされた後、スタック
領域5の中のSF3が示す領域52に現在のPClの内
容が退避され、PClには呼び出すサブルーチンの先頭
アドレスが格納され、第8図すに示す状態になる。次に
、SF3がFP2を格納するのに必要なだけデクリメン
トされた後、スタック領域5の中のSF3が示す領域5
3に現在のFP2が退避され、FP2には現在のSF3
の内容がコピーされ、第8図Cの状態になる。この時の
FP2の示すアドレスがサブルーチンの作業領域のベー
スアドレスになる。最後にSF3がサブルーチンで使用
される内部変数領域54に必要なだけデクリメントされ
、第8図dの状態になり、サブルーチンの実行に必要な
環境がすべて整ったことになる。この時サブルーチンで
使用する変数にはFP2の示すベースアドレスにオフセ
ットを加えることによってアクセスすることができ、内
部変数以外に一時的な作業領域を使用したい時はさらに
SF3をデクリメントするととによってその領域をスタ
ック領域5の中に確保することができる。
尚以上で説明した動作は、1つの命令で行なうものと、
複数の命令で行なうものがあり、いずれの場合もマイク
ロプログラムを用いて実現されているが、ここではその
詳細な説明は省略する。
複数の命令で行なうものがあり、いずれの場合もマイク
ロプログラムを用いて実現されているが、ここではその
詳細な説明は省略する。
次に同じ第8図を用いてサブルーチンからメインプログ
ラムに復帰する時の動作について説明する。
ラムに復帰する時の動作について説明する。
サブルーチンの処理が終了し、内部変数領域54以外に
確保した作業領域をすべて解放した状態は第8図dの状
態と同じである。この状態からメインプログラムに戻る
ためには、まず、SF3にFP2の内容をコピーするこ
とによってサブルーチン内部変数領域64を解放し、第
8図Cの状態になる。次に、SF3が示す領域53の内
容をFP2に格納し、SF3を領域63を解放するため
に必要なだけインクリメントし、第8図すの状態になる
。この時、領域63にはメインプログラム作業領域61
のベースアドレスが格納されていたのでFP2は再びメ
インプログラム作業領域51のベースアドレスを示すこ
とになる。最後KSP3が示す領域52の内容をPC’
lK格納し、SF3を領域63を解放するために必要な
だけインクリメントし、第8図dの状態となる。この時
、領域62にはサブルーチンを呼び出した命令の次の命
令のアドレスが格納されていたのでPClはサブルーチ
ン呼び出し命令の次の命令のアドレスを示し、SF3の
内容はサブルーチンを呼び出す直前のSF3の内容と等
しくなる。従ってメインプログラムは、サブルーチンを
呼び出した次の命令から実行を継続することができる。
確保した作業領域をすべて解放した状態は第8図dの状
態と同じである。この状態からメインプログラムに戻る
ためには、まず、SF3にFP2の内容をコピーするこ
とによってサブルーチン内部変数領域64を解放し、第
8図Cの状態になる。次に、SF3が示す領域53の内
容をFP2に格納し、SF3を領域63を解放するため
に必要なだけインクリメントし、第8図すの状態になる
。この時、領域63にはメインプログラム作業領域61
のベースアドレスが格納されていたのでFP2は再びメ
インプログラム作業領域51のベースアドレスを示すこ
とになる。最後KSP3が示す領域52の内容をPC’
lK格納し、SF3を領域63を解放するために必要な
だけインクリメントし、第8図dの状態となる。この時
、領域62にはサブルーチンを呼び出した命令の次の命
令のアドレスが格納されていたのでPClはサブルーチ
ン呼び出し命令の次の命令のアドレスを示し、SF3の
内容はサブルーチンを呼び出す直前のSF3の内容と等
しくなる。従ってメインプログラムは、サブルーチンを
呼び出した次の命令から実行を継続することができる。
尚以上で説明した動作もサブルーチン呼び出しの時の動
作と同様に、1つの命令で行なうものと複雑の命令で行
なうものがあり、いずれの場合もマイクロプログラムを
用いて実現されているが、ここではその詳細な説明は省
略する。
作と同様に、1つの命令で行なうものと複雑の命令で行
なうものがあり、いずれの場合もマイクロプログラムを
用いて実現されているが、ここではその詳細な説明は省
略する。
また、サブルーチンから別のサブルーチンを呼び出すと
いうことも頻繁に生じるが、この場合も第8図dの状態
を初期状態として上記で説明した動作と同じ動作をする
ことによって実現でき、スタック領域5がオーバーフロ
ーしないかぎり多重にサブルーチン呼び出しを実行する
ことができる。
いうことも頻繁に生じるが、この場合も第8図dの状態
を初期状態として上記で説明した動作と同じ動作をする
ことによって実現でき、スタック領域5がオーバーフロ
ーしないかぎり多重にサブルーチン呼び出しを実行する
ことができる。
発明が解決しようとする問題点
このように従来のマイクロプロセッサでサブルーチン呼
び出しを実行すると、PCとFPO主記憶への書き込み
が生じ、サブルーチンから復帰する時にはPCとFPO
主記憶からの読み出しが生じる。従ってサブルーチン呼
び出しが頻繁に生じるようなプログラムを実行すると、
PCとFP。
び出しを実行すると、PCとFPO主記憶への書き込み
が生じ、サブルーチンから復帰する時にはPCとFPO
主記憶からの読み出しが生じる。従ってサブルーチン呼
び出しが頻繁に生じるようなプログラムを実行すると、
PCとFP。
主記憶への書き込み、読み出しによるオーバーヘッドに
よってプログラムの実行効率の低下を招くという欠点が
あった。
よってプログラムの実行効率の低下を招くという欠点が
あった。
そこで、本発明はPCとFPをそれぞれ2本持つことK
よって、サブルーチン呼び出しに伴なうオーバーヘッド
を減少させ、プログラムの実行効率を高めるものである
。
よって、サブルーチン呼び出しに伴なうオーバーヘッド
を減少させ、プログラムの実行効率を高めるものである
。
問題点を解決するための手段
本発明は上記した問題点を解決するため、2本のPCと
、それぞれのPCの内容が有効であるこことを示す2本
のフラグと、2つのFPと、それぞれのFPの内容が有
効であることを示す2本のフラグと、2つのいずれのF
Pを現在使用しているかを示すフラグと、1本のSPを
用いて主記憶を管理することによって、サブルーチン呼
出しを実現するものである。
、それぞれのPCの内容が有効であるこことを示す2本
のフラグと、2つのFPと、それぞれのFPの内容が有
効であることを示す2本のフラグと、2つのいずれのF
Pを現在使用しているかを示すフラグと、1本のSPを
用いて主記憶を管理することによって、サブルーチン呼
出しを実現するものである。
作 用
本発明は上記した構成により、サブルーチンを呼び出す
時には、PCとFPをその時使用しているものからもう
一方のPCとFPに切り換え、新しく使用することにな
ったPCおよびFPの内容が有効な時のみその内容を主
記憶に書き込み、サブルーチンから復帰する時にも、P
CとFPをその時使用しているものからもう一方のPC
(!:FPに切り換え、新しく使用することになったP
CおよびFPの内容が無効の時のみその内容を主記憶か
ら読み出すことによって、サブルーチン呼び出しとサブ
ルーチンからの復帰に伴うオーバーヘッドを減少させる
ものである。
時には、PCとFPをその時使用しているものからもう
一方のPCとFPに切り換え、新しく使用することにな
ったPCおよびFPの内容が有効な時のみその内容を主
記憶に書き込み、サブルーチンから復帰する時にも、P
CとFPをその時使用しているものからもう一方のPC
(!:FPに切り換え、新しく使用することになったP
CおよびFPの内容が無効の時のみその内容を主記憶か
ら読み出すことによって、サブルーチン呼び出しとサブ
ルーチンからの復帰に伴うオーバーヘッドを減少させる
ものである。
実施例
第1図は本発明のマイクロプロセッサの一実施例のPC
とFPとSPとその周辺回路のブロック図である。
とFPとSPとその周辺回路のブロック図である。
第1図において6は実行制御回路であり、マイクロプロ
グラムに従ってプログラムの実行に必要なさまざまな制
御信号を発生し、7はバスであり、本発明のマイクロプ
ロセッサ内のデータ処理部や入出力制御部等さまざまな
ブロックに接続されている。
グラムに従ってプログラムの実行に必要なさまざまな制
御信号を発生し、7はバスであり、本発明のマイクロプ
ロセッサ内のデータ処理部や入出力制御部等さまざまな
ブロックに接続されている。
1aは第1のプログラムカウンタPCaであジ、P C
a IJ−ド信号611aがアクティブの時その内容を
バス7に出力し、PCaライト信号612aがアクティ
ブの時バス7の値を書き込む。1bは第2のプログラム
カウンタPCbでありその同作はPC::alaと同様
である。11aはその値が1の時PCaの内容が有効で
あることを示すフラグPVaであジ、PVaセット信号
613aがアクティブの時1にセントされ、PValJ
セット信号614aがアクティブの時Qにリセットされ
、PVaリード信号616aがアクティブの時その値が
111に出力され、実行制御回路6に読み込まれる。
a IJ−ド信号611aがアクティブの時その内容を
バス7に出力し、PCaライト信号612aがアクティ
ブの時バス7の値を書き込む。1bは第2のプログラム
カウンタPCbでありその同作はPC::alaと同様
である。11aはその値が1の時PCaの内容が有効で
あることを示すフラグPVaであジ、PVaセット信号
613aがアクティブの時1にセントされ、PValJ
セット信号614aがアクティブの時Qにリセットされ
、PVaリード信号616aがアクティブの時その値が
111に出力され、実行制御回路6に読み込まれる。
11bはその値が1の時PCbの内容が有効であること
を示すフラグPVaであり、その動作はPVaと同様で
ある。
を示すフラグPVaであり、その動作はPVaと同様で
ある。
2aは第1のフレームポインタFPaであり、2bは第
2のフレームポインタであり、21aはその値が1の時
FPaの内容が有効であることを示すフラグFVaであ
り、21bはその値が1の時FPbの内容が有効である
ことを示すフラグFVbであり、それぞれの動作は、P
Ca 1 a、PCb 1b。
2のフレームポインタであり、21aはその値が1の時
FPaの内容が有効であることを示すフラグFVaであ
り、21bはその値が1の時FPbの内容が有効である
ことを示すフラグFVbであり、それぞれの動作は、P
Ca 1 a、PCb 1b。
PVa 11a 、PVb 11bと同様である。
12はPCalaとPCb 1bC1いずれを選択す
るかを決定するフラグPSであり、PS反転信号616
によってその値は0から1へ、1からQへ反転する。2
2はFPa 2aとFPb 2b (Dイずれを選択す
るかを決定するフラグFSでありその動作はPS12と
同様である。
るかを決定するフラグPSであり、PS反転信号616
によってその値は0から1へ、1からQへ反転する。2
2はFPa 2aとFPb 2b (Dイずれを選択す
るかを決定するフラグFSでありその動作はPS12と
同様である。
13はPC選択回路であり、実行制御回路6から出力さ
れたPCリード信号611 、PCライト信号612
、 PVセット信号eis、pvリセット信号614、
PVリード信号615のそれぞれを、PS12の出力1
21が○の時はPCa 1aあるいはP V all
aに出力し、1の時はPCblbあるいはPvbllb
に出力する。ただしPC選択回路13は実行制御回路6
の簡単化のために本実施例で使用した回路であり、実行
制御回路6の出力する制御信号を増やし、PS12を実
行制御回路6に入力し、マイクロプログラムでaとbを
判断することによって、実行制御回路6から直接61
i a〜616.611b−616bの信号を生成する
ことも可能である。
れたPCリード信号611 、PCライト信号612
、 PVセット信号eis、pvリセット信号614、
PVリード信号615のそれぞれを、PS12の出力1
21が○の時はPCa 1aあるいはP V all
aに出力し、1の時はPCblbあるいはPvbllb
に出力する。ただしPC選択回路13は実行制御回路6
の簡単化のために本実施例で使用した回路であり、実行
制御回路6の出力する制御信号を増やし、PS12を実
行制御回路6に入力し、マイクロプログラムでaとbを
判断することによって、実行制御回路6から直接61
i a〜616.611b−616bの信号を生成する
ことも可能である。
23はFP選択回路であり、実行制御回路6から出力さ
れたFPリード信号621 、FPライト信号e22
.FVセ、 ト信号623 、 FV IJ上セツト号
624.FVリード信号626のそれぞれを、FS22
の出力221をFS出力反転信号626がアクティブの
時のみ反転させて出力する反転回路24の出力241が
0の時はFPa 2aあるいはFVa21aに出力し
、1の時はFPb 2bあるいはFVb 21bに出
力する。ただしFP選択回路23はPC選択回路13同
様、実行制御回路6の簡単化のために本実施例で使用し
た回路であり、実行制御回路6から直接621 a 〜
625a 、621 b〜626bの信号を生成するこ
とも可能である。また、反転回路24けFS22によっ
て選択されているFPとは異なるもう一方のFPを一時
的に参照する時の実行効率を向上させるために本実施例
で使用した回路であり、必要な時にFS22を反転させ
、使用後に再び反転させるようにマイクロプログラムを
変更することによって反転回路22使用せずに実現する
ことも可能である。
れたFPリード信号621 、FPライト信号e22
.FVセ、 ト信号623 、 FV IJ上セツト号
624.FVリード信号626のそれぞれを、FS22
の出力221をFS出力反転信号626がアクティブの
時のみ反転させて出力する反転回路24の出力241が
0の時はFPa 2aあるいはFVa21aに出力し
、1の時はFPb 2bあるいはFVb 21bに出
力する。ただしFP選択回路23はPC選択回路13同
様、実行制御回路6の簡単化のために本実施例で使用し
た回路であり、実行制御回路6から直接621 a 〜
625a 、621 b〜626bの信号を生成するこ
とも可能である。また、反転回路24けFS22によっ
て選択されているFPとは異なるもう一方のFPを一時
的に参照する時の実行効率を向上させるために本実施例
で使用した回路であり、必要な時にFS22を反転させ
、使用後に再び反転させるようにマイクロプログラムを
変更することによって反転回路22使用せずに実現する
ことも可能である。
以下に本実施例の動作を第1図を参照しながら説明する
。
。
第2図と第3図は本実施例でメインプログラムからサブ
ルーチンを呼び出す時の動作を示すブロック図であり、
SPaとプログラム領域4とスタック領域5に関しては
第8図の従来のマイクロコンピュータと同様である。
ルーチンを呼び出す時の動作を示すブロック図であり、
SPaとプログラム領域4とスタック領域5に関しては
第8図の従来のマイクロコンピュータと同様である。
第2図aはメインプログラムがサブルーチンを呼び出す
直前の状態を示している。PS12は”0”。
直前の状態を示している。PS12は”0”。
PVallaは“1”、Pvb 11bI−i″0″、
FS22は”O’、FVa 21aは”1” 、FV
b 21bは0″である。したがってPCとしてはPC
alaが選択されており、サブルーチン命令の次の命令
のアドレスを示しており、PCb 1bの内容は無効で
ある。
FS22は”O’、FVa 21aは”1” 、FV
b 21bは0″である。したがってPCとしてはPC
alaが選択されており、サブルーチン命令の次の命令
のアドレスを示しており、PCb 1bの内容は無効で
ある。
また、FPとしてはFPa 2aが選択されており、
メインプログラム作業領域61のペースアドレスを示し
ており、FPa 2bの内容は無効である。
メインプログラム作業領域61のペースアドレスを示し
ており、FPa 2bの内容は無効である。
まずサブルーチンを呼び出す時には、SPaがPCを格
納するのに必要なだけデクリメントされる。
納するのに必要なだけデクリメントされる。
この動作は、実行制御回路6がSPリード信号631を
アクティブにしてSPaを読み出し、マイクロプロセッ
サ内のデータ処理部でデクリメントした後、SPライト
信号632をアクティブにすることによってSPaに再
び書き込むことによって実行される。次にPS12をP
S反転信号616をアクティブにすることによって反転
させる。今の場合はPS12は”0”から“1”に反転
するからこの時点でPCとしてはPCb 1bがPv
としてはPVbllbが選択される。次に実行制御回路
6はpvを読み込む。この動作はPVIJ−ド信号61
5をアクティブにし、PC選択回路13がPS12の出
力121の値によってPVal、I−ド信号616aか
Pvbリード信号615bのいずれかをアクティブにし
、PVa 11a、PVb 11bのいずれかの値
を111に出力し、その値を実行制御回路6が読み込む
ことによって実行される。全信号121は1であるから
Pvb 11bの値が読み込まれ、その値は”0″、す
なわちPCb 1bには有効なデータが格納されてい
ないから、現在選択されているPCすなわちPCb
1bの内容の領域62への書き込みは行なわず、PCb
1bに呼び出すサブルーチンの先頭アドレスが格納さ
れる。次に現在選択されているPvすなわちPvbll
bは“1”にセットされ、第2図すの状態になる。この
動作も同様にPCライト信号612.PV上セツト号6
13をPC選択回路13を介してPCb 1bおよびP
vbllbに出力することによって実行される。
アクティブにしてSPaを読み出し、マイクロプロセッ
サ内のデータ処理部でデクリメントした後、SPライト
信号632をアクティブにすることによってSPaに再
び書き込むことによって実行される。次にPS12をP
S反転信号616をアクティブにすることによって反転
させる。今の場合はPS12は”0”から“1”に反転
するからこの時点でPCとしてはPCb 1bがPv
としてはPVbllbが選択される。次に実行制御回路
6はpvを読み込む。この動作はPVIJ−ド信号61
5をアクティブにし、PC選択回路13がPS12の出
力121の値によってPVal、I−ド信号616aか
Pvbリード信号615bのいずれかをアクティブにし
、PVa 11a、PVb 11bのいずれかの値
を111に出力し、その値を実行制御回路6が読み込む
ことによって実行される。全信号121は1であるから
Pvb 11bの値が読み込まれ、その値は”0″、す
なわちPCb 1bには有効なデータが格納されてい
ないから、現在選択されているPCすなわちPCb
1bの内容の領域62への書き込みは行なわず、PCb
1bに呼び出すサブルーチンの先頭アドレスが格納さ
れる。次に現在選択されているPvすなわちPvbll
bは“1”にセットされ、第2図すの状態になる。この
動作も同様にPCライト信号612.PV上セツト号6
13をPC選択回路13を介してPCb 1bおよびP
vbllbに出力することによって実行される。
次にSPaがFPを格納するのに必要なだけデクリメン
トされた後、FS22を反転させて”1”にする。この
時点でFPとしてはFPb 2bが、FVとしてはFv
b 21bが選択される。次に現在選択されているFV
すなわちFvb 21bの値を読み込む。その値は今の
場合”0″であるからFPb 2bには有効な内容が格
納されていないから、FPb2bの内容の領域63への
書き込みは行なわず、FPb2bにはSF3の内容がコ
ピーサレ、Fvb21bが”1”にセットされ、第3図
Cの状態になる。この時FPb 2bはサブルーチンの
作業領域のベースアドレスを示す。以上の動作はPCの
動作の時と同様に実行される。ただしこの時FS出力反
転信号627は常にノンアクティブで6 vFS22の
出力221の値と等しい値が241に出力されている。
トされた後、FS22を反転させて”1”にする。この
時点でFPとしてはFPb 2bが、FVとしてはFv
b 21bが選択される。次に現在選択されているFV
すなわちFvb 21bの値を読み込む。その値は今の
場合”0″であるからFPb 2bには有効な内容が格
納されていないから、FPb2bの内容の領域63への
書き込みは行なわず、FPb2bにはSF3の内容がコ
ピーサレ、Fvb21bが”1”にセットされ、第3図
Cの状態になる。この時FPb 2bはサブルーチンの
作業領域のベースアドレスを示す。以上の動作はPCの
動作の時と同様に実行される。ただしこの時FS出力反
転信号627は常にノンアクティブで6 vFS22の
出力221の値と等しい値が241に出力されている。
最後にSF3がサプルーチ/で使用される内部変数領域
64に必要なだけデクリメントされ、第3図dの状態に
なり、サブルーチンの実行に必要な環境がすべて整った
ことになる。この時サブルーチンで使用する変数には現
在選択されているFPすなわちFPb 1bを使用し
て従来の場合と同様にアクセスすることができる。
64に必要なだけデクリメントされ、第3図dの状態に
なり、サブルーチンの実行に必要な環境がすべて整った
ことになる。この時サブルーチンで使用する変数には現
在選択されているFPすなわちFPb 1bを使用し
て従来の場合と同様にアクセスすることができる。
尚以上の動作はPS12とFS12の初期状態が”0′
″と仮定してその説明を行なったがPS12あるいはF
S22の初期状態が1の場合もその動作は1つたく同様
である。
″と仮定してその説明を行なったがPS12あるいはF
S22の初期状態が1の場合もその動作は1つたく同様
である。
次に同じ第2図、第3図を用いてサブルーチンから別の
サブルーチンを呼び出すことなくメインプログラムに復
帰する時の動作について説明する。
サブルーチンを呼び出すことなくメインプログラムに復
帰する時の動作について説明する。
サブルーチンの処理が終了し、内部変数領域64以外に
確保した作業領域をすべて解放した状態は第3図dの状
態と同じである。この状態からメインプログラムに復帰
するためには、まず、SF3に現在選択されているFP
すなわちFPb 2bの内容をコピーする。これによ
ってサブルーチン内部変数領域64が解放され、第3図
Cの状態になる。
確保した作業領域をすべて解放した状態は第3図dの状
態と同じである。この状態からメインプログラムに復帰
するためには、まず、SF3に現在選択されているFP
すなわちFPb 2bの内容をコピーする。これによ
ってサブルーチン内部変数領域64が解放され、第3図
Cの状態になる。
次に、現在選択されているFVすなわちFVb21bを
リセットすることによって、現在選択されているFPす
なわちFPb 2bの内容を無効化し、FS22を反
転させてQ”にする。この時点でFPとしてはFPa
2aが、FVとしてはFVa21aが選択されたこと
になる。次に現在選択されているFVすなわちFVa
21aを読み出す。その値は今の場合“1′であり、
FPa 2aには復帰するべきメインプログラムのF
Pの値が保存されていたことを示しているから、領域5
3からの読み出しは行なわず、SF3を領域63の解放
に必要なだけインクリメントし、第2図すの状態になる
。
リセットすることによって、現在選択されているFPす
なわちFPb 2bの内容を無効化し、FS22を反
転させてQ”にする。この時点でFPとしてはFPa
2aが、FVとしてはFVa21aが選択されたこと
になる。次に現在選択されているFVすなわちFVa
21aを読み出す。その値は今の場合“1′であり、
FPa 2aには復帰するべきメインプログラムのF
Pの値が保存されていたことを示しているから、領域5
3からの読み出しは行なわず、SF3を領域63の解放
に必要なだけインクリメントし、第2図すの状態になる
。
次に、現在選択されているPvすなわちPvbllbを
リセットすることによって、現在選択されているPCす
なわちPCb 1bの内容を無効化し、PS12を反転
させて“○”にする。この時点でPCとしてはPCa
1aが、pvとしてはPVa 11aが選択された
ことになる。次に現在選択されているPvすなわちPV
a 1taを読み出す。その値は今の場合″1nであ
り、PCalaには復帰するべきメインプログラムの命
令のアドレスが保存されていたことを示しているから領
域62からの読み出しは行なわず、SF3を領域62の
解放に必要なだけインクリメントし、第2図aの状態に
なり、メインプログラムはサブルーチンを呼び出した次
の命令から実行を継続することができる。
リセットすることによって、現在選択されているPCす
なわちPCb 1bの内容を無効化し、PS12を反転
させて“○”にする。この時点でPCとしてはPCa
1aが、pvとしてはPVa 11aが選択された
ことになる。次に現在選択されているPvすなわちPV
a 1taを読み出す。その値は今の場合″1nであ
り、PCalaには復帰するべきメインプログラムの命
令のアドレスが保存されていたことを示しているから領
域62からの読み出しは行なわず、SF3を領域62の
解放に必要なだけインクリメントし、第2図aの状態に
なり、メインプログラムはサブルーチンを呼び出した次
の命令から実行を継続することができる。
次に第4図と第5図を用いてメインプログラムが呼び出
したサブルーチンAがさらに別のサブル−チンBを呼び
出す時の動作について説明する。
したサブルーチンAがさらに別のサブル−チンBを呼び
出す時の動作について説明する。
第4図aはメインプログラムがサブルーチンAを呼び出
し、サブルーチンAの処理の途中でさらにサブルーチン
Bを呼び出す直前の状態を示している。PS12は1″
、PVa11aはII 11’+。
し、サブルーチンAの処理の途中でさらにサブルーチン
Bを呼び出す直前の状態を示している。PS12は1″
、PVa11aはII 11’+。
Pvb 11bは1”、FS22は1″、FVa21a
は”1” 、FVb 21bは”1″である。したがっ
てPCとしては現在PCb 1bが選択されており、サ
ブルーチンAの中のサブルーチンB呼び出し命令の次の
命令のアドレスを示しており、現在選択されていないP
Calaはメインプログラムの中のサブルーチンA呼び
出し命令の次の命令のアドレスを示している。FPとし
て現在FPb 2bが選択されており、サブルーチンA
内部変数領域54のベースアドレスを示しており、現在
選択されていないFPa 2aはメ・1ンプログラム
作業領域51のベースアドレスを示している。また、ス
タック領域5にはサブルーチンA内部内部変数領域54
以外に、サプルーチシA作業領域66が確保されており
、SF3はそのトップアドレスを示している。
は”1” 、FVb 21bは”1″である。したがっ
てPCとしては現在PCb 1bが選択されており、サ
ブルーチンAの中のサブルーチンB呼び出し命令の次の
命令のアドレスを示しており、現在選択されていないP
Calaはメインプログラムの中のサブルーチンA呼び
出し命令の次の命令のアドレスを示している。FPとし
て現在FPb 2bが選択されており、サブルーチンA
内部変数領域54のベースアドレスを示しており、現在
選択されていないFPa 2aはメ・1ンプログラム
作業領域51のベースアドレスを示している。また、ス
タック領域5にはサブルーチンA内部内部変数領域54
以外に、サプルーチシA作業領域66が確保されており
、SF3はそのトップアドレスを示している。
まずサブルーチンを呼び出す時には、SF3がPCを格
納するのに必要なだけデクリメントされた後PS12を
反転させて”0”にする。この時点でPCとしては再び
PCa 1aがpvとしてはPVallaが選択され
る。次に現在選択されているPvすなわちPVaが読み
出される。その値は今の場合は”1”であり、PCa
1aにはサブルーチンAからの復帰アドレスが格納さ
れていることを示しているから、その内容を領域52に
退避する。この時の領域62のアドレスは現在選択され
ているFPすなわちFPb2bの内容に領域53の容量
に相当するオフセットを加えることによって得られる。
納するのに必要なだけデクリメントされた後PS12を
反転させて”0”にする。この時点でPCとしては再び
PCa 1aがpvとしてはPVallaが選択され
る。次に現在選択されているPvすなわちPVaが読み
出される。その値は今の場合は”1”であり、PCa
1aにはサブルーチンAからの復帰アドレスが格納さ
れていることを示しているから、その内容を領域52に
退避する。この時の領域62のアドレスは現在選択され
ているFPすなわちFPb2bの内容に領域53の容量
に相当するオフセットを加えることによって得られる。
次に現在選択されているPCすなわちPCa 1aに
サブルーチンBの先頭アドレスが格納され、第4図すの
状態になる。
サブルーチンBの先頭アドレスが格納され、第4図すの
状態になる。
次にSF3がFPを格納するのに必要なだけデクリメン
トされた後F S22を反転されて0″にする。この時
点でFPとしては再びFPa 2aが、FVとしては
FVa21aが選択される。次に現在選択されているF
VすなわちFVaが読み出される。その値は今の場合は
”1”であり、FPa 2aにはサブルーチンAを呼
び出したルーチンの作業領域のベースアドレスが格納さ
れていることを示しているから、その内容を領域53に
退避する。この時の領域53のアドレスは、第1図のF
S反転信号627をアクティブにすることによって現在
選択されていないFPすなわちFPb 2bの内容を読
み出すことによって得られる。次に現在選択されている
FPすなわちFPa 2aKSP3の内容がコピーされ
、第6図Cの状態になる。この時FPa2aはサブルー
チンBの作業領域のベースアドレスを示す。
トされた後F S22を反転されて0″にする。この時
点でFPとしては再びFPa 2aが、FVとしては
FVa21aが選択される。次に現在選択されているF
VすなわちFVaが読み出される。その値は今の場合は
”1”であり、FPa 2aにはサブルーチンAを呼
び出したルーチンの作業領域のベースアドレスが格納さ
れていることを示しているから、その内容を領域53に
退避する。この時の領域53のアドレスは、第1図のF
S反転信号627をアクティブにすることによって現在
選択されていないFPすなわちFPb 2bの内容を読
み出すことによって得られる。次に現在選択されている
FPすなわちFPa 2aKSP3の内容がコピーされ
、第6図Cの状態になる。この時FPa2aはサブルー
チンBの作業領域のベースアドレスを示す。
最後にSF3がサブルーチンBで使用される内部変数領
域54に必要なだけデクリメントされ第6図dの状態に
なり、サプルーチ/BのBの実行に必要な環境がすべて
整ったことになる。
域54に必要なだけデクリメントされ第6図dの状態に
なり、サプルーチ/BのBの実行に必要な環境がすべて
整ったことになる。
次にサブルーチンBからさらに別のサブルーチンを呼び
出すことiく、サブルーチンAに復帰する時の動作につ
いて説明する。
出すことiく、サブルーチンAに復帰する時の動作につ
いて説明する。
サブルーチンBの処理が終了し、内部変数以外に確保し
た作業領域をすべて解放した状態は第6図dの状態であ
り、第3図dと異なるのは、第3図dにおけるメインプ
ログラムが第5図dにおけるサブルーチンAに相当し、
第3図dにおけるサブルーチンが第5図dにおけるサブ
ルーチンBに相当する点と、PSl 2とFS22が反
転している点のみである。前記したように本発明ではP
!312とFS22の初期値は”0”、”1′のいずれ
であってもその動作は同様であるから、サブルーチンか
らメインプログラムへ復帰する時の動作と同様の動作を
行なうことによって、サブルーチンBからサブルーチン
Aに復帰し、第6図aの状態になる。
た作業領域をすべて解放した状態は第6図dの状態であ
り、第3図dと異なるのは、第3図dにおけるメインプ
ログラムが第5図dにおけるサブルーチンAに相当し、
第3図dにおけるサブルーチンが第5図dにおけるサブ
ルーチンBに相当する点と、PSl 2とFS22が反
転している点のみである。前記したように本発明ではP
!312とFS22の初期値は”0”、”1′のいずれ
であってもその動作は同様であるから、サブルーチンか
らメインプログラムへ復帰する時の動作と同様の動作を
行なうことによって、サブルーチンBからサブルーチン
Aに復帰し、第6図aの状態になる。
次にサブルーチンAがサブルーチンBから復帰した後さ
らにサプルーチ/Cを呼び出す時の動作について説明す
る。
らにサプルーチ/Cを呼び出す時の動作について説明す
る。
サブルーチンAがサプルーチ/Cを呼び出す直前の状態
は第6図aの状態と同様でちる。この状態は、メインプ
ログラムがサブルーチン呼び出す直前の状態である第2
図aの状態と同様である。
は第6図aの状態と同様でちる。この状態は、メインプ
ログラムがサブルーチン呼び出す直前の状態である第2
図aの状態と同様である。
したがって、メインプログラムがサブルーチンを呼び出
した時と同様に、PCb 1bとFPb 2bの内容を
スタック領域6に書き込むことな(、PCalaにサブ
ルーチンCの先頭アドレスを格納し、FPa 2aにサ
ブルーチンCの作業領域のベースアドレスを格納するこ
とによって、サブルーチンCを呼び出すことができる。
した時と同様に、PCb 1bとFPb 2bの内容を
スタック領域6に書き込むことな(、PCalaにサブ
ルーチンCの先頭アドレスを格納し、FPa 2aにサ
ブルーチンCの作業領域のベースアドレスを格納するこ
とによって、サブルーチンCを呼び出すことができる。
尚サブルーチンCからの復帰については、サブルーチン
Bからの復帰と同様であり、さらに別のサブルーチンP
、E・・・・・・を呼び出す時もサブルーチンCを呼び
出した時と同様である。
Bからの復帰と同様であり、さらに別のサブルーチンP
、E・・・・・・を呼び出す時もサブルーチンCを呼び
出した時と同様である。
最後に別のサブルーチンを1回以上呼び出したサブルー
チンAからメインプログラムに復帰する時の動作につい
て説明する。
チンAからメインプログラムに復帰する時の動作につい
て説明する。
サブルーチンAの処理が終了し、内部変数以外に確保し
た作業領域をすべて解放した状態は、第6図dにおいて
、SF3がサブルーチンA内部変数領域540トップア
ドレスを示している場合と同じである。その状態からメ
インプログラムに復帰するためには、まず、SF3に現
在選択されているFPすなわちFPb 2bの内容をコ
ピーする。これによってサブルーチンA内部変数領域5
4が解放され、第6図dの状態になる。
た作業領域をすべて解放した状態は、第6図dにおいて
、SF3がサブルーチンA内部変数領域540トップア
ドレスを示している場合と同じである。その状態からメ
インプログラムに復帰するためには、まず、SF3に現
在選択されているFPすなわちFPb 2bの内容をコ
ピーする。これによってサブルーチンA内部変数領域5
4が解放され、第6図dの状態になる。
次に現在選択されているFVすなわちFvb21)をリ
セットすることによって、現在選択されているFPすな
わちFPb 2bの内容を無効化し、FS22を反転さ
せて”0”にする。この時点でFPとしてはFPa
2aが、FVとしてはFVa 21aが選択されたこ
とになる。次に現在選択されているFVすなわちFVa
21aを読み出す。その値は今の場合”○”であ5、F
Pa21aの内容は無効であることを示しているから、
SP3が領域63から復帰するべきメインプログラムの
FPの値を読み出し、FPa 2aに格納し、FVa
21aを1″にセットする。次に、SP3を領域6
3の解放に必要なだけインクリメントし、第7図Cの状
態になる。
セットすることによって、現在選択されているFPすな
わちFPb 2bの内容を無効化し、FS22を反転さ
せて”0”にする。この時点でFPとしてはFPa
2aが、FVとしてはFVa 21aが選択されたこ
とになる。次に現在選択されているFVすなわちFVa
21aを読み出す。その値は今の場合”○”であ5、F
Pa21aの内容は無効であることを示しているから、
SP3が領域63から復帰するべきメインプログラムの
FPの値を読み出し、FPa 2aに格納し、FVa
21aを1″にセットする。次に、SP3を領域6
3の解放に必要なだけインクリメントし、第7図Cの状
態になる。
次に現在選択されているPvすなわちPvbllbをリ
セットすることによって現在選択されているPCすなわ
ちPCb 1bを無効化し、PS12を反転させて”O
”にする。この時点″cPCとしてはPCalaがpv
としてはPVa fibが選択されたことになる。次
に現在選択されているPvすなわちPVallaを読み
出す。その値は今”O″で: あり、PCalaの内容
は無効であることを示しているから、SP3の示す領域
52から、復帰すべきメインプログラムの命令のアドレ
スを読み出し、PCa 1aに格納し、PValla
を1”に化ノドする。次にSP3を領域62の解放に必
要なだけインクリメントし、第7図dの状態になり、メ
インプログラムはサブルーチンAを呼び出した次の命令
から実行を継続することができる。
セットすることによって現在選択されているPCすなわ
ちPCb 1bを無効化し、PS12を反転させて”O
”にする。この時点″cPCとしてはPCalaがpv
としてはPVa fibが選択されたことになる。次
に現在選択されているPvすなわちPVallaを読み
出す。その値は今”O″で: あり、PCalaの内容
は無効であることを示しているから、SP3の示す領域
52から、復帰すべきメインプログラムの命令のアドレ
スを読み出し、PCa 1aに格納し、PValla
を1”に化ノドする。次にSP3を領域62の解放に必
要なだけインクリメントし、第7図dの状態になり、メ
インプログラムはサブルーチンAを呼び出した次の命令
から実行を継続することができる。
以上説°明してきたように、本実施例のマイクロコンピ
ュータでは、メインプログラムからサブルーチンを呼び
出す時及び、サブルーチンがさらに複数のサブルーチン
を呼び出す場合の第2番目以降のサブルーチンを呼び出
す時には、PCとFPのスタック領域6への退避を行な
わず、別のサブルーチンを呼び出さないサブルーチンか
ら復帰する時には、スタック領域5からのPCとFPの
値の読み出しを行なわない。
ュータでは、メインプログラムからサブルーチンを呼び
出す時及び、サブルーチンがさらに複数のサブルーチン
を呼び出す場合の第2番目以降のサブルーチンを呼び出
す時には、PCとFPのスタック領域6への退避を行な
わず、別のサブルーチンを呼び出さないサブルーチンか
ら復帰する時には、スタック領域5からのPCとFPの
値の読み出しを行なわない。
尚、以上で説明してきた動作は、従来例と同様に1つの
命令で実行することも複数の命令で実行することも可能
であり、またサブルーチンを多量に呼び出すことも、ス
タック領域6がオーバーフローしないかぎり可能である
。
命令で実行することも複数の命令で実行することも可能
であり、またサブルーチンを多量に呼び出すことも、ス
タック領域6がオーバーフローしないかぎり可能である
。
発明の効果
以上述べてきたように、本発明は、2本のPCと、その
それぞれのPC内容が有効であることを示す2本のフラ
グと、2本のPCのいずれを使用しているかを示すフラ
グと、2本のFPと、それぞれのFPの内容が有効であ
ることを示す2本のフラグと、2本vFPのいずれを使
用しているかを示すフラグと、1本のSPを備え、メイ
ンプログラムからサブルーチンを呼び出す時及び、サブ
ルーチンがさらに複数のサブルーチンを呼び出す場合の
第2番目以降のサブルーチンを呼び出す時には、PCと
FPのスタック領域への退避は行なわず、別のサブルー
チンを呼び出さないサブルーチンから復帰する時には、
スタック領域からのPCとFPの値の読み出しは行なわ
ないものである。従って、仮にメインプログラムn個の
サブルーチンを呼び出し、それぞれのサブルーチンがm
個の別のサブルーチンを呼び出していると仮定すると、
従来、mxn回(7)PCとFPの退避とm x n回
のPCとFPの読み出しが必要であったのと比較し、本
発明では、n回のPCとFPの退避とn回のPCとFP
の読み出しがしか必要とせず、サブルーチン呼び出しと
サブルーチンからの復帰に伴なうオーバーヘッドを減少
させることによって、プログラムの実行効率を向上させ
るものであり、実用上極めて有益なものである。
それぞれのPC内容が有効であることを示す2本のフラ
グと、2本のPCのいずれを使用しているかを示すフラ
グと、2本のFPと、それぞれのFPの内容が有効であ
ることを示す2本のフラグと、2本vFPのいずれを使
用しているかを示すフラグと、1本のSPを備え、メイ
ンプログラムからサブルーチンを呼び出す時及び、サブ
ルーチンがさらに複数のサブルーチンを呼び出す場合の
第2番目以降のサブルーチンを呼び出す時には、PCと
FPのスタック領域への退避は行なわず、別のサブルー
チンを呼び出さないサブルーチンから復帰する時には、
スタック領域からのPCとFPの値の読み出しは行なわ
ないものである。従って、仮にメインプログラムn個の
サブルーチンを呼び出し、それぞれのサブルーチンがm
個の別のサブルーチンを呼び出していると仮定すると、
従来、mxn回(7)PCとFPの退避とm x n回
のPCとFPの読み出しが必要であったのと比較し、本
発明では、n回のPCとFPの退避とn回のPCとFP
の読み出しがしか必要とせず、サブルーチン呼び出しと
サブルーチンからの復帰に伴なうオーバーヘッドを減少
させることによって、プログラムの実行効率を向上させ
るものであり、実用上極めて有益なものである。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図、第3
図は本発明の一実施例でメインプログラムがサブルーチ
ンを呼び出す時の動作を示すブロック図、第4図、第6
図は本発明の一実施例でサブルーチンがさらに別のサブ
ルーチンを呼び出す時の動作を示すブロック図、第6図
、第7図は本発明の一実施例で別のサブルーチンを呼び
出したサブルーチンからメインプログラムに復帰する時
の動作を示すプロ、ツク図、第8図は従来のマイクロコ
ンピュータがサブルーチンを呼び出す時の動作を示すブ
ロック図である。 1a・・・・・・第1のプログラムカウンタ、1b・・
・・・・第2のプログラムカウンタ、2a・・・・・・
第1のフレームポインタ、2b・・川・第2のフレーム
ポインタ、11a・・・・・・第1のフラグ、11b・
・・・・・第2のフラグ、12・・・・・・第3のフラ
グ、21a・旧・・第4のフラグ、21b・・・・・・
第6のフラグ、22・・・・・・第6のフラグ、3・・
・・・・スタックボイ/り。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 い 幻ぎ記派 第8図 <b) td)
図は本発明の一実施例でメインプログラムがサブルーチ
ンを呼び出す時の動作を示すブロック図、第4図、第6
図は本発明の一実施例でサブルーチンがさらに別のサブ
ルーチンを呼び出す時の動作を示すブロック図、第6図
、第7図は本発明の一実施例で別のサブルーチンを呼び
出したサブルーチンからメインプログラムに復帰する時
の動作を示すプロ、ツク図、第8図は従来のマイクロコ
ンピュータがサブルーチンを呼び出す時の動作を示すブ
ロック図である。 1a・・・・・・第1のプログラムカウンタ、1b・・
・・・・第2のプログラムカウンタ、2a・・・・・・
第1のフレームポインタ、2b・・川・第2のフレーム
ポインタ、11a・・・・・・第1のフラグ、11b・
・・・・・第2のフラグ、12・・・・・・第3のフラ
グ、21a・旧・・第4のフラグ、21b・・・・・・
第6のフラグ、22・・・・・・第6のフラグ、3・・
・・・・スタックボイ/り。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 い 幻ぎ記派 第8図 <b) td)
Claims (1)
- 実行する命令のアドレスを示す第1、第2のプログラム
カウンタと、前記第1のプログラムカウンタの内容が有
効であることを示す第1のフラグと、前記第2のプログ
ラムカウンタの内容が有効であることを示す第2のフラ
グと、前記第1のプログラムカウンタと前記第2のプロ
グラムカウンタのいずれを使用するかを決定する第3の
フラグと、実行中のプログラムの作業領域の基準アドレ
スを示す第1、第2のフレームポインタと、前記第1の
フレームポインタの内容が有効であることを示す第4の
フラグと、前記第2のフレームポインタの内容が有効で
あることを示す第5のフラグと、前記第1のフレームポ
インタと前記第2のフレームポインタのいずれを使用す
るかを決定する第6のフラグと、実行中のプログラムの
作業領域のトップアドレスを示すスタックポインタを備
えたマイクロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29670885A JPS62154143A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | マイクロコンピユ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29670885A JPS62154143A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | マイクロコンピユ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62154143A true JPS62154143A (ja) | 1987-07-09 |
Family
ID=17837055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29670885A Pending JPS62154143A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | マイクロコンピユ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62154143A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0199130A (ja) * | 1987-08-06 | 1989-04-18 | Otto Muller | コンピュータのスタック制御装置 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29670885A patent/JPS62154143A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0199130A (ja) * | 1987-08-06 | 1989-04-18 | Otto Muller | コンピュータのスタック制御装置 |
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