JP2000029508A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2000029508A
JP2000029508A JP10197771A JP19777198A JP2000029508A JP 2000029508 A JP2000029508 A JP 2000029508A JP 10197771 A JP10197771 A JP 10197771A JP 19777198 A JP19777198 A JP 19777198A JP 2000029508 A JP2000029508 A JP 2000029508A
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JP
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microprocessor
gate array
instruction
programmable controller
data
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Mitsunori Hirayama
光憲 平山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートアレイの開発コストの上昇および開発
期間の長期化を回避し、ネットワークインタフェースに
ついてのマイクロプロセッサの処理と命令用FPGAの
処理との並列的な実行を実現する。 【解決手段】 オンボードにて書替え可能であり、プロ
グラマブルコントローラとしての主要機能を備え、シー
ケンス命令に対する処理を行うフィールドプログラマブ
ルゲートアレイ11と、前記プログラマブルコントロー
ラとしての主要機能の動作と並列的に実行可能なネット
ワークインタフェース機能を有し、前記シーケンス命令
以外のマイクロプロセッサ命令に対する処理を行うマイ
クロプロセッサ3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば各種プラ
ントの制御に使用されるプログラマブルコントローラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平6−250711
号公報に示された従来のプログラマブルコントローラを
示す構成図であり、図において、1および2はデータバ
ス、3はマイクロプロセッサ、4はゲートアレイ、5は
コードメモリ、6はデータメモリ、7はバッファ、8は
プロセス入出力装置、9はマイクロプロセッサ用メモリ
である。
【0003】次に動作について説明する。バッファ7は
データバス1に接続されておりデータを送受信する。プ
ログラマブルコントローラのプログラムはコードメモリ
5に蓄えられており、またデータはデータメモリ6に保
持される。
【0004】プログラムの実行の概要は、プログラムが
順次周期的に実行され、周期の始めに外部のプロセス状
態がプロセス入出力装置8から入力され、マイクロプロ
セッサ3によりデータバス1、バッファ7、データバス
2を介してデータメモリ6に蓄えられる。これによりプ
ログラムの実行の準備が整う。
【0005】また、プログラムが周期的に実行される周
期の始めは前周期の終わりでもあるので、前周期のプロ
グラムの実行結果が前記各ブロックについての説明とは
逆方向に、データメモリ6、データバス2、バッファ
7、データバス1、そして最後にプロセス入出力装置8
に記憶され、外部のプロセスへ与えられる。
【0006】シーケンス命令の場合は、ゲートアレイ4
がコードメモリ5のプログラムを読み、データメモリ6
のデータに従ってシーケンスの演算を行い、その結果を
再びデータメモリ6に書き込む。また、シーケンス命令
を実行するときには、マイクロプロセッサ3はHOLD
状態になっており処理を行わない。
【0007】シーケンス命令以外のプログラムがゲート
アレイ4で検出されると、ゲートアレイ4は処理をマイ
クロプロセッサ3にまかせるため、マイクロプロセッサ
3のHOLD状態を解く。これにより、ゲートアレイ4
からマイクロプロセッサ3に処理が移る。マイクロプロ
セッサ3はバッファ7を介してコードメモリ5とデータ
メモリ6にアクセスする。マイクロプロセッサ3はコー
ドメモリ5を読み、命令を解釈してその命令の処理ルー
チンへ飛び、実行を行う。
【0008】すべての命令の実行が終わると、実行結果
をデータメモリ6に格納し、マイクロプロセッサ3の処
理は、外部のプロセス状態のプロセス入出力装置8から
の入力、マイクロプロセッサ3によるデータバス1、バ
ッファ7、データバス2を介したデータメモリ6への蓄
積などのプログラムの実行の準備ステップへ戻る。
【0009】次に、図8に示すブロック図をもとにゲー
トアレイ4の内部構成とシーケンス命令の処理について
説明する。図8において、44はプログラムカウンタ、
45はインストラクションレジスタ、46はデータレジ
スタ、47はビット演算回路、48はデコーダである。
【0010】プログラムカウンタ44はプログラムの実
行番地を保持し、番地を歩進する機能、番地をマイクロ
プロセッサ3から設定する機能、およびマイクロプロセ
ッサ3から読み出す機能を有している。インストラクシ
ョンレジスタ45はプログラムの内容を保持する。ま
た、プログラムはオペレーションコードと、必要により
ビット番地やワード番地などのオペランドを有してい
る。デコーダ48は、インストラクションレジスタ45
のオペレーションコードを解釈し、ゲートアレイ4の全
体の動作を制御する。
【0011】データレジスタ46は、オペランドの示す
データを読み出したときの記憶、およびオペランドの示
す番地への書込みデータを保持するものであり、データ
の読み書きはワード単位であるので、ビットデータの抽
出、および挿入のための回路を備えている。
【0012】ビット演算回路47は、デコーダ48の指
令により、オペレーションコードの指定に従い、論理
積、論理和、論理否定、排他論理和、および上記の組み
合わせ演算、そして、演算結果の出力などのビット演算
を行う。ここでは演算の結果を常に保持する。この場
合、マイクロプロセッサ3が演算結果を読めるようにマ
イクロプロセッサ3とビット演算回路47はデータバス
1により接続されている。また、ビット演算回路47
は、演算のためのオペランドの内容をデータレジスタ4
6から得る。演算結果は逆にデータレジスタ46へ与え
る。バッファ7には、マイクロプロセッサ3がコードメ
モリ5、データメモリ6にアクセスするときにそれらの
情報が一時的に格納される。
【0013】このように、従来のプログラマブルコント
ローラでは、シーケンス命令の場合、ゲートアレイ4が
コードメモリ5のプログラムを読み込み、データメモリ
6のデータに従ってシーケンスの演算を行い、その結果
を再度データメモリ6に書き込む。このとき、マイクロ
プロセッサ3はHOLD状態になっている。また、シー
ケンス命令以外のプログラムがゲートアレイ4で検出さ
れると、マイクロプロセッサ3はHOLD状態を解か
れ、ゲートアレイ4からマイクロプロセッサ3に処理が
移り、マイクロプロセッサ3はコードメモリ5を読み込
み、命令を解釈してその命令の処理ルーチンへ飛び、実
行を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラは以上のように構成されているので、マイ
クロプロセッサ3とゲートアレイ4間における機能の分
担と処理については、ゲートアレイ4の実行中、マイク
ロプロセッサ3はホールド状態になっているため、他の
処理を実行できないという課題があった。
【0015】また、マイクロプロセッサ3がコードメモ
リ5などをアクセスしているときには、ゲートアレイ4
はコードメモリ5やデータメモリ6へのアクセスを並行
して実行できないため処理に時間を要するという課題が
あった。
【0016】さらに、命令の変更、追加においてはゲー
トアレイ4を新たに開発する必要があり、開発コストが
高くなり、開発期間も長く必要になるという課題があっ
た。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、プログラマブルコントローラの主
要機能をオンボードにて書替え可能な命令用FPGA側
に持たせることで、命令の変更や追加を行う際のゲート
アレイの開発コストの上昇および開発期間の長期化を回
避し、また、ネットワークインタフェースについてのマ
イクロプロセッサの処理と命令用FPGAの処理との並
列的な実行を実現し、ネットワークインタフェースを含
む例えば各種プラント制御などの処理の実行動作を高速
化できるプログラマブルコントローラを得ることを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプログラ
マブルコントローラは、オンボードにて書替え可能であ
って、プログラマブルコントローラとしての主要機能を
備え、シーケンス命令に対する処理を行うフィールドプ
ログラマブルゲートアレイと、該フィールドプログラマ
ブルゲートアレイが備えた前記プログラマブルコントロ
ーラとしての主要機能の動作と並列的に実行可能なネッ
トワークインタフェース機能を有し、前記シーケンス命
令以外のマイクロプロセッサ命令に対する処理を行うマ
イクロプロセッサとを備えるようにしたものである。
【0019】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、フィールドプログラマブルゲートアレイの機能を
拡張する、折線近似などの拡張命令を高速に実行可能な
機能拡張用フィールドプログラマブルゲートアレイを備
えるようにしたものである。
【0020】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、フィールドプログラマブルゲートアレイが各種プ
ラントなどの制御対象装置をプロセス入出力装置を介し
て制御するためのデータの入出力機能を拡張し、前記プ
ロセス入出力装置とのインタフェースを高速化する入出
力拡張用フィールドプログラマブルゲートアレイを備え
るようにしたものである。
【0021】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、オペレーションコードおよびデータを格納するコ
ードメモリおよびデータメモリを一体化した共有メモリ
と、該共有メモリに対しアクセスするためのアドレス
を、前記オペレーションコードと前記データに応じて選
択し切り替えるアドレス選択回路とを備えるようにした
ものである。
【0022】この発明に係るプログラマブルコントロー
ラは、マイクロプロセッサに定周期の割込みを発生させ
て割込プログラムを実行させ、前記割込プログラムにお
いてネットワークインタフェース機能以外の実行処理を
行う、フィールドプログラマブルゲートアレイに構成さ
れた割込手段と、該割込手段により前記割込プログラム
が実行されている期間を除く期間に前記ネットワークイ
ンタフェース機能の実行処理を行うネットワークインタ
フェース機能実行制御手段とを備えるようにしたもので
ある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.この実施の形態1のプログラマブルコン
トローラは、オンボードにより書替え可能な命令用FP
GA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)側に持
たせたプログラマブルコントローラの主要機能、および
マイクロプロセッサ側に持たせた、プロセス入出力装置
に直接関係しないネットワークインタフェース機能によ
り、前記命令用FPGAによるプログラマブルコントロ
ーラとしての処理と前記マイクロプロセッサによるネッ
トワークインタフェースについての処理の並列的な実行
を実現し、ネットワークインタフェースを含む各種プラ
ントの制御などの処理についての実行動作を高速化する
ものである。
【0024】図1は、この実施の形態1のプログラマブ
ルコントローラの構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1および2はデータバス、3はマイクロプロセ
ッサ(ネットワークインタフェース機能実行制御手
段)、5はコードメモリ、6はデータメモリ、8はプロ
セス入出力装置、9はプロセス入出力装置8に直接関係
しないネットワークインタフェース機能を実現するため
のプログラムなどを格納したマイクロプロセッサ用メモ
リ(ネットワークインタフェース機能,ネットワークイ
ンタフェース機能実行制御手段)、11は命令用FPG
A、10は命令用FPGA11への書込信号、12はネ
ットワークインタフェース装置(ネットワークインタフ
ェース機能)である。
【0025】図2は、命令用FPGA11を含むこの実
施の形態1のプログラマブルコントローラの部分構成を
示すブロック図であり、図2において図1と同一または
相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。図2において、111はステータスレジスタ、11
2はアドレス生成回路、114はプログラムカウンタ、
115はインストラクションレジスタ、116はデータ
レジスタ、117は演算回路、118はデコーダであ
る。なお、これらアドレス生成回路112、プログラム
カウンタ114、インストラクションレジスタ115、
データレジスタ116、演算回路117、デコーダ11
8はプログラマブルコントローラとしての主要機能を構
成する。
【0026】次に動作について説明する。マイクロプロ
セッサ3、命令用FPGA11、ネットワークインタフ
ェース装置12、マイクロプロセッサ用メモリ9はデー
タバス1により接続されており、データを送受信する。
プログラマブルコントローラのプログラムはコードメモ
リ5に蓄えられ、またデータはデータメモリ6に保持さ
れる。
【0027】ここでプログラムの実行の概要を以下に示
す。 (1)先ず、プログラマブルコントローラのリセット後
のイニシャル処理において、マイクロプロセッサ3はF
PGA書込信号10によりオンボード書込みが可能な命
令用FPGA11へFPGAによる論理回路を書き込
む。なお、プログラマブルコントローラのプログラムは
周期的に実行される。
【0028】(2)FPGA命令の場合は、命令用FP
GA11がコードメモリ5のプログラムを読み、データ
メモリ6のデータに従って命令用FPGA11の演算回
路117が動作し、その演算結果を再びデータメモリ6
に書き込む。
【0029】(3)FPGA命令以外のマイクロプロセ
ッサ命令が命令用FPGA11で検出されると、命令用
FPGA11は処理をマイクロプロセッサ3にまかせる
ため、マイクロプロセッサ3の命令用処理ルーチンの番
地をステータスレジスタ111にセットする。マイクロ
プロセッサ3は常にステータスレジスタ111を監視し
ており、マイクロプロセッサ命令の場合は、マイクロプ
ロセッサ3がデータメモリ6のデータに従って命令用処
理を実行し、その実行結果を再びデータメモリ6に書き
込む。
【0030】(4)全てのマイクロプロセッサ命令の実
行が終ると、余った処理時間で、プロセス入出力装置8
に直接関係しないネットワークインタフェース機能を実
現する。マイクロプロセッサ用メモリ9に格納されたプ
ログラムにより、マイクロプロセッサ3はネットワーク
インタフェース装置12に対する処理を実行し、前記
(1)の動作へ飛ぶ。
【0031】すなわち、オンボードにより書替え可能な
命令用FPGA11側に持たせたプログラマブルコント
ローラの主要機能、およびマイクロプロセッサ3側に持
たせた、プロセス入出力装置8に直接関係しないネット
ワークインタフェース装置12によるネットワークイン
タフェース機能(前記全てのマイクロプロセッサ命令の
実行が終了したときに余った処理時間でマイクロプロセ
ッサ3がネットワークインタフェース装置12に対し行
う処理機能)により、前記命令用FPGA11またはマ
イクロプロセッサ3によるプログラマブルコントローラ
としての機能と、前記マイクロプロセッサ3によるネッ
トワークインタフェースの並列的な実行が実現する。ま
た、ネットワークを介してデータの授受を行い、各種プ
ラントの制御を行うプログラマブルコントローラとして
の実行動作が高速化する。
【0032】次に、命令用FPGA11の内部構成とF
PGA命令の処理方法について説明する。プログラムカ
ウンタ114はプログラムの実行番地を保持し、番地を
歩進する機能、番地をマイクロプロセッサ3から設定す
る機能、およびマイクロプロセッサ3から読み出す機能
を持つ。インストラクションレジスタ115はプログラ
ムの内容を保持する。なお、プログラムはオペレーショ
ンコードと、必要によりビット番地やワード番地などの
オペランドを持つ。
【0033】デコーダ118は、インストラクションレ
ジスタ115のオペレーションコードを解釈し、命令用
FPGA11の全体の動作を制御する。データレジスタ
116は、オペランドの示すデータを読み出したときの
保持、およびオペランドの示す番地への書込データの保
持などを行う。データの読み書きはワード単位であるの
で、ビットデータの抽出、および挿入のための回路を持
つ。
【0034】演算回路117は、デコーダ118の指令
によりオペレーションコードの指定に従い、ビット演算
またはワード演算を行う。ここでは演算の結果を常に保
持する。このため、マイクロプロセッサ3が演算結果を
読めるようにデータバス1に接続されている。演算のた
めのオペランドの内容はデータレジスタ116から得
る。演算結果は逆にデータレジスタ116へ与える。
【0035】アドレス生成回路112は、インストラク
ションレジスタ115のオペランド、マイクロプロセッ
サ3によりアクセスされるデータメモリ6、プロセス入
出力装置8の番地を生成する機能を有しており、オペラ
ンドの値によりデータメモリ6とプロセス入出力装置8
の区別を行う。
【0036】ステータスレジスタ111は、インストラ
クションレジスタ115が示すプログラムのオペコード
とオペランドおよびデコーダ118によるデコード結果
(FPGA命令かマイクロプロセッサ命令かなどの情
報)をマイクロプロセッサ3が読み込めるデータ形態で
保持している。
【0037】すなわち、この命令用FPGA11では、
これらステータスレジスタ111、アドレス生成回路1
12、プログラムカウンタ114、インストラクション
レジスタ115、データレジスタ116、演算回路11
7、デコーダ118などのゲートアレイ構成によるハー
ドウェアによりプログラマブルコントローラの主要機能
を実現しており、これによりプロセス入出力装置8を介
した対象装置に対するデータ、制御信号の入出力を行
い、またコードメモリ5やデータメモリ6に対するアク
セスを行う。なお、このとき上述したように、マイクロ
プロセッサ3側に持たせた、プロセス入出力装置8に直
接関係しないネットワークインタフェース装置12によ
るネットワークインタフェース機能が、前記命令用FP
GA11によるプログラマブルコントローラとしての機
能と並列的に実行動作可能である。
【0038】従って、この実施の形態1によれば、命令
用FPGA11側のプログラマブルコントローラの主要
機能、およびマイクロプロセッサ3側のプロセス入出力
装置に直接関係しないネットワークインタフェース機能
の並列的な実行を実現することが可能になり、ネットワ
ークインタフェースを含む各種プラントの制御などの処
理についての実行動作を高速化でき、またプログラムの
種類に応じた各種FPGA命令を形成することによっ
て、命令実行方式を柔軟に選択可能なプログラマブルコ
ントローラが得られる効果がある。
【0039】実施の形態2.前記実施の形態1では、命
令用FPGA11の演算回路117によりビット演算や
ワード演算を行う場合について述べたが、図3に示すよ
うに、機能FPGAを追加することにより折線近似など
の拡張命令を高速に実行できる。
【0040】図3は、前記機能FPGAが追加されたプ
ログラマブルコントローラの部分構成を示すブロック図
である。図3において図2と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し説明する。図3において、14
は前記機能FPGA(機能拡張用フィールドプログラマ
ブルゲートアレイ)、141は機能FPGA14の機能
演算回路、142は機能FPGA14のデータメモリで
ある。
【0041】次に動作について説明する。機能FPGA
14の機能演算回路141には、例えば折線近似などの
拡張命令に対応して、折線近似計算を高速で実行するた
めのゲートアレイによる演算回路が構成されている。デ
コード結果をもとにデコーダ118から与えられる機能
FPGA14をアクティブにする指令13aによりデー
タメモリ142から読み出されたデータは、前記機能演
算回路141で高速に計算され、前記折線近似計算結果
がデータメモリ142へ格納され、またはデータバス1
へ出力される。
【0042】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、前記実施の形態1の効果に加え、機能FPGA14
を追加することにより例えば折線近似などの拡張命令を
高速に実行できるプログラマブルコントローラが得られ
る効果がある。
【0043】実施の形態3.前記実施の形態1では、ネ
ットワークインタフェースを含む各種プラントの制御な
どの処理についての実行動作の高速化について述べた
が、図4に示すように、入出力FPGAを追加すること
により、プログラムの実行前にプロセス入出力装置8へ
のアクセスを行い、当該アクセス結果を入出力メモリに
保持することにより、プロセス入出力装置8とのインタ
フェースに要する時間を短縮することが出来る。
【0044】図4は、この実施の形態3の入出力FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。図4において図2と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
4において、15は入出力FPGA(入出力拡張用フィ
ールドプログラマブルゲートアレイ)、151は入出力
制御回路、152は入出力メモリである。
【0045】次に動作について説明する。プログラムの
実行前に、例えばイニシャライズ処理などにおいてデコ
ーダ118から入出力FPGA15へ与えられる指令1
3bにより入出力制御回路151は、プログラムの実行
前にプロセス入出力装置8に対しアクセスを行い、その
アクセスした結果を入出力メモリ152に保持する。
【0046】従って、この実施の形態3によれば、前記
実施の形態1の効果に加え、プロセス入出力装置8との
インタフェースに要する時間を削減できるプログラマブ
ルコントローラが得られる効果がある。
【0047】実施の形態4.前記実施の形態1では、コ
ードメモリ5とデータメモリ6の2つのメモリを必要と
したが、この実施の形態4では、命令用FPGA11の
中にプログラムカウンタ114とアドレス生成回路11
2が示すアドレスのいずれかを選択するアドレス選択回
路を追加することにより、コードメモリ5とデータメモ
リ6を1つのメモリで共有化する。
【0048】図5は、この実施の形態4による命令用F
PGA11の中にアドレス選択回路が追加されたプログ
ラマブルコントローラの部分構成を示すブロック図であ
る。図5において図2と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図5において、1
13はアドレス選択回路、16は図1および図2に示す
コードメモリ5とデータメモリ6に代えて共通して用い
られる1つのメモリ(共有メモリ)である。
【0049】次に動作について説明する。アドレス選択
回路113は、プログラムカウンタ114とアドレス生
成回路112が示すアドレスのいずれかを選択する。そ
して、選択したアドレスをもとにメモリ16をアクセス
し、プログラマブルコントローラのプログラムの書き込
みの場合には、アドレス選択回路113がプログラムカ
ウンタ114の示すアドレスにより選択したメモリ16
の該当する領域に前記プログラムのオペレーションコー
ドを記憶し、またデータはアドレス選択回路113がア
ドレス生成回路112の示すアドレスにより選択したメ
モリ16の領域に蓄える。
【0050】また、プログラムの読み出しは、アドレス
選択回路113が選択したプログラムカウンタ114の
示すアドレスにより、メモリ16の該当する領域に蓄え
られているプログラムのオペレーションコードがインス
トラクションレジスタ115に読み出され、またデータ
については、アドレス選択回路113が選択したアドレ
ス生成回路112の示すアドレスにより、メモリ16の
該当する領域に蓄えられているデータが読み出される。
【0051】以上のように、この実施の形態4では、コ
ードメモリ5とデータメモリ6を1つのメモリ16で共
有化できるプログラマブルコントローラが得られる効果
がある。
【0052】実施の形態5.前記実施の形態1では、マ
イクロプロセッサ3のネットワークインタフェース装置
12に対する処理はプログラム実行の最後に行われてい
たが、命令用FPGA11にスケジューラを追加しマイ
クロプロセッサ3に定周期の割込みを発生させてプログ
ラムを実行させ、マイクロプロセッサ3のネットワーク
インタフェース装置12に対する処理は、前記割り込み
処理として行われる前記プログラムの実行期間以外の期
間に、常時、行うようにしてもよい。
【0053】図6は、この実施の形態5による命令用F
PGA11の中に割込回路とスケジューラが追加された
プログラマブルコントローラの部分構成を示すブロック
図である。図6において図2と同一または相当の部分に
ついては同一の符号を付し説明を省略する。図6におい
て、119はスケジューラ(割込手段)、120は割込
回路(割込手段)である。
【0054】次に動作について説明する。スケジューラ
119は、マイクロプロセッサ3に対し定周期の割込み
を発生させ、この割込処理によりマイクロプロセッサ3
にプログラムを実行させる。マイクロプロセッサ3のネ
ットワークインタフェース装置12とのインタフェース
は、マイクロプロセッサ3が前記割り込み処理から通常
の動作に戻っている状態のときに行う。
【0055】従って、この実施の形態5によれば、マイ
クロプロセッサ3のネットワークインタフェース装置1
2とのインタフェースが、マイクロプロセッサ3の前記
プログラム実行動作の間に行われるため、マイクロプロ
セッサ3の前記プログラム実行動作と前記ネットワーク
インタフェース装置12に対する処理とが並列的に実行
されることになり、ネットワークインタフェースを含む
各種プラントの制御などの処理についての実行動作を高
速化できるプログラマブルコントローラが得られる効果
がある。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、オン
ボードにて書替え可能であって、プログラマブルコント
ローラとしての主要機能を備え、シーケンス命令に対す
る処理を行うフィールドプログラマブルゲートアレイを
用いることにより、命令の変更や追加を行う際のゲート
アレイの開発コストの上昇および開発期間の長期化を回
避することが出来、また前記フィールドプログラマブル
ゲートアレイが備えた前記プログラマブルコントローラ
としての主要機能の動作と並列的に実行可能なネットワ
ークインタフェース機能を有し、前記シーケンス命令以
外のマイクロプロセッサ命令に対する処理を行うマイク
ロプロセッサを備えるように構成したので、ネットワー
クインタフェースについてのマイクロプロセッサの処理
と前記フィールドプログラマブルゲートアレイによる処
理との並列的な実行が実現でき、ネットワークインタフ
ェースを含む例えば各種プラント制御などの処理の実行
動作を高速化できる効果がある。
【0057】この発明によれば、フィールドプログラマ
ブルゲートアレイの機能を拡張する、折線近似などの拡
張命令を高速に実行可能な機能拡張用フィールドプログ
ラマブルゲートアレイを備えるように構成したので、ネ
ットワークインタフェースを含む前記折線近似などの拡
張命令の高速処理が可能になる効果がある。
【0058】この発明によれば、フィールドプログラマ
ブルゲートアレイが各種プラントなどの制御対象装置を
プロセス入出力装置を介して制御するためのデータの入
出力機能を拡張し、前記プロセス入出力装置とのインタ
フェースを高速化する入出力拡張用フィールドプログラ
マブルゲートアレイを備えるように構成したので、ネッ
トワークインタフェースを含む前記データの入出力を高
速化できる効果がある。
【0059】この発明によれば、オペレーションコード
およびデータを格納するコードメモリおよびデータメモ
リを一体化した共有メモリと、該共有メモリに対しアク
セスするためのアドレスを、前記オペレーションコード
と前記データに応じて選択し切り替えるアドレス選択回
路とを備えるように構成したので、コードメモリおよび
データメモリを一体化し、ネットワークインタフェース
を含む例えば各種プラント制御などの処理の実行動作を
高速化できる効果がある。
【0060】この発明によれば、マイクロプロセッサに
定周期の割込みを発生させて割込プログラムを実行さ
せ、前記割込プログラムにおいてネットワークインタフ
ェース機能以外の実行処理を行う、フィールドプログラ
マブルゲートアレイに構成された割込手段と、該割込手
段により前記割込プログラムが実行されている期間を除
く期間に前記ネットワークインタフェース機能の実行処
理を行うネットワークインタフェース機能実行制御手段
とを備えるように構成したので、前記ネットワークイン
タフェース機能の実行処理と前記マイクロプロセッサお
よび前記フィールドプログラマブルゲートアレイによる
プログラマブルコントローラとしての実行処理を並列的
に行うことが出来、ネットワークインタフェースを含む
例えば各種プラント制御などの処理の実行動作を高速化
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプログラマブ
ルコントローラの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による命令用FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による命令用FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による命令用FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による命令用FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による命令用FPG
Aを含むプログラマブルコントローラの部分構成を示す
ブロック図である。
【図7】 従来のプログラマブルコントローラの構成を
示すブロック図である。
【図8】 ゲートアレイの内部構成を含む従来のプログ
ラマブルコントローラの部分構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 マイクロプロセッサ(ネットワークインタフェース
機能実行制御手段)、8 プロセス入出力装置、9 マ
イクロプロセッサ用メモリ(ネットワークインタフェー
ス機能,ネットワークインタフェース機能実行制御手
段)、11 命令用FPGA(フィールドプログラマブ
ルゲートアレイ)、12 ネットワークインタフェース
装置(ネットワークインタフェース機能)、14 機能
FPGA(機能拡張用フィールドプログラマブルゲート
アレイ)、15 入出力FPGA(入出力拡張用フィー
ルドプログラマブルゲートアレイ)、16 メモリ(共
有メモリ)、113 アドレス選択回路、119 スケ
ジューラ(割込手段)、120 割込回路(割込手
段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種プラントなどの制御対象装置を制御
    するプログラマブルコントローラにおいて、 オンボードにて書替え可能であって、プログラマブルコ
    ントローラとしての主要機能を備え、シーケンス命令に
    対する処理を行うフィールドプログラマブルゲートアレ
    イと、 該フィールドプログラマブルゲートアレイが備えた前記
    プログラマブルコントローラとしての主要機能の動作と
    並列的に実行可能なネットワークインタフェース機能を
    有し、前記シーケンス命令以外のマイクロプロセッサ命
    令に対する処理を行うマイクロプロセッサとを備えたプ
    ログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 フィールドプログラマブルゲートアレイ
    の機能を拡張する、折線近似などの拡張命令を高速に実
    行可能な機能拡張用フィールドプログラマブルゲートア
    レイを備えていることを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 フィールドプログラマブルゲートアレイ
    が各種プラントなどの制御対象装置をプロセス入出力装
    置を介して制御するためのデータの入出力機能を拡張
    し、前記プロセス入出力装置とのインタフェースを高速
    化する入出力拡張用フィールドプログラマブルゲートア
    レイを備えていることを特徴とする請求項1記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 オペレーションコードおよびデータを格
    納するコードメモリおよびデータメモリを一体化した共
    有メモリと、 該共有メモリに対しアクセスするためのアドレスを、前
    記オペレーションコードと前記データに応じて選択し切
    り替えるアドレス選択回路とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 マイクロプロセッサに定周期の割込みを
    発生させて割込プログラムを実行させ、前記割込プログ
    ラムにおいてネットワークインタフェース機能以外の実
    行処理を行う、フィールドプログラマブルゲートアレイ
    に構成された割込手段と、 該割込手段により前記割込プログラムが実行されている
    期間を除く期間に前記ネットワークインタフェース機能
    の実行処理を行うネットワークインタフェース機能実行
    制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102324119A (zh) * 2010-11-23 2012-01-18 深圳万侨鸿科技有限公司 一种嵌入式停车场管理系统
US8706262B2 (en) 2011-03-15 2014-04-22 Omron Corporation CPU unit of PLC, system program for PLC, and recording medium storing system program for PLC

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