JPH0527967A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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Publication number
JPH0527967A
JPH0527967A JP3184666A JP18466691A JPH0527967A JP H0527967 A JPH0527967 A JP H0527967A JP 3184666 A JP3184666 A JP 3184666A JP 18466691 A JP18466691 A JP 18466691A JP H0527967 A JPH0527967 A JP H0527967A
Authority
JP
Japan
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condition
flags
privileged
flag
normal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3184666A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Uchibori
郁夫 内堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0527967A publication Critical patent/JPH0527967A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機システムにおいて、システム動作モー
ドの設定手順の信頼性を確保しながら、動作モード判定
のためのアクセス性を向上させる。 【構成】 通常条件生成命令語によって生成された通常
条件フラグを複数同時に通常条件保持手段に保持させ、
また、システムの動作モード設定のために、特権化され
た条件生成命令語によって生成された条件フラグを複数
同時に特権化条件保持手段に保持させる。一方、条件判
定においては、セレクタが条件判定命令語に従って、通
常条件保持手段に保持されている通常条件フラグと特権
化条件保持手段に保持されている特権化条件フラグとの
いずれをも直接選択して出力できるようにする。こうし
て、動作モード設定の信頼性を確保し、かつ頻繁に条件
判定する必要がある動作モードの判定のためのアクセス
性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラムの選択処
理を条件生成命令と条件判定命令の組み合わせによって
行なう計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に計算機システムでは、その条件判
定方式として従来、プロセッサに1個のフラグレジスタ
を用意し、条件分岐命令でその内容を判別する方式が主
流であった。そしてこのような計算機システムでは、各
種演算命令実行時に、その終了状態が自動的にフラグレ
ジスタに格納されるようになっていた。
【0003】これに対して近年では、複数のフラグレジ
スタを備えるもの、あるいは1つのフラグレジスタをビ
ット単位で使用するものなど、一時に複数の条件フラグ
を保持する手段を備える方式も考えられるようになって
いる。そして、このような方式では、一般に、フラグの
書き換えを条件生成命令語によって行なうのであるが、
その際には、フラグの格納先を命令語によって指定する
ようにし、また、条件分岐命令などの条件判定命令で
は、参照すべきフラグを指定するようにしている。
【0004】このような計算機システムは、ハードウェ
アあるいはオペレーティングシステムの動作を想定する
動作モード(例えば、モニタリングモード)が定義され
ているが、通常、これらの状態を示すフラグは、専用の
制御レジスタに保持されている。そして、このような動
作モードは本来、ハードウェア動作を制御するためのも
のであっても、RISCプロセッサなどではソフトウェ
ア化されることが多い。そこで、こうした場合には、制
御動作モードフラグの格納場所は、制御レジスタである
必要はなく、メモリ上のシステム制御情報エリアにおい
てプログラムを判別するようにしてもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の計算
機システムでは、上記のような動作モードでも、特に頻
繁に参照する必要のあるモードについては、モード別判
別のオーバーヘッドが問題となる。また、信頼性の面で
も、システムの動作を制御するフラグをメモリ上に置く
のは好ましくないのであるが、RISCプロセッサなど
では、専用の制御レジスタを用意することも困難であっ
た。
【0006】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、システムの動作モードを示すフラグ
を保持する手段に関して、より簡単に判別が可能であ
り、信頼性も確保できる動作モードフラグを実現するこ
とができる計算機システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、プログラム
の選択処理を条件生成命令と条件判定命令の組み合わせ
によって行なう計算機システムにおいて、通常の条件生
成命令語によって生成された条件フラグを同時に複数保
持する通常条件保持手段と、特権化された条件生成命令
語によって生成された特権化条件フラグを同時に複数保
持する特権化条件保持手段と、条件判定命令語に従っ
て、前記通常条件保持手段に保持されている通常条件フ
ラグと前記特権化条件保持手段に保持されている特権化
条件フラグのうちから該当する条件フラグを選択して出
力するセレクタとを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明の計算機システムでは、通常条件生成
命令語によって生成された通常条件フラグを複数同時に
通常条件保持手段に保持させ、また、特権化条件生成命
令語によって生成された特権化された条件フラグを複数
同時に特権化条件保持手段に保持させる。
【0009】そして、条件判定においては、セレクタが
条件判定命令語に従って、通常条件保持手段に保持され
ている通常条件フラグと特権化条件保持手段に保持され
ている特権化条件フラグとのいずれをも直接選択して出
力する。
【0010】こうして、複数の条件フラグを保持する手
段を備えた計算機システムにおいて、その一部を固定的
に使用してシステム動作モードを判定できるように、シ
ステム動作モード用の条件保持手段を特権化することに
よって専用の特権化された命令によってのみ書き換え可
能とし、通常の条件生成命令語によっては書き換えでき
ないようにし、さらに、コンテキストスイッチの際には
操作対象外とすることにより一貫してシステムの動作状
態を保持できるようにし、信頼性を確保する。そして、
条件判定に際しては、通常の条件判定手段と同様に直接
にアクセス可能とすることにより、アクセス性を確保す
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0012】図1はこの発明の一実施例の機能ブロック
図である。一般に、プログラムにおける条件処理(選択
処理)は、条件の生成(テスト)と条件の判定(条件分
岐・条件実行)を組み合わせて実現するが、図1の実施
例では、入力される条件生成命令語1によって生成され
る通常条件が、通常条件フラグ2−1〜2−nに保持さ
れるようになっており、n個の通常条件が同時に保持さ
れるようになっている。そして、通常条件生成命令語1
において斜線を施した部分3は、生成した条件を通常条
件フラグ2−1〜2−nのいずれに設定するかを指定す
るもので、エンコーダ4によって通常条件フラグ2−1
〜2−nのいずれか1個に通常条件を設定するようにな
っている。
【0013】また、システムの動作モードを設定するた
めに、システム動作モード設定専用の特権化条件生成命
令語5によって生成される特権化条件が、動作モード判
定用フラグ6−1〜6−mに保持されるようになってお
り、m種のシステム動作モードが同時に保持されるよう
になっている。そして、この特権化条件生成命令語5に
おいて斜線を施した部分7は、生成した動作モード判定
用フラグ6−1〜6−mのいずれを設定するかを指定す
るもので、エンコーダ8によって動作モード判定用フラ
グ6−1〜6−mのいずれか1個に動作モードを設定す
るようになっている。したがって、通常条件生成命令語
1によっては、この動作モード判定用フラグ6−1〜6
−mにアクセスすることができず、システムプログラム
によってのみ操作可能であり、一般のプログラムからは
書き込みが保護されている。
【0014】条件判定を行なうための条件判定命令語9
は、通常条件フラグ2−1〜2−nと特権化条件フラグ
としての動作モード判定用フラグ6−1〜6−mとのい
ずれをも指定することができるもので、この条件判定命
令語9において斜線を施した部分10が判定すべき条件
となるフラグを指定するものであり、セレクタ11に対
して通常条件フラグ2−1〜2−nと特権化された専用
の動作モード判定用フラグ6−1〜6−mのうちのいず
れか1つを選択し、その選択信号12を出力するように
なっている。
【0015】次に、上記の構成の計算機システムの動作
について説明する。
【0016】通常条件の設定においては、一般プログラ
ムに従って条件生成命令語1により生成した通常条件を
通常条件フラグ2−1〜2−nに保持させる。
【0017】また、システム動作モードの設定において
は、システムプログラムによって特権化条件生成命令語
5により生成した特権化条件としての動作モードを動作
モード判定用フラグ6−1〜6−mに保持させる。
【0018】そして、条件判定に際しては、条件判定命
令語9により条件フラグを指定することにより、セレク
タ11が該当する条件を通常条件フラグ2−1〜2−n
と特権化された専用の動作モード判定用フラグ6−1〜
6−mのうちから選択して出力し、その選択された信号
12により条件判定命令語9を実行するか否かを制御す
る。
【0019】こうして、システム動作モードの設定は、
特権化した専用の命令語によってのみ可能とし、条件判
定では、通常条件と特権化条件とを区別なく指定して判
定できるようにし、計算機システムのシステム動作モー
ドの信頼性を確保すると共に、頻繁に行なう必要のある
動作モードの判定のためのアクセス性も確保するのであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
条件フラグを保持する手段を備えた計算機システムにお
いて、その一部を固定的に使用してシステム動作モード
を判定できるように、システム動作モード用の条件保持
手段を特権化することによって専用の特権化された命令
によってのみ書き換え可能とし、通常の条件生成命令語
によっては書き換えできないようにし、さらに、コンテ
キストスイッチの際には操作対象外とすることにより一
貫してシステムの動作状態を保持できるようにすること
によって信頼性を確保することができ、条件判定に際し
ては、通常の条件判定手段と同様に直接して可能とする
ことにより、頻繁に行なう必要のある動作モードの判定
ためのアクセス性を確保することができる。
【0021】したがって、特に、1つのハードウェアで
各種のエミュレーション機能を実現する場合や、ハード
ウェアオプションの豊富なシステム、さらには仮想計算
機システムを構築する場合に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 通常条件生成命令語 2−1〜2−n 通常条件フラグ 4 エンコーダ 5 特権化条件生成命令語 6−1〜6−m 動作モード判定用フラグ 8 エンコーダ 9 条件判定命令語 11 セレクタ 12 選択信号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プログラムの選択処理を条件生成命令と
    条件判定命令の組み合わせによって行なう計算機システ
    ムにおいて、 通常の条件生成命令語によって生成された条件フラグを
    同時に複数保持する通常条件保持手段と、 特権化された条件生成命令語によって生成された特権化
    条件フラグを同時に複数保持する特権化条件保持手段
    と、 条件判定命令に従って、前記通常条件保持手段に保持さ
    れている通常条件フラグと前記特権化条件保持手段に保
    持されている特権化条件フラグのうちから該当する条件
    フラグを選択して出力するセレクタとを備えて成る計算
    機システム。
JP3184666A 1991-07-24 1991-07-24 計算機システム Pending JPH0527967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184666A JPH0527967A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 計算機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184666A JPH0527967A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 計算機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0527967A true JPH0527967A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16157235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3184666A Pending JPH0527967A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 計算機システム

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JP (1) JPH0527967A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171428A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プロセッサが規格合致するように見えるアーキテクチャ・レベルを選択するための方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171428A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プロセッサが規格合致するように見えるアーキテクチャ・レベルを選択するための方法および装置

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