JPS62149459A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文字処理装置に関し、特に和文及び欧文を出力
可能な文字処理装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の装置では欧文印刷をするときも和文印刷
と同じ文字ピッチで印刷をしていた。しかし欧文文字は
縦方向に細長いため、和文と同じ文字ピッチで欧文印刷
をすると文字間隔が間延びする欠点があった。この点、
従来装置には高さが等しく幅が１／２のいわゆる半角文
字の機能がある。しかし半角文字では文字パターンを形
成するドツト数が少ないため、文字が美しくないばかり
でなく、縦方向に細長すぎるという欠点があった。また
従来装置には、欧文専用のキャラクタジェネレータを持
ち、和文とは異なる文字ピッチで欧文印刷を行うものが
ある。しかし、そのために余分なキャラクタジェネレー
タを必要とし、装置が高価になる欠点があった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みて成されたもの
であって、その目的とする所は、何ら特別なキャラクタ
ジェネレータを設けることなく、和文も欧文も適正ピッ
チで出力できる文字処理装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ この問題点を解決する一手段として例えば第１図に示す
実施例の文字処理装置は、キー人力した文字コードを文
字パターンに変換して表示又は印刷をする電子タイプラ
イタであって、２４Ｘ２４ドツトサイズの文字パターン
エリアに文字パターンを記憶しているキャラクタジェネ
レータ（ＣＧ）４と、文字コードに応じ、対応する文字
パターンエリアのパターン格納エリア（左詰、中央、右
詰等）を判別する格納エリア判別手段（ＣＰＵ）２と、
文字コードから文字パターンへの変換モードを選択する
モード選択手段ＣＰＵ２と、前記モード選択手段が選択
しているパターン変換モードで動作するパターン変換手
段（ＣＰＵ）２にして、文字パターンエリアの一部を読
み出すモード（例えば欧文モード）が選択されていると
きは前記文字コードと前記格納エリア判別手段（ＣＰＵ
）２が判別した格納エリアの情報とに基づいて対応する
文字パターンエリアの一部を読み出すものとを備える。

［作用］ かかる第１図の構成において、先ず文書等を形成する文
字コードは対応する文字パターンの先頭アドレスに変換
される。また、同時に格納エリア判別手段２は例えば前
記文字コードに基づいて文字パターンエリアのパターン
格納エリアを判別する。前記文字コードが文字パターン
°゛（”に対応するときは右詰、文字パターン”Ａ”、
“Ｂ”等に対応するときは中央、文字パターン“）”に
対応するときは左詰の如くである。こうして、もし文字
パターンエリアの一部を読み出すモード（例えば欧文モ
ード）が選択されているときは、パターン変換手段２は
、前記右詰、中央、左詰等の情報により前記文字パター
ンの先頭アドレスを更に所定分オフセットし、そこから
文字パターンエリアの一部（右側、中央、左側等）を読
み出す。

この場合において、好ましくは、モード選択手段２はモ
ード選択のキー人力に従ってパターン変換モードを選択
する。

また好ましくは、モード選択手段２は文書データの一部
としてキー人力した所定の制御コードを識別してパター
ン変換モードを選択する。

また好ましくは、モード選択手段２はアルファベットコ
ードを識別してパターン変換モードを選択する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

第１図は実施例の電子タイプライタのブロック構成図で
ある。尚、他の実施例としてワードプロセッサ、プリン
タ装置、ディスプレイ装置等が考えられる。第１図にお
いて、１は和文、欧文の入力及びパターン変換モード等
を指示するキーボード、２は本電子タイプライタの諸機
能を実現するセントラルブロセツシングユニット（ＣＰ
Ｕ）、３は実施例の第２図、第３図（ａ）及び（ｂ）の
処理手順を記憶しているリードオンリメモリ（ＲＯＭ）
、４は各２４Ｘ２４ドツトサイズの文字パターンエリア
に１文字パターンを記憶しているキャラクタジェネレー
タ（ＣＧ）、５は本電子タイプライタの諸機能実行に必
要な情報を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ（
ＲＡＭ）、６は和文、欧文の文書情報を表示するＬＥＤ
表示装置、７は和文、欧文の文書情報を印刷するプリン
タ、８はＣＰＵ２の共通バスである。

ＲＡＭ５には各種情報が記憶される。１１はモード選択
に従って、例えば文字パターンエリアの一部を読み出す
モード（欧文モード）又は文字パターンエリアの全部を
読み出すモード（和文モード）を記憶するモードフラグ
、１２は文書データの行数をカウントする行カウンタ、
１３は文書データの桁数をカウントする桁カウンタ、１
４は文字パターンを展開すべきアドレスを保持するイメ
ージポインタ、１５はＣＧＩ　４のパターン読出アドレ
スを保持するＣＧポインタ、２１は文書データを記憶す
る文書メモリ、２２はパターン展開した文書パターンを
１行分記憶するイメージバッファ、１６はその他の目的
で使用する記憶エリアである。

第２図は実施例のキー人力処理手順を示すフローチャー
トである。キーボード１からのキー人力があるとステッ
プＳ１に人力する。ステップＳ１ではモード選択キーか
否かの判別をする。モード選択キーであればステップＳ
２に進み、モードフラグ１１を反転する。即ち、それま
でが和文モードであれば欧文モードに反転し、欧文モー
ドであれば和文モードに反転する。そして新たに選択さ
れたモードはキーボード上に点灯表示される。ステップ
Ｓ３では新たに選択されたモード制御コードを文書メモ
リに格納する。この工程の目的は、文書作成と共にモー
ド制御コードを文書メモリに記憶しておき、後の印刷の
際には自動的に和文モードと欧文モードを切替えられる
ようにするためのものであり、和文に欧文が混合する場
合に効果がある。尚、必要ないときはステップＳ３の工
程をスキップする。

ステップＳ１の判別でモード選択キーでないときはステ
ップＳ４に進み、印刷キーか否かの判別を行なう。印刷
キーのときはステップＳ５に進み、東３図（ａ）、（ｂ
）の印刷処理を行う。またステップＳ４の判別で印刷キ
ーでもないときは通常の文書作成、編集に係るキー人力
であって、ステップＳ６に進み、文書作成編集処理を行
なう。

第３図（ａ）、（ｂ）は実施例の印刷処理手項を示すフ
ローチャートである。第２図のステップＳ４において印
刷キー人力と判別すると第３図（ａ）のステップＳｉｔ
に人力する。ステップＳ１１では行カウンタ１２の内容
を１にする。文書データの第１行目をアクセスするため
である。ステップ５１２ではイメージバッファ２２をク
リアする。ステップＳ１３ではイメージポインタ１４を
イメージバッファ２２の先頭アドレスに初期化する。ス
テップＳ１４では桁カウンタ１３の内容を１にする。文
書データの第１行１桁目をアクセスするためである。ス
テップＳ１５では行カウンタ１２及び桁カウンタ１３の
内容に従って文書メモリ２１より文字コードを読み出す
。ステップＳ１５ではモード制御コードか否かの判別を
する。

モード制御コードなら、ステップｓ１７で欧文モード制
御コードか否かの判別をする。欧文モード制御コードな
らステップＳ１９でモードフラグに欧文モードをセット
し、また欧文モード制御コードでないならステップＳ１
８でモードフラグに和文モードをセットする。

上述したステップＳ１６からステップＳ１９までの工程
の目的ば、文書データと共に記憶しておいたモード制御
コードを読み出して、印刷の際に、自動的に和文モード
と欧文モードを切替えるためのものであり、前述した第
２図ステップｓ３の工程と一体して採用される。従って
、必要ないときは、ステップＳ１６への工程をステップ
ｓ２０にスキップしてよい。

ステップＳ１６の判別でモード制御コードでないときは
ステップＳ２０に進む。ステップＳ２０では、テーブル
検索等の方法により、当該文字コードからＣＧ４の対応
文字パターンエリアの先頭アドレスを求め、ＣＧポイン
タ１５に格納する。ステップＳ２１ではモードフラグ１
１をテストする。和文モードであるときはテップＳ２２
に進み、ＣＧポインタ１５が示す位置から２４×２４ド
ツト分に相当する文字パターンを読み出し、該読出パタ
ーンをイメージポインタ１４のパターン展開開始アドレ
スに従ってイメージバッファ２２に展開する。ステップ
Ｓ２３ではイメージポインタ１４の内容に２８Ｘ２４ド
ツト分に相当するバイト数、即ち８４バイトを加算する
。ＣＧ　４　カ）らの読出文字パターンは２４Ｘ２４ド
ツト分であり、イメージポインタ１４の更新量は２８Ｘ
２４ドツト分でであるから、横方向の４ドツト分の差が
新たに加えられた文字間スペースとなる。

また、ステップＳ２１の判別が欧文モードであるときは
ステップＳ２４に進み、文字種別（例えば有用なパター
ンの格納エリアによる種別）をテストする。

一態様として、文字種別は文字コードから判別可能であ
る。例えば文字コードが文字パターン゛（”に対応する
ときは右詰、文字パターン”Ａ”、“Ｂ”等に対応する
ときは中央、文字パターン°“）Ｈに対応するときは左
詰、の如く予め定義しておくのである。

第５図（ａ）〜（Ｃ）はキャラクタジェネレータにおけ
る文字パターンの記憶態様を示す図に係り、ここでは、
文字により、２４Ｘ２４ドツト文字パターンエリアに格
納されている文字パターンの位置が異る。従って、全て
の文字コードと文字パターン格納位置との関係を予めテ
ーブルにしておけば、文字種別は文字コートから容易に
判別できる。あるいは、右詰、左詰のような文字は実際
上は少ないから、それらに対応する数種類の文字コード
を用意しておぎ、これらと比較することで右詰、左詰の
文字を容易に検出できる。従って、それ以外の文字は中
央である。

また、もう一つの態様として、例えば通常の文字コード
に２ビツトを加え、この２ビツトが文字種別の情報（パ
ターン格納エリアの情報）を独立して表わすようにも構
成できる。こうすれば、文字種別検索のためのテーブル
手段及び検索処理時間が省ける。

尚、第３図（ｂ）ステップＳ２１のモードフラグテスト
の工程は、これに代えて、文字コードがアルファベット
コードか否かを直接判断するようにしでもよい。こうす
れば、処理は直接的であり、常にアルファベット文字は
適当な狭いピッチで出力することが容易に行なえる。こ
の場合、文字パターン°°（“、“）”はアルファベッ
トとして扱う。

フローの説明に戻り、ステップＳ２４の文字種別テスト
で文字パターンが左詰されている文字と判別したときは
そのままステップＳ２７に進む。

また文字パターンが中央にある文字と判別したとき１よ
ステップＳ２５に進み、ＣＧポインタ１５の内容に４×
２４ドツト分に相当するバイト数゛°１２′″を加算す
る。また文字パターンが右詰めされている文字と判別し
たときはステップＳ２６に進み、ＣＧポインタ１５の内
容に８×２４ドツト分に相当するバイト数“２４”を加
算する。ステップＳ２７ではＣＧポインタ１５が示す文
字パターンのアドレスから１６Ｘ２４ドツト分に相当す
る文字パターン（４８バイト分）を読み出し、該文字パ
ターンをイメージポインタ１４が示すアドレスからイメ
ージバッファ２２に展開する。

第４図はキャラクタジェネレータにおける文字パターン
の記憶構造を示す図に係り、図の如く、文字パターンの
左上から下に向けて順々にバイトアドレス０，１，２．
・・・が対応付けされているため、左詰文字の場合は相
対アドレス０番地から４８バイト分を読み出すことによ
り左側１６Ｘ２４ドツト分の文字パターンを、また中央
文字の場合は相対アドレス１２番地から４８バイト分を
読み出すことにより中央１６Ｘ２４ドツト分の文字パタ
ーンを、また右詰文字の場合は相対アドレス２４番地か
ら４８バイト分を読み出すことにより右’！１１　］　
６　Ｘ　２４　ドツト分の文字パターンをイメージバッ
ファ２２に展開できる。

ステップ３２８ではイメージポインタ１４の内容を１８
Ｘ２４ドツト分に相当する５４バイト分更新する。従っ
て、この場合の文字間スペースは横方向２ドツト分が加
えられたことになる。

次に、ステップＳ２９では桁カウンタ１３に１を加算す
る。ステップＳ３０では１行分のパターン展開を終了し
たか否かを判別する。終了でなければステップＳ１５に
戻り、次の文字コードをパターン展開する。また終了な
らステップＳ３１で１行印刷を行う。ステップＳ３２で
は行カウンタ１２に１を加算する。ステップＳ３３では
１頁分の印刷を終了したか否かを判別する。終了でなけ
ればステップＳ１２に戻り、次の行の文字コードをパタ
ーン展開する。また終了なら処理を抜ける。

第６図（ａ）は和文モードの印字例を示す図、第６図（
ｂ）は欧文モードの印字例を示す図である。和文モード
の印字例ではアルファベットが間延びしてしまうが、こ
の点、欧文モードの印字例によれば、何ら文字パターン
が損なわれることもなく、間延びもしない。

尚、上述実施例では、モード切替手段の一態様が所定の
キースイッチであったが、これに代えて表示メニューに
よる適当なキーの指定にしてもよい。

また、上述実施例では、文字コードと文字種別との関係
を予めテーブルに規定するとしたが、これに代えて、例
えばＣＧ４が記憶している文字パターン幅を検出するこ
とにより実現してもよい。

また、上述実施例では、ＣＧ４は２４Ｘ２４ドツトのマ
トリクス構成であったが、これに代えて任意サイズ及び
構成を有するキャラクタジェネレータであってもよい。

また、上述実施例では、モードフラグ１１に記憶される
モードは欧文と和文の２　ｆｆｆｉ類であったが、これ
に代えて３種類以上としてもよい。

［発明の効果コ 以上述べた如く本発明によれば、キャラクタジェネレー
タの文字パターンエリアよりも狭いピッチで文字出力を
行うことができ、かつ文字種別により、文字パターンの
異なった範囲を使用することができる。従って、特別な
キャラクタジェネレータを設けることなしに、和文若し
くは欧文、又は和文中に含まれる欧文を美しく出力する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の電子タイプライタのブロック構成図、 第２図は実施例のキー人力処理手順を示すフローチャー
ト、 第３図（ａ）、（ｂ）は実施例の印刷処理手順を示すフ
ローチャート、 第４図はキャラクタジェネレータにおける文字パターン
の記憶構造を示す図、 第５図（ａ）〜（Ｃ）はキャラクタジェネレータにおけ
る文字パターンの記憶態様を示す図、第６図（ａ）は和
文モードの印字例を示す図、 第６図（ｂ）は欧文モードの印字例を示す図である。 図中、１・・・キーボード、２・・・セントラルブロセ
ツシングユニット（ＣＰＵ）、３・・・リードオンリメ
モリ（ＲＯＭ）　、４・・・キャラクタジェネレータ（
ＣＧ）、５・・・ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、
６・・・ＬＥＤ表示装置、７・・・プリンタ、８・・・
共通バスである。 第２ｒＡ 第３図 （ａ） 第４囚

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字コードを文字パターンに変換して出力する文
   字処理装置において、所定サイズの文字パターンエリア
   に文字パターンを記憶している文字パターン記憶手段と
   、文字コードに応じ、対応する文字パターンエリアのパ
   ターン格納エリアを判別する格納エリア判別手段と、前
   記文字コードと前記格納エリア判別手段が判別した格納
   エリアの情報とに基づいて対応する文字パターンエリア
   の一部を読み出すパターン変換手段を備えることを特徴
   とする文字処理装置。
2. （２）文字コードを文字パターンに変換して出力する文
   字処理装置において、所定サイズの文字パターンエリア
   に文字パターンを記憶している文字パターン記憶手段と
   、文字コードに応じ、対応する文字パターンエリアのパ
   ターン格納エリアを判別する格納エリア判別手段と、文
   字パターンへの変換モードを選択するモード選択手段と
   、前記モード選択手段が選択するパターン変換モードで
   動作するパターン変換手段にして、文字パターンエリア
   の一部を読み出す変換モードが選択されているときは、
   前記文字コードと前記格納エリア判別手段が判別した格
   納エリアの情報とに基づいて対応する文字パターンエリ
   アの一部を読み出すものとを備えることを特徴とする文
   字処理装置。
3. （３）モード選択手段は操作スイッチ手段からなること
   を特徴とする特許請求の範囲第２項記載の文字処理装置
   。
4. （４）モード選択手段は所定の制御コードを識別するデ
   コーダ手段からなることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の文字処理装置。
5. （５）モード選択手段はアルファベットコードを識別す
   るデコーダ手段からなることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項記載の文字処理装置。