JPH0430037B2 - - Google Patents

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JPH0430037B2
JPH0430037B2 JP57114674A JP11467482A JPH0430037B2 JP H0430037 B2 JPH0430037 B2 JP H0430037B2 JP 57114674 A JP57114674 A JP 57114674A JP 11467482 A JP11467482 A JP 11467482A JP H0430037 B2 JPH0430037 B2 JP H0430037B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は文字処理装置に関し、更に詳しくは横
書きにより文字の作成,編集をしたものを縦書き
に出力する文字処理装置に関する。
従来この種の日本語の文字処理装置において、
文書の作成、偏集は通常横書きで行われている。
しかし縦書きの出力を行う時は、キーボード等か
ら指示をしてプリントアウトだけが縦書きに変換
されている。また日本語の文章において半角の英
数文字がしばしば使われるが、横書きの場合問題
とならないが、文章全体を縦書きにした時半角英
数文字の場合連続して縦書きにすることができな
いため、第1図のように、出力するのが通常であ
る。aが横書きの場合、cが縦書きの出力の場合
の例である。第1図cのように、半角2文字単位
で縦書き変換を行うと意味が不明となつてしま
う。しかし、半角英数が連続して2文字以内の時
は、第1図d,eの例のように意味が損なわれる
ことなく、またバランス良い出力が得られる。
本発明は、上記の点に鑑み成されたもので、半
角英数文字等を含む横書きの文章を縦書きに変換
する際、操作者の手をわずらわせることなく自然
な縦書きの文章に変換する文字処理装置を提供す
ることを目的とする。
以下本発明の一実施例を、図面に従つて詳細に
説明する。
第2図は本発明の一実施例である文字処理装置
の構成を示すブロツク図である。
図において、1は文字出力制御回路で、文字を
出力するための制御を行うための回路で、あらか
じめ作成された文書のどの部分を印字するかある
いは文書を縦書きにするか、あるいは横書きにす
るか等の制御を行うものであり、図示しないがキ
ー等からの指示に基づき上記の制御が行われる。
信号S1は文字出力制御回路1から出力されるア
ドレス信号で、どの部分の文字を出力すべきかを
指示する信号である。2は文書レジスタで作成,
編集を終えた文書が記憶されている。
文字出力制御回路1からのアドレス信号S1に
よつて指定された場所の文字コード信号S2を出
力する。3は文字種判別回路で、文字コードS2
がどのような文字種であるかを判別する。もし文
字コードS2が半角の英数字であつた時には、4
の半角文字カウンタにカウント信号を送り半角文
字がいくつ続いたかをカウントさせる。4は半角
文字カウンタで連続した半角文字の数をカウント
し、半角文字が3つ以上連続した時に“0”を出
力する。半角文字以外の文字の時はこのカウンタ
は常に“1”にセツトされる。5は縦書きフラグ
レジスタで印刷すべき文書が縦書きのときにフラ
グが“1”にセツトされる。6はANDゲートで
縦書きフラグレジスタ5が“1”でかつ半角文字
カウンタ4の出力が“1”のときに、縦横変換制
御信号S3を“1”にする。7は文字パターン発
生回路であり、文字コードを入力することによつ
てその文字の横書き用パターンS4を出力する。
8は縦横変換回路であり、横書き用文字パターン
S4を縦横制御信号S3によつて縦書き用文字パ
ターンに変換する。縦横制御信号S3が“0”の
ときは縦横変換をせずに、そのまま横書き用文字
パターンS4を出力し印刷装置9に送る。縦横制
御信号S3が“1”のときは変換回路が働き、横
書き用文字パターンを縦書き用文字パターンに変
換してドツトパターン出力用の印刷装置9に出力
する。
次に上記の様に構成した文字処理装置の動作の
説明を行う。今、文書レジスタ2には作成,編集
を終えた文書が記憶されているとする。又この文
書レジスタ2に記憶されている文書中に、第1図
a,dに示す文が含まれているとし、それらの文
を縦書きで出力する場合について説明をする。ま
ず、操作者によつてキーボード等から第1図aに
示した文を縦書き出力する指示がされると、文字
出力制御装置1は、第1図aの文が記憶されてい
る場所のアドレス信号S1を文書レジスタ2に出
力する。又文字出力制御装置1は、縦書きフラグ
レジスタ5を“1”にセツトする。文書レジスタ
2は、文字出力制御装置1からのアドレス信号S
1に指定された場所の文、つまり第1図aの文の
各文字のコードS2を文字種判別回路3に出力す
る。この場合第1図aの文中の“LONDON”は
半角文字が6つ連続しているため、半角文字カウ
ンタ4からは出力状態“0”の信号がアンドゲー
トの一方の端子に出力される。又文字種判別回路
3を介して送られてくる文字コードに従つて、文
字パターン発生回路7から文字パターンが出力さ
れ、その文字パターンは縦横変換回路8に出力さ
れる。今、アンドゲート6から出力される縦横制
御信号S3は、縦書きフラグレジスタ5の出力が
“1”、半角文字カウンタ4からの出力が“0”で
あるので“0”となり、文字パターン発生回路7
から出力されてきた半角文字“LONDON”の文
字パターンは縦横変換回路8では縦横変換がなさ
れず、そのまま印刷装置9に送られる。次に第1
図aの文中の“では、霧が深い。”においては、
それらの文字コードは半角文字でないので、半角
文字カウンタ4からの出力は“1”となり又縦書
きフラグレジスタ5からの出力も“1”となるの
で、アンドゲート6から出力される縦横制御信号
S3は“1”となり、文字パターン発生回路7か
ら出力されてくる文字パターンは、縦横変換回路
8にて横書き用文字パターンから縦書き用文字パ
ターンに変換されて印字装置9に出力される。よ
つて印字形態は第1図bに示す様になる。
次に第1図dに示す文を縦書き出力を行う場合
について説明する。まず操作者によつてキーボー
ド等から第1図bに示した文“AB間の距離は、”
を縦書き出力する指示がされると、文字出力制御
装置1は、その文が記憶されている場所のアドレ
ス信号S1を文書レジスタ2に出力する。又文字
出力制御装置1は、縦書きフラグレジスタ5を
“1”にセツトする。文書レジスタ2は、文字出
力制御装置1からのアドレス信号S1に指定され
た場所の“AB間の距離は、”なる文の各文字コ
ードS2を文字種判別回路3に出力する。この場
合文中の“AB”は半角文字が2つ連続している
ので、半角文字カウンタ4からは出力状態“1”
の信号がアンドゲートの一方の端子に出力され
る。又文字種判別回路3を介して送られてくる文
字コードに従つて文字パターン発生回路7から文
字パターンが出力され、その文字パターンは縦横
変換回路8に出力される。今、アンドゲート6か
ら出力される縦横制御信号S3は、縦書きフラグ
レジスタ5の出力が“1”、半角文字カウンタ4
からの出力が“1”であるので“1”となり、文
字パターン発生回路7から出力されてきた半角文
字“AB”の文字パターンは縦横変換回路8で横
書き用文字パターンから縦書き用文字パターンに
変換されて印字装置9に出力される。又、“AB”
の後の文“間の距離は、”については、半角文字
が含まれていないので、アンドゲート6から出力
される縦横制御信号S3は“1”となつているの
で、“間の距離は、”の文のそれぞれの文字パター
ンは縦横変換回路8で、縦書き用文字パターンに
変換されて印字装置9に出力される。よつて第1
図dの“AB間の距離は、”の文は、第1図eに
示す縦書きの文として印字される。又、第1図d
に示す“昭和56年11月”なる文も同様の制御がな
されて第1図eに示す縦書きの文として出力され
る。
以上説明した回路によつて縦書き出力が要求さ
れた時、前記第1図に示した例のb,eのような
出力を得ることができる。
上記実施例においては、文字パターン発生回路
から横書きパターンのみが出力されると仮定した
が、縦横制御信号S3によつて文字パターン発生
回路自体からのパターン取出し方法を変化させる
ことによつて縦,横任意の文字パターンを得るこ
とができ、上記実施例と同じ効果が得られる。
また、上記実施例はドツトパターン出力用の印
刷装置を用い、文字パターンを縦書きと横書きと
では違えたが、活字を用いた印刷装置において
は、活字の回転角度の制御に縦横制御信号S3を
加えることによつて、同様の効果が得られること
はあきらかである。
以上説明したように、半角英数字を縦書きに出
力させる際例えば連続して2文字以内のときは縦
書きに、連続した3文字以上のときは横書きにす
るように制御することによつて、操作者の手をわ
ずらわすことなく、バランスのとれた日本語の文
章を得ることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、横書きの文を縦書き出力した場合の
出力例を示す図、第2図は、本発明の一実施例で
ある文字処理装置の構成を示すブロツク図であ
り、1は文字出力制御装置、3は文字種判別回
路、4は半角文字カウンタ、5は縦書きフラグレ
ジスタ、8は縦横変換回路、S3は縦横制御信号
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半角文字及び全角文字を混在した文字列を記
    憶する記憶手段と、 前記文字列を縦書きにするか横書きにするかを
    指示する指示手段と、 前記文字列中の全角文字・半角文字を識別する
    文字種判断手段と、 前記文字列中の半角文字の文字列数を判断する
    文字列数判断手段と、 前記指示手段により縦書き出力が指示されたと
    き、前記文字種判断手段により全角文字と判断さ
    れた文字を縦書き変換する全角縦変換手段と、 前記指示手段により縦書き出力が指示されたと
    き、前記文字種判断手段によりで半角文字と判断
    され、かつ前記文字列数判断手段で前記文字列の
    前記半角文字が予め定められた数未満で連続して
    いる半角文字の縦書き変換を行う半角変換手段と
    を有する文字処理装置。 2 前記半角変換手段は、前記指示手段により縦
    書き出力が指示されたとき、前記半角文字が3文
    字未満で連続しているときは、当該半角文字の縦
    横変換を行い出力し、前記半角文字が3文字以上
    で連続しているときは当該半角文字を縦書き変換
    を行わないで出力する事を特許請求の範囲第1項
    記載の文字処理装置。
JP57114674A 1982-07-01 1982-07-01 文字処理装置 Granted JPS595274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57114674A JPS595274A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 文字処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP57114674A JPS595274A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 文字処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS595274A JPS595274A (ja) 1984-01-12
JPH0430037B2 true JPH0430037B2 (ja) 1992-05-20

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JP57114674A Granted JPS595274A (ja) 1982-07-01 1982-07-01 文字処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117182A (ja) * 1984-07-03 1986-01-25 キヤノン株式会社 電子機器
AU2003284555A1 (en) * 2002-12-06 2004-06-30 Sharp Kabushiki Kaisha Display device control device, control method, program for realizing the control method, and recording medium containing the program

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Publication number Publication date
JPS595274A (ja) 1984-01-12

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