JPS626369A

JPS626369A - 文字列処理方式

Info

Publication number: JPS626369A
Application number: JP60145240A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Kasahara; 笠原　龍夫
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-07-02
Filing date: 1985-07-02
Publication date: 1987-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、文書作成編集システムなどにおいて。

入力文字列を読み易い文字列に編集するための文字列処
理方式に関する。

〔従来技術〕

従来の邦文用文書作成編集システムにおいては、入力文
字列は、同一サイズの文字が等間隔に配列されて表示ま
たは印刷されるのが一般的であり、また行端も一般に不
揃いであった。このような文字列は、手書き文字列に比
べ読みにくいという欠点があった。

また、特開昭５９−５８４６９号に、ドツト文字表示装
置において、表示欄または出力欄の長さと、文字列の字
数から、文字列の各文字のサイズを変化させるようなド
ツト文字表示装置が開示されている。しかし、これは文
字サイズと文字間隔が一様であり、行端揃えなどには有
効であっても。

文字列の読み易さの改善は期待できない。

〔目　的〕

本発明の目的は、邦文用文書作成編集システムなどにお
いて、入力文字列から、「わかち書き」風で行端の揃っ
た読み易い文字列を作成するための文字列処理方式を提
供することにある。

〔構　成〕

この目的を達成するために１本発明にあっては、１行分
の文字列について、それがわかち書き風どなるように文
字間にセパレータを挿入する処理を行い、そのセパレー
タおよび文字の数と１行分の文字列の表示欄または出力
欄の長さとから文字およびセパレータのサイズを決定す
る処理を行う。

〔実施例〕

以下、図面を参照して１本発明の一実施例につき詳細に
説明する。

第１図は１本発明の一実施例の機能ブロック構成を示す
ブロック図である。この図において、ｌは文字などを入
力するための入力部である。この入力部１から入力され
た文字（かな文字、英数字。

記号）のコードは、入力バッファ２を介してカナ漢字変
換部３に入力される。このカナ漢字変換部３は、変換辞
書４を参照しながら、入力文字をカナ漢字変換し、変換
バッファ５に蓄積する。この変換バッファ５の内容は、
制御部６の制御により文字合成部７へ転送されて文字パ
ターン（一定サイズ）に変換され、表示部８に表示され
る。

オペレータは１表示内容を観察しながら、カナ漢字変換
の変換エラーを修正しつシ、文字入力を行う、１行分の
文字列を入力し、オペレータが入力部ｌより改行を指示
すると、制御部６はセパレータ付加処理部９を起動する
。そうすると、セパレータ付加処理部９は、変換バッフ
ァ５内の１行分の文字列を最初の文字から順に読み込み
、各文字とその直前の文字との字種を比較し、字種が同
一なら、その文字のコードをそのまヘラインバップア１
０へ転送する。字種が相違する場合、セパレータのコー
ドに続けて、その文字のコードをラインバッファ１０へ
転送する。

二Ｎでは文字を、漢字、かな、記号および英数字に３分
類に分類しているものとする。したがって、漢字とかな
の間、漢字またはかなと記号または英数字との間にセパ
レータが挿入付加された文字列データがラインバッファ
１０に蓄積されるこ７とになる。

例えば、文字列ｒ今年も富士山に雪・・・」と入力され
た場合、「今年／も／富士山／に／雪・・・」のごとく
セパレータ（１）が挿入される。この例から理解できる
ように、セパレータをスペースとして表示または印刷し
た場合、「わかち書き」風の文字列となるため、同一間
隔で文字が並んだ場合よりも、読み易くなる。

このようにして、１行分の文字列についてセパレータ付
加処理がなされると、その旨が制御部６に報告される。

この報告を受けた制御部６は、サイズ調整処理部１１を
起動する。

サイズ調整処理部１１は、モードレジスタ１２内のモー
ド情報に対応したモードのサイズ調整処理を開始する。

このモード情報は、入力部１から指定することにより、
制御部６によってモードレジスタ１２にセットされるも
のであって、こＮでは、サイズ調整処理モードとしで、 ■　セパレータのサイズが固定で１文字サイズが可変の
モード、 ■　セパレータのサイズが可変で、文字サイズが固定の
モード、 ■　セパレータおよび文字の両方のサイズが可変、の３
種類がある。

サイズ調整処理部１１は、ラインバッフアＩＯ内の文字
数とセパレータ数、および１行の表示欄の長さの情報か
ら、文字列の行端ができるだけ揃うように、文字サイズ
および／またはセパレータのサイズを決定する１例えば
、■モードの場合。

表示欄の長さＡを７００ドツト２セパレータの標準長さ
Ｂを１ドツト、文字数Ｃを２６、セパレータ数りを１１
とすれば、（Ａ−ＤＸＢ）／Ｃ＝（７００−１１ＸＩ）／２６＝２
６．５の計算を行う、そして、小数点以下を切り捨てた
２６を文字サイズとする。そして、その文字サイズの情
報を文字合成部７に設定し、終了方向を制御部６へ送る
。他のモードでも同様な計算により、セパレータサイズ
、文字サイズの一方または両方が決定され、そのサイズ
情報が文字合成部７に与えられる。なお、上記計算で求
められた文字サイズまたはセパレータサイズが異常に大
きくなる場合もあり得るので、それぞれのサイズの最大
値が設定されており、その最大値を超えた場合、その最
大値に決定する。また、モードレジスタ１２の情報も文
字合成部７に入力されている。

制御部６は、サイズ調整処理部１１より終了報告を受け
るど、文字合成部７を起動すると＼もに、ラインバッフ
ァ１０の内容を１文字ずつ文字合成部７へ入力する。文
字合成部７は４．入力文字に対応し、サイズ調整処理部
１１から指定されたサイズの文字パターンまたはセパレ
ータパターン（スペース）を発生する。制御部６は、文
字合成部７から出力されるパターンデータを１表示部８
内の画面メモリの対応行に順次格納させる。したがって
、処理後の文字列が表示部８の画面に表示される。１行
分の文字列についてパターンが合成されると、制御部６
は文字合成動作を停止させる。

このようにして、「わかち書きｊ風で１行端の揃った読
み易い文字列が表示される。そして、その文字列は、詳
細は説明しないが、入力部から印刷を指示することによ
り図示しない印刷部で印刷させることができる。また、
セパレータ付加後の文字列データを、モード情報および
サイズ情報と−もに、図示しない外部記憶装置に格納で
きる。

前記実施例においては、字種の変化する文字間にセパレ
ータを挿入したが、変換辞書４に予め登録されている単
語と、それ以外の文字との間にセパレータを挿入しても
よい。このような処理は、一般的な技術および前記説明
から容易に実現可能であろうから、詳細は省略する。

また、前記各処理部は専用のハードウェアで実現しても
よいし、汎用プロセッサを用いてソフトウェアにより実
現してもよい。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように１本発明によれば、「か
わち書き」風で行端の揃った読み易い文章を作成するこ
とができ、その効果は極めて太きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の機能ブロック構成を示すブ
ロック図である。１・・・入力部、　　３・・・カナ漢字変換部。４・・・変換辞書、　６・・・制御部、　７・・・文字
合成部、　８・・・表示部、　９・・・セパレータ付加
処理部、　　１０・・・ラインバッファ、　　１１・・
・サイズ調整処理部、　　１２・・・モードレジスタ。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１行分の文字列について、それがわかち書き風と
なるように文字間にセパレータを挿入する処理を行い、
そのセレパータおよび文字の数と１行分の文字列の表示
欄または出力欄の長さとから文字およびセパレータのサ
イズを決定する処理を行うことを特徴とする文字列処理
方式。
（２）字種の異なる文字の間にセパレータを挿入するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字列処理
方式。
（３）予め登録されている単語の文字と、それ以外の文
字との間にセパレータを挿入することを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の文字列処理方式。
（４）文字またはセパレータの少なくとも一方のサイズ
が可変であることを特徴とする特許請求の範囲第１項な
いし第３項のいずれか１項に記載の文字列処理方式。