JPS62148687A - バリカン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はバリカン、殊に刈り高さの調ｆｆ［能を備えた
バリカンに関するものである。

［背景技術１ バリカンにおいて刈り高さく頭皮や顔面に残った毛の長
さ）を調節することができるようにするには、通常第２
０図以下に示すように、櫛状の歯で形成されるコーム２
０を備えた筒状のアタッチメント２をバリカン１外面に
装着するとともに、このアタッチメント２をバリカン１
に対してその長手方向に摺動自在とすることで、アタッ
チメント２のコーム２０の先端部と、バリカン１におけ
る刃先との間隔を可変とし、この間隔を長くした時には
刈り高さが高く、短くした時には刈り高さが低くなるよ
うにしている。

ところでアタッチメント２が不用意に外れてしまうこと
を防ぐために、図示従来例においては、アタッチメント
２にレバー２７を回動自在に装着するとともに、レバー
２７一端の係止片２８がバリカン１の本体１（）外面に
形成された複数本の係止溝１９のうちのいずれかに係合
するように、レバー２７をばね２９にて弾発付勢してい
た。この−ために、アタッチメント２を動かしたり外し
たりするには、レバー２７−４をぼね２９に抗して押し
込むことで係止片２８と係止溝１９との係合を−外し、
更にアタッチメント２を動かすという操作が必要となっ
ており、レバー２７を押し込む方向と、アタッチメント
２を動かす方向とが異なっていることから、操作性が悪
く、殊に使用中に刈り高さの調節が必要となった時には
バリカン１を持ちかえた上で両手で操作する必要があっ
た。

［発明の目的］ 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは刈り高さの調節を容易に行なうこと
ができるバリカンを提供するにある。

［発明の図示］ しかして本発明は、刈り高さ調節用のアタッチメントを
本体にスライド自在に装着したバリカンにおいて、アタ
ッチメントとの係合部を備えた電源スイッチ用の操作子
を本体にスライド自在に設けて、操作子とアタッチメン
トとのスライドを連動させるとともに、電源スイッチを
オフとする方向へのアタッチメントのスライドの一端に
おり１てアタッチメントに係合する係合部を本体に設け
ていることにｖｆ徴を有するものであって、電源スイッ
チ用の操作子の操作に連動してアタ・ノチメントがスラ
イドして刈り高さの変更がなされるようにしたものであ
るとともに、電源スイッチをオフとした時には本体とア
タッチメントとが直接係合するために、電源スイッチを
オフとする時にはアタッチメントを操作子から切り離し
ても、アタッチメントが外れるようなことがなく、従っ
て、操作子における電源スイッチをオンオフさせる行程
量においてはアタッチメントが連動して動くことがない
ように設定できるようにしたものである。

以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、図示
のバリカン１はひげのカット用のものであって、蓄電池
５と偏心＠Ｊ７を出力部に備えたモータ６とを内蔵して
いる角筒型の本体１０と、この本体１０の一端面に取り
付けられた刃ブロック３と、本体１０のこの一端側の外
形がやや小さくなっている部分の外面に被せられるアタ
ッチメント２とから植成されている。刀ブロック３は基
板３０とこれに固着された固定刃３１、固定力３１に押
さえばね３３で押し付けられている可ｒｆ：Ｊｓ刀３２
とからなるもので、モータ６の前記偏心軸７が可動力３
２に設けられている係合部３４！こ係合することで、モ
ータ６の回転運動が往復動に変換され′ζ、可動力３２
の固定刃３１に対する往復摺動がなされるようになって
いるらのである。

刈り高さｉ［５用のアタッチメント２は、角筒型をして
いるとともに、一端開口に相対する開口縁同士をつなぐ
複数本の平行な連結片で植成されたコーム２０を備えて
いるものであり、本体１ｏに対しては、本体１０の長手
方向にスライド自在に装着されている。

そしてこのアタッチメント２の内面には、ｒ：１ｔＪ１
係合部２１と第２係合部２２との２つの係合部が形成さ
れており、また窓２３が形成されている。

第１係合部２１は第５図（１〕）に示すように、アタ・
７チメント２のコーム２０とは反対側の内面に開口縁に
おける切欠部２５に至る凹部として形成されているもの
であり、開口縁側と奥部とは小さな突部２１ａによって
区切られたものとなっている。

ｔ５２係合部２２はこの第１係合郁２１と相対する内面
に凹部として形成されたもので、この第２係合部２２の
近傍の開口縁にはテーパ面２４が設けられている。

一方、本体１０には操作子４が取り付けられている。本
体１０における刃ブロンク３の刃先が先端に位置する面
に取り付けられる操作子４は、本体１（）の長手方向に
スライド自在とされているものであり、またスライド方
向の一端より係合７ノク・１０を一体に突設し、池端か
Ｃ〕は連結板−１１を介して一対のクリック突起４２．
４２を一体に突設し−Ｃいるもので、連結板４１には接
点片４３が取り付けられている。この接、ζ片４３は、
蓄電池５が装着される基板５０の一面に設けられた複数
個の導電片５１とによって電源スインチを構成忙るもの
で、導電片５１間を接点片４３が短絡させることにより
、モータ６に通電されるものである。

クリック突起４２は本体１０の内面に操作子４のスライ
ド方向に沿って列設された位置決めリブ１６．１６とク
リック突起することで、操作子４のスライドに１祭して
位置決めを行なう。

さて操作子４における係合フック４０は、本体１０に設
けられた細幅の凹溝１８内に位置してアタッチメント２
の第１係合部２１と係合する。もっとも、１１図に示す
ように、操作子４がそのスライド方向一端にあって電源
スイッチをオフとしている時には、アタッチメント２を
この操作子４側に最もスライドさせた状態としても、第
１３図にも示すように、第１係合部２１における切欠部
２５側の導入四部２１１Ｊに先端を位置させているだけ
である。ただし、本体１０の操作子４が設置された面と
は反対側の面に突設された突起１５が、第１７図にも示
すように、アタッチメント２における第２係合部２２と
係合していることがら、７タツチメント２が不用意に抜
は落ちるようなことはない。

この第１図に示す状態がら、操作子４を刃側に一段動か
すと、この時には係合フック４０が第１係合部２１にお
ける小突起２１ｎを乗り越える動作が、保合７ツク４０
の背面側に凹溝１８の深溝部１８ａが位置しているため
に許されている上に、突起１５と第２係合部２２との係
合を外すのに必要な力と、第１係合部２１の小突起２１
ａが係合７ツク４０を乗り越えるのに必要な力とを比較
した時、後者の方が小さくなるように、係合フック４０
を薄肉でたわみやすいものとしていることがら、係合フ
ック４０は第１４図に示すように小突起２１ａを乗り越
えた後、第１５図に示すように、ｆ５１係合部２１の奥
端の係合口部２１ｃに係合し、更に操作子４の一端側が
アタッチメント２における切欠部２５内に嵌まる。また
この時には電源スイッチがオンとなり、モータ６に通′
Ｋｌされて、環ブロックにおける可動刃３２が駆動され
る。操作子４が電源スイッチをオンオフさせるだけのス
ライド駄である時には、アタッチメント２は全く動がな
いものであり、環ブロック３における刃先と７タンチメ
ント２のコーム２ｏ先端との間隔は第９図に示すように
、第１図に示した時の同じジ、となっている。

しかし、虎作子・ｔを更に刃側へと勤がせぼ、アタッチ
メント２は操作子４に押されて突起１５と第２係合部２
２との係合を解除した上でスライドするものであり、刃
先とコーム２ｏ先端との間隔は操作子４のスライドｌｉ
ｔに応じて第１０図乃至第１２図に示すように、Ｎ：、
、Ｎ、、１？、と順次大きくなる。

そしてこの第１０図１５至第１２図に示す状態にす５い
ては、係合７ノク・１０は凹γ１が１８１：＃；ける戊
溝部１８ｂに位置して、たわみが規制されてしまい、小
突起２１ａを乗り越えることができなくなるために、ア
タッチメント２を引っ張ったところで、アタッチメント
２を外すことはできなくなっている。逆に言えば、操作
子４を逆方向にスライドさせたならば、操作子４に引か
れて７タツチメント２もスライドするものである。従っ
てｆｊＳ１２図に示す状態から第１図に示す状態に戻す
には、単に操作子４を引くだけでよい。たとえ使用中で
あっても、容易にアタッチメント２を動かすことがでさ
るものであり、そして前記開隔Ｉ、〜ｒ４で示した刈り
高さの毛のカットを行なえるものである。尚、この刈り
高さが今いくらになっているかは、本体１０に記ｆａし
た数値がアタッチメント２の窓２３に表示されるように
することで、容易に把握することができるようになって
いる。

ここにおいて、第１０図に示す状態から第９図に示ｒ状
態に戻す際には、突起１５とｔｔＳ２係合部２２との係
合がなされるのであるが、これは第２係合部２２に先行
して突８１５に接触するテーパ面２４の存在により、突
起１５と第２係合部２２との係合がスムーズになされる
ようになっている上に、突起１５と第２係合部２２との
係合が始まってから、係合７ツク４０が凹溝１８におけ
る深溝部１８ａに達するようになっており、更には、第
２係合部２２と突起１５との係合深さＳｌが、第１係合
部２１と係合７ツク４０との係合深さＳ２よりも浅くさ
れていて、アタッチメント２をたわませることによる上
記両保合及び解除は、共に第２係合部２２と突起１５に
ついての方が軽い力でなされるようになっていることが
ら、第１係合部２１と係合７ツク４０との係合状態が保
たれたまま、第２係会部２２と突起１５との係合がなさ
れるようになっている。そして第９図に示す状態から更
に操作子４を引けば、アタッチメント２は本体１０との
当接によるスライド範囲の規制によって、操作子４のみ
がスライドし、保合フック４０は小突起２１ａを乗り越
えて、導入凹部２１ｂに位置する。この第１図に示す状
態でアタッチメント２を引っ張れば、第２係合部２２と
突起１５との保合が外れるために、アタッチメント２を
取り外にとができる。

また操作子・１及びアタッチメント２の位置決めは、前
述のようにクリンク突起４２と、本体１（）の位置決め
リブ１６とによって行ない、上記各状態でクリック係１
ヒがなされるようになっているわけであるが１、二の係
Ｉにに逆らって操作子４をスライドさせるのに必要な力
は、アタッチメント２を同時にスライドさせる時よりも
、電源スイッチをオンオフさせるだけのΦハ作の時の方
が少なくなるように、位置決めリブ１６，１６の開隔１
Ｉ２１Ｎｌ：ｌを設定しである。電源スイッチをオンと
する繰作にイ゛１１なって、意図しないにもかかわらず
、アタッチメント２もスライドし、刈り高さが初期設定
値ｅ１より大さくなってしまうことがないようにしてい
るわけである。

ひげをカットする際の使用状態を第１８図及び１１９図
に示す。アタッチメント２をＶＣ着している時には、第
１８図に示すように、アタッチメント２のコーム２０に
おける傾斜面を顔面にあて一〇、図中の矢印の方向にバ
リカン１を動かすことにより、コーム２０先端と刃先と
の間隔！！−１で設定された刈り高さにひげをカッＦす
ることができる。

口ひげの先端を揃える時などは、アタッチメント２を外
してＰｔ５１９図に示すように、刃先がすべて現われる
状態としてカットを行なえばよ−。

［発明の効果］ 以上のように本発明においては、電源スイ・ンナ用の操
作子の操作に連動してアク・ノチメントがスライドしで
刈り高さの変更がなされるようにしたものであって、ア
タッチメントをスライドさせることによる刈り高さの調
節が本体を持つ手で′σ易に行なえるとともに、不用意
なアタッチメントの動きもＭ単に抑えることができるも
のであり、しかも、電源スイッチをオフとした時には本
体とアタッチメントとが直接係合するために、電源スイ
ンチをオフとする時にはアタッチメントを操作子から切
り離しても、アタッチメントが外れる」：うなことがな
く、従って、操作子における電源スイ・ソチをオンオフ
させる行程間においてはアタッチメントが連動して動く
ことがないように設定することができ、刈り高さの設定
の最小値を小さくすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

ｆｊＳ１図は本発明一実施例の縦断面図、第２図は同上
の平面図、第３図は同上の斜視図、第４図は同上の分解
斜視図、第５図（ａ）（＋））はアタッチメントの斜視
図、第６図はｆｊ′Ｓ４図中のＡ矢視図、第７図は同上
のアタッチメントを外した状態σ平面図、第８図は同上
のアタッチメントを破断した状態の側面図、第９図から
第１２図は同上の動作を示す縦断面図、第１３図から第
１６図は同上の操作子とアタッチメントとにおける動作
を示す縦断面図、第１７図は同上の第２係合部と本体の
突起との係合状態を示す縦断面図、第１８図及び第１９
図は共に使用状態を示す斜視図、第２０図は従来例の分
解斜視図、第２１図は同上の斜視図、第２２図は同上の
破断側面図、第２３図は同上のアタッチメントの分解斜
視図であって、２はアタッチメント、４は操作子、１０
は本体、１５は突起、２０はコーム、２１は第１保合部
、２２は第２係合部、４０は係合７・７りを示す、。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第３図 第５図 ＣＧ） 第６図 （ｂ） 第１３図 第１４図 第１７図 第旧図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）刈り高さ調節用のアタッチメントを本体にスライ
   ド自在に装着したバリカンにおいて、アタッチメントと
   の係合部を備えた電源スイッチ用の操作子を本体にスラ
   イド自在に設けて、操作子とアタッチメントとのスライ
   ドを連動させるとともに、電源スイッチをオフとする方
   向へのアタッチメントのスライドの一端においてアタッ
   チメントと係合する係合部を本体に設けていることを特
   徴とするバリカン。
2. （２）本体とアタッチメントとの係合部の係合深さは、
   操作子とアタッチメントとの係合深さより浅くなってい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のバリカ
   ン。
3. （３）本体の係合部と係合するアタッチメントの係合部
   は係合誘導用のテーパ面を備えていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のバリカン。
4. （４）操作子における電源スイッチのオンオフ行程間に
   要する操作力が、アタッチメントを連動させて刈り高さ
   を変更する調節行程間に要する操作力よりも小さくされ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のバ
   リカン。