JP3367562B2 - 電気的毛刈込機 - Google Patents

電気的毛刈込機

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JP3367562B2 JP33057792A JP33057792A JP3367562B2 JP 3367562 B2 JP3367562 B2 JP 3367562B2 JP 33057792 A JP33057792 A JP 33057792A JP 33057792 A JP33057792 A JP 33057792A JP 3367562 B2 JP3367562 B2 JP 3367562B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H36/00Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding
    • H01H36/0006Permanent magnet actuating reed switches

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刈込ヘッドと、処理さる
べき皮膚表面と摺動接触する刈込ヘッドに取付けられる
よう適合され刈込ヘッドの前縁に関連する種々の位置に
調整自在であるスペーサ櫛と、毛刈込機の駆動をオン及
びオフするスライドスイッチとを有し、スペーサ櫛及び
スライドスイッチは係合可能な結合手段を設けられ、ス
ライドスイッチの「オン」及び「オフ」位置に加えて更
なる位置が設けられた電気的毛刈込機に係る。
【0002】
【従来の技術】このタイプの毛刈込機は西独特許第35
29516号から公知である。駆動を止める為、使用者
は丁度なされた刈込の長さと独立にスライドスイッチを
「オフ」位置「0」に戻すことが求められる。その結
果、スペーサ櫛は又次の適用中使用者が前の毛刈込の長
さを決定できないよう最も短かい刈込長さを含む位置に
自動的に戻される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、刃を連続動作で使用する時適切であるとして一度選
択された刈込長さを使用者が認識出来るように初めに示
されたタイプの毛刈込機を構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的はスペーサ櫛の
変位の方向に調整自在であるようスペーサ櫛に配置され
た磁気プリセレクタースライド手段が設けられ、毛刈込
機の駆動はスライドスイッチ及びスペーサ櫛がプリセレ
クタースライド手段に予め選択されたプリセット位置に
なるまで作動されないような方法で毛刈込機の内部に固
定的に収容されたプリセレクタースライド手段と協働す
るリード接触部を設けることで達成される。
【0005】リード接触部の使用による本質的利点は
リード接触部が毛刈込機の内部に受容され、毛刈込機の
筺体を閉じた構造としうることである。その結果、髭、
ダスト、ダート又は水でさえ、毛刈込機の内部に入るの
を防止する。更に、例えばスペーサ櫛に設けられた窓中
に長手方向に摺動自在に設けられた永久磁石として
リセレクタースライド手段は特に単純な方法で構成され
ことが可能である。異なる位置の設定を改善するた
めに、プリセレクタースライド手段及び窓は整合する固
定手段を設けられる。
【0006】更なる特徴において、スライドスイッチは
スペーサ櫛と結合した位置に対向する更なる位置に移動
可能であり、スペーサ櫛は移動可能であり、この更なる
設定にてプリセレクタースライド手段の位置とは独立に
毛刈込機の駆動はオンとなる。この更なる位置では、毛
刈込機はプリセレクタースライド手段の位置とは独立に
移動されたスペーサ櫛と動作されうる。
【0007】
【実施例】本発明の更なる望ましい実施例は添付の図
面、本発明の実施例についての以下の説明から明らかと
なる。毛刈込機の機能のモードは先ずプリセレクタース
ライド手段のない状態で説明される。
【0008】図1乃至図4から明らかになる如く、毛刈
込機1は刈込ヘッド2に取付けられたスペーサ櫛3によ
り図1及び図2中ふさがれた刈込ヘッド2を有する実質
的に細長い、触覚型本体からなる。スペーサ櫛3は固定
された刈込板5と、この上で往復運動する刈込刃(刃素
子)6とからなる刈込ヘッド2の前縁4を刈込せんとす
る皮膚表面、例えば散髪される人の頭皮から所定の距離
に維持するように作用し、スペーサ櫛3は後で説明する
如く、毛刈込機1の本体7に対して刈込ヘッド2上で異
なる位置へ調整自在である。
【0009】スペーサ櫛3は毛刈込機1の本体7の四方
をその刈込ヘッド2の領域で全て包囲する中空体構造で
あり、櫛に一体的に形成された歯形状支持部8が刈込ま
れる毛髪を刈込ヘッド2のその間に受入れ、その刈込刃
6により切断する。刈込まれた後の残された毛の長さ
皮膚表面に接触する時歯形状支持部8の前縁及び
刈込ヘッド2又はこの関連した刈込6の前又は切断縁
間の距離に対応し、この距離は既述の如く本発明による
毛刈込機1では可変である。
【0010】刈込みする毛髪の長さを決めるスペーサ櫛
3による毛刈込機1を効果的に使用するために、スペー
サ櫛3は毛刈込機1の本体7の適切な結合部材と協働す
る結合手段を含む。特に図4及び図5に示す如く、この
目的の為、毛刈込機1は筺体内に設けられたT字形断面
の案内部9中で、毛刈込機1の長手方向軸Xの方向に摺
動自在である結合ロッド10を有する。結合ロッド10
は毛刈込機1の全幅にわたり延在するスライドスイッチ
11と動作的に接続され、それにより使用者の左又は右
手による安全な操作、即ち片手操作が可能となる。スラ
イドスイッチ11は幾つかの機能を果たし、第1に毛刈
込機1の電気的又は機械的駆動をオン又はオフするのに
役立ち、第2にその使用の要求によりスペーサ櫛3を毛
刈込機1と係合又はそれから離脱させ、最後に、結合さ
れたスペーサ櫛3を異なった距離になる使用のそれぞれ
の個々の位置に調整するよう作用する。
【0011】再び参照する西独特許PS3529516
号はスライドスイッチ11によって毛刈込機1の前壁1
2の内側及び下側で長手方向に摺動可能である結合ロッ
ド10の機能をスペーサ櫛3の結合手段と協働するもの
として詳細に説明している。図5は結合ロッド10と動
作的に接続された毛刈込機1のスライドスイッチ11と
毛刈込機1の本体7の刈込ヘッド2に取付可能であるス
ペーサ櫛3との間の結合部13の動作の基本的モードを
示す。
【0012】図示の如く、スライドスイッチ11と動作
的に接続された結合ロッド10は各旋回動作が続く結合
ノーズ14が自動的に図5に示すその最初の位置に戻る
よう、結合ロッド10と一体的に形成されたフィルム状
ヒンジ15の軸の回りに旋回する一体的に形成された結
合ノーズ14を含む。結合手段として作用するその壁1
6の領域において、それに取付けられる時毛刈込機1の
刈込ヘッド2を包囲するスペーサ櫛3はその結合ノーズ
14と共に結合ロッド10を受容する結合溝17を含
む。結合溝17はスペーサ櫛3の結合壁16と一体的に
形成され、スペーサ櫛3が取付けている間、毛刈込機1
の筺体壁19により結合溝17の領域に形成された凹部
20に引込む結合ロッド10の結合ノーズ14により乗
り越えられるディテント肩部18からなる。
【0013】取付けられたスペーサ櫛3は次に櫛のディ
テント肩部18と係合する結合ロッド10の結合ノーズ
14により保持され、それにより、意に反してスペーサ
櫛が毛刈込機1から外れないようにする。毛刈込機1の
結合部材10,14及び相対的に係合されるスペーサ櫛
3の結合部材17,18のこの取付位置において、駆動
用電気スイッチ21を動作させるスライドスイッチ11
が依然として「オフ」位置にあり、毛刈込機1の電源供
給回路は開路されている。次にスライドスイッチ11
を、スペーサ櫛3の移動Xの方向と対応する毛刈込機1
の軸Xの方向に、図5に示した「オフ」位置から破線で
示した「オン」位置に変位することにより、スライドス
イッチ11はスイッチを作動させ、これにより毛刈込機
1の電源供給回路を開路し、従って図示しない駆動部を
オンにする。
【0014】この「オン」位置で、結合ロッド10の端
壁23はスペーサ櫛3の結合壁16に一体的に形成され
た停止肩部24に衝合し、一方結合ノーズ14(図5)
から離間した側の側壁25は毛刈込機1の筺体壁19及
びスペーサ櫛3の結合壁16により形成された強制案内
部27の内壁26により摺動自在に係合される。スライ
ドスイッチ11の「オン」位置で、強制案内部27は結
合ロッド10が停止肩部24に屈することを防止する。
従って、スペーサ櫛3の取付けの際に櫛側の結合部壁1
6のディテント肩部18の斜面29と協働し屈曲を容易
ならしめる結合ロッド10に形成された斜面28は、こ
の位置で作用しない。
【0015】図6は結合ロッド10及びスライドスイッ
チ11からなり、毛刈込機1の中央スイッチ手段として
作用する垂直に摺動自在な把持部材30の概略正面図を
示す。同図の把持部材30に、一体形成されたフィルム
状ヒンジ31の回りに回動自在なディテント爪32が設
けられており、その固有のばね作用により毛刈込機1の
筺体にしっかりと形成されたラチェットバー34の各刻
みと係合し、これにより各ラチェットギヤを形成する舌
部33を有する。舌部33の最下位の刻み34.1(図6)
との係合によりスライドスイッチ11の「オン」位置が
規定される。スライドスイッチ11を1つの指標位置だ
け上方へ押されると、舌部33はスライドスイッチ11
の「オン」位置を規定する刻み34.2に係合する。この場
合結合ロッド10はディテント肩18を乗り越えた後に
とった「オフ」位置を出て「オン」位置になり、この位
置において結合ノーズ14は停止肩部24及び強制案内
部27の内壁26と衝合し、これによりスペーサ櫛を位
置決めするために毛刈込機1をスペーサ櫛3と結合係合
させる。
【0016】さらにスライドスイッチ11を次の指標位
置までX方向へ押すことにより(図5)舌部33は刻み
34.3に落ち込む。結合ロッド端壁23の結合部壁16の
停止肩部24との衝合係合の結果、X方向へのこの移動
に従わされる結合ロッド10はスペーサ櫛3を第1の設
定へ変位させる。この第1の設定で、スペーサ櫛3を通
って延在する毛髪の比較的短い長さが切断される。この
実施例では、異なる設定は毛刈込機1の刈込ヘッド2に
設けられた目印スケール35によって示され、数字
「1」〜「4」をスペーサ櫛3の2つの隣接した歯形状
支持部8の間及び下方に形成された窓36から見ること
ができる。スペーサ櫛3の前側に設けられた目印37は
スペーサ櫛3のそれぞれの設定−同図では可能な最小設
定「1」−を示す。
【0017】同様に、結合ロッド10を動作的に接続さ
れるスライドスイッチ11によりさらに上方へ変位させ
ることにより、スペーサ櫛3を刈込ヘッド2とスペーサ
櫛3との間の間隔はより大きな設定に動かし、これらの
設定は、舌部33の刻み34.4,34.5及び34.6への落ち込
みにより決まり、目印スケール35が各スケールの数字
「1」,「2」,「3」及び「4」に対応する目印37
により表示されあるいは変位する方向に見た場合、スペ
ーサ櫛3によって覆われていない最下位のスケール数字
を読むことにより表示される。
【0018】例えば毛刈込機を短い長さの刈込みに調整
するため、スペーサ櫛3を戻す操作は、スライドスイッ
チ11を矢印方向Xと逆の方向へ押すことにより簡単に
行える。この場合、結合ロッド10も同一の摺動方向へ
動かされ、強制案内部27の作用はロッドの斜面38と
結合壁16の対応する斜面39との衝合の結果として、
刈込長さが最小であり、舌部33が刻み34.3へ落込むこ
とで指定される位置「1」に到るまで、スペーサ櫛3の
結合壁16を一緒に引っ張っていくようにする。結合ロ
ッド10をスライドスイッチ11により矢印Xと反対方
向へ押し戻し続けることにより、ロッド10の結合ノー
ズ14は、図5において結合部壁16により形成された
停止肩部24の面よりやや下側に延在し、従って結合方
向Xにわずかな量後ろに突出する阻止縁40を通過した
後櫛側のディテント肩部18に衝合する結合ロッド10
の結合ノーズ14が凹部20へ逃げることのできる結合
部溝17の領域へ到達する。
【0019】従って、結合ロッド10をスライドスイッ
チ11によりさらに後方に摺動させると、結合ノーズ1
4はフィルム状ヒンジ15の回りに反時計回りに回動す
る結合ロッド10によりディテント肩部18を乗り越
え、これによりスペーサ櫛3は手で取外せるようにな
る。これにより毛刈込機のスライドスイッチ11は舌部
33が刻み34.2へ係合することで指標される「オン」位
置に到り、この位置で毛刈込機1はなおオンになったま
まである。スライドスイッチ11をディテント爪32が
刻み34.1へ落込むまでさらに変位させて戻すと、最後に
スライドスイッチ11により制御又は作動される電気ス
イッチ21により毛刈込機1全体の動力がオフとなる。
【0020】プリセレクタースライド手段の機能のモー
ドを次に説明する。図1及び図2から明らかな如く、毛
刈込機1の長手方向に延在する窓74はスペーサ櫛3に
設けられ、窓は平面図上明確に長い長方形構造である。
この窓74に、窓74の方向に、従って毛刈込機1の長
手方向に摺動自在であるプリセレクタースライド手段7
2が配置される。
【0021】更に、目印71はスペーサ櫛3の窓74の
プリセレクタースライド手段72の種々の「プリセット
位置1乃至4」を指定するようスペーサ櫛3上に表示さ
れる。「プリセット位置1」はスペーサ櫛3の毛刈込機
1の刈込ヘッド2に対する相対的距離が最小である短か
い髪位置といわれることを含む。適所に取付けられたス
ペーサ櫛3により、この「プリセット位置1」は刈込ヘ
ッド2に近接する窓74の端部にある。窓74の対向す
る端部に配置される「プリセット位置4」はスペーサ櫛
3の毛刈込機1の刈込ヘッド2に対する相対的距離が最
大である長い髪位置といわれる。
【0022】プリセレクタースライド手段72は指定さ
れた「プリセット位置1乃至4」のどれか1つに調整可
能である。プリセレクタースライド手段72のこれらの
「プリセット位置1乃至4」のどれか1つに固定係合す
る為、以下に図8を参照して説明される手段が設けられ
る。図8はこの窓74に横方向から見た窓74の領域の
スペーサ櫛3の断面図である。図8によると、窓74は
異なる幅の2つの相互係合溝からなる。小さい幅を有す
る溝の領域において、窓74は更にスペーサ櫛3に延在
する交差溝を含む。プリセレクタースライド手段72は
接続ピン102を通してスライド板107に接続された
永久磁石100からなる。接続ピン102の延長部に横
方向に反発弾性しうる結合歯103が接続ピン102か
ら突出している。この結合歯103は刻み105が目印
75に対応する位置に設けられる窓74の上記交差溝に
突入する。これらの位置で、プリセレクタースライド手
段72はその関連した刻み105に入る弾性結合歯10
3と係合し、それによりプリセレクタースライド手段7
2及び窓74間に固定係合を生じる。
【0023】図3から分かる如く、リード接触部70が
毛刈込機1の筺体の内部に設けられる。このリード接触
部70はスペーサ櫛3及び従って又プリセレクタースラ
イド手段72の変位が後者を時間の同じ点でリード接触
部70上の領域に配置されるようにプリセレクタースラ
イド手段72と関連した位置で毛刈込機1の内部に固定
的に収容される。これは図7を参照して以下により詳細
に説明する。しかし、初めに、図3に示す如く、リード
接触部70は毛刈込機1の長手方向に横方向に配置され
てよく、一方、毛刈込機1の内部の長手方向に取付けら
れてもよい。
【0024】図7から分かる如く、プリセレクタースラ
イド手段72は窓74の長手方向に摺動自在に配置され
る。窓74自体は長手方向に変位自在であるスペーサ櫛
3に設けられる。既に説明した如く、スペーサ櫛3は更
に指定されてない結合手段によりスライドスイッチ11
に結合される。このスライドスイッチ11はそれらの固
有の弾性の為固定的に取付けられた舌部33に係合する
ディテント爪32と接続される。この様に、図7の「設
定4,3,2,1,0及び−1」と呼ばれる位置95が
決定される。
【0025】「設定4」は既に述べた長い髪位置であ
り、一方「設定1」は上記で述べた短かい髪位置であ
る。「設定0」にて毛刈込機1を非作動とされる。「設
定−1」は以下の説明でより詳細に説明される。前に既
に説明した如く、プリセレクタースライド手段72は
「設定1乃至4」に対応する「プリセット位置1乃至
4」の各一つに調整可能である。「プリセット位置1乃
至4」は毛刈込機がプリセット位置に対応する設定でだ
け作動することを確実にするようにされている。従っ
て、図7に示す如く「プリセット位置1」に設定された
プリセレクタースライド手段72により毛刈込機1はス
ライドスイッチ11が「設定1」にある場合だけオンと
される。全ての他の位置では、毛刈込機1はオフ状態の
ままである。
【0026】これは、図7に示す「設定0」にて、リー
ド接触部70が「プリセット位置1」にあるプリセレク
タースライド手段72にオフセット関係で配置されるこ
とで達成される。スライドスイッチ11が「設定0」か
ら「設定1」に長手方向に押される場合、スペーサ櫛3
及び従ってプリセレクタースライド手段72も結合手段
により動くようになされる。プリセレクタースライド手
段72が「設定0」から「設定1」にスライドスイッチ
11の変位により移動される移動の長さはそれが「プリ
セット位置1」からリード接触部70上に正確にある位
置に移動するようプリセレクタースライド手段72の移
動長さに正確に対応する。次にプリセレクタースライド
手段72の永久磁石100は電源92及びモータ90を
介して回路を閉成し、従って、毛刈込機1の駆動を作動
させるようにする、リード接触部70を閉成させる。ス
ライドスイッチ11を更に例えば「設定2」に押すと、
プリセレクタースライド手段72をリード接触部70か
ら離れた位置に更に変位させることも含む。従って、プ
リセレクタースライド手段72の永久磁石100はリー
ド接触部70を動作させるのを止め、それを開成させ、
従ってモータ90用回路を開成させる。
【0027】更なる例として、「プリセット位置3」で
のプリセレクタースライド手段72により、プリセレク
タースライド手段72の永久磁石100をリード接触部
70上に位置されるのを可能にし、毛刈込機1用駆動を
活性化するようスライドスイッチ11が「設定3」まで
シフトされることが必要である。スライドスイッチ11
の全ての他の位置において、プリセレクタースライド手
段72の永久磁石100はリード接触部70上にはな
く、従ってモータ90用回路が閉成されるのを防止す
る。
【0028】スペーサ櫛の取外しは又プリセレクタース
ライド手段72の取外しを含む。これは、リード接触部
70開成した非作動位置の結果として、スペーサ櫛が
取外されると毛刈込機が作動できないことを意味する。
これを避けるため、毛刈込機はスペーサ櫛が取外される
とき作動されうる更なる「設定−1」を設けられる。適
所に取付けられたスペーサ櫛3が「設定−1」に到達す
るのを防止するよう、スペーサ櫛が取外される時だけス
ライドスイッチ11が「設定−1」に押されうるように
結合ロッド10(図5)は構成されている。或いは「設
定−1」にて、使用者がプリセレクタースライド手段7
2の位置により与えられるより短かい長さに髪を刈るこ
とができる。
【0029】図7より分かる如く、上記に指定された更
なる「設定−1」はスライドスイッチ11を「設定1乃
至4」の方向に対向する方向にシフトすることにより達
成されうる。図7より等しく分かる如く、スライドスイ
ッチ11はスライドスイッチ11の変位方向、即ち毛刈
込機1の長手方向により細かく指標されていない毛刈込
機1の筺体部に取付けられた2つの導体80,81と動
作的に協働する。2つの導体80,81はスライド接触
部83,84を用いる電気的接続85により相互接続さ
れる。導体80はその全体長さに亘って導電性である。
対照してみると、導体81は図7に示す「破線」長さに
亘ってのみ導電性がある。その結果、スライドスイッチ
11が「設定0」になる時スライド接触部84は導体8
1の非導電性領域にある。この結果、導体80及び導体
81間に電気的接触はなされない。しかし、スライドス
イッチ11が「設定−1」に移動する場合、スライド接
触部84は導体81の導電性領域に動く。これは電気的
接続85を通じて導体80及び導体81間に短絡回路を
生じ、電源92及びモータ90を介して回路を閉成させ
る。従って、この位置で、毛刈込機1の駆動は導体8
0,81及び電気的接続85を介して活性化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛刈込機の斜視図である。
【図2】毛刈込機とその取付けられた位置でのスペーサ
櫛を示す正面図である。
【図3】スペーサ櫛を取り除いた毛刈込機の正面図であ
る。
【図4】図3の毛刈込機を部分的に長手方向断面で示す
側面図である。
【図5】毛刈込機とその刈込ヘッドに取付けられたスペ
ーサ櫛との間の基本的結合構造の概略図である。
【図6】刈込ヘッドの前縁に異なる相対距離でスペーサ
櫛を位置決めする毛刈込機のラチェットギアの図であ
る。
【図7】プリセレクタースライド手段を組込んだ毛刈込
機の概略図である。
【図8】プリセレクタースライド手段の領域での毛刈込
機の断面図である。
【符号の説明】
1 毛刈込機 2 刈込ヘッド 3 スペーサ櫛 4 前縁 5 刈込板 6 刃素子 7 本体 8 歯形状支持部 9 案内部 10 結合ロッド 11 スライドスイッチ 14 結合ノーズ 15 フィルム状ヒンジ 16 壁 17 結合溝 18 ディテント肩部 19 筺体壁 20 凹部 21 電気的スイッチ 23 端壁 24 停止肩部 25 側壁 27 強制案内部 29,38,39 斜面 30 保持部材 32 ディテント爪 33 舌部 34 ラチェットバー 35 目印スケール 36,74 窓 37,75 目印 40 停止端 72 プリセレクタースライド手段 80,81 導体 84 摺動接触部 85 電気接続 90 モータ 102 接続ピン 103 結合歯 105 刻み 107 摺動板
フロントページの続き (56)参考文献 国際公開91/17024(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 19/38 B26B 19/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈込ヘッドと、処理さるべき皮膚表面と
    摺動接触すべく刈込ヘッドに取付けられるよう適合され
    刈込ヘッドの前縁に関連する種々の位置に調整自在であ
    るスペーサ櫛と、毛刈込機の駆動をオン及びオフするス
    ライドスイッチとを有し、スペーサ櫛及びスライドスイ
    ッチは係合可能な結合手段を設けられ、スライドスイッ
    チの「オン」及び「オフ」位置に加えて更なる位置が設
    けられた電気的毛刈込機であって、 スペーサ櫛の変位の方向に調整自在であるようスペーサ
    櫛(3)に配置され永久磁石(100)を有する磁気プ
    リセレクタースライド手段(72)が設けられ、毛刈込
    機(1)の内部に固定的に収容されプリセレクタースラ
    イド手段(72)と協働するリード接触部(70)が設
    けられ、毛刈込機(1)の駆動(90)は、スライドス
    イッチ(11)及びスペーサ櫛(3)がプリセレクター
    スライド手段(72)で予め選択されたプリセット位置
    になりリード接触部(70)上に永久磁石(100)が
    配置されるまで作動されないことを特徴とする電気的毛
    刈込機。
  2. 【請求項2】 スペーサ櫛(3)の刈込ヘッド(2)に
    対する相対的距離が最小とされる短かい髪プリセット位
    置において、プリセレクタースライド手段(72)はそ
    の変位移動のうち刈込ヘッド(2)に近い端部に配置さ
    れ、スペーサ櫛(3)の刈込ヘッド(2)に対する相対
    的距離が最大とされる長い髪プリセット位置において、
    プリセレクタースライド手段(72)はその変位移動の
    うち刈込ヘッド(2)から離れた端部に配置されること
    を特徴とする請求項1記載の電気的毛刈込機。
  3. 【請求項3】 スペーサ櫛(3)に長手方向に延在する
    窓(74)がプリセレクタースライド手段(72)の変
    位用に設けられ、窓(74)にプリセレクタースライド
    手段(72)を固定係合する手段が設けられたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の電気的毛刈込機。
  4. 【請求項4】 プリセレクタースライド手段(72)は
    窓(74)に一致する弾性的な固定手段を含むことを特
    徴とする請求項3記載の電気的毛刈込機。
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