JP2010532695A - キッチンスライサー - Google Patents

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Abstract

【課題】切断厚みの調節の操作が簡略化されており、その操作が意図せずに起こらないキッチンスライサーを提供する。
【解決手段】品物から断片を切り取るために刃(14)が固定された基体(12)と、刃(14)に対してオフセットされ、その上で品物を前後に移動し刃(14)に供給することができるガイド面(16)と、上面が前記ガイド面(16)を形成し、全体を移動させて基体(12)上の異なる位置に固定することができ、それにより異なる切断厚みを実現する挿入部材(18)と、挿入部材(18)を基体(12)に対して固定する固定手段(19)とを有する。固定手段(19)は、基体(12)および挿入部材(18)と別体に製造され、挿入部材(18)を固定および解放するために基体(12)に対して移動することができるように取り付けられているレバー(24; 32)および操作部(23; 34)を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、果物、野菜などの品物を切断するためのキッチンスライサーに関するものである。
このようなキッチンスライサーは、断片を品物から切り取るために刃が固定された基体と、刃に対してオフセットされ、その上で品物を前後に移動し制御された仕方で刃に対して供給することができるガイド面であって、刃と当該ガイド面との間のオフセットにより、切断されることになる断片の切断厚みが決定されるガイド面と、上面が前記ガイド面を形成し、全体を移動させて基体上の異なる位置に固定することができ、それにより異なる切断厚みを実現する挿入部材と、挿入部材を基体に対して固定する固定手段とを有している(下記特許文献1)。
このようなキッチンスライサーは、例えば果物、野菜などの品物を規定されたように細分するために使用される。この場合、スライサーは、例えばハンドルなどにより、一方の手に保持され、ハンドルの反対側に配置された端部により、台またはボウルの上に支持される。細分される品物は、ガイド面の上で前後に移動され、刃に供給される。刃は、キッチンスライサーの主軸を横断して配置され、もしくは主軸に対して斜めに配置され、または、V字形状とされている。刃に対して品物が動くたびに、薄片が品物から切り取られ、刃とガイド面との間のスロットから落下する。ガイド面は、ガイド面の上を動くときに品物を細分するために機能しそれゆえに品物を細片に切断する、追加の切断要素を含んでいてもよい。
ガイド面はある場合、交換可能な挿入部材として、基体とは別体に構成されている。切断厚みを調節するため、この挿入部材は、基体のさまざまな位置に固定して、例えば追加の切断要素などにより、異なる構成の挿入部材用に交換することもでき、それにより異なる切断例が提供される。
下記特許文献2は、交換可能な挿入部材を有し、挿入部材を異なる位置で基体内へ挿入することができ、それにより異なる切断厚み設定を実現することができ、1つの位置が、けがの防止のために機能するキッチンスライサーを開示している。
冒頭で言及した下記特許文献1は、オフセットされた交換可能な挿入部材により切断厚みが実現されるキッチンスライサーを開示している。この挿入部材は、キッチンスライサーのガイド面または排出面を形成していてもよい。この交換可能な挿入部材は、締め付け手段により基体に固定されており、締め付け手段を緩めることで、挿入部材を基体から取り外す必要なしに、切断厚みを変更する目的で、異なる位置に移動することができる。下記特許文献1では、挿入部材の異なる位置は、平行ガイドによる平行オフセットにより、または回動ガイドによる回動により実現されている。
このキッチンスライサーの特定の実施形態では、交換可能な挿入部材を、基体のランプ(ramp)状の溝部分内に配置された挿入部材のガイド杭により、平行にオフセットすることができる。さらにこの挿入部材は、基体上に配置され、挿入部材に形成された溝に係合する、弾性的に偏向可能な係合部材により、基体に対して縦方向の位置に固定される。
独国特許出願公開第100 54 174号明細書 独国特許出願公開第103 28 506号明細書
このような構造の欠点は、係合部材が、固定手段としてのその機能ゆえに、比較的小さな構成であるため、または、容易に接近できる仕方で挿入部材上に配置されている場合、使用中に意図せずに解除されてしまう可能性があることであり、そのためボルト(bolt)を解除するのが困難なことである。
ゆえに、本発明の目的は、切断厚みの調節の操作が簡略化されており、その操作が意図せずに起こらないキッチンスライサーを提供することである。
本発明の第1の局面によれば、冒頭で説明したスライサーにおいて、固定手段が、基体および挿入部材と別体に製造された少なくとも1つの部品を有しており、挿入部材を固定および解除するために基体に対して移動することができるように取り付けられている構造により、この目的が達成される。
さらに、本発明の第2の局面によれば、冒頭で説明したスライサーにおいて、基体が、固定手段を起動することのできる開口部を有する構造により、上記目的が達成される。
さらに、本発明の第3の局面によれば、冒頭で説明したスライサーにおいて、固定手段が、レバーおよび別体の起動要素を有しており、挿入部材を固定または解除するために、起動要素をレバーと係合させることができる構造により、上記目的が達成される。
固定手段は、基体および挿入部材と別体に製造された少なくとも1つの部品を有しているため、この部品を、所望の形態に構成し、所望の仕方で移動することができるように取り付けることが可能である。その場合、基体または挿入部材の製造プロセスにかかわらず、機械的に最適の形態を実現することが可能である。さらに、この別体に製造された部品は、基体または挿入部材の材料にかかわらず、所望の材料で形成されていてもよい。
さらに、固定手段は、特に容易に起動することができ、そのため、開口部を介して使用中に容易に解除することもでき、同時に固定手段は、使用中に意図せずに解除されることのないよう保護される。
さらに、固定手段と別体に構成された起動手段は、製造するのが特に簡単であり、取り付けが容易である。
本発明の第1、第2および第3の局面は、適宜組み合わせることができる。
よって、本発明の目的は、この方法により十分に達成される。
ここで、開口部は、基体の縦方向側の、挿入部材に隣接する位置に形成されていることが好ましい。挿入部材に対する開口部のこの構成により、固定手段をコンパクトな構造にすることができる。
好ましい実施形態では、レバーは、回転軸を中心に回転できるように取り付けられている。これにより、レバーは特に容易に移動され、その結果、挿入部材を、ほとんど力を加えることなく解除することができる。
ここで、起動要素は、回転軸に平行な方向に移動できるように取り付けられていることが好ましい。起動要素とレバーとの間の係合は、このようにして特に簡単に実現することができる。
好ましい実施形態では、固定手段は、当該固定手段を起動することのできる操作部を有している。この操作部により、固定手段を特に好都合に起動することができる。これは、操作部の形状および寸法を、固定手段の機能にかかわらず、例えば平均的な指先などに適合させることができるためである。
本発明の一実施形態では、操作部の少なくとも一部が、開口部によって囲まれている。操作部の一部のみが開口部によって囲まれている場合、固定手段を特に容易に基体に取り付けることができる。
別の実施形態では、操作部の全体が、開口部によって囲まれている。このようにして、操作部は、すべての側において意図せずに起動されることから保護されており、それゆえに固定手段が、使用中に意図せずに解除されることから保護されている。
本発明の好ましい実施形態では、別体に製造された部品は両面レバーを有している。この実施形態により、特に簡単な機構を有する固定手段を実現することが可能になる。これは、両面レバーを回転可能な仕方で容易に取り付けることができるためである。
好ましい構成では、両面レバーは、ガイド面に垂直に配置された軸を中心に回転できるように取り付けられている。この構成により、両面レバーを、基体の設計に固有の長尺側部分に、特に省スペースに配置することが可能になる。これは、両面レバーの縦軸がこのようにして基体の側部に平行に延びているためである。
好ましい構成では、両面レバーを、ガイド面と反対の側から、基体に挿入することができる。この構成により、この別体の部品を少ない経費で取り付けることができる。これは、基体を、ガイド面と反対のこの側で例えば開放される設計とすることができるため、および、両面レバーを取り付けてしまえば、カバーを取り付ける必要がないためである。
さらなる構成では、両面レバーは、基体に固定された杭により、回転可能に取り付けられている。この構成により、両面レバーを取り付けるための高コストの機構を省くことが可能になる。これは、このような杭が、このようなレバーを取り付けるために必要な機能をすべて果たすためである。
別の実施形態では、別体に製造された部品は、挿入部材の調節方向を横断する方向に移動できるように取り付けられた摺動部材を有している。この実施形態により、固定手段を特にコンパクトな仕方で実現することができる。その結果、全体として、キッチンスライサーの、よりコンパクトな構成が可能になる。この実施形態は、レバーアームを省くことができるため、特にコンパクトである。
さらに別の実施形態では、固定手段は片面レバーを有している。片面レバーの利点は、製造が容易で、場合によっては射出成形により、基体の一部として形成できることである。
好ましい構成では、片面レバーは、フィルムヒンジにより、基体に対して移動できるように取り付けられている。この構成により、片面レバーの特に費用効果の高い取り付けが可能になる。これは、片面レバーを基体と一緒に、例えば射出成形により、製造することができるためである。
特定の構成では、片面レバーは、基体に一体的に接続されている。片面レバーのこの構成により、片面レバーを取り付けるステップを省くことができる。これは、片面レバーが基体の一部であるためである。
一般的な実施形態では、固定手段は、形状がぴったり合う仕方でまたは圧入式に挿入部材を固定している。このようにして、挿入部材を、基体に特に確実に固定することができる。
好ましい構成では、固定手段は、荷重を受けていない状態で、基体に対して挿入部材を固定するように、弾性要素にあてがわれている。これにより、挿入部材は、使用中、ユーザから追加の力を受けることなしに、基体に対して常に固定されている。その結果、使用するのに特に好都合である。
特定の実施形態では、挿入部材を、基体に対して段階的に固定することができる。この実施形態により、好ましい切断厚みを、直接的かつ再現可能な仕方で選択することができる。これは、挿入部材を特定の位置にのみ固定することができるためである。
好ましい実施形態では、固定手段は、係合部材(すなわち、掛け金突起(latching nose)またはボルト)および溝を有し、挿入部材は、溝のそれぞれ1つに係合した(ボルトの)係合部材により、異なる位置に固定される。この機構により、わずかな力を加えるだけで、挿入部材を基体に対して固定または解除することができる。これは、係合部材が溝の1つにぴったり勘合することにより、挿入部材が固定されるため、および、挿入部材を解除するのに、前記嵌合を解除すればよいためである。
好ましい構成では、係合部材および溝は、挿入部材が力の作用を受けることにより、挿入部材がラッチ動作によって第1の方向に変位することができ、第1の方向と反対の方向に固定される輪郭を有している。このようにして、切断厚みをすばやく変更するために、操作部を起動することなしに、挿入部材を使用中に第1の方向に変位させることも可能になる。
本発明の一構成では、溝は鋸歯状の輪郭を有している。この鋸歯状の輪郭により、ラッチ動作により1つの方向に特に容易に移動することができるように、挿入部材を実現することが可能になる。
別の実施形態では、挿入部材を、基体に対して無段式に調節することができる。この実施形態により、個々の切断厚みを自由に選択することができる。
特定の構成により、刃の方向への挿入部材の変位が、同時に、挿入部材をそれに対して垂直な方向にオフセットさせるよう摺動要素が摺動する傾斜面ガイドが提供される。この構成により、挿入部材を基体に対して非常に好都合に変位させることができる。これは、挿入部材が刃の方向への力の作用を受けることにより、切断厚みが変わるためである。キッチンスライサーは通常、挿入部材が配置されている端部でユーザに保持されるため、この力を、例えば親指により、非常に容易に加えることができる。
特定の構成では、挿入部材をガイド面に対して本質的に平行にオフセットすることができるように、傾斜面ガイドおよび摺動要素が相互作用する。このように、異なる切断厚み用に、品物を刃の上で切断するために案内することが、常に同じように容易となっている。これは、品物が刃の上を最適の角度で常に案内されるためである。
傾斜面ガイドは、ガイド面に対して10°〜60°の間の角度とされているのが好ましい。この構成により、挿入部材を基体に対して常に容易に変位させることができる。これは、摺動要素が、傾斜面ガイドに対して斜行しないため、および/または、自己固定設計でないためである。
好ましい構成では、挿入部材は交換可能な設計とされている。これにより、例えば刃に垂直などの、さらなる切断例を実現することができる。
上述した特徴および以下に説明する特徴は、所与の組み合わせだけなく、本発明の枠組みを逸脱することなしに、他の組み合わせまたは単独で使用することもできる。
固定手段を有する、本発明に係るキッチンスライサーの実施形態を示す斜視図である。 両面レバーを含む、本発明に係るキッチンスライサーの実施形態の基体の一部を示す模式図である。 摺動部材を含む、本発明に係るキッチンスライサーの第2の実施形態の基体および挿入部材の断面図である。 本発明に係るキッチンスライサーの他の実施形態の基体および挿入部材の一部を示す模式図である。 傾斜面ガイドについて説明するための、キッチンスライサーの要部模式的断面図である。 本発明に係るキッチンスライサーの挿入部材の実施形態を示す斜視図である。 別体の起動要素を有する、本発明に係るキッチンスライサーの実施形態の基体の一部を示す模式図である。 図7のA-A線に沿った、基体および挿入部材の模式的断面図である。
本発明の実施形態を、以下の詳細な説明に記載し、図に示す。
図1において、本発明に係るキッチンスライサーの第1の実施形態を、全体として”10”で示している。
キッチンスライサー10は、V字形状の刃14が固定されている基体12を有している。刃14は、この実施形態のようにV字刃として設計されていてもよいが、基体12の主軸に対して斜めまたは垂直に配置された直線の刃とすることもできる。
ガイド面16が刃14の反対側に配置されている。ガイド面16は、挿入部材18により形成されている。キッチンスライサー10はまた、基体12および挿入部材18の両方に配置されている固定手段19を有している。固定手段19は、係合部材(catch)20、溝22および操作部23を有している。
挿入部材18のガイド面16により、切断するための品物が、制御された仕方で刃14に供給され、それにより一定の切断厚みが得られる。ここで品物はガイド面16に押し付けられ、刃14の上を押され、切断された品物は、刃14と上面がガイド面を形成している挿入部材18との間の隙間を通って除去される。切断厚みは、ガイド面16と刃14との間のオフセットにより決定される。このオフセットは、基体12に対する挿入部材18の位置により変えることができ、ゆえに、これによって切断厚みを変更することができる。基体12に対する挿入部材18のこれらの位置を実現することができるよう、挿入部材18は、基体12に対して移動することができるように取り付けられている。挿入部材18は、使用中に、切断される品物といっしょに動かないように、固定手段19により、基体12に対して固定することができる。
固定手段19は、挿入部材18に形成された溝22に係合する係合部材20を有しており、それにより、基体12に対して挿入部材18を固定する。係合部材20は操作部23に接続されている。操作部23は、操作部の起動により係合部材20が溝22から開放され、それにより、挿入部材18の基体12に対する位置を変更できるように、係合部材20に接続されている。
図2は、固定手段19として両面レバーを有する、第1の実施形態のキッチンスライサー10の基体12の一部を模式的に示している。
図2は、挿入部材18を有する基体12を、ガイド面16の反対の側から示している。挿入部材18は、係合部材20が係合する溝22を有している。係合部材20は、固定穴25を有する両面レバー24に接続されている。両面レバー24は、基体12に対して回転することができるように取り付けられており、これは、固定穴25を、基体12に固定された杭(peg)26に差し込むことにより行われている。両面レバー24は、一方の端部に係合部材20を有しており、係合部材20の反対側に位置する端部に操作部23を有している。操作部23は、基体12に形成された開口部28を通じて起動することができる。両面レバー24は、基体12に支持された自由端部を有する弾性要素30に接続されている。
両面レバー24、固定穴25および杭26を介して基体12に接続された係合部材20が、複数の溝22のうちの1つに係合していることにより、挿入部材18は、基体12に対して固定されている。弾性要素30はここで、外部から力を受けることなしに係合部材20が溝22のうちの1つに係合するよう、両面レバー24と基体12との間で押し込まれ、挿入部材18を基体12に対して固定する。
両面レバー24は、固定穴25および杭26により、基体12に対して回転することができるよう取り付けられているため、操作部23が押圧されることにより、係合部材20を横方向に偏向させることができ、その場合、係合部材20および溝22は互いに係合解除される。この状態で、挿入部材18を基体12に対して所望のようにオフセットすることができる。
特定の実施形態において、杭26は基体12に一体的に接続されていてもよい。射出成型により杭26を基体12といっしょに製造することも考えられる。図2の実施形態は、基体12を、ガイド面の反対側を解放した設計とした中空体として示しており、この場合、別体に製造された両面レバー24を基体12内へ容易に導入し、固定穴25により杭26へと差し込むことで取り付けることができる。図1および図2に示すように、基体12の開口部28の一部のみが操作部23を包囲している場合は、両面レバー24の取り付けにとって、ここでは特に有利である。
この実施形態では、弾性要素30は、外部から力を受けることなしに係合部材20を溝22の1つに係合させ、それにより挿入部材18を基体12に対して固定するよう、設計および配置されている。そのようにして、この場合、キッチンスライサー10の使用中に、操作部23が起動されない限り、挿入部材18が基体12に対して常に固定されている。
この実施形態では、S字形状に湾曲し、一方の端部が両面レバー24に固定され、自由端部が基体12の内側に支持されたつまみとして、弾性要素30が設計されている。弾性要素30は、両面レバー24の材料と異なる材料で形成されていてもよく、または、両面レバー24に一体的に接続されていてもよい。ここで、弾性要素30を、フィルムヒンジを有するように設計することも考えられる。同様に、金属製の板ばねまたは金属製のつる巻きばねを弾性要素30として使用することができる。
この実施形態では、溝22は鋸歯状の輪郭を有しており、係合部材20は対応する逆向きの輪郭を有している。このように、この実施形態の挿入部材18が力の作用を受けることで、操作部23を起動させずに、挿入部材18を刃14の方向に移動させることができる。この実施形態の挿入部材18が力の作用を受けるため、係合部材20は1つの溝22から解除されて、別の溝22に再び引っ掛かる。溝22の鋸歯状の輪郭により、挿入部材18は反対方向に移動できないようにされている。あるいは、溝22は、引っ掛かり解除ができないように設計される。
図3は、摺動部材を有する、本発明にかかるキッチンスライサーの固定手段の第2の実施形態の模式的断面図を示している。
この実施形態では、固定手段19は、基体12の貫通路33内を軸方向に移動することができるように取り付けられた摺動部材32を有している。摺動部材32は、開口部28を通じて起動することができる操作部34に接続されている。摺動部材32は、操作部34および基体12の両方に支持された弾性要素35をあてがわれている。摺動部材32は、挿入部材18に形成された溝38に係合する係合部材36に接続されている。この実施形態の溝38は、摺動部材32の機能のため、基体の反対側である、挿入部材18の内側に形成されているのが好ましい。
この特定の実施形態でつる巻きばねとして設計されている弾性要素35は、操作部34が外力の作用を受けることなく、係合部材36が溝38と係合するように、摺動部材32と基体12との間において配置および付勢されている。操作部34が軸方向に力の作用を受けることにより、弾性要素35が圧縮されて、係合部材36および溝38が互いに係合解除される。この状態で、挿入部材18を、基体12に対してオフセットすることができる。操作部34が外力の作用を受けなくなると、弾性要素35が摺動部材32を開始位置へと動かし、係合部材36および溝38を係合させ、その結果、挿入部材18は基体12に対して固定される。図示していない特定の実施形態では、弾性要素35はまた、板ばねとして構成されていてもよい。
図4は、片面レバーを有する、本発明に係るキッチンスライサーの第3の実施形態を模式的に示している。
挿入部材18は、片面レバー40により基体12に固定されている。片面レバー40は、固定端部42により基体12に接続されている。フィルムヒンジ43が固定端部42に形成されており、それゆえに、片面レバー40は、基体12に対して弾性的に移動することができる。片面レバー40は、固定端部42の反対側に配置された自由端部44を有している。片面レバー40は、固定端部42と自由端部44との間に、基体12の開口部28を通じて起動することのできる操作部46を有している。片面レバー40の自由端部44に、挿入部材18の溝38に係合して挿入部材18を基体12に対し固定する係合部材48が配置されている。溝38は、挿入部材の、基体12と反対の側に形成されているのが好ましい。
フィルムヒンジ43は固定端部42に形成されているため、片面レバー40は、操作部46が力の作用を受けることにより、係合部材48が溝38と係合している静止位置から、横方向に偏向することができる。片面レバー40のこの横方向の偏向により、係合部材48および溝38が互いに係合解除され、それゆえに、挿入部材18を基体12に対して移動させることができる。操作部46が力の作用を受けなくなると、フィルムヒンジすなわち復元手段(図示せず)は、片面レバー40を移動させて弾性的に静止位置へ戻らせ、それゆえに、係合部材48は再び溝38の1つと係合して挿入部材18を基体12に対し固定する。
片面レバー40は、基体12とともに単一の部品として製造してもよく、または、別体に製造された部品として基体12に固定してもよい。
フィルムヒンジ43および復元手段(図示せず)の代わりに、片面レバー40を基体12に接続する別体の弾性部品または別体の弾性部を設けることも考えられる。
図5は、本発明に係るキッチンスライサー10を、基体12の主軸に沿った断面図として、模式的に示している。この図は、刃14に対する挿入部材18のオフセットについて説明するためのものである。無論、人間工学的な取り扱い(例えばハンドル)を提供するための要素があってもよく、図に尖った形態で示された縁部を、実施時に丸くしてもよい。
基体12および基体12に固定された刃14を有する図5に示すキッチンスライサー10は、2つの異なる位置にある挿入部材18、18'を示している。傾斜面ガイド50、52が基体12に形成されており、これらのガイドにより、挿入部材18が、摺動要素54、56を介して基体12上を移動することができるように、取り付けられている。傾斜面ガイド50、52は、基体12のショルダまたは溝として設計されていてもよい、2つ以上の、軸方向に間隔を置いて配置された平行なガイドである。摺動要素54、56は、傾斜面ガイド50、52に係合または当接して挿入部材18を基体12に対して移動できるように取り付けられた、挿入部材18上の要素である。
好ましい構成では、挿入部材18は、傾斜面ガイド50、52および摺動要素54、56により、挿入部材18の刃14に向いた端部側の頂部側が刃の上方に位置する程度まで、基体12に対して上方にオフセットすることができる。この位置を図5に実線で示している。挿入部材18のこの位置は、安全位置として機能し、刃14に意図せずに接触することから保護する。
品物を特定の切断厚み57’で切断するための作動位置の一例を、図5に破線で示している。切断厚み57’は、刃14とガイド面16’との間の高さのオフセットにより生じている。この図では、挿入部材18、18’は、斜めの線Aに沿って基体12に対して平行にオフセットされている。線Aに沿った挿入部材18、18’のこのオフセットは、傾斜面ガイド50、52および摺動要素54、56の位置および構造により決定される。これは、挿入部材18’を、刃14の方向へと変位させることにより、作動位置から別の位置へと(例えば、挿入部材18、18’の図示した安全位置へと)移動させることができることを意味する。傾斜面ガイド50、52および摺動要素54、56の特定の実施形態の結果、刃14の方向への挿入部材18、18’の変位は、それに対する垂直方向のオフセットを必然的に生じさせる。
挿入部材18、18’を基体12に対して取り付けるこの方法により、挿入部材18、18’は、基体12の縦方向に固定されることで、それに垂直な方向にも固定される。
傾斜面ガイド50、52は、基体12または挿入部材18上に、チャネル、溝、縁部または凸条として形成することが考えられる。摺動要素54、56は、挿入部材18または基体12上に、縁部、杭、溝またはチャネルとして形成してもよい。それぞれが傾斜面ガイド50、52のそれぞれ1つおよび摺動要素54、56のそれぞれ1つを備える2〜4対が挿入部材18の各側に設けられているのが一般的である。
図6は、本発明に係るキッチンスライサー10の挿入部材18の実施形態を示す斜視図である。
図示した挿入部材18は、ガイド面16を形成している。挿入部材18は、側縁部に、この実施形態では突出した丸杭の形状をした摺動要素54、56を有している。挿入部材18はまた、側縁部に、挿入部材18を基体12(図示せず)に対して異なる位置に固定するための溝22を有している。さらに傾斜面楔58が、挿入部材18の下側(ガイド面16と反対の下側)に配置されている。傾斜面楔58はこの実施形態では、ガイド面16に直交し挿入部材18の主軸に平行となるように配置された扁平な三角形の要素として設計されている。
溝22は挿入部材の側縁部の外側に配置されているため、挿入部材18のこの実施形態は、両面レバー24の機能により、図2に示す実施形態とともに使用するのが好ましい。
摺動要素54、56は、挿入部材18を基体12に取り付けるためにも機能する。基体12(図示せず)上の傾斜面ガイド50、52(図示せず)の構造に依存して、挿入部材18を基体12に対して平行にオフセットすることができる。溝22は、挿入部材18を異なる位置に固定するために機能する。傾斜面楔58は、挿入部材18を基体12に対してさらに支持するために機能する。傾斜面楔58は、挿入部材18が基体12に対して取ることのできるいずれの位置においても、基体12に当接するように構成されている。
図7は、別体の起動要素60を有する、第3の実施形態のキッチンスライサー10の基体12の一部を、下方から模式的に示した図である。
図7に示す第3の実施形態は、図2の実施形態に類似し構成および機能の点で対応しており、同一の要素は同一の名称で示されている。実施形態の間の大きな相違は以下で説明される。
固定手段19は、基体12上で回転することができるよう、固定穴25により杭26に取り付けられた両面レバー62を有している。両面レバー62は弾性要素30を有しており、弾性要素30により、係合部材20が挿入部材18の溝22の1つの中に移動され、それによって挿入部材18が基体12に対して固定される。両面レバー62は、係合部材20の反対側に位置する起動端部66に起動部64を有している。
基体12には、起動要素60が固定されるショルダ68が形成されている。起動要素60はこの実施形態では、頂部側から起動することができる。ショルダ68は、起動要素60の起動ピン72が突出する開口部70を有している。ショルダ68はまた、起動要素60の取り付けピン78、80それぞれが案内される2つの取り付け穴74、76を有している。
起動要素60は、両面レバー62が回転可能に取り付けられた回転軸81に平行な方向に起動要素が移動できるように、取り付けピン78、80により取り付け穴74、76に取り付けられている。すなわち、起動要素は、ガイド面16に垂直に移動することができるように取り付けられている。取り付けピン78、80は、取り付け穴74、76とともに、摺動軸受けを形成している。起動ピン72および取り付けピン78、80は、起動要素60に一体的に接続されているのが好ましい。起動要素60の移動により、起動ピン72が両面レバー62の起動部64に係合され、起動部64が挿入部材18の方向に偏向される。このようにして係合部材20が挿入部材18から離され、そのために係合部材20および溝22が互いに係合解除される。
図8は、図7のA-A線に沿った、キッチンスライサーの第3の実施形態を示す断面図である。
起動要素60は操作部82を有している。起動要素60はまた、起動ピン72および取り付けピン78、80を有しているが、図8には取り付けピン78、80のうち取り付けピン78のみを示している。起動要素60は、操作部82が隣接する基体12とほぼ平坦な部分を形成するよう、基体12に固定されている。起動要素60は、横部分に、カバーパネル84を有しており、カバーパネル84は、基体12に当接する底側端部を有し、基体12に対して横方向にオフセットされている。基体12は、取り付け穴74、76が形成されたショルダ68を有しているが、この図には取り付け穴74、76のうち取り付け穴74のみを示している。取り付けピン78は、取り付け穴74を介して案内される。取り付けピン78は、底側端部に、取り付け穴74の周縁の後ろでショルダ68に係合する、径方向に突出した頭部86を有している。頭部86は、ショルダ68の停止部を形成している。ばね88が、操作部82とショルダ68との間で、取り付けピン78上に配置されている。取り付けピン78、80は同一の設計であるのが好ましい。
ショルダ68は開口部70を有している。起動ピン72は開口部70を介して案内される。起動ピン72は底側端部に当接部90を有している。当接部90は、起動ピン72の縦方向に対して、および/または起動要素60の移動方向に対して、斜めに形成されている。当接部90は、両面レバー62の起動部64に当接する。両面レバー62の起動部64は、起動ピン72の当接部90に厳密に平行であるために、傾斜しているのが、好ましい。この実施形態の変形例では、起動部64、90の少なくとも1つが湾曲していてもよい。
取り付けピン78、80を取り付け穴74、76に取り付けていることにより、起動要素60が、ガイド面16に垂直に移動できるように取り付けられている。ばね88は操作部82およびショルダ68に支持されており、起動要素60をショルダ68から引き離す。取り付けピン78の頭部86は、取り付け穴74の周縁の後ろに係合しているが、停止部を形成して、取り付けピン78が取り付け穴74からはずされないようにしている。ばね88は、外部から力を受けずに、起動要素60を上側位置に移動させる。この上側位置で、起動ピン72の当接部90は、両面レバー62が力を受けることなく、および/または係合部材20が溝22からはずれることなく、両面レバー62の起動部64に当接する。
起動要素60の操作部82が矢印92の方向に、すなわち、回転軸81と平行な方向に、上部からの力を受けた場合、起動ピン72の当接部90は、両面レバー62の起動部64を押圧する。当接部90は、矢印92の方向に対して斜めに、および/または起動ピン72の移動方向に対して斜めに配置されているため、当接部90は、両面レバー62の起動部64に、矢印92の方向と直交する力をかける。結果として生じるこの力の方向は、矢印94で示されている。このようにして、両面レバー62の起動端部66は、挿入部材18の方向に移動される。これは、図2に示す第1の実施形態の操作部23の起動と同じ効果を有している。
ばね88は、力を加えられると、起動要素60を移動させて上側位置へ戻らせる。カバーパネル84は、基体を起動要素のいずれの位置においても横方向に閉鎖することを意図している。
起動ピン72が、当接部90の反対に位置する側によって、ショルダ68または基体12の開口部70に支持されるのが有利な場合もある。これにより、力を受けたときに、起動ピン72が、より安定する。
図示した実施形態すべては、互いに組み合わせてもよい。以下の組み合わせを明示的に示しておく。
両面レバー62を、杭26に回転可能に取り付けられた片面レバーとして設計することが考えられる。このようなレバーは、弾性要素30により、基体20に支持される。このレバーを起動するために、起動ピン72が、係合部材20に向けられたレバーの端部に作用して、起動された操作部82により、このレバーを移動させて挿入部材18から離すことが考えられる。
さらに、片面レバーを、図4に示すように、別体の起動要素60と組み合わせることも可能である。本明細書において、起動ピン72の当接部90が、片面レバー40の自由端部44に作用することが可能である。本明細書において、図4に示す溝38および係合部材48を逆に、すなわち図2および図7に示すように形成することも考えられる。次いで、操作部82の起動により、起動ピン72が自由端部44に移動されて、係合部材42;48および溝22;38が互いに係合解除される。
図3に示すように、起動要素60を第2の実施形態の摺動部材32と組み合わせることも考えられる。この場合、係合部材36および溝38を、図2および図7に示すように逆に配置することも考えられる。このような組み合わせでは、摺動部材32は、係合部材36および溝38が係合するよう、弾性要素によって移動される。起動要素60の起動ピン72は、起動される操作部82により係合部材36および溝38が互いに係合解除されるように、摺動部材32に作用する。

Claims (28)

  1. 果物、野菜などの品物を切断するためのキッチンスライサー(10)であって、
    断片を前記品物から切り取るために刃(14)が固定された基体(12)と、
    前記刃(14)に対してオフセットされ、その上で前記品物を前後に移動させ制御された仕方で前記刃(14)に対して供給することができるガイド面(16)であって、前記刃(14)と当該ガイド面(16)との間のオフセットが、切断されることになる前記断片の切断厚みを決定するガイド面(16)と、
    その上面が前記ガイド面(16)を形成し、全体を移動させて前記基体(12)上の異なる位置に固定することができ、それにより異なる切断厚みを実現する挿入部材(18)と、
    前記挿入部材(18)を前記基体(12)に対して固定する固定手段(19)とを備え、
    前記固定手段(19)は、前記基体(12)および前記挿入部材(18)と別体に製造された少なくとも1つの部品(24;32;62)を有しており、その部品が前記挿入部材(18)を固定および解放するために前記基体(12)に対して移動することができるように取り付けられている、キッチンスライサー。
  2. 前記基体(12)が、前記固定手段(19)を起動することのできる開口部(28)を有する、請求項1に記載のキッチンスライサー。
  3. 前記開口部(28)が、前記基体(12)の縦方向側の、前記挿入部材(18)に隣接する位置に形成されている、請求項2に記載のキッチンスライサー。
  4. 前記固定手段(19)が、前記部品としてのレバー(24;40;62)および別体の起動要素(60)を有しており、前記挿入部材(18)を固定または解放するために、前記起動要素(60)を前記レバー(24;40;62)と係合させることができる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  5. 前記レバー(24;40;62)が、回転軸(81)を中心に回転できるように取り付けられている、請求項4に記載のキッチンスライサー。
  6. 前記起動要素(60)が、前記回転軸(81)に平行な方向に移動できるように取り付けられている、請求項5に記載のキッチンスライサー。
  7. 前記固定手段(19)が、当該固定手段(19)を起動することのできる操作部(23;34;46;82)を有している、請求項2〜6のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  8. 前記開口部(28)の少なくとも一部が、前記操作部(23;34;46;82)を囲んでいる、請求項7に記載のキッチンスライサー。
  9. 前記開口部(28)の全体が、前記操作部(23;34;46;82)を囲んでいる、請求項7または8に記載のキッチンスライサー。
  10. 前記別体に製造された部品(24;32;62)が両面レバー(24;62)を備えている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  11. 前記両面レバー(24;62)が、前記ガイド面(16)に垂直に配置された軸(81)を中心に回転できるように取り付けられている、請求項10に記載のキッチンスライサー。
  12. 前記両面レバー(24;62)を、前記ガイド面(16)と反対の側から、前記基体(12)に挿入することができる、請求項10または11に記載のキッチンスライサー。
  13. 前記両面レバー(24;62)が、前記基体(12)に固定された杭(26)により、回転可能に取り付けられている、請求項10〜12のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  14. 前記別体に製造された部品(24;32;62)が、前記挿入部材の調節方向を横断する方向に移動できるように取り付けられた摺動部材(32)を備えている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  15. 前記固定手段(19)が片面レバー(40)を備えている、請求項2〜9のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  16. 前記片面レバー(40)が、フィルムヒンジ(43)により、前記基体(12)に対して移動できるように取り付けられている、請求項15に記載のキッチンスライサー。
  17. 前記片面レバー(40)が、前記基体(12)に一体的に接続されている、請求項15または16に記載のキッチンスライサー。
  18. 前記固定手段(19)が、嵌合または圧入の形式で前記挿入部材(18)を固定している、請求項1〜17のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  19. 前記固定手段(19)が、荷重を受けていない状態で、前記基体(12)に対して前記挿入部材(18)を固定するように、弾性要素(30;35)に付勢されている、請求項1〜18のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  20. 前記挿入部材(18)を、前記基体(12)に対して段階的に固定することができる、請求項1〜19のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  21. 前記固定手段(19)が係合部材(20;36;48)および溝(22;38)を有し、前記挿入部材(18)が、前記溝(22;38)のそれぞれ1つに係合した前記係合部材(20;36;48)により、前記異なる位置に固定される、請求項1〜20のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  22. 前記係合部材(20;36;48)および前記溝(22;38)は、前記挿入部材(18)が力の作用を受けることにより、前記挿入部材(18)がラッチ動作によって第1の方向に変位することができ、前記第1の方向と反対の方向に固定される輪郭を有している、請求項21に記載のキッチンスライサー。
  23. 前記溝(22;38)が鋸歯状の輪郭を有している、請求項22に記載のキッチンスライサー。
  24. 前記挿入部材(18)を、前記基体(12)に対して無段式に調節することができる、請求項1〜19のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  25. 前記刃(14)の方向への前記挿入部材(18)の変位が、同時に、前記挿入部材(18)をそれに対して垂直な方向にオフセットさせるよう前記挿入部材(18)の摺動要素(54、56)が摺動する傾斜面ガイド(50、52)が設けられている、請求項1〜24のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
  26. 前記挿入部材(18)を前記ガイド面(16)に対して本質的に平行にオフセットさせることができるように、前記傾斜面ガイド(50、52)および前記摺動要素(54、56)が相互に作用する、請求項25に記載のキッチンスライサー。
  27. 前記傾斜面ガイド(50、52)が、前記ガイド面(16)に対して10°〜60°の間の角度とされている、請求項25または26に記載のキッチンスライサー。
  28. 前記挿入部材(18)が交換可能な設計とされている、請求項1〜27のいずれか1項に記載のキッチンスライサー。
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