JPS6214180Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214180Y2 JPS6214180Y2 JP8836083U JP8836083U JPS6214180Y2 JP S6214180 Y2 JPS6214180 Y2 JP S6214180Y2 JP 8836083 U JP8836083 U JP 8836083U JP 8836083 U JP8836083 U JP 8836083U JP S6214180 Y2 JPS6214180 Y2 JP S6214180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- gate
- wire rope
- guide member
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 22
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Barrages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ワイヤロープにより昇降させるゲ
ート本体と、このゲート本体上に起伏自在に取付
けられ、別のワイヤロープによつて起伏するよう
に操作されるフラツプとからなるフラツプ付ゲー
トの操作装置に関するものである。
ート本体と、このゲート本体上に起伏自在に取付
けられ、別のワイヤロープによつて起伏するよう
に操作されるフラツプとからなるフラツプ付ゲー
トの操作装置に関するものである。
第1図は従来のフラツプ付ゲートの一例を示す
もので、1はゲート本体、2はその上端に軸3に
より起伏自在に取付けたフラツプである。
もので、1はゲート本体、2はその上端に軸3に
より起伏自在に取付けたフラツプである。
4はゲート本体1の操作用ワイヤロープで、そ
の下端は本体1に固定され、上部はゲート側上方
の操作部に設けた巻上機5の巻取ドラム6に巻か
れている。
の下端は本体1に固定され、上部はゲート側上方
の操作部に設けた巻上機5の巻取ドラム6に巻か
れている。
7はフラツプ2の操作用のワイヤロープでその
下端はフラツプ2の上端に固定され、同ロープ7
の上部は前記巻上機5の側方に設けた別の巻上機
8の巻取ドラム9に巻かれている。
下端はフラツプ2の上端に固定され、同ロープ7
の上部は前記巻上機5の側方に設けた別の巻上機
8の巻取ドラム9に巻かれている。
このようなゲートにおいて、図のようにゲート
本体1の下端の水密ゴム10を河底11に着底さ
せている状態において、フラツプ2を起伏させて
フラツプ2の上縁から水をオーバフローさせる場
合はワイヤロープ7によりフラツプ2のみを操作
して水量を調整することは容易である。
本体1の下端の水密ゴム10を河底11に着底さ
せている状態において、フラツプ2を起伏させて
フラツプ2の上縁から水をオーバフローさせる場
合はワイヤロープ7によりフラツプ2のみを操作
して水量を調整することは容易である。
しかし、洪水時においてはゲート本体1を上げ
て本体1の下部より水を流す必要があるが、この
場合、巻取ドラム9を止めたままでゲート本体1
を上昇させるとワイヤロープ7が弛んでフラツプ
2が倒れてしまう。従つて、ゲート本体1とフラ
ツプ2を一定の関係を保つて上昇させるためには
巻取ドラム6,9を同期回転させる必要がある。
て本体1の下部より水を流す必要があるが、この
場合、巻取ドラム9を止めたままでゲート本体1
を上昇させるとワイヤロープ7が弛んでフラツプ
2が倒れてしまう。従つて、ゲート本体1とフラ
ツプ2を一定の関係を保つて上昇させるためには
巻取ドラム6,9を同期回転させる必要がある。
また、ゲート本体1を上昇または下降させなが
ら、フラツプ2を起伏させる必要もあるため、従
来から、両巻取ドラム6,9を単独に回したり、
所定の関係で回したりする装置が種々開発されて
いるが、何れも差動ギヤなどを用いたきわめて複
雑な機構となつている。
ら、フラツプ2を起伏させる必要もあるため、従
来から、両巻取ドラム6,9を単独に回したり、
所定の関係で回したりする装置が種々開発されて
いるが、何れも差動ギヤなどを用いたきわめて複
雑な機構となつている。
この考案は上記のような複雑な機構を用いずに
ゲート本体とフラツプとを容易に操作し得るよう
にしたもので、フラツプ巻上用の巻上機を停止し
たままでゲート本体を上昇させてもフラツプ巻上
用のワイヤロープが弛まないようにした操作装置
を提供するものである。
ゲート本体とフラツプとを容易に操作し得るよう
にしたもので、フラツプ巻上用の巻上機を停止し
たままでゲート本体を上昇させてもフラツプ巻上
用のワイヤロープが弛まないようにした操作装置
を提供するものである。
すなわち、この考案はゲート本体上に起伏自在
のフラツプを設け、ゲート本体とフラツプとをそ
れぞれ別の巻取ドラムにより巻取られるワイヤロ
ープによつて操作するように構成したフラツプ付
きゲートにおいて、ゲート本体と巻取ドラム取付
部とを、自在に屈曲するが長さの変らないガイド
部材により連結し、フラツプ操作用のワイヤロー
プを、前記ガイド部材とともに屈曲し、ガイド部
材に沿つて移動するように取付けたものであるか
ら、フラツプ操作用の巻取ドラムを停止したまま
でゲート本体を上昇させた場合、ゲート本体と巻
上ドラム取付部の間に連結したガイド部材は屈曲
するがその全長は変らず、しかもフラツプの操作
用ワイヤロープはこのガイド部材とともに曲がる
だけで弛まない。従つて本体用の巻取ドラムとフ
ラツプ用の巻取ドラムによりワイヤロープを自由
に操作してゲート本体やフラツプを自由に操作で
きる効果がある。
のフラツプを設け、ゲート本体とフラツプとをそ
れぞれ別の巻取ドラムにより巻取られるワイヤロ
ープによつて操作するように構成したフラツプ付
きゲートにおいて、ゲート本体と巻取ドラム取付
部とを、自在に屈曲するが長さの変らないガイド
部材により連結し、フラツプ操作用のワイヤロー
プを、前記ガイド部材とともに屈曲し、ガイド部
材に沿つて移動するように取付けたものであるか
ら、フラツプ操作用の巻取ドラムを停止したまま
でゲート本体を上昇させた場合、ゲート本体と巻
上ドラム取付部の間に連結したガイド部材は屈曲
するがその全長は変らず、しかもフラツプの操作
用ワイヤロープはこのガイド部材とともに曲がる
だけで弛まない。従つて本体用の巻取ドラムとフ
ラツプ用の巻取ドラムによりワイヤロープを自由
に操作してゲート本体やフラツプを自由に操作で
きる効果がある。
以下にこの考案の操作装置の一実施例を添付図
面の第2図ないし第4図に基づいて詳細に説明す
る。
面の第2図ないし第4図に基づいて詳細に説明す
る。
これらの図において第1図と同じ部分は同一の
符号を附して説明を省略する。
符号を附して説明を省略する。
ゲート本体1の上部前端に支持枠12を設け、
この枠12の上端と巻上機5,8の取付台13
(通称ピアー)間に屈曲自在のガイド部材Aを設
ける。
この枠12の上端と巻上機5,8の取付台13
(通称ピアー)間に屈曲自在のガイド部材Aを設
ける。
このガイド部材Aは複数のリンクを連結したも
のである。図示例では左右一対の長い下リンク1
4と横断面コ字形の中間リンク15と、左右一対
の長い上リンク16とを軸17で連結したもの
で、下リンク14の下端と支持枠12の上端を軸
18により連結し、上リンク16の上端と取付台
13の下部の軸受とを軸19により連結する。
のである。図示例では左右一対の長い下リンク1
4と横断面コ字形の中間リンク15と、左右一対
の長い上リンク16とを軸17で連結したもの
で、下リンク14の下端と支持枠12の上端を軸
18により連結し、上リンク16の上端と取付台
13の下部の軸受とを軸19により連結する。
また、各軸17,18,19にはそれぞれ溝車
20を回動自在に取付けるとともに取付台13の
下部の軸受にも溝車21を取付け、フラツプ2の
操作用ワイヤロープ7を第2図のようにガイド部
材Aの各溝車20に順次係合させ、上端の溝車2
0の上から溝車21の下に係合させて上方へ導
き、巻取ドラム9に巻取らせる。
20を回動自在に取付けるとともに取付台13の
下部の軸受にも溝車21を取付け、フラツプ2の
操作用ワイヤロープ7を第2図のようにガイド部
材Aの各溝車20に順次係合させ、上端の溝車2
0の上から溝車21の下に係合させて上方へ導
き、巻取ドラム9に巻取らせる。
また、中間のリンク15には第3図のように上
下のリンク16,14が下流側へ回動することを
阻止するストツパ22を上下に設けてある。これ
はリンク14,16が下流側へ回動するとワイヤ
ロープ7が溝車20から外れるのでこれを防止す
るためである。従つてワイヤロープ7の前後を溝
車20により押さえるなどの手段でリンク14,
16が何れの方向に回動してもロープ7が外れな
いようにすればストツパは不用である。また、リ
ンクの数をさらに増加してチエン状にすることも
できる。その他に可撓性のパイプをガイド部材と
し、このパイプ内にワイヤロープを挿通してもよ
い。
下のリンク16,14が下流側へ回動することを
阻止するストツパ22を上下に設けてある。これ
はリンク14,16が下流側へ回動するとワイヤ
ロープ7が溝車20から外れるのでこれを防止す
るためである。従つてワイヤロープ7の前後を溝
車20により押さえるなどの手段でリンク14,
16が何れの方向に回動してもロープ7が外れな
いようにすればストツパは不用である。また、リ
ンクの数をさらに増加してチエン状にすることも
できる。その他に可撓性のパイプをガイド部材と
し、このパイプ内にワイヤロープを挿通してもよ
い。
上記の構成において、ワイヤロープ4によりゲ
ート本体1を巻上げるとガイド部材Aが屈曲す
る。従つてガイド部材Aに取付けたワイヤロープ
7もガイド部材Aとともに屈曲するが、弛むこと
はない。従つてゲート本体1とフラツプ2は一定
の関係を保つたまま上昇する。
ート本体1を巻上げるとガイド部材Aが屈曲す
る。従つてガイド部材Aに取付けたワイヤロープ
7もガイド部材Aとともに屈曲するが、弛むこと
はない。従つてゲート本体1とフラツプ2は一定
の関係を保つたまま上昇する。
ゲート本体1を下降させるさいも同じであり、
巻取ドラム9を停止させたままでゲート本体1を
上下した場合、フラツプ2の傾斜角は殆んど変ら
ない。
巻取ドラム9を停止させたままでゲート本体1を
上下した場合、フラツプ2の傾斜角は殆んど変ら
ない。
また、巻取ドラム6を停止しゲート本体1を動
かない状態として巻取ドラム9を回すとフラツプ
2のみが起伏する。
かない状態として巻取ドラム9を回すとフラツプ
2のみが起伏する。
さらに巻取ドラム6と9を同時に動かせば、フ
ラツプ2の起伏は本体1の昇降の影響を受けるこ
となくゲート本体1の昇降とフラツプ2の起伏と
が同時に行なえる。
ラツプ2の起伏は本体1の昇降の影響を受けるこ
となくゲート本体1の昇降とフラツプ2の起伏と
が同時に行なえる。
第1図は従来のフラツプ付ゲートの一例を示す
側面図、第2図はこの考案の操作装置を用いたフ
ラツプ付ゲートの側面図、第3図は同上の一部拡
大縦断側面図、第4図は同じく一部を縦断した拡
大正面図である。 1……ゲート本体、2……フラツプ、4……ワ
イヤロープ、14……下リンク、15……中間リ
ンク、16……上リンク、20,21……溝車。
側面図、第2図はこの考案の操作装置を用いたフ
ラツプ付ゲートの側面図、第3図は同上の一部拡
大縦断側面図、第4図は同じく一部を縦断した拡
大正面図である。 1……ゲート本体、2……フラツプ、4……ワ
イヤロープ、14……下リンク、15……中間リ
ンク、16……上リンク、20,21……溝車。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゲート本体上に起伏自在のフラツプを設け、
ゲート本体とフラツプとをそれぞれ別の巻取ド
ラムにより巻取られるワイヤロープによつて操
作するように構成したフラツプ付きゲートにお
いて、ゲート本体と巻取ドラム取付部とを、自
在に屈曲するが、長さの変らないガイド部材に
より連結し、フラツプ操作用のワイヤロープ
を、前記ガイド部材とともに屈曲し、ガイド部
材に沿つて移動するように取付けたフラツプ付
きゲートの操作装置。 (2) フラツプの操作用ワイヤロープのガイド部材
として複数のリンクを連結し、この各リンクの
連結部にワイヤロープのガイド用溝車を設けた
実用新案登録請求の範囲第1項記載のフラツプ
付ゲートの操作装置。 (3) フラツプの操作用ワイヤロープのガイド部材
として可撓性のパイプを用い、このパイプ内に
ワイヤロープを進退自在に挿入した実用新案登
録請求の範囲第1項記載のフラツプ付ゲートの
操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836083U JPS59192927U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | フラツプ付ゲ−トの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8836083U JPS59192927U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | フラツプ付ゲ−トの操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59192927U JPS59192927U (ja) | 1984-12-21 |
JPS6214180Y2 true JPS6214180Y2 (ja) | 1987-04-11 |
Family
ID=30218272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8836083U Granted JPS59192927U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | フラツプ付ゲ−トの操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59192927U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4644702B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2011-03-02 | 西部電機株式会社 | ゲート用開閉装置 |
-
1983
- 1983-06-08 JP JP8836083U patent/JPS59192927U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59192927U (ja) | 1984-12-21 |
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