JPS6310803Y2 - - Google Patents

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JPS6310803Y2
JPS6310803Y2 JP916482U JP916482U JPS6310803Y2 JP S6310803 Y2 JPS6310803 Y2 JP S6310803Y2 JP 916482 U JP916482 U JP 916482U JP 916482 U JP916482 U JP 916482U JP S6310803 Y2 JPS6310803 Y2 JP S6310803Y2
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JP
Japan
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sand
hanging beam
shafts
hanging
wire rope
Prior art date
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JP916482U
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JPS58112407U (ja
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は沈砂掻揚機に関する。
第1図を参照して典型的な先行技術を説明す
る。この先行技術では、両端部にバケツトチエン
1のためのスプロケツトホイル2,3を備える吊
下げビーム4の前記両端部にリンク5,6がそれ
ぞれピン結合されている。水の流過方向7に沿つ
て上流側のリンク5にはワイヤ8が連結されてお
り、このワイヤ8を巻上げあるいは巻下げするこ
とによつて吊下げビーム4が昇降する。ところ
が、ワイヤ8の巻上げあるいは巻下げ時に両リン
ク5,6が同一方向に回動するので吊下げビーム
4は上下に変位するとともに、流過方向7に沿つ
て前後にも変位する。すなわち上昇時においては
吊下げビーム4が流過方向7に沿つて下流側に変
位し、沈砂掻揚機の下流側に設置される機器たと
えば水流中の比較的小径の粒子を除去するための
スクリーンなどに接触するおそれがある。また接
触することを避けるためには、前記スクリーンを
さらに下流側に設けねばならず、余分なスペース
が必要となる。さらに、バケツトチエン1を駆動
して掻揚作業を行ないながら吊下げビーム4を下
降すると、吊下げビーム4は仮想線で示すように
流過方向7に沿う上流側に変位する。そのため、
沈砂層9にバケツト10が侵入していくことによ
り、バケツトチエン1を駆動するモータなどに過
大な負荷が作用することになる。しかもこの先行
技術では、吊下げビーム4の流過方向7に沿う前
後の振れ止め機構が設けられていないので、バケ
ツト10が沈砂層9に侵入するときの反力によつ
て吊下げビーム4が後方に振れることになり、掻
揚げ効率が低下する。
本考案は、上述の技術的課題を解決し、吊下げ
ビームを上下方向にのみ昇降して、余分なスベー
スを不要とするとともに過大な負荷の発生を防止
し、かつ掻揚げ効率を向上した沈砂掻揚機を提供
することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例の簡略化した断面
図であり、第3図は第2図の切断面線−から
見た断面図である。水処理設備の一部を構成する
水路11の途中には沈砂池12が設けられてお
り、この沈砂池12に沈積した砂13が、本件沈
砂掻揚機14によつて掻揚げられる。この沈砂掻
揚機14は矢符15で示す水の流過方向に沿つて
ほぼ水平に延びる吊下げビーム16を備えてお
り、この吊下げビーム16を降下して無端状の一
対のバケツトチエン17を矢符18で示す方向に
駆動することにより、砂13が掻揚げられる。
吊下げビーム16の長手方向両端部における両
側部には、各一対ずつのスプロケツトホイル1
9,20が水平な回転軸線を有してそれぞれ軸支
される。一方のスプロケツトホイル19の上方に
は一対のスプロケツトホイル21が軸支され、さ
らに他方のスプロケツトホイル20の上方には前
記スプロケツトホイル21よりも低い位置で一対
のスプロケツトホイル22が軸支される。またス
プロケツトホイル21,22の間には一対のスプ
ロケツトホイル23が軸支され、スプロケツトホ
イル21,23の間には、ほぼ同一の高さ位置を
有して各一対ずつのスプロケツトホイル24,2
5が軸支される。バケツトチエン17は、各スプ
ロケツトホイル19,21,24,25,23,
22,20に無端状に巻きかけられる。このバケ
ツトチエン17には、その長手方向に間隔をあけ
て複数のバケツト26が両バケツトチエン17間
にわたつて設けられる。これらのバケツト26に
は、吊下げビーム16の両側下部に張出して設け
られた案内鍔27に係止するための係止部材28
がそれぞれ設けられる。このように係止部材28
を案内鍔27に係止することにより、吊下げビー
ム16の両端部におけるスプロケツトホイル1
9,20間でバケツトチエン17がたるむことが
防止される。なおバケツトチエン17を駆動する
ために、スプロケツトホイル21を駆動用とし
て、図示しないモータからの駆動力をスプロケツ
トホイル21に伝達する。
前述のスプロケツトホイル24,25間におい
て、バケツトチエン17には、昇降自在のスプロ
ケツトホイル29が噛合される。このスプロケツ
トホイル29の回転軸30には、重錘31が遊嵌
される。したがつてスプロケツトホイル29が重
錘31によつて下方に付勢されており、両スプロ
ケツトホイル24,25間のバケツトチエン17
の長さの変化に応じて昇降する。
吊下げビーム16の両端部付近には、流過方向
15と直角な水兵方向に延びる軸32,33が側
部外方に突出して設けられる。これらの軸32,
33の遊端部にはガイドローラ34,35が枢支
される。沈砂池12の両側壁12a,12bに
は、各ガイドローラ34,35に対応して上下に
延びる案内溝36,37が形成されており、各ガ
イドローラ34,35は対応する案内溝36,3
7に嵌入される。各軸32,33の途中には吊下
げリンク38,39の一端部がそれぞれ遊嵌され
る。
各軸32,33の直上方には両側壁12a,1
2b間にわたつて延びる支軸40,41が各軸3
2,33と平行に固定的に設けられる。これらの
支軸40,41によつて昇降レバー42,43の
一端部が回転自在に枢支される。吊下げリンク3
8,39の他端部および昇降レバー42,43の
他端部は、支軸40,41と平行な軸44,45
を介して連結されており、さらに軸44,45に
は流過方向15に沿つて水平に延びる連結バー4
6の両端部が連結される。なお、軸32,33、
ガイドローラ34,35、案内溝36,37、吊
下げリンク38,39、昇降レバー42,43、
および連結バー46は、第3図で示すように吊下
げビーム16の両側部に対応して一対ずつ設けら
れてもよく、また片側だけであつてもよい。
連結バー46の長手方向一端部たとえば流過方
向15に沿う上流側の端部には、巻上げおよび巻
下げ装置47のワイヤロープ48の一端部が連結
される。このワイヤロープ48の他端部はテンシ
ヨンローラ49を介して巻胴50に固定される。
したがつて巻胴50を図示しないモータなどの駆
動手段で回転駆動することにより、連結バー46
を介して昇降レバー42,43が支軸40,41
のまわりに回動される。
このように構成された沈砂掻揚機14におい
て、砂13を掻揚げるにあたつては、バケツトチ
エン17を矢符18の方向に駆動しながら、巻上
げおよび巻下げ装置47によつてワイヤロープ4
8を巻下げる。そうすると、昇降レバー42が第
2図の反時計方向に回動し、それに応じて連結バ
ー46を介して昇降レバー43が第2図の反時計
方向に回動する。これらの昇降レバー42,43
の回動運動に応じて、吊下げリンク38,39は
案内溝36,37内をガイドローラ34,35が
案内されることにより、ほぼ垂直に降下する。そ
のため吊下げビーム16がほぼ水平な姿勢を保つ
たままでほぼ垂直に降下し、沈砂池12に沈積し
た砂13がバケツト26によつて掻揚げられる。
砂13の掻揚げが終了したときには、巻上げお
よび巻下げ装置47によつてワイヤロープ48を
巻上げればよい。そうすれば、前述とは逆に吊下
げビーム16がほぼ水平な姿勢を保つたままでほ
ぼ垂直に上昇する。なお、吊下げビーム16の昇
降に応じて、スプロケツトホイル29が下降およ
び上昇するので、バケツトチエン17は常に緊張
されている。
上述のごとく本考案によれば、吊下げビームが
ほぼ垂直に昇降するので、先行技術のように後方
の機器に接触するおそれがなく、したがつて余分
なスベースを設ける必要がない。また、降下時に
沈砂内に流過方向上流側に向けてバケツトが侵入
していくことがないのでバケツトチエンに過大負
荷が作用するこが極力防止される。しかも連結レ
バーによつて少なくとも一対の昇降レバーを同期
的に回動するので、一方の昇降レバーのみを巻上
げあるいは巻下げすることにより、吊下げビーム
を円滑に昇降することができる。さらに、ガイド
ローラが案内溝によつて上下に案内されるので吊
下げビームの前後方向への動揺を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例の断面図、第3図は第2図の切断面
線−から見た断面図である。 12……沈砂池、13……砂、14……沈砂掻
揚機、15……流過方向、16……吊下げビー
ム、17……バケツトチエン、19,20……ス
プロケツトホイル、26……バケツト、31……
重錘、32,33,44,45……軸、34,3
5……ガイドローラ、36,37……案内溝、3
8,39……吊下げリンク、40,41……支
軸、42,43……昇降レバー、46……連結バ
ー、47……巻上げおよび巻下げ装置、48……
ワイヤロープ、50……巻胴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に間隔をあけてバケツトを有する無端
    状のバケツトチエンが巻きかけられる少なくとも
    一対のスプロケツトホイルを両端部に備える吊下
    げビームを、沈砂池内で昇降して、前記バケツト
    チエンを吊下げビームの昇降にかかわらず常時緊
    張した状態で駆動することにより、沈砂を掻揚げ
    るようにした沈砂掻揚機において、前記吊下げビ
    ームの両端部付近には沈砂池の側壁に上下に延び
    て形成される案内溝に嵌入されるガイドローラを
    軸支する軸が設けられ、これらの軸には吊下げリ
    ンクの下端部がそれぞれ連結され、それらの吊下
    げリンクの上端部は前記軸と平行な軸線まわりに
    回動自在に支持された少なくとも一対の昇降レバ
    ーに連結されるとともに連結バーの両端部にそれ
    ぞれ連結され、一方の前記昇降レバーに関連し
    て、巻胴の回転運動によりワイヤロープを巻上げ
    あるいは巻下げる巻上げおよび巻下げ装置の前記
    ワイヤロープが連結されることを特徴とする沈砂
    掻揚機。
JP916482U 1982-01-25 1982-01-25 沈砂掻揚機 Granted JPS58112407U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP916482U JPS58112407U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 沈砂掻揚機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP916482U JPS58112407U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 沈砂掻揚機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58112407U JPS58112407U (ja) 1983-08-01
JPS6310803Y2 true JPS6310803Y2 (ja) 1988-03-31

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ID=30021821

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JP916482U Granted JPS58112407U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 沈砂掻揚機

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JPS58112407U (ja) 1983-08-01

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