JPH078003Y2 - 埋没防止形沈砂掻き揚げ機の昇降装置 - Google Patents

埋没防止形沈砂掻き揚げ機の昇降装置

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JPH078003Y2
JPH078003Y2 JP4298089U JP4298089U JPH078003Y2 JP H078003 Y2 JPH078003 Y2 JP H078003Y2 JP 4298089 U JP4298089 U JP 4298089U JP 4298089 U JP4298089 U JP 4298089U JP H078003 Y2 JPH078003 Y2 JP H078003Y2
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JP
Japan
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guide frame
sprocket wheel
girder
traverse
lifting
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JP4298089U
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JPH02133404U (ja
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孝 西村
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、水路中に沈殿した沈砂その他の異物を掻き
揚げるための沈砂掻き揚げ機の改良に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来知られている定置式バケットコンベヤを備えた沈砂
掻き揚げ機は、豪雨等一時的に大量の土砂が流入した場
合、埋没して運転不能となることがあった。
このバケットコンベヤの沈砂への埋没を防止するため、
第4図に示すように、沈砂池水路Aの上下流側に互いに
平行にレールBを敷設し、前記水路Aに平行するように
ガーダCを跨がせて水路Aと直交する方向に走行自在と
し、その下方に両端にスプロケットホイルを備えた昇降
ガイドフレームEを配設し、前記ガーダC及び昇降ガイ
ドフレームE間に左右2条のバケット付チェーンコンベ
ヤFを巻き掛け、駆動モータGによって回動させて沈砂
を掻き揚げ、シュートMからフライトコンベヤN上に排
出させるように構成すると共に、前記チェーンコンベヤ
FをガイドレールJに沿って横移動可能なガイドに軸支
された横行スプロケットホイルIに巻き掛け、巻上モー
タOにより駆動される巻上ドラムLによってこの横行ス
プロケットホイルIをガイドレールJに沿って横移動
(I→I′,I←I′)させることにより前記ガイドフレ
ームEを昇降可能としたものが公知されである。(特公
昭54−25676公報参照) [この考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来例によれば、昇降ガイドフレームEを
チェーンのみによって吊り下げているため、掻き揚げ
時、沈砂面が傾斜している場合や片寄っている場合には
昇降ガイドフレームEの姿勢が不安定となりやすく、掻
き揚げ時の負荷の反力により左右または後方に揺動(後
退)して掻き揚げ不能になることがあるばかりでなく、
ガイドフレームEを昇降させるためには、その昇降距離
(リフトl1)に等しい長さ(l2)だけ横行スプロケット
ホイルIを横移動させる必要があり、機高や機長が長く
なり設備が大型化し不経済であるという問題点があっ
た。
この考案は、上記問題点を解決することを課題とするも
のであって、沈砂面の傾斜や片寄りに拘わらず昇降ガイ
ドフレームEを常に水平状態に保つことができ、しか
も、ガイドフレームEの昇降リフトl1に比し、横行スプ
ロケットIの移動距離l2を小さくして装置の小型化を達
成した省スペースの埋没防止形沈砂掻き揚げ機の昇降装
置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題を解決するための手段を提供するも
のであって、沈砂池水路Aの上下流側にそれぞれレール
Bを敷設し、ガーダCを跨がせて走行自在とし、その下
方に両端にスプロケットホイルを備えた昇降ガイドフレ
ームEを配設し、該昇降ガイドフレームEを、上端がガ
ーダC上に元付けKされ横行スプロケットホイルIを経
て垂下された前後各2条の巻上ワイヤロープK1,K2によ
って吊り下げ、前記横行スプロケットホイルIをガイド
レールJに沿って横移動(I→I′,I←I′)させるこ
とにより前記昇降ガイドフレームEを昇降可能とすると
共に、前記ガーダC及び昇降ガイドフレームE間に左右
2条のバケット付チェーンコンベヤFを前記横行スプロ
ケットホイルIを経由して巻き掛け、ガーダCの前後両
端と昇降ガイドフレームEの前後両端とを、中央部が回
動自在に軸着1a,1bされ「く」字状に屈伸自在のリンク
アーム2a,2bによって連結し、前記リンクアーム2a,2bの
一方は、軸着部にチェーンコンベヤFを案内するスプロ
ケットホイル6を備えてなることを特徴とする埋没防止
形沈砂掻き揚げ機における昇降ガイドフレームの昇降装
置を考案要旨とするものである。
[実施例] 第1図は全体側面図、第2図はバケットコンベヤの巻回
配置図、第3図は巻上ロープの巻回配置図であって、理
解を容易にするために、第2図においては巻上ロープが
省略され、第3図においてはバケットコンベヤが省略さ
れている。
図中、Aは沈砂池水路であって、その上流および下流側
の地上には互いに平行に一対のレールBが敷設され、前
記水路Aに平行するようにガーダCを跨がせて前記レー
ルB上を水路Aと直交する方向に走行自在とし、その下
方に両端にスプロケットホイルを備えた昇降ガイドフレ
ームEが配設されている。
第1図,第3図において、1点鎖線で示すK1,K2は、前
後各2条の巻上ワイヤロープであって、その上端はガー
ダC上のケーシングH内に元付けKされており、前側の
巻上ロープK1は、横行スプロケットホイルI,前端スプロ
ケットホイルD1を経てその下端は昇降ガイドフレームE
の前端左右に連結され、後側の巻上ロープK2は、同様に
横行スプロケットホイルI,前端スプロケットホイルD1
後端スプロケットホイルD2を経てその下端は昇降ガイド
フレームEの後端左右に連結されている。
なお、図中Lは巻上ドラム、Oは巻上モータを示す。
第1図,第2図において2点鎖線で示すFは左右2条の
バケット付チェーンコンベヤであって、前記ガーダC及
び昇降ガイドフレームE間に前記横行スプロケットホイ
ルIを経由して巻き掛けられており、該チェーンコンベ
ヤFを駆動モータGにより回動させることによって沈砂
を掻き揚げ、シュートMからフライとコンベヤN上に排
出するようになっている。
ガーダCの前後両端と昇降ガイドフレームEの前後両端
とは、中央部を回動自在に軸着1a,1bされ「く」字状に
屈伸自在のリンクアーム2a,2bによって連結されてい
る。
すなわち、前後のリンクアーム2a,2bの上端は、それぞ
れガーダCの前後両端の支軸3a,3bに、下端は、それぞ
れ昇降ガイドフレームE両端のスプロケットホイルの支
軸4a,4bに、いずれも回動自在に枢着され、前方のリン
クアーム2aは「逆く字状」に、後方のリンクアーム2bは
「く字状」に屈伸できるようになっている。
5a,5bはリンクアーム2a,2bが最大リフトl1以上に伸長し
ないようにするためのストッパである。
前後のリンクアーム2a,2bのうち一方(この実施例では
後方のリンクアーム2b)は、中央軸着部に案内スプロケ
ット6を備え、バケットコンベヤFはその内側に巻き掛
けられている。
[作用] この考案は上記のとおりの構成を有するので、巻上モー
タOを駆動し巻上ドラムLを介して横行スプロケットホ
イルIを牽引し、該スプロケットホイルIを図示右方向
(I→I′)に移動させると、前後の巻上ワイヤロープ
K1,K2およびチェーンコンベヤFが巻き上げられ、昇降
ガイドフレームEが上昇し、逆に巻上ドラムLを巻戻し
て横行スプロケットホイルIを図示左方向(I←I′)
に移動させると下降する。
その際、昇降ガイドフレームEやリンクアーム2a,2b等
の重量は巻上ワイヤロープK1,K2に負荷され、チェーン
コンベヤFには負荷されない。
リンクアーム2a,2bは、昇降ガイドフレームEの上昇時
は順次内方に屈曲して折り畳まれ、下降時は順次伸長
し、昇降ガイドフレームEを常に水平状態に支持する。
したがって、池底沈砂面の傾斜や片寄りに全く影響され
ず、かつ、掻き揚げ時の負荷反力による昇降ガイドフレ
ームEの左右または後方への揺動(後退)が防止され
る。
また、昇降ガイドフレームEの昇降時、リンクアーム2
a,2bの屈伸に伴ってチェーンコンベヤFは案内スプロケ
ット6に沿ってガイドされるので、後方のリンクアーム
2bに沿う部分のチェーンコンベヤFの長さは不変であ
り、常に該リンクアーム2bに沿って自己保持され、ま
た、前後の巻上ワイヤロープK1,K2の上端はガーダC内
に元付けKされているから、巻上リフトl1に比し横行ス
プロケットホイルIの移動量l2を少なくすることがで
き、l2はl1の約1/2で足りる。換言すれば、横行スプロ
ケットホイルIの移動量l2の2倍の巻上リフトl1を得る
ことができる。
[効果] この考案によれば、実用新案登録請求の範囲記載の構成
を備えることにより、沈砂面の傾斜や片寄りに拘らず昇
降ガイドフレームEを常に水平状態に保つことができ、
しかも、昇降ガイドフレームEの昇降リフトl1に比し、
横行スプロケットIの移動距離l2を小さくして装置の小
型化を達成した省スペースの埋没防止形沈砂掻き揚げ機
の昇降装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体側面図、第2図はバケットコンベヤの巻回
配置図、第3図は巻上ロープの巻回配置図、第4図は従
来例の説明図である。 A:沈砂池水路 B:レール C:ガーダ D1,D2:ガーダ前後端のスプロケットホイル E:昇降用ガイドフレーム F:バケット付チェーンコンベヤ G:駆動モータ H:ケーシング I:横行スプロケットホイル J:ガイドレール K1,K2:巻上ワイヤロープ K:巻上ワイヤロープの元付け部 L:巻上ドラム M:巻上モータ N:フライトコンベヤ 1a,1b:(リンクアームの)軸着部 2a,2b:(前後の)リンクアーム 3a,3b:(ガーダの前後両端の)支軸 4a,4b:(ガイドフレーム前後両端の)支軸 5a,5b:ストッパ 6:案内スプロケットホイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】沈砂池水路(A)の上下流側にそれぞれレ
    ール(B)を敷設し、ガーダ(C)を跨がせて走行自在
    とし、その下方に両端にスプロケットホイルを備えた昇
    降ガイドフレーム(E)を配設し、該昇降ガイドフレー
    ム(E)を、上端がガーダ(C)上に元付け(K)され
    横行スプロケットホイル(I)を経て垂下された前後各
    2条の巻上ワイヤロープ(K1,K2)によって吊り下げ、
    前記横行スプロケットホイル(I)をガイドレール
    (J)に沿って横移動(I→I′,I←I′)させること
    により前記昇降ガイドフレーム(E)を昇降可能とする
    と共に、前記ガーダ(C)及び昇降ガイドフレーム
    (E)間に、左右2条のバケット付チェーンコンベヤ
    (F)を前記横行スプロケットホイル(I)を経由して
    巻き掛け、ガーダ(C)の前後両端と昇降ガイドフレー
    ム(E)の前後両端とを、中央部が回動自在に軸着(1
    a,1b)され「く」字状に屈伸自在のリンクアーム(2a,2
    b)によって連結し、前記リンクアーム(2a,2b)の一方
    は、軸着部にチェーンコンベヤ(F)を案内するスプロ
    ケットホイル(6)を備えてなることを特徴とする埋没
    防止形沈砂掻き揚げ機における昇降ガイドフレームの昇
    降装置。
JP4298089U 1989-04-14 1989-04-14 埋没防止形沈砂掻き揚げ機の昇降装置 Expired - Lifetime JPH078003Y2 (ja)

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JPH02133404U JPH02133404U (ja) 1990-11-06
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