JP2616868B2 - 水路の仕切装置 - Google Patents

水路の仕切装置

Info

Publication number
JP2616868B2
JP2616868B2 JP4322813A JP32281392A JP2616868B2 JP 2616868 B2 JP2616868 B2 JP 2616868B2 JP 4322813 A JP4322813 A JP 4322813A JP 32281392 A JP32281392 A JP 32281392A JP 2616868 B2 JP2616868 B2 JP 2616868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterway
guide rail
door
arc
partitioning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4322813A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06146245A (ja
Inventor
脩 只埜
Original Assignee
有限会社只埜工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社只埜工業 filed Critical 有限会社只埜工業
Priority to JP4322813A priority Critical patent/JP2616868B2/ja
Publication of JPH06146245A publication Critical patent/JPH06146245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2616868B2 publication Critical patent/JP2616868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、農業用水等の水路を
開閉するための水路の仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、扉体を垂直に上げ下げして開閉す
る門柱式ゲートが広く使われているが、このものは背丈
が高くなる欠点がある。このため、橋などが邪魔になっ
て設置できない場合があり、また、見通しを妨げて交通
の障害になったり、周囲の景観を損ったりすることもあ
る。起伏式のゲートはこのような問題がないが、水路の
底に段差を必要とするのでどこにでも設置できるとは限
らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、背丈が低
く、どこでも設置できる水路仕切り装置を得ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】水路の両側に円弧状のガ
イドレールを固定する。ガイドレールは下流に向かって
湾曲している。このガイドレール沿って上下する円弧状
断面の扉体を設ける。
【0005】扉体はガイドレールに沿ったワイヤーロー
プで引き上げるように構成することができる。
【0006】
【作用】扉体をガイドレールに沿って引き上げと、扉体
の姿勢は、徐々に水平に近くなり、水路の上に被さるよ
うな格好になって開く。このため、装置の背丈が低くで
きる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、水路1の両側にガイドレール3を設置する。ガイド
レールは円弧状(上に凸)で、下流に向かって湾曲して
いる。水路内のガイドレールは、側壁5に溝7を形成
し、その中に収める。水路上のガイドレールは、梁9、
11で支持したフレーム12に取り付ける。
【0008】流れをせき止めるための扉体13は、ガイ
ドレール3に沿った円弧状断面に形成し、両側にローラ
15を取り付ける。これらのローラ15をガイドレール
3の上に載せる。扉体13の両側および下縁にはシール
ゴム17を取り付け、これが水路の壁または底に接し
て、水洩れを防ぐようにする。
【0009】下流側の梁11の上に電動ウインチ19を
取り付ける。このウインチには2つのドラム19a,1
9bを設け、各ドラムに巻き取ったワイヤロープ21
a,21bの各先端は、左右のシーブ23を懸回した
後、ガイドレール3に沿って扉体13まで延びている。
停電時のために、ウインチ19には手動ハンドル20を
設ける。符号25はウインチの操作台である。
【0010】扉体を開くときは、ウインチ19を駆動
し、2つのドラム19a,19bにそれぞれロープ21
a,21bを巻き取る。こうすれば、ローラ15が回り
ながら扉体13はガイドレール3に沿って上昇する。こ
うして開いた状態の扉体が図1に鎖線で示されている。
これから分かるように、扉体13は、水路に覆い被さる
ように開き、したがって、装置の背丈が低く収まる。扉
体を締めるときは、ウインチを逆方向に駆動する。する
と、扉体13は自重で降下し、図1に実線で示すよう
に、水路をせき止める。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、下流
に向かって湾曲している円弧状のガイドレールを水路の
両側に固定し、これに沿って昇降する円弧状断面の扉体
を設けたものであり、扉体が水路上に覆い被さるように
開くので、装置の背丈が小さくでき、水路の上に障害物
があるようなところでも設置することができ、周囲の景
観を損うことも少ない。ガイドレールと扉体はいずれも
円弧断面なので、扉体は、開閉に支障がないので1枚パ
ネルで構成することができ、複数枚のパネルを連結する
場合に比べて構造がシンプルであり、信頼性も高い。
た、扉体が円弧断面なので、剛性が高い。
【0012】さらに、扉体をガイドレールに沿ったワイ
ヤーロープで引き上げるようにしたので、扉体をスムー
スに引上げることができ、引上げのときガイドレール等
に無理な力が掛からない。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕切装置の断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】第1図のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 水路 3 ガイドレール 13 扉体 21 ワイヤーロープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路(1)の両側に固定された、全長に
    渡って同一曲率で湾曲している円弧状ガイドレール
    (3)と、該ガイドレール沿って上下して水路を開閉
    し、しかも、水路に覆い被さる状態まで開く、全体が一
    体に作られた円弧状断面の扉体(13)と、該ガイドレ
    ールに沿って導かれた、該扉体引上げ用のロープ(2
    1)からなる水路の仕切装置。
JP4322813A 1992-11-06 1992-11-06 水路の仕切装置 Expired - Fee Related JP2616868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322813A JP2616868B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水路の仕切装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322813A JP2616868B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水路の仕切装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06146245A JPH06146245A (ja) 1994-05-27
JP2616868B2 true JP2616868B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=18147905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4322813A Expired - Fee Related JP2616868B2 (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水路の仕切装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2616868B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6009274B2 (ja) * 2012-08-24 2016-10-19 株式会社丸島アクアシステム 水路開閉装置
KR101939878B1 (ko) * 2016-05-10 2019-01-17 삼화건설환경 주식회사 팬더리프트 가변교각형 댐
IT202200001517A1 (it) * 2022-01-31 2023-07-31 Hook Service S R L Apparato per lo sbarramento idraulico di tipo regolabile

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833623A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 Kanae Sangyo Kk 取水路の移動式遮断ゲ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06146245A (ja) 1994-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6775268B1 (ja) フラップゲート用水密構造体およびこれを備えたフラップゲート
JP2616868B2 (ja) 水路の仕切装置
JP4148863B2 (ja) 防水扉装置
JP7093560B2 (ja) フラップゲート用水密構造体およびこれを備えたフラップゲート
KR101563886B1 (ko) 상부 돌출높이 최소화를 고려한 지하터널용 수문 시스템
JP2005096977A (ja) エレベータのドア装置
JP2765616B2 (ja) 出入り口用のサッシ
JP2541186Y2 (ja) フラップ付ローラゲート
JPH0449237Y2 (ja)
JPH11336467A (ja) 簡易式トンネル防音扉
JP3454042B2 (ja) 小形エレベーター装置
JP2000170141A (ja) ゲート開閉装置及びゲート開閉方法
CN215801385U (zh) 一种电机牵引式地下出入口挡水板结构
JPH0311354Y2 (ja)
JP3491096B2 (ja) パラペット切欠部開閉用回動式止水板
JP7348517B2 (ja) 扉構造
JP2886464B2 (ja) 水回り開口部用片引き戸
CN118582150A (zh) 一种地铁折叠式防淹门及其控制方法
JPH0621943Y2 (ja) 保安ゲート内蔵の下部ゲートを有する取水装置
SU1153035A1 (ru) Откатные ворота
JPH0616129Y2 (ja) 建物入口の遮蔽装置
JPH0634411Y2 (ja) 起伏ゲートの扉体構造
JP2608847B2 (ja) パネルシャッター
JPS59233009A (ja) ゲ−ト
JPS5931785Y2 (ja) ゲ−ト用充水バルブ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees