JPS62138497A - ラクト−ガングリオ系列スフインゴ糖脂質およびその製造法 - Google Patents

ラクト−ガングリオ系列スフインゴ糖脂質およびその製造法

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JPS62138497A
JPS62138497A JP27767985A JP27767985A JPS62138497A JP S62138497 A JPS62138497 A JP S62138497A JP 27767985 A JP27767985 A JP 27767985A JP 27767985 A JP27767985 A JP 27767985A JP S62138497 A JPS62138497 A JP S62138497A
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Tomoya Ogawa
智也 小川
Yukinari Ito
幸成 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、ラクト−ガングリオ系列のスフィンゴ糖脂質
およびその糖鎖部分を構成する4糖化合物ならびにそれ
らの製造法に関する。
〔発明の背景〕
スフィンゴ糖脂質には、ラクト系列とガングリオ系列が
あることは知られていたが、両者の混合型の構造をもつ
ものはamされ”Cいなかった。しかし、最近、ネズミ
の未分化培養白血病細胞からラクトシルセラミドのガラ
クトース残基上で分枝構造を有する特異な構造をもつ糖
脂質が単離され、次の構造式(1)が提出された(R,
カンナギら、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミ
ストリー (J、 Biot、 Chew、 ) 、 
 (19214) 259゜8444)。しかしながら
セラミド部分のアルキル基(k’、 Rりについては明
らかにされていない。
本発明者は、上記提出された構造の@認とその生物機能
の検討を目的として合成経路の開板研究を行い本発明を
完成するに至った。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ラクト−ガングリオ系列のスフィンゴ
糖脂質(■)、この糖脂質N)の糖鎖部分を構成する4
糖化合@5その製造方法、該4糖化合物からスフィンゴ
糖脂質(1)を合成する方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の目的化合物は次の一般式で表される。
R3 C式中、g′は水酸基、ベンジルオキシ基、アセチHC
OR8 ジイル基、に7はアルキル基 gBはアルキル基を示す
)を示し、&2は水素原子、ベンジル基またはアルキル
基を示し、P、3は水素原子またはアセチル基を示し、
&4は水素原子 R5はアセチル基を示すか、あるいは
R4とPが共同してフタロイル基を示す。〕上記化合物
は、式(3) (式中Acはアセチル基、Bnはベンジル基、  ph
thはフタロイル基を示す)で表される化合物13)と
、式(5): (×はハロゲン原子を示す)で表される化合物(5)を
、グリコジル化触媒存在下に反応させ、必要により脱フ
タロイル化、N−アセチル化、脱ペンジル化1アセチル
化、/XOゲ;、ド化、脱アセチールイヒなどを適宜組
み合せることにより得らね、る。
化合物(3)は、式(1); で表される化合物(1)と、式(2):で表される化合
物(2)を、ニトロメタンのような溶媒中、アルゴン等
の不活性ガス雰囲気下、モレキュラーシーブ4A、(r
Ms4AJともG1う)、S−コリジンの存在下、Ag
シリケート、^gcl O41^gOTf(^goso
2CF3 )、AgBF4.等の1!塩、 l1g (
CN) 2 、 HgBr2等の水銀塩のようなり゛リ
コシル化触媒存在下、−30℃〜50℃で1分〜60時
間程度反応させるごとにより17られる。
この際、化合物(2)の3′−位にグルコサミン残基が
導入された化合物(3)とともに、4′−位に導入され
た化合物(4)が得られる。
この化合物(3)に化合物(5)を、ジクロロエタンの
ような溶媒中、前述のようなグリコジル化触媒存在下に
反応させる■”と化合物(6)が得られる。この反応は
一30℃〜50℃、1分〜60時間が適当である。
化合物(6)を2−プrlパノールー水(5: L)の
ような溶媒に懸濁し、NaBH4を加えてフタ1:1イ
ル基を還元的に開裂する。この反応は15〜50℃、約
6〜36時間で十分に進行する。次に酢酸を加え、10
0〜110℃で1〜8時間加熱後、室温まで冷却する。
溶媒を留去した後、1.2−ジクロロエタン等の溶媒中
、ピリジン−無水酢酸及びジメチルアミノピリジン(D
MAP)によりアセチル化■■してN−アセチル体(7
)を得る。この反応は室温、−夜で十分に進行する。
(61Y’ R2= Pl+ tl+ (7)   ヒ’=H,R’ −へC 化合物(7)を、メタノール等に溶解し、ギ酸。
Pd/ Cを加え、25〜70°C1:)0分〜5時間
拌l拌し脱ベンジル化をマTう。次にメタノール等の溶
媒中、K2 Co、I 、 NaOMe  、1eOt
1等の塩基を加えて、室温で30分〜5時間撹拌して加
水分解後、酢酸を加えて濃縮する。これ茫ピリジン、無
水酢酸に懸濁し、DMAPを加えて30分〜5時間撹拌
し、アセチル体(8)を得る。
化合物(8)をDMF、  n−BuJN等の溶媒中ヒ
ドラジンアセテ−1−を加えて、窒素ガス雰囲気下、3
0〜60℃で5〜30分間撹拌すると化合物(9)が得
られる。
化合物(9)を1,2−ジメトキシエタン等の溶媒中、
アルゴンガスのような不活性ガス雰囲気下、ジメi チ
ルアミノサルファートリフルオライドS OClh −
 DMF/ C H: C12 、 AgFのようなハ
ロゲン化剤を一20℃で加え、次いで室温で30分〜4
時間撹拌するとハロゲニド(1功が得られる。
(81   F!.’ = O Ac (QI   R’ = O H 叫  K′=ハロゲン 化合物0°)を・式帽   8R” NHCOR6 (R2はベンゾイル基 R5およびFo、6は同一でも
異なっていてもよいアルキル基を示す)て表される化合
物(ロ)をアルゴンのような不活性ガス雰囲気下、Ag
Cl O4、AHOTf、AgB F 4のような銀塩
、TrCi O4、TrO’r fのようなトリチル化
合物。
5nCIL2のようなルイス酸、MS4Aなどの触媒存
在下にCHCl12.  CR21J2.C庭CR2C
th L誌等の溶媒中、−30℃〜50℃で10分〜5
時間撹拌し、さらにトリメチルシリルトリフレート(’
l’MsOTf)などを加えて室温で1〜5時間撹拌す
ると糖脂質04)が得られる。
11−音物01)をNaOMe−TH F /MeOH
, Ha2CO3−THF/MeOH,NaOH/aq
,Tl(F等に加え、窒素等の不活性ガス雰囲気下、室
温で3〜7時間撹拌するとアセチル基とベンゾイル基が
脱離し、目的化合物(1・が得られる。
上記工程を、セラミ1′部分のアルキル基R5がChf
fH2i FX6がC 23 H 4りの場合につい′
ζ、次のスキームに示す。
Ho 上記工程で得られる化合物f61. fil、(8)、
 +93. QO)。
(+4)及びθのは新規化合物である。
〔有 用 性〕
本発明の化合物は、ラクト−ガングリオ系列スフィンゴ
糖脂質合成の有用な中間体であり、また該糖脂質の生物
機能を解明するための有用な試薬となりうるちのである
。本発明の化合物はまた、他の動物の未分化培養白血病
細胞から単離されることが予想され、従ってこれに関連
する抗体および免疫吸4体を作成することにより、これ
ら悪性+1!! taの診断、治療への応用が期待でき
る。更にまた、生体肱に挿入することにより、人工的に
機能性を変化させた生体13の創製が可能となる。
実施例 1 モレキュラー・シーブMS4△IOgとS−コリシン0
.60ml (4,54ミリモル)のcHi N 02
50m19濁液をアルゴン気流中で撹拌した。ごれに、
化合物(L)1.80 g (3,61ミリモル)と化
合物(2)2. OOg (2,2Gミ’J モル) 
(7) Otb N O@(10ml)ン容液を滴下し
た。
一23℃、2分間撹拌後、へgトリフレー1−1.17
g(4,55ミリモル)の(、Ih N O2(10m
l) 溶液を加え、−23℃で3時間、次いで室温で2
時間t31 n! L、た。得られた混合物を、セシイ
トを11ηしてj濾過し、jp液を50m1の水で洗浄
した。水圧1を50m1エーテルで抽出し、有機層をイ
11めて、0.2NHCf150ml、飽和NaFI 
COq゛水/1501111ノルび食塩水50m1で順
次洗浄した。Mg5O+で乾燥、’b’!1 縮f&、
フラソシエ・り[17トグラフイー(−・キサン/酢酸
エチル= 3 / 2 )で情製を行って、化合物(3
12,11g (収率72%)及び化合物(4)0.6
82g(収率”l:+9’u)を得た。
〔化合物(3)の物理的性質〕 Rf  値:0.60(ヘキサン/酢酸エチル−1)元
素分析二計算値(C7487? 02゜N)C: 68
.35.H: 5.97. N : 1.08実測値C
: 68.22.H: 6.00. N : 0.87
比旋光度: 〔α〕6°+ 20.6° (CO,79
,Cl1C1i )’)I−NMR: (400MHz 、 CDC11:δ+ppm)5.7
83  (dd、 9.2 and 10.611z、
 H−3c)5.595  (d、 8.3 Hz、 
ll−1c)5.144  (t、 9.2 Hz、 
tl−4c)3.01  (m、 LH) 2.05  (s、 3)1. CTo Co)2.0
4  (s、 3H,C11i C0)1.83  (
s、3H,C)Ii Co)1℃−NMR: (22,5MIIz 、 CDC1t  iδ、pl)
Ill)102.56.101.97.98.77、 
84.31 。
82.95. 81.92.62.20. 54.83
〔化合物(4)の物理的性質〕 肘 値: 0.3B (ヘキサン/酢酸エチル=1)元
素分析:計算値(C74H’l’70゜1.N)C: 
6B、35.H: 5.97. N : 1゜08実測
値C: 68.12.H: 5.99. N : 1.
08比旋光度: 〔α〕乙’ + 3.3° (G O
,75,CH(Jj )’H−N M lt:  (4
00Mllz 、 CDCu1  :δ+ppm)6.
024  (dd、 9.0 and 10.711z
、 ll−3c)5.524  (d、 8.311z
、 1l−1c)5.217  (t、 9.6 Hz
、 lt−4c)2.98  (慴、 1ll) 2.091  (s、 Cl1a Co)2.037 
 (s、 C1l* Go)1.864  (s、 C
Hi Co)’C−NMR:  (22,5Mllz 
、 C1out  ;δ、I)llnl)102.62
.101.97.99.4B、 82.7381.81
. 81.11.61.98.55.05実施例 2 Agシリケー1−とMS4Aを、1.2−ジクロルエタ
ン30m1に懸濁させ、アルゴン気流中、−15°Cで
撹拌した。化合物+311.141 g (0,879
ミリグラム)の1.2−ジクロルエタン(10ml)ン
W液と化合物(510,952g (1,91ミリモル
)の1.2−ジクロルエタン(10ml)溶液を順次滴
下した。
=15℃で30分、0℃で1.5時間それから室温で一
夜撹拌し、得られた混合物をジクロルメタン50m1で
希釈し、セライトを通してj濾過した。1戸液を飽和N
aHC037に溶液50m1及び食塩水50m1で順次
洗浄し、MgSO4で乾燥、a縮後、フラッシュ・クロ
マトグラフィー(−\キサン/酢酸エチルー5/4)で
精製して、化合物(61L、143 g(収率76%)
を得た。
〔化合物(6)の物理的性質〕 Rf  値: 0.52 (ヘキサン/酢酸エチル−5
76)元素分析:計算値(C94H9F、 (l□9N
2)C: 65.04.H: 5.09. N : 1
.61実測値C: 65.12.H: 5.61. N
 : 1.61比旋光度: 〔α〕6°+ 32.3°
 (CO,f33. CI(1’、i )’HNMR:
  (400Ml(Z 、 CDC11:δ+ppm)
6.110  (dd、 3.4 and 11.6 
 Hz、 It−3r、)5.957  (d、 8.
5 L、 If−1c)5.617  (d、 7.9
11z、 ll−1d)5.585  (t、 9.6
11z、 lt−3d)5.555  (d、 3.4
1+2. II−4C)5.297  (t、 9.6
11z、 ll−4d)4.619  (cld、 8
.4 and 11.7 11z、 ll−2c)3.
92  (m、 I II ) 2.826  (dd、 7.3 and  9.8 
 fiz、 )l−2b)11C−NMR:   (2
2,5Mllz  、   CD(II−z   ; 
 δ 、ppm)102.40.101.48.100
.83.9B、12゜85.55. 83.01. 8
L、8L 62.15゜61.44. 54.99. 
51.58実施例 3 化合物(61319■(0,186ミリモル)を2−プ
ロパノ−ルー水(5: l)  (12m1)に懸濁−
シた。NaBH4240w (6,34ミリモル)を一
度に加え、混合物を、20〜25℃で24時間It拌し
た。その間、白いガム状沈澱が遊離した。酢Plj、5
+n+を注意深く加え、その溶液を100〜110℃で
4.5時間加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧下溶
媒留去し、メタノール(20mlで3回)トルエン(2
0mlで3回)を用いて、順次、減圧下溶媒留去を行っ
た。残渣を真空中で充分乾燥し、1.2−ジクロルエタ
ン20m1にg、濁した。ピリジン0.5m1(34ミ
リモル)、無水酢酸0.5m1(28ミリモル)及び4
−ジメチルアミノピリジン20■(0,1Gミリモル)
を加えて、室温で一夜撹拌した。得られた混合物を酢酸
エチル50■で希釈し、氷水を加えた。室温で10分間
撹拌した後、層を分離し、水層を酢酸エチル30■で抽
出し、有機層を合わせて食塩水で洗浄した。
Mg5O+で乾燥、濃縮後、フラッシュ・クロマトグラ
フィーで精製し、化合物(71273■(収率95%)
を得た。
〔化合物(7)の物理的1生質〕 Rf  イ直二0.25 (エーテル/酢1校エナル−
5/2)元素分析二計算(ifi (Caz’ H*i
 027N2 )C: 63.89 、 H: 6.2
B、 N ; 1.E(2実測値C: 63.G4 、
 H: (i、3G、 N : 1.75比旋光度: 
(α]6°−18,2° (G O,73,CIl+二
ρ3)’H−NMR:  (400Mllz 、 CD
Cl3:δ+ pp+n )5.41    (br、
  I  H、N  11)5.351  (d、 9
.2112. NH)2.232. 2.070 、2
.042 、1.!J90 、1.987and 1.
95G  (G  s、 8 C11i Co)”C−
NMR:   (22,5Mllz  、  CD〔f
l=   ;  δ 、ppm)103.27. LO
2,(i2.102.23.101.8082.4G、
  81.1.!7. 80.19実施例 4 化合物(71540+■(0,332ミリモル)、ギ酸
3m1(80ミリモル)及び10.9fiPd−c 4
50 wを30m1のメタノールに懸濁した混合物を、
窒素気流中、35−40℃で2時間4et拌した。2時
間後Pd−c )c戸別し、j戸液を溶媒留去し、次い
でエタノール(30mlで2回)を用いて、再度、減圧
下溶媒留去を行った。残渣をメタノール20m1に熔解
し、K2 coi150■(1,08ミリモル)を加え
た。室温で3時間撹拌後、酢酸2n+lを加えて、a縮
を行った。残渣を充分真空乾燥した後、ピリジン10+
nlと無水酢酸5m+の/8/&に懸濁した。
これに、4−ジメチルアミノピリジン10m1(0,0
8ミリモル)を加え、その「昆合物を室温で2時間it
拌した。氷水30+nl及び8酸工チ′ル50m1を加
え、室温で10分間1党件した後、闇を分離した。水層
を酢酸エチル50m1で抽出し、有機層を合わ仕、次い
で食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥後、濃縮し、残
渣に、]−ルエン50m1を加え、減圧下溶媒留去し、
次いでフラッシュ・クロマ1−グラフィ CCI+2(
’−1,7、、’アセl−7=3/2)’7:梢製して
化合VノJ(814] 22w(収率9 、t%)を得
た。
〔化合物(8)の物理的性質〕 Rf  値: 0.44 (C1l□C1h /アセト
7=3 /2 )元素分析二計算値(C12H720v
v N2 )C:  49.84  、   H:  
5.79.  N  :  2.24実測値C: 49
.94 、 H: 5.79. N : 2.22’H
NMR:  (400MHz 、 CDCA1  ;δ
+ ppm >(3,90(br、 L H,NH) 6.260  (d、 3.711z、 It−1a、
 cr−isomer)6.18  (br、 I I
−(、NH)5.647  (d、 8.211z、 
ll−1a、β−4somer)5.207  (d、
 8.6112. lt−1d)5.060  (d、
 9.5 +12. II−IC)4.75  (m、
 L H) 1.9−2.2  (42H、14CH,CO)実jl
+!例 5 酢酸ヒドラジン351■(0,38ミリモル)のジメチ
ルホルムアミド(2ml)溶液を窒素気流中、50℃で
撹拌した。これに化合物+81400■(0,319ミ
リモル)のジメチルホルムアミド(3ml)溶液を一度
に加え、更に同温で10分間撹拌した。得られた混合物
を酢酸エチル50m1で希釈し、次いで水30m1で洗
浄した。水層を酢酸エチル50m1で抽出し、有機層を
合わせて、食塩水で洗浄した。MgS O,で乾燥、a
縮後、フランシェクロマトグラフィー(CH2C112
/アセトン=3/2)で積装して化合物+91257■
(収率67%)を得た。
〔化合物(9)の物理的性質〕 Rf  値: 0.26 (CHzlJh /アセトン
ー1)元素分析二計算値(cs。Hl。O12N2 )
C: 49.59.  H: 5.83. N : 2
.32実測値C: 49.44.  H: 5.85.
 N : 2.32’HNMR:  (90Mllz 
、 CDC13iδ、ppm)6.92  (bd、 
7 Hz、 NH)6.40  (bd、 71(z、
 NH)2.63  (bs、 0H) 1.9−2.2  (39H、13C83CO)実施例
 6 化合物(9145,2■(0,0373ミリモル)の1
.2−ジメトキシエタン(2ml) 懸濁液を、アルゴ
ン気流中、−20℃で撹拌した。これに、ジメチルアミ
ノサルファートソフルオライド20μβ (0,1Gミ
リモル)を加えた。
その後、1.5時間室温で撹拌した後、得られた淡黄色
の溶液を、酢酸エチル(20ml)と氷水(20ml)
の混合液中に、撹拌しながら注ぎ込んだ。層を分離し、
水層を酢酸エチル20m1で抽出した。有機層を合わせ
、食塩水(20+++1)で洗浄し、MgSO4で乾燥
した。濃縮後、残渣をフラッシュ・り西7トグラフイー
(CHzC12/アセトン=2)で精製し、化合物α0
134.6mg(収率76%)を得た。
〔化合物叫の物理的性質〕
Rf   値: 0.41及び0.36(CH2(12
/アセトン−3/2) 元素分析:計算値(C%OHC90i+ N2 F )
C: 49.51.  H: 5.73. N : 2
.31実α1値C: 49.74.  H: 5.85
. N : 2.20’HNMR:  (400Mll
z 、 Crl〔li  iδ、 ppm )6.77
7  (d、 8.6 Hz、 NH)0.159  
(d、 8.I O2,NH)5.64  (dd、 
2 and 531(z、 If−1a、 ot−is
omer)5.28  (dd、 5.4 and c
a 5011z。
ll−1a、β−4somer) 5.181  (d、 8.6 O2,H−1d)5.
030  (d、 9.5 Hz、 H4c、)4.7
25  (d、 8.311z、 ll−1b)4.4
8  (dd、 3 and 9.7 )12.1f−
3b)1.9〜2.2  (39H、13CH3C0)
実施例 7 AgCflO47,5q (0,036ミリモル) 、
5nCLz7.5■(0,04ミリモル)及びM S 
4 A 20 (l 1■を1.2−ジメトキシエタン
1mlに広濁し、アルゴン気流中−20℃で撹拌する。
これに、化合物11m15.6■(0,0129ミリモ
ル)及び化合物(ロ)10.Eb■(0,0143ミリ
モル)のCH(Ilz  (l ml) l’a4.を
加えた。混合物を、2時間かけて徐々に温度を上げ、室
温にし、1時間撹拌した。再度−20℃に冷却し、トリ
メチルシリルトリフレート5μβ(0,026ミリモル
)を加え、室温で3.5時間撹拌後、反応混合物をセラ
イ1−を通してir=過した。不t8物を酢酸エチル2
0m1で充分洗浄した。P液を合わせ、飽和NaHCO
*水溶液10m1及び食塩水10m1で順次洗浄した。
MgSO4で乾燥、?M 1+iI!h、フラッシュ・
クロマトグラフィー(CHzCn7/アセトン=2及び
トルエン/アセトン=3/2)で精製して、化合物θ荀
5.5■(収率22%)を得た。
実施例 8 化合物θす2.9■(0,0015ミリモル)をメタン
−ルーテトラヒドロフラン した。更に、ナトリウムメチラート (メタノール中、
IM)100μd(0.01ミリモル)を加え、窒素気
流中、室温で撹拌した。5時間撹拌後、反応混合物をア
ンバーリスト(A鋼berlisL )  L 5で中
和し、濾過した。2液を濃縮して化合物Oe1.8f1
1r(収率78%)を得た。
〔化合物(1つの物理的性質〕 ’H   NMR  :  (400  MHz  、
DMSO・ de  102  0  ;δ.ppm) 4、65  ( d, 9 11z, H−1d)4、
45  ( d, 8 11z, H−1c)4、23
  ( d, 8 11z, lI4b)4、16  
( d, 7 +12. It−1a)〔化合物(1つ
の物理的性質〕 Rr 値: 0.49 (C112C112/アセトン
ー2)元J÷分析:計算値(Cqq HIZ503G 
N i )C: G1.OG 、 H; 8.02. 
N : 2.16実測値C: 60.G5 、 [(:
 7.56. N : 1.9B比旋光度: 〔α〕翌
−7,2° (CO,36,Ctrcli )’HNM
R:(400MHz 、 CDC1h  ;δ* pp
m )6.84  (bs、 N H) 6.16  (bs、 NH) 5.868  (dt、 6 an616Hz、 H−
5’ )5.752  (d、 9.3 Hz、 NH
)5.401  (d、 3 Hz、 H−4c)5.
203  (d、 8.5 Hz、 H−1d)4.4
9  (m、 I H、H−2’)4.415  (d
、 7 H2,H−1a)2.1?9 、2.123.
2.0B5.2.0G4 、2.052 。
2.028 、2.013.1.997.1.922 
andl、89Ci  (10s、 13 C83GO
)1.253  (s、  67 H) 0.879  (t+ 3 H、6,8Hz、 CH3
)昭和  年  月  日 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 3、補正をする者 事件との関係   出願人 名称 (679)理化学研究所 4、代理人 J−” 6、補正の対象    明 細 書   ′ 6°1・
8・1fiJ−−、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次の一般式で表される化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水酸基、ベンジルオキシ基、アセチル
    オキシ基、ハロゲン原子または ▲数式、化学式、表等があります▼(R^6は水素原子
    またはベ ンゾイル基、R^7はアルキル基、R^8はアルキル基
    を示す)を示し、R^2は水素原子、ベンジル基または
    アセチル基を示し、R^3は水素原子またはアセチル基
    を示し、R^4は水素原子、R^5はアセチル基を示す
    か、あるいはR^4とR^5が共同してフタロイル基を
    示す。〕 (2)式(3): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Acはアセチル基、Bnはベンジル基、Phth
    はフタロイル基を示す)で表される化合物(3)と、式
    (5): ▲数式、化学式、表等があります▼ (Xはハロゲン原子を示す)で表される化合物(5)を
    、グリコシル化触媒存在下に反応させ、必要により脱フ
    タロイル化およびアセチル化することを特徴とする次式
    で表される化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子、R^2はアセチル基、または
    R^1とR^2が共同してフタロイル基を示し、Acは
    アセチル基、Bnはベンジル基を示す。) (3)式(7) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Acはアセチル基、Bnはベンジル基を示す)で
    表される化合物(7)を脱ベンジル化した後、アセチル
    化して化合物(8)を得、化合物(8)をヒドラジン/
    酢酸で処理して化合物(9)を得、化合物(9)をハロ
    ゲン化剤で処理して化合物(10)を得、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (8)R^1=OAc (9)R^1=OH (10)R^1=ハロゲン 化合物(10)を、式(12): ▲数式、化学式、表等があります▼ (R^2はベンゾイル基、R^5およびR^6は同一で
    も異なっていてもよいアルキル基を示す)で表される化
    合物(12)と反応させ、必要により保護基を脱離する
    ことを特徴とする次式で表される化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^3は水素原子またはベンゾイル基を示し、R
    ^4は水素原子またはアセチル基を示す。)
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WO1998040349A1 (fr) * 1997-03-12 1998-09-17 Takara Shuzo Co., Ltd. Analogues de sphingosine
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WO2013141350A1 (ja) * 2012-03-22 2013-09-26 大塚製薬株式会社 オリゴ糖化合物及びその製造方法とその中間体

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