JPS62136998A - スピ−カ収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に自動車のサウンドパネルの切欠に収納する
スピーカのフレームの境界面により、前記切欠に適合す
るマウントにスピーカを嵌着するため、マウントのサウ
ンド通口をスピーカフレームの境界面の形状および寸法
に適合させ、スピーカフレームの境界面自体はサウンド
通口の境界面領域にクリップフックにより迅速取付でき
るようにし、マウントをサウンドパネルとスピーカとの
間に設け、迅速固着部材を有するものとして構成したス
ピーカ収納装置に関するものである。

この種の装置は、例えばドイツ実用新案第８４１２５５
５号に記載されている。この装置のマウントにはスピー
カフレームのためのポケットを設け、このポケットにス
ピーカフレームを一方の側から押込むことができるよう
にしている。マウントの反対側面は傾斜隆起領域に沿う
掛合溝に掛合舌状部によりスナ・７プ嵌合するようにし
ている。

本発明の目的は、構成簡単で耐久性のある迅速緊締クラ
ンプ部材を設けたスピーカ収納装置を得るある。

この目的を達成するため、本発明スピーカ収納装置は、
前記マウントの一部をなす中間プレートのサウンド通口
の境界面のほぼ全周にわたりカラーを設け、スピーカフ
レーム境界面をクリップにより確実にクランプするクリ
ップフックにより前記カラーを途切れさせ、また前記カ
ラーおよびクリップフックの周りに嵌合してクリップフ
ックを内方に押圧してフレームビードに圧着させる保持
リングを設けたことを特徴とする。

スピーカマウントはプラスチック射出成形体により構成
するのが一般的であり、プラスチック射出成形体にクリ
ップフックおよびカラーを一体に成形する。安価なプラ
スチックは老旧化しやすく、これは使用中にプラスチッ
クが受ける温度に基因する。従って、成る期間が過ぎる
とクリップフックの押圧把持力は低下する。クランプ力
または把持力の低下を補うため、保持リングをカラーお
よびクリップフックに装着し、クリップフックを内方に
押圧し、スピーカフレームの境界面に圧着させる。この
ような保持リングによればマウントの使用寿命にわたり
クリップフックのクランプ力を適正に維持することがで
きる。

本発明の好適な実施例においては、クリップフックの外
壁を波形の輪郭にし、保持リングの内壁にもこれに対応
する波形輪郭を形成する。このような波形輪郭によれば
、一旦装着すれば、保持リングは中間プレートに確実に
着座し、ゆるむことがない。保持リングを着脱自在にし
たい場合、前記波形は僅かなピッチの螺旋形状とする。

これによれば保持リングの取付は後にいつでも中間プレ
ートからねし戻すことによって取外すことができる。

次に、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。

第１図に図示しない拡声器即ちスピーカのマウントの構
成部分である中間プレート１を示し、この中間プレート
１の外形寸法および形状は任意の自動車のサウンドパネ
ルの切欠に適合するものとする。説明をわかり易くする
ため、マウント自体は示さない。即ちマウントの設計は
本発明の要旨にとって重要でないためである。中間プレ
ートの外形寸法はその都度マウントの形状に適合するも
のとする。

中間プレート１は、直立のカラー５により包囲されるサ
ウンド通口３を有する。このカラー５は少なくとも２個
のクリップフック７により途切れさせる。中間プレート
１、カラー５およびクリップフック７はプラスチックに
より一体に射出成形する。クリップフック７は所定の復
元弾性を有し、第２図に矢印９の方向に曲げることがで
きる。

サウンド通口３の境界面には内方に突出する凸部１３を
設け、この凸部１３はスピーカ１７のフレームビード１
５の休止部をなす。

スピーカ１７は、スピーカのフレームビード１５の前面
を凸部１３に押し付けることによって中間プレート１に
嵌着させることができる。説明をわかりやすくするため
第１図にはスピーカ１７の前面側を中間プレート１に対
して背反させた状態を示す。

実際はスピーカの前面を中間プレート１に対向させるこ
と勿論である。スピーカ１７を中間プレート１に嵌着す
るとき、フレームビード１５がクリップフック７の突起
２３の裏側に達する時点までクリップフック７は外方に
曲がった状態となる。この時点からは復元力によりクリ
ップフックは内方に突出し、突起２３はフレームビード
１５に被さる。ガタつきを防止するため制振リング２５
をフレームビード１５に配置し、この制振リング２５に
突起２３が掛合するようにするとよい。この状態を第３
図に明示する。

第１図には他の保持リング２７を示す。この保持リング
２７は、スピーカ１７を中間プレート１に装着した後に
カラー５の外壁に圧挿する。これにより保持リングはク
リップフック７の後面に掛合し、クリップフック７が不
慮に外方に撓むの防止する。

第１図の部分■の拡大図である第２図から明らかなよう
に、クリップフック７の外側面には波形３１を設ける。

保持リング２７のクリップフック７の背面に掛合する内
側領域３３には対応の波形３１’を設ける。波形３１．
３１′相互を僅かなピッチの螺旋ラインの形式とする場
合、保持リング２７は、押し込んだ後には回転により中
間プレート１から外すことができる。

成る型式の自動車の各サウンドパネル切欠に対して、デ
ィーラは本発明による中間プレートを有する１個のマウ
ントをストックしておくだけでよい。お客が買おうとし
ている品質のスピーカを買う決心をしたときのみセール
スマンは要求されたスピーカをマウントにクリップする
。この迅速取付けは極めて早く、数秒で行うことができ
る。中間プレートを有するスピーカマウントの設計およ
び迅速取付のために、ディーラは異なる品質のスピーカ
マウントを確保しておく必要はない。従って在庫管理は
極めて簡素化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるスピーカマウントの中間プレー
ト、逆転して示すスピーカ、および保持リングの分解斜
視図、 第２図は、第１図のＨ部分の拡大部分斜視図、第３図は
、第１図のｍ−ｍ線上の部分断面図である。 １・・・中間プレート　　　３・・・サウンド通口５・
・・カラー　　　　　　　７・・・クリップフック１３
・・・凸部１５・・・フレームビート１７・・・スピー
カ　　　　　２３・・・突起２５・・・制振リング　　
　　２７・・・保持リング３１、３１’・・・波形

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、特に自動車のサウンドパネルの切欠に収納するスピ
   ーカのフレームの境界面により、前記切欠に適合するマ
   ウントにスピーカを嵌着するため、マウントのサウンド
   通口をスピーカフレームの境界面の形状および寸法に適
   合させ、スピーカフレームの境界面自体はサウンド通口
   の境界面領域にクリップフックにより迅速取付できるよ
   うにし、マウントをサウンドパネルとスピーカとの間に
   設け、迅速固着部材を有するものとして構成したスピー
   カ収納装置において、 前記マウントの一部をなす中間プレートの サウンド通口の境界面のほぼ全周にわたりカラーを設け
   、スピーカフレーム境界面をクリップにより確実にクラ
   ンプするクリップフックにより前記カラーを途切れさせ
   、また前記カラーおよびクリップフックの周りに嵌合し
   てクリップフックを内方に押圧してフレームビードに圧
   着させる保持リングを設けたことを特徴とするスピーカ
   収納装置。 ２、クリップフックの外壁を波形の輪郭にし、保持リン
   グの内壁にもこれに対応する波形輪郭を形成したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のスピーカ収納
   装置。 ３、前記波形は僅かなピッチの螺旋形状としたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載のスピーカ収納装
   置。