JPS6213654Y2 - - Google Patents

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JPS6213654Y2
JPS6213654Y2 JP9421483U JP9421483U JPS6213654Y2 JP S6213654 Y2 JPS6213654 Y2 JP S6213654Y2 JP 9421483 U JP9421483 U JP 9421483U JP 9421483 U JP9421483 U JP 9421483U JP S6213654 Y2 JPS6213654 Y2 JP S6213654Y2
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JP
Japan
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lifting rod
closing
opening
frame
plate
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JP9421483U
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JPS602585U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は前面枠の裏面に取付けた機構枠の側
面外側に錠機構を取付け、該錠機構により前面板
及びガラス枠を開閉するようにした分離式パチン
コ機の錠装置に関するものである。
一般に遊技盤が交換できる分離式パチンコ機1
は周枠2の前面に一側を蝶着した額縁状前面板3
が開閉自在に取付けてあり、該前面板3の窓孔内
部に一側を蝶着したガラス枠4を開閉自在に取付
けてある。そして前面板3の裏面には窓孔を覆う
ように機構枠5を設け、該機構枠5の内部に交換
可能な遊技盤6を収納してある。したがつて前面
板3は周枠2に対して施錠、解錠可能でなければ
ならず、またガラス枠4は前面板3に対して施
錠、解錠可能でなければならない。
そこで本出願人は実公昭57−47019号公報によ
つて分離式パチンコ機の錠装置を提案した。この
錠装置は周枠2に一側を蝶着した前面板3の裏面
に取付けた機構枠5の側面部外面にガラス枠開閉
用昇降杆と前面板開閉用昇降杆とを昇降可能に支
え、ガラス枠開閉用昇降杆に形成した受部と前面
板開閉用昇降杆に形成した係合片とにシリンダ錠
のプレートに設けた第1爪片、第2爪片を係合さ
せ、ガラス枠開閉用昇降杆の受片をガラス枠開閉
用の操作杆に臨ませるとゝもに前面板開閉用昇降
杆を枢着した鉤片を周枠2に係止させて、シリン
ダ錠のプレートの正逆回転により前面板3又はガ
ラス枠4を施錠、解錠するようにしていた。しか
し、シリンダ錠のプレートの正逆回転により各昇
降杆を上下動させるため、各昇降杆を一方に対し
て他方が逆向きとなるよう個別のスプリングによ
り付勢しておかなければならず、このためスプリ
ングを複数必要とするばかりでなく、構造が複雑
となつて組立てが極めて面倒であつた。また各昇
降杆は個々にスプリングで付勢されているので、
機構枠の側面部に昇降枠を止めるストツパーやガ
イドが必要で、組立て時に各昇降杆とストツパ
ー、スプリングなどとの位置決めを高精度にしな
いと前面板やガラス枠を施錠したり解錠できな
い。
本案は各昇降杆を共通のスプリングで付勢する
ことにより上記の欠点を補うものである。
以下本案を図示の実施例について説明すると、
前記したパチンコ機において機構枠5は後面の額
縁状取付板7の左右側縁に側面部8,8、取付板
7の上下縁に上面部9、下面部10を各々前向き
に有し、各側面部8、上面部9、下面部10に外
向きの鍔部11を延設し、該鍔部11を前面板3
の裏面に釘などで止着して前面板3の裏側に機構
板5を固定してあり、遊技盤6はガラス枠4を開
放した状態で前面板3の窓孔から取付板7の表面
に着脱する。
本案の錠機構12は前面板3の自由端に位置す
る機構枠5の一方の側面部8外面に取付けるので
あつて、側面部8に接近する縦方向のガラス枠開
閉用昇降杆13と、該ガラス枠開閉用昇降杆13
の外側に位置する縦長な前面板開閉用昇降杆14
とを有する。
ガラス枠開閉用昇降杆13には上方及び下方に
ガイド用ピン15,15を植立し、ピン15,1
5を側面部8の上下に開設した縦方向の長孔1
6,16に嵌入し、ピン15,15の先端にEリ
ング17,17を嵌着して、該昇降杆13を一定
範囲で上下動できるように案内している。また上
記昇降杆13には上方にフツク18を形成し、該
フツク18にスプリング19の一端を引掛ける。
そして上記昇降杆13の高さのほぼ中央には機構
枠5の取付板7裏側に向つて延びる受片20を設
け、また前面板3の裏面に向う一側下方には切欠
部13aを形成し、切欠部13aのほぼ中央にシ
リンダ錠21に設けたプレート22の裏面に向つ
て延びる折曲部13bを形成し、この折曲部13
bの先端を更に折曲して前面板3の裏面に向う受
部23を形成する。
一方、前面板開閉用昇降杆14は横断面がコ字
状の縦長枠材で、前記した機構枠5の側面部8の
外面上下に軸着した鉤杆24の基端部に上下端を
各々枢着し、長さの途中に係合片25を屈曲形成
するとゝもに、上方にフツク26を形成し前記し
たスプリング19の他端を引掛ける。したがつて
スプリング19はガラス枠開閉用昇降杆13と前
面板開閉用昇降杆14とに掛け渡されているので
両昇降杆を長さ方向に互いに牽引し、常にはガラ
ス枠開閉用昇降杆13が上昇するように、また前
面板開閉用昇降杆14が下降するように付勢す
る。
前記したシリンダ錠21は前面板3に貫通状に
設けられ、該シリンダ錠21の後端に固定した基
板27を前面板3の裏面に釘などで止着する。基
板27には端部より突出した舌片27aと、基板
27の後面方向に突出した規制片27bを形成す
る。そして舌片27aは機構枠5の鍔部11に開
設した切欠部11aに嵌入し、規制片27bは鍔
部11の自由端に当接するので組立て時に基板2
7の取付け位置を規制している。またシリンダ錠
21の後端には前面から挿着する鍵により回転す
るプレート22を有し、該プレート22に横向き
の第1爪片28と後向きの第2爪片29とを形成
する。そして第1爪片28は前記したガラス枠開
閉用昇降杆13に形成した受部23に上方から係
合し、第2爪片29は前面板開閉用昇降杆14に
形成した係合片25に下方から係合する。したが
つてスプリング19によりガラス枠開閉用昇降杆
13の上昇付勢はガイド用ピン15が機構枠5の
側面部8の長孔16の上端に当接することにより
受け止められ、また前面板開閉用昇降杆14の下
降付勢は切欠部13aに臨む基板27の舌片27
aにより、又は係合片25が第2爪片29に上か
ら押圧して受け止められている。
そしてガラス枠開閉用昇降杆13の受片20に
はガラス枠4の自由側後面に設けた鍵機構から延
出する操作杆30が下方から係合し、また各鉤杆
24の先端上面に形成した鉤部24aには周枠2
の内面上下に設けた係止片31が上方より係止す
る。したがつてガラス枠開閉用昇降杆13がスプ
リング19の付勢に抗して下降すると受片20が
操作杆30を下降するのでガラス枠4は開放し、
前面板開閉用昇降杆14が上昇すると各鉤杆24
が軸着点を支点に回動して鉤部24aが係止片3
1の下方に外れるので前面板3は開放する。
上記したガラス枠開閉用昇降杆13の下降及び
前面板開閉用昇降杆14の上昇はシリンダ錠21
により作動する。
即ち、シリンダ錠21に鍵を差し込んでプレー
ト22を一方向(第4図実線矢印方向)に回転す
ると、第1爪片28は下降する様に旋回して受部
23を上方から押圧し、ガラス枠開閉用昇降杆1
3がスプリング19の付勢に抗して下降するので
ガラス枠4が開放する。この場合、第2爪片29
は係合片25から離れる方向に回転し、かつ鉤杆
24が係止片31に下から係止しているので、前
面板開閉用昇降杆14が下降しない。
また、鍵をシリンダ錠21に差し込んでプレー
ト22を他方向(第4図鎖線矢印方向)に回転す
ると、第2爪片29は上昇する様に旋回して係合
片25を下方から押圧し、前面板開閉用昇降杆1
4をスプリング19の付勢に抗して上昇させるの
で前面板3が開放する。この場合にも、第1爪片
28は受部23から外れるように回転し、しかも
ピン15が長孔16の上端に引掛つているのでガ
ラス枠開閉用昇降杆13が上昇しない。
この様にシリンダ錠21によりプレート22を
いずれかの方向に回転するといずれかの昇降杆1
3又は14が下降又は上昇し、ガラス枠4又は前
面板3を開放状態にする。そして各昇降杆13,
14は共通のスプリング19により上昇又は下降
方向に付勢されているのでシリンダ錠21の操作
が終了すると元の状態に復帰し、ガラス枠4や前
面板3を閉止したとき操作杆30や係止片31を
受け止める。
以上で明らかなように本案によれば、ガラス枠
開閉用昇降杆13と前面板開閉用昇降杆14との
間にスプリング19を掛け渡して各昇降杆を互い
に長さ方向に牽引して逆向きに成るよう付勢して
いるので、構成部品数が少なくなり、スプリング
の取付け時の手間が著しく簡単となるばかりでな
く、組立てが容易になる。
又、スプリングの一端を機構枠5の側面部外面
に支持する必要がないのでスプリングの位置を自
由に配置可能であるばかりでなく、機構枠5にス
プリングの支持手段や各昇降杆の案内を設ける必
要がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は分
離式パチンコ機の斜視図、第2図は一部を分解し
た斜視図、第3図は正面図、第4図は同上の側面
図、第5図は第3図の−線断面図である。 1……パチンコ機、2……周枠、3……前面
板、4……ガラス枠、5……機構枠、8……側面
部、13……ガラス枠開閉用昇降杆、14……前
面板開閉用昇降杆、19……スプリング、20…
…受片、21……シリンダ錠、22……プレー
ト、23……受部、24……鉤片、25……係合
片、28……第1爪片、29……第2爪片、30
……操作杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周枠の一側を蝶着する前面板の裏面に取付けた
    機構枠の側面部外面にガラス枠開閉用昇降杆と前
    面板開閉用昇降杆とを昇降可能に支え、ガラス枠
    開閉用昇降杆と前面板開閉用昇降杆との間にスプ
    リングを掛け渡して各昇降杆を互いに長さ方向に
    牽引するように付勢し、ガラス枠開閉用昇降杆に
    形成した受部と前面板開閉用昇降杆に形成した係
    合片とに正逆回転可能なシリンダ錠のプレートに
    設けた第1爪片、第2爪片を係合させ、ガラス枠
    開閉用昇降杆の受片をガラス枠開閉用の操作杆に
    臨ませるとゝもに前面板開閉用昇降杆を枢着した
    鉤片を周枠に係止させるようにした分離式パチン
    コ機の錠装置。
JP9421483U 1983-06-21 1983-06-21 分離式パチンコ機の錠装置 Granted JPS602585U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9421483U JPS602585U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 分離式パチンコ機の錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9421483U JPS602585U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 分離式パチンコ機の錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS602585U JPS602585U (ja) 1985-01-10
JPS6213654Y2 true JPS6213654Y2 (ja) 1987-04-08

Family

ID=30225621

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JP9421483U Granted JPS602585U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 分離式パチンコ機の錠装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4555015B2 (ja) * 2004-07-28 2010-09-29 中東産業株式会社 ゲーム機の施錠装置

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Publication number Publication date
JPS602585U (ja) 1985-01-10

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