JPS62132941A - 水膨潤性発泡シ−リング材 - Google Patents
水膨潤性発泡シ−リング材Info
- Publication number
- JPS62132941A JPS62132941A JP27277985A JP27277985A JPS62132941A JP S62132941 A JPS62132941 A JP S62132941A JP 27277985 A JP27277985 A JP 27277985A JP 27277985 A JP27277985 A JP 27277985A JP S62132941 A JPS62132941 A JP S62132941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- rubber
- water swelling
- component
- swellable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水膨潤性発泡シーリング材に関し、特に水を吸
収して膨張する速度が大きく、膨張圧が小さく、膨張し
た後、乾燥しても収縮が少ない水膨潤性発泡シーリング
材に関するものである。
収して膨張する速度が大きく、膨張圧が小さく、膨張し
た後、乾燥しても収縮が少ない水膨潤性発泡シーリング
材に関するものである。
本発明のシーリング材は、土木建築分野で止水性能が十
分発揮され、特に地上構造物め止水材として有効である
。
分発揮され、特に地上構造物め止水材として有効である
。
従来、水膨潤性シール材としては、ポリアクリル酸ソー
ダ、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレン
グライコール等の吸水物質をゴム或いはプラスチック等
に添加して水膨潤性を付与したものが使用されているが
、これらはいずれも乾燥すると殆どもとの状態まで収縮
してしまう。又、これらの水膨潤性シール材は、上記吸
水物質が水溶性で溶出してしまうため次第に水膨潤割合
が落ちてくる。
ダ、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレン
グライコール等の吸水物質をゴム或いはプラスチック等
に添加して水膨潤性を付与したものが使用されているが
、これらはいずれも乾燥すると殆どもとの状態まで収縮
してしまう。又、これらの水膨潤性シール材は、上記吸
水物質が水溶性で溶出してしまうため次第に水膨潤割合
が落ちてくる。
更にコンクリートの打継部分の止木材として使用する場
合、水膨潤による膨張圧でコンクリートが初期段階にお
いてヒビ割れ或いは破壊されるため、使用工種々の制約
があった。
合、水膨潤による膨張圧でコンクリートが初期段階にお
いてヒビ割れ或いは破壊されるため、使用工種々の制約
があった。
本発明者らは上記問題点を改良すべく、鋭意研究の結果
、本発明を完成するに到った。
、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、必須の構
成成分として、水膨潤性物質(1)と水硬性物質(n)
とゴム類(I[)とを含有し、発泡剤により発泡されて
いることを特徴とするものである。
成成分として、水膨潤性物質(1)と水硬性物質(n)
とゴム類(I[)とを含有し、発泡剤により発泡されて
いることを特徴とするものである。
本発明に於いて水膨潤性物!(1)は、シーリング材の
使用目的に応じて適宜選択できるが、ゴム及び(或いは
)エラストマー(以下ゴム類と称する)と混練しうるち
のが好ましく、水膨潤ウレタン樹脂、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレングラ
イコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース等を単独或いは混合して使用することができ、その
他に通常吸水性樹脂と称されているもの等も使用できる
。なかでも好ましいのは水膨潤ウレタン樹脂である。
使用目的に応じて適宜選択できるが、ゴム及び(或いは
)エラストマー(以下ゴム類と称する)と混練しうるち
のが好ましく、水膨潤ウレタン樹脂、カルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレングラ
イコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース等を単独或いは混合して使用することができ、その
他に通常吸水性樹脂と称されているもの等も使用できる
。なかでも好ましいのは水膨潤ウレタン樹脂である。
上記水膨潤ウレタン樹脂としては、水硬性物質と混合す
る際ペースト状のもの或いはエラストマーが好ましいが
、特にペースト状のものが好ましい。
る際ペースト状のもの或いはエラストマーが好ましいが
、特にペースト状のものが好ましい。
ペースト状水膨潤ウレタン樹脂としては、末端イソシア
ネート基含有水膨潤性ポリウレタンプレポリマーと水及
び/又は硬化剤の反応によって得られる樹脂がある。
ネート基含有水膨潤性ポリウレタンプレポリマーと水及
び/又は硬化剤の反応によって得られる樹脂がある。
該末端イソシアネート基含有水膨潤性ポリウレタンプレ
ポリマーとしては、例えば水酸基当量が400〜600
0のエチレンオキサイド・プロピレンオキサイドランダ
ム/ブロック重合ポリオキシアルキレングリコールを有
機ジイソシアネートと常法により反応せしめて得られる
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド比7/3〜
0/10のプレポリマーが挙げられる。
ポリマーとしては、例えば水酸基当量が400〜600
0のエチレンオキサイド・プロピレンオキサイドランダ
ム/ブロック重合ポリオキシアルキレングリコールを有
機ジイソシアネートと常法により反応せしめて得られる
プロピレンオキサイド/エチレンオキサイド比7/3〜
0/10のプレポリマーが挙げられる。
該プレポリマーは水又はアミン系、ポリオール系等の硬
化剤によって常法により部分的に硬化され、ペースト状
態の水膨潤性ウレタン樹脂とすることができる。硬化は
水と硬化剤を併用して行ってもよい。硬化剤としては4
,4゛−メチレン−ビス−2−クロルアニリン、1.4
−7’タンジオール、ハイドロキノン−ビス−(β−ヒ
ドロキシ)エーテル、レゾルシノール−ビス−(β−ヒ
ドロキシ)エーテル、1.2−ビス−(2−アミノフェ
ノールチオ)エタン、トリメチレングリコール・ジ−p
−アミノベンゾエート等を単独ないし併用して用いるこ
とができる。
化剤によって常法により部分的に硬化され、ペースト状
態の水膨潤性ウレタン樹脂とすることができる。硬化は
水と硬化剤を併用して行ってもよい。硬化剤としては4
,4゛−メチレン−ビス−2−クロルアニリン、1.4
−7’タンジオール、ハイドロキノン−ビス−(β−ヒ
ドロキシ)エーテル、レゾルシノール−ビス−(β−ヒ
ドロキシ)エーテル、1.2−ビス−(2−アミノフェ
ノールチオ)エタン、トリメチレングリコール・ジ−p
−アミノベンゾエート等を単独ないし併用して用いるこ
とができる。
又、ここで通常吸水性樹脂と称されているものとしては
、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、
カルボン酸イミド、カルボン酸無水物等のカルボキシル
基またはカルボキシル基に誘導しうる基を分子内に1個
もしくは2個有するα、β−不飽和化合物を主成分とし
、必要に応じてその他のα、β−不飽和化合物を加え重
合させたもの或いは更にこれらをイソシアネート類等で
変性したものが挙げられる。
、カルボキシル基、カルボン酸塩、カルボン酸アミド、
カルボン酸イミド、カルボン酸無水物等のカルボキシル
基またはカルボキシル基に誘導しうる基を分子内に1個
もしくは2個有するα、β−不飽和化合物を主成分とし
、必要に応じてその他のα、β−不飽和化合物を加え重
合させたもの或いは更にこれらをイソシアネート類等で
変性したものが挙げられる。
このような吸水性樹脂としては、デンプン/アクリル酸
グラフト共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体
の塩、ポリアクリル酸ソーダの架橋物、ポリビニルアル
コール/無水マレイン酸反応体の架橋物、ビニルエステ
ル/エチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体のケ
ン化物など公知の高吸水性高分子を挙げることができる
。
グラフト共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体
の塩、ポリアクリル酸ソーダの架橋物、ポリビニルアル
コール/無水マレイン酸反応体の架橋物、ビニルエステ
ル/エチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体のケ
ン化物など公知の高吸水性高分子を挙げることができる
。
また、本発明に於いて、水硬性物質(II)としては、
水硬性セメントが好ましく、その他、石コウ、潜在水硬
性物質も使用できる。又、水硬性物質にセメント系急硬
剤を添加するのが更に好ましい。
水硬性セメントが好ましく、その他、石コウ、潜在水硬
性物質も使用できる。又、水硬性物質にセメント系急硬
剤を添加するのが更に好ましい。
ここで水硬性セメントとしては、普通、白色、早強等の
各種ポルトランドセメント、高炉セメント等の特殊セメ
ント或いは粒子径で分類されたコロイドセメント等を適
宜用いることができる。
各種ポルトランドセメント、高炉セメント等の特殊セメ
ント或いは粒子径で分類されたコロイドセメント等を適
宜用いることができる。
セメント系急硬剤としては、カルシウムアルミネート系
無機物、即ち3CaO・Al2O3、CaO・Alto
s 、12CaO17AIZO3、CaO’ 2A1z
Oa、Ca0・6A1zO+等のCaOとAl2O3の
焼成物、溶融混合物、或いはこれに石コウ等を混合した
カルシウムスルホアルミネート等を挙げることができ、
市販品としてはデンカBS (電気化掌側製商品名)な
どが挙げられる。
無機物、即ち3CaO・Al2O3、CaO・Alto
s 、12CaO17AIZO3、CaO’ 2A1z
Oa、Ca0・6A1zO+等のCaOとAl2O3の
焼成物、溶融混合物、或いはこれに石コウ等を混合した
カルシウムスルホアルミネート等を挙げることができ、
市販品としてはデンカBS (電気化掌側製商品名)な
どが挙げられる。
本発明に用いられるゴムとしては、天然ゴム、合成ゴム
又は再生ゴムがあり、例えば天然ゴム、スチレンブタジ
ェンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジェ
ンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンターポ
リマー、ブチルゴムとそれらの再生ゴムなどのうちから
用途及び目的によって選択される。
又は再生ゴムがあり、例えば天然ゴム、スチレンブタジ
ェンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジェ
ンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンターポ
リマー、ブチルゴムとそれらの再生ゴムなどのうちから
用途及び目的によって選択される。
本発明においては、また上記ゴムに代え、或いはゴムと
共にエラストマーを使用でき、このようなエラストマー
としては、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリスチレ
ン等がある。
共にエラストマーを使用でき、このようなエラストマー
としては、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリスチレ
ン等がある。
本発明において用いられる発泡剤としては、N、 N’
−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボ
ンアミド、p、p’−オキシビス(ベンゼンスルホニル
ヒドラジド)等の有機発泡剤、マイクロカプセル型発泡
剤などが挙げられる。
−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボ
ンアミド、p、p’−オキシビス(ベンゼンスルホニル
ヒドラジド)等の有機発泡剤、マイクロカプセル型発泡
剤などが挙げられる。
又、尿素系或いは有機酸系の発泡助剤を適宜使用するこ
とができる。
とができる。
又、本発明の場合、分子間に橋かけを生じさせる物質を
添加した方が、発泡体の製造の容易性、発泡体の物性等
を向上させるので好ましい。
添加した方が、発泡体の製造の容易性、発泡体の物性等
を向上させるので好ましい。
本発明に用いられる分子間に橋かけを生じさせる物質と
は、水膨潤性物質、ゴム類の各分子間に橋かけ結合を生
じさせることのできるような物質であり、イオウ、塩化
イオウ、有機過酸化物、有機イオウ化合物、金属酸化物
、アルキルフェノール樹脂等のゴム加硫剤、ポリチオー
ル化合物、ポリアミン化合物、アゾ化合物等を用いるこ
とができる。イオウ及び有機過酸化物による架橋が特に
好ましい。
は、水膨潤性物質、ゴム類の各分子間に橋かけ結合を生
じさせることのできるような物質であり、イオウ、塩化
イオウ、有機過酸化物、有機イオウ化合物、金属酸化物
、アルキルフェノール樹脂等のゴム加硫剤、ポリチオー
ル化合物、ポリアミン化合物、アゾ化合物等を用いるこ
とができる。イオウ及び有機過酸化物による架橋が特に
好ましい。
イオウは粉末イオウが好ましく、適当な有機過酸化物と
しては、ベンゾイルパーオキシド、ジクミルパーオキシ
ド、メチルエチルケトンパーオキシド、ラウリルパーオ
キシド、シクロヘキサノンパーオキシド、t−ブチルパ
ーベンゾエート、t−ブチルヒドロパーオキシド、1−
ブチルベンゼンパーオキシド、クメンヒドロパーオキシ
ド、t−ブチルパーオクトエート等がある。
しては、ベンゾイルパーオキシド、ジクミルパーオキシ
ド、メチルエチルケトンパーオキシド、ラウリルパーオ
キシド、シクロヘキサノンパーオキシド、t−ブチルパ
ーベンゾエート、t−ブチルヒドロパーオキシド、1−
ブチルベンゼンパーオキシド、クメンヒドロパーオキシ
ド、t−ブチルパーオクトエート等がある。
適当な有機イオウ化合物としては、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド(TT) 、N、N’−ジチオビスモル
ホリン等がある。
ムジスルフィド(TT) 、N、N’−ジチオビスモル
ホリン等がある。
適当な金属酸化物としては、亜鉛華、マグネシア、リサ
ージ等がある。
ージ等がある。
適当なアルキルフェノール樹脂としては、メチロール基
を7〜10%含むアルキルフェノールホルムアルデヒド
樹脂がある。
を7〜10%含むアルキルフェノールホルムアルデヒド
樹脂がある。
適当なポリチオール化合物としては、トリメチロールプ
ロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパン
トリ (3−メルカプトプロピオネート)、グリコール
ジメルカプトプロピオネート、グリコールジメルカプト
アセテート、ペンタエリスリトールテトラ(3−メルカ
プトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラチ
オグリコレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(3−
メルカプトプロピオネート)等がある。
ロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパン
トリ (3−メルカプトプロピオネート)、グリコール
ジメルカプトプロピオネート、グリコールジメルカプト
アセテート、ペンタエリスリトールテトラ(3−メルカ
プトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラチ
オグリコレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(3−
メルカプトプロピオネート)等がある。
適当なポリアミン化合物としては、アルデヒド−アミン
縮金物、グアニジン類等がある。
縮金物、グアニジン類等がある。
適当なアゾ化合物としては、アゾビスイソブチロニトリ
ル、2−t−ブチルアゾ−2−シアノ−4−メチルペン
タン、4−t−ブチルアゾ−4−シアノ−吉草酸等があ
る。
ル、2−t−ブチルアゾ−2−シアノ−4−メチルペン
タン、4−t−ブチルアゾ−4−シアノ−吉草酸等があ
る。
以上の橋かけ剤は1種又は2種以上を適宜組み合わせて
用いることが可能であり、その配合量はゴム類(I[I
) 100部(重量基準、以下同じ)に対して0.5
〜10部が適当である。
用いることが可能であり、その配合量はゴム類(I[I
) 100部(重量基準、以下同じ)に対して0.5
〜10部が適当である。
本発明の水膨潤性発泡シーリング材中の水膨潤性物質(
I)の含有量は、ゴム類(III) 100部に対して
、水膨潤性物質(I)20〜250部が好ましく、特に
60〜180部を用いるのが好ましい。
I)の含有量は、ゴム類(III) 100部に対して
、水膨潤性物質(I)20〜250部が好ましく、特に
60〜180部を用いるのが好ましい。
又、水硬性物質(n)の含有量は、本発明の水膨潤性発
泡シーリング材の水膨潤率及び物性との関係で適宜選択
できるが、ゴム類(III)100部に対して、水硬性
物質(II)20〜300部が好ましく、50〜150
部が更に好ましい。
泡シーリング材の水膨潤率及び物性との関係で適宜選択
できるが、ゴム類(III)100部に対して、水硬性
物質(II)20〜300部が好ましく、50〜150
部が更に好ましい。
水硬性物質及びその他の無機添加物が添加されている場
合には、その合計量が少ない方が発泡体を容易に製造で
きるが、乾燥時の収縮性が大きくなるので、使用目的に
応じて適宜選択するのが良い。
合には、その合計量が少ない方が発泡体を容易に製造で
きるが、乾燥時の収縮性が大きくなるので、使用目的に
応じて適宜選択するのが良い。
又、更に上記水硬性物質(n)にセメント系急硬剤を添
加する場合は、その添加量は水硬性物質(n)100部
に対し30〜150部が好ましく、特に50〜100部
が好ましい。更に、水硬性物質(■)、無機添加物及び
セメント系急硬剤の合計量は、水膨潤性物質(1)とゴ
ム類(III)の合計量100部に対して、20〜50
0部が好ましく、特に100〜300部が好ましい。
加する場合は、その添加量は水硬性物質(n)100部
に対し30〜150部が好ましく、特に50〜100部
が好ましい。更に、水硬性物質(■)、無機添加物及び
セメント系急硬剤の合計量は、水膨潤性物質(1)とゴ
ム類(III)の合計量100部に対して、20〜50
0部が好ましく、特に100〜300部が好ましい。
又、発泡剤の添加量は、使用する発泡剤の種類、発泡体
の比重、水膨張速度等を考慮し、適宜選択できるが、ゴ
ム類(III) 100部に対して、発泡剤0.3〜2
0部が好ましい。
の比重、水膨張速度等を考慮し、適宜選択できるが、ゴ
ム類(III) 100部に対して、発泡剤0.3〜2
0部が好ましい。
本発明のシーリング材の水膨潤率は20〜350(容量
)%であり、好ましくは40〜250(容量)%である
。
)%であり、好ましくは40〜250(容量)%である
。
本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、適宜の方法で成
形し、シール材として使用できるが、ロール、ニーグー
、バンバリーミキサ−なト通常のゴム混練機を用いて配
合し、押出成形機、プレス成形機により成形するのが好
ましい。
形し、シール材として使用できるが、ロール、ニーグー
、バンバリーミキサ−なト通常のゴム混練機を用いて配
合し、押出成形機、プレス成形機により成形するのが好
ましい。
上記水膨潤性物質(I)とゴム類(III)に橋かけ剤
を加え、更に発泡剤、発泡助剤、加硫促進剤、加硫助剤
、軟化剤、老化防止剤、粘着剤等の一般的ゴム配合剤を
適宜選択して配合し、更に水硬性物質(■)、セメント
系急硬剤、無機添加剤等を加え、次いで練りロール、バ
ンバリーミキサ−等を用いて混練りを行う。これを成形
後プレス、発泡及び加硫処理(通常は120℃以上)を
行って水膨潤性発泡シーリング材を得る。
を加え、更に発泡剤、発泡助剤、加硫促進剤、加硫助剤
、軟化剤、老化防止剤、粘着剤等の一般的ゴム配合剤を
適宜選択して配合し、更に水硬性物質(■)、セメント
系急硬剤、無機添加剤等を加え、次いで練りロール、バ
ンバリーミキサ−等を用いて混練りを行う。これを成形
後プレス、発泡及び加硫処理(通常は120℃以上)を
行って水膨潤性発泡シーリング材を得る。
加硫処理は熱加硫、蒸気加硫、熱空気加硫に限らず自然
加硫、熱湯加硫、冷加硫でもよい。
加硫、熱湯加硫、冷加硫でもよい。
橋かけ剤を使用した場合はこのように水膨潤性発泡シー
リング材においては水膨潤性物質(りとゴム類(III
)が相互に一体となって架橋されているのが特徴である
。
リング材においては水膨潤性物質(りとゴム類(III
)が相互に一体となって架橋されているのが特徴である
。
本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤性に優れ
、機械的特性、止水特性に優れ、止水材、バッキング材
等として広範な用途に用いられる。
、機械的特性、止水特性に優れ、止水材、バッキング材
等として広範な用途に用いられる。
本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水を吸収汲水硬
性物質の骨格(マトリックス)ができるので水中で安定
性がよく、乾燥しても収縮が少ない。
性物質の骨格(マトリックス)ができるので水中で安定
性がよく、乾燥しても収縮が少ない。
本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤する際の
膨張圧が小さいため、コンクリートの打継部の止水に使
用する場合、コンクリートのヒビ割れ等のトラブルがな
く、比較的薄いコンクリート打継部にも使用可能である
。更に海水でも淡水と同程度の膨潤が得られる。
膨張圧が小さいため、コンクリートの打継部の止水に使
用する場合、コンクリートのヒビ割れ等のトラブルがな
く、比較的薄いコンクリート打継部にも使用可能である
。更に海水でも淡水と同程度の膨潤が得られる。
以下、実施例により本発明を更に詳述する。
実施例1〜4及び比較例1
表1に示す配合(単位は重量部)を20cmオープンロ
ールで混練りし、配合品1〜5を作成した。
ールで混練りし、配合品1〜5を作成した。
表 1
(注)*1 水膨潤ウレタン樹脂
プロピレングリコールにエチレン
オキサイドとプロピレンオキサイド
を付加させた平均分子量5ooo、エチレンオキサイド
基78%のポリエーテ ル1モルとTDI3.0モルとの反応 により得られるウレタンプレポリマ ー50部に40%MOCA 5部を40℃で反応させ同
温度で6000cpsのペースト状ウレタン樹脂を得、
これを使用 した。
基78%のポリエーテ ル1モルとTDI3.0モルとの反応 により得られるウレタンプレポリマ ー50部に40%MOCA 5部を40℃で反応させ同
温度で6000cpsのペースト状ウレタン樹脂を得、
これを使用 した。
*2 セメント急硬剤
デンカES(電気化学■裂開品名)
*3安定剤
ジフェニルグアニジン
*4 加硫促進剤
N−シクロへキシル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミド
*5 発泡剤
マツモトマイクロスフェア−F−3部
松本油脂製薬■製
*6 発泡剤
セルマイクA(ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン)、三協化成■製
これらの配合品を140°Cで10分間プレスし、21
厚のシートを得た。シートについて、引張試験(測定法
: JIS K 6301) 、・比重、水浸漬時の膨
潤率(浸漬日数12日の容積変化率)、乾燥。
厚のシートを得た。シートについて、引張試験(測定法
: JIS K 6301) 、・比重、水浸漬時の膨
潤率(浸漬日数12日の容積変化率)、乾燥。
21日後の膨潤率及び膨張圧を測定した。その結果を表
2に示す。
2に示す。
また、配合品に於いて、水硬性物質及び発泡剤を使用し
ないものを比較例1とした。
ないものを比較例1とした。
実施例5及び比較例2
実施例1で使用した配合品を140℃で10分間プレス
し、約2111111のシートを得、リング状に切断し
、耐水圧を測定した。又、比較のために8社の発泡体を
使用して、同様の測定を行った。
し、約2111111のシートを得、リング状に切断し
、耐水圧を測定した。又、比較のために8社の発泡体を
使用して、同様の測定を行った。
尚、リングの形状は内径12cm、巾2cm、厚さ2I
I111とし、8社品については巾2cm0長尺物を用
いて同じ形状にした。又、耐水圧の測定は、上記寸法の
リングをスペーサー間隔3.0 mmの間に置き、膨張
時パツキンとして作用させ、ポンプで水圧をかけた時に
漏水するまでの耐水圧を測定できる装置を使用し、l
kg/cn+”ずつ昇温し、その圧で5分間保持し、漏
水前の最高圧力を耐水圧とした。
I111とし、8社品については巾2cm0長尺物を用
いて同じ形状にした。又、耐水圧の測定は、上記寸法の
リングをスペーサー間隔3.0 mmの間に置き、膨張
時パツキンとして作用させ、ポンプで水圧をかけた時に
漏水するまでの耐水圧を測定できる装置を使用し、l
kg/cn+”ずつ昇温し、その圧で5分間保持し、漏
水前の最高圧力を耐水圧とした。
結果を表3に示す。
表 3
注) m 10kg7cm”の水圧をかけても漏水しな
かったが、そこで中断した。
かったが、そこで中断した。
Claims (1)
- 必須の構成成分として、水膨潤性物質( I )と水硬性
物質(II)ゴム類(III)とを含有し、発泡剤により発
泡されていることを特徴とする水膨潤性発泡シーリング
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27277985A JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27277985A JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132941A true JPS62132941A (ja) | 1987-06-16 |
JPH0453889B2 JPH0453889B2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=17518628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27277985A Granted JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62132941A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08157805A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-18 | Nhk Spring Co Ltd | 水膨潤性架橋発泡シ−リング材 |
JP2000017250A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-18 | Three Bond Co Ltd | 水膨潤する止水用ゴム組成物 |
JP2005281478A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Three Bond Co Ltd | 水膨張性シール材およびシール材を用いたプレキャストコンクリート |
JP2006241210A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Nippon Kagaku Toryo Kk | 水膨潤性塗料組成物及び止水材 |
JP4777484B1 (ja) * | 2010-09-07 | 2011-09-21 | イデア 株式会社 | 包装用シート状物の収納ケース |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP27277985A patent/JPS62132941A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08157805A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-18 | Nhk Spring Co Ltd | 水膨潤性架橋発泡シ−リング材 |
JP2000017250A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-18 | Three Bond Co Ltd | 水膨潤する止水用ゴム組成物 |
JP2005281478A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Three Bond Co Ltd | 水膨張性シール材およびシール材を用いたプレキャストコンクリート |
JP4606049B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2011-01-05 | 株式会社スリーボンド | 水膨張性シール材およびシール材を用いたプレキャストコンクリート |
JP2006241210A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Nippon Kagaku Toryo Kk | 水膨潤性塗料組成物及び止水材 |
JP4777484B1 (ja) * | 2010-09-07 | 2011-09-21 | イデア 株式会社 | 包装用シート状物の収納ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0453889B2 (ja) | 1992-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0710626A (ja) | 熱可塑性セメント組成物及びセメント成形物の製造方法 | |
JPS582988B2 (ja) | 膨潤性粘着止水材の製造方法 | |
JPS59145228A (ja) | 耐圧縮性をもつ水膨張性ゴムシール材の製造方法 | |
JPS62132941A (ja) | 水膨潤性発泡シ−リング材 | |
JPS6134087A (ja) | 水膨潤性複合シ−リング材 | |
JPS6244032B2 (ja) | ||
JPS60235863A (ja) | 水膨潤性組成物 | |
JPH057435B2 (ja) | ||
JP2866046B2 (ja) | 水膨潤性ゴム組成物 | |
JP2002146074A (ja) | Epdm系加硫発泡体 | |
JPS59164332A (ja) | 水膨潤性止水材の製造方法 | |
JP2006231785A (ja) | 無機質成形体の製造方法 | |
JPH0380186B2 (ja) | ||
JPH0948965A (ja) | 水膨張性シール材組成物 | |
AU606631B2 (en) | A water-swellable composition for water-leakage prevention | |
JPH0218189Y2 (ja) | ||
JP4101194B2 (ja) | 発泡成形体 | |
JP3687008B2 (ja) | 水膨潤性架橋発泡シ−リング材 | |
JPH1058426A (ja) | 水膨張性シールパッキンの使用方法 | |
JP2003327950A (ja) | 水膨張止水材 | |
JPH01141979A (ja) | 水膨張性止水材組成物 | |
JPS62256884A (ja) | 水膨張性止水材料 | |
JP2939784B2 (ja) | 左官用混和材料 | |
JPS633081A (ja) | 水膨潤性組成物 | |
EP0318615A1 (en) | A water-swellable composition for water-leakage prevention |