JPS6213268Y2 - - Google Patents

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JPS6213268Y2
JPS6213268Y2 JP9330381U JP9330381U JPS6213268Y2 JP S6213268 Y2 JPS6213268 Y2 JP S6213268Y2 JP 9330381 U JP9330381 U JP 9330381U JP 9330381 U JP9330381 U JP 9330381U JP S6213268 Y2 JPS6213268 Y2 JP S6213268Y2
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JP
Japan
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tape
lid
piece
tape cassette
cassette
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JP9330381U
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JPS57204578U (ja
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Priority to AU77385/81A priority patent/AU7738581A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気テープの引出し口を閉成する蓋
を有するテープカセツトに関するもので、架張テ
ープを内側から保護するテープガード片により蓋
のロツクを行い、テープカセツトの簡略化をはか
るとともに蓋の係合片により架張テープを保護す
るよう構成したものである。
第1図は従来のテープカセツトの蓋ロツク機構
を示す図面である。
テープカセツトの蓋3は図示していないが左右
両側面に回動支点を有し開閉自在となし、蓋3の
閉じる方向に図示されてないがバネで弾性偏倚し
ている。
蓋ロツク片5はカセツト筐体下1より突出した
ボス40に回動自在に軸支され蓋ロツクバネ19
で蓋3をロツクする方向(時計方向)に弾性偏倚
されている。
テープカセツトを装置より取り出した状態にお
いて蓋ロツク片5は蓋ロツクバネ19により5′
の位置にあり、そのロツク片5の先端に設けられ
た係合部5aは蓋3の凹部3gと係合している。
したがつて蓋3を開けることはできない。
テープカセツトを装置に装着するとテープカセ
ツト昇降装置50に例えばリベツト52等で取り
付けられた蓋ロツク解除バネ51の係合部51a
は蓋ロツク片5の凸部5bを押し、蓋ロツク片5
を回動させ蓋ロツクを解除する5の位置に移動さ
せる。
当然ながらテープカセツトを装置より取り出す
と蓋ロツク片5は5′の位置に復帰し蓋3をロツ
クする。
なお、第1図中、14はテープガイドポスト、
10はテープガイドローラ、11はリールハブ、
12はリールフランジ、30はリールハブ11に
巻回された磁気テープ、30Tは左右のテープガ
イドローラ10に架張された架張テープである。
以上は従来例の一例であるがこのほか蓋ロツク
の解除にはテープカセツト昇降装置にピンを植設
したり、折り曲げによる凸部を形成して蓋ロツク
を解除するなどの方法がある。
いずれにしても、従来の蓋ロツクの方法におい
て蓋ロツクと蓋ロツクバネは最低必要である。
またテープカセツト昇降装置には蓋ロツク解除
手段が必要である。
本考案は、従来のような蓋ロツクを使用しない
で蓋をロツクする手段を提供するものである。
第2図は本考案のテープカセツトの分解斜視図
である。
第2図に基づきテープカセツトの全体構成を説
明する。
テープカセツト本体は筐体下1と筐体上2より
構成されネジ23により組立てられている。
蓋3の回動軸3aは筐体上2の穴2bに支持さ
れている。
他端の回動軸3bは、蓋開閉バネ22を貫通し
図示されていないが筐体上2の穴2bと対称の穴
2bに支持され、蓋3を閉じる方向に弾性偏倚し
ている。
筐体上2の略中央には透明なテープ残量表示窓
4が設けられている。
リール押圧バネ20は筐体上2の凸部2aで溶
着されている。
筐体上2の前側部にはシールド部材16が溶着
もしくは接着されている。
筐体下1と筐体上2の内部には、磁気テープ3
0を巻回したリールハブ11とリールハブ11に
溶着もしくは接着された透明なリールフランジ1
2が収納されている。
筐体下1に植設されたテープガイドポスト14
にはテープガイドローラ10が回動自在に装着さ
れており、リールハブ11に巻回された磁気テー
プ30が架張されている。
筐体下1の前面両端のテープガイドローラ10
に架張された磁気テープを架張テープ30Tとす
る。
リールハブ11の外周部には凹凸歯11bが形
成されリールロツク片8,9と係合し、リールハ
ブ11は磁気テープ30を巻き取る方向にのみ回
動可能としている。
リールロツク8,9は、筐体下1と一体になし
たポスト1aに回動自在に支持され、筐体下1の
凸部1eにより位置決めされたリールロツクバネ
17でリールフランジ11の凹凸歯11bに押圧
されている。
リールハブ11の中心軸上面には凸部11aが
形成され前記リール押圧バネ20によりリールハ
ブ11を下方に弾性偏倚している。
テープガード片6は筐体下1に植設されたポス
ト1bに回動自在に支持され、バネ21によりシ
ールド部材16に内側より近接するように弾性偏
倚され架張テープ30Tを保護している。
テープ位置規制体7は筐体下1のポスト1cに
回動自在に支持されポスト1dに固定されたテー
プ位置規制体バネ18により閉じる方向に弾性偏
倚されている。
架張テープ30Tはテープ位置規制片7aと筐
体下1と筐体上2の前面壁1h,2hの間に少量
のすきまを設けて架張され架張テープ30Tのた
るみを防止する。
第2図中、1gは装置のリール台とリールハブ
11が係合するための透孔、1fはリールロツク
解除用透孔、1iはテープ位置規制解除用透孔で
ある。
第3図はテープカセツトを裏面より見た図で第
2図と共に蓋3の構成について説明する。
蓋3の先端部には筐体下1,筐体上2の開口部
内に向つて折曲された係合片3fが一体に構成さ
れ、架張テープ30Tは蓋3,シールド部材1
6,筐体下1と筐体上2の前面壁1h,2h,テ
ープガード片6及び上記の係合片3fにより四方
からほぼ完全に覆われており、ホコリ,手指等の
接触から架張テープ30Tを保護している。
第4図は、テープカセツトをテープカセツト昇
降装置に装着する途中の図である。
図中蓋3については省略してある。
矢印Aはテープカセツトの装着方向を示す。
テープカセツトをテープカセツト昇降装置50
に装着すると筐体下1の前面両側の当接部1p,
1qはテープカセツト昇降装置50の位置決め5
0a,50bに当接する。
テープカセツト昇降装置50の折り曲げ部50
cはテープガード片6の下端6aと当接しテープ
ガード片6はポスト1bを回動中心として回動
し、テープ引き出し手段を挿入する空間を形成す
る。
第5図,第6図,第7図は第3図B−B断面で
ある。
各図に基づき蓋3とテープガード片6の関係を
説明する。
第5図は蓋3を閉じた状態の図で前述した様に
架張テープ30Tは蓋3,係合片3f,テープガ
ード片6に四方を覆われており、筐体下1,筐体
上2の開口部に仮に手指等を挿入しても架張テー
プ30Tにふれることはない。
第6図は蓋3を強制的に開放方向であるC方向
に力を加えた時の図で蓋3は回動軸3bを中心と
して回動するため係合片3fはテープガード片6
の下方に当接し蓋3を開くことはできない。
すなわち、従来例に示した蓋ロツク5の作用を
テープガード片6が兼用しており蓋ロツク5は必
要ない。
第7図はテープカセツトをテープカセツト昇降
装置50に装着した図であるが、テープカセツト
をテープカセツト昇降装置50に挿入した状態で
は折り曲げ部50cにより前述のようにテープガ
ード片6は回動し6′に移動し蓋3の係合片3f
との係合を解除する。
テープカセツト昇降装置50を押し下げると蓋
3は図示してないが装置の基板等に取り付けられ
た蓋開け部材61により3′の位置に回動する。
当然ながら、係合片3fは蓋3の回動途中及び
テープ引き出し途中において架張テープ30Tに
は接触しない大きさである。
また蓋開け部材61も同様架張テープ30Tが
引き出されても接触しない位置にある。
テープカセツトを装置より取り出したる場合、
第7図のテープガード片6′は第6図の6の位置
に第2図で示したバネ21により復帰し蓋3はテ
ープガード片6により再びロツクされる。
以上のように、本考案によれば蓋3に係合片3
fを一体に構成することにより、架張テープ30
Tは蓋3,テープガード片6。筐体下1,筐体上
2の前面壁1h,2h,及び係合片3fによりほ
ぼ全方向に対して覆われており、ホコリ,手指等
の接触から架張テープ30Tを保護することがで
きる。
また、テープカセツトを装置に装着しない状態
において蓋3を開く方向に回動させた時、テープ
ガード片6に係合片3fが当接し蓋3の回動を阻
止する構成となつており、蓋ロツク片5及び蓋ロ
ツクバネ19を特に必要としない。
したがつてテープカセツトの構成を単純化,コ
ストダウン等を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープカセツトの蓋ロツク機構の従来
例を示す要部平面図、第2図は本考案の一実施例
であるテープカセツトの分解斜視図、第3図は同
テープカセツトを裏面から見た平面図、第4図は
同テープカセツトをテープカセツト昇降装置に装
着する一部切欠斜視図、第5図,第6図は同テー
プカセツトを装置より取り出した状態の要部断面
図、第7図は同テープカセツトを装置に装着した
状態の要部断面図である。 1……カセツト筐体下、2……カセツト筐体
上、3……蓋、3f……係合片、6……テープガ
ード片、11……リールハブ、30T……架張テ
ープ、50……カセツト昇降装置、50c……折
り曲げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープを巻回したリールを収納し、前面に装置
    側のテープ引出し部材挿入用の開口部を有した筐
    体と、該筐体の前面両側に配設され上記テープを
    架張した複数のテープガイド部材と、前記筐体の
    開口部内に位置し一端を上記筐体にバネ付勢され
    て回動自在に支持され、かつ、前記テープガイド
    部材に架張されたテープを内側から覆うテープガ
    ード片と、前記筐体にバネ付勢され回動自在に支
    持され、かつ、その一部に上記テープガード片と
    係合する係合片を設け前記テープガイド部材に架
    張されたテープを外側から覆う蓋とからなり、装
    置へのテープカセツト非装着時においては前記テ
    ープガード片が前記蓋の係合片と係合し、前記蓋
    の回動を阻止するようにし、装置への装着時にお
    いては装置側手段によつて前記テープガード片を
    回動させることにより前記蓋との係合を解除し前
    記蓋が回動出来るようにしたことを特徴とするテ
    ープカセツト。
JP9330381U 1980-11-17 1981-06-24 Expired JPS6213268Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330381U JPS6213268Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24
AU77385/81A AU7738581A (en) 1980-11-17 1981-11-11 Video tape cassette
EP81305360A EP0052479A3 (en) 1980-11-17 1981-11-11 Tape cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330381U JPS6213268Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204578U JPS57204578U (ja) 1982-12-25
JPS6213268Y2 true JPS6213268Y2 (ja) 1987-04-06

Family

ID=29888272

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9330381U Expired JPS6213268Y2 (ja) 1980-11-17 1981-06-24

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JPS57204578U (ja) 1982-12-25

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