JPH0452867Y2 - - Google Patents

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JPH0452867Y2
JPH0452867Y2 JP13778686U JP13778686U JPH0452867Y2 JP H0452867 Y2 JPH0452867 Y2 JP H0452867Y2 JP 13778686 U JP13778686 U JP 13778686U JP 13778686 U JP13778686 U JP 13778686U JP H0452867 Y2 JPH0452867 Y2 JP H0452867Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、VTR(ビデオテープレコーダ)に使
用される磁気テープカセツトに係り、特にVTR
挿入側となるカセツト本体の前面に装着される前
蓋の係止構造に関する。
(従来の技術) 第12図乃至第15図は、家庭用のVTRに使
用される従来の磁気テープカセツトで、第12図
は磁気テープカセツトを下ハーフ側から見た一部
切欠き背面図、第13図は第12図の−断面
図、第14図は一部を切欠いた第12図の−
矢視図、第15図は第12図左上の切欠き部
に対応する下ハーフ隅部の部分図である。
磁気テープカセツト1は、上ハーフ2と下ハー
フ3とでカセツト本体4が構成され、該カセツト
本体4内に磁気テープ5を巻装する供給リール6
と巻取りリール7との一対の巻回リールが収納さ
れており、VTR挿入側となるカセツト本体4の
前部には、両リール6,7から繰り出されて、テ
ープガイド部4a,4aの前面を走行する磁気テ
ープ5を開閉可能に覆う前蓋8が被着されてい
る。
カセツト本体4の前面には、上記前蓋8を開く
ためのVTRの操作片が入る案内溝4bと、ピン
チローラが入る切欠き4c及びローデイング機構
が入る切欠き4d,4eとが凹設され、切欠き4
c,4d間と切欠き4d,4e間とに、前記テー
プガイド部4a,4aが形成されている。
前記前蓋8は、前板8aと天板8bの両側に側
板8c,8cを延設した平面コ字形に形成され、
該側板8cの内側に突設した回動支軸9,10
を、上ハーフ2の側壁2a,2aの前部側に形成
した装着凹部11に軸支して取付けられるもの
で、長軸の回動支軸9には、前蓋8を閉状態に保
持するつる巻き状の前蓋スプリング12が係止さ
れている。
前蓋スプリング12は、コイル部12aを回動
支軸9に外装し、固定端12bを該支軸9に突設
した係止ピン13に係止して、自由端12cを上
ハーフ2の内側に形成したガイド溝14に遊嵌さ
せて前蓋8に取付けられる。
上記前蓋スプリング12に対応する下ハーフ3
の隅部には、前蓋係止部材15が上部両側の支軸
15a,15aを下ハーフ3のリブ3a,3aに
回動可能に吊持され、該前蓋係止部材15は、一
方の支軸15aに装着される前蓋係止部材用スプ
リング16の付勢力によつて、ロツク用突起15
bと解除用突起15cとが下ハーフ3の側壁3b
から外部へ突出して設けられ、ロツク用突起15
bが前蓋8に係合して、該前蓋8を閉状態に保持
している。
また、回動支軸9を装着するカセツト本体4の
一方の側壁前部には、前蓋8の側板8cを装着す
る切欠き部17が形成され、該切欠き部17内側
の上ハーフ2に下ハーフ3側を開口して形成した
前記装着凹部11の隅部に、回動支軸9を前蓋8
に仮止めしたのち、上記装着凹部11及び下ハー
フ3の上ハーフ2側を切欠いた隅凹部18との組
合わせによつて形成される装着孔19内に回動支
軸9を回動可能に軸支して、該支軸9の下部を隅
凹部18で支承し、両ハーフ2,3をビス20で
螺着してカセツト本体4を形成する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上述のものでは、装着孔内の回動
支軸にスムーズな回動と適度な遊びを要とするこ
とから、特に回動支軸の支承面となる隅凹部の製
作精度を必要としていた。
本考案は、かかる実情を背景にしてなされたも
ので、装着孔を形成する隅凹部の製作を容易にし
た磁気テープカセツトを提供することを目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の目的を達成するため、下ハー
フと共にカセツト本体を形成する上ハーフの前部
側壁に、下ハーフ側を開口した装着凹部を設け、
該装着凹部にカセツト本体の前部を開閉可能に覆
う前蓋の回動支軸を軸支し、下ハーフには上ハー
フ側の隅部を切欠いた隅凹部を設けて両凹部の組
合わせにより回動支軸を支持する装着孔を形成し
た磁気テープカセツトであつて、前記下ハーフの
隅凹部を、前記回動支軸と接触しないように形成
したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明
する。
尚、上記従来例と同一構成部分については、同
一符号を付して詳細な説明を省略する。
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例を示
し、前蓋8の側板8cには、上隅部に円弧状の回
動支持部8dが形成され、該支持部8dの内側
に、前蓋スプリング30を係止した回動支軸31
が突設されている。
前蓋スプリング30は、固定端30aと自由端
側の先端30b及び両端30a,30b間に設け
られるループ状のスプリング部30cとを板ばね
により形成したもので、該スプリング30は、ス
プリング部30cを下ハーフ3側に向け、回動支
軸31の略半周を抱持して固定端30aを該支軸
31の先端側に形成した軸方向のスリツト32に
挿通し、ガイド溝33に遊嵌される自由端の先端
30bをストツパ突起34に当接して取付けられ
る。
上ハーフ2の装着凹部11には、開口側の外側
に係止突起35が突設され、また前蓋開蓋用の案
内溝4bを形成する上ハーフ2の仕切壁2b,2
cのうち、回動支軸31側の仕切壁2bには、先
端の前面側に面取り部36aを形成した抜け止め
突起36が回動支軸31の先端近傍位置に装着凹
部11側へ向けて突設されている。
上記係止突起35は、前蓋8の回動支持部8d
を係止し、また抜け止め突起36は回動支軸31
を抜け止めして開閉時の回転をガイドするための
もので、前蓋8は、抜け止め突起36の面取り部
36aに進入を案内される回動支軸31の先端
を、抜け止め突起36と仕切壁2bとの段部37
に係止し、該支軸31の基部を前蓋スプリング3
0の付勢力にて装着凹部11の隅部に押圧係止す
ると共に、回動支持部8dを係止突起35上部の
切欠き部17に装着して上ハーフ2に取付けら
れ、両ハーフ2,3の組付け後に、装着凹部11
と下ハーフ3の上隅部を大きく切欠いた隅凹部3
8との組合わせによつて形成される大形の装着孔
39内に、回動支軸31が回動可能に収納保持さ
れる。
回動支軸31は、上述のように回動支持部8d
が係止突起35に、該支軸31自信が抜け止め突
起36にそれぞれ係止されると共に、前蓋スプリ
ング30が回動支軸31を装着凹部11の隅部に
押圧して係止され、前蓋8の開閉による回動中に
おいても、下ハーフ3の隅凹部38とは接触しな
い。
上記前蓋スプリング30の取付け部と対向する
下ハーフ3の隅部には、前蓋係止用の前蓋係止部
材40が、上部両側の支軸40a,40aを下ハ
ーフ3のリブ3a,3aに回動可能に吊持されて
おり、該前蓋係止部材40は、前蓋スプリング3
0のスプリング部30cに押動される回動用の突
片40bと、下ハーフ3の側壁3bから外部に突
出するロツク用突起40c及び解除用突起40d
とが設けられ、前蓋8はロツク用突起40cと係
合して閉状態が保持されるもので、VTRの作用
爪が解除用突起40dを押動して係合状態が解除
される。
本実施例は以上のように構成され、磁気テープ
カセツト1をVTRに装着して前蓋8が開かれる
と、前蓋スプリング30を係止した回動支軸31
が第2図において反時計方向に回動し、前蓋スプ
リング30が回動支軸31に巻き込まれて、先端
30bがストツパ突起34から離れると共に、ス
プリング部30cのループ形状が上方に小さく後
退して前蓋係止部材40の突片40bから離間す
る。
また磁気テープカセツト1をVTRから取り出
しして、前蓋8の開状態の係合が解除されると、
下方へ脹らむ前蓋スプリング30のスプリング部
30cの復元力により、回動支軸31が第2図の
時計方向に回動され、該スプリング30の先端3
0bが伸長し、スプリング部30cが前蓋係止部
材40の突片40bを押動して、前蓋8が閉位置
に付勢される。
本実施例は以上のように、前蓋スプリング30
と係止突起35及び抜け止め突起36とにより、
前蓋8の回動支軸31を装着凹部11の隅部に押
圧係止するから、組付け前の上ハーフ2に装着さ
れる前蓋8の脱落を防止すると共に、両ハーフ
2,3の組付け後には、回動支軸31の下部を隅
凹部38で支承する必要がなくなり、隅凹部38
の許容精度を拡大できて製作が容易に行なえ、前
蓋スプリング30の紛失も防止できる。
また、本実施例の前蓋スプリング30は、前蓋
係止部材40の押動を兼ねるから、従来のように
前蓋係止部材用スプリング16を用いる必要がな
く、部品点数の消減によつてコストダウンと組付
け作業性の向上を図ることができる。
第6図乃至第9図は、本考案の第2実施例を示
すもので、上ハーフ2には、上記第1実施例と同
様に係止突起41が装着凹部11の開口側外側
に、面取り部42aを形成した抜け止め突起42
が仕切壁2bにそれぞれ突設され、また下ハーフ
3には、上ハーフ2側の上隅部を大きく切欠いた
隅凹部43が設けられている。
そして前蓋8は、抜け止め突起42の面取り部
42aに進入を案内される回動支軸9の先端を、
抜け止め突起42と仕切壁2bとの段部44に係
止し、該支軸9の基部を前蓋スプリング12の付
勢力にて装着凹部11の隅部に押圧係止すると共
に、回動支持部8dを係止突起41上部の切欠き
部17に装着して取付けられ、両ハーフ2,3の
組付け後に装着孔45に収納保持される回動支軸
9は、下ハーフ3の隅凹部43と接触しない。
また第10図及び第11図は、本考案の第3実
施例を示すもので、前蓋8の回動支軸31は、上
ハーフ2の内面に固設した支軸保持部材46に保
持されて上ハーフ2に取付けられる。
上記支軸保持部材46は、板ばね材を折曲して
形成されるもので、略円弧状の抱持部46aの前
部に、回動支軸31の進入を案内する口縁46b
が、後部に取付け片46cがそれぞれ形成されて
おり、前蓋8は、回動支軸31を口縁46bから
抱持部46a内に挿入すると共に、その基部を装
着凹部11に装着して上ハーフ2に取付けられ、
該回動支軸31は支軸保持部材46と前蓋スプリ
ング30とに弾発支持されるもので、隅凹部は上
記両実施例と同様に形成されている。
以上のように上記各実施例によれば、下ハーフ
の隅凹部は前蓋の回動支軸を支承しないから、許
容精度を大きくとれて製作が容易となり、生産性
の向上を図ることができる。
(考案の効果) 本考案の磁気テープカセツトは以上説明したよ
うに、上ハーフの装着凹部と共に回動支軸の装着
孔を形成する下ハーフの隅凹部を、回動支軸と接
触しないように大きく切欠いて形成したから、隅
凹部の許容精度の拡大により容易に製作できて生
産性の向上が図れると共に、組付けも容易に行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は上ハーフの要部を内面から見た
断面背面図、第2図は第1図の−断面図、第
3図は第1図の−矢視図、第4図は同じく要
部の断面図、第5図は両ハーフ組付け後の要部の
斜視図、第6図乃至第9図は第2実施例を示し、
第6図は上ハーフの要部を内面側から見た断面背
面図、第7図は第6図の−断面図、第8図は
同じく要部の断面図、第9図は第6図の−矢
視図、第10図及び第11図は第3実施例を示
し、第10図は上ハーフの要部を内面側から見た
断面背面図、第11図は第10図の−断
面図、第12図乃至第15図は従来例を示し、第
12図は磁気テープカセツトを下ハーフ側から見
た一部切欠き背面図、第13図は第12図の
−断面図、第14図は一部を切欠いた第12
図の−矢視図、第15図は第12図左上
の切欠き部に対応する下ハーフ隅部の正面図であ
る。 1……磁気テープカセツト、2……上ハーフ、
3……下ハーフ、4……カセツト本体、4b……
案内溝、5……磁気テープ、6……供給リール、
7……巻取りリール、8……前蓋、11……装着
凹部、17……切欠き部、30……前蓋スプリン
グ、31……回動支軸、35……係止突起、36
……抜け止め突起、36a……面取り部、37…
…段部、38……隅凹部、39……装着孔、40
……前蓋係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下ハーフと共にカセツト本体を形成する上ハー
    フの前部側壁に、下ハーフ側を開口した装着凹部
    を設け、該装着凹部にカセツト本体の前部を開閉
    可能に覆う前蓋の回動支軸を軸支し、下ハーフに
    は上ハーフ側の隅部を切欠いた隅凹部を設けて両
    凹部の組合わせにより回動支軸を支持する装着孔
    を形成した磁気テープカセツトであつて、前記下
    ハーフの隅凹部を、前記回動支軸と接触しないよ
    うに形成したことを特徴とする磁気テープカセツ
    ト。
JP13778686U 1986-08-25 1986-09-08 Expired JPH0452867Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13778686U JPH0452867Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08
US07/196,222 US4951167A (en) 1986-08-25 1987-08-24 Magnetic tape cassette with improved front cover supporting mechanism
EP87905480A EP0287664B1 (en) 1986-08-25 1987-08-24 Cassette for magnetic tapes
PCT/JP1987/000624 WO1988001787A1 (en) 1986-08-25 1987-08-24 Cassette for magnetic tapes
US07/512,127 US5041939A (en) 1986-08-25 1990-04-17 Magnetic tape cassette with leaf-shaped spring door closure mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13778686U JPH0452867Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS6344286U JPS6344286U (ja) 1988-03-24
JPH0452867Y2 true JPH0452867Y2 (ja) 1992-12-11

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