JPS62131654A - 不在転送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動電話交換装置の不在転送装置に関する。

〔概要〕

本発明は、電話交換機の不在転送装置において、不在転
送のサービス設定時にあらかじめ解除を行う時刻を指定
しておき、指定時刻に自動的にサービスを解除すること
により、 利用者の解除忘れにより着信不能とならぬようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

第２図は従来例の不在転送装置のブロック構成図である
。第２図において、Ａ、Ｂ、Ｃは内線、１．２．３は内
線回路、４はレジスタ回路、５は中央処理装置、６は記
憶装置、８はスイッチ、９は信号装置および１ｏはトー
ントランクである。

従来、不在転送装置は、不在転送のサービス設定特番に
より一度設定を行い、不在転送のサービス解除特番によ
り解除操作を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来例の不在転送装置では、設定特
番により転送先を設定し、解除特番によりザービス解除
を必要としたために、設定後の解除忘れにより着信不能
となる欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、不在転送のサー
ビス設定後の解除忘れにより着信不能となることを防止
した不在転送装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、登録された加入者回線の不在転送制御を行う
手段を含む電話交換機において、不在転送が登録された
加入者に対応する領域に解除指定時刻を格納する時刻記
憶手段を備え、上記加入者からの解除指定時刻を上記時
刻記憶手段に格納する第一の手段と、上記時刻記憶手段
に格納された解除指定時刻に到達したときに、自動的に
その加入者の不在転送登録を解除する第二の手段とを含
むことを特徴とする。

〔作用〕

加入者回線から不在転送登録があったときに中央処理装
置の第一の手段で時刻記憶手段のその加入者に対応した
領域に解除指定時刻を格納する。

解除指定時刻に到達したときに、第二の手段で自動的に
不在転送登録を解除することにより、不在転送設定後に
解除忘れて着信不能となることを防止できる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明一実施例可変不在転送装置において、た
とえば内線Ａが特番をダイヤルし次に指定時刻および転
送先Ｂをダイヤルする。内線Ａがら内線回路Ａ、スイッ
チ８およびレジスタ回路４を経由して特番、指定時刻お
よび転送先Ｂの番号が中央処理装置５に接続される。中
央処理装置５では記憶装置６を起動し、時刻記憶装置７
の内線Ａ対応の領域に内線Ｂの番号および指定時刻が接
続されセットされる。指定時刻がセットされた時点で中
央処理装置５から制御信号がトーントランク１０に接続
され、トーントランク１０からサービスセットトーンが
交換機８を介して内線Ａに接続され、内線Ａは送受話器
を降す。たとえば内線Ｃが内線Ａをダイヤルすると内線
Ｃから内線Ａの番号が内線回路３、スイッチ８およびレ
ジスタ回路４を経由して中央処理装置５に接続される。

中央処理装置５では記憶装置６を起動し、時刻記憶装置
７に記憶されている内線Ｂの番号および指定時刻を読出
し記憶装置６で内線Ｂの状態および時刻をチェックし、
制御信号が信号装置９に接続される。

信号装置９から呼出信号が内線回路２に接続される。内
線Ｂから応答情報が中央処理装置５に接続され、内線Ｂ
、Ｃ間のスイッチ８が接続される。

指定時刻には中央処理装置５は記憶装置６を起動し時刻
記憶装置７の内線Ａのデータをクリアする。

このような構成の可変不在転送装置の動作について説明
する。第１図において、まず、可変不在転送サービスを
設定する場合について説明する。

内線Ａは特別アクセスコードをダイヤルし次に指定時刻
転送先Ｂをダイヤルする。

中央処理装置５ではレジスタ回路４からのアクセスコー
ド、指定時刻およびＢ番号を受け、記憶装置６を起動し
内線Ａ対応の時刻記憶装置７に内線Ｂと指定時刻を書込
む。

内線Ａは時刻がセットされた時点でトーントランク１０
よりサービスセットトーンを開き送受話器を降す。

内線Ｃが内線Ａを呼ぶと中央処理装置５は記憶装置６を
起動し時刻記憶装置７に記憶されているＢ番号と指定時
刻を見つけ出し、記憶装置６で内線Ｂの状態と時刻をチ
ェックし、内線回路２に対し信号装置９より呼出信号を
供給する。Ｂの応答情報を中央処理装置５で受けると内
線Ｂ、Ｃ間のスイッチ８を接続し通話を行う。

指定時刻には中央処理装置５は記憶装置６を起動し、時
刻記憶語Ｗ７に記憶しである内線Ａのデータをクリアす
る。

以上に説明したように、本実施例は、不在転送の解除忘
れを防止することができる。なお本実施例では転送先の
変更が可変な可変不在転送装置について説明したが、転
送先が固定的に設定される固定不在転送装置にも実現で
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、加入者線対応に時刻記
憶回路を持たせることにより、不在転送の解除忘れで着
信不能となることを防止する優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例可変不在転送装置のブロック構
成図。 第２図は従来例の可変不在転送装置のブロック構成図。 １．２．３・・・内線回路、４・・・レジスタ回路、５
・・・中央処理装置、６・・・記憶装置、７・・・時刻
記憶装置、８・・・スイッチ、９・・・信号装置、１０
・・・トーントランク、ＡＳＢ、、Ｃ・・・内線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）登録された加入者回線の不在転送制御を行う手段
   を含む電話交換機において、 不在転送が登録された加入者に対応する領域に解除指定
   時刻を格納する時刻記憶手段を備え、上記加入者からの
   解除指定時刻を上記時刻記憶手段に格納する第一の手段
   と、 上記時刻記憶手段に格納された解除指定時刻に到達した
   ときに、自動的にその加入者の不在転送登録を解除する
   第二の手段と を含むことを特徴とする不在転送装置。