JPS6213152Y2 - - Google Patents

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JPS6213152Y2
JPS6213152Y2 JP17928685U JP17928685U JPS6213152Y2 JP S6213152 Y2 JPS6213152 Y2 JP S6213152Y2 JP 17928685 U JP17928685 U JP 17928685U JP 17928685 U JP17928685 U JP 17928685U JP S6213152 Y2 JPS6213152 Y2 JP S6213152Y2
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circuit
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microprocessor
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microcomputer system
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイコンシステムの暴走保護装置、特
にマイコンシステム(Micro Computer
System)において、マイクロ・プロセツサの暴
走からシステムを安全に保護すると共に、マイク
ロ・プロセツサが正常に動作している場合にはそ
の旨の表示をし、マイクロ・プロセツサが暴走し
た場合には警報を発するようにしたマイコンシス
テムの暴走保護装置に関するものである。
近年マイクロ・コンピユータ技術の進歩はめざ
ましいものがあり、マイコンシステムの用途は工
業・計測・通信等にとどまらず産業のほとんど全
分野に及んでいるといつても過言ではない。この
ようにマイコンシステムが広く利用されるように
なつたのは低価格であるということと、機能の多
様性によるものと考えられる。このような重要性
をもつマイコンシステムにおいて、マイコンシス
テムが正常に動作しているか否かは、利用者にと
つて非常な関心事である。もしマイクロ・プロセ
ツサが例えばノイズ等の原因で機能不能となり暴
走した場合、システムはランダムな動作を行い非
常に危険な事態となる。マイコンシステムにこの
ような異常が発生して、正常に動作しなくなつた
場合に、その異常状態を自動的に検出し、システ
ムのリセツトを行うとか保守者に速かに異常の発
生を認知せしめるとかすることが望まれる。
従来からも、外部クロツクの割込みを契機とし
て、その割込みを正常に受け付けて処理するかど
うかで異常の検出を行うとか、マイクロ・プログ
ラム内の要所要所に正常/異常を判定する命令を
入れ、異常である場合にはマイクロ・プログラム
自体で異常に対する処理の起動を行うなどの対策
をとることが考慮されている。しかしながら、前
者の場合は外部割込み機構が必須であること、ま
た後者の場合はすべての異常に対処できるとは限
らないことなどの難点がある。またマイクロ・プ
ロセツサが正常に動作している間に実質上所定周
期で発生するパルスをランプにて検出するように
することを知られている。しかし、この場合にも
当該ランプ自体が正常に動作していない場合に対
する対策が問題となる。また上記パルスの発生自
体も、実質上所定周期で発生しているにも拘らず
マイクロ・プロセツサが暴走している可能性もあ
り、この場合における対策も必要となる。
本考案は上記の点を解決し、いわば多重に障害
検出機能をもうけるようにしつつ、マイコンシス
テムの特質を損うことなく簡潔で経済的かつ信頼
性の高いシステムの保護機構を提供することを目
的としている。そのため本考案のマイコンシステ
ムの暴走保護装置は、命令をフエツチして実行す
るマイクロ・プロセツサをもつマイコンシステム
において、マイクロ・プロセツサが正常に動作し
ているときに命令を実行することによつてほぼ一
定の周期で監視パルスを出力する監視パルス発生
部と、上記監視パルスによつON−OFFする第1
の出力回路と、該第1の出力回路のON−OFFに
よつて点滅するシステムチエツク発光ダイオード
と、該発光ダイオードの点滅回路が所定期間内で
動作状態とならない場合にON信号を出力する積
分回路と、該積分回路の出力に対応して警報を発
する警報器と、上記積分回路の出力によつて動作
するフリツプ・フロツプ回路と、該フリツプ・フ
ロツプ回路に接続されて異常または正常である旨
の信号を出力する出力端子と、少なくとも上記積
分回路に一定電圧を供給する定電圧回路と、上記
マイクロ・プロセツサに対して割込みをかけると
共に上記フリツプ・フロツプ回路を動作状態にす
る手動の緊急停止スイツチとを有し、マイクロ・
プロセツサが暴走した場合に異常状態を出力する
よう構成していることを特徴としている。以下図
面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案のマイコンシステムの暴走保護
装置の一実施例構成、第2図はフリツプ・フロツ
プ回路の動作の一例を説明する説明図、第3図は
単安定マルチバイブレータの動作波形図をそれぞ
れ示す。
図中、1はマイコンシステム、2はマイクロ・
プロセツサの正常動作中には命令を実行すること
によつて常時ほぼ一定周期でパルスを出力する監
視パルス発生部、3は単安定マルチバイブレータ
(MMV)、4はシステムチエツク発光ダイオー
ド、5は第1出力回路、6は定電圧回路、7は直
流電圧源部、8は積分回路、9はシユミツト・ト
リガ回路、10は第2出力回路、11はフリツ
プ・フロツプ回路、12は緊急停止スイツチ、1
3はオア回路、14はアンド回路、15は第1の
出力端子であつて異常時にマイコンシステム1か
らの信号をオン状態に保つ出力を発するもの、1
6は第2の出力端子であつて異常時にマイコンシ
ステム1からの信号をオフ状態に保つ出力を発す
るもの、17は警報ランプを表わす。
第1図において、直流電圧源部7の電源スイツ
チSWの押下により、定電圧回路6を経由して、
一定の電圧がマイコンシステム1、単安定マルチ
バイブレータ3、システムチエツク発光ダイオー
ド4、積分回路8およびフリツプ・フロツプ回路
11等に供給される。また、第2出力回路10に
も供給される。
マイコンシステム1内の監視パルス発生部2
は、マイクロ・プロセツサが正常に動作している
場合には、例えばマイクロ・プログラムからの起
動により、ほぼ一定の周期で例えば第3図図示の
単安定マルチ・バイブレータの入力信号の如き
監視パルスを発生させる。もし、マイクロ・プロ
セツサが暴走するような異常事態が起きると、例
えば予期されるマイクロ・プログラムが実行され
なくなることによつて監視パルスの発生が停止す
ることになる。
正常時には、単安定マルチバイブレータ3は第
3図図示の如き入力信号を入力して、例えば第
3図図示の出力信号にような出力を行う。この
出力は第1出力回路5に入力されて、該入力の
ON−OFFにより第1出力回路5もON−OFF状
態を繰り返す。この第1出力回路5のON−OFF
によつて、正常状態を表示するシステムチエツク
発光ダイオード4は点滅を繰り返すこととなり、
保守者にマイコンシステムが正常に作動している
ことを認知せしめる。また、第1出力回路5が
ON−OFFを繰り返すことによつて、積分回路8
の出力はH(高)レベルに達しないのでシユミツ
ト・トリガ回路9は作動せずシユミツト・トリガ
回路9の出力はONとはならない。従つて第2出
力回路10もONとはならず、警報ランプ17は
点灯することはない。また、フリツプ・フロツプ
回路11の出力Qは上記の場合L(低)レベルの
まま維持されるので、マイコンシステムの出力端
子,,,……等が特に他の異常原因によ
りON状態を示していない限り第1の出力端子1
5および第2の出力端子16はマイコンシステム
1のプログラムによつて完全に制御され、プログ
ラムに応じてONまたはOFF状態となる。
一方、マイクロ・プロセツサがノイズ等の原因
で機能不能となり暴走した場合には、例えばマイ
クロ・プログラムは監視パルス発生部2の起動を
停止してしまうので、監視パルス発生部2からは
パルスは出力されない。その結果、単安定マルチ
バイブレータ3はON−OFFの出力を行わず、第
1出力回路5もOFF状態のままとなるので、シ
ステムチエツク発光ダイオード4は点滅を中止す
る。保守者はシステムチエツク発光ダイオード4
が点滅しなくなることによつてマイコンシステム
1の異常を認知できる。さらに仮に上記発光ダイ
オード4自体に障害が生じた場合にも第1出力回
路5がOFFのままであることにより、積分回路
8の出力はH(高)レベルに達し、シユミツト・
トリガ回路9はONする。従つてフリツプ・フロ
ツプ回路11及び第2出力回路10はONとな
る。第2出力回路10がONとなることにより、
警報ランプ17が点灯するかまたは警報ブザーが
鳴動すること等によつて、保守者に異常が発生し
たことを警告し、保守者が何らかの対処を必要と
するときにはその対処を促す。また、フリツプ・
フロツプ回路11がONになることによつて第1
の出力端子15はONとなり、第2の出力端子1
6はOFFとなる。第1の出力端子15の出力
は、例えばマイコンシステムの自動リセツトに用
いたり、マイコンシステムに接続されている各種
機器への異常通知やリセツト信号等に利用したり
することによつて、暴走からシステム全体を安全
に保護することが可能となる。
また、第1図図示の如く緊急停止スイツチ12
を設けて、手動で該スイツチ12を押下した場合
にマイコンシステムが正常時である場合にはマイ
クロ・プロセツサに緊急停止の旨の割込みをかけ
ることにより、マイコンシステムに設定されてい
るプログラムにしたがつて第1の出力端子15は
ONし、第2の出力端子16はOFFする。またマ
イコンシステムの暴走時には緊急停止スイツチ1
2をONすることにより、フリツプ・フロツプ回
路11がONするため第1の出力端子15はON
し、第2の出力端子16はOFFする。このよう
に緊急停止スイツチ12をもうけることにより、
マイコンシステムの暴走を自動的に検知できなか
つた場合にも手動にてシステムを完全に保護する
ことが可能となる。
第1図図示のマイコンシステムの端子は、フ
リツプ・フロツプ回路11をクリアするためのも
ので、例えば、電源投入時などにおいてフリツ
プ・フロツプ回路11を初期設定してOFF状態
にするための信号を出力する。
フリツプ・フロツプ回路11は例えば第2図図
示の如く動作し、入力OLと入力PRとがL(低)
レベルであれば出力Qは変化せず、入力CLがL
レベルで入力PRがH(高)レベルであれば出力
QはHレベルとなる。また入力CLがHレベルに
なること、即ちマイコンシステムがクリア信号を
出力することにより、フリツプ・フロツプ回路1
1の出力Qは、入力PRとは無関係にLレベルと
なる。
以上説明した如く、本考案によればマイコンシ
ステムが正常に動作していれば、システムチエツ
ク発光ダイオードを点滅させて正常である旨を表
示し、マイコンシステムに異常が発生すれば、警
報ランプまたは警報ブザー等によつて保守者に警
報を発すると共に、異常である旨の信号を出力し
てシステムを安全に保護し、マイコンシステムの
特質を損うことなく簡潔明解で経済的かつ信頼性
の高い多重化された障害検出機能をもつシステム
保護装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマイコンシステムの暴走保護
装置の一実施例構成、第2図はフリツプ・フロツ
プ回路の動作の一例を説明する説明図、第3図は
単安定マルチバイブレータの動作波形図を示す。 図中、1はマイコンシステム、2は監視パルス
発生部、3は単安定マルチバイブレータ、4はシ
ステムチエツク発光ダイオード、5は第1出力回
路、6は定電圧回路、7は直流電圧源部、8は積
分回路、9はシユミツト・トリガ回路、10は第
2出力回路、11はフリツプ・フロツプ回路、1
2は緊急停止スイツチ、13はオア回路、14は
アンド回路、15および16は出力端子、17は
警報ランプを表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 命令をフエツチして実行するマイクロ・プロセ
    ツサをもつマイコンシステムにおいて、マイク
    ロ・プロセツサが正常に動作しているときに命令
    を実行することによつてほぼ一定の周期で監視パ
    ルスを出力する監視パルス発生部と、上記監視パ
    ルスによつてON−OFFする第1の出力回路と、
    該第1の出力回路のON−OFFによつて点滅する
    システムチエツク発光ダイオードと、該発光ダイ
    オードの点滅回路が所定期間内で動作状態となら
    ない場合にON信号を出力する積分回路と、該積
    分回路の出力に対応して警報を発する警報器と、
    上記積分回路の出力によつて動作するフリツプ・
    フロツプ回路と、該フリツプ・フロツプ回路に接
    続されて異常または正常である旨の信号を出力す
    る出力端子と、少なくとも上記積分回路に一定電
    圧を供給する定電圧回路と、上記マイクロ・プロ
    セツサに対して割込みをかけると共に上記フリツ
    プ・フロツプ回路を動作状態にする手動の緊急停
    止スイツチとを有し、マイクロ・プロセツサが暴
    走した場合に異常状態を出力するよう構成してい
    ることを特徴とするマイコンシステムの暴走保護
    装置。
JP17928685U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPS6213152Y2 (ja)

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JP17928685U JPS6213152Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JP17928685U JPS6213152Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JPS6199243U JPS6199243U (ja) 1986-06-25
JPS6213152Y2 true JPS6213152Y2 (ja) 1987-04-04

Family

ID=30736845

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JP17928685U Expired JPS6213152Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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