JP2548479B2 - コンピュータシステムの動作監視方法 - Google Patents

コンピュータシステムの動作監視方法

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JP2548479B2
JP2548479B2 JP4012082A JP1208292A JP2548479B2 JP 2548479 B2 JP2548479 B2 JP 2548479B2 JP 4012082 A JP4012082 A JP 4012082A JP 1208292 A JP1208292 A JP 1208292A JP 2548479 B2 JP2548479 B2 JP 2548479B2
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寛信 佐伯
秀夫 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御用コンピュータによ
って制御されるシステムの動作状態の監視方法に係わ
り、特に制御用コンピュータを含む全システムの監視装
置として監視用マイクロプロセッサを使用した動作状態
の監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】制御用コンピュータを中心に構成された
システムの動作状態が正常であるか否かを監視する監視
装置として低機能で安価な監視用マイクロプロセッサを
使用することはよく行われている。例えば制御用コンピ
ュータから出力された所定の周期を有するパルス信号
を、監視装置であるマイクロプロセッサに入力してパル
ス周期が一定の範囲にある場合に制御用コンピュータを
含む全システムを正常と、オンオフの周期が一定の範囲
を逸脱した場合に制御用コンピュータあるいは制御用コ
ンピュータを除くシステムの何処か(例えば制御用コン
ピュータによって制御されるアクチュエータ)が異常と
判断するものがある。
【0003】そして監視用マイクロプロセッサは、制御
用コンピュータが異常であると判断した時に、制御用コ
ンピュータを含む全システムの動作を停止するために動
作停止信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
ては、監視用マイクロプロセッサ自体に外部ノイズが加
わることにより誤って動作停止信号を出力した場合には
制御用コンピュータを含む全システムは正常であるにも
係わらずその動作が停止されてしまい、動作を開始する
ためには全システムに対してリセット命令を与えなけれ
ばならず、その間動作は中断されたままである。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であって、監視用マイクロプロセッサの一時的な異常に
より制御用コンピュータを含む全システムが誤って停止
することを防止するコンピュータシステムの動作監視方
法を提供することを目的とする。
【0006】本発明にかかるコンピュータシステムの動
作監視方法は、制御用コンピュータから出力される監視
用信号に基づいて、制御用コンピュータ、制御用コンピ
ュータに接続されるセンサおよびアクチュエータから構
成されるコンピュータシステムに異常が発生しているか
否かを判断する異常判断段階と、異常判断段階において
該コンピュータシステムに異常が発生していると判断さ
れた時にコンピュータシステム異常フラグをセットする
異常フラグセット段階と、異常判断段階において異常が
発生していると判断された時にシステムの動作を停止す
るためにシステム動作停止信号を出力する停止処理段階
と、からなる監視用マイクロプロセッサを使用したコン
ピュータシステムの動作監視方法において、停止処理段
階が、異常フラグがセットされているか否かを判断する
異常フラグ検査段階と、異常フラグ検査段階で異常フラ
グがセットされていないと判断された時は該異常判断段
階に戻り、異常フラグがセットされていると判断された
時にシステム動作停止信号を出力する停止信号出力段階
と、からなる。
【0007】
【作用】本発明によるコンピュータシステムの動作監視
方法によれば、異常判断段階でシステム異常と判断され
た場合であっても、その後にシステム異常が解除された
場合にはシステム動作停止信号が出力されず、外来ノイ
ズ等の偶発的原因でシステム全体が停止することが防止
される。
【0008】
【実施例】図1は監視用マイクロプロセッサにより監視
されるコンピュータシステムの1例の構成図である。1
1は制御用コンピュータ111を中心とするコンピュー
タシステムである。制御用コンピュータ111には入力
回路112および出力回路113が接続されており、入
力回路112にはセンサ1121・・・112Mが、出
力回路にはアクチュエータ1131・・・113Nが接
続されている。
【0009】さらに制御用コンピュータ111からは第
1の伝送線13を介して監視用マイクロプロセッサ12
にパルス信号が伝送される。また監視用マイクロプロセ
ッサ12からは第2の伝送線14を介して制御用コンピ
ュータ111に動作停止信号が伝送される。制御用コン
ピュータ111はセンサ1121・・・112Mを含む
入力回路112、アクチュエータ1131・・・113
Nを含む出力回路113および制御用コンピュータ自体
から構成されるコンピュータシステム11が正常である
か否かを診断する診断ルーチンが組み込まれており、正
常である場合には所定の範囲で変動する周波数のパルス
を出力する。
【0010】このパルスは伝送線13を介して監視用マ
イクロプロセッサ12に伝送され、監視用マイクロプロ
セッサ12でパルスの周波数を監視する。そして監視用
マイクロプロセッサ12でパルス周波数が所定範囲を逸
脱した場合はコンピュータシステム11が異常であると
して、動作停止信号が制御用コンピュータ111に伝送
線14を介して伝送される。
【0011】図2は監視用マイクロプロセッサ12で実
行される監視用ルーチンのフローチャートである。ステ
ップ201でパルスをサンプリングして入力する第1の
サンプリング段階である。他の処理を実行した後ステッ
プ202はパルスをサンプリングして入力する第2のサ
ンプリング段階である。
【0012】ステップ203においてサンプリングされ
たパルスに基づいてシステムが異常であるか否かを判定
し、異常と判定された場合にはステップ204で異常フ
ラグをセットする。なお異常フラグが一度セットされる
と電源がオフになるまでその状態を継続し、電源オフ後
に再度オンとなった時に起動する初期化ルーチン(図示
せず)でリセットされる。
【0013】さらに他の処理を実行したのちステップ2
05においてサンプリングされたパルスに基づいてシス
テムが異常であるか否かを判定する。ステップ205で
異常が検出されなかった時は、他の処理を経てステップ
201に戻る。ステップ205でシステム異常が検出さ
れた時はステップ206に進み、異常フラグがセットさ
れているか否かを検査する。
【0014】ステップ206での検査の結果、異常フラ
グがセットされていないとされた時は、他の処理を経て
ステップ201に戻る。ステップ206での検査の結
果、異常フラグがセットされているとされた時は、ステ
ップ207でシステム動作停止信号を出力してコンピュ
ータシステム11全体の動作を停止する。
【0015】なお実施例においては2つのサンプリング
段階を有する監視用ルーチンについて説明したが、少な
くとも1つのサンプリング段階を有すればよく、サンプ
リング段階の数を増加すればパスルに基づく異常判定の
精度を向上することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかるコンピュータシステムの
動作監視方法によれば、外来ノイズ等によって監視用マ
イクロプロセッサが誤動作しシステム動作停止信号出力
処理を実行する場合であっても異常フラグがセットされ
ていなければシステム動作停止信号を出力しないため、
偶発的な誤動作によってシステム全体が停止することを
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるコンピュータシステムの
動作監視方法の実施例の構成図である。
【図2】図2は監視用マイクロプロセッサで実行される
監視用ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
11…コンピュータシステム 111…制御用コンピュータ 112…入力回路 1121・・・112M…センサ 113…出力回路 1131・・・113N…アクチュエータ 12…監視用マイクロプロセッサ 13…第1の伝送線 14…第2の伝送線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用コンピュータから出力される監視
    用信号に基づいて、該制御用コンピュータ、該制御用コ
    ンピュータに接続されるセンサおよびアクチュエータか
    ら構成されるコンピュータシステムに異常が発生してい
    るか否かを判断する異常判断段階と、 該異常判断段階において該コンピュータシステムに異常
    が発生していると判断された時にコンピュータシステム
    異常フラグをセットする異常フラグセット段階と、 該異常判断段階において異常が発生していると判断され
    た時に、該システムの動作を停止するためにシステム動
    作停止信号を出力する停止処理段階と、からなる監視用
    マイクロプロセッサを使用したコンピュータシステムの
    動作監視方法において、 該停止処理段階が、 異常フラグがセットされているか否かを判断する異常フ
    ラグ検査段階と、 該異常フラグ検査段階で異常フラグがセットされていな
    いと判断された時は該異常判断段階に戻り、異常フラグ
    がセットされていると判断された時にシステム動作停止
    信号を出力する停止信号出力段階と、からなることを特
    徴とするコンピュータシステムの動作監視方法。
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